Vol.46 琵琶湖初出撃&しまなみ海道放浪記

January 15, 2007

 1月15日(月)、前日の嵐山疲れから、朝になってもいつもより遅くまで布団の中に潜り込んでいると、携帯電話の着信音。月曜の朝イチに誰かな? 恐る恐る電話を取ると、同じマリーナでガイド業を営む大仲正樹君からのTEL。「琵琶湖、一緒に出ませんか?」と誘いの電話。

 オフシーズンとは言え、決して暇とは言えないのが今の私。この日も原稿やら電話での打ち合わせが頭のスケジュールには入っていたのですが、窓の外を見るとポカポカ陽気の青空。暖冬傾向の今冬はこの時期でもポツポツとバスが上がっており、シーズン初バスをキャッチするにはちょうどいい機会かなと二つ返事でOKを出し、準備もそこそこに大仲君の待つアークロイヤルボートクラブに向かうことに。

 朝イチこそは穏やかな天候だったものの、私達がマリーナを出た頃から南からの強風が吹き出し、なかなか厳しい状況。案の定、午後2時までは2人ともまったくノーバイト。しかし冬のこの時期もコンスタントに琵琶湖に出ている大仲君は風向きが北からの微風にかわった瞬間、自信のあるスポットに入り見事ラバージグで45アップをキャッチ。一方、私はノーバイトで終了。冬の琵琶湖はそう甘くないですね。(データ)

January 20-22, 2007

 1月20〜22日(土〜月)は2年ぶりに広島県と愛媛県をまたがるしまなみ海道へロックフィッシュを狙って釣行。瀬戸内の激しい潮流がぶつかる同場所は西日本有数のロックフィッシュの魚影を誇っており、過去の釣行でもかなりの確率で爆釣を経験。今回も期待大です。

 広島在住の友人、三井忍君と合流し、まずは最近三井君がはまっているという真昼のソイ釣りに挑戦。瀬戸内特有の小型テトラの間にジグヘッドを落として行くことに。果して・・・このもようは近日発売の週刊ルアーニュース「健太がゆく」に掲載予定です。(データ)

January 27, 2007

 1月27日〜28日(土〜日)は連続して京都嵐山FAへ。27日は前日に行なった大放流の効いたのか、朝からエリアA、エリアB、レイク嵐山ともかなりの釣れっぷり。私も業務の合間にロッドを振らせてもらったのですが、良型のレインボートラウトが次々にヒット。この釣れっぷりは終日続いていました。パターンもヘチマもありません。大きめのスプーンをキャストして表層を引いてくるだけでゴンゴン。ちょっと釣れ過ぎでしたね(笑)(データ)

January 28, 2007

 1月28日(日)は嵐山FAオープントーナメント第2戦を開催。数釣りではなく、レインボートラウト、ブラウントラウト、そして今回特別に検量対象となったイトウの3種類それぞれ1尾長寸の合計で競う同トーナメント。数釣りとなればかなりの確率でエキスパートのアングラーが有利ですが、1尾長寸となるとこれがなかなか面白い展開に。しかも検量はそれぞれの魚種1回しかできないために。参加者の多くはトラウトをネットインしても検量するか否かはかなり思案されていた様子。

 2日前の放流効果はこの日も継続中で、次々とヒットするものの成績はかなりダンゴ状態。そんな混戦を制したのは、前回の第1戦優勝者が良型のレインボーとブラウンをキャッチし、なんと今回も優勝。前回の第1戦時がエリアトーナメント初挑戦。今回が2回目のトーナメントでまたもや優勝。お見事としか言いようがない2連勝でした。

 大会終了後は恒例の焼き肉タイム。私も一緒にいただくことに。メインの牛肉ももちろんおいしかったのですが、参加者の方が差し入れてくれた新鮮なシカ肉とシシ肉がさらに最高でした。釣りの後、炭で焼いて食べる焼き肉は最高です。次回第3戦は2月18日(日)開催予定です。みなさまのご参加をお待ちしております。(データ)

 次回はいよいよやってきましたフィッシングショーOSAKAのレポートをお送りしたいと思います。今年の注目の新製品は?業界の動向?しっかり調べてきます。では、また。

■使用タックル
しまなみ海道メバル
ロッド がまかつ・ラグゼソルテージチータ68UL
リール ダイワ・エンブレムZ1500
ライン サンヨーナイロン・春告魚フロロ2lb
ジグヘッド がまかつ・コブラ29 1.0g #6
ルアー オンスタックルデザイン・マゴバチ(各色)
トラウト
ロッド がまかつ・ラグゼTファイン510-FLソリッドファースト
リール ダイワ・ルビアス2004
ライン サンヨーナイロン・トラウトスーパーリミテッド2.5lb
ルアー がまかつ・エリアスプーンスタンダード2.7g、スミス・イサ2.3g
偏光グラス タレックス・イーズグリーン、グレーO.A.

関根健太(せきね・けんた)

琵琶湖では白馬の王子様号を駆るバスフィッシングガイド。嵐山フィッシングエリアではトラウトゲームの伝道師。海へ行ったら青物、シーバス、根魚、アジ、サバ、イカからタイやヒラメの舞い踊り、グチ、ホウボウのカラオケ大会まで何でもこなすオールラウンドプレーヤー。テレビ、雑誌、新聞でマルチアングラーとして活躍するその正体は、子供の頃からの釣り好きがとことん煮詰まった筋金入りのプロアングラー。1971年生まれ。滋賀県大津市在住。スポンサーとガイドのお客さん募集中。


関根健太オフィシャルホームページ


ケンタのガイドベース
アークロイヤルBC

お知らせ
07/02/07
関根健太オフィシャルホームページが新しいU.R.L.へ移動しました。内容を一新してブログを新設。まだ未完成な部分もありますが、これからの展開にご期待ください。
07/01/24
瀬戸内しまなみ海道のロックフィッシュ。近日発売の週刊ルアーニュースに掲載。
06/12/29
ケンタが白馬の王子様号でご案内する琵琶湖のバスフィッシングガイド、12月29日からは冬季休業中。それでも行きたいという方はご相談を……。
06/12/17
嵐山フィッシングエリアで週末インストラクター実施中。2月末まで土日は可能な限り嵐山FAにいる予定。ケンタがいるかどうかの確認は嵐山FAのホームページで。
06/12/15
和歌山日ノ御碕沖でモンゴウイカのボートエギング。KBS京都ほかフィッシングナウで2月放送予定。

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07/01/22
琵琶湖ガイド情報
1月21日(日)午前9時、バスの初釣りでもあるゲスト2人と湖に出ることに。朝から風も波もまったくなく、1月とは思えないぐらい穏やかでした。しかし、そうなると、人気エリアはかなり船が多いではありませんか。「え〜これが1月か!?」と思える程。そんな中、気になるエリアを数カ所回りながら、状況を把握していきます。(全部読む)

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