Vol.24 ビッグフィッシュシーズン突入

June 22, 2006 

 梅雨真っ盛りのこの時期、トップパターンももちろん楽しいのですが、じわじわとよくなってきた夏の定番パターン、ヘビーテキサス&ハネラバも見逃せません。数こそ出ませんが、くればそこそこのサイズが出るこれらのパターン。琵琶湖はいよいよ夏のビッグフィッシュシーズン突入です。

 6月22日(木)は京都よりお越しの細見さんと梶山さんをゲストに迎えてのガイド。朝からポツポツ雨が降り、ベタ凪ぎ。もうこれはトップを投げるしかありません。まずはスーパースプークJrを結び、いざトップエリアへ。3人でカコーン、カコーンと探っているとまずは梶山さんのスーパースプークにどばーん! 幸先よく45cmをキャッチ。

 さあ、次は細見さんの番。日頃からトップの釣りを楽しむことが多い細見さんがタックルボックスから取り出したのは、20年近く前のフロッグカラーのチャグバグ。懐かしいなと思いながら水面でポコポコするチャグバグを眺めていると、いきなりどばーんと40アップ。さらに立て続けに出たのは51cm。

 この日はどうもチャグバグデーだったようで細見さんは40アップを連発。一方、朝イチの45cm以降、苦戦気味だった梶山さん。半ばやけ気味にキャストした大型ペンシルで40アップのキャッチに成功。

 梅雨の雨降りは最高! いや〜トップの釣りって楽しいですね。細見さん、梶山さん、1日お疲れ様でした。(データ)

June 24, 2006

 6月24日(土)は愛知よりお越しのゲストを迎えてのガイド。前日の雨から一転して朝から晴天、無風。今日は厳しそうだなと思っているとやはり厳しく、朝イチのトップはまったくの無反応。沖のウィードエリアでアフターの回復組を狙うが、こちらも苦戦。船頭がヘビーテキサスで44cm、ジグヘッドで40アップを2本キャッチしたのですが、ゲストの方は残念ながら小バスのみで終了となりました。梅雨の合間の晴れは厳しいです。(データ)

June 25, 2006

 6月25日(日)は愛知よりお越しの佐藤親子をゲストに迎えてのガイド。朝からポツポツ雨が降り、なんともトップ日和。ところがこんな雨降りにも関わらず、湖上は混雑気味。普段はボートが少ないトップエリアにも次々にボートが入ってきて、ひっきりなしに引き波が起こる始末。それでも辛抱強くトップで狙い続けていると息子さんの龍明さんがポッパーで46cmをキャッチ。

 さあ、これからと思ったのですが、なかなか渋い状況。ジグヘッドも試してみたのですがサイズがイマイチ。お父さんの龍二さんにはなんとかポッパーで35cmをキャッチしていただくのが精一杯でした。終日雨が降りなんともよさそうな雰囲気だったのですが・・・お2人とも1日お疲れ様でした。(データ)

June 27, 2006

 6月27日(火)は大阪よりお越しの吉川さんと中川さんをゲストに迎えてのガイド。朝イチは曇天、無風。なんともトップ日和だったのですが、天候とは裏腹になかなか出てくれません。逃げるように沖のウィードエリアへ。

 水深2.5〜3mラインをテキサスリグのズル引き、マキマキを試すとバイトがあるもののフックアップできず。さらに狙うラインを深くし湖のど真ん中、3.5〜4mラインにあるウィードの塊をヘビーテキサスで打ち込んで行く。やはりバイトはあるのですがなかなかフックアップできず。絶対バスはいると思うのですが・・・。

 日も傾き、再度、湖のど真ん中へ。今度はヘビテキではなく、ハネラバで狙ってみることに。3人でラバージグをひたすらハネさせていると、まずは船頭にドンと45cm。やはりバスはいてました! 必ずデカイのもくると信じキャストを続けていると吉川さんにドーンとヒット。待望の50アップをキャッチ。さらに立て続けに43cmもキャッチ!

 さあ、次は中川さんの番。しつこく流していくもののなかなかヒットに至らない。「これで最後の流しにしましょう」とお2人に伝え、ボートを流し始めた直後、中川さんが「キター」と絶叫。ロッドもバットから曲がり、リールを巻くのもなかなかままならない様子。必死の思いでランディングに成功したバスはロクマルに1cm足りない59cm。厳しい中、休むことなく黙々とロッドを振り続けた中川さんが、まさに執念でキャッチした1本です。おめでとうございます。吉川さん、中川さん、1日お疲れ様でした。(データ)

June 28, 2006

 6月28日(水)は岐阜よりお越しの山田さんと多田さんをゲストに迎えてのガイド。朝イチはちょっと天気がよ過ぎるもののベタ凪ぎ。まずはトップからスタート。開始早々、多田さんのポッパーにどばーんと出るものの一瞬フックアップしたのみで無念の・・・。

 小1時間ほど粘るが後が続かないので早々に移動、ハネラバパターンへ。まずはアクションを説明。あまりの激しいシャクリにお2人ともびっくり。でもこのアクションが効くのです。穏やかな天候のもと3人でハネハネさせていると、まずは山田さんが45cmをキャッチ。多田さんも40アップをキャッチし、とりあえずお2人ともハネラバ初フィッシュをキャッチ。

 あとは一発のみ。今日はひたすらこのパターンで通すことに。40cm前後のサイズのヒットが続く中、ひたすら粘っていると山田さんにドン! 本日最大の48cmでした。山田さん、多田さん、1日お疲れ様でした。(データ)

 このところ少し更新が遅れ気味なケンタのブログのようなもの、ここらでちょっとペースアップを図りたいと思う今日この頃なのですが・・・少しだけご期待の程を。では、また。

使用タックル
トップウオーター
ロッド がまかつ・ラグゼサーミス364
リール シマノ・ニューメタニウムXT右ハンドル
ライン サンヨーナイロン・アプロードGT-Rウルトラ20lb
ルアー ヘドン・スーパースプークJr、ティファ・マイケルビッグほか(フックはがまかつトレブル13NSに交換)
ヘビーテキサスリグ
ロッド がまかつ・ラグゼサーミス677
リール シマノ・ニューメタニウムXT右ハンドル
ライン サンヨーナイロン・バルカン沖釣伝説5号
フック がまかつ・ワーム316 #3/0
ルアー ブラッシュホッグ
ハネラバ
ロッド がまかつ・ラグゼサーミス677
リール シマノ・ニューメタニウムXT右ハンドル
ライン サンヨーナイロン・バルカン沖釣伝説4号
ルアー がまかつ・コブラ27 3/8oz(改)
トレーラー ブラッシュホッグ
ジグヘッドリグ
ロッド がまかつ・ラグゼサーミス444S
リール ダイワ・セルテート2500
ライン サンヨーナイロン・アプロードGT-R FC5lb
ジグヘッド がまかつ・ラウンド25 1.8g #
ルアー 4inワーム(プロト)
偏光グラス  タレックス・イーズグリーン、ディープグレー

関根健太(せきね・けんた)

琵琶湖では白馬の王子様号を駆るバスフィッシングガイド。嵐山フィッシングエリアではトラウトゲームの伝道師。海へ行ったら青物、シーバス、根魚、アジ、サバ、イカからタイやヒラメの舞い踊り、グチ、ホウボウのカラオケ大会まで何でもこなすオールラウンドプレーヤー。テレビ、雑誌、新聞でマルチアングラーとして活躍するその正体は、子供の頃からの釣り好きがとことん煮詰まった筋金入りのプロアングラー。1971年生まれ。滋賀県大津市在住。スポンサーとガイドのお客さん募集中。


関根健太オフィシャルホームページ


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サンTVフィッシングライフ、清水和行さんと香川県高松市の溜め池をフロッグで攻略成功!! 8月放送予定。
06/07/11
ケンタが白馬の王子様号でご案内する琵琶湖のバスフィッシングガイド、8月末までの予約受け付け中
06/06/27
近日発売の週刊ルアーニュースの連載「健太がゆく」に和歌山小浦一文字のショアシイラレポート掲載。
06/06/09
サンTVフィッシングライフ、清水和行さんと神戸港のベイチヌ。7月上旬放送予定。
06/05/17
6月か7月発売の地球丸ソルトウオーターに登場予定。神戸港でグッドサイズのベイチヌキャッチ! 指導は清水和行さん。

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06/06/28
琵琶湖ガイド情報
24日(土)は2週連続で関東からお越しの久保田さんのガイド。先週末は2日間みっちりとハネラバを練習し50UPをゲットできたので、今回はさらにハネラバに磨きをかけたいらしく、またまたハネラバ強化コースご希望で湖に出ることに。(全部読む)

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