Vol.21 トップ&ジグヘッドでアフターバス攻略

May 31, 2006 

 北海道遠征から帰って来た翌日、行く度に自分用に買ってくるお土産(笑)六花亭のバターサンドをほおばりながら楽しかった北海道での釣りを思い出して惚けていると、ガイドの常連さんからTEL。「健ちゃん、明日出られる?」もちろん出られますよ! 北海道遠征で心身ともにリフレッシュ完了。気分も新たにガイド再開です。

 5月31日(水)は京都よりお越しの田中さんをゲストに迎えてのガイド。トップの釣りが大好きな田中さん。この日もやはりトップからスタートということで水面近くまでウィードが生えたトップエリアを流していきましたが、朝から晴天ということもありまったくの無反応。少し風が吹き出してきたこともありスピナーベイトにチェンジ。船頭に45cmクラスがヒットするもののボート際でバラシ。

 日が昇ってからはライトリグを試すもののどうも反応がイマイチ。再度スピナーベイトパターンを試してみるとポロポロとヒットが続くものの残念ながら一発は出ずに終了となりました。田中さん、1日お疲れ様でした。(データ)

June 02, 2006

 6月2日(金)は兵庫よりお越しの山田さんご夫妻をゲストに迎えてのガイド。前日、深夜まで仕事だった山田さん。マリーナに着いたのは午前10時前。超のんびりスタートです。時間的にトップは難しいかなと判断しスピナーベイトからスタートするものの小バス1本で終了。

 この時期の定番パターンである沖のウィードエリアでジグヘッドリグパターンにチェンジ。まずは船頭が40アップをキャッチ。続けて奥さんの理佐さんにヒット! ラグゼサーミス444Sをきれいに曲げたのは40アップ! 山田さんも負けてはいない。一発バラした後、愛用のサーミス444Sで44cmをキャッチ(ご夫婦揃ってラグゼサーミスユーザー)。でもこの日はやっぱり理佐さんデー。再び40アップをキャッチし、その後も1人ヒットが続く。

 夕まずめはやっぱりトップ! ビッグバスは出ませんでしたが、40cmまでのサイズはかなり活発に水面を割ってくれなかなか楽しむことができました。山田さん、1日お疲れ様でした。(データ)

June 03, 2006

 6月3日(土)この日は前日のガイドゲストであった山田さんが勤務する会社内にあるルアーフィッシングクラブが主催するチーム対抗のミニトーナメントに参戦しながらのガイド。この日のゲスト、薮内さんと稲垣さんとともにチーム健ちゃんプロとしてエントリー。狙いはもちろん優勝です!

 朝から晴天となったこの日、前日調子のよかったジグヘッドリグでひたすら粘ることに。土曜日のこの日はボートの多さも手伝ってなかなか反応がないものの、まずは船頭が44cmをキャッチし、このパターンを確信。30cmクラスのヒットがポツポツ続く中、ひたすら粘り、薮内さんが39cmと38cm、稲垣さんが42cmをキャッチ。

 この3尾でウエイインしようとしたところ、直前になって3尾のうち2尾が原因不明のデットフィッシュ。本来なら10チーム中優勝できる釣果だったのですが、1尾しかウエイインできなかったために屈辱のブービー賞。悔し過ぎます。ちなみに私は44cmを3尾キャッチ。チーム戦には参加できなかったのですが、ビッグフィッシュ賞をいただきました。薮内さん、稲垣さん、1日お疲れ様でした。(データ)

June 04, 2006

 6月4日(日)は大阪よりお越しの山本さんと瀬崎さんをゲストに迎えてのガイド。前日、私も参加していたミニトーナメントに参加されていて、2日連続で琵琶湖でのバスフィッシングです。朝イチはトップパターンからスタート。いきなり瀬崎さんの操るサミーにゴボン!と出るもののフックアップに至らず。でも2発目のゴボン!はフックアップに成功。まず35cmをキャッチです。

 その後も2発瀬崎さんのサミーにバイトがあったもののフックアップできないままトップタイム終了。沖のウィードパターンへ。ジグヘッドリグでポロポロとヒットが続く中、山本さんのロッドにグッドサイズがヒット! かなりよさそうなサイズだったのですが、無念の・・・。

 迎えた夕まずめ、再びトップパターンを試すと出るには出るのですがサイズがイマイチ。どうしても一発がほしいのでジグヘッドリグのロッドを握ってもらうことに。瀬崎さんが40アップをキャッチ! 続けて山本さんにもヒット。沖で跳ねた魚体はかなりのサイズでしたが、またまた無念の・・・。山本さん、瀬崎さん、1日お疲れ様でした。(データ)

June 05, 2006

 6月5日(月)は愛知よりお越しの北川さんをゲストに迎えてのガイド。朝イチは北川さんの大好きなトップからスタート。私はスーパースプークの小さい方、北川さんはサミーをキャストし続けるものの、あまりの天気のよさに反応なし。

 沖のウィードエリアに移動しテキサスとジグヘッドパターンに変更。30cmクラスのヒットがポロポロと続く中、ひたすら粘っていると北川さんのサーミス444Sにドーンと来たのは50.5cm。

 この1尾で勢いに乗った北川さん、午後から少し雲が広がったのを見逃さずに試したシャローのポッパーパターンで40アップもキャッチ! その後もトップ、ノーシンカーなどで退屈しない程度にヒットが続きました。北川さん、1日お疲れ様でした。(データ)

June 06, 2006

 6月6日(火)は兵庫よりお越しの倉垣さん、脇さんをゲストに迎えてのガイド。この日も朝から晴天だったのですが、朝イチはやっぱりトップからスタート。2カ所に入ったポイントで倉垣さんにヒット! 「よさそうなサイズです」と慎重にファイトをする倉垣さんの期待に反して上がってきたのはウィードが絡まった20cmクラスのバス(笑)。

 そんな倉垣さんを尻目に終始マイペースでポッパーをキャストし続けた脇さんにヒット! 40アップをキャッチ! トップタイム終了後は沖のウィードエリアでジグヘッドパターン。小バスがポロポロとヒットする中、倉垣さんのサーミス444Sにドーンとヒット! かなり激しい引きを見せたのはブリブリの49cm。脇さんもほぼ同時にヒットしたのですが、こちらは25cm(笑)。

 しばらく流すと今度は脇さんにビッグバスがヒット! バットからロッドを曲げ、ウィードに突っ込んだバスは無念の・・・。脇さんを攻める倉垣さん。しかし今度は倉垣さんがグッドサイズをヒットさせるもののウィードに入られまたまた無念の・・・。倉垣さんを攻める脇さん。今度はまたまた脇さんがグッドサイズをヒットさせるもののフッキングが甘かったのかジャンプ一発でバラし。嗚呼〜。かなり大きかったです・・・。

 その後、倉垣さんがネコリグで43cmをキャッチして終了。50アップはまた次回ということで、倉垣さん、脇さん、1日お疲れ様でした。(データ)

 晴天が続いたために、どちらかと言えばライトリグ系の釣りが強かったのですが、日によっては朝夕はトップでも好反応。梅雨入りも近いようですし、トップが大好きな私にとっては非常に楽しみです。次回のレポートではトップで爆釣!と報告したいですね。では、また。

使用タックル
トップウオーター
ロッド がまかつ・ラグゼサーミス364
リール 右巻きベイトリール
ライン サンヨーナイロン・アプロードGT-Rウルトラ20lb
ルアー ヘドン・スーパースプークJr、ティファ・マイケルビッグほか
スピナーベイト
ロッド がまかつ・ラグゼサーミス676
リール 右巻きベイトリール
ライン サンヨーナイロン・アプロードGT-R FC12lb
ルアー がまかつ・スピナーベイト3/8ozシングルウイロー
ジグヘッドリグ
ロッド がまかつ・ラグゼサーミス444S
リール スピニングリール
ライン サンヨーナイロン・アプロードGT-R FC5lb
ジグヘッド がまかつ・ラウンド25 1.8g #2
ルアー 各種4inワーム
偏光グラス タレックス・イーズグリーン、グレーO.A.

関根健太(せきね・けんた)

琵琶湖では白馬の王子様号を駆るバスフィッシングガイド。嵐山フィッシングエリアではトラウトゲームの伝道師。海へ行ったら青物、シーバス、根魚、アジ、サバ、イカからタイやヒラメの舞い踊り、グチ、ホウボウのカラオケ大会まで何でもこなすオールラウンドプレーヤー。テレビ、雑誌、新聞でマルチアングラーとして活躍するその正体は、子供の頃からの釣り好きがとことん煮詰まった筋金入りのプロアングラー。1971年生まれ。滋賀県大津市在住。スポンサーとガイドのお客さん募集中。


関根健太オフィシャルホームページ


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お知らせ
06/06/09
サンTVフィッシングライフ、清水和行さんと神戸港のベイチヌ。7月上旬放送予定。
06/06/02
ケンタが白馬の王子様号でご案内する琵琶湖のバスフィッシングガイド、7月末までの予約受け付け中
06/06/02
近日発売の週刊ルアーニュースの連載「健太がゆく」に北海道遠征レポート掲載。
06/05/17
6月か7月発売の地球丸ソルトウオーターに登場予定。神戸港でグッドサイズのベイチヌキャッチ! 指導は清水和行さん。

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06/06/09
琵琶湖ガイド情報
5月4日(日)は福井からお越しの山本さん、上田さんのガイドで湖に出てきました。かなり渋いことを重々説明し、希望通り朝から終日、サイズ狙いに徹するコースです。予想通り結構渋く、なかなかバイトが出ません。そんな中、ひたすらハネラバ&パワーホッグ5in、ブラッシュホッグを投げ続けます。(全部読む)
06/06/07
琵琶湖ガイド情報
5月28日(日)は関東から6名グループのガイドで、リブレガイドスタッフ3艇で琵琶湖をご案内させていただきました。私の船に乗られたのは、市ノ瀬さんと西崎さん。今回はとりあえずデカイのを取りたいとのご希望。(全部読む)

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06/04/21-25 Vol.13
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