Vol.48 国際フィッシングショー&大和川シーバス

February 09-11, 2007

 フィッシングショーOSAKAの翌週、2月9〜11日は港町横浜で開催される国際フィッシングショーへ。会場となるパシフィコ横浜の周辺には近代的な建物が立ち並び、なんともお洒落な雰囲気なのですが、え−、琵琶湖の畔からやってきた私はまったく似合っていませんね、でも似合わなさ度なら、新幹線に一緒に乗ってきた杉戸アニキプロもどっこいどっこいかと(笑)。

 冗談はさておき、今回、はるばる横浜にやってきたのもメインスポンサーである、がまかつブースでのお手伝い。しかも今回は、バス、ジギング、ロックフィッシュなどなど、1日4回のステージを控えており、責任感ビシバシ。まあ、バスについては琵琶湖の釣りを中心に話しをさせていただいたのでそれほど問題なし。ロックフィッシュも日頃からテレビで共演することが多い清水和行さんとのトークなので、これまた問題なし。

 一番緊張したのはジギング界の巨匠、永井誠一さんとのトークショー。当然、私がジギングのイロハを語れるはずもなく、お越しいただいた皆様にかわって、イチ生徒役としていろいろと質問をさせていただきました。そんな永井さんから最初に出てきた言葉は「ジギングに流行は関係ない」という一言。ここ数年、釣りはほぼジギングオンリーの永井さん、その一言に何か重みを感じずにはいられませんでした。

 そんなこんなで3日間のフィッシングショーも無事終了。何かとドタバタしていましたが、終ってみればあっと言う間の3日間でした。期間中がまかつブースにお越しいただいた皆様、ありがとうございました。来年のフィッシングショーでもまたお会いしましょう。

February 15, 2007

 フィッシングショーが終ればいよいよ本格的な釣りシーズンに突入。その前にシーズン中酷使している偏光グラスのチェック&メンテのため、2月15日(木)は大阪にあるTALEXショールームへ。私がTALEXの偏光グラスを使用するようになったのは4年ほど前から。昔から度入りの偏光グラスを使用していた私は、掛ける度に感じた目の痛みや充血は、度入りは仕方がないものと思っていたのですが、最初にTALEXのレンズをかけたときにびっくり。とにかく長時間掛けていても目が疲れない。それにフレッシュウオーター、ソルトウオーターを問わず、とにかく水の中がよく見える! 以来、釣りのときはもちろん、車を運転するとき、何気なく外を散歩するときなどなど、とにかく四六時中掛けています。

 そんなこんなで愛用している、zealフレームに装備したディープグレー、アクションコパー、イーズグリーン、グレーO.A.、それぞれのカラーの偏光グラスをチェックしてもらうと、スタッフの方が「ていねいに使ってくれていますね」と一言。ハイ。お気に入りの物は長く使いたいと思っている私、とってもとっても大切に使っています。もっとも使用頻度が高く、4年間使い続けたイーズグリーンのレンズは交換することになりましたが、それ以外のレンズ&フレームは清掃と調整でOK。シーズン前に私の目の準備が完了です。

 その後、ひさびさの釣りを楽しむべく、大阪市内と隣接する堺市の間を流れる大和川河口へ移動。ウエーディングでシーバスを狙うことに。今回、同行していただいた市川さんは、以前はバスにどっぶりだったのですが、今はあらゆるソルトの釣りを楽しんでいるとのことで、特に地元、大和川のシーバスにはシーズンともなれば連日のように楽しんでいるとのこと。大阪Fショーの折りにその話しを聞いたとき、シーバスよりも私の方がイチ早くフッキング。市川さんと、同じく大和川のシーバス楽しんでおられる、シーバス夢楽(ムラ)尊釣の田邊さんに同行していただき、私にとってもひさびさとなるウエーディングシーバスを楽しむことに。

 午後2時過ぎに地元ショップの伊勢吉さんで待ち合わせ。おすすめルアーを購入後、まだ時合いには早いということでのんびり釣り談義を楽しみながらコーヒータイム。この時間がまた楽しいのです。

 午後5時。満潮上げ止まりタイムからいよいよウエーディング開始。少し準備に手間取った私がウエーディングしようとしたとき、いきなり市川さんが巨大なシーバスをぶら下げ近寄って来る。「健ちゃん、釣れたで〜」と見せ付けられたシーバスは80アップの見事な銀ピカ魚体。この1尾ですっかり釣りたいモード全開となった私。水深が浅い大和川河口で多用されることが多い、リップレスタイプのプラグをひたすらキャスト。しかしこの日の大和川は前日に吹き荒れた春一番の影響と降り続いた雨の影響でいたる所ゴミだらけ。しかもメインベイトとなるボラの姿も少なく、なんとも厳しい状況。まあ、こんなことは日常茶飯事。午後11時頃までひたすらロッドを振り続けましたが、狙うシーバスがロッドを曲げることはなく、巨大ボラがひやかしにルアーに掛ってくれただけでした。

 結局、この日は10人近くのアングラーがウエーディングしていましたが、私が見た限りではキャッチされたシーバスは市川さんの1本のみ。数日前には90アップも上がっていたとのことですが、状況変化でコロリと釣果がかわるショアシーバスのタイミングの難しさを改めて実感。しかし、シーバスはキャッチできませんでしたが、いろいろと学ぶことが多かった今回の釣行は非常に意義のあるものでした。次は必ず釣るよ〜(データ)

■使用タックル
大和川ウエーディングシーバス
ロッド がまかつ・ラグゼクロヴィス90
リール シマノ・ツインパワー4000
ライン サンヨーナイロン・アプロードソルトマックスタイプジグ1.5号
ショックリーダー サンヨーナイロン・アプロードソルトマックスショックリーダー
タイプF20lb
ルアー 各種リップレスミノー
偏光グラス タレックス・グレーO.A. zealフレーム

関根健太(せきね・けんた)

琵琶湖では青の王子様号を駆るバスフィッシングガイド。嵐山フィッシングエリアではトラウトゲームの伝道師。海へ行ったら青物、シーバス、根魚、アジ、サバ、イカからタイやヒラメの舞い踊り、グチ、ホウボウのカラオケ大会まで何でもこなすオールラウンドプレーヤー。テレビ、雑誌、新聞でマルチアングラーとして活躍するその正体は、子供の頃からの釣り好きがとことん煮詰まった筋金入りのプロアングラー。1971年生まれ。滋賀県大津市在住。スポンサーとガイドのお客さん募集中。


関根健太オフィシャルホームページ


ケンタのガイドベース
アークロイヤルBC

お知らせ
07/02/21
ケンタが青の王子様号でご案内する琵琶湖のバスフィッシングガイド、いよいよ3月から営業再開します。ただいま3月3日からゴールデンウィークまでの予約受け付け中。詳しくはこちらをご確認ください。
07/02/07
関根健太オフィシャルホームページが新しいU.R.L.へ移動しました。内容を一新してブログを新設。まだ未完成な部分もありますが、これからの展開にご期待ください。
07/01/24
瀬戸内しまなみ海道のロックフィッシュ。近日発売の週刊ルアーニュースに掲載。
06/12/17
嵐山フィッシングエリアで週末インストラクター実施中。2月末まで土日は可能な限り嵐山FAにいる予定。ケンタがいるかどうかの確認は嵐山FAのホームページで。
06/12/15
和歌山日ノ御碕沖でモンゴウイカのボートエギング。KBS京都ほかフィッシングナウで2月放送予定。

トラックバック
07/02/15
琵琶湖ガイド情報
フィッシングショー無事終了しました。昨年に続いて大阪、横浜両会場に呼んでいただき、本当にたくさんの方と話をすることができ、いろいろ勉強させてもらった感じです。昨年は、すべてが初めてだったこともあり、流されるがままになんとか消化していた感じでしたが、その点今回はまだ段取りが読めていたので自分なりに楽しむ余裕も少しありました。(全部読む)

最近の記事
07/02/02-04 Vol.47
2007フィッシングショーOSAKA
07/01/15-28Vol.46
琵琶湖初出撃&しまなみ海道放浪記
07/01/03-14 Vol.45
エリアな日々&シーズン初メバル
07/01/01-02 Vol.44
07初釣り!
06/12/23-30 Vol.43
2006年の締めくくりはエリア
06/12/20-22 Vol.42
ショアサゴシ&杉戸プロとジギング対決
06/12/10-17 Vol.41
エリアシーズン突入&06ラストTVロケ
06/12/05-09 Vol.40
沖縄遠征&初冬の琵琶湖ガイド
06/11/11-23 Vol.39
晩秋の琵琶湖ガイド&トラウトロケ
06/10/28-11/04 Vol.38
エンジョイトーナメント
06/10/22-28 Vol.37
北へ、南へ、秋の琵琶湖を縦横無尽

バックナンバー