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             Vol.50 松山沖TVロケ 
            March 1, 2007 
             3月に入り、琵琶湖でのバスフィッシングガイドもそろそろ本格的始動ですが、同時に始動するのが釣り番組のロケ。冬の間は天候的にリスクが大きいのと、ターゲットに限りがあるために、やはり気候が安定する3月から本格的なロケシーズンを迎えます。私にとって07初のロケは四国松山沖でのタチウオ&ハマチ。テレビ埼玉、KBS京都ほかで放送の「フィッシング・ナウ」のロケです。松山沖は過去に何度か訪れており、タチウオもハマチも経験ずみ。取材だけでなくプライベートでも釣りをしていた経験がこんなとき役に立ちます。 
              
             急に決ったロケのため準備はかなりドタバタ。2月28日(水)のお昼過ぎに滋賀を出発し夕方には松山に到着。翌3月1日(木)、いよいよロケ開始です。まずはタチウオを狙ってのロケ。ここ松山沖は国内でも指折りのタチウオの濃さを誇っており、いわゆるタチウオジギングで比較的イージーに釣れるのですが、より数多く、より大きいタチウオを狙うとなれば、やはりタックル、アクションにも一工夫が必要です。 
               
             この日のために私が準備したタチウオジギングタックルは2本。1本目はじっくり、スローピッチにジグをアクションさせるため、全体的に柔らかい、がまかつ・デッキステージ白刃60ML-Rとギヤ比が6.2:1のシマノ・ニューメタニウムXTの組み合わせ。もう1本は、スピードのあるハイピッチなアクションをジグに与えるためにタチウオジギングロッドにしては少し張りのある、がまかつデッキステージ白刃MH-Fに高速ギヤ7.0:1を搭載したシマノ・スピードマスター200の組み合わせ。ジグのウエイトも90〜140gまで準備し、アクション、スピード、ルアーのローテーションの幅を広く持たせとにかく数を釣り上げ、その中に指8本以上のドラゴンサイズを混ぜることを願い、ロケスタート。 
               
             この日の松山沖はあいにくの荒れもようの天候となりましたが、タチウオは好反応。朝から快調にヒットが続き、食い渋った日中もこの日準備した2タックルが大活躍。終ってみれば夕方まで、ほぼ1日反応が続き、松山沖のタチウオの濃さを改めて実感した1日でした。 
            March 2, 2007 
              
             翌2日(金)は、ラグゼプロスタッフの大先輩であり、現在は東京湾でシーバスガイドとして大活躍の反町裕之プロとともにハマチを狙ってのロケ。この日、私があえて準備したタックルは、前日のタチウオジギングで使用した白刃MH-F
            &スピードマスター200の組み合わせ。今回お世話になった西岡遊漁の西岡船長からもハマチの食いが渋いのでベイトタックルがよいとのアドバイスもあり、ホームグランドでもある日本海小浜沖での冬季の食い渋り時にはベイトタックルが強いことを経験していたことから、このタックルを準備。 
               
             やはり決して活性が高くはなかったこの日の松山沖のハマチはシンプルな高速リトリーブ&ストップが最も好反応。バイトはほとんどストップ時にくるために、やはりベイトタックルの独占場、白刃&スピードマスターの組み合わせで次々にヒットする青物のシャープな引きを堪能することができました。 
             いよいよスタートしたTVロケ。今シーズンもマルチアングラーとしてあらゆるターゲット追ってロケを行なっていきますよ! 乞う、ご期待。 
            ■使用タックル 
            タチウオネチネチスローピッチ 
            ロッド がまかつ・デッキステージ白刃60ML-R 
            リール シマノ・ニューメタニウムXT 
            ライン サンヨーナイロン・ソルトマックスタイプジグ1号 
            リーダー サンヨーナイロン・ソルトマックスショックリーダータイプF20lb 
            ファイティングリーダー サンヨーナイロン・ソルトマックスショックリーダータイプF80lb 
            タチウオキビキビハイピッチ&ハマチ 
            ロッド がまかつ・デッキステージ白刃63MH-F 
            リール シマノ・スピードマスター200 
            ライン サンヨーナイロン・ソルトマックスタイプジグ1号 
            リーダー サンヨーナイロン・ソルトマックスショックリーダータイプF20lb 
            ファイティングリーダー サンヨーナイロン・ソルトマックスショックリーダータイプF80lb (タチウオを狙うときのみ使用) 
            ルアー 西岡遊漁オリジナル・YNjig  90g、110g、シマノ・SABER SEEKER JIG  90g 
            偏光グラス タレックス・イーズグリーン、グレーO.A.(zealフレーム)
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             関根健太(せきね・けんた) 
            琵琶湖では青の王子様号を駆るバスフィッシングガイド。嵐山フィッシングエリアではトラウトゲームの伝道師。海へ行ったら青物、シーバス、根魚、アジ、サバ、イカからタイやヒラメの舞い踊り、グチ、ホウボウのカラオケ大会まで何でもこなすオールラウンドプレーヤー。テレビ、雑誌、新聞でマルチアングラーとして活躍するその正体は、子供の頃からの釣り好きがとことん煮詰まった筋金入りのプロアングラー。1971年生まれ。滋賀県大津市在住。スポンサーとガイドのお客さん募集中。 
              
            関根健太オフィシャルホームページ
              
            ケンタのガイドベース 
            アークロイヤルBC
            お知らせ 
            07/03/07 
            四国松山沖のジギングでタチウオ&ハマチ。テレビ埼玉、KBS京都ほかフィッシング・ナウで近日放送予定。 
            07/02/21 
            ケンタが青の王子様号でご案内する琵琶湖のバスフィッシングガイド、いよいよ3月から営業再開。ただいまゴールデンウィークまでの予約受け付け中。詳しくはこちらをご確認ください。 
            07/02/07 
            関根健太オフィシャルホームページが新しいU.R.L.へ移動しました。内容を一新してブログを新設。まだ未完成な部分もありますが、これからの展開にご期待ください。 
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            06/12/10-17 Vol.41 
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