琵琶湖の湖底から
(2008/07)

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08/07/31

■びわ湖大花火大会 警備態勢を強化(asahi.com滋賀)
【無差別殺傷相次ぎ 監視台や巡回班】
 約1万発の花火で、琵琶湖の夜空と湖面を彩る夏の風物詩「びわ湖大花火大会」が8月8日、大津港沖一帯で開かれる。当日の会場周辺は約35万人の見物客が予想されるが、今年は東京・秋葉原など、人が集まる場所での無差別殺傷事件が相次いでいることから、県警や主催者は従来の警備態勢を再検討。新たに監視台を設けたり、巡回班を特別に編成したりして警戒の強化を図る。
 警備態勢は、特別警戒が敷かれた今年の祇園祭(京都市)などを参考にしたといい、花火大会当日は、県警が警察官約400人、実行委員会も自主警備員を約500人投入するという。
 県警によると、パイプを組んで作る高さ約4メートルの監視用やぐらは、混雑が見込まれるJR膳所駅と、大津署大津水上派出所など大津港周辺の3カ所に設置。人の流れを上から監視し、地上で雑踏整理にあたる警察官に無線やスピーカーで指示する。さらに、大津署員20人による特別隊を編成。主に不審者を警戒し、事件が起きる前兆があった場合は、真っ先に現場に駆けつける。各所の歩行者用道路の入り口付近には、強引に侵入してくる車両への車止めとして、水を入れたナイロン袋18個なども設置するという。
 県警地域課の山本義隆次席は「人の集まる場所で、誰が何を狙っているのかわからない時代。安心して花火を見て無事に帰ってもらうには、窮屈かもしれないが我慢してほしい」と話す。
 また、県警は大津、草津両市内の湖岸の一部道路で交通規制を実施する。大津市中心部は、JR大津駅前やJR膳所駅前が午後5〜同11時、なぎさ公園や大津港周辺の湖岸道路(国道161号除く)は同5〜同10時に歩行者用道路になる。湖周道路の大萱6丁目交差点(大津市)―湖岸志那中町交差点(草津市)は、午後5〜同10時が北進の一方通行になる。大会終了後には、混乱を避けるためにJR大津駅や京阪島ノ関駅などへ向かう歩行者の通路規制を行う。さらに、駐車監視員が放置車両の確認作業をする。
 荒天の場合、花火は11日に延期される。交通規制の詳細は大会実行委員会のホームページ(http://www.biwako−visitors.jp/hanabi/)へ。

08/07/30 

■レスキュー隊がアオサギ保護、脚にルアー刺さり衰弱(Yomiuri On Line佐賀)
 佐賀市の佐賀城公園のお堀で28日、釣りに使うルアーが脚に刺さって衰弱したアオサギを、佐賀消防署のレスキュー隊が保護した。動物病院で傷を縫合し、栄養剤の注射を受けて回復に向かっている。公園を管理する県佐賀土木事務所によると、県条例でお堀での釣りは禁じられているが、釣りをする人は後を絶たず、ルアーが人の体に当たったという情報も寄せられているという。同事務所はこれらの事例を受け、週3回、平日に行っている巡回を土、日曜日にも実施することを検討している。
 アオサギは体長約70センチ、体重1・5キロ。通りかかった市民の通報でレスキュー隊員が駆けつけると、羽をばたつかせて逃げようとしたが、衰弱して飛べず、浅瀬で横向きに倒れた。針を取ろうともがいたのか、脚に数か所の切り傷があった。三つまたの針が両脚に刺さり、血まみれで立つこともできない状態だった。
 レスキュー隊はニッパーなどを使って針を抜き、ぬれたタオルで体を包んで県の担当者に引き渡した。野鳥を保護したのは初めてという下村稔隊長(51)は「動物も人間も命は同じ。無事だといいが」と心配していた。県は完全に回復すれば野生に戻すことにしている。
 県佐賀土木事務所によると、お堀にはブラックバスやブルーギルなど、ルアー釣りの対象となる外来魚がいることが確認されている。釣りを禁じた県条例には5万円以下の過料という罰則規定もあるが、適用されたことはなく、巡回の際に1日あたり1〜3人の釣り人を注意しているという。

■水草:大量発生、学識者ら6人が繁茂の要因分析 当面の管理法など検討(毎日jp滋賀)
◇年内に対策まとめ
 南湖(琵琶湖大橋以南)で大量発生し、生活や漁業に悪影響を与える水草の管理方法などを検討する「水草繁茂に係る要因分析等検討会」が28日、大津市松本1の大津合同庁舎で開かれた。
 検討会は神戸大の角野康郎教授を座長に、県立大や県立琵琶湖博物館の学識者など6委員で組織。県や国、県漁連などの関係者ら10人が幹事やオブザーバーとして加わった。
 まず、被害の現状について▽水草が漁具の「えり」を倒したり、水面を覆って漁ができない▽スクリューに絡まり、船の航行に支障▽湖岸に漂着した水草の腐敗臭−−などと説明。92年からの瀬田川洗堰による水位低下操作や94年の大渇水との関連も分析された。
 委員からは「溶存酸素が減っている場所はどこか」「漁獲高が減っている魚介類の種類や量は」などと質問が相次ぎ、角野教授は「具体的な判断材料がもっと必要」と総括した。今後、3回程度の会議で議論を深め、5年間をめどにした対策を年内にまとめる。【近藤希実】

 

■琵琶湖で不明の男性、遺体で発見 ボートから誤って転落か(京都新聞電子版)
 30日午前8時半ごろ、滋賀県草津市志那町の琵琶湖の沖合約1・3キロで、28日から行方不明となっていた栗東市荒張、厩務員(きゅうむいん)本田勝則さん(37)が水死しているのを捜索中の警察官が発見した。
 草津署によると、本田さんは28日早朝にボートで単独出航。発見時、救命胴衣を着用していた。同署はボートから誤って転落した可能性が高いとみている。滋賀県南部では同日昼に大雨洪水警報が発令されていた。

08/07/29 

■水草の異常繁茂、対策の方向性など議論 大津で検討会(京都新聞電子版)
 琵琶湖・南湖の水草の異常繁茂について協議する検討会が28日、大津市内で初会合を開き、漁業被害の現状報告と異常繁茂の要因、対策の方向性などを議論した。
 国土交通省と滋賀県が主催した。同省琵琶湖河川事務所の津森ジュン所長はあいさつで「繁茂の因果関係が複雑で、行政がどう対応すべきか見えにくい」と述べ、打開策の策定に期待を込めた。
 報告では、瀬田川洗堰(大津市)の操作規則改正で水位を低く設定していることが水草の光合成を促しているとの見方に対し、洗堰を管理する同事務所が「水位の影響は限定的」とデータを示して否定。これに対して県は「少なくとも、1994年の大渇水が異常繁茂の契機になった」と主張、低水位の影響は否定できないとの見解を示した。
 委員からは対策の方向性について、水草の種別に被害状況を見極める必要性や、どの程度の繁殖状況が適切なのか目標を明確にすべきとの指摘があった。
 検討会は、当面の5年程度の緊急対策について話し合う。今後、3回程度の会合を経て、年内をめどに対策を打ち出す方針。

■八郎湖:再生へパンフ作製 県が流域に配布(毎日jp秋田)
 水質浄化を目指し、水質保全計画が進められている八郎湖の今後5カ年の達成目標などをわかりやすく紹介するパンフレット「美しい八郎湖の再生」がこのほど完成。県は4万5000部を作製。市町村を通じ流域全戸に配布している。
 A4判でカラー8ページ。八郎湖の地図を中心に、それぞれの場所で進められる対策を写真とともに説明している。下水道整備と接続率の目標を数値で示し、「わたしたちにできること」では生ゴミを下水に流さないことや、釣ったブラックバスは持ち帰るか近くのブラックバス回収ボックスに入れることなどを呼びかけている。
 ヨシなどの水草を植える市民団体の湖再生活動も紹介。作製した県八郎湖環境対策室は「住民の協力なしに水質改善は進まない。パンフレットを読み、再生活動に参加するなど協力をお願いしたい」と話している。【百武信幸】

■豪雨:県内で被害 停電1410世帯(毎日jp滋賀)
 近畿地方で激しい雷雨があった28日、県内でも草津市からボートで琵琶湖にバス釣りに出た栗東市内の厩務(きゅうむ)員の男性(37)が行方不明になったほか、県内5カ所で約1410世帯が停電した。
 彦根地方気象台によると、豪雨は高島市朽木平良(くつきへら)で午前11時20分〜午後0時20分に33・5ミリ、大津市萱野浦で午後0時20分〜1時20分に31ミリを記録した。
 関西電力滋賀支店によると、落雷による停電は同市大石中で約880戸▽同市南志賀で約100戸▽甲賀市水口町水口で約50戸▽甲良町で約110戸▽愛荘町で約270戸−−で起きたが、すべて夕方までに復旧した。
 また、大津市枝3の県道不動寺本堂線の天神川の橋で、「川の増水で渡れない」と13人から通報があり、同市消防局が渡るのを支援した。けが人はなかった。【金志尚】

■県内全域「大雨警報」発令(asahi.com滋賀)
【大津など 落雷で1410世帯停電】
 南からの暖かく湿った空気と上空の寒気の影響で大気が不安定になり、県内は28日朝から豪雨に見舞われた。彦根地方気象台によると、大津市南部では午後0時半から午後1時半までの1時間に約80ミリの雨が降ったと見られ、数年に一度の大雨として「県記録的短時間大雨情報」が発令された。
 午前8時の降り始めから午後7時までに高島市朽木平良で総雨量54.5ミリを観測したのを最高に、大津市萱野浦で46.5ミリ、余呉町柳ケ瀬で42ミリなどを観測し、県内のほぼ全域で大雨警報が出された。落雷による被害も相次ぎ、大津市や甲賀市、甲良町、愛荘町の計約1410世帯で最大約3時間停電した。
 大津市南消防署などによると、午後2時45分ごろ、大津市枝4丁目付近で天神川が増水し、川にかかる県道不動寺本道線の橋が水をかぶり、徒歩やバイクの7人と車3台に乗っていた9人の計16人が一時立ち往生した。

■集中豪雨 川増水13人橋渡れず 大津 参拝者ら消防署員が誘導(Yomiuri On Line滋賀)
琵琶湖で1人不明2人救助
 各地で集中豪雨の被害が発生した28日、県内でも南部を中心に雷を伴う大雨となった。県や県警によると、床上・床下浸水の報告はないが、琵琶湖で男性1人が不明のほか、強風で女性1人がけがをし、13人が川の増水で橋が渡れなくなるなどの影響が出た。
 彦根地方気象台は午後0時50分、近江南部と東近江、甲賀、近江西部に大雨警報、湖東を加えた各地域に洪水警報を発令。午後1時54分には、大津市南郷で気象レーダーによる解析雨量が1時間あたり約80ミリとなり、県記録的短時間大雨情報を出した。
 この雨で、大津市枝の天神川が増水し、近くの太神山不動寺の参拝者ら13人が午後2時45分ごろ、橋が浸水して渡れなくなった。7人は消防署員の誘導で下流の橋を歩いて渡り、6人が水かさがひくのを待って車とオートバイで渡った。
 草津市木川町では午後0時15分ごろ、民家の壁に立てかけてあった鉄板が強風で倒れ、近くの女性(77)が、手に軽傷。
 午後0時30分ごろには、大津市本丸町の琵琶湖の沖合約100メートルで、男性2人が乗ったボートのエンジンが故障。大雨の中、湖上に取り残されたが、約2時間40分後に消防艇が救助した。けがはなかった。
 また、午後2時20分ごろ、草津市下笠町の琵琶湖沖合約400メートルで、沈みかけている無人のボート(幅1・5メートル、長さ4メートル)を砂利採取船の作業員が見つけた。草津署などの発表によると、栗東市の男性(37)が午前5時ごろ1人で出航しており、同署は男性が誤って転落したのではないかとみて、男性の行方を捜している。
 同気象台によると、アメダスによる午前8時の降り始めからの雨量は午後4時までに、高島市朽木平良で48・5ミリ、余呉町柳ヶ瀬42ミリ、大津市萱野浦41ミリ、大津市南小松31ミリ、彦根市30・5ミリなど。1時間での最大雨量は高島市朽木平良で33・5ミリ、大津市萱野浦で31ミリ、余呉町柳ヶ瀬で30ミリなどとなった。
 関西電力滋賀支店によると、送電線への落雷などのため、昼ごろに大津市で約1000世帯、甲賀市で約50世帯、甲良、豊郷の両町で計約110世帯が停電した。大部分は1〜2時間程度で復旧したという。
 同気象台は「29日も引き続き大気の状態が不安定で、大雨になる可能性がある」としている。

■大府の池でアリゲーター・ガー発見 魚食性の外来魚(Chunichi Web愛知)
 北中米に分布する魚食性の淡水魚「アリゲーター・ガー」とみられる魚が大府市宮内町の神様池で見つかり、東海署に持ち込まれた。鳥のような長いくちばしに鋭い歯が並び、日本で人気のある観賞魚。飼い主が放したとみられる。
 27日夕方、ブラックバス釣りをしていた同市の男性会社員(38)が釣り上げた。全長55センチ。暗褐色の魚体はよろいのように硬く、ギョロリとにらむ丸い目がいかめしい。
 岐阜県世界淡水魚園水族館(アクア・トトぎふ)によると、アリゲーター・ガーは全長3メートル、重さ137キロに成長した個体の記録が残る。大きな魚類を餌とし、時に水鳥を捕食することもある。
 成長が早く、水槽に収まり切らなくなり、困った飼い主が放った可能性が高い。同館でも同様の報告が数件寄せられている。日本の冬を越すのは難しく、春先から夏にかけて放されたと同館はみる。
 輸入や飼育、野外に放つことが禁止される特定外来生物ではないが、同館の波多野順学芸員(31)は「在来魚を食べることがある上、釣り人の手をかむ恐れがある」と指摘。知多県民センター環境保全課は「飼い主は最後まで面倒をみてほしい。不用意に自然界に放つのはやめて」と話す。
 そもそも一般家庭での飼育は不向きなこの魚。28日、東海署から神様池の管理者である大府市に引き渡され、さらに地元の住民や農家でつくる「神様池保全会」の役員が引き取った。どう処分するか検討中という。(西尾述志)

08/07/28 

■ボート漂流男性が不明 草津の琵琶湖(京都新聞電子版)
 28日午後2時20分ごろ、滋賀県草津市下笠町の沖合約400メートルの琵琶湖で、無人のバスボートが漂流しているのを砂利採取作業中の男性が見つけ、警察に通報した。乗っていたとみられる栗東市の厩務(きゅうむ)員本田勝則さん(37)の行方が分からず、草津署などが捜索に当たっている。
 調べでは、本田さんは同日午前5時ごろ、同市内の貸しボート店でバスボート(幅1・5メートル、長さ4メートル)1隻を借り、1人で出航。滋賀県南部では、同日午後零時50分に大雨洪水警報が発令されていた。
 同署は本田さんがボートから転落した可能性が高いとみて付近の湖岸を捜索したが発見できなかった。近くの湖上では本田さんの物とみられる携帯電話などが入ったかばんが見つかった。同署などは29日朝からヘリコプターや警備艇を出動させ、捜索を再開する。

■西びわ湖ペーロン大会:どらの音に合わせ、41艇が勇壮に−−高島(毎日jp滋賀)
◇一般・三谷オーシャンクルー、女性・ビーチガールズがV
 高島市今津町の琵琶湖で27日、恒例の「西びわ湖ペーロン大会」(実行委主催)が開かれ、男性らがこぎ手の「一般の部」32チームと「女性の部」9チームの計41チームが参加。どらの音に合わせて豪快に進むペーロン船に、約3000人の市民が声援を送った。
 大会は、91年から始まり、今年で17回目(06年は中止)。市内の職域、地域グループに加え、京都府や大津市のチームの約800人が出場した。
 市所有のぺーロン船(全長約10メートル)に18人ずつで乗り込み、湖岸の往復約600メートルのコースを4艇ずつで競争し、到着タイムを競った。選手は、勇壮などらの音に合わせて、力いっぱいこぎ、懸命に船を前進させた。
 この日は、正午過ぎの雷雨の影響で、レースは途中で中止されたが、それまでのレースタイムの結果、一般の部は、三谷オーシャンクルー(同市今津町)、女性の部は、ビーチガールズ(同)が優勝した。【近藤修史】

■清楚な花に しばしの涼 草津でハス祭り(Chunichi Web滋賀)
 草津市の市立水生植物公園みずの森で二十六日、二十七日の両日、ハス祭りが開かれ、六千人の来場者が公園東南の琵琶湖に群生するハスを観賞した。
 ハスがあるのは広さ十三ヘクタール。今月中が見ごろだが、花自体は九月まで見られるという。ハス祭りは最盛期に合わせて開催した。
 会場でアオバナの紙すき体験やヨシ笛コンサート、野だてなど多彩な催しが繰り広げられた。両日とも多くの来場者が詰め掛け、花と催しを楽しんでいた。 (中村禎一郎)

08/07/27

■象鼻杯、ハスの香りチュ〜 草津・みずの森(京都新聞電子版)
 満開のハスを楽しむ「ハス祭り」が26日、滋賀県草津市下物町の水生植物公園みずの森で始まり、来園者がハスの葉と茎を使って酒を飲む「象鼻杯(ぞうびはい)」などを楽しんだ。
 象鼻杯は園内で育てたハスを使った。葉に地酒や水が注がれると、来園者は茎を吸ってほのかなハスの香りとともに味わった。中には長さ1メートル近い茎もあり、周囲から「頑張れ」と声援を受けながら飲み干す人もいた。
 このほかにハスの生け花などの催しがあり、大勢の来園者でにぎわった。祭りは27日も行われる。入園料が必要。

■「鳥人間」会場で突風、3人けが 滋賀で初の竜巻注意情報(京都新聞電子版)
 滋賀県内は27日、発達した雨雲の通過に伴って突風や強い雨に見舞われ、けが人や列車の遅れなどが発生した。
 彦根市松原町の琵琶湖岸であった「鳥人間コンテスト」の会場では同日午後零時50分ごろ、飛び出し台に取り付けていた畳一畳ほどの補助板が強風にあおられ、撤去作業中だった男性3人に衝突。3人は頭や肩などにけがを負った。
 JR湖西線では強い雨で高島市の新旭−近江中庄駅間が同日午後1時ごろから約3時間、強風で大津市の近江舞子−北小松駅間が約20分の間、それぞれ徐行運転。約5500人に影響した。
 彦根地方気象台は同日午後1時10分、県内初となる竜巻注意情報を県内全域に発表した。同情報は竜巻が発生しやすい気象状況と判断した時、注意を呼びかける目的で気象庁が今年3月26日から全国で始めた。

■猛暑サンデーにぎわう 琵琶湖の水泳場(京都新聞電子版)
 連日の猛暑の中、7月最後の日曜となった27日、滋賀県の琵琶湖岸の各水泳場は、涼を求める多くの家族連れや若者らでにぎわった。
 白砂青松で知られる大津市南小松の近江舞子水泳場は、松並木に沿ってカラフルなパラソルが満開となった。夏雲の間から強い日差しが照りつけ、水辺ではビーチボールではしゃぐ子どもたちが、水しぶきを上げていた。同水泳場では「今夏はガソリン代の高騰や渋滞回避のせいか、鉄道で訪れる行楽客も多い」という。
 彦根地方気象台によると、この日の最高気温は大津で36・3度、彦根で34・2度。大津では18日、彦根では16日連続の真夏日となった。

■「釣りキチ三平」の県内ロケ始まる 5市町村で撮影へ(さきがけ on The Web)
 漫画家矢口高雄さん(横手市増田町出身)の代表作「釣りキチ三平」の実写映画の県内ロケが26日、湯沢市秋ノ宮の役内川でスタートした。撮影は同市、由利本荘市、八峰町、五城目町、東成瀬村の5市町村で、9月上旬まで行われる。
 東映の制作、配給。監督は「陰陽師」「バッテリー」などの作品がある滝田洋二郎さん。公開は来年春ごろの見通し。
 同日のロケでは、スタッフ約80人と、地元の湯沢市や全国から集まったエキストラ10人で、アユ釣り大会のシーンを撮影。主要キャストの撮影場面はなかったが、三平役の須賀健太さんも現場に訪れた。
 須賀さんは「秋田は自然が多く、川が本当にきれい。三平は天才釣り少年なので、役に負けないよう釣りの練習を頑張りたい。原作のファンにも楽しんでもらえるような映画にしたい」と話していた。
 撮影は今後、由利本荘市鳥海町の法体の滝や五城目町馬場目の北ノ又集落などで行われる予定。

■ハス祭り:午前7〜10時見ごろ きょうまで草津で(毎日jp滋賀)
 国内有数のハスの群生地、烏丸半島(草津市)東側の琵琶湖岸に隣接する同市立水生植物公園みずの森で26日、「ハス祭り」が始まった。27日まで。
 同園によると、例年、6月下旬から9月上旬にかけ、岸から沖に向かって次々と咲くため、今月が最も多くの花が楽しめる。今年は晴天が続いて生育も良いという。約13ヘクタールにわたって広がるピンクの花と緑の葉のコントラストが美しく、早朝から多くの人でにぎわっている。花は昼には閉じてしまうため、午前7〜10時が見ごろ。
 祭りでは、ハスの葉に地酒やミネラルウオーターを注ぎ、茎を通して飲む「象鼻杯(ぞうびはい)」などが行われた。27日も、生け花のデモンストレーション、ヨシ笛作り体験教室など多彩なイベントがある。
 開園は、来月20日までは午前7時〜午後5時。入園料は、大人300円▽高大生250円▽小中学生150円。問い合わせは同園(077・568・2332)。【南文枝】

08/07/26

■カワウ被害深刻 滋賀大付属中生が竹生島で調査(Chunichi Web滋賀)
 琵琶湖のカワウ問題を学び、解決策を探ろうと、滋賀大教育学部付属中学校の生徒が、関係者に聞き取り調査を進めている。23日は竹生島に渡り、宝厳寺の峰覚雄住職(45)に、被害で困っている実態を聞いた。
 生徒は1−3年の7人。当日は、湖北野鳥センター職員からカワウの生態などを学んだ後、竹生島へ。島を覆うようにカワウの営巣地が広がり、緑が失われて立ち枯れする木々や、寺の境内に落ちたフンなどを観察した。
 峰住職は、かつての緑豊かな島がカワウによって変ぼうし、木々の減少で土砂が流れ出し、がけ崩れが起きたり、衛生面の不安があることを説明。「現地の苦悩を分かってほしい。早急の対策が必要」と切実に訴えた。
 話を聞いた3年の本村優貴君(14)は「被害がこんなにひどいとは思わなかった。島にいる人しか分からない事実も知った。解決策を考えたい」と話していた。生徒たちは、2学期に調査結果をまとめる。(近藤歩)

08/07/25

■最大電力:今夏最高の暑さで、過去最高の263万キロワット(毎日jp滋賀)
 24日の県内は高気圧の影響で厳しい暑さに覆われた。彦根地方気象台によると、大津市で36・1度と県内での今年の最高気温を記録。このほか東近江市で35・7度、虎姫町で34・4度と、今年最高の暑さとなった。
 関西電力滋賀支店によると、暑さによる冷房需要の増大で管内の最大電力(売電量の瞬間最大値)が23日午後3時に263万1000キロワットに達し、過去最高の258万7000キロワット(01年8月2日)を更新した。【鈴木健太郎】

08/07/24

■船舶事故訓練:本番さながら、乗客らを救助−−琵琶湖(毎日jp滋賀)
 琵琶湖上の市町の境界が昨年9月に確定したことを受け、大津署は23日、大津中消防署と合同で、大津市の大津港付近の湖上で船舶事故訓練を実施した。
 訓練は「暴走したモーターボートが大型客船に衝突し、ボートの乗員2人が転落。客船から出火し、驚いた乗客2人が湖に飛び込み、船長と乗客2人が船内に取り残された」との想定。大津署が現場近くに警備本部を設置。警備艇で転落した乗客を救助し、炎上する客船に消防艇が消火した。【金志尚】

■ピンクと緑、湖面彩る 草津でハス満開(京都新聞電子版)
 滋賀県草津市下物町の烏丸半島東の琵琶湖に群生するハスが満開を迎えた。一帯の湖面は大きな緑の葉で埋め尽くされ、合間からのぞくピンクの花が真夏の湖岸を彩っている。
 ハスの分布範囲は約13ヘクタールにわたり、その規模は全国最大級とされる。一帯では連日、花がきれいに咲く午前中に大勢の観光客が訪れ、写真撮影や写生を楽しんでいる。
 近くの水生植物公園みずの森によると、今年は梅雨の時季に雨が少なく、花の色が例年より鮮やかという。同公園は26、27日に「ハス祭り」を開催し、ハスを使ったさまざまなイベントを繰り広げる。

08/07/23

■琵琶湖アオコ、最速発生 今年初 猛暑影響か(京都新聞電子版)
 滋賀県は23日、琵琶湖で今年初めてアオコが発生した、と発表した。1983年に初確認されて以来、最も早い発生という。
 県によると、同日午後3時ごろ、大津市雄琴6丁目の雄琴港内で、5メートル四方のアオコの膜2枚が漂っているのを県職員が発見した。アオコは水温が高いと発生しやすいという。

■八幡堀さかな釣り大会:釣果競うも外来魚 親子など100人参加−−近江八幡(毎日jp滋賀)
 近江八幡市の八幡堀で21日、恒例の「八幡堀さかな釣り大会」が開かれ、市内外から訪れた30組の親子や家族連れなど約100人が釣りを楽しんだ。
 八幡堀の浄化などに努めている「八幡堀を守る会」が「釣りを通し、環境問題を考えてもらうきっかけになれば」と開催。参加者は八幡堀の本町橋から幸円橋間の間に釣り糸を垂れ、時折、八幡堀巡りの観光船が行き交う中で、釣果を競った。釣れたのは、ほとんどがブラックバスかブルーギルだった。
 会場では、06年5月から浄化のために放流しているイケチョウガイの一部を引き上げ、浄化作用の展示もした。【斎藤和夫】

■アユ遡上数の早期予測OK 県水産試験場、数式を開発(京都新聞電子版)
 年によって変動が激しい琵琶湖産アユの川に上る量(遡上(そじょう)尾数)を、早い段階から予測する手法を、滋賀県水産試験場がこのほど開発した。遡上尾数は自然任せと思われていただけに、効率的な漁や釣り場の管理に役立つことが期待される。
 高島市の安曇川のやなでは、毎年4−6月の遡上尾数は多い年で約1000万匹、少ない年は約10万匹と大きな幅がある。
 水産試験場の酒井明久主任主査は、アユが川を上る直前の毎年3月の各種観測データに着目。湖のえり漁でとれる稚魚の数や大きさ、餌となるプランクトンの量を、1994年までさかのぼって調べた。
 その結果、遡上尾数の多い年は、湖のえりでの漁獲が多い▽体長も大きい▽湖中のプランクトン量が多い−という特徴が分かった。
 これらの要素を使い、遡上尾数を予測する数式を開発。過去の観測データを当てはめたところ、安曇川での実際の遡上尾数とほぼ一致した。この数式を使えば、3月の時点で4−6月の遡上尾数が予測できる。水温のデータも加えると、遡上を始める時期もおおむね予測できた。
 琵琶湖のアユは、群れの中で大きく育ったものが優先的に川を上り、残りは湖にとどまることが知られている。そのため体長やプランクトン量が遡上尾数に強く影響するとみられる。
 酒井主任主査は「遡上尾数が少ない予測ならアユの友釣りの漁場で放流数を増やすなど、釣り場の管理に役立つ。遡上時期が分かればそれに合わせてやなを設置するなど、効率的な操業もできるのでは」と話している。

08/07/22

■琵琶湖環境部長を交代 県内示 体制強化へ異例(京都新聞電子版)
 滋賀県は22日、山仲善彰琵琶湖環境部長(57)の職を解き、後任に西嶋栄治経営企画監(55)を充てる人事異動(23日付)を内示した。山仲氏は県理事となる。嘉田由紀子知事は、2造林公社の債務処理などを所管する同部のトップを替えることで、難航する課題の仕切り直しを目指すとみられる。
 県の部長を年度途中で交代させるのは異例。嘉田知事は「造林公社の債務処理をめぐる県の危機的状況に際し、体制強化を図ることが必要と判断した」とコメントした。
 山仲氏は、造林公社の債務処理策の実務上の責任者として、債権者の農林漁業金融公庫などとの交渉に当たった。県が公社とともに債務を背負って分割返済する案をまとめたが、総務省が同案について「財政援助制限法に違反する可能性がある」と指摘。6月定例県議会で関連議案を撤回する結果となった。
 このため嘉田知事は、懸案の早期解決のため人心を一新させ、県としての対策を再構築する方針とみられる。
 山仲氏によると22日夜、嘉田知事に呼ばれ、造林公社問題と栗東市のRD産廃処分場問題について「(山仲部長の仕事は)私のためにならなかった」と指摘されたという。
 山仲氏は京都新聞社の取材に対し「知事の命令なので従うが、私としては一生懸命やってきた。不当な人事で、残念だ」と話した。
 山仲氏については10月の野洲市長選の候補者に推す声も上がっており、「(立候補したらと)言ってくれる人はいるが、現時点では決めていない」と話した。

08/07/21

■ウオーターボールが人気 湖北で「水とロマンの祭典」(Chunichi Web滋賀)
 琵琶湖に親しむ「水とロマンの祭典」が20日、湖北町の尾上漁港を中心に開かれ、家族連れら4000人の人出でにぎわった。
 町や町商工会でつくるイベント実行委員会の主催で、23回目。
 透明の球体に入って湖上に浮かぶ「ウオーターボール」は行列ができる人気ぶり。2人で体験した同町の速水小6年、矢田有佳里さん(12)は「プニュプニュして水の上を歩いている感じ」、朝日小6年の吉川瑞紀さん(11)は「下の方は冷たかった。初めての感覚で楽しかった」と笑顔を見せた。
 湖岸では、子どもら200人がニゴロブナの稚魚を放流。外来魚のブラックバスの解剖教室もあった。夏の日差しが照りつける中、少しでも涼しくと、かき氷や流しそうめんを求めていた。(近藤歩)

08/07/20

■外来魚釣り大会:環境保全に一役 びわこキッズも募集(毎日jp滋賀)
 夏休み初日の19日、大津市と草津市の琵琶湖岸で外来魚釣り大会(県琵琶湖レジャー対策室主催)が開かれ、両会場で家族連れら計159人が参加した。県は、夏休みに釣った外来魚の再放流禁止(ノーリリース)に協力する県内の小学生「びわこルール応援キッズ」を募集しており、この日までに100人以上が登録し、楽しみながら琵琶湖の環境保全に一役買った。
 大津会場のなぎさ公園では、夏の青空の下、子どもたちが汗をかきながら外来魚を釣り上げ、両会場の釣果はブルーギル56・6キロ、ブラックバス1キロに達した。
 大津会場を家族4人で訪れた小学5年の大岡祐渡君(10)=同市仰木の里=は「琵琶湖固有種の卵が食べられてしまうのは学校で習いました。外来魚をなくしたいです」と話していた。
 同室は、びわこルール応援キッズを引き続き募集しており、8月31日までに最も多くの外来魚を釣り上げた子どもや団体を嘉田由紀子知事が表彰する。
 キッズの登録などの問い合わせは同室(077・528・3485)。【金志尚】

■ぼくは釣ったら食べる 外来魚駆除応援キッズ(Chunichi Web滋賀)
 琵琶湖の外来魚駆除に夏休み中の子どもたちにも協力してもらうと、県が企画した「外来魚駆除釣り大会」が19日、大津、草津市の両会場であった。
 参加した子どもたちは「びわこルール応援キッズ」として登録。琵琶湖で釣り上げた外来魚の再放流を禁じている県の「びわこルール」の定着に一役買ってもらう。
 大津市打出浜の会場は午前10時の受け付け開始から多くの家族連れが参加。応援キッズに登録した子どもたちに、オリジナル帽子がプレゼントされた。
 無料貸し出しの釣りざおを受け取ると、子どもたちは湖岸で早速、釣り開始。釣り糸を垂らすと、すぐにブルーギルが食い付く状態だった。
 弟の央雅君(7つ)と参加した大津市仰木の里東小5年の錦織大智君(10)は「いつもよりハイペースで、ばしゃばしゃ釣れた」と笑顔。びわこルールについても「知ってます。ブルーギルは空揚げにするとおいしい。ぼくは釣ったら食べるキャッチ・アンド・イート」と話していた。
 応援キッズによる外来魚駆除は、夏休み期間中の8月31日まで。期間中に最多、あるいは最大のブラックバスやブルーギルを釣り上げたキッズには、嘉田由紀子知事からの表彰もある。(本安幸則)

08/07/19

■琵琶湖の外来魚釣り“初任務” 「応援キッズ」の登録会(京都新聞電子版)
 ブラックバスやブルーギルを釣り上げた際、再放流の禁止に協力する「びわこルール応援キッズ」の登録会が19日、大津市と草津市であった。82人の小学生が加わり、早速「初任務」として、琵琶湖岸で外来魚を釣り、歓声を上げた。
 キッズは夏休みに釣った外来魚を回収箱やいけすに投入。魚の数などを県に報告すれば、嘉田由紀子知事の感謝カードが贈られる。
 大津市島の関のなぎさ公園湖岸では、多くの親子連れが釣りざおを並べた。子どもらはキッズに登録し、青色の帽子やバッジ、外来魚の回収袋を受け取った。
 ブルーギルを約20匹釣った大津市の仰木の里東小5年、錦織大智君(10)は「外来魚を逃がしたら、琵琶湖の環境が悪くなる」と、びわこルールへの協力を誓っていた。
 キッズの定員は1000人。応募は県琵琶湖レジャー対策室TEL077(528)3485。

■外来魚の個体数を確認 秋田市の三角沼(さきがけ on The Web)
 国交省秋田河川国道事務所は18日、秋田市新屋船場町の雄物川沿いにある通称・三角沼で魚の捕獲調査を実施し、オオクチバスなどの外来魚の個体数を確認した。雄物川の魚類の生息実態を把握し、在来魚が生息できる河川環境を保全する目的で2001年から毎年行っている。
 三角沼は秋田大橋と雄物新橋の間に設置された新屋水門の近くにあり、同川の水が入り込み、雄物川に生息する魚類の産卵場となっている。
 この日の調査では前日に仕掛けた刺し網などを引き上げ、生後1カ月ほどのオオクチバスの稚魚約220匹や、朝鮮半島に生息するカムルチーなどの外来魚を確認した。また、オオクチバスの稚魚の胃袋から準絶滅危惧(きぐ)種のヤリタナゴの稚魚が発見された。
 調査に同行した県水産振興センターの杉山秀樹所長は、「在来魚がいつの間にか外来魚に変わっている現実を目の当たりにした。外来魚の成魚を駆除するだけではなく、稚魚から対応していく重要性を実感した」と話していた。

■エコ100選:今年も、アイデアいっぱい紹介 来月14日から高島屋で(毎日jp京都)
◇東京・新宿店でも6日から
 地球環境保護のアイデアを展示する「びっくり! エコ100選2008」が8月、東京と京都で開かれる。主に京都の企業、官公庁、市民団体など約90団体が温暖化防止などを目指す商品や取り組みを紹介。来場する市民の意識向上に役立ててもらう。無料。
 環境保護に賛同する産官学の団体・個人で作る実行委(委員長、浅利美鈴・京都大助教)が主催。京都議定書採択の地からメッセージを発信しようと、議定書が発効した05年から開催している。4回目の今回は、温暖化防止が主要議題の北海道洞爺湖サミットなどによる機運の高まりを受け、初めて東京を会場に加えた。
 売り上げの一部を森作り支援に役立てる石けん、繰り返し使える充電式電池、LED(発光ダイオード)の照明などを紹介するほか、人気ブランドかばん店のエコバッグを限定販売する。大津市は生きた巨大ブラックバスを用意し、琵琶湖の保護を訴える計画という。
 8月6〜11日に高島屋新宿店(東京)で、同14〜19日に高島屋京都店(下京区)で開催する。実行委ホームページ(http://www.eco100.jp/)。【朝日弘行】

■浜開き式:宮ケ浜水泳場で無事故を祈願−−近江八幡(毎日jp滋賀)
 近江八幡市沖島町の「休暇村近江八幡」前の宮ケ浜水泳場で18日、浜開き式があり、関係者がシーズン中の無事故を祈願した。19日にオープンする。
 2キロ前方に沖島を望み、白いきれいな砂浜が広がる同水泳場は、1962年の休暇村の開業と共にオープン。シーズン中は5万〜6万人が訪れる人気ぶり。
 この日は、大嶋・奥津嶋神社の深井武臣宮司による安全祈願の後、安全対策会議も開かれ、関係者はシーズン中の無事故を祈っていた。【斎藤和夫】

■長浜で214戸浸水 湖北地域で豪雨(Chunichi Web滋賀)
 湖北地域で18日朝、大雨警報が発令され、局地的に強い雨が降った。長浜市で市街地を流れる米川の水があふれるなどして、11戸が床上浸水、203戸が床下浸水した。けが人はなかった。
 浸水があったのは朝日町や神前町など市街地。国の重要無形民俗文化財、長浜曳山(ひきやま)まつりで主役となる山車の一つの「諫皷(かんこ)山」が収められた元浜町の蔵にも、近くの米川からの水が入り込んだ。
 近所の男性(59)は「蔵の前の道は流れる水で川のようだった。山車の車輪がぬれたので、乾かさないと湿気でやられる」と不安げ。同市神前町の中沢芳一さん(66)は「近くの川に近づくと、ひざまで水につかった。4年ほど前も川があふれた。何とかしてほしい」と疲れた表情を見せた。
 市職員100人が出動し、浸水した家の畳や家具の運び出しの手伝いや、ごみの回収に追われた。
 彦根地方気象台によると、日本海上にあった寒冷前線が南下し、長浜市に集中豪雨をもたらしたらしい。午前7−8時の1時間に同市で80ミリの降雨があったと推計。1999年9月に高島市で81ミリが観測されて以来の集中豪雨という。(勝間田秀樹)

08/07/18

■大雨で11棟が床上浸水、床下浸水203棟 滋賀県北部・長浜(京都新聞電子版)
 18日朝、滋賀県北部は発達した雨雲の影響で局所的に大雨に見舞われ、長浜市街地で家屋や店舗など11棟が床上浸水、203棟が床下浸水する被害が出た。
 県や彦根地方気象台によると、降り始めからの雨量(18日午前11時現在)は米原市と虎姫町で87ミリ、近江八幡市で59ミリを観測。長浜市では、午前7時から1時間に84ミリに達した。
 この雨で、長浜市元浜町や大宮町などでは、米川がはんらん、雨水が側溝からあふれ、家屋や商店が浸水した。
 床上浸水した大宮町、会社員樋口敏夫さん(58)は「水が一気にひざ下まで達した。こんな豪雨は初めて」と話していた。菓子店店主(72)は「水をはき出そうとしたが、どんどん増水した。今日は商売にならない」とため息をついていた。
 周辺では、住民らが畳や家具を外に運び出し、泥やごみを取り除いたりするなど後片づけに追われた。市は浸水地域を巡回し、ごみの回収や家屋の消毒を行った。

■レイクトラウト駆除へ 食害でヒメマス不漁(Yomiuri On Line栃木)
 国内では中禅寺湖(日光市)だけに生息する外来魚「レイクトラウト」の食害で、ヒメマスなど在来魚が脅かされているとして、中禅寺湖漁協(吉田国男組合長)がレイクトラウトの駆除に乗り出すことになった。ただ、レイクトラウトを目当てに訪れる釣り客も多く、論議を呼びそうだ。
 中禅寺湖のレイクトラウトは1970年ごろ、当時の水産庁がカナダから移入、自然繁殖した。独立行政法人・水産総合研究センター中央水産研究所が昨年6月に調査したところ、レイクトラウトと同じ外来魚のブラウントラウトの両方とも、胃の内容物はユスリカのさなぎが最も多かったが、ヒメマスも捕食し、その割合はレイクトラウトが突出して多かった。坂野博之研究員は「ヒメマスにとって脅威になっているのも事実」としている。
 地元の漁師、荒井芳喜さん(78)は「釣れたレイクの腹からは15〜20センチのヒメマス5〜6匹やワカサギが数十匹も出てくる。年々レイクは増えている感じだ」と危機感を抱いている。
 同漁協は、近年のヒメマスの不漁は、同一湖内で近親交配を重ねたため繁殖能力が落ちているほか、食害も原因の一つと判断。今月中にもプロジェクトチームを結成して、資源調査も兼ねてレイクトラウトを釣って駆除する。
 ただ、レイクトラウトは近年、スポーツフィッシングの対象として人気を呼んでおり、釣れなくなれば、釣り客が減って遊漁料に頼る漁協経営を圧迫する恐れもある。6年前から中禅寺湖に通い、6月13日に体長1メートル超のレイクトラウトを釣った群馬県太田市の会社員椛沢幸弘さん(32)は「国立公園という最高のフィールドで1メートルクラスの魚を釣ることができる希少な湖」と話す。吉田組合長は「レイクトラウトが減れば減ったで新しい問題が出てくるだろう。頭が痛い」と話している。

■びわ湖大花火大会:来月8日、大津港一帯で1万発(毎日jp滋賀)
 琵琶湖の水面を華やかに彩る夏の風物詩「びわ湖大花火大会」(実行委主催)が8月8日、大津市の大津港一帯で開かれる。25周年の今年のテーマは「びわ湖自然散策」で、県内各地の自然と風景に加え、「源氏物語千年紀」を約1万発の花火で表現する。有料観覧席は実行委が大津港そばの琵琶湖ホテルからマリーナの湖岸にかけて設置するほか、市びわ湖大津館(同市柳が崎)の屋外テラスやレストランでも花火を楽しめる席を用意。それぞれチケットを販売している。
 花火は午後7時半に始まり、最初の15分はびわ湖花噴水との競演。千年紀、湖西の大自然、25周年花火、湖北・伊吹山、湖東の町並みの順に打ち上げ花火で表現し、8時半に終わる。小雨決行。荒天時は11日に延期。大津港の有料席は約1万6000席。前売り3500円、当日4000円。チケットはJR大津駅1階の滋賀観光物産センター、京阪石山駅内の石山駅観光案内所、JR堅田駅前の観光案内所、大津港の琵琶湖汽船本社のほか、JTB、日本旅行、近畿日本ツーリスト各社の支店や代理店で販売。問い合わせはびわこビジターズビューロー(077・511・1530)。
 一方、びわ湖大津館の観覧席は約1850席。観覧のみは3500円、食事付きは9500円(弁当、ワンドリンク付き)、1万2000円(着席ビュッフェ)、1万4000円(コース料理、フリードリンク付き)の3種類。チケットは同館(077・511・4187)で販売する。【鈴木健太郎】

■琵琶湖岸のバラバラ死体遺棄:被害者、左目尻にこぶ 県警、情報呼び掛け(毎日jp滋賀)
 琵琶湖岸で成人男性の切断遺体の一部が見つかった殺人・死体遺棄事件は17日、発生から2カ月を迎えた。県警は被害者の似顔絵入りポスター1万枚を作り、近畿や北陸、中部地方の各府県に配るなど、引き続き情報提供を呼び掛けている。
 調べでは、5月17日早朝、近江八幡市内の湖岸で右脚の一部が見つかったのをはじめ、これまでに左脚、頭部、左足首が相次いで発見された。先月22〜23日には草津市の湖岸で左右の手首が見つかり、県警は採取された指紋などを基に身元の照会を続けているが、特定には至っていない。男性の鼻と下唇、下あごは欠損していた。
 男性は45〜65歳のO型。身長170〜180センチの小太りで、左目尻に約1・5センチのこぶがあった。
 情報提供は近江八幡署捜査本部(0120・32・0027)。【豊田将志】

08/07/17

■ブラックバス放流はやめて 相野谷川 漁協関係者らが看板設置(紀南新聞)
 三重熊野川漁業協同組合(荘司準治組合長)と紀宝町は14日、同町の相野谷川沿いの17か所に、ブラックバスやブルーギルの放流禁止を告知する看板を立てた。
 ブラックバスやブルーギルは、アメリカ原産の淡水魚。生命力が在来種より強く、個人がほかの池や湖などで釣ったものを放したことから繁殖が進んだと見られる。特定外来種として、無許可で飼うことのほか、他地域への放流が原則禁止されている。
 今回、同組合などは、「個体数が増えてアユ漁などに影響がある」などとして、放流禁止を改めて告知することとした。
 看板は縦50センチ、横35センチ。魚の絵と「禁止マーク」が描かれている。関係者は「最近も、相野谷川にブラックバスを放した、という人がいた。去年の秋から被害が目立ってきた。相野谷川下流域に多く生息しているようだ。ブルーギルは確認されていない」と話している。
 漁協や同町役場では「在来種の保護のため、釣ったブラックバスを放流すること(リリース)もやめてほしい」と呼び掛けている。役場産業建設課は「回収ボックスを設置し排除している自治体もあるが、現段階で積極的な排除は考えていない」としている。

08/07/16

■ブラックバス放流はやめて 相野谷川 漁協関係者らが看板設置(紀南新聞)
 三重熊野川漁業協同組合(荘司準治組合長)と紀宝町は14日、同町の相野谷川沿いの17か所に、ブラックバスやブルーギルの放流禁止を告知する看板を立てた。
 ブラックバスやブルーギルは、アメリカ原産の淡水魚。生命力が在来種より強く、個人がほかの池や湖などで釣ったものを放したことから繁殖が進んだと見られる。特定外来種として、無許可で飼うことのほか、他地域への放流が原則禁止されている。
 今回、同組合などは、「個体数が増えてアユ漁などに影響がある」などとして、放流禁止を改めて告知することとした。
 看板は縦50センチ、横35センチ。魚の絵と「禁止マーク」が描かれている。関係者は「最近も、相野谷川にブラックバスを放した、という人がいた。去年の秋から被害が目立ってきた。相野谷川下流域に多く生息しているようだ。ブルーギルは確認されていない」と話している。
 漁協や同町役場では「在来種の保護のため、釣ったブラックバスを放流すること(リリース)もやめてほしい」と呼び掛けている。役場産業建設課は「回収ボックスを設置し排除している自治体もあるが、現段階で積極的な排除は考えていない」としている。

■一斉休漁 県内38漁協も(asahi.com滋賀)
【燃料高騰 アユ漁業者ら悲鳴】
 燃料高騰に苦しむ漁師たちが全国的な「ストライキ」に打って出た15日、県内でも、38漁協計約1千隻の船が県漁連の指示で一斉に休漁した。最盛期を迎えているアユ漁は価格下落に燃料高騰が追い打ちをかけ、漁業者から悲鳴が上がっている。(中村憲一、河村司郎)
 琵琶湖に浮かぶ漁業の島、沖島。沖島漁協は組合員138人が休漁し、129隻の漁船は港につながれたまま。いまは小アユの刺し網漁が最盛期だが、去年1キロ500〜550円で売れた小アユが今年は400円に値下がりしている。島の周辺や彦根市沖で漁を営む小川吉嗣さん(57)は「アユの値段は下がっているのに燃料代は5、6年前の3倍。このままでは漁業で食べていけない」と話す。
 沖島漁協の奥村繁・副組合長(60)は「沖島の漁業は採算ラインぎりぎりにきている。琵琶湖の漁師は高齢化で廃業する例が多いが、これからは油代で廃業に追い込まれかねない」と心配する。
 海津漁協(高島市マキノ町)では正組合員の22人が一斉に漁を休んだ。「収入のほとんどが燃料費に消える」と辻久一組合長(74)。組合員の平均年齢は65.5歳で、どの組合員も後継者はいない。「琵琶湖の漁業は縮小の一途です」と辻組合長は嘆く。
 また、今津漁協(同市今津町)の岡本和夫組合長(68)も「組合員の平均年齢は75歳。燃料費が高騰し、魚の値段は下がる一方では後継者がなくて当たり前。組合の維持すら難しい」と頭を抱える。

■全国一斉休漁:琵琶湖の港、にぎわい失う 県連加盟38組合も参加(毎日jp滋賀)
◇コストは上昇、卸値は下落
 燃料高騰による苦境を訴える全国漁業協同組合連合会(全漁連)の全国一斉休漁に15日、県漁業協同組合連合会(鳥塚五十三代表理事)加盟の38漁協も参加し、琵琶湖岸の各漁港では漁船が係留され、にぎわいを失った。【鈴木健太郎】
◇「出漁するほど損、もたない」
 漁船を高速で走らせ、先端の網で湖面のアユをすくう「沖すくい網漁」で活気づくはずの堅田漁港(大津市本堅田2)。普段は午前4時に一斉に出港し、午前7時には網いっぱいのアユを持って帰るが、この日は数人の漁業者が船や漁具の手入れに現れただけ。堅田漁協(佐野高典組合長)によると、軽油は港渡しで1リットル111円で、昨年末より30円、先月末より13円の値上げ。アユは主につくだ煮店へ卸すが、豊漁に加え、燃料高騰を理由に店側も仕入れコストを下げ、値段が下落しているという。副組合長の今井政治さん(59)は「漁に出れば出るほど損をする。私も先週から自主的に休漁している。これでは漁業者がもたない」とため息。夫婦で綱を手入れしていた男性(56)は「原油高騰で物価が上がっている中、漁業のコストは上がり、魚の卸値は下がる一方。漁業者は二重、三重に苦しんでいる」と腹立たしげだった。
 一方、大津特産の「瀬田シジミ漁」を琵琶湖と瀬田川で行う瀬田町漁協(吉田守組合長)は同市瀬田1の事務所や作業所に、一斉休漁を周知するポスターを張り出した。そして、吉田組合長は集まった組合員に「燃油高騰の補てん」「原油市場への投資資金規制」を政府に求める休漁の意義を説明した。同漁協の30隻の大半が、単価の高いガソリンの混合油を燃料にするため、負担は重いという。
 近くの漁業、寺田弥守郎(やすお)さん(67)は「燃料費のためにシジミを採っているようなもの。手こぎの船で出漁でもしない限り、経営は悪化する一方だ」と話していた。

■中国、近畿で梅雨明け 平年より4−3日早く(Chunichi Web)
 気象庁は16日、中国地方と近畿で梅雨明けしたとみられると発表した。中国地方で平年より4日、昨年より7日早く、近畿で平年より3日、昨年より8日早い。期間中の降水量は平年よりも少なめだった。
 16日の中国地方と近畿は高気圧に覆われて晴天に恵まれた。向こう1週間は気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がる日もあるが、晴れの日が多い見込み。
 期間中の降水量は大阪232・0ミリ(平年301・4ミリ)、広島154・5ミリ(同346・0ミリ)、松江222・0ミリ(同300・8ミリ)で、平年より少なかった。(共同)

■「魚価に転嫁できない」 琵琶湖も一斉休漁(Chunichi Web滋賀)
 全国一斉休漁となった十五日、琵琶湖でも約一千隻の漁船が出漁を見合わせた。漁船にかかる燃料費高騰にあえぐ漁師からは「この状態が続けば、廃業する仲間も」と不安を募らせる声が聞かれる。アユ漁の最盛期だけに悔しさをかみしめながら、「漁業政策を見直す機会にしてほしい」と訴える。
 「こんな形で休漁するのは腹立たしく、悲しい」
 三十年以上、漁師をしてきた湖北町の杉本剛さん(51)は、この日も湖上に出た。休漁の機会を利用したカワウ駆除のためだ。
 漁船の燃料代は、毎月十万円程度と以前の二倍になった。今の時期は夜間、刺し網でアユを捕る「細目小糸漁」の最盛期。しかし、アユの群れを追って湖中の隅々まで船を走らすことはなくなった。
 「油代はむちゃくちゃ上がっているのに、アユの値段は上がらない。燃費を考えてゆっくり走り、捕れなくても近場での漁になった」と切実だ。
 守山市の戸田直弘さん(46)も「燃料代の高騰を魚価に転嫁するのは怖くてできない」と表情を曇らす。需要が高いマグロやタイ、イカなどの海産魚に比べ、湖魚については「少しでも食べてもらおう、あわよくば消費者を増やそうと願っているときに、値上げで“口離れ”を招いたら死活問題だ」と苦しい胸の内を明かす。
 県漁連の鳥塚五十三代表理事(60)は「燃料高での一斉休漁は初めて」と悔しそう。アユ不漁のため二〇〇五年八月に二十日間、アユ漁を自粛した例はある。今はアユはいるが、「捕っても手間賃も出ないことも。食の安全が注目される中、休漁で漁師が団結し、国に一次産業政策の見直しを投げかけたい」と厳しく受け止める。
 東京で全国漁業協同組合連合会(全漁連)主催の集会に参加した県漁連の永松正昭専務理事(67)は額に汗しながら、「漁師の暮らしは大変。国は早急に対策を」と声を上げた。(近藤歩)

08/07/15

■漁業者 背水の訴え 燃料高 全国20万隻休漁(京都新聞電子版)
 全国漁業協同組合連合会(全漁連)など主要17漁業団体は15日、全国で一斉休漁に突入した。国内で稼働する漁船約20万隻のほぼすべてが参加し、燃料価格高騰に伴う経営の苦境を国民に訴えた。
 漁民によるこれだけ大規模な「全国ストライキ」は初めて。未曾有の原油高が低迷する漁業経営の根幹を揺さぶり、不安を増幅させている現状が鮮明になった。
 東京・築地の中央卸売市場では鮮魚類の入荷量が減少し、価格も全般的に上昇した。
 一斉休漁は原則、15日の1日だけだが、大阪府の全24漁協は16日も休漁するほか、和歌山県の箕島町漁協は1週間休止する。
 東京・日比谷公園では漁民ら約3600人が、燃料費高騰分の補てんなどの緊急対策を政府・与党に求める決起集会を開催した。
 全漁連の服部郁弘会長は「燃料費高騰は漁業者の自助努力の限界を超え、廃業に追い込まれる瀬戸際だ。漁業、漁村を守る責務が国に問われている」と対策の早期実施を要求した。その後、霞が関の官庁街をデモ行進し、経営の厳しさを訴えた。
舞鶴、取引額100分の1
 京都府漁業協同組合連合会(府漁連、本所・舞鶴市)所属の舞鶴、宮津、京丹後各市と伊根町内の漁協、業種別四団体の各組合員約2500人も15日は一斉休漁。東京都内での決起集会には、約25人が参加した。
 京丹後市の丹後町漁協は約120隻が休漁した。佐々木学さん(32)は「エンジン回転を落とし、経費が掛かるイカ釣り漁を近海の刺し網漁に変えるなどしているが厳しい」と頭を抱える。
 府漁連は通常通り、舞鶴地方卸売市場(舞鶴市下安久)を午前9時半に開いた。前日までに捕れたブリ、貝が競りにかけられたが、取引金額は普段の100分の1以下。府漁連宮津支所でも、競りが10分程度で終わった。
 舞鶴の仲買人によると「カタクチイワシやサワラ、サザエ漁が盛んだが、前日までに仕入れを済ませており、品薄や価格高騰などの影響はほとんどない」という。
 府漁連は「燃料費値上げを魚価に反映できない現状を理解してほしい」と訴えている。
入荷量見極めへ 京都市中央卸売市場
 京都市下京区の京都市中央卸売市場第一市場は、15日の水産物の競りで大きな価格変動はなかった。ただ全国的な休漁と16日の市場の休場が重なり、「計画的に多めに仕入れている店もある」(業務課)という。
 15日の鮮魚全体の入荷量は110トンで普段通りの水準。15日の休漁の影響は軽微とみるが、17日の入荷量を見極めたいとする。
琵琶湖アユ漁も
 滋賀県漁連は38組合、約1000隻に休漁を呼び掛け、琵琶湖では未明からアユ漁などの船が一斉に休漁した。
 堅田漁港(大津市本堅田2丁目)は、朝から人影もまばら。漁に出る代わりに漁港内で藻の刈り取りをしていた木戸貞二さん(81)は「小学校を出てから漁師をしてきたが、油のせいで一斉休漁するのは初めて。昔ほど魚も取れなくなっているのになあ」と、漁業不振と燃料高騰の二重苦を嘆いていた。

■事件・事故:琵琶湖の男性変死体の身元判明(毎日jp滋賀)
 大津市の近江大橋西詰付近の琵琶湖沖で11日に発見された男性の遺体は、同市内の無職男性(37)であることが14日、大津署の調べで分かった。病気があり、自殺とみられる。

08/07/13

■事件・事故:琵琶湖で男性の変死体(Chunichi Web滋賀)
 11日午後5時10分ごろ、大津市の近江大橋西詰付近の琵琶湖沖合約100メートルで、男性の遺体が浮かんでいるのを橋上から通行人の男性が発見。大津署に通報した。
 調べでは、年齢20〜40歳で、身長約165センチ。黒色のTシャツに茶色の半ズボン姿だった。死後、数日が経過しているとみられる。死因は水死と判明。同署は身元の確認を急いでいる。

■草津水産まつり:家族連れら1000人、釣りなど楽しむ(毎日jp滋賀)
 草津市北山田町の北山田漁港で12日、琵琶湖の環境保護を訴え、漁業に親しんでもらう「草津水産まつり2008」が開かれた。好天に恵まれ、市内外の家族連れら約1000人が魚のつかみ取りや漁業体験、釣り大会などを楽しんだ。
 地元の漁協や湖魚の養殖組合など4団体でつくる市水産振興協議会(奥村次一会長)の主催で今年で17回目の恒例行事。開会式で、奥村会長は「元気な水産を目指して頑張っているので、名物行事を楽しんでほしい」とあいさつ。体長20センチほどのコイの稚魚約200匹を用意した魚つかみでは、子どもたちが元気に跳ねる水槽内のコイを次々に捕また。
 漁業体験では、漁船に乗って沖合のえり漁などを見学。釣り大会や外来魚の空揚げの試食などもあった。【近藤修史】

■ニゴロブナ養殖が第一歩 長浜農高生、稚魚まで成長させる(Chunichi Web滋賀)
 長浜市の長浜農業高校で、ニゴロブナを養殖する取り組みが始まった。学校の水田で卵から育て、環境と調和した本来の水田機能を学ぶとともに、将来は、食品加工業者と協力してフナを使った新たな食品開発も目指す。
 5月12日に受精卵を付けた人工藻を広さ30アールの水田に配置、数日で稚魚がふ化した。7月初め、水田の水を抜く「中干し」に合わせ、体長2−3センチに成長した稚魚を隣接する深さ90センチの水路に移した。
 ニゴロブナは、自然では3−4年で体長20センチほどに成長する。同校では数年後に、食品加工会社への販売にこぎ着けて「ふなずし」などへの加工に利用したいとしている。
 水田は3年生3人で管理。稲作以外の水田の利用価値を研究しつつ、減農薬でコシヒカリを育て、安全性の高い米を収穫する。吉田成輝君(17)は「将来、取り組みが一般に広がって、魚が戻ってきたらうれしい。環境も良くなる」と期待する。
 ただ、同校に養殖の専門知識やノウハウはなく、生育環境の管理やエサなどはすべて手探り。多賀町立博物館学芸員の金尾滋史さんは「本来は琵琶湖の沖合の広い範囲を回遊して成長する魚。養殖はかなり難しい」と指摘しており、今後の取り組みが注目される。(近藤歩)

08/07/12

■「犯人知ってる」とうそ 琵琶湖バラバラ殺人で(Chunichi Web)
 11日午前9時半ごろ、大阪府泉佐野市の無職女(41)から「琵琶湖のバラバラ殺人事件の犯人を知っている」と110番があった。泉佐野署員が自宅へ駆け付けると「交際相手と口論して腹が立ち、犯人に仕立てた」と説明、通報はうそと分かった。同署は軽犯罪法違反(虚偽申告)の疑いで書類送検する方針。
 調べでは、女は110番の際は約2年前から交際している男性(45)の氏名を同事件の犯人として挙げ「本人からやったと聞いた」などと話したという。
 同署の刑事らが事情を聴きに行くと黙り込み、「正直に話しなさい」と諭されてうそを認めた。
 通報後、大阪府警からの連絡で滋賀県警の捜査員6人が泉佐野署に急行する騒ぎになった。泉佐野署は「1本のうその電話で多大な迷惑になる」と憤慨している。
 バラバラ事件は5月17日以降、琵琶湖岸で切断された両脚や頭部などが見つかり、滋賀県警は殺人、死体遺棄事件として捜査している。(共同)

■ワカサギ試し捕り 諏訪湖漁協、今年から定点調査(Chunichi Web長野)
 諏訪湖漁協は11日、今春放流したワカサギの稚魚の成育を調べ、投網漁解禁の時期を探る「試し捕り」をした。初めて湖内8カ所に定点を設定。捕ったワカサギの大きさや量を継続的に記録し、資源保護に役立てる。
 試し捕りは昨年まで7月末や8月初め、初漁を兼ねて実施。データとしての確かさに乏しかったことから、方法を改めた。
 定点は岡谷市の湊と下浜、諏訪市の湖岸通りと豊田、下諏訪町の高浜と高木の各沖合、それに湖心2カ所の計8カ所。早朝午前5時すぎ、それぞれの場所で3回ずつ投網を打って漁獲した。
 合計4キロを水揚げ。体長は2・7−5・3センチと場所によってばらつきがあったが、湖心では平均4センチで、この時期としては「成長はいい」という。
 試し捕りは24日も行い、さらに成長具合や外来魚による捕食の影響を調べる。来年以降も同じ方法で続け、記録は県水産試験場諏訪支場に資料として提出する考えだ。
 藤森貫治組合長は「ワカサギの成長や漁獲量の変化をデータとして蓄積することで、より客観的な資源保護策ができる」と期待している。(福沢幸光)

■“里海”から琵琶湖再生を 大津で研究会(msn産経ニュース)
 人の手が加わることで生態系が維持され、暮らしと自然が共存している「里山」の海や湖バージョンとして、ここ数年急速に広まりつつある「里海」という概念から琵琶湖の内湖再生を考える研究会が、大津市で開かれた。研究者らからは、「里海の維持」という名分で行う安易な「保全活動」は、環境の悪化につながる場合があるとの警告が発せられた。
 里海とは、里山の考え方を海や湖に援用したもの。研究会は、琵琶湖と水路でつながり、近年減少傾向にある内湖再生にこの考え方が適用できないかと琵琶湖環境科学研究センターが主催して行われた。同センターが継続している湖岸生態系の保全や管理に関する研究の一環。
 研究会では、海洋生態学の向井宏・北大名誉教授が「里海という言葉の問題点」と題して講演。里海と称して人の手を入れることにより、環境を劣化させるケースがあるとの説明に、約80人の参加者は熱心に聞き入っていた。
 続いて同センターの西野麻知子・総合解析部門長が、琵琶湖沿岸のヨシ群でも、地形や歴史的な経緯などを考慮せずに保全活動を行った場合、かえって生物多様性を劣化させるケースがあることを紹介。「人が自然を作ることはできないが、自然が自然を作る手助けをすることはできる」と述べた。

■琵琶湖に男性遺体 大津・近江大橋西詰め(京都新聞電子版)
 11日午後5時20分ごろ、大津市の近江大橋西詰め近くの琵琶湖沖合で、うつぶせで浮いていた男性の遺体を同大橋を通行中の男性が見つけ、大津署に通報した。
 調べでは男性は20−40代とみられ、身長約165センチ。黒色のTシャツと茶色の半ズボンを着用し、骨折や目立った外傷はないという。死後約一週間とみられ、死因を詳しく調べている。

■路上駐車、最大8割減 取り締まり民間委託2年(Chunichi Web滋賀)
 駐車違反の取り締まり事務の民間委託が始まって二年がたった大津市で、路上駐車の台数が制度の開始前に比べ最大で八割減少したことが県警交通指導課のまとめで分かった。
 県警は唐崎駅前商店街、湖岸道路などの重点路線、地域を指定して二〇〇六年六月から制度を開始。今春の調査で、大津駅前通りで瞬間駐車台数が制度開始前から70%減少したのをはじめ、調査した六路線すべての路線で五割から八割減少していた。
 一方で、利用がこれまでの倍以上に増えた公共駐車場があったほか、路上駐車車両への追突事故の件数も減少傾向にあるという。
 違反金の長期滞納者に対する預金の差し押さえは二年間で三十三件。県警交通指導課は今後、違反金の長期滞納者の自宅を訪問する特別徴収班を編成する。
 同課は「悪質違反の解消に努め、駐車車両のない安全な道路交通の実現を図りたい」と話している。(小西数紀)

08/07/11

■釣りキチ三平:天才子役で実写映画化(毎日jp)
 人気漫画「釣りキチ三平」が実写映画化される。テレビでのアニメ放送はあるが、映画は初めて。主役「三平三平(みひら・さんぺい)」は、「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズの子役などで知られる須賀健太(13)が演じる。滝田洋二郎監督(52)がメガホンを取り、製作の東映はシリーズ化を視野に入れている。
 関係者によると、これまでハリウッドからも映画化のオファーがあったが、実現には至らなかった。原作の矢口高雄氏(68)は、「ALWAYS…」などでの須賀の名演を見て「イメージにピッタリ。バンザイしてしまった」。大役を任された須賀は「釣りブームを起こしたい」と、今月末の秋田でのクランクインに向け、釣りの特訓を開始した。
 「夜鳴き谷の巨大魚」の伝説を聞いた三平が、その幻の魚を釣り上げようとする物語。原作同様、三平の祖父の一平じいちゃん、プロ釣り師・鮎川魚紳も登場。それぞれ渡瀬恒彦(63)、塚本高史(25)が演じる。特殊効果は「ALWAYS…」で昭和の東京を再現した「白組」が担当。魚はすべてCGで表現するという。来春公開。
◆須賀 健太(すが・けんた)1994年(平6)10月19日、東京都生まれ。98年から子役で活動。02年、香取慎吾主演のフジテレビドラマ「人にやさしく」で注目を集める。05、07年の映画「ALWAYS」シリーズで全国区に。06年の「花田少年史 幽霊と秘密のトンネル」で日本アカデミー賞新人俳優賞受賞。血液型A。(スポニチ)

■献血:20日、長浜で20周年イベント(毎日jp滋賀)
 長浜市を中心に湖北地方で献血運動を展開する「1000人献血の会」(田中猛士代表)は20日、長浜市港町の勤労者福祉センター「臨湖」と長浜港周辺をメーン会場に、「やさしい気持ち・ありがとう献血20周年」イベントを行う。
 会場では、来場者に成分献血30人、全献血200人を目標に献血してもらうほか、感謝の思いを込めた献血啓発活動を実施。バザー、模擬店ほか、500円の乗船料で環境学習船で竹生島をめぐる琵琶湖クルージングなど楽しい関連行事が計画されている。
 成分献血と環境学習船乗船は、市健康推進課内の同会事務局(0749・65・7779)で予約が必要。【野々口義信】

■琵琶湖で大きくなって 長浜の児童がニゴロブナ稚魚を放流(Chunichi Web滋賀)
 琵琶湖固有のニゴロブナを増やそうと、長浜市の神照小五年生百二十一人が十日、学校田でフナの稚魚四百匹を捕まえ、近くの水路に放流した。
 子どもたちはタモを手に水田へ。六月に放した親魚が産んだ卵から生まれ、体長一センチほどに育った稚魚をすくい、「捕れた!」と歓声。バケツに十匹ずつ分け、琵琶湖につながる水路に放した。
 二匹捕まえた野田さゆりさん(11)は「育っていてうれしかった」とにっこり。フナが本来、琵琶湖と水田を行き来して、産卵や成育していることを学んだ早川理緒奈さん(10)は「すごいと思う。大きく成長してほしい」と願っていた。 (近藤歩)

08/07/10

■イタセンパラ復活へ 二枚貝増殖作戦 大阪・淀川河川事務所(msn産経ニュース)
 絶滅の危機にひんしている国の天然記念物、イタセンパラ(タナゴ科)を淀川に復活させようと、国土交通省淀川河川事務所は3日、復元整備を進めている楠葉(くずは)ワンド(大阪府枚方市)にタナゴ類の産卵母貝となるイシガイなどの二枚貝を移植し、二枚貝の育ちやすい環境を探る実験を近く実施すると発表した。
 かつての淀川には上流の放水の後、沿岸に本川と切り離された水のたまり(ワンド)が多数でき、タナゴ類やコイ、フナなど在来種の宝庫だった。
 しかし近年は肉食外来魚の増加や密漁も発生。生息地として知られる城北ワンド(大阪市旭区)も、水面を覆って日光を遮ってしまう外来浮き草・ウオーターレタスなどの影響で、平成18年度から3年連続で稚魚が確認されていない。
 一方、楠葉ワンドは本川の水が流れ込みやすいよう本川との仕切りを低くするなど、かつての姿に近い形で平成13年から復元工事を実施。さらに“在来魚の楽園”となるよう、タナゴ類が卵を産みつける二枚貝の定着を計画した。
 二枚貝はワンド内に土嚢(どのう)で囲みを作るなどして4カ所に計120個を投入。各個体にマークを付けて識別できるようにし、貝がどの程度育ち、稚魚が来春生まれるか−などを調べる。
 淀川では現在、51個あるワンドを今後10年間で90個にまで増やすワンド倍増を計画中。同河川事務所では「二枚貝やタナゴ類が育ちやすい水質や底質などの生息環境を楠葉ワンドで調べ、今後のワンド整備に生かしたい」としている。

■学習船「うみのこ」:就航25周年記念 乗船参加者、広く募集(毎日jp滋賀)
 琵琶湖の環境を学ぶ学習船「うみのこ」の就航25周年を記念し、びわ湖フローティングスクール(大津市)は8月23日、年齢を問わず県内外から募った乗船者が参加する特別航海を実施する。同船は通常、県内の小学5年生が乗船するが、多くの人に琵琶湖を肌で感じてもらおうと、広く参加者を募る。
 特別航海は午前10時、大津港を出港し、琵琶湖を縦断して午後3時半に長浜港に到着する。同船の建造過程や83年就航時の姿を映したビデオ上映、記念講演、環境学習体験などを行う。
 定員125名。参加費1人650円。25日までに、往復はがきに、参加希望者(はがき1枚につき3人まで)の氏名▽年齢▽住所、電話番号(代表者のみ)▽食事が必要な人数▽小学校5年時の乗船有無▽参加への思い−−を書いて同スクール(〒520−0047 大津市浜大津5の1の7)へ申し込む。応募多数の場合抽選。問い合わせは同スクール(077・524・8225)。【近藤希実】

■なぎさ公園オープンカフェ:来年3月開店目指し、テナント公募始まる−−大津(毎日jp滋賀)
 大津市の中心市街地活性化基本計画が9日、国の中心市街地活性化法に基づくプランとして、全国20市と共に認定された。計画の核の湖岸の「なぎさ公園オープンカフェ」(同市打出浜)の来年3月のオープンを目指し、官民出資の株式会社「まちづくり大津」はテナントの公募を始めた。
 計画地域は約160ヘクタールで、JR東海道線と琵琶湖に挟まれた地区のうち、南東は大津パルコ(同市におの浜)、西は琵琶湖疎水・長等までの三角形地帯。今月〜2013年3月、41事業を展開する。「大津百町」の歴史的町並みを活用したり、駅から湖岸まで人の流れを作り、歩行者や自転車の通行量を45%増やし、観光客の20%増を目指す。
 目玉のオープンカフェは、びわ湖ホール西隣の「打出の森」(約5500平方メートル)に整備。木造平屋の店舗(約300平方メートル)と木製デッキを建て、屋外にテーブルと椅子を並べる。募集するのは軽飲食4〜5店舗で、屋内20〜40席のほか、屋外席も割り当てる。
 締め切りは25日。問い合わせは同社(077・523・5010)。【鈴木健太郎】

08/07/09

■県漁連、15日一斉休漁(asahi.com滋賀)
【燃料費高騰 苦しい現状訴え】
 県漁業協同組合連合会(鳥塚五十三会長)は8日の理事会で、漁船の燃料費高騰による漁業者の窮状を多くの人に知ってもらおうと、15日に一斉休漁することを決めた。全国漁業協同組合連合会が実施する全国一斉休漁に歩調を合わせた。
 琵琶湖の漁船の燃料は軽油で、1年前に比べて2倍に値上がりしているという。永松正昭専務理事は「漁獲高が減って漁業者は苦しい現状なのに、燃料費アップの追い打ち。そりゃこたえますよ」と訴える。今はアユの沖すくい網が漁の主体だが、15日は約1千隻の漁船が休漁。県漁連の代表らが東京で開かれる全国漁民大会に出席するという。

■琵琶湖で新種発見(asahi.com滋賀)
【繊毛虫「レビコレプス・ビワエ」】
 県立琵琶湖博物館(草津市下物町)は8日、ザルツブルク大(オーストリア)、宮城教育大(仙台市)との共同研究チームが、琵琶湖から新種の繊毛虫(ゾウリムシの仲間)を発見した、と発表した。
 コレプス科の繊毛虫の新種で、長さ約0.06ミリ、幅約0.03ミリで、尾部の繊毛がこれまで確認されている同種のプランクトンより数本多い。遺伝子解析により、新種と判明した。研究チームは「レビコレプス・ビワエ」と名付け、生態などを調べる考えだ。
 06年11月に烏丸半島近くの湖岸で採取した水の中から見つかったという。研究チームに参加した琵琶湖博物館の楠岡泰・主任学芸員(53)は「琵琶湖やロシアのバイカル湖などの古代湖で、生物がどのように分かれていったかを研究する上で、大きな手がかりになる」と話している。

■ゾウリムシの仲間 琵琶湖で新種発見 種の分化、知る鍵に(京都新聞電子版)
 滋賀県立琵琶湖博物館(草津市)は8日、琵琶湖で新種の原生生物が見つかったと発表した。ゾウリムシなど全身が短い毛で覆われた繊毛虫の一種で、琵琶湖にちなむ学名が付いた。琵琶湖にすむ生物の種の分化を研究する上で貴重という。
 「コレプス科」と呼ばれる分類グループに属するラグビーボール形の単細胞生物で、全長60マイクロメートル(1マイクロメートルは1000分の1ミリ)、厚さ30マイクロメートル。同館とザルツブルク大(オーストリア)、宮城教育大の共同研究で、2年前に草津市の烏丸半島東側の湖岸で採取された。
 DNA解析の結果、コレプス科のほかの繊毛虫とは遺伝子配列が異なることが判明。後部にとげを持たないなど外見上の差異も見られ、新種と断定した。生物分類学上で「種」より上の分類の「属」のレベルでの新発見になるという。
 個体は外見の特徴や琵琶湖にちなんで「レビコレプス・ビワエ」と命名。先月発行の国際原生生物学会の学術誌にも掲載された。
 琵琶湖は約400万年前に誕生した古代湖とされ、研究に携わった同館の楠岡泰主任学芸員は「固有種かは不明だが、古い時代に成立した種と考えられ、古代湖にすむ生物種の分化過程を知る上で役立つ」と話している。

■琵琶湖から新繊毛虫 県博物館の学芸員ら発見(Chunichi Web滋賀)
 県立琵琶湖博物館(草津市)は8日、ゾウリムシの仲間である繊毛虫(せんもうちゅう)の新種を琵琶湖で発見した、と発表した。種より上の分類「属」でも新しい生物という。古代から存在したとみられ、楠岡泰主任学芸員は「種の分化を研究する上で貴重な材料となる」と期待を寄せている。
 繊毛虫は単細胞生物の一種で、表面に生えた繊毛により体を動かす。
 見つかったのはコレプス科の新属。後部にとげを持たず、末端部分の繊毛の数が多いなど、これまでの属にはない特徴があり、遺伝子を分析した結果、新属と分かった。
 調査は、楠岡学芸員と、オーストリア・ザルツブルク大のウィルヘルム・フォイスナー教授、宮城教育大の島野智之准教授らのグループが二〇〇六年に開始。同年十一月、草津市の烏丸半島の湖岸に生えていたハスの葉と琵琶湖の水から、新しい繊毛虫を採取した。
 学術名は「レビコレプス・ビワエ」と名付け、六月に国際原生生物学会が発行する学術誌に論文を掲載した。
 琵琶湖と同じ古代湖であるロシアのバイカル湖や、アフリカのタンガニーカ湖には、コレプス科の固有の属が見つかっている。
 このため、楠岡学芸員は「今後、仲間を研究することが、古代湖でどのように種が分かれていったかを知る手かがりになるだろう」と話している。(勝山友紀)

08/07/08

■琵琶湖、15日一斉休漁 県漁連 全国行動に参加(京都新聞電子版)
 滋賀県漁連は8日、琵琶湖で15日に一斉休漁することを決めた。休漁によって原油高騰に対する漁業対策を政府にアピールする。
 県漁連によると、燃料の軽油が1年前の約2倍に上昇したため、沖すくい網漁では船一隻につき1日あたり最大2万4000円もの燃料費がかかるという。
 休漁により、最盛期を迎えている琵琶湖特産のアユの沖すくい網漁やえり漁に影響が出るという。県漁連の永松正昭専務理事は「漁に行って捕れなければ大赤字となる」と危機感を募らせている。
 県漁連は、休漁当日に東京で開かれる全国漁業協同組合連合会主催のデモに参加する。

■飲食店やイベント広場整備 大津のなぎさ公園 オープンカフェ(京都新聞電子版)
 大津市の「中心市街地活性化基本計画」の核事業のひとつ「なぎさ公園オープンカフェ」の概要が8日、明らかになった。同市打出浜の同公園に店舗やイベント広場を整備し、湖を眺めながら飲食できるようにする。来春オープンを目指しており、実施主体の株式会社「まちづくり大津」は「新たな人の流れを生み出す、にぎわいある施設にしたい」としている。
 カフェは、琵琶湖の魅力をまちづくりに生かす目的で、湖岸への集客を強化する役割を担う。市社会教育会館のリニューアルや、外観を再生する寺町通り商店街などとともに、まちの回遊性をあげる効果も狙う。
 びわ湖ホール西隣の約5500平方メートルに、木造平屋建ての店舗棟(約300平方メートル)を設置。ウッドデッキを設け、屋外にテーブルを並べる。喫茶やレストランなど4、5店の入居を予定。野外コンサートなどにも対応できるよう芝生のイベント広場を整備する。
 同社は25日までテナントを募集しており、「自然食など、環境や健康などにこだわりを持ったテナントに出店してほしい」としている。

■清掃活動:地域住民1200人、びわ湖のゴミ一斉収集−−彦根(毎日jp滋賀)
 彦根市八坂町〜馬場2間の湖岸や琵琶湖に注ぐ河川周辺、荒神山公園などで6日、地域住民やボランティアら約1200人が清掃活動をした。計約6565キロのごみを集め、市清掃センターなどに運び込んだ。
 「びわ湖の日」の環境美化活動の一環で、参加者は湖岸や川沿いの両岸を歩き、ごみを拾い集めた。ペットボトルやホイール付き古タイヤ、エアコンなどが捨てられ、参加者は不法投棄の多さに驚きながら「清掃活動や取り締まりと共に意識の高揚が必要」と話していた。【松井圀夫】

■外来魚を釣って駆除 余呉湖で親子ら120人参加(Chunichi Web滋賀)
 「外来魚駆除釣り大会」が、余呉湖で開かれ親子連れを中心に120人が参加。釣りを楽しみながら、本来の生態系の維持に貢献した。
 湖北土地改良区が昨年10月に続いて催した。余呉湖ビジターセンターに集まった参加者は、桟橋や岸辺など思い思いの場所で釣りを開始。在来魚の生存を脅かしているブラックバスやブルーギルなどがかかると、歓声を上げていた。
 釣れた魚の一部は、地元の漁協が煮付けや揚げ物などに調理してその場で参加者に振る舞った。残りは高島市内の県施設で処分する。(多園尚樹)

08/07/07

■外来魚ブルーギルで養鶏飼料=餌代削減に期待−立命館大など(時事ドットコム)
 湖や沼などで生態系への悪影響が問題となっている外来魚ブルーギルから栄養価の高い養鶏の飼料を作ることに、立命館大生命科学部生物工学科の久保幹教授(環境微生物工学)らが7日までに成功した。餌の量を以前より減らしてもよく育つことから、穀物価格の高騰で養鶏飼料が値上がりする中、餌代の削減が期待できる。
 久保教授らは、琵琶湖に生息するブルーギルを細かく砕き、納豆菌の一種である「HA12」という微生物を使い、たんぱく質をさらに細かくペプチド化した。これを大豆やトウモロコシなどの飼料に混ぜ、シャモに与えたところ、5〜10%体重が重くなった。
 琵琶湖から駆除したブルーギルを回収し、粉末化していた滋賀県の淡海再資源化協同組合と共同で研究。ペプチド化すると、ただ粉末化しただけよりも吸収率が上がり、養鶏の健康にも良いという。同じ外来魚であるブラックバスからも作れる。今後1年以内に事業化されるという。
 滋賀県によると、琵琶湖で駆除される外来魚は年間500トン以上で、その大半はブルーギルという。

■両手は頭部などと同一人物 草津の琵琶湖岸(京都新聞電子版)
 草津市の琵琶湖岸で6月23日に見つかった人の両手について、滋賀県警捜査本部(近江八幡署)は7日までに、DNA鑑定の結果、これまでに発見された男性の頭部や両脚と同一人物と確認した。

 

■水田で成長のホンモロコを余呉川に放つ 湖北の朝日小児童(Chunichi Web滋賀)
 水田の役割や身近な自然を知ろうと、湖北町の朝日小五年生二十五人が、学校近くの水田で水辺の生き物を観察した。一カ月前に放し、体長五センチほどに成長した琵琶湖固有種のホンモロコも捕まえ、近くの余呉川に放した。
 子どもたちは、日本自然保護協会自然観察指導員の布施善明さんから、水田が本来、魚の産卵や稚魚の生活場所であることなどの説明を受け、タモを手に水田に。手足を泥だらけにして、ドジョウやホンモロコ、タニシなどを捕まえた。
 その後、学校で布施さんの指導を受けながら、捕まえた魚やアメンボなどを観察した。山崎鼓太郎君(10)は「水田の生き物がよく分かって、いい経験になった」と楽しそうだった。(近藤歩)

08/07/06

■阪神応援団が琵琶湖清掃 きれいな水で絶対優勝(Chunichi Web)
 琵琶湖岸でごみ拾いをする「阪神タイガース私設応援団」の団員ら=6日午前、滋賀県野洲市
写真
 タイガースを支える近畿の水がめをきれいにしよう−。滋賀県野洲市の琵琶湖岸の砂浜で6日、「阪神タイガース私設応援団」の呼び掛けで、団員や地元の少年野球チームの小学生ら約70人がごみ拾いをした。
 野洲市出身の桜井広大選手の父雅四郎さん(54)も参加。団員のトランペットに合わせ、参加者が六甲おろしを歌ってスタート。約1キロにわたり砂浜に落ちているたばこの吸い殻やペットボトルなどを拾い、約30分で1トントラック1台分のごみが集まった。
 参加した小学4年の樋上あみさん(9)は「タイガースの選手にきれいになった水を飲んでもらい、絶対優勝してほしい」と笑顔で話した。(共同)

08/07/05

■特定外来生物に指定されているコクチバスが那珂川で急増(下野新聞SOON)
 特定外来生物に指定されているコクチバスがアユ釣りのメッカといえる那珂川中流域を中心に急増し、釣りファンや漁業関係者を悩ませている。コクチバスは水生昆虫や魚を餌にしている肉食性の魚。急な流れや冷たい水にも適応できるため、上流域など生息範囲が広がる可能性がある。那珂川南部漁業協同組合(那須烏山市)は「コクチバスはアユも好んで食べる。このまま放置すれば漁業に深刻な影響が出る」と心配している。
 コクチバスはオオクチバスと同じブラックバスの仲間。繁殖力が強く、上流や支流などでも生息できるため、県水産試験場は「オオクチバスが生息できないような水域まで入り込み、生態系に大きな影響を及ぼす」と警戒している。
 本支流周辺のため池などで、バス釣りを楽しもうと密放流したものが拡散したとみる関係者が多い。
 那珂川水系では一九九九年に初めて捕獲され、二〇〇七年に那須烏山市内などで繁殖が確認された。今では簡単に見つかるほど数が増え、バス釣りを楽しむ人まで現れるようになった。鬼怒川水系でも上三川町中心に生息が確認されている。
 同漁協の田沢正利組合長は「今年四月の捕獲作戦で四十匹を捕まえた。いったいどれほどいるのか。今のところ打つ手がない」とため息混じりに話す。那珂川中央漁業協同組合(那珂川町)の松本國夫組合長も「放流したアユやアイソが食べられる。どうしていいのか本当に困っている」と憤る。
 バス類は沼などの閉鎖水域で増えると、ほとんどの魚を食べ尽くすといわれるほど食欲が旺盛だ。県水産試験場は「バスは根こそぎ食べ、爆発的に増えるため、生態系が崩れてしまう。川に持ち込まず、釣れたら川に放さないでほしい」と呼び掛けている。
 
■「諏訪湖の幸」評判上々 漁協が料理試食会(長野日報ネット版)
 諏訪湖漁協は4日、地域の行政機関や観光団体、報道関係者ら約30人を招き、諏訪市内で諏訪湖の魚介類を使った料理の試食会を開いた。人気があるエビやワカサギのほか、ウナギのかば焼き、外来魚のブラックバスの空揚げまで、「漁師風」の味付けをした料理が次々と登場。参加者は「脂が乗っておいしい」などと感想を話し、シカ肉料理のように売り込むべきといった提案もあった。
 諏訪湖産の魚や貝のおいしさを知ってもらい、消費拡大につなげようと、初めて企画した。ここ1週間のうちに、諏訪湖で水揚げされた10種類以上を用意。組合役員やその妻が腕をふるい、各家庭の味付けで提供した。
 2年目のワカサギはフライに、今春にふ化した小公は甘露煮に仕立て、フナのすずめ焼きや鯉こくも。メーンは3─4年物という体長約40センチのウナギ。かば焼きの香ばしいにおいが漂い、「弾力があってうまい」と声が飛んだ。
 魚食性が強く、生態系を乱す恐れがあるとして、駆除を進めるブラックバスは空揚げにした。うろこを丁寧に落とせば臭みもなく、「スズキのような白身魚」(漁協)といい、参加者の反応は上々。県水産試験場諏訪支場は「駆除した外来魚はぜひ食べてください」と、「キャッチ・アンド・イート」の普及を呼び掛けていた。
 藤森貫治組合長は「消費拡大に向け、将来的には一般住民を対象とした試食・直売を行いたい」と話していた。

■今だ! ブラックバスやっつけ隊(asahi.com長野)
 諏訪湖のブラックバス駆除が、重要な時期を迎えた。孵化(ふ・か)したばかりの稚魚が数万匹の群れをなし、すくい網で一網打尽にできるからだ。「この機を逃すと稚魚が湖に散らばって手に負えなくなる」と諏訪湖漁協(藤森貫治組合長)。組合員たちは未明の湖面で、特産のワカサギの大敵の掃討作戦に懸命だ。
 諏訪市渋崎の林紀明さん(64)は、駆除の主要メンバーだ。1日は午前2時に出漁。ヘッドライトで群れを探す。漁船の舟だまりやヨットハーバーの岸壁近くがポイントだ。「2、3匹でもチラッと見えたら、周辺に1万や2万匹の群れが必ずいる」。長さ60センチ、幅20センチほどの手網を入れて体長1センチ前後の稚魚の群れを次々とすくい上げた。網目が1ミリでも逃げられるほど小さい稚魚も。
 同4時まで駆除を続けた。自宅で稚魚を数えて漁協に報告する。直径6センチほどの小網ですくって、「ひと山300匹とか数える」。2年前から何度も試しながら定着させた数え方だ。この日は約1万匹を駆除した。
 県水産試験場諏訪支場(下諏訪町)によると、ブラックバスは5月の連休明けごろから砂利の多い湖底で産卵し、この時期に孵化し、稚魚のうちは固まって生活する習性があり、一網打尽にしやすい。
 同漁協によると、ブラックバスやブルーギルなどの「害魚」は00年に急増した。原因は(1)釣り人による密放流説(2)ワカサギの稚魚移入に伴う混入説(3)大水による上流湖からの侵入説など諸説ある。稚魚のすくい網作戦は、網を使う親魚捕獲や「外来魚駆除釣り大会」と並んで、駆除の有効手段として進められている。

■カモ:無残…釣り糸絡み足など負傷−−小竹町の親水公園(毎日jp福岡)
 小竹町南良津の町営南良津親水公園内の調整池で、釣り糸を体に絡めたり、針でけがを負ったりしたカモが少なくとも3羽見つかった。1羽は片足が変形し、命にかかわる可能性が高いという。町などは3日から保護作業を進めている。
 池はカモやバンなど野鳥が多く飛来、生息している。直方市感田の愛鳥家、西谷正己さん(73)が先月下旬、鳥を写真撮影しようとして見つけ、日本野鳥の会を通じて町に連絡した。
 町などによると、1羽は絡まった釣り糸か針で片足を負傷、化のうしていた。放置すれば死ぬ恐れがあるという。他の2羽も体に糸が絡まり、羽が変形したものもいる。
 池では近年、ブラックバスやライギョなどの外来魚が繁殖し、釣り人が増えている。くいやロープに絡まった釣り糸を放置する人も多いという。
 町は西谷さんらの協力で、池の一角に網を設け、餌付けを始めた。数日続けて警戒心が薄れたところで保護する。釣り人にマナー向上を呼びかける看板も近く設置するという。
 福岡野生動物保護センター(直方市)の網野泰蔵センター長(獣医)は「心無い人間の行動による被害者。なんとか助けたい」と話している。【入江直樹】〔筑豊版〕

■琵琶湖岸のバラバラ死体遺棄:左目尻に1.5センチ大こぶ 県警が似顔絵配布(毎日jp滋賀)
 琵琶湖岸で成人男性の切断遺体の一部が見つかったバラバラ殺人・死体遺棄事件で、県警捜査本部は4日、被害者の似顔絵入りポスター1万枚を作り、配布を始めた。今後、近隣府県にも配り、情報提供を呼び掛ける。
 ポスターは「アッ! 似てる人を知ってる!」と書き、年齢や身長などと記載。最大の特徴である左目尻の1・5センチ大のこぶは「左頬(ほお)のコブ特徴!」と目立たせた。
 事件は5月17日、近江八幡市で、鋭利な刃物で切断された両脚の一部が別々の場所で見つかり、その後も東近江市で頭部、大津市で左足首、草津市で両手首が発見された。
 捜査本部は、有力情報がなく、ポスターを作った。
 問い合わせは捜査本部(0120・32・0027)。【金志尚】

■ホンモロコの養殖面積が急増 草津の休耕田活用(京都新聞電子版)
 琵琶湖の固有魚「ホンモロコ」の養殖が盛んな滋賀県草津市で、養殖池として使う休耕田の面積が増えている。農業用水を活用できるなど取り組みやすく、農家は「今後も養殖面積を増やしたい」と意欲を燃やしている。
 ホンモロコ養殖は、草津市が特産品づくりと休耕田活用を狙いに養殖実験を始め、2006年度から市内の農家に広がってきた。市農林水産課によると、養殖に活用している市内の休耕田面積は7385平方メートルで、昨年の4030平方メートルから急増した。養殖農家も昨年の7軒から13軒に増えた。
 同市下寺町の農業下村修一さん(68)は、2年前から池を使って養殖を始め、今年は休耕田約150平方メートルも活用。10万個の卵をふ化させ、5月に稚魚を放して育てている。
 水深は20−30センチで農業用水をそのまま活用できる上、除草剤などを使う必要が少ないため環境にも優しいという。将来的に水田に戻す場合も、魚のふんなどで養分が高まることが期待できる。
 下村さんは10月までに収穫を予定しており、「休耕田が増えても十分に有効活用できる」と話している。

08/07/04

■被害者の身元判明に似顔絵ポスター作製 県警、バラバラ遺体事件(京都新聞電子版)
 琵琶湖岸で男性の頭部や両脚などが見つかった殺人、死体遺棄事件で、滋賀県警捜査本部(近江八幡署)は4日、まだ身元が分かっていない被害者の似顔絵ポスター1万枚を作製した。近畿・中部管区の警察署や、駅、コンビニに配布し、身元判明につながるような情報を求める。
 ポスターには、男性の左ほお上部にこぶがあることや年齢、身長などの鑑定結果を掲載。また、鼻や下唇、下あご部分が刃物のようなもので削り取られていると説明している。

■ふなずし講習会:湖国の食文化伝承を 人気にこたえ定員倍増−−来月2日(毎日jp滋賀)
◇塩切りから、飯漬けまで−−来月2日、県水産試験場
 湖国の伝統食品「ふなずし」の漬け方講習会が8月2日、県水産試験場(彦根市八坂町)が一般公開されるのに合わせ、同試験場で開かれる。今年で4回目だが、回を重ねるごとに受講希望者が多くなる人気ぶりで、今回は定員を従来の2倍の30人に増やし、参加者を募集している。【松井圀夫】
 ふなずしは、かつては一般家庭で作られていたが、原料となる琵琶湖のニゴロブナの減少や価格の高騰などで近年では作る家庭がほとんどないという。同試験場は漁業団体などと協力して稚魚の放流や漁獲サイズの引き上げなどでニゴロブナを増やす活動を続け、成果を上げている。
 講習会は、再びふなずしが家庭で作られ、湖国の食文化として伝承されることを目指して05年から始めた。初回は定員15人に参加希望者36人だったが、06年度は希望者が76人に急増。07年度は定員16人に希望者109人の人気ぶりだった。
 講習会は、午前9時半〜午後4時。同試験場職員がニゴロブナの現状やふなずしづくりの説明をした後、塩蔵したニゴロブナを水道水で洗う塩切りから飯漬けまでのふなずし作りの工程を体験する。職員3人が指導にあたる。
 参加は無料だが、材料の塩蔵ニゴロブナ(5キロ、25匹前後)の購入費が必要で、メス(5キロ、2万5000円)またはオス(同、6000円)を選択する。このほかご飯(3・3升)や桶、まな板などが必要。7月8日までに、往復はがきに▽郵便番号、住所▽氏名▽電話番号▽購入するニゴロブナのオス、メスの別−−を書いて、〒522−0057 彦根市八坂町2138の3、県水産試験場へ申し込む。過去3回の受講者は応募できない。応募多数の場合抽選。問い合わせは同試験場(0749・28・1611)。

■びわ湖トラスト:琵琶湖清掃にと、市に10万円寄付−−高島(毎日jp滋賀)
 琵琶湖の環境問題を啓発するチャリティー落語会を先月22日に高島市安曇川町で開いた市民団体「びわ湖トラスト」がこのほど、琵琶湖の清掃に役立ててもらうため、収益金10万円を同市に寄付した。
 落語会は、同トラスト発起人の一人で落語家の桂都丸さんらが出演。市民ら約60人が外来魚の増加や琵琶湖固有種の減少を伝える劇や紙芝居を披露し、約400人が来場した。
 同トラストの山内陽子理事(51)ら3人は、劇で着た手作りの衣装姿で、市役所で海東英和市長に寄付金を手渡した。山内理事は「琵琶湖や地球環境のため、明るく、できることからやりたい」と話した。【近藤修史】

■地球温暖化:琵琶湖の水質や生態系調査へ 研究チームが3年間(毎日jp滋賀)
◇県立大、東大など研究チーム
◇富栄養化/循環不全/有害藻類……
 東京大、京都大、県琵琶湖環境科学研究センターなどの研究者による研究チームが温暖化による琵琶湖の水質や生態系への影響について総合的な調査に乗り出す。環境省の地球環境研究総合推進費の事業として、今年から3年間、実施する。観測データなどを基に今後30〜50年の変化を予測するもので、温暖化の進行による悪影響を踏まえ、富栄養化対策など従来の環境政策の見直しにつながる成果も期待される。【服部正法】
 チームは東大海洋研究所▽東大生産技術研究所▽京大生態学研究センター▽県立大▽東京海洋大▽県琵琶湖環境科学研究センター−−が参加し、代表者は永田俊・東大海洋研究所教授。県予算削減で今年度の運用が困難となっていた琵琶湖環境科学研の自律型潜水ロボット「淡探」も今回の研究費で数日間、運用される予定。
 琵琶湖北湖(琵琶湖大橋以北)では、冬に酸素を多く含み、冷えた表層の水が沈み込むなどして深層の酸素濃度を回復する年に1回の「全循環」の仕組みが知られるが、近年の温暖化で循環不全が懸念され、将来は循環しなくなる恐れも指摘される。深層の酸素がなくなれば、湖底付近の生物が脅かされ、湖底に堆積するリンなどの栄養塩や重金属類が湖水に溶け出し、アオコを形成する有害藻類の大発生や水質の急激な悪化をもたらすことも懸念されている。
 06〜07年の冬は記録的な暖冬で3月上旬でも循環が確認できず、研究者有志らが緊急声明を出す事態に。同月下旬に短期間、循環を確認したが、同年10月には観測史上最低水準の酸素濃度を記録。また、同年12月には低酸素の影響が指摘されるイサザなどの大量死が湖底で見つかった。
 研究者有志の一人だった永田教授は「温暖化を踏まえて生態系などがどう変わるか考えることが必要で、熱帯と寒帯の中間にある琵琶湖の研究は世界の湖沼研究の基礎になり得る」と指摘。観測データを分析し、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の予測に合わせたシミュレーションをする計画で、「湖底での低酸素化は不均一で分からない面も多く、複雑な現象を明らかにできれば」と話す。

■2マリーナ業者に行政代執行 湖岸不法占用で県通知(Chunichi Web滋賀)
 河川法に違反して大津市雄琴の琵琶湖岸にボートなどを放置しているとして、県は三日、マリーナ業者二者に、行政代執行の実施を通知する文書を送付した。
 琵琶湖岸の不法占用について県が行政代執行を行うのは二回目。
 業者は、同市雄琴五の「オーシャンクラブ琵琶湖」と大阪府池田市の「ジェニーマリン」。
 琵琶湖不法占用対策室によると、昨年三月と今年五月の二回、行政代執行法に基づき、撤去を命じる戒告を実施。二者はコンクリートや木製デッキは撤去したが、モーターボートや水上バイクは放置した。二十三日に強制撤去する。(勝山友紀)

■外来魚の駆除、子どもの手で 数や大きさ競うコンテスト(Chunichi Web滋賀)
 琵琶湖の外来魚を減らそうと、県は児童の夏休みに合わせ、十九日から、駆除した魚の数や大きさを競うコンテストを開く。外来魚の再放流を禁止する県の「びわこルール」を広めようと、初めて取り組む。
 参加者は「びわこルールキッズ」として登録。八月末までに琵琶湖で釣り、回収箱やいけすに入れたブラックバスとブルーギルを、写真や絵で報告する。
 県が集計し、最大と最多数を釣った児童に対し、嘉田由紀子知事が表彰する。
 コンテスト開始に合わせ、県は十九日、大津、草津の二会場で、キッズメンバーの登録会と釣り大会を開催する。
 県内の児童千人を対象とし、先着順で申し込みを受け付ける。団体での登録も可能。問い合わせは、県琵琶湖レジャー対策室=電077(528)3485=へ。(勝山友紀)

08/07/03

■藻の大量発生も「琵琶湖で慣れている」(nikkansports.com 2008北京五輪)
 藻の大量発生も追い風にする。北京五輪セーリング男子49er級代表の石橋顕(34)牧野幸雄(28=ともに福岡ヨットクラブ)の壮行会が2日、福岡市内のホテルで行われた。五輪会場の山東省青島沿岸には大量の藻が漂着、6月末までに10万トン以上を回収したが、レース海域の3割近くが覆われ、競技への影響が懸念されている。しかし、立命大時代に琵琶湖が練習拠点だった牧野は「琵琶湖は藻が多いので、僕は慣れている。メダルのチャンスが増えた」と前向きにとらえた。
 前日1日にドイツ遠征から帰国した石橋は「テレビのニュースで(藻の映像を)見た。昨年のプレ五輪前にも藻を撤去したと聞いたが、あんなに大量な藻は見たことがない」と驚いた。アテネ五輪後に結成して3年目に入ったコンビは、4月に国際大会初優勝を飾るなど上り調子だ。石橋は「ほかのチームも条件は同じなので、自分らの課題を修正するだけ。目標は金メダル」と自信を見せた。

■ホンモロコ捕まえた!(Yomiuri On Line滋賀)
 湖北町立朝日小学校の5年生25人が2日、学校そばの水田で、1か月前に放流した琵琶湖の固有種・ホンモロコを捕まえ、湖につながる近くの川に放流した。
 たも網とバケツを手にした児童らは、水田のぬかるみに足を取られながら、ドジョウやタニシなどを懸命に追った。1か月前に児童らが放流したホンモロコの稚魚2万匹は、10倍近い5センチほどに成長しており、捕まえては歓声を上げていた。
 前川ゆいさん(10)は「動きが速くて、なかなか捕まえられなかった。貴重な魚なので、みんなで大事にしていきたい」と話していた。

08/07/02

■笑顔満開初泳ぎ/真野浜水泳場で浜開き(asahi.com滋賀)
 大津市の堅田地域に広がる「真野浜水泳場」で1日、浜開きがあった。初泳ぎに参加した近くの私立麗湖幼稚園の園児約50人は、最初冷たい水に戸惑っていたが、慣れると、はじけるような笑顔を見せ、水をかけあってはしゃいでいた。
 同水泳場は市内唯一の市営水泳場で、京阪神地域に近いため人気が高く、シーズン中は毎年、家族連れら約2万人が訪れるという。

■琵琶湖に夏 やってきた! 近江舞子で10水泳場、合同浜開き(京都新聞電子版)
 近江舞子やわになど、琵琶湖の10の水泳場の合同浜開きが1日、大津市南小松の近江舞子中浜水泳場であった。志賀観光協会などから100人を越える人が集まり、レジャーシーズンの幕開けを祝った。
 安全祈願祭では神職が浜を清め、観光協会長の下尾和男さん(74)が「今年一夏どうか無事故でありますように」と話し、湖の安全を祈った。この後、大津北署と市消防局などが、水上オートバイとモーターボートが衝突したとの想定で救助訓練を行った。
 さっそく友人4人で泳ぎに来ていた草津市笠山の看護師堀川文さん(23)は「思っていたより水は冷たいけど、楽しいです」と話し、水しぶきをあげて楽しんでいた。

■びわ湖の日、2400人がごみ拾い 県職員ら“重い”5・3トン(Chunichi Web滋賀)
 「びわ湖の日」の1日、県内の琵琶湖岸で県や市職員、地元企業の会社員ら2400人が清掃に汗を流した。
 大津市のなぎさ公園周辺では450人が参加。嘉田由紀子知事も加わり、ごみ袋を手に湖岸に落ちたたばこの吸い殻や空き缶、ポリ袋などを集めた。
 この日は守山市、近江八幡市、長浜市などでも実施。清掃は今後も県内各地で続く。
 全体で5・3トンのごみが集まり、県循環社会推進課は「イベントを通じて環境美化への関心を高めてもらいたい」と話していた。
 びわ湖の日は1996年に施行された県の環境基本条例で制定。毎年、この日の前後に湖岸の清掃活動をしている。(小西数紀)

08/07/01


■淀川のイタセンパラ、稚魚3年連続ゼロ(asahi.com関西)
 国土交通省が淀川で続けている調査で、国の天然記念物「イタセンパラ」の稚魚が3年連続で1匹も確認できなかった。同省近畿地方整備局は繁殖支援のため、良好な河川環境が残る上流域(大阪府枚方市)で7月上旬、イタセンパラの産卵に欠かせないイシガイ科の二枚貝を放流する。
 イタセンパラは体長10センチほどで淀川や富山県の仏生寺川など限られた水域に生息し、寿命は1〜2年。95年に「種の保存法」の国内希少野生動植物種に指定されている。
 今年の調査は5月中旬から約1カ月間、淀川の川岸にある「わんど」と呼ばれる入り江約40カ所で実施した。調査は94年に始まり、稚魚数は約150〜約7800匹の間で推移してきたが、05年の約500匹を最後に見つかっていない。
 環境省によると、野生生物の絶滅の定義は原則として約50年間、信頼できる生息の情報が得られていない場合。近畿地方整備局の関係者は「調査対象は稚魚だけで、稚魚よりも動き回る成魚ならば、わずかでも残っているかもしれない。絶滅とは言い切れないが、極めて危険な状態」と判断している。
 淀川には70年代、イタセンパラが生息する天然のわんどが少なくとも100以上あったが、河川改修でほとんどが消滅。その後、人工のわんどが造成されたが、83年に淀川河口から10キロ付近の淀川大堰(おおぜき)が稼働し、環境が大きく変わった。水位が上がって本流の川幅が広がったまま変動がなくなり、イタセンパラが二枚貝に卵を産んだり、稚魚が育ったりするのに必要な浅瀬も激減。代わりにブルーギルなど外来魚が繁殖し、イタセンパラなどの在来魚が食べられているという。
 近畿地方整備局は河口から約33キロ上流で大堰の影響を受けない枚方市楠葉地区のわんどで産卵環境を整備する。関係者は「イタセンパラが好む水位変動がある。成魚がいた時に備え、産卵できる環境を少しでも早くつくりたい」と話している。(板橋洋佳)

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