Vol.19 ビワコオープン第2戦29位

May 20, 2006 

 今シーズンも盛り上がりを見せるビワコオープン第2戦が5月21日(日)に開催されました。事前の琵琶湖の状況からは、どうにもこうにもシャローでのサイト組が圧倒的に有利な様子。サイトの釣りが決して得意ではない私。はてさて、どう戦いましょうか?

 5月20日(土)、土砂降りの雨が止んだのを見計らってプラクティススタート。まずは好調が伝えられるサイトパターンがどのくらいのレベルなのか自分で確かめるべく、とりあえずスポーニングエリア周辺をチェック。最初に入ったポイントでいきなりゲゲゲ状態。決してサイト能力が高くない私でも、かなりのビッグバスが見え見えです。試しにひょいっとルアーをキャストすると、いきなり50cmクラスがガブッ!! これはちょっと・・・。

 エキスパートが多いサイトパターンで自分がどう頑張っても勝てる気はしないので早々に見切り、いつもガイドで流しているアフターパターンをチェック。水深3〜3.5mラインをテキサスリグで流すと、これまたいきなりグッドサイズがヒット。続けてジグヘッドでもグッドサイズをキャッチ。う〜ん。これは明日のトーナメントはとてつもないハイウエイト合戦になりそうな雰囲気です。(データ)

May 21, 2006 

 5月21日(日)、この日もビワコオープン開催日の快晴伝説は守られました。朝から申し分のない快晴です。午前7時半トーナメントスタート。まずは少しだけサイトパターンを試してみるべく、昨日のプラで私でもビッグバスが多数確認できたエリアへ一直線。ところが着いてびっくり。前日はかなり透明度が高かったのですが、濁りが入りバスの姿がまったく確認できない状態。やはり慣れないことをするものではありません。

 早々にアフターバスを狙うパターンにチェンジ。まずは気になる浚渫エリアを2カ所ほど叩きに行くものの不発で終了。ウィードエリアに移動し、7inワームをセットしたテキサスリグでズルズル&ポーズ。ハイ、いつもしている釣りです。開始早々、コツンとアフターバス特有の小さいバイト。フルパワーフッキングを入れるものの、この日1発目のバイトはスカ。でも某有名ガイドの横を流しているときに来た2発目のバイトはばっちりフッキングに成功。とりあえず2kgオーバーを1本キャッチ。

 しかし、その後ひたすらテキサスリグで粘るもののバイトなし。ライトリグエリアに移動し、いつものジグヘッドリグで600g、1700gとキャッチしたところでタイムアップ。4300g、29位で第2戦を終えました。次回、第3戦は7月2(日)に開催。ウィードが繁々シーズンのこの時期のトーナメントは嫌いではありませんし、サイトの可能性も低いと思いますので頑張ります!(データ)

May 24, 2006 

 5月24日(水)は関東よりお越しのゲストを迎えてのガイド。前日の雨から一気に晴天、強風となったこの日、かなり厳しい状況だったのですが、ゲストの方がテキサスで40アップをキャッチしたほか、トップにも2回反応し1本キャッチ。水面近くまでウィードが生えだした所もチラホラ出てきていますので、そろそろトップパターンが楽しそうです。(データ)

 5月25日からこの時期恒例となった北海道遠征に行ってきます。一昨年はイトウ、昨年はサクラマスで出会うことができました。はたして今年は・・・次回のレポートで報告したいと思います。

使用タックル
テキサスリグ
ロッド がまかつ・ラグゼサーミス676
リール 右巻きベイトリール
ライン サンヨーナイロン・アプロードGT-R FC12lb
フック がまかつ・ワーム321 #1
ルアー 7inワーム
ジグヘッドリグ
ロッド がまかつ・ラグゼサーミス444S
リール スピニングリール
ライン サンヨーナイロン・アプロードGT-R FC5lb
ジグヘッド がまかつ・ラウンド25 1.8g #2
ルアー 各種4inワーム
偏光グラス タレックス・イーズグリーン、アクションコパー

関根健太(せきね・けんた)

琵琶湖では白馬の王子様号を駆るバスフィッシングガイド。嵐山フィッシングエリアではトラウトゲームの伝道師。海へ行ったら青物、シーバス、根魚、アジ、サバ、イカからタイやヒラメの舞い踊り、グチ、ホウボウのカラオケ大会まで何でもこなすオールラウンドプレーヤー。テレビ、雑誌、新聞でマルチアングラーとして活躍するのその正体は、子供の頃からの釣り好きがとことん煮詰まった筋金入りのプロアングラー。1971年生まれ。滋賀県大津市在住。スポンサーとガイドのお客さん募集中。


関根健太オフィシャルホームページ

お知らせ
06/05/17
6月か7月発売の地球丸ソルトウオーターに登場予定。神戸港でグッドサイズのベイチヌキャッチ! 指導は清水和行さん。
06/05/12
6月2日22時からのサンテレビ・フィッシングライフに登場予定。兵庫県淡路島の陸っぱりバス。ベイトタックルオンリーでグッドサイズキャッチ!!
06/04/15
和歌山中紀での地球丸ソルトウオーター取材はヒラスズキ75cmオーバーキャッチ。5月21日発売号掲載予定。
06/04/11
ケンタが白馬の王子様号でご案内する琵琶湖のバスフィッシングガイド、6月末までの予約受け付け中

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06/05/25
琵琶湖ガイド情報
先週末はご存知の通り、ビワコオープン第2戦に出場してきました。5月20日(土)午前中はプラ、昼からはシマノの取材がらみの仕事をこなし、湖全体の状況はある程度は理解できていました。45cm前後なら、それなりにイージーに獲れるパターンはあるのですが、それでまとめても上位には程遠く、さらに天候によりサイト軍団に軍配が上がるので、もっと強烈なパターンが必要なことは容易に想像できました。(全部読む)
06/05/23
B.B.C.ホット情報
ビワコオープン第2戦直前の20日にプラクティスに出てた関根健太プロの報告では、「シャローで大きなバスがいっぱい見えるから、沖でやってるのが嫌になってしまいますわー。明日は僕もサイトやってみようなか?」と悩みまくり。それでもトーナメント本番は沖のウィードエリアでアフタースポーニングのバスをそろえて4300gで29位と手堅くまとめてます。(全部読む)

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