March 27-29, 2006 Vol.8 ライトリグでバス&キビレ

 ひさびさに朝からすっきりと晴れ上がった3月27日(月)は本田君と上西君をゲストに迎えてのガイド。本田君は昨冬、私がインストラクターを勤める嵐山フィッシングエリアで研修生として、私とともに真冬の嵐山で過し、2人で一懸命桟橋に積もった雪を降ろした仲です。以前はサッカーに夢中だったそうですが、今では魚釣りに夢中。友人である上西君も本田君の影響を受け、すっかりバスフィッシングにはまってしまったとのこと。基本的には陸っぱりの釣りが多く、バスボートに乗るのは今日が初めててらしく、2人とも興奮して前夜はなかなか寝付けなかたとのこと。少しオヤジみたいな言い方になってしまいますが、どこか冷めた若者が多い今の世の中、そんな釣り好き青年がいることはなんとも嬉しい限りです。

 スタート前に相談した結果、晴天、前日の状況、上西君がベイトタックルに慣れていないということで無理をせずライトリグをメインに使用し、とりあえずバスを触る作戦に。朝イチ。前日のビワコオープンで調子がよかったウィードが点在する水深3〜3.5mラインに入り1/18ozジグヘッドリグで流していくと、まずは私に30cmクラス。続けてキャッチしたのは上西君。無事、今シーズン初バスをキャッチ。本田君もちょっとてこずったものの無事バスをキャッチ。

 ベタ凪ぎが影響してか前日にくらべかなりサイズがダウンしており、ここで素早くポイント移動。一発狙いに出るものの午前中は不発で終了。午後から風が吹き出したタイミングに合わせて、再び朝イチのポイントに入りなおす。またもや30cmクラスがヒットするが朝イチにくらべバイトが多い。回ってきそうな予感。しばらく粘っていると、まずは私に40アップ。続けて上西君も40アップをキャッチ! さあ、次は本田君の番。サッカーで鍛えた集中力を発揮しひたすら粘っているとついにヒット! あれ? 同時に私のロッドにもヒット。本田君が30cmクラスだったのに対して、私にヒットしたバスは45アップ。ゴメンナサイ、本田君。2人とも1日お疲れ様でした。

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 翌28日(火)は兵庫県の神戸周辺へショアからキビレ狙いに。最近ソルトターゲットとして人気が高いクロダイ(関西ではチヌと呼びます)の近似種であるキビレは、ルアーへの反応もよく、引きも強くてチヌとくらべても優るとも劣らないターゲット。個人的に今シーズンはチヌ、キビレの釣りはシーズンを通していろいろと勉強しようと思っており、まずはその第一ステップとして、湾奥に入っているまだ冬のポジションにいるキビレから狙ってみることに。

 初夏のハイシーズンにはルアーにガンガンバイトしてくるキビレも、活性が低いこの時期はとにかくバイトが小さい。メバリングで使用するようなタックルにジグヘッドリグをセットしたライトタックルでとにかくていねいに狙い、超ショートバイトをフッキングに持ち込む(フッキングにコツあり!)。なかなか乗らないキビレをフッキングに成功したときの気持ちよさは何とも言えません。

 開始早々、この時期としてマックスクラスの40cmクラスを仕留め、さらにアベレージサイズである25cmクラスも追加。ところが元々荒れ気味の天候だったこの日、この頃からライトリグを使用するのが困難になるほどさらに荒れもようになり、無念の撤収。

 でもこのままではオワレナイ! ちょっと悔しいので翌29日(水)の夜もまたまた神戸に出撃。まだ少し風が残る中、ライトリグを駆使してちゃんとキビレを仕留めてきました。今回の模様は週刊ルアーニュースの「健太がゆく」で詳しく報告したいと思っています。乞う、ご期待。

使用タックル
ジグヘッドリグ(バス)
ロッド がまかつ・ラグゼサーミス444S
リール スピニングリール
ライン サンヨーナイロン・アプロードGT-R FC 5lb
ジグヘッド がまかつ・ラウンド25 1.8g #2
ベイト 4inワーム
ジグヘッドリグ(キビレ)
ロッド がまかつ・ラグゼソルテージチータ・66L
リール スピニングリール
ライン サンヨーナイロン・アプロードトラウトリミテッド2.5lb
ジグヘッド がまかつ・ラウンド29 1.8g #6、コブラ29 1.8g #6
ベイト オンスタックルデザイン・カティングベイト2inハードタイプ
偏光グラス タレックス・イーズグリーン、グレーO.A.

関根健太(せきね・けんた)

琵琶湖では白馬の王子様号を駆るバスフィッシングガイド。嵐山フィッシングエリアではトラウトゲームの伝道師。海へ行ったら青物、シーバス、根魚、アジ、サバ、イカからタイやヒラメの舞い踊り、グチ、ホウボウのカラオケ大会まで何でもこなすオールラウンドプレーヤー。テレビ、雑誌、新聞でマルチアングラーとして活躍するのその正体は、子供の頃からの釣り好きがとことん煮詰まった筋金入りのプロアングラー。1971年生まれ。滋賀県大津市在住。スポンサーとガイドのお客さん募集中。


関根健太オフィシャルホームページ

お知らせ
06/03/31
神戸港のキビレゲーム、週刊ルアーニュースに近日掲載予定。
06/03/17
4月14日(金)放送のサンテレビ・フィッシングライフに出演します。内容は神戸空港沖のボートメバリング。
06/03/07
3月11日から琵琶湖のバスフィッシングガイドを再開します。ただいま5月中旬までの予約受け付け中

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06/03/29
B.B.C.ホット情報
26日のビワコオープン第1戦は、優勝がバス3尾で6530g、2位が6370g、5位まで5kg台、4kg台が1人で3kg台で14位という結果です。4位の選手はリミットメイクできず2尾で5430gでした。3kg台の中にも2尾でウエイインした選手が2人います。大きなバスが目立つのは、いかにも春の琵琶湖らしい結果です。最大は67cm、ほかにも60cm前後や50cm台後半はありそうなバスが何尾もウエイインされてました。(全部読む)
06/03/30
杉戸繁伸の琵琶湖ガイド情報
私が出場することによって、健ちゃんはライバル意識メラメラになっているみたいですが、「あくまでも優勝狙いますよ〜」と言いながら押さえにいってるし、見てておもろいですね〜。(全部読む)

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はじめまして、関根健太です

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