琵琶湖の湖底に流れ着いたバスフィッシング関係のいろんな情報をお届けします。中にはヘド
ロの底からすくい上げた情報もあります。このコーナーの情報はすべて信頼の置けるニュース
ソースから発信されたものですが、真偽の程は未確認であることをご承知置きください。  

琵琶湖の湖底から
(2011/11)

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11/11/30

■ガソリン価格、3週連続上昇(Impress Car Watch)
2011年11月30日発表
 石油情報センターは11月30日、石油製品小売価格の週次調査(11月28日調査)の結果を発表した。
 これによると、ガソリン価格の全国平均はハイオク154.5円、レギュラー143.7円、軽油124.3円。ハイオク/レギュラーは0.1円、軽油は0.2円値上がりした。これで、11月14日から3週連続で価格が上昇した
 地域別に見ると、関東でハイオク/レギュラーが0.1円値下がりとなったほかは、同じ、もしくはわずかな値上がりとなっている。

■オオワシ、いまだ姿見せず 気をもむ愛鳥家ら(京都新聞電子版)
 滋賀県長浜市湖北町に毎年遅くとも11月25日までに飛来していた国の天然記念物「オオワシ」が、今年はいまだ姿を見せていない。西日本ではほぼ見られない国内最大の猛禽(もうきん)類として人気を集めていただけに、愛鳥家たちが気をもんでいる。
 越冬のために昨冬まで13年連続で飛来していたメスのオオワシ1羽。翼を広げると2・4メートルある。例年、11月20〜25日の間に見計らったように湖北町に飛来。琵琶湖近くの山本山をねぐらに、湖でブラックバスなどの魚を捕食し、2月下旬まで過ごしていた。
 近くの湖北野鳥センターでは、職員や愛鳥家が11月中旬から望遠鏡をのぞいて飛来の瞬間を待ち望んでいる。同センターの植田潤さん(42)は「少なくとも20年は生きており、高齢だったのは確か。ただ、先週は飛来コースの天候が不順だったため、今週にやって来る可能性はある」と話し、当面はあきらめずに見守るという。
 オオワシはカムチャツカ半島などロシア東部で繁殖。冬になると北海道や朝鮮半島に南下してくる。定期的に飛来するのは琵琶湖周辺が南限とみられる。

■「河川担当の一体化望ましい」 琵琶湖保全へ嘉田知事(京都新聞電子版)
 滋賀県の嘉田由紀子知事は30日、琵琶湖の総合保全に向けた県組織の姿として、琵琶湖環境部と土木交通部の河川担当の一体化が望ましいとの考えを明らかにした。「まずは滋賀県で統合的湖沼流域管理を実現し、その後に下流(の淀川水系)にも広げたい」と意欲を示した。
 大津市の県庁で、琵琶湖の「第6期湖沼水質保全計画」の答申を受けた際に語った。嘉田知事は「琵琶湖の総合保全には森、川、田んぼ、湖がセット」とした上で、対策に取り組む県組織も琵琶湖環境部に置かれている森林保全、下水道、環境政策、琵琶湖政策などの各課に加え、「河川担当もあるのが望ましい」と述べた。
 一体化構想の背景について、嘉田知事は琵琶湖の南湖での水草繁茂を例にあげ、「瀬田川洗堰による琵琶湖の水位操作が影響しているが、操作規則にもっと生態系への配慮を入れる必要がある」と、環境面を重視した河川行政の必要性を強調した。
 具体的な組織改編の時期と内容については明言していない。

■琵琶湖のCOD改善へ対策を 滋賀県審議会が答申(京都新聞電子版)
 滋賀県が本年度からの5年間に取り組む「第6期琵琶湖の湖沼水質保全計画」について、県環境審議会が30日、嘉田由紀子知事に答申した。琵琶湖への汚濁原因物質の流入が減っている半面、環境基準のCOD(化学的酸素要求量)の改善がみられない現状を踏まえ、CODに影響していると考えられる湖内の植物プランクトンの実態把握を進めることなどを盛り込んだ。
 同計画は5年ごとに改定している。第5期が昨年度で終了したため、県は今年6月に有識者らでつくる県環境審議会に諮問。4回の審議を経た同審議会の津野洋会長(京都大大学院工学研究科教授)が大津市の県庁で「科学的知見を集めて取り組んでほしい」と嘉田知事に答申を提出した。
 答申では、第5期の評価として、下水道や環境こだわり農業の普及で琵琶湖に流入する窒素やリンなどは減少し、湖水の富栄養化は抑制されていると指摘。ただ汚濁指標となるCODは改善されていないとして、第6期では「要因には難分解性有機物の存在があり、発生メカニズムの調査が必要」と明記した。具体的には粘質性植物プランクトンの増加が影響していると考えられ、実態把握を求めた。
 CODと合わせて、TOC(全有機炭素量)による水質評価の確立の必要性も指摘している。特に汚濁が激しい赤野井湾での水質改善や、南湖での水草異常繁茂対策の推進もうたっている。県は計画について県民からの意見などを踏まえ、国と協議した後、本年度内に決定する。

11/11/28

■年末年始の高速渋滞、2、3日ピーク(ChunichiWeb滋賀)
 高速道路各社は28日、年末年始期間(12月22日〜1月4日)に全国の高速道路で起きる渋滞の予測を発表した。10キロ以上の渋滞は、1月2、3日に多く発生する見込み。
 10キロ以上は、前年よりも36回少ない209回、30キロ以上では前年(23回)の半分以下の11回に減少すると予測。各社は「車線増加の渋滞対策が進んだことなどが影響する」とみている。
 下りのピークは12月29日と30日、上りのピークは1月2日と3日。
 高速道路無料化の新制度が東北地方で始まる東日本高速道路会社では、渋滞回数が増加する。(共同)

■「淡探」再起動(YomiuriOnLine滋賀)
県財政難で活動休止 民間助成受け年明けから
 琵琶湖の水質調査などに使われる県琵琶湖環境科学研究センター(大津市)の自律型潜水ロボット「淡探(たんたん)」が今年度、県の財政難などを理由に運用できず、民間の援助を受けて来年1月、調査活動を再開することがわかった。同センターの熊谷道夫・環境情報統括員(60)は「苦心して続けてきた研究を途絶えさせずに済む」と胸をなで下ろしている。(矢野彰)
 淡探(全長2メートル、重さ約180キロ)は、琵琶湖の植物プランクトンの生態や湖底の生物を調べるため、県が国庫補助も受け、約2億6000万円をかけて2000年に完成させた。
 コンピューターに水深など航路を記録すれば、自動的に潜水、航行する世界初のロボットで、琵琶湖最深部(水深104メートル)を超える150メートルの深さまでをカバー。搭載したデジタルカメラで動画や写真を撮影する他、酸素濃度や水温などの測定や顕微鏡による水質検査も可能という。
 同センターでは年3回、調査を実施してきたが、年間約1000万円の維持費などが障害に。08年度には財政難でセンターの試験研究費が大幅に減額され、県は淡探の運行を休止する方針を示していた。
 同センターは09、10年度、文部科学、環境両省の研究費や民間団体の寄付などで調査費を賄ってきたが、今年度はめどが立たず、春から調査を休止。〈引退〉も現実味を帯びたが、公益財団法人「三菱財団」とNPO法人「びわ湖トラスト」から総額約700万円の助成が決まり、来年1月5〜8日に調査を再開することになった。
 湖底では近年、酸素濃度が低下、濁りも増しているといい、同センターではその様子を動画撮影するなどして原因を探ることにしている。熊谷環境情報統括員は「琵琶湖で今、何が起こっているのかを知り、今後どうなるかを予測するため、淡探で正確なデータを集めたい」と、期待を込めて話した。

11/11/27

■熱気球琵琶湖横断大会:田園地帯を空中散歩 住民、体験搭乗も−−高島(毎日jp滋賀)
 第35回熱気球琵琶湖横断大会(実行委主催)が26日早朝、高島市安曇川町で始まり、約20機が湖畔の田園地帯を空中散歩した。
 近江白浜湖岸から対岸の東近江市の能登川付近まで約15キロの横断を目指す日本気球連盟公認の大会で、県内や京都、大阪、奈良、愛知、新潟、岡山などから学生らの26チームがエントリー。この日は湖上空の風が弱く、湖の横断は27日に延期され、湖畔“散歩”に切り替えた。
 朝の寒気の中、田園地帯には上昇するため気球内の空気を温める「ゴーッ」というガス噴射音が響き渡り、多くの人たちがカラフルな気球を見上げていた。近くの市立青柳小校庭では住民らの体験搭乗会も開かれた。【塚原和俊】

11/11/26

■熱気球ふわり 高島、晩秋の空飾る(京都新聞電子版)
 晩秋の湖西路に熱気球が浮かぶ「熱気球琵琶湖横断」(実行委員会主催)が26日から2日間の日程で、高島市安曇川町で始まった。風が弱く、横断はせずに同町内での飛行に変更。田園風景の上に多くの熱気球がふわりと漂う姿を、市民らが楽しんだ。
 35回目。京滋をはじめ西日本各地の26チームが参加した。安曇川町の藤樹神社近くの田に目標地点が設定された。各チームは風向きを考えてそれぞれ地点を定め、午前7時半ごろから離陸した。
 色とりどりの気球を写真に収めようと多くのアマチュアカメラマンも集まり、熱気球の離陸時には「行ってらっしゃい」と声援が飛んだ。各チームは高度を変えて移動し、目標地点目がけて砂袋を投げ、その近さを競った。

11/11/25

■琵琶湖に男性の遺体浮かぶ(nikkansports.com)
 25日午前7時15分ごろ、滋賀県高島市マキノ町西浜の琵琶湖で、うつぶせの状態で浮いている男性の死体を近くのホテルの宿泊客が発見した。
 高島署によると、男性は45〜65歳ぐらいとみられ、身長は約160センチ、中肉の体格。頭髪はなく、作業服とスラックス姿で、腕時計を着けていた。目立った外傷はない。
 同署が男性の身元や死因の特定を急いでいる。(共同)

■ヨシ:環境保全へ苗植え 児童ら250人「早く復活を」−−野洲(毎日jp滋賀)
 野洲市のあやめ浜周辺でこのほど、松林とヨシ帯の保全イベントがあり、約250人が参加した。松林保全事業は03年から、ヨシ苗植えは07年から毎年実施している。
 独立行政法人水資源機構の琵琶湖開発総合管理所をはじめ、地元自治会や中主漁協、「びわ湖の水と地域の環境を守る会」などが協力。あやめ浜の松林では、松以外の雑木を伐採したり、下草を刈った。近くの同市安治の湖岸では、ヨシ苗約1000本を植えたり、ゴミを拾ったりした。
 ヨシ苗を植えた同市立野洲小5年、松山匠満君(11)は「環境にいいものを植えられ、勉強になった」。「守る会」の松沢松治代表(65)は「減ったヨシを人の手で増やすのは難しいが、ヨシがないと護岸が侵食される。少しでも早く復活させたい」と話していた。【柴崎達矢】

11/11/24

■ComeBack!ビワマス(YomiuriOnLine滋賀)
 米原市の天野川でビワマスの産卵を復活させようと、県や市などでつくる「天野川ビワマス遡上(そじょう)プロジェクト会議」は2012年度、ビワマスの遡上の障害となっている同川のえん堤6基への魚道設置に着手する。ビワマスの卵の人工孵化(ふか)にも近く着手し、かえった稚魚を来春、同川に放流する。泉峰一市長は「近い将来、天野川の上流でビワマスが泳ぐ姿を見たい」と期待している。(福永正樹)
 ビワマスは天野川でも以前は10、11月の産卵期に遡上していたが、約50年前に河口の上流2〜8キロでえん堤6基が整備されてからは、その姿も見られなくなった。
 県が2月、上流1キロにあった簗(やな)を「不法施設」として撤去したところ、簗の上流のえん堤の手前でビワマスが確認されるように。県や市、県漁協連合会などはビワマスの遡上復活に本格的に取り組もうと、6月、プロジェクト会議を発足させた。
 同会議では地元住民への聞き取り調査も進め、9月には、魚道に詳しい徳島大総合科学部の浜野龍夫教授(生物資源増殖学)を招いて、現地調査や研修会を実施。
 10月31日朝には同市岩脇のえん堤下流で、市職員が上流に向かって跳びはねるビワマスの撮影に初めて成功した。
 近く、市職員が受精卵を冷蔵庫で人工孵化させる実験を始め、県漁連が来年3月、同川に稚魚を放流するのに合わせ、孵化させた稚魚を放す。人工孵化がうまくいけば、来年度以降は市立小中などにも協力を求め、市民全体で取り組む考え。
 プロジェクト会議では12年度、えん堤6基(高さ1・3〜0・7メートル)のうち、1、2基に魚道を整備し、13年度以降に残るえん堤への設置も進めることにしている。
    ◇
ビワマス サケ科の琵琶湖固有種で、主に水温の低い北湖の深部に生息。コアユやエビを餌に3〜5年で成魚となり、大きいものは60センチを超える。秋の産卵期になると、大雨の日に群れで川を遡上することから、「アメノウオ」との異名もある。刺し身や塩焼きなどにして食べる他、1匹を丸ごと炊き込む伝統料理「アメノイオご飯」は、県無形選択民俗文化財に指定されている。漁獲量は近年、激減しているが、米原市にある県醒井養鱒(ようそん)場では養殖に成功し、県漁連も稚魚の放流を行っている。

11/11/23

■お堀の外来種など調査/篠山城跡(asahi.com兵庫)
 篠山城跡のお堀の浄化作戦に取り組んでいる篠山市は23日、水を抜いた西堀で地引き網などによる外来種の生息実態調査やドブガイの生息密度調査をした。
 篠山市では昨年度から、水質浄化を目的に堀の水抜き作業を進めている。この日は公募で集まった市民や、篠山鳳鳴高、有馬高、篠山産業高丹南校の県立3高校の生徒たち約50人が環境学習の一環として参加した。県立人と自然の博物館の田中哲夫主任研究員が指導にあたった。
 西堀は水が抜けきらず、深いところで大人の背丈まで水深があったため、二手に分かれて両岸からロープでつないだ地引き網を引っ張って引き揚げた。網の中には外来種のブルーギルなどが入っていた。

■琵琶湖の放射能汚染予測構築へ 滋賀県、来年度から(ChunichiWeb)
 滋賀県は来年度から、隣接する福井県の原子力発電所の事故に備え、湖での放射性物質の汚染予測システムの開発に乗り出す。大気中の放射能拡散を予測する国の緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)の湖沼版。滋賀県は京阪神地区の1400万人の飲み水となる琵琶湖を抱えており、水の安全度や生態系への影響、県の防災計画の見直しなどに生かす。
 海洋の汚染予測はさまざまな組織が取り組んでいるが、湖沼に関しては世界でも例がない。
 県が既に構築している大気の放射能拡散予測システムでは、福井県美浜町の関西電力美浜原発から放射性ヨウ素やキセノンが排出されると、冬と春の気象条件下で、30キロ弱離れた琵琶湖にヨウ素が飛散する結果が出ている。
 1986年に発生した旧ソ連のチェルノブイリ原発事故では、放射性物質が25年たった現在も湖沼に残っている。琵琶湖でも全ての水が入れ替わるには十数年かかるといわれ、外海とつながっていない閉鎖性水域では影響が長期に及ぶ可能性が高い。
 シミュレーション(模擬実験)には、気象条件ごとの水の流れの解明が不可欠だが、不明な点が多く、県は湖内に約40カ所ある水流などの観測点の調査精度を高める。
 放射性物質拡散には琵琶湖の生態系も大きく影響する。放射性セシウムは、海水に比べて淡水では沈降しやすく、底泥に定着するとみられるが湖底に生息するエビが体内に取り込む恐れがある。エビは他の魚のえさとなり、食物連鎖で汚染物質が循環し続ける可能性もある。このため、生き物の動きも考慮した新たな予測手法も必要とされる。
 県の担当者は「福島の事故で放射性物質による汚染が現実となり、原発に隣接する自治体として、飲み水や農水産物にどんな影響が出るかを解明する必要がある」と話す。
 <広瀬勝己上智大客員教授(環境放射能)の話>放射性物質の水中での動きの予測は難しい上、セシウムは海中と淡水では動きが異なり、海水シミュレーションとは違った計算も必要になる。湖沼のような閉じた環境では影響が長期間残る可能性が高く、安全性をきちんと評価するモデルができれば喜ばしいことだ。

■うっすら雪化粧 伊吹山で初冠雪を観測(ChunichiWeb滋賀)
 滋賀、岐阜県境の伊吹山(1377メートル)で22日朝、初冠雪を観測した。平年より6日遅く、全国的に大雪となった昨年より7日早い。5合目付近まで、木々がうっすらと雪をかぶった。
 大津市の比良山系でも初冠雪を観測した。彦根地方気象台によると、冬型の気圧配置で上空に入り込んだ寒気の影響。県内では甲賀市信楽で氷点下0・8度の今季の最低気温を記録した。
 米原市の奥伊吹スキー場ゲレンデも雪化粧した。運営会社奥伊吹観光の草野穣治取締役(30)は「昨年に引き続き、雪に恵まれるシーズンになってほしい」と話した。

11/11/22

■比良山うっすら初冠雪 京滋、今季一番の冷え込み(京都新聞電子版)
 京都府と滋賀県は22日朝、寒気の影響と放射冷却現象で今季一番の冷え込みとなり、彦根地方気象台は米原市の伊吹山と大津市の比良山で初冠雪を観測したと発表した。
 早朝、比良山系の蓬莱山頂付近は約3センチの積雪があり、「びわ湖バレイ」のゲレンデが一面の雪に覆われた。初冠雪は平年に比べ比良山系は3日、伊吹山系では6日遅い。朝の最低気温は大津市で5・6度、彦根市で6・0度と平年並みだった。
 京都市内もぐんと冷え込み、最低気温が平年より1・8度低い4・6度を記録した。道行く人たちはコートに身を包み、冬の訪れを感じていた。

■伊吹山に冬の到来 山頂付近で積雪確認(ChunichiWeb滋賀)
 冬型の気圧配置となり、雲に覆われた県内は21日、12月上旬並みの冷え込みとなった。米原市の伊吹山(1377メートル)では、積雪が確認された。
 彦根地方気象台によると、同日朝の最低気温は甲賀市信楽で1・4度、米原市朝日で4・9度となった。大津市萱野浦は7・2度を観測し、今季一番の冷え込みとなった。
 米原市では、市職員が伊吹山頂の積雪を確認。岐阜県関ケ原町と山頂をつなぐ伊吹山ドライブウェイ(同町)によると、山頂駐車場(1260メートル)では3センチの積雪があったという。ドライブウェイは27日まで営業する。
 彦根地方気象台は「雲がかかった状態で伊吹山が確認できない」として、初冠雪の発表はしていない。(森若奈)

■冬間近に/伊吹山(asahi.com滋賀)
【初冠雪を確認】
 県内最高峰の伊吹山(標高1377メートル)で21日朝、初冠雪が確認された。昨年より8日早く、例年より5日遅いという。
 伊吹山ドライブウェイによると、午前7時半のパトロールでは11キロ地点(5合目付近)から道路に雪があり、山頂駐車場には2〜3センチ積もっていたという。この日は通行止めにしたが、ノーマルタイヤで終点まで通行できれば、今月27日まで営業する予定。
 この日の山頂付近は雲で覆われることが多く、彦根地方気象台は初冠雪を観測できなかった。伊吹山の撮影スポットとなっている米原市池下の三島池からも、なかなか全景は見えなかったが、同市夫馬の布施国夫さん(80)は午前7時ごろ、雲の切れ間から撮影に成功。「わずかなチャンスに撮ることができて良かった」と話した。

■冬駆け足 伊吹山で初冠雪(YomiuriOnLine滋賀)
大津7.2度 今季最低
 冬型の気圧配置が強まった21日、県内各地で冷え込み、最低気温は大津で7.2度と今季最低を記録した他、信楽(甲賀市)1.4度、米原4.9度など全観測点で前日より4.7〜1.6度下がった。滋賀、岐阜県境の伊吹山(標高1377メートル)では今季初めて雪が積もった。
 山頂駐車場付近(標高1260メートル)で数センチの積雪があり、山の中腹まで白くなったため、伊吹山ドライブウェイは午前8時、通行止めになった。
 同気象台によると、県北部では断続的に雨が降り、最高気温は米原8.5度、長浜9.3度で12月上、中旬並みだった。寒さは26日頃にいったん緩む見通し。

11/11/19

■太平洋側中心に大雨=土砂災害に警戒を−気象庁(jiji.com)
 前線を伴った低気圧の影響で、気象庁は19日、西日本から東日本では同日夕方にかけて太平洋側を中心に非常に激しい雨が降るとして、土砂災害や浸水、河川の増水に警戒を呼び掛けた。
 同庁によると、日本海と九州の西にそれぞれ前線を伴った低気圧があり、これらの低気圧に南から暖かく湿った空気が流れ込んでいる。
 西日本から東日本では19日、太平洋側を中心に、1時間に50〜70ミリの非常に激しい雨が降る恐れがある。20日午前6時までの24時間予想雨量は、多い所で東海300ミリ、近畿200ミリ、関東甲信180ミリ、九州南部・奄美・四国150ミリ、東北100ミリ。

11/11/18

■天気:西日本から東日本まで広い範囲で250ミリの激しい雨に(毎日jp)
 気象庁によると前線が中国から朝鮮半島に延び、低気圧が19日朝に九州に接近する。南から暖かく湿った空気が流れ込み、西日本から東日本にかけての広い範囲で大気の状態が非常に不安定になり、雷を伴った非常に激しい雨が降る見込み。
 18日に大雨が降った九州北部は、19日にかけても雷を伴った非常に激しい雨が降るおそれがあり、大雨の範囲は西日本から北日本へ広がるとみられる。激しい雨が降るのは、九州北部は19日朝にかけて▽九州南部・奄美地方19日明け方から昼過ぎにかけて▽四国地方19日未明から昼過ぎにかけて▽近畿地方19日朝から夕方にかけて▽東海地方19日昼前から夜のはじめごろ−−の見込み。局地的には1時間に80ミリの猛烈な雨の降るおそれもある。
 19日午後6時までの24時間予想雨量は、いずれも多い所で九州北部地方、九州南部・奄美地方、四国地方、近畿地方、東海地方で250ミリ、東北地方100ミリとなっている。【毎日jp編集部】

11/11/16

■ヨシ舟:安土を出港、段階的に琵琶湖一周 立大生らが企画・乗船(毎日jp滋賀)
 西の湖のヨシで自作した舟で琵琶湖一周を計画している「びわ湖1周ヨシ舟プロジェクト」のメンバー5人が乗ったヨシ舟(全長12メートル、定員8人)が12日、近江八幡市安土町の西の湖畔から出航した。
 「びわ湖の日」制定30周年に合わせ、水質浄化に役立つヨシの大切さを訴えようと、地元の立命館大4回生、中江隆史さん(25)らが企画。この日は同市の長命寺港まで5・5キロを航行した。今後、週末を利用して彦根、長浜、今津港などを回り、12月4日に大津港に到着する予定。県警の航行許可を得ながら段階的にゴールを目指すという。【斎藤和夫】

■水抜かれ湖底あらわ 永源寺ダム機能診断で(ChunichiWeb滋賀)
 東近江市永源寺相谷町の農業用利水ダム「永源寺ダム」は、設備の機能診断のためにダム湖の水が最低水位地点まで抜かれ15日現在、満水時に比べて水位は36メートルほど低下している。水没した橋や田んぼ、道路などが姿を現し、ちょっとした観光スポットになっている。
 ダムは東近江地域の水稲農家に水を供給する施設。県が管理するようになった1984(昭和59)年以降、最低水位まで水抜きされたのは4年前の設備点検以来2回目。
 ダムは三重県いなべ市とを結ぶ国道421号沿いにあり、県境付近の石榑(いしぐれ)トンネルの開通で通行量が増え、車を止めて地肌が露出したダム湖をのぞき込む光景が目につく。
 同ダム管理事務所によると、今月11日に41メートルまで水位を下げて施設の機能診断を実施。その後は1日に24センチずつ水位は上昇しており、ダム湖の底が見えるのは、雨が降らなければ1週間〜10日程度では、という。(前嶋英則)

11/11/12

■養鶏飼料:“厄介者”琵琶湖の水草で元気な卵を 農家に好評(毎日jp滋賀)
◇「南湖が『牧草地』になれば」 乾燥炉設計技師・大塚さん、8年かけ技術考案
 琵琶湖の“厄介者”で元気な卵を−−。乾燥炉設計技師でゼロム環境エンジニアリング代表の大塚正昭さん(69)=草津市=が、間伐材や廃材を燃料にして水草を乾燥、粉末化した養鶏飼料を作った。10月から販売を始め、養鶏農家らにじわりと広がりをみせている。【安部拓輝】
 琵琶湖の水草は94年の大渇水を機に増えたといわれ、県によると約52平方キロある南湖の8割以上を占める。漁船のスクリューに絡まったり、台風で湖岸に大量に打ち寄せて悪臭を放つ。県などが年間約5000トンを回収し活用法を模索中だ。
 間伐材や建築廃材のチップで熱するバイオマス乾燥炉を開発している大塚さんは、炉から出る150度の熱風で水草を乾燥させる方法を8年かけて考案。草津市内の漁港で水揚げされた水草を1トン500円で買い、ダンプカーで約45分かけて甲賀市の工場へ。かき混ぜて粉砕し、20キロ500円で売り出した。燃料に重油を使わず廃材を活用することで収益性を確保したという。
 養鶏農家の反応は上々で、今年1月から試験的に使ってきた大津市の養鶏場「比良利助」の中村利男さん(67)は「目の前の琵琶湖でとれた餌だけに安心感がある」。守山市の平飼い農家、小田農園代表の小田貴彦さん(38)は「輸入飼料は値上がりする一方。昔のように地域で自給できる仕組みに戻していきたい」と語る。
 大塚さんは「水草に覆われた南湖が広大な『牧草地』になれば。みんなが得する循環システムを作りたい」と話している。

11/11/11

■新宮で1時間66ミリの大雨 土砂災害に警戒呼び掛け(紀伊民報AGARA)
 気圧の谷が通過した影響で、10日夜から11日午前にかけて、和歌山県南部を中心に大雨が降った。和歌山地方気象台は、新宮市やその周辺で同日午前10時半までの1時間に66ミリ(解析雨量)降ったとみている。
 同気象台によると、10日午後9時〜11日午前11時までの積算雨量は、新宮167ミリ、色川(那智勝浦町)81・5ミリ、潮岬(串本町)53・5ミリだった。
 11日午前11時8分には、新宮市と那智勝浦町、太地町に大雨洪水警報を発表した。
●那智勝浦、新宮で避難勧告
 この雨により11日正午前、那智勝浦町や新宮市は避難勧告を発令した。午後1時現在も継続している。
 那智勝浦町では午前11時8分、那智川流域の市野々、井関、川関地区に発令。台風12号の被害により、住民のほとんどは自宅を離れて避難生活している。
 新宮市は午前11時35分、佐野にある荒木川左岸の周辺集落289世帯433人を対象に発令した。

■ブルーギル食べて長寿 京の社会福祉法人、レシピ発刊(京都新聞電子版)
 琵琶湖の生態系を破壊するブルーギルの身が高タンパクで柔らかいなどの特徴に着目し、高齢者食への活用を提案するレシピ集が11日、発刊された。京都市左京区の社会福祉法人が企画し、元ホテル料理長らがメニューの開発を手掛けた。関係者は「外来魚の優れた栄養価をアンチエイジングに生かしたい」としている。
 社会福祉法人「市原寮」が創立50周年の記念として昨年6月に企画。同9月に、元ホテル料理長の指揮で開発したメニューの試食会を中京区の老人福祉施設で開き、和洋食19種を提案した。「身がつるりとして食べやすい」などと参加者に好評で、市原寮がさらにメニューを開発した。
 レシピ集「ブルーギルが主役」では、家庭で調理できる和食、洋食、中華など36種のメニューを提案している。せんべい揚げや塩焼き、ロール巻などで、臭みの強さを香りで抑える工夫を加えた。高齢者食として、トマトやクルミを使ったスープやクリームスープなど汁物のメニューも充実させた。
 また、ブルーギルの歴史や環境問題、栄養分析や食事への展開について、専門家が寄稿している。
 市原寮は、スープなどの材料として新調理技術で飲み込みやすくしたすり身を販売し、高齢者食への浸透を図るという。森京子理事長は「ブルーギルは低カロリー、高タンパクでビタミンが豊富。環境問題も考えた『環境食文化』を提案したい」と話している。
 かもがわ出版刊。1890円。全国の書店で取り扱う。

11/11/10

■ラニーニャ、1年で2度目の発生 寒さ厳しくなる恐れ(asahi.com)
 気象庁は10日、異常気象を引き起こすとされる「ラニーニャ現象」の発生を確認したと発表した。今後の動向次第で、日本付近では年明けごろに平年より寒くなる可能性があるという。節電対策に影響を及ぼすおそれもある。
 昨年夏ごろからのラニーニャは、今春に終息したとされていた。気象庁によると、1年に2度の発生が確認されるのは統計を取り始めてから初めて。
 ラニーニャは太平洋東部から中部の赤道付近の海面水温が下がる現象。その影響で、西に追いやられた暖かい海水が東南アジア付近で蒸発、発生した雨雲が日本付近で上空の偏西風を蛇行させる。蛇行に伴い、大陸側の寒気が日本に運ばれやすくなる。一方、夏には猛暑の一因になる。

11/11/09

■ガソリン価格、引き続き横ばい(Impress Car Watch)
2011年11月9日発表
 石油情報センターは11月9日、石油製品小売価格の週次調査(11月7日調査)の結果を発表した。
 これによると、ガソリン価格の全国平均はハイオク153.3円、レギュラー142.5円、軽油122.9円。ハイオク/レギュラーは横ばい、軽油は0.1円値上がりした。
 地域別で見ると、値下がりしているのは中部、中国、四国、沖縄。一方で北海道、東北、近畿は値上がりしているが、いずれにしても小幅な値動きとなっている。

■三国沖の遊漁規制「違法」波紋 松出シ瀬、漁業者影響懸念(福井新聞ONLINE)
 福井県坂井市三国町沖の好漁場「松出(まつだ)シ瀬(せ)」での遊漁規制が違法と判断された訴訟で、敗訴した被告の県が名古屋高裁金沢支部に控訴した。沖合での遊漁シーズンは終わりを迎え、今のところ松出シ瀬で釣り愛好者の姿は確認されていないものの、三国沖のもう一つの好漁場「玄達瀬(げんたつせ)」も遊漁が制限されており、漁業者は影響を懸念する。全国でも遊漁を規制している海域はあり、訴訟の行方によっては影響が及ぶ可能性も出ている。(小林真也)
 県水産課によると10月5日の地裁判決後、「松出シ瀬の規制はなくなったのか」「もう釣りをしていいのか」との問い合わせの電話が相次いだ。いずれも石川県の釣り20+ 件愛好者からだった。
 プレジャーボート約300隻が停泊する坂井市三国町の福井港九頭竜川ボートパークの佐々木知雄ハーバーマスターは「仮に松出シ瀬で遊漁が解禁になったとしても、福井から向かう愛好者は限られる。多くは石川からだろう」とみる。福井市からあわら市にかけては、魚が集まる魚礁が多くあるが、石川県は魚礁が少ないためだ。さらに、松出シ瀬で釣れるメダイは石川県で人気が高いという。
 県内のプレジャーボート所有者でつくる「よのず会」の徳岡一男会長=坂井市坂井町=は「片道2時間近くもかけ、危険な思いをしてまで松出シ瀬に行こうとは思わない」と話す。「判決を盾にして(遊漁者が)松出シ瀬で好き放題するのはいかがなものか。漁師の人たちは生活がかかっている」とする。福井市の漁業者も「われわれ開拓し、守り続けてきた漁場の秩序が保てなくなる」と懸念する。
 これに対し、訴訟の原告となった石川県マリン協会の吉岡末男会長=金沢市=は「海は国民のもの、みんなのものだ。全国の海からプレジャーボートが締め出されることを危ぶんで訴訟を起こした」と話す。
 松出シ瀬のほかにも全国では、ブリの好漁場となっている島根県出雲市のトモ島周辺が1975年から、海区漁業調整委員会が承認した船しかいかりを下ろせないという規制がかかっている。関(せき)サバ、関アジで知られる大分県別府湾南部海域でも93年から、同委員会が承認した船しかまき餌釣りができない。
 福井地裁の判決に大分県漁業管理課は「委員会には強力な権限があると聞いていたのだが…」と驚き、島根県水産課は「島根でも訴えられる可能性がある」と心配する。
 ただ、両県海域ではいかりを下ろしたりまき餌をしなければ自由に釣れるのに対し、松出シ瀬は同委員会が承認した船しか釣り20+ 件ができず、遊漁者にとって規制は厳しくなっている。
 本県海域では松出シ瀬に加え、南西に広がる好漁場、玄達瀬でも同様の規制がされている。佐々木ハーバーマスターは「県内の釣り愛好者にとっては、ブリやタイの大物が釣れる玄達瀬の方が関心は高い」と指摘する。県漁連会長を務める福井海区漁業調整委員会の高橋治会長は「判決が玄達瀬にも影響を及ぼさないか心配」と話す。
 判決を不服として控訴した県水産課の木下仁徳参事は「漁業者と遊漁船業者、釣り愛好者が漁場の使い方を話し合って交わした協定を担保するために出したのが委員会指示だ。適法だと訴訟で主張していく」としている。
 《松出シ瀬の遊漁規制訴訟》 福井海区漁業調整委員会の規制は違法として、石川県マリン協会の会長が、同委員会の規制指示に従うよう命じる福井県知事の命令取り消しを求めて訴えた。一審福井地裁は「指示は委員会の裁量権の範囲を逸脱している」とし、県が敗訴した。松出シ瀬での遊漁規制について、県は「控訴中で判決が確定していないため、現時点でも有効」としている。

■オオクチバス530匹駆除 水を抜いた飯綱高原の大座法師池で(信毎Web)
 長野市の飯綱高原観光協会は8日、同市上ケ屋の大座法師池で、池に生息する外来魚オオクチバス(通称ブラックバス)の駆除作業をした。駆除のために8月下旬から水抜きを進めており、池のほぼ中央部に水が残って魚が集まったことから作業を実施。県水産試験場(安曇野市)の職員や観光協会員ら約40人が参加した。
 参加者たちは、ぬかるんだ池底に渡した板の上を歩き、池の中央部に移動。投網や地引き網を使ってオオクチバスやソウギョ、コイ、フナを引き上げた。
 コイ16匹とフナ63匹は容器で運び、輸送車の水槽へ。輸送車は長野市入山の芋井小学校第一分校(休校中)に移動し、同校のプールに一時的に放流。今月下旬には大座法師池に水を入れて、戻す予定だ。捕獲したオオクチバス530匹は同試験場が回収した。
 飯縄(いいづな)山麓の標高約千メートル地点にある大座法師池は、もともと水田を潤すため池だが、農業用水としての利用は減っている。同協会は、ワカサギ釣りができる環境にしようと昨春に卵を放流したが、秋から冬にかけて全く釣れず、オオクチバスに食べられた可能性があると判断。本格的に駆除を行うことにした。
 同協会の飯島洋平専務理事は「駆除は大変な作業。バス釣りマニアにはオオクチバスを放流しないようにお願いしたい」と話していた。今後、放流しないよう呼び掛ける看板も周囲に立てる。

■知事「流域治水、世界でも」 世界湖沼会議出席で(ChunichiWeb滋賀)
 米国テキサス州であった湖沼の保全や汚染解消を目指す世界湖沼会議(10月31〜11月4日)に出席した嘉田由紀子知事は8日の定例会見で、会議の成果を問われ、「流域治水はローカル(地域)でも求められているが、グローバル(世界)にも求められている」と述べ、河川の上流下流を見据えた総合的な流域管理を進める意欲を示した。
 会議の中で、初めて基調講演に立った嘉田知事は、琵琶湖総合開発事業(1972〜96年)や、生態系保全に配慮した「マザーレイク21計画」を制定した滋賀の実績を講演したことを報告。「滋賀は治水利水で、国際的にも最先端をひた走ってきたことがわかった」と胸を張った。
 タイの洪水で、日本企業も1兆円を超える被害があることを指摘し、「淀川水系とチャオプラヤ川の状況が違うわけではない。政策を川の中でとどめるのではなく、農地や都市開発、まちづくりもセットで施策を進め、流水被害を避けなければならない」と、流域治水政策に自信を見せた。
 世界湖沼会議は県の提唱で始まり、14回目。「湖沼、河川、地下水、海岸域の“つながり”を考える」のテーマで、世界の研究者や市民団体と意見交換した。(木原育子)

11/11/08

■「立冬」でも季節足踏み 向こう1カ月も高温傾向か(ChunichiWeb)
 日本列島は8日、暦の上で冬が始まる「立冬」を迎えたが、今月はほぼ全国的に季節外れの高温傾向。11月観測史上最高気温の記録も相次いだ。気象庁によると、寒気が南下しにくい上、普通は夏に暑さをもたらす太平洋高気圧がなかなか弱まらなかったのが原因。
 12月上旬にかけて平均気温は平年を上回るとみられ、季節進行は足踏みだ。
 同庁によると、10月25〜26日、近畿と東京で「木枯らし1号」がほぼ昨年並みの時期に吹いたが、大阪市で11月4日に最高気温26・3度の夏日を記録するなど、その後は気温が下がっていない。(共同)

11/11/07

■雲南・山王寺 うしおの沢池で外来魚駆除(山陰中央新報ネット版)
 全国ため池百選に選ばれている雲南市大東町山王寺の「うしおの沢池」(貯水量7万8千トン)の保全に取り組む地元住民が6日、生態系保護のため、池の貯水をすべて抜き、ブラックバス766匹を捕獲した。在来魚のコイとフナは計21匹しか確認されず、ブラックバスによる食害が進んだ実態を物語った。
 住民組織の海潮地区農村環境活用推進地域協議会(宮川昇会長)が、農林水産省の補助を受け、貯水量5万トンを超す県内のため池では初めて企画。地元民や松江市民ら約120人が参加した。
 1カ月前に始めた水抜きを5日までにほぼ終え、この日は午前10時から約30分間、長さ約15メートル、幅約3メートルの堰(せき)に追い込んだ5〜30センチのブラックバスを、約30人がたもで次々と捕獲。5日までの捕獲分と合わせると1084匹に上った。
 一方、コイとフナはいずれも大型で、幼魚はブラックバスに食べられたとみられる。沢池は今後1週間は干し上げ、数カ月かけて水をためる。コイやフナは水槽で飼育した後、沢池に戻す。
 同協議会は、農業用水の沢池で近年、繁殖したとみられるブラックバスの食害が、ホタルの群生地として知られる周辺地域と、水が注ぐ宍道湖などの生態系や農業に与える影響を懸念してきた。
 事務局長の錦織忍さん(61)は「ブラックバスの再度の放流と繁殖をどう防ぐかが課題」とした上で、「住民が一層結束し、環境保全と地域おこしを進めたい」と話し、同様の試みが他地域に広がることを望んだ。

■16万人、手をぎゅっと 抱きしめてBIWAKO(ChunichiWeb滋賀)
 周囲200キロ余りの琵琶湖をぐるっと囲んで6日に催された「抱きしめてBIWAKO」(実行委員会主催、中日新聞社後援)。参加者の手が途切れる場所もあったが、16万1500人(実行委員会発表)が互いに手と手を取り合い、人のぬくもり、きずなを確かめ合った。
◆新旧の実行委員長、感慨深く高らかに
 大津市の大津港では、前実行委員長の中沢弘幸さん(65)=大阪府高槻市=と今回の実行委員長の白井幸則さん(49)=草津市=が手をつないだ。
 「白井君の手に、ぎゅっと力がこもったのが分かりました」。開始時刻の正午、中沢さんは静かに目をつむり、まぶたの奥に今も残る1987年に企画した際の感動に思いをはせた。
 24年前、古くなった重症心身障害児施設の移転費をつくるため、参加費を寄付につなげようと企画。インターネットも携帯電話もない時代に声を掛け続け、当時の社会に一石を投じた。
 中沢さんは「人生でもう一度、琵琶湖で手をつなげるなんて」と感慨深げに語り、四半世紀ぶりにイベント復活に奔走した白井さんをたたえた。
 今回は、実行委をつくった直後に東日本大震災が発災。自然の脅威とともに、命の尊さを突きつけた。
 白井さんは手をつないだ瞬間、「命を考えるきっかけにしたい」と人としての原点を根気強く訴え続けた1年間が脳裏をよぎった。
 「遠くでも近くでも手をつないでいる人が目に入ってきた時、なんとも言えない気持ち…うれしかった」と万感の思いを語った。
 「今日の日は生涯忘れません。いつかまた3回目を企画する人が表れてくれたら」。命を大切にする未来を思い、2人は笑顔を交わした。(木原育子)

■「抱きしめてBIWAKO」16万人(asahi.com滋賀)
【環境・復興被災者も共に】
 琵琶湖を抱きしめよう――。小雨がぱらつくあいにくの天気の中、呼びかけに応え、湖岸に約16万1500人(主催者発表)が集まった6日の「抱きしめてBIWAKO」。参加者は、環境を守る大切さや東日本大震災からの復興などそれぞれの思いを胸に、手を取り合い湖を囲んだ。
(がんばろう人文字)
 「頑張ろう東北ゾーン」の大津市際川1丁目の陸上自衛隊大津駐屯地では、約600人がグラウンドに「がんばろう日本!」の人文字を浮かび上がらせた。
 大津市の木下由紀子さん(69)は「前回は参加できなかったので、今回こそはと思って来た。被災地の苦労は計り知れないが、少しでも私たちの思いが届けばうれしい」と語った。
 参加費の寄付先の一つが県の環境学習船「うみのこ」の建造基金と知り、守山市から2人の娘と訪れた井蓋(い・ぶた)麻紀さん(37)は「うみのこは1年目に乗船し、思い入れがある。子どもたちにも乗り続けてほしい」と述べた。
(ギネス記録に挑戦)
 彦根市内の湖岸道路では、手をつないで波のように動かす「ハンドウエーブ」のギネス記録挑戦のため計約2500人が並んだ。東近江市から来た阪本香織さん(37)は「子どもたちが環境の大切さを感じて、後の世代にも伝えてほしい」と話した。
 重症心身障害児施設「第一びわこ学園」の移転費をまかなうために開かれた24年前のイベントで、実行委員長を務めた中澤弘幸さん(65)も参加。当時の園長、高谷清さん(73)ら前回の実行委員3人と共に、大津市の大津港で今回の輪に加わった。
 「自分が輪をつなぐ役に立てるのはうれしい」と高谷さん。中澤さんも「実現まで大変だったと思うが、いろんな人がそれぞれの思いで、手をつなぐことに意義がある」と話した。
 今回は目標の25万人に及ばなかったものの、湖岸約170キロで16万人以上が手を取り合った。実行委員会代表の白井幸則さん(49)は「目標には届かなかったが、本当に多くの人が善意を持って集まってくれた。今日をきっかけに、参加者から環境保全や命の大切さを周りの人につないでいってほしい」と語った。

■琵琶湖保護、震災復興 心一つ(YomiuriOnLine滋賀)
16万人 手つなぐ 
 琵琶湖岸で大勢が手をつなぐ企画「抱きしめてBIWAKO」が6日、行われ、約16万人が正午から約5分間、湖岸近くの遊歩道や砂浜など県内各地で手を取りあった。目標の25万人には達しなかったが、「琵琶湖を守ろう」との思いを共有し、各地で東日本大震災の被災地復興や平和を祈る催しなども開かれた。
県内各地
 正午、湖岸で参加者が一斉に手をつなぎ、崖など危険な場所を除く約170キロのあちこちで、人の輪ができた。
 長浜市湖北町では、約120人が手をつないだ。親子参加の同市余呉町坂口、主婦平野龍子さん(43)は「初めて会った人と手をつないだ瞬間、みんなの心が一つになった気がした」と感激していた。

 大津市南小松の近江舞子中浜水泳場では、家族連れら約40人が参加。正午前に雨がやむと「思いが通じた」と歓声が湧き、つないだ手を高々と掲げた。同市北比良、自営業松山あや子さん(62)は「福島第一原発事故があったので、福井県の原発で、もし大きな事故があったら、琵琶湖の水を飲むことはできないのだと、つくづく感じた」と話した。
 同市際川の陸上自衛隊大津駐屯地では、約600人が「がんばろう日本」の人文字を作った。実行委が「被災地を支援した自衛隊で開催を」と持ちかけ、駐屯地が快諾。実行委の広江吉信さん(40)は「被災地を思う人の多さに胸が熱くなった。気持ちは十分届いたと思う」と話した。
24年前の思い
 「抱きしめてBIWAKO」は1987年、老朽化した重症心身障害児施設の移設費を集めようと、会費制(1人1000円)で実施され、約25万人が参加。今年、「びわ湖の日」(7月1日)制定30周年となるのを機に、当時の参加者らが「思いを一つにする感動の再現を」と企画した。参加費(1人500円)の一部は、県の環境学習船「うみのこ」の新造費などに寄付される。
 24年前のイベントを企画した大阪府高槻市、中沢弘幸さん(65)も大津市で輪に加わり、「当時は手をつないだ瞬間に涙が出た。今回も握る手に力が入った」と感無量の表情。白井幸則実行委員長(49)は「遠い湖岸に小さな人影が並ぶのを見て、感動した」と喜んでいた。
 同市唐橋町の県青年会館では、「24年前の抱きしめてBIWAKO写真展」が開かれ、当時の参加者らが撮った写真52点が展示された。

11/11/06

■震災復興願い 16万人手つなぎ 抱きしめてBIWAKO 24年ぶり(京都新聞電子版)
 琵琶湖の周りに長い列をつくって手をつなぐ「抱きしめてBIWAKO」が6日、県内の湖畔で行われた。県内外から約16万1500人(主催者発表)が参加し、環境保全や福祉、東日本大震災復興などの願いを込めて手を握りあった。
 「びわ湖の日」制定30周年を機に、有志が実行委員会を作り企画した。1987年に障害者福祉施設の移設支援を目的に開かれて以来、24年ぶり。参加者は500円を寄付し、滋賀県の学習船「うみのこ」の新造費や福祉、市民活動支援費などとして寄付される。
 琵琶湖の周囲235キロのうち、危険箇所を除く約170キロが対象。メーン会場の大津港では午前中から関連イベントが行われ、親子連れなどでにぎわった。正午前に一斉に琵琶湖に向かって列をつくり、合図でつないだ手を頭上へ掲げると、歓声が上がった。
 実行委の白井幸則代表(48)は「これだけの人が善意を持って集まってくれたのが素晴らしい」と笑顔。第1回の実行委員長の中澤弘幸さん(65)は「もうできないと思っていたのでうれしい。今回は日本全体を元気に、という思いが伝わったのでは」と話していた。

■よそものコロッケ:食べ歩き ブラックバスの身使用−−近江八幡(毎日jp滋賀)
◇「沖島の活性化に」 市内で販売開始
 近江八幡市の沖島周辺でとれたブラックバスを使った「沖島よそものコロッケ」の販売が5日、同市内の2店舗で始まった。
 ブラックバスの身におからや牛乳を混ぜて作ったクリームコロッケで、沖島漁協とひさご寿司が共同開発した。桜宮町の逢味庵(おうみあん)と多賀町の遠久邑(おくむら)で販売している。1パック5、6個入りで300円。
 食べ歩きできるように紙コップか舟形の紙容器に入れて販売。運営母体は沖島漁協でパッケージには沖島小児童の絵や誕生秘話、沖島通船の時刻表を載せ沖島をPRしている。パッケージ加工は同市加茂町の障害者自立支援施設「いきいき」が担当した。
 「よそもの」はブラックバスを意味し、企画したNPO法人近江八幡市中間支援センターは「市内の観光振興と沖島の活性化につながれば」と期待している。問い合わせは同センター(0748・36・5570)。【斎藤和夫】

■食べて一石二鳥 「沖島よそものコロッケ」本格販売(ChunichiWeb滋賀)
 琵琶湖に浮かぶ沖島漁港で水揚げされた外来魚ブラックバスを使った総菜「沖島よそものコロッケ」の販売が5日、近江八幡市小幡町中のつくだ煮店「遠久邑(おくむら)小幡店」、同市桜宮町の麺所「逢味庵(おうみあん)」の両店舗で始まった。在来種の小魚を食い荒らすブラックバスの駆除を兼ねたB級グルメで、おいしさを提供して地域活性化を目指す。
 コロッケは、新鮮なブラックバスの身をハーブとバターで炒めた後、おから入りの特製クリームソースをあえて油で揚げている。食べ歩きできる直径3センチほどの一口サイズで、衣はサクッと香ばしく、中はトロリとした食感が楽しめる。一舟(6個入り)300円。紙製舟に沖島小児童らが描いた魚のイラストなどが描かれている。
 沖島漁協(近江八幡市沖島町)、ひさご寿し(同市桜宮町)が1月から共同開発してきた。各種イベントでテスト販売を重ね、主婦らの意見を取り入れてきた。NPO法人近江八幡市中間支援センターも関係団体の連携を促し後押ししてきた。
 販売初日は、消費者の反応も上々。主婦や男性会社員らは揚げたてを買い求めていた。開発に携わったひさご寿し本店総料理長の川西豪志さん(34)は「コロッケだけにとどまらず、沖島をもっと皆さんに知ってもらえるような幅広い活動につながってほしい」と話している。
 問い合わせは、遠久邑小幡店=電0748(33)1184、逢味庵=電0748(36)7466=へ。(桑野隆)

■琵琶湖の開発考える 大津で利水、治水シンポ(ChunichiWeb滋賀)
 琵琶湖の治水、利水、環境保全に理解を深めるシンポジウム「琵琶湖開発事業の過去・現在・未来」が5日、大津市生涯学習センターであった。
 事業は国が初めて地域開発と水資源開発を一体的に進め1972年にスタート。シンポは国土交通省と水資源機構が施設運用と瀬田川洗堰操作規則に基づく操作を始めて20年の節目にあたることを記念して催した。
 シンポでは、事業内容をはじめ、生物の産卵時期に合わせた湖の水位管理や水質調査の状況を紹介した。
 パネル討論では、京都大の寶(たから)馨教授が、治水に「極端な事象、想定を超えるような事態にどのように対応するかが課題の一つ」と指摘。野洲市の山仲善彰市長は琵琶湖と産業、市民の接点を増やし、総合的に水資源を管理する体制の必要性を説いた。
 水資源機構の元琵琶湖開発事業建設部長の永末博幸氏は、琵琶湖側に「前浜」と呼ぶ空間を国有地化し、自然景観との調和を図った湖岸堤・管理用道路に触れ「誇れる事業だった」と振り返った。
 市民ら約200人が聴き入った。(梅田歳晴)

■外来魚駆除広がる「協力隊」  滋賀県、参加後押し(京都新聞電子版)
 琵琶湖の外来魚回収量を増やすため、滋賀県が民間企業や団体に呼び掛けて2009年から導入した「駆除協力隊」の活動が広がりを見せている。社員らは釣りを家族と楽しみながら水環境への理解を深め、県は釣りざおを仕掛け付きで無料で貸し出して手軽な参加を後押しする。本年度は上半期で初年度の参加団体数を上回った。
 県は03年、琵琶湖の生態系保全を目的に、ブラックバスやブルーギルなど釣った外来魚の再放流を条例で禁止し、湖周辺の公園にボックス66基を設置して回収を進める。漁港にはいけすを29基設け、障害者を支援する大津市のNPO法人が譲り受けて肥料に変え、農作物を育てている。
 回収施設での外来魚の量は、同施設の増設や条例の周知、協力隊の導入で、2003年度の9・6トンから10年度は21・5トンに増えた。協力隊は09年度は11団体897人だったのが、10年度は20団体1348人が参加。11年度は4〜9月で14団体903人と、09年度実績をすでに超え、10年度を上回る勢いだ。
 参加は県内が中心だが京都や大阪からもあり、事業所や小学校、大学サークルなど幅広い。滋賀銀行は昨年と今年に1回ずつ実施し、計268人が2032匹(81・8キロ)の外来魚を釣り上げた。同行CSR室は「参加者は、さおをおろすとすぐに釣れるほど外来魚が多くて驚いている。魚釣りに興味を持った子どもがいる家族は、協力隊以降も継続している」という。
 県琵琶湖レジャー対策室は「今年は『びわ湖の日』30周年でもあり、余暇を楽しみながら琵琶湖の問題を身近に感じてほしい」と、一層の参加を呼び掛けている。同室TEL077(528)3485。

11/11/05

■西湖湖底を清掃 クニマスすむ環境守る 釣り環境保全連盟(山梨日々新聞社WEB版Miljan)
 70年ぶりに富士河口湖町の西湖でクニマスが確認されたことを受け、同町のNPO法人・日本釣り環境保全連盟(山下茂代表)は3日、西湖の湖底や水際などで清掃活動を行った。
 同NPOは2001年から河口湖を中心にごみ拾いを続けているが、今年はクニマス発見を受けて、魚がすむ環境を守ろうと初めて西湖西岸で行った。
 ごみ拾いには、同町の釣り専門学校の学生やダイバーなど12人が参加。ダイバーは水中に潜ってルアーやワームなどを回収した。学生は腰まであるゴム製の長靴を履いて、水際のごみを拾った。
 この日回収されたごみは、ルアー(650グラム)やワーム(4・3キロ)をはじめ、空き缶(15・2キロ)など計56キロ。ビーチパラソルやタイヤなどの粗大ごみもあった。
 参加した学生は「西湖は富士五湖の中でも比較的きれいだが、使用が禁止されているワームが多く見つかって驚いた」と話していた。

11/11/04

■琵琶湖上に“雲海”広がる 観光客ら幻想的な景色を楽しむ(京都新聞電子版)
 澄み切った秋晴れとなった4日朝、大津市内の比叡山から琵琶湖上を望む一帯に、雲海が広がった。ドライブウェイを訪れた観光客らが、幻想的な景色を楽しんでいた。
 雲海は、寒暖の差が大きく風の弱い朝などに発生する現象。彦根地方気象台によると、この日は県内4カ所で11月の最高気温記録を更新。大津も最低気温は平年より4・7度高い13・8度で、「よく晴れて地面の温度が下がり地表付近の水蒸気が冷える、霧が発生しやすい条件だった」という。
 比叡山ドライブウェイ付近は早朝から霧に包まれた。午前11時ごろまで、真っ白い雲海の上に対岸の山が浮かぶように連なり、観光客らが見入っていた。

■琵琶湖保全は世界の“指針” 県職員発表  世界湖沼会議(京都新聞電子版)
 【オースティン(米国)滋賀本社=相見昌範】第14回世界湖沼会議3日目の2日、滋賀県職員3人が分科会で、生態系に配慮した琵琶湖の総合保全の必要性や外来魚対策について発表した。会場からは「琵琶湖は湖沼保全の先進例だ」との声が上がり、熱心な質問が相次いだ。
 琵琶湖政策課の三和伸彦副参事はビデオ映像を交え「琵琶湖総合開発事業」の歩みや水質改善を目指したせっけん運動、「びわ湖の日」制定の歩みを紹介。同事業の後を受けて県が1999年度に策定した「マザーレイク21計画」のこれまでの成果を説明した。
 「生活、工場排水を規制し、水質は目標の昭和40年代前半に近づいた」とする一方で、生態系バランスの変化で改善が進まない水質項目もあると報告し、「生態系への配慮を自覚するのが大切」と強調した。
 琵琶湖博物館の中井克樹専門学芸員は、生態系に深刻な影響を与える北米原産のブルーギルとオオクチバスの激増に対し、県が取り組んだ対策を紹介して「従来の漁業が営めるまで外来魚の密度を低下させることが必要だ」と呼び掛けた。流域政策局の松野克樹副局長は「府県を超えて社会的に合意できる仕組みや課題解決の資金確保が大切だ」と述べた。
 中井専門学芸員は「発表後もフィリピンのラナオ湖の保全関係者から『琵琶湖と同じように外来魚で困っており、もっと状況を教えてほしい』と依頼があった。いろいろな見方ができることが大切で、情報を交換していきたい」と話した。

11/11/02

■湖沼の保全、嘉田知事が議長務め議論 世界湖沼会議(京都新聞電子版)
 【オースティン(米国)滋賀本社=相見昌範】第14回世界湖沼会議は1日、世界各国の行政や国際機関の代表ら25人による「国際政策フォーラム」を開いた。滋賀県の嘉田由紀子知事が共同議長を務め、持続可能な湖沼の流域管理について議論した。
 ケニアからの出席者は、禁漁期を設けているのに守ってもらえない事例を紹介し、「自然管理では、資源に依存する人の生活とうまく調節することが必要だ」と主張した。一方、フィリピンの代表は「湖は水を(飲料用の)商品として扱っていたが、生き物がいたり、漁業資源の場でもある。世代を超えてつなぐ宝物だ」と語った。
 国際湖沼環境委員会メンバーのセネガル人は、湖沼保全に多くの人の参加を得るためには科学的な用語で説明するのではなく、誰もが分かる言葉を使うことが大事だと呼びかけた。
 嘉田知事は湖沼を持続可能な形で利用し、保全する仕組み「統合的湖沼流域管理」について、「どの地域の湖沼であっても地球規模の事柄とつながっていると理解すべきだ」と述べ、各地域の経験を共有する必要性を強調し、議論をまとめた。

■12月3日に全線運転再開へ 今月19日に特急増便予定 JRきのくに線(熊野新聞オンライン)
 那智川にかかる橋りょうが台風12号の影響で流出したため、現在部分運行中のJRきのくに線が12月3日(土)にも全線で運転再開見込みとなったことが、二階俊博代議士や玉置公良代議士らからの情報でわかった。新宮駅構内に留置中の特急列車もJR東海経由での回送調整が進んでいて、今月19日(土)から特急の運行が、現行の2往復から6往復に増便予定という。
 那智川橋りょうは現在、工事用の仮橋が組まれ、流出した橋桁や橋脚の再設置作業が進んでいる。併せて同橋りょう以外でも、傷みが進んだレールやバラスト、枕木などの敷設替えが、区間運休を機に進められている。
 JR西日本はこれら作業が完了次第、災害前の時刻表通り特急7往復体制の運転を全線で再開する考え。
 きのくに線は台風12号被害に伴い、紀伊勝浦駅〜新宮駅間を除いた区間で部分運行中。特急は一日2往復、普通は一部を除き運転再開され、上記2駅間は代行バスでの輸送が続いている。
 運転再開に合わせて、復興支援キャンペーンも計画されている。JR西日本関係では、企画切符『元気です和歌山南紀パス』の発券、旅行会社と連携した送客、紀伊勝浦駅をモデルとした駅プランの設定、再開当日は新大阪駅と新宮駅で式典などが予定されている。

■ガソリン価格、前週から横ばい(Impress Car Watch)
2011年11月2日発表
 石油情報センターは11月2日、石油製品小売価格の週次調査(10月31日調査)の結果を発表した。
 これによると、ガソリン価格の全国平均はハイオク153.3円、レギュラー142.5円、軽油122.8円。前週と比べハイオク/レギュラーは横ばい、軽油は0.1円の値下がりにとどまっている。
 地域別で見ると、関東のみ各油種とも0.1〜0.2円値上がりしたものの、そのほかの地域はほぼ横ばいの結果となった。

■多田羅沼の生態系回復へ 県が来年度から4年間 外来種駆除やハス除去(下野新聞SOON)
 県環境審議会が1日開かれ、県環境森林部は市貝町の多田羅沼で2012年度から4年間にわたり、外来種駆除などの生態系維持回復事業を行うことを諮問した。同沼は外来種の侵入やハスの大量繁茂、湿地の乾燥化により生態系や湿生植物への悪影響が顕在化している。県内26カ所の自然環境保全地域で同事業を行うのは初めて。
 多田羅沼はサギソウやトキソウなど県版レッドリストに載る湿生植物が豊富で、1973年に24ヘクタールが同保全地域に指定された。
 県の実態調査で、野外に放つことが禁止される特定外来生物10 件のブルーギルやオオクチバス、ウシガエルなどの生息が確認された。沼の水面には、25年前にはなかったハスが一面に繁茂。ハスは外部から持ち込まれたとみられる。また、湿地に木が生え希少種が日陰に追いやられている。
 県の計画案などによると、地元保全団体の「多田羅沼と憩いの森を守る会」や自治会、町、県などで構成する協議会が外来種駆除やハス除去などを実施する。

11/11/01

■大沼15年ぶり干し上げ 小山 水質浄化、外来種を除去(下野新聞SOON)
 【小山】農林水産省「ため池百選」に選ばれた羽川の大沼で、水を抜いて底を露出させる干し上げが行われている。水質保全と外来魚の除去などが目的。大沼を管理する小山用水土地改良区によると、大沼の干し上げは約15年ぶりという。
 農業用ため池の大沼は2002年、親水公園として整備され、釣りや散歩など市民憩いの場として親しまれている。
 30日には、記念イベントが開かれ、沼西側の池での魚のつかみ取りなどが人気を集めた。また、水を抜いた大沼では、大きなコイやフナとともに、生息数が減っているというタナゴも見つかり、関係者を驚かせた。
 冬にはコブハクチョウも飛来することから、同改良区は3日をめどに、再び水を入れ始めるとしている。

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