琵琶湖の湖底に流れ着いたバスフィッシング関係のいろんな情報をお届けします。中にはヘド
ロの底からすくい上げた情報もあります。このコーナーの情報はすべて信頼の置けるニュース
ソースから発信されたものですが、真偽の程は未確認であることをご承知置きください。  

琵琶湖の湖底から
(2018/01)

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18/01/31

■ガソリン144円90銭 2年半ぶり高値水準(47NEWS)https://this.kiji.is/331318402609153121?c=110564226228225532
 経済産業省資源エネルギー庁が31日発表した29日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、22日時点の前回調査より30銭高い144円90銭だった。6週連続の値上がりで、2015年7月以来、約2年半ぶりの高値水準となった。
 灯油も18リットル(一般的なタンク1個分)で6円高い1578円となり、19週連続の上昇だった。
 調査した石油情報センターによると、石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟国の協調減産が続くとの期待を背景に、元売り価格の上昇が小売りの現場に影響した。来週は横ばいで推移すると予想している。

■レギュラーガソリン、前週比0.3円高の144.9円…高騰続く(Responce)https://response.jp/article/2018/01/31/305484.html
資源エネルギー庁が1月31日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、1月29日時点でのレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格は、前週比0.3円高の144.9円だった。
レギュラーガソリンの平均小売価格は9月11日の131.3円以来、上昇を続けている。
地域別では四国で1.0円、関東と東北で0.3円、近畿と中国、九州・沖縄で0.2円、北海道で0.1円値上がり。中部は前週と同価格だった。またハイオクガソリンは前週比0.2円高の155.6円、軽油は0.3円高の122.9円だった。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、1月31日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は137.4円/リットル(前週比+0.2円)、ハイオクは147.6円/リットル(−0.4円)、軽油は111.3円/リットル(−1.2円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
◆全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができます。
e燃費 URL http://e-nenpi.com/

■ふるさと納税で「ビワイチ」体験 滋賀・守山市が返礼品に追加(Cyclist)https://cyclist.sanspo.com/381538
 琵琶湖を自転車で一周する「ビワイチ」を生かしたまち興しを進める滋賀県守山市は、ふるさと納税の返礼品に、市内のホテル宿泊とビワイチ体験をセットにしたプランを追加した。
 プランは、15万円以上の寄付(納税)が対象。湖岸沿いに立地する琵琶湖マリオットホテル(同市今浜町)の温泉付きプレミアムルーム(朝食付き)に宿泊し、ホテルに併設するスポーツバイク専門店「ジャイアントストア びわ湖守山」からロードバイクを1日レンタルできる。
 守山市では平成28年度、ふるさと納税をめぐり、市民から他自治体への寄付額が、市外から同市に寄せられた寄付額を上回る「流出減少」があり、流出額は約7700万円に上った。
 今春には宮本和宏市長とともにビワイチを体験できるプランも追加する予定で、寄付額増加に躍起になっている。担当者は「サイクリングとホテルからの景色を通して、守山市の自然を存分に体験してほしい」と話している。寄付は、ふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」から申し込むことができる。問い合わせは守山市企画政策課(?077・582・1162)。(産経新聞・大阪版より)

■現職の三日月知事が再選出馬へ 滋賀(ChunichiWeb)http://www.chunichi.co.jp/s/article/2018013190120513.html
 滋賀県の三日月大造知事(46)は、7月の任期満了を迎える知事選に、再選を目指して立候補する意向を固めた。2月15日開会の県議会2月定例会議の初日に表明する。
 関係者によると、三日月氏は既に、自身に近い県議らに出馬の意向を伝えた。今月13日、後援会が主催した新年会の後、取材に「新年度の予算編成に思いを込め、それなりの決意で2月議会に臨みたい」と述べ、出馬に意欲を見せていた。
 知事選を巡っては、14年7月の前回選で対抗馬を立てた自民党の対応が焦点になる。ほかに共産党県委員会などでつくる「明るい滋賀県政をつくる会」が候補者擁立を模索している。
 三日月氏は大津市出身。JR西日本勤務を経て、2003年の衆院選で旧民主党から滋賀3区に出馬して初当選。4期目の途中まで務めた。前回選で嘉田由紀子前知事の政策路線の継承を掲げて立候補し、初当選した。

■三日月知事、再選出馬へ 滋賀県、意向固める(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180131000014
 滋賀県の三日月大造知事(46)は30日までに、任期満了に伴う今夏の知事選に2選を目指して立候補する意向を固めた。複数の県議に立候補の意思を伝えており、2月15日に始まる県議会の2月定例会議で正式表明する。2014年の前回知事選で対立候補を擁立した自民党県連の対応が今後の焦点となる。
 三日月氏は取材に対し「新年度予算案を出すタイミングでは、自分がどうするかを言わなければならないと考えている」と述べ、定例会議初日の提案説明で意思表示する考えを示した。任期最後の18年度当初予算案は本格的な予算として編成作業を進めている。
 三日月氏は大津市出身で一橋大卒。JR西日本、松下政経塾を経て03年衆院選で滋賀3区に民主党から立候補し初当選。4期途中まで衆院議員を務めた。

18/01/30

■ブロードメディア、連結子会社釣りビジョンの映像受託制作取引で架空取引が判明 30日に予定していた3Q決算発表も延期に 過年度決算修正の可能性も(Social Game Info)http://gamebiz.jp/?p=202934
ブロードメディア<4347>は、連結子会社釣りビジョンが業務委託先企業を通じて行っていた、2008年ごろから2018年12月までの約10年間に渡る映像受託制作取引につき、業務委託先企業より、同社がクライアントとのやり取りなどを含めた取引全体について架空取引を行っていたとの報告を受けたことを発表した。
また、業務委託先企業の報告によれば、この架空取引は複数年にわたり行われていたことになり、釣りビジョンやブロードメディアへの影響額の精査に相当の時間を要することから、2018年1月30日に予定していたブロードメディアの第3四半期決算発表は延期することも発表した。
(以下、適時開示資料より)
1.本件の概要と判明に至る経緯
釣りビジョンは平成19年春ごろから、クライアント企業から釣りビジョンが受注した映像制作を業務委託先企業に再委託する取引をおこなっておりました。また、業務委託先企業に対して、当該映像制作だけでなく、クライアント企業への営業活動・受発注業務・某品・請求、その他付随する業務も委託しておりました。
過去10年間にわたり、当該取引に必要なクライアント企業の捺印済み書類は、適時に授受され、該当の売掛金が期日どおりに入金されておりました。また各年度末においては、釣りビジョンの会計監査人である監査法人が、クライアント企業に売掛債権残高確認状を送付し、釣りビジョンにおける当該取引の売掛金認識に齟齬がないことが確認されておりました。
しかしながら、平成29年12月29日に、12月末を期日とした大口クライアントの売掛金の入金不足があったため、当該クライアントに対する入金の督促や、業務委託先企業に対して状況の確認を進めていたところ、平成30年1月中旬に、業務委託先企業の代理人弁護士より釣りビジョンに対して、長年にわたり業務委託先企業が架空取引を行っており、クライアントからの取引上必要な書類の偽造、印鑑の偽造等を含む各種不正行為を行っていた旨の説明がなされました。
そこで、これらの報告・連絡を受け、釣りビジョンおよび当社では、直ちに調査に着手しておりますが、調査及び確認事項が多岐にわたり、詳細把握には相当な時間を要する見込みです。
2.現時点で想定される業績に与える影響額
当該業務委託先企業がかかわる取引が架空であると確認された場合、当社の連結決算に影響を与えます。
仮に全ての当該取引が架空であった場合、影響額が最も大きくなり、平成29年度第3四半期連結累計期間における影響額の最大値として、「放送」セグメントの売上高約23億円、営業利益約1.2億円の取り消し、実質的な損害として特別損失4億円〜6億円の発生が見込まれますが、架空取引の額や過年度の税金費用の処理等次第で実質的な損害額は変動するものであり、これに伴い特別損失等も変動する可能性があります。
また、架空取引が過去長期間にわたるため、その額が判明した後、過年度への影響が大きいと判断された場合、過年度決算を修正する可能性があります。
※1 過去の影響額や税金費用の処理などにより、親会社株主に帰属する当期純利益への影響額が大きく変動する可能性があるため、現時点では開示できません。
※2 税金費用の処理等により、影響額が変動する可能性があります。
なお、本件に伴い追加的な支出等が発生することは無いと想定されるため、将来キャッシュ・フローへの影響につきましては、限定的であると見込んでおります。
3.今後の対応について
当該取引の影響額を本日までに確定できないことから、平成30年1月30日に予定しておりました平成30年3月期第3四半期連結決算の発表は延期することといたしました。
影響額を確定すべく、鋭意調査を進めてまいりますが、前述のとおり調査・確認事項が多岐にわたるため、現時点では発表日は未定といたします。やむを得ず、四半期報告書の提出期限である2月14日までに影響額の確定ができない場合には、四半期報告書の提出期限延長申請をし、その旨を速やかに開示いたします。
また、平成30年3月期通期業績予想につきましても、影響額が確定し、修正が必要である場合には速やかに修正開示を行う予定です。
更に、調査の結果、過年度決算の修正が必要となった場合、速やかに有価証券報告書・四半期報告書にかかる訂正報告書の提出、および決算短信の訂正開示を行う予定です。
なお、当社は、本件に関して公正に全容の解明及び原因究明を進めるため、当社顧問弁護士・当社社外役員・法務部門等による社内調査委員会を設置いたしました。今後のグループ内における調査は調査委員会が主導して行い、釣りビジョンにおける被害額等が一定程度確定された段階で、適宜、捜査機関への相談等を行う予定です。
今回お知らせいたしました架空取引につきまして、株主および取引先をはじめ関係者の皆様には多大なるご迷惑とご心配をおかけしますことを、重ねて深くお詫び申し上げます。
今後は再発防止に努め、当社グループ全員が一丸となって信用の回復に努めてまいりますので、何卒ご理解ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

■釣り具店 戦国創業、甲府の「シマヤ釣具店」破産へ(毎日jp)https://mainichi.jp/articles/20180130/k00/00e/020/240000c
東京商工リサーチ発表 負債総額は1億8000万円
 東京商工リサーチは30日、戦国時代末期創業の「シマヤ釣具店」(甲府市)が破産手続きに入ったと発表した。負債総額は約1億8000万円。
 雑貨、両替商として創業し、甲府城の外堀に放流していた魚を釣る人向けに雑貨などを販売。明治期には釣り具販売に特化した。県内では大手に位置づけられ、バス釣りブームの1996年ごろには年間約3億円を売り上げていた。
 しかし、ブームの沈静化や量販店の進出などから業績が低迷。過去の設備投資負担も重荷となって資金繰りが悪化し、今月に入って店舗を閉鎖。約400年の歴史を閉じた。
 東京商工リサーチの2016年12月の調査によると、17年に創業から100年以上の企業は全国で3万3069社で、業歴1000年以上も7社ある。全国最古の老舗企業は西暦578年創業の大阪市の社寺建築会社で、山梨県内では同705年創業の早川町の旅館が最も古い。【増田博樹/統合デジタル取材センター】

■渋滞、危険な横断…白鬚神社周辺の交通議論 滋賀・高島(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180130000070
 交通渋滞や観光客の危険な横断が問題となっている白鬚(しらひげ)神社(滋賀県高島市鵜川)周辺の国道161号について、高島市と国や県の関係機関が、安全対策を話し合う「情報共有会議」を発足した。市は「対策を一つずつ積み重ね、結果を検証していきたい」としている。
 同神社周辺は、湖上の大鳥居で知られる景勝地。休日を中心に、国道の路側帯などに神社への駐車待ちの長い車列ができ、大型車の通行に支障をきたすことがある。湖岸へ出るため交通量の多い国道を横断する観光客も多く、安全対策を求める声が上がっていた。
 同会議は市が呼び掛け、国土交通省滋賀国道事務所、県、高島署と昨年末に発足した。初回会合では現状を再確認し、初詣や初日の出目当ての参拝者で混み合う元日の交通対策について話し合った。
 議論を基に、今年の元日未明から早朝にかけ、神社駐車場を閉めて、周辺の飲食店と水泳場の敷地に臨時駐車場を開設した。神社を起点に集中していた待機車列の分散化など、一定の効果があったという。
 当面は、人出が多い元日と9月にある神社の秋季大祭での対策を中心に議論する。国交省が国道のルート変更の検討に入るなど、新たな動きもあるが、市観光振興課は「現状に対して何ができるかを話し合い、観光客の安全を図りたい」としている。

18/01/29

■ヨシ刈り 春を待つ びわ湖マラソンを前に 市民ら参加 大津(毎日jp滋賀)https://mainichi.jp/articles/20180129/ddl/k25/040/313000c
 大津市雄琴の琵琶湖岸で28日、「市民ヨシ刈り」があった。3月4日に開催される第73回びわ湖毎日マラソン大会(毎日新聞社、日本陸上競技連盟、県、大津市主催、住友電気工業特別協賛)を前に、市民ら約600人が参加した。
 ヨシは窒素やリンを吸収することから琵琶湖の水質浄化などに役立っているほか、魚や鳥の産卵場所や繁殖場所にもなっている。ヨシが枯れる冬季に刈り取ると...

■クニマス生息の西湖、動力ついた船使用を禁止へ(YomiuriOnLine)http://www.yomiuri.co.jp/eco/20180127-OYT1T50040.html?from=ytop_main8
 富士箱根伊豆国立公園に指定されている富士五湖の一つ「西湖」(山梨県富士河口湖町)について、環境省は自然公園法に基づき、動力がついたプレジャーボートや水上バイクなどの乗り入れを禁止する方針を固めた。
 環境省によると、自然公園法では、環境大臣が指定する地域で、動力がついた船の乗り入れを禁止できる。2月下旬に中央環境審議会に西湖の指定を諮問し、今年度中に規制を始める。
 規制対象は湖面全域の205ヘクタール。違反者には6か月以下の懲役か50万円以下の罰金を科す。
 これまで、地元の西湖漁協は、エンジンなどの動力がついたプレジャーボートや水上バイクを操縦しないように自主規制し、操縦しようとする観光客には自粛を求めてきた。
 ただ、2013年に富士山が世界文化遺産に登録されたことや、絶滅したと考えられていたクニマスの生息が西湖で確認されたことなどから、環境を守る必要があるとして法的な規制に踏み切る。
 西湖漁協によると、水上バイクに乗ろうとする観光客を制止したためにトラブルになることもあったという。西湖漁協は「規制は地元が望んでいることなので歓迎したい」と話している。
 また、環境省は北富士演習場に隣接する富士吉田市内の県有地約63ヘクタールを新たに国立公園区域に追加し、バイクなどの乗り入れを規制する。周辺はフジアザミなどの貴重な植物が群生しているが、バイクなどが乗り入れているために荒れているという。

■「滋賀・びわ湖 虹色フォトコンテスト2017秋」(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0025566
=滋賀の魅力伝える入賞作品=
 【全県】 県内全域で3月31日まで開かれている観光キャンペーン「日本遺産 滋賀・びわ湖水の文化ぐるっと博」の一環として募集していた虹色フォトコンテスト2017(秋)の入賞作品15点が決まった。琵琶湖周辺の絶景や観光写真など677件の応募があり、その中から選ばれたもの。
 また2月25日まで、同コンテスト2018(冬)の募集も行われている。賞品はホテルのペア宿泊券やミシガン乗船券、和菓子のセット、木のキューブパズル、愛東いちご、多賀の地酒など、県内の特産品や観光に関わるものが数多く予定されている。
 応募に関する詳しい内容は同コンテストホームページ(https://nijicon.biwako-visitors.jp/)で閲覧できる。

18/01/27

■山中湖で氷点下18.6度 8地点で今冬最低更新(産経ニュース)http://www.sankei.com/region/news/180127/rgn1801270009-n1.html
 県内は26日も強い寒気で冷え込み、甲府地方気象台によると、山中湖で前日を0・7度下回る氷点下18・6度(平年比マイナス8・6度)など、観測地点10地点のうち甲府市古関などを除く8地点で今冬の最低気温を更新した。日中の最高気温も、山中湖で氷点下1・2度、大泉も同2・1度の「真冬日」となった。
 甲府市下帯那町の千代田湖は、日中も湖面の半分以上が凍結していた。近くの貸しボート店の人は「今年は通常の年の1月よりもずっと寒く、日中も釣りをする人が見当たらない」と話した。

18/01/26

■琵琶湖岸のビオトープ整備へ 滋賀県「昭和30年代」再現(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180126000137
 滋賀県は烏丸半島の活性化に向け、草津市下物町の琵琶湖岸にある下物ビオトープ(約6千平方メートル)を、南湖のビオトープ拠点として2018年度に本格整備する。国内最大級の群生地が消滅した半島のハスを移植し名所を復活させるほか、親子で魚つかみや泥遊びが楽しめる「昭和30年代の琵琶湖」を再現し、誘客施設として売り出す。
 下物ビオトープは08年度に湖岸沿いの湿地帯を掘り込んで、四つの池を造成して整備された。だが、その後は十分に管理できず雑木や草が生い茂っていた。
 ビオトープ近くの名所だったハス群落が16年夏、生育の過密で酸素不足に陥って突然枯死したことを受け、県はハスを鑑賞できるビオトープに復活させることを計画。荒れていた一帯を再整備し、枯れずに残ったハスやヨシを植え、「昭和30、40年代の琵琶湖では当たり前にできた」という魚つかみや泥遊びを体験できるエリアを設ける。
 県立琵琶湖博物館や草津市立水生植物公園みずの森、道の駅草津などの観光施設が集まっている立地を生かし、ハス池を巡る遊歩道を設置し、自転車で琵琶湖を一周する「ビワイチ」の関係者も利用できるシャワー室も設ける方針。
 県は新年度一般会計当初予算案に事業費2千万円超を盛り込み、堤防整備を進めている北湖の早崎内湖(長浜市)とともに、琵琶湖の環境学習に利用できるビオトープ拠点を目指す。
 周辺では草津市のランドマークとして親しまれた風力発電施設「くさつ夢風車」が7月以降に撤去されることが決まっている。県琵琶湖環境部は「観光客が気軽に琵琶湖に親しめる施設に整備し、一帯を盛り上げたい」としている。

■琵琶湖岸の県有地売却へ 滋賀・守山の8・7ヘクタール(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180126000027
 滋賀県は、守山市木浜町の県有地を売却する方針を決めた。湖岸沿いでは県内最大となる8・7ヘクタールの広さと琵琶湖の眺望が見込める一等地で、事業者に活用アイデアを聞き取る作業を始めた。
 県有地は、湖岸道路に面し、佐川美術館、滋賀運輸支局などに隣接している。建物はなく、河川のしゅんせつ土や道路工事で出た残土の置き場、琵琶湖の水草の乾燥場として利用されている。
 県は遊休地活用の一環で、売却や貸し付けにより民間へ提供することを検討している。隣接する住宅地や近隣の商業環境への悪影響を避けるため、県有地の利用を検討する事業者に対し、活用法のアイデアや近隣施設との相乗効果などを聞き取る市場調査を実施する。守山市の意向も踏まえた上で、事業者を決める方針。
 24日に行った事業者向け説明会には5者が参加したという。県は広さだけでなく、琵琶湖や比良山系などを臨む眺望の良さがあると強調。商業施設に限らず、リゾートや文化、スポーツ、物流拠点などとしての活用も考えられるとしている。

■冬の風物詩・よし刈り=西の湖園地で=(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0025548
【近江八幡】  西の湖の冬の風物詩「よし刈り」が20日、近江八幡市の西の湖園地で行われた。
 毎月第2木曜日に環境保全活動を行っている近江八幡市の市民自然観察会が一般の参加を呼び掛けて行った。
 西の湖は国内有数のよし地が広がる湿地で、魚の産卵場、渡り鳥の生息地として貴重な「命のゆりかご」でもある。この豊かな自然を保全し後世に繋いでいこうと毎年、よし刈りが行われている。
 参加者は背丈以上に伸びたよしを1本ずつかまで刈り取り、およそ直径15センチの束にまとめていった。刈り取ったよしは、火祭りのたいまつや工作用として活用される。
 よし刈りは2月8日、3月8日にも行われる。午前9時、近江兄弟社グラウンド前集合。問い合わせは同会事務局(0748―33―1667)へ。

■しぶき氷 寒波のアート(YomiuriOnLine滋賀)http://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20180126-OYTNT50081.html
◇県内各地 厳しい冷え込み
 強い冬型の気圧配置で全国的に寒波に見舞われた25日、県内でも北部を中心に雪が降り、気温も大津市で今季最低を記録するなど厳しい冷え込みとなった。
 彦根地方気象台によると、県内9か所の観測地点全てで最低気温が氷点下となり、米原市では今季初めて最高気温が0度未満の「真冬日」に。各地の最低気温は甲賀市信楽町で氷点下5・4度、米原市で同4・5度、大津市で同3・5度などとなった。積雪(25日午後4時現在)は長浜市余呉町柳ケ瀬で71センチ、彦根市で21センチ、米原市で18センチを観測した。
 高島市や長浜市などでは朝から家や店の前で雪かきをする人の姿が見られた。
 守山市木浜町の琵琶湖岸では、風で打ち寄せられた波のしぶきが樹木や草にかかって凍る「しぶき氷」が出現。つららのように枝から下がったり、草を芯にした氷の棒が伸びたりと、自然の造形美は季節の風物詩になっている。
 湖南市から訪れた主婦山田幸子さん(60)と伊野洋子さん(62)は「様々な条件が整ったときだけに見られる光景。太陽の日差しが当たって、さらに美しい」とカメラを構えていた。
 冬型の気圧配置は27日まで続くといい、同気象台は積雪や路面凍結などに注意するよう呼びかけている。

18/01/25

■お〜寒、紀南 すさみ海水浴場も真っ白(紀伊民報AGARA)http://www.agara.co.jp/news/daily/?i=346402&p=more
 和歌山県紀南地方は25日、強い冬型の気圧配置となって冷え込んだ。すさみ町や白浜町の日置川河口周辺では、うっすらと雪が積もった。
 すさみ海水浴場(すさみ町周参見)では同日朝、砂浜が真っ白になった。近くでガソリンスタンドを営む堀谷育生さん(60)は「年に1、2回あるが、今シーズンは初めてではないか。寒さは続きそうだし、またあるかもしれない」と話した。
 同町では午前8時半ごろから、路面が凍結していないか職員が各地を回った。状況を確認し、融雪剤をまいた。
 白浜町大古にある紀勢自動車道の日置川インターチェンジ近くでも積雪があった。
 和歌山地方気象台によると、25日は県内の全観測地点で最低気温が氷点下となった。各地で積雪や降雪が見られた。
 県南部の午前の最低気温は、龍神(田辺市)が氷点下5・2度で最も寒かった。次いで栗栖川(同)同2・9度▽西川(古座川町)同2・5度▽新宮(新宮市)同1・2度▽南紀白浜(白浜町)同1・0度▽潮岬(串本町)同0・9度―だった。新宮と潮岬は今季最低となった。最も寒かった高野山は今季最低の同8・5度を観測した。

■琵琶湖産オイカワ 木曽三川に広がる(岐阜新聞Web)http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20180125/201801250843_31426.shtml
◆岐阜大准教授ら調査「種の地域性が失われる」
 滋賀県・琵琶湖産の遺伝子を持つオイカワが、木曽三川流域に広く流入していることが、岐阜大学地域科学部の向井貴彦准教授(保全生態学)らの研究グループの調査で分かった。鮎の放流の影響とみられ、向井准教授は「種の地域性が失われている」と指摘する。論文は日本時間の24日、オンラインの国際学術誌プロスワンに掲載された。
 オイカワはコイ科の淡水魚で、北海道を除く国内に広く分布する。シラハエとも呼ばれ、長良川流域の郷土料理「いかだばえ」の材料で知られる。
 研究グループが岐阜・愛知県の43地点で採取した1318匹を分析したところ、木曽三川では調査地点の9割、個体数の17・8%で琵琶湖由来を確認。庄内川流域の土岐川は在来種だけだった。
 琵琶湖は鮎の稚魚の産地で、県内では大正期に放流が始まっており、鮎に交じってオイカワも県内河川に持ち込まれたとみられる。県漁業協同組合連合会によると、現在も全放流量118トン(2017年)のうち、4割を同地に頼っている。
 県内の淡水魚は、100万年以上前から地形的に滋賀と隔離されてきた。同じオイカワでも、生態や色、味などで独自の進化を遂げたとみられるが、そうした地域性が失われた可能性があるという。
 向井准教授は「他の淡水魚でも同じ状況が起きているかもしれない。土岐川に残る在来のオイカワの保護も必要になってくるのではないか」と話している。

■波乱含みの湖国政界と迫る知事選(7)(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0025546
=希望転向 3氏は政治続行に温度差=
【全県】 中央政界で野党の混乱が続く中、湖国政界では昨年10月の衆院選で、三日月知事の支持基盤である民進県連をリードしてきた田島一成氏(滋賀2区)ら3氏が、希望の党に転じて全敗し、国会議員を失った民進県連は、県議が中心となって態勢の立て直しを急いでいる。そこで非自民の一翼を担った田島氏、徳永久志氏(滋賀4区)、小川泰江氏(同3区)の3氏に今後の活動の方向性を聞いた。(高山周治)
田島氏「動き見据え考える」と意欲
徳永氏「政治やるか含め、立ち止まる」
小川氏「全く決めてないが、政治は続ける」
 民進時代に県連代表を務めるなど中心的な存在だった前衆院議員の田島氏は、昨秋の衆院選以降、地域活動や支援者が集まる場に顔を出すほかは、目立った活動がない。
 国政復活に向けた活動について、同氏は「(民進)分裂の行方は計り知れないので、動きをしっかり見据えて考えたい。当面は、2月に行われる長浜市長選、愛荘町長選・町議選で仲間の当選に向けて動きたい」と意欲を示した。
 また、安保法制や憲法に対する見解の差異から生じる野党の統一会派協議の混乱については、「(安保法制や改憲についての希望の統一見解が)党内議論で結論に至っていないからだ。また憲法9条の精神は尊く、重く受け止めているが、改憲の議論をやることは否定しない」と話している。
 一方、元参院議員で民主政権時代は外務大臣政務官も務めた徳永氏は、「このまま政治をやるか辞めるかを含めて、一旦立ち止まって考えている状況だ」と、引退の可能性を含めて検討している。
 これについて「落選して次も出馬しようとする人がいれば、立ち止まって考える人もいるのが普通。まして私は衆・参で落選しているから」とも。
 ただし、地方政界への転身については「近江八幡市長選など出馬のタイミングは今まで何回かあった。しかし、私は外交、安全保障をやりたい思いでやってきたので、初志は曲げない」と否定し、国政にかけた矜持(きょうじ)を見せた。
 国会議員から知事選へ転出した三日月知事に代わって、滋賀3区を引き継いだ小川氏は「今後のことは全く決めていない。ただし、何らかの政治活動は今後もすべきと考えている」と、述べるにとどまった。
 一方、民進県連幹事長の今江政彦県議は、「民進県連としては中央政界の混乱よりも、県内の知事選、県議補選(大津市、東近江市日野町愛荘町)への対応を急がないといけない。例えば民進愛知県連の地域政党『新政あいち』のような非自民の受け皿となるプラットホームを民進県連と連合滋賀が基軸となってつくり、幅広い参加を呼び掛けたい」とした。

18/01/24

■灯油の店頭価格上昇、1.1円高の1リットル87.3円 ガソリンも高く(日本経済新聞ネット版)https://www.nikkei.com/article/DGXMZO26073860U8A120C1000000/
 灯油価格の上昇が続いている。資源エネルギー庁が24日発表した22日時点の価格(全国平均)は前週に比べ1.1円高い1リットル87.3円だった。昨年末から3%上昇した。原油の値上がりを背景に石油元売り各社が卸値を引き上げたことが波及した。気温の低下が続き需要が伸びていることも価格を押し上げた。値上がりは18週連続。
 レギュラーガソリンの店頭価格も1リットル144.6円と前週から1.4円高くなった。5週連続で値上がりした。東京、大阪など44都道府県で上昇したほか栃木など3県が横ばいで、値下がりした地域はなかった。最高値は沖縄の152.0円、最安値は埼玉の140.0円だった。為替は円高に振れているものの原油の輸入コストに及ぼす影響は小さいとみられる。調査を担当した石油情報センターは「来週はガソリン、灯油とも横ばいだろう」と予想する。
 軽油は前週比1.4円高の1リットル122.6円と、18週連続で値上がりした。
 
■レギュラーガソリン、144円台突入…高騰続く(Responce)https://response.jp/article/2018/01/25/305182.html
資源エネルギー庁が1月24日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、1月22日時点でのレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格は、前週比1.4円高の144.6円だった。
レギュラーガソリンの平均小売価格は9月11日の131.3円以来、上昇を続け、2015年7月13日の調査以来、2年6か月ぶりの144円台に突入した。
地域別では北海道で2.4円、中国で1.9円、九州・沖縄で1.6円、関東で1.4円、東北で1.2円、近畿で1.1円、四国で0.9円、中部で0.7円、全エリアで値を上げた。またハイオクガソリンは155.4円、軽油は122.6円、ともに前週より1.4円高だった。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、1月24日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は137.2円/リットル(前週比+0.7円)、ハイオクは148.0円/リットル(+0.8円)、軽油は112.5円/リットル(+2.3円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
◆全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができます。
e燃費 URL http://e-nenpi.com/

■琵琶湖 全層循環確認 県発表、台風影響で早まる(毎日jp滋賀)https://mainichi.jp/articles/20180124/ddl/k25/040/424000c
 県は琵琶湖の北湖で22日に表層の水と湖底の水が完全に混ざり合う「全層循環」を確認したと23日、発表した。過去10年間では最も早い。水が昨秋の台風でかき回されたことが影響したとみている。酸素が湖底まで行き渡るため「琵琶湖の深呼吸」とも呼ばれ、多様な動植物が生息しやすい環境に不可欠で重要な現象という。
 過去10年間では2011年の1月24日が今年に次いで早か...

■漁師の天敵、食べて関心を 琵琶湖のブラックバス(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/economy/article/20180124000068
 午前4時半。滋賀県野洲市菖蒲の菖蒲港沖の琵琶湖は真っ暗だ。アユの稚魚「氷魚」が跳ねる中、大きな魚影が光った。「ブラックバスや」。刺すような冷たさの水に手を入れ、何度も網をたぐり寄せる。
74年に初確認
 昨年12月中旬、漁師の松沢松治さん(71)=同市菖蒲=と港を出航し、魚を捕獲するため設置している仕掛け「えり」に向かった。かじかんだ手足を船上で沸かしたお湯で温めながら、黙々と作業を繰り返す松沢さん。「1980年代は1年間で10匹もとれなかった。今は毎日網にかかる。多い時は5、6匹。外来魚が増えると同時に、琵琶湖の固有種が嫌と言うほど減った」とため息をつく。
 ブラックバスは、オオクチバスとコクチバスの通称。ともに北米原産の外来魚。県内では74年、オオクチバスが彦根市沿岸で初めて確認され、今は琵琶湖全域で繁殖している。コクチバスは、95年に高島市マキノ町で初確認されたが、琵琶湖での繁殖はまだ確認されていない。
 魚食性が強いのも特徴。ニゴロブナやホンモロコの食害など、琵琶湖の在来魚への影響は少なくない。県では有害外来魚対策として、捕獲・駆除にも取り組む。独自の条例を制定し、県内全域で再放流も禁止している。
 この日のえり漁で捕獲したのは体長55センチ、重さ2・6キロのオオクチバス1匹。松沢さんの次女、中川知美さん(43)がぬめりのある皮を剥いで、三枚におろしてくれた。まるでタイのような見た目の白身が現れた。
 「刺し身で食べてみるか」と松沢さん。恐る恐る口に運ぶと、懸念していた臭みは全く感じなかった。さっぱりとした味わいで歯ごたえもある。箸が進む。「ブラックバスはスズキの仲間。見た目がグロテスクで敬遠されるけれど、おいしいでしょう」と中川さんもほほえんだ。
バーガー人気
 松沢さんが、漁で捕獲するブラックバスは、中川さんが実家で開く魚屋「BIWAKO DAUGHTERS(ビワコドーターズ)」で加工し、販売している。ブラックバスのフライを挟んだバスバーガーは人気の一品。だが、実は「売っても損」の商品だという。
 県漁業協同組合連合会では、県からの補助を受けてえり漁などで捕獲した外来魚を1キロ330円(2017年度)で買い取っている。「買い取ってもらったほうがもうかる」と松沢さん。「外来魚がおいしく食べられることが分かれば、駆除がもっと進むかもしれない。食べることで琵琶湖の現状への関心を高めたい」。漁師の天敵を通じ、湖の幸の危機を訴えかけている。

■琵琶湖が“深呼吸”−過去10年で最も早く「全層循環」確認 冷え込み、台風影響か(産経ニュースWEST)http://www.sankei.com/west/news/180124/wst1801240016-n1.html
 滋賀県琵琶湖環境科学研究センターは23日、琵琶湖の上層と下層の水が混ざる「全層循環」が確認されたと発表した。下層にまで酸素が行き渡ることで生態系が維持され“琵琶湖の深呼吸”とも呼ばれる。今年度は過去10年で最も早く、昨年末の冷え込みや台風などが影響したとみられる。
 同センターが22日に琵琶湖北西の高島市今津沖で調査したところ、複数地点で湖底付近の酸素濃度が1リットルあたり10ミリグラム以上にまで上昇しており、上層と下層の湖水が混ざる全層循環が確認された。
 春から秋にかけて上層で水温が上昇し、下層と水温の隔たりが生じると、湖水が循環しにくくなり下層の酸素濃度は徐々に低下。冬の水温低下と季節風の影響で上層と下層の水が混ざることで、全体の水温と酸素濃度が均一化される。
 平成19年度以降、全層循環は例年1〜3月に確認されており、今年度は過去10年間で最も早かった。
 同センターによると、昨年11、12月の平均気温が例年より低かったことと、昨年10月の台風21号の影響で湖が撹拌(かくばん)されたことにより、上層と下層の水温の差が小さくなったことが影響したとみられる。

■コハクチョウ夫婦、今季も飛来 滋賀・草津の琵琶湖岸(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180124000047
 「冬の使者」と呼ばれる渡り鳥のコハクチョウ2羽が、今シーズンも滋賀県草津市の琵琶湖岸に飛来している。地元の環境ボランティア団体によると、2007年から毎年飛来しているつがいという。仲良く優雅に泳ぐ姿が数メートル先で見られ、アマチュア写真家らのアイドル的存在になっている。
 「草津湖岸コハクチョウを愛する会」は昨年12月9日に最初の飛来を確認。対岸の大津市から飛んだり泳いだりしてやってくるという。23日は午前7時半頃に姿を見せ、強風をよけるように河口部で水鳥と一緒に羽を休めていた。
 2度しか飛来しなかった昨季に比べ、今季は11度とややペースが回復。同会の吉岡美佐子理事長(70)は「近くにねぐらを見つけたのかもしれない。ここを古里だと思って来てくれているのでしょうか」と目を細めた。
 例年、2月下旬にシベリア方面へ帰るという。

■「琵琶湖の深呼吸」全層循環 昨年より早く確認(asahi.com滋賀)https://www.asahi.com/articles/ASL1R4J95L1RPTJB00N.html
仲大道
 酸素を多く含んだ湖面近くの水が、湖底の水と混ざり合う琵琶湖の「全層循環」が22日、確認された。県によると、過去10年で最も早い観測という。
 全層循環は「琵琶湖の深呼吸」とも呼ばれる。気温や風の影響で冬に湖面近くの水が冷やされて沈み込み、湖底近くの水と混ざり合う現象。酸素を多く含んだ水が底層に行き渡ることで、生物がすみやすい環境になるとされている。
 観測点での表層と底層の水の溶存酸素濃度が1リットルあたり10ミリグラム程度になると、県は全層循環が起きたと判断している。
 県琵琶湖環境科学研究センター...

18/01/23

■琵琶湖、早めに「深呼吸」 湖底に酸素供給、生物に好環境(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180123000159
 滋賀県は23日、琵琶湖の北湖で酸素を多く含んだ表層の水が湖底の水と混ざり合う現象「全層循環」を22日に確認したと発表した。過去10年間の調査で最も早い。湖底にすむ生物にとって、酸素が行き渡る期間が例年より長くなる効果があるという。
 全層循環は「琵琶湖の深呼吸」と呼ばれ、春から秋に低下する湖底の酸素濃度を回復させる。冬に気温が下がると表層の水が冷却されて比重が重くなり、沈み込んで湖底の水と混ざり、水中を循環する。
 県琵琶湖環境科学研究センターが、長浜市と高島市沖の水深約90メートルの7地点で湖底の酸素濃度を調べた。15日に一部で数値上昇がみられ、22日に別の場所でも確認したことから全層循環が起きたと判断した。
 例年確認できるのは1月下旬から2月。昨年10月の台風21号で底層の水温が上がり、12月の気温が平年より1・3度低かったため、湖水が混ざりやすい状況となったとみている。
 湖底にはイサザやヨコエビなどが生息しており、同センターは「生物にとって酸素量が回復し、好ましい環境がいち早く訪れた」としている。

■西川貴教さん イナズマロックフェス収益金 県などに寄付(毎日jp)https://mainichi.jp/articles/20180123/k00/00e/040/225000c
 滋賀県出身のミュージシャン、西川貴教さんが22日、大津市内の県公館を訪問し、昨年9月に開催した野外音楽イベント「イナズマロックフェス」の収益金の一部など167万7083円を県に寄付した。2009年の初開催から毎回、琵琶湖環境保全のために寄付しており、累計2499万5749円になった。
 西川さんは滋賀ふるさと観光大使に任命さ...

■イナズマロック、ビワイチと連動も 西川貴教さんが構想(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180123000031
 滋賀ふるさと観光大使を務める県出身の歌手、西川貴教さんが22日、昨年9月に開いた野外音楽イベント「イナズマロックフェス」の収益の一部を琵琶湖保全のため県と開催地の草津市に寄付した。
 西川さんはフェスを始めた2009年以降、毎年寄付を続けている。9度目の今回は県に167万円、同市に25万円を贈った。
 大津市の県公館で三日月大造知事に目録を手渡した西川さんは、県内で好きな場所に湖岸道路を挙げ、「琵琶湖や滋賀の景色が僕の今をつくっている。素晴らしい環境があって当たり前ではないということを、フェスを通じて県民の皆さんと考えたい」と話した。
 10回目の今年は過去最長となる9月22〜24日の3日間、草津市の烏丸半島で開く。西川さんは自転車で琵琶湖を一周する「ビワイチ」や県の大型観光キャンペーンと連動させる構想を明らかにした。
 昨年に会場で販売したカレーの米を作った湖南農業高、長浜農業高の生徒とも懇談し、感謝を伝えた。

■琵琶湖のカイツブリ、ヨシ帯なくても樹木で営巣 県民調査で判明(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180123000033
 滋賀の県鳥として琵琶湖で親しまれているカイツブリは、営巣に適したヨシ帯のないところでも、樹木を巧みに利用して繁殖している−。県立琵琶湖博物館(草津市)に登録する県民の調査で、たくましく生きる県鳥の姿が明らかになった。琵琶湖だけでなく、内陸部の池沼にも幅広く生息しており、足を使った調査で興味深い事実が新たに判明した。
 同博物館は1997年からフィールドレポーターと呼ぶ県民調査員がさまざまな調査を実施。カイツブリは県のレッドデータブック2015年版で希少種とされている。今回は、データが多い冬の生息地や生息数に対し、未解明な点が多い夏の繁殖について調べた。期間は昨年4〜8月で、約200人いるレポーターに調査票を郵送。任意の場所で調べた23人から381件が返送されてきた。
 その結果、カイツブリを見たとしたのが218件あり、湖岸周辺から内陸部まで幅広く分布していることが分かった。また、ヨシ帯が小さいほど生息する割合は低く、成育にはヨシ帯の面積が重要であることが確認できた。
 一方、ヨシ帯がない場所の約4割にも生息していることが新たに判明。巣は31件で観察され、樹木の枯れ枝が水面下まで垂れ下がっている場所で最も多く見つかった。
 同博物館は「ヨシ帯以外の場所を積極利用していることが推察された。造巣場所には安全に過ごせる所を選んでいるはずで、ヨシ帯減少によって適地を見つけ、利用しているかもしれない」と分析している。

■第4回びわ湖トライアスロン 6月17日宮ヶ浜(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0025526
=公認レース初のパラ選手リレー 一般観戦者用の駐車場設置=
 【近江八幡】日本トライアスロン連合(JTU)公認レース「第4回びわ湖トライアスロンin近江八幡」が6月17日、近江八幡市宮ヶ浜を主会場に開かれる。
 2018JTUトライアスロン エイジグループランキング対象および第24回日本トライアスロン選手権近畿ブロック代表選手選考会を兼ねた大会で、2月28日まで出場選手の申込みを受け付けている。
 2024年の滋賀国体で同競技の会場誘致を目指す実行委員会(はちまん青年経営者会、県トライアスロン協会、株式会社まっせなどで構成)が主催する。
 競技は、スタンダードタイプ51・5キロ(スイム1・5キロ、バイク40キロ、ラン10キロ)とスーパースプリント12・875キロ(スイム375メートル、バイク10キロ、ラン2・5キロ)の2種目で、一般対象のスタンダードタイプにはエイジ(18歳以上450人)、リレー(20チーム)と障害者のパラ(20人)の3部門を設ける。今回からリレーの部にパラ選手1人以上を含むチーム(3人)の出場枠を新設した。JTU公認レースでは初。
 コースは、宮ヶ浜前のびわ湖上三角コースを泳ぐスイム、大中干拓地周回のバイク、湖岸道路を周回するランで実施する。 
 距離が短いスーパースプリントは、中・高校生対象で障害者も含むジュニア・パラジュニア(40人)とリレー(10チーム)の2部門を設ける。発着コースは同じ。
 今回も昨年に行われたパラトライアスロン世界大会で上位入賞の宇田秀生選手(30)=甲賀市在住=が招待選手として出場する。
 今回から一般観戦者が車で来場できる道路の通行と駐車場を設ける。 
 参加資格、参加費等、詳しくは実行委員会事務局(TEL080―1494―4601)またはホームページ(http://www.try-8.com)へ。申込みは先着順。

■フェス収益金を琵琶湖保全に 西川貴教さん、草津市などに寄付(産経ニュース)http://www.sankei.com/region/news/180123/rgn1801230056-n1.html
 関西最大級の音楽イベント「イナズマロックフェス」を昨年9月、草津市の烏丸半島芝生広場で開いた滋賀県出身のミュージシャン、西川貴教さんが22日、同市の橋川渉市長を表敬訪問し、コンサート収益金の一部25万円を琵琶湖の保全のために寄付した。
 同フェスは、滋賀ふるさと観光大使を務める西川さんが平成21年から毎年実施。昨年は「水の未来に声をあげろ!」をスローガンに、県出身のメンバーなどでつくるロックバンド「UVERworld」などのアーティストが集い、約8万人が訪れた。
 西川さんは橋川市長に寄付目録を手渡し「年々知名度が上がっておりうれしい。県民の皆さんの誇りとなるイベントにしていけたら」と話した。
 橋川市長は「地元への愛着が感じられるイベントを開催していただき、ありがたい」と述べた。西川さんは同市を訪れる前には三日月大造知事を訪問し、寄付目録を手渡した。
 10回目となる今年の同フェスは9月22〜24日、烏丸半島芝生広場で開催予定。例年より1日多い3日間の開催となる。

■西川さん、「イナズマロック」収益を県に寄付(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20180123/CK2018012302000012.html
 県出身のミュージシャンで、滋賀ふるさと観光大使の西川貴教さんが二十二日、琵琶湖保全に役立ててもらいたいと、昨年九月に草津市の烏丸半島で開いた音楽イベント「イナズマロックフェス2017」などの収益金の一部、約百六十八万円を県に寄付した。
 県公館に三日月大造知事を訪ねた西川さんは、故郷や琵琶湖の魅力を力説。人口増加率の高さに触れながら、環境排水などの悪影響を案じ、「僕たちがこういう活動をする中で琵琶湖について意識してもらい、皆で一緒に考えるきっかけになれば」と期待した。
 西川さんは、今年もフェスを九月二十二〜二十四日の三日間の日程で実施するとも発表。「一部の地域だけでなく、県全体が活性化するよう、十周年を盛り上げたい」と意気込んだ。
 フェスは琵琶湖の環境保全や地域の活性化を目指し、二〇〇九年から毎年開催。県や草津市への寄付も毎年行っており、これまでの県への寄付額は二千五百万円になる。西川さんはこの日、橋川渉草津市長も訪ね、同市にも二十五万円を寄付した。(高田みのり)

■カイツブリ 意外な営巣地(YomiuriOnLine滋賀)http://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20180122-OYTNT50431.html
◇ヨシ群落以外の池沼
◇琵琶博調査 環境変化 内陸部で繁殖
 琵琶湖を代表する県鳥の水鳥・カイツブリが、ヨシ群落以外の池沼や河川などでも営巣することが、県立琵琶湖博物館(草津市)のフィールドレポーターの調査でわかった。同館は「意外な結果」とし、「環境が変化し湖岸がすみにくくなり、別の場所で生き延びている状況がうかがえる」と指摘する。(生田ちひろ)
 カイツブリは「鳰」の古名があり、湖岸で数多く飛び交う様子から琵琶湖は「におのうみ」とも呼ばれた。主にヨシ群落に巣を作るが、開発でヨシが減るなどし、現在は500羽程度に減少。県のレッドデータブックで希少種に指定されている。
 冬の調査はあるが、繁殖期にあたる夏の生息状況が不明だったことから、2017年4〜8月、フィールドレポーター23人が調査を実施した。
 全市町286地点のうち、琵琶湖26地点と、河川やため池、内湖など内陸部119地点の計145地点で566羽が見つかった。うち琵琶湖で確認できたのは132羽で約2割に過ぎず、池沼65地点(232羽)や河川水路33地点(103羽)など内陸部で多く観察された。
 また、巣が確認されたのは31地点だった。一番多かったのは樹木の枝が垂れた場所が10地点で、続いて水面を覆う水草の上が6地点だった。残りはヨシ群落などだった。亀田佳代子学芸員は「内陸部でも卵や身を隠せそうな場所が、重要な繁殖場所になっていることがわかる」とする。
 同レポーターの前田雅子さん(65)は「身近でかわいい鳥なので『カイツブリに会いに行こう』を合言葉に調査してみたら、様々な環境でけなげに子育てしている姿が観察された。まだ分からないことも多く、今後も検証したい」と話している。
 県は2020年に改訂するレッドデータブックに結果を反映する方針。調査は同博物館ホームページに掲載している。

■フェス収益 167万円寄付(YomiuriOnLine滋賀)http://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20180122-OYTNT50443.html
◇西川さん 琵琶湖の保全に
 県出身のミュージシャンで滋賀ふるさと観光大使の西川貴教さんが22日、昨年9月に草津市の烏丸半島で行われた「イナズマロックフェス」の収益の一部約167万円を県に寄付した。
 昨年で9回目を迎えたフェスは、2日目が台風の影響で中止となったが約8万人のファンを集めた。西川さんは、琵琶湖の環境保全に役立ててもらおうと、初回から寄付を続けており、今回で累計約2500万円となった。
 西川さんはこの日、大津市の県公館で三日月知事に目録を贈呈し、今年も9月22〜24日に10回目のフェスを行う予定を明らかにした。「県の良さを知っていただくとともに、琵琶湖の環境についてみなさんと一緒に考える機会を提供できたら」と意気込みを語った。
 西川さんはこの後、草津市役所も訪れ、フェスへの一層の協力をお願いした。

18/01/22

■<ひと ゆめ みらい> かいぼりで希少種復活 環境保全に取り組むNPO職員・久保田潤一さん(TOKYO Web東京)http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201801/CK2018012202000114.html
 「きたー」。一昨年の夏、都立狭山公園の宅部(やけべ)池(東村山市、約六十アール)で、NPO法人NPObirth(バース)自然環境保全部長の久保田潤一さん(39)は、浅瀬に茂る藻を見つけて歓声を上げた。後に、絶滅が危ぶまれている希少な淡水藻「ミゾフラスコモ」と判明。都内では初めて確認されたことも分かった。「狙いが的中した」と笑顔で振り返る。
 発見の半年前、水質改善や外来種駆除を目的に池の水を抜く「かいぼり」を実施していた。「昔のようにきれいな池を取り戻そう」の掛け声で、各地の環境保全団体メンバーら約八十人がたも網やたらいを使って生き物を採取。オオクチバス(ブラックバス)など外来種を駆除する一方、ヨシノボリなど在来種は保護して池に戻した。
 「かいぼりの目的には水生植物の復活もあるんです」と久保田さん。環境悪化で生育できなくなった植物の種や胞子は、池の底で長期間、眠っていることがある。泥をかきだすと空気に触れて発芽し、きれいになった水のおかげで成長できるという。「井の頭池のイノカシラフラスコモはその一例。宅部池は江戸時代につくられたとされる農業用ため池で、かつて生育していたミゾフラスコモが復活したのでしょう」
 小学生のとき、開発による自然破壊を目の当たりにして「将来は自然を守る仕事をしよう」と考えた。福島県郡山市の実家近くの森は、クワガタなどの昆虫をはじめ、多種多様な生物が息づく遊び場だった。木々が切り倒され、更地になっていく様子を見て心を痛めた。
 茨城大理学部を卒業後、環境保全団体、環境コンサルティング会社を経て現職に。普段はbirthを含む五団体でつくる「西武・狭山丘陵パートナーズ」のスタッフとして、狭山丘陵にある都立公園の環境保全に努めている。その手法の一つがかいぼりだ。
 これまで関東を中心とする二十カ所以上の池や沼で、地元の人たちにかいぼりのアドバイスをしてきた。昨年始まったテレビ東京の人気番組「池の水ぜんぶ抜く」にも専門家の一人として出演。「かいぼりブームが自然に関心を持つきっかけになれば」と期待する。
 「絶滅危惧(きぐ)種すべてを危惧しなくてすむ普通の種にすることが夢」という。「次の世代に引き継ぐ必要がある。正しい知識やノウハウを伝えていきたい」と語った。(服部展和) 
 ミゾフラスコモは環境省のレッドリストで絶滅危惧I類に分類。詳しい生育場所は不明だが、1950年代の文献でも全国11カ所に限られていた。宅部池のミゾフラスコモは昨年8月に専門家が鑑定し、10月に公表された。冬季は確認できないが、夏には緑色の固まりが見られるという。かいぼりが行われた都立井の頭恩賜公園(武蔵野市、三鷹市)の井の頭池では一昨年、絶滅危惧種のイノカシラフラスコモが約60年ぶりに復活した。ミゾフラスコモに関する問い合わせは狭山公園パークセンター(管理所)=電042(393)0154=へ。

■晴嵐コミュニティふれあいマラソン 新春の琵琶湖岸、700人汗かき力走 大津(毎日jp滋賀)https://mainichi.jp/articles/20180122/ddl/k25/050/341000c
 新春の琵琶湖岸を走る「第33回晴嵐コミュニティふれあいマラソン」(晴嵐コミュニティ推進委員会など主催、毎日新聞大津支局など後援)が21日、大津市の大津湖岸なぎさ公園晴嵐の道を発着点に開かれた。地域住民ら約700人が参加して汗を流した。【森野俊】
 各部門の上位入賞者は次の通り。(敬称略)
 【小学校低学年男子・3キロ】(1)杉本理央(2)桶師康平(3)...

■琵琶湖の硝酸生産量を推定 名古屋大、生態系解明に道(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180122000108
 植物や植物プランクトンの光合成に欠かせない硝酸について、琵琶湖内の菌が作り出す量を推定する手法を開発したと名古屋大の角皆潤教授らの研究チームが22日付の米科学誌電子版に発表した。角皆教授は「他の湖や海にも応用でき、硝酸過多で起きる富栄養化や生態系変化の原因究明につながる」としている。
 硝酸は、河川や雨を通じて湖に流入するほか、湖内の硝化菌という微生物が作り出す「硝化」反応で供給される。
 研究チームは、硝化量を測る手法を確立。琵琶湖では、年間約4万トンの硝酸が生産されていると算出した。河川からの流入量の3倍以上、降水の約20倍に当たることも分かった。

■大津琵琶湖岸の木が色とりどりの毛糸でデコレーション 大寒波対策で(びわ湖大津経済新聞)https://biwako-otsu.keizai.biz/headline/1329/
 大津市公園緑地協会は1月10日、大津湖岸なぎさ公園サンシャインビーチのカワヅザクラを毛糸でデコレーションする「ヤーンボミング」を施した。
 「ヤーンボミング」は毛糸で街路樹やバス停などを包み、町並みに彩りと温かみをもたらすアメリカやイギリスで流行しているストリートアート。
 同協会の坊尚吾さんは「落葉して寒そうな木々を毛糸で暖かくデコレーションしてあげようと昨年冬から実施している。緑化ボランティアが浜名湖花博や長崎ハウステンボスで見たヤーンボミングを大津でもしたいと提案してくれた」と実施の経緯を話す。
 ボランティアの村上紀子さんは「にぎやかになった歩道を見に来てほしい。今年はなぎさ公園と皇子山総合運動公園の2カ所に取り付けたが、反響があれば、来年はもっと増やしたい」と話した。
 ヤーンボミングは3月上旬まで設置予定。

18/01/21

■琵琶湖に恩返し、釣り人らごみ拾い 滋賀・草津(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180121000047
 琵琶湖の釣り人や河川環境団体が20日、滋賀県草津市志那町の湖岸緑地で清掃活動を行った。昨年の台風の影響で、湖岸にはペットボトルや空き缶、ビニール袋が大量に漂着しており、60人が約2時間かけて懸命にごみを拾い集めた。
 バス釣り愛好家らでつくる「淡海を守る釣り人の会」の主催で、2015年12月から琵琶湖岸や瀬田川などで清掃活動を続けている。12回目となる今回は、NPO法人「瀬田川リバプレ隊」「草津湖岸コハクチョウを愛する会」「TANAKAMIこども環境クラブ」などの団体も参加した。
 ほぼ毎回参加している自営業辻本純成さん(52)=京都市左京区=は「いつも釣りでお世話になっている琵琶湖への恩返し。清掃を通じていろいろな団体とつながることができるのもうれしい」と話していた。

■「環境保全型農業」国の交付金減額へ 県内で普及(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20180121/CK2018012102000022.html
 環境や生態系の保全につながるとして国や県が推進する「環境保全型農業」で、国の支援制度の一部が四月から見直される。滋賀は全国的に見ても積極的に取り組んでいる県だが、見直しで国の交付金は減額される見込みで、関係者は頭を悩ませている。
 環境保全型農業の支援制度は「温暖化防止」「生物多様性保全」を目的に二〇一五年度にスタート。有機農業や堆肥の利用など、地域を問わない「全国共通取り組み」と、各地域の特色や農業環境に合わせた「地域特認取り組み」の二種類あり、一定の条件を満たした農業者に交付金を出してきた。
 県は、環境保全型農業にのっとった米の作付け割合で50%以上を目指しており、一七年三月末現在で県農地全体の約三割にあたる一万七千二百四ヘクタールで導入された。これは全国トップの広さで、国内全体の二割を占める。このうち九割超が地域特認の取り組みで、排水路と水田の間に魚の移動経路を確保し、魚を遡上(そじょう)させる「魚のゆりかご水田」など、生物多様性の保全に向けてさまざまな取り組みを行っている。
 また、県食のブランド推進課が一七年末に明らかにした環境保全効果のまとめでは、ある地域特認の取り組みによる温室効果ガスの年間削減量は一万四千トン。これは自動車約六千台分の年間排出量に相当し、温暖化防止でも貢献しているという。
 しかし、国は一七年八月、支援制度の一部を一八年度から見直すと発表した。具体的には(1)地域特認よりも全国共通の取り組みを優先する(2)支援の条件として、生産工程や安全管理を評価する国際水準(GLOBAL(グローバル) GAP(ギャップ))取得に取り組むこと−などで、特に(1)は、地域特認の比重が高い県への支援が減ることを意味する。
 果樹や水稲など、作物の七割強を環境こだわり農業で手がける県指導農業士会の竹山勉副会長(54)は「国からの支援ありきの農家もいる。せめて県や市町に予算を付けてもらわないと、県の作付け目標も達成できないのでは」と訴える。
 国は一九年度以降本格的な制度見直しに着手する見通しで、課の担当者は「国の動向と農家の意向双方をみながら、国との協議や、要望などの訴えを行う」と話している。
◆行政、何できる?
 琵琶湖を抱えるだけに環境へのこだわりは強く、県の環境保全型農業の実施面積は全国一位。その広さは、関東、東海、北陸地方での合計実施面積に匹敵するのだから驚きだ。
 減額が見込まれる交付金について「環境保全型農業の導入による農家の負担額を補うものなので、満額出してほしい」という言葉を思い出す。効果を上げている取り組みを続けるためにも何ができるか。行政手腕が試されている。(高田みのり)

■コハクチョウ、優雅に羽休め 長浜の琵琶湖岸(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20180121/CK2018012102000017.html
 暦の上で最も寒いとされる二十四節気の一つ「大寒」の二十日、県内の朝方の最低気温は、長浜市で氷点下一・三度と平年並みに冷え込んだ。
 同市湖北町の琵琶湖岸では、シベリアからはるばるとやって来た多くのコハクチョウが越冬中。早朝、寒気の中で翼を広げたり、群れをつくって泳いでいた。湖北野鳥センターによると、今冬の湖全域での飛来数は、十七日までに五百九十五羽と例年よりやや多め。二月初旬にピークを迎えるという。湖岸にはカメラを持った愛鳥家らが訪れ、愛知県豊田市の主婦別府英子さん(71)は「自然相手で撮影は難しいけど、優雅に飛ぶ姿を撮りたい」とファインダーをのぞき込んでいた。(横田信哉)

18/01/20

■文化審答申 琵琶湖の漁、伝統と変遷 漁業用具が国文化財に 博物館収蔵の2437点(毎日jp滋賀)https://mainichi.jp/articles/20180120/ddl/k25/040/518000c
 アユやコイなど多種多様な魚を琵琶湖で捕るために使用されてきた用具が19日、「琵琶湖の漁撈(ぎょろう)用具及び船大工用具」として国登録有形民俗文化財とするよう、国の文化審議会から文部科学相に答申された。県立琵琶湖博物館(草津市)で保管される計2437点で、一部は常設展示されている。【大原一城】
 答申は、国内最大の湖である琵琶湖で使われた用具について、日本の河川や湖沼など内水面漁業の展開を理解す...

■フィッシングショー第2日も好調 開場前から行列(nikkansports.com)https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180120-00104679-nksports-soci
 国内最大級の釣りと釣り具の祭典「ジャパンフィッシングショー2018」の第2日が20日、パシフィコ横浜で開催された。第1日の19日は、前年比25%増の6805人の入場者があり、20日も開場前から場内コンコースからあふれた行列が寒空の下で300メートルほど伸びた。
 事務局では「今年は予約チケットが昨年から売れ出して、釣りファンや釣りに興味を持っている方々の期待感が膨らんだようです」と話した。
 昨年の会期3日間の入場者は3万8635人(前年比1・35%増)だった。3日とも強風が吹いて、海の釣りはほぼ全滅状態で「釣りに行けないから、フィッシングショーにいくか」という当日にチケットを購入して入場する人が多かった。
 今年は、釣り船が通常営業できる状態で、純粋にフィッシングショーへの感心のある層がどの程度足を運んでくれるのか。
 日本の釣り人口はレジャー白書によると700万人前後。総人口の1割にも満たない。昨今、手軽なレジャーとして釣りが見直され始めて、女性や小中学生が釣りに熱中している現象なども見受けられるが、1990年代のブラックバスブーム、ルアー・フィッシング人気などの社会現象までには成長していない。
 今回のフィッシングショーの入場者数の増減が、今後の釣り人気の先行きを示すデータになるかもしれない。

■琵琶湖の漁具、国文化財に 琵琶博保管、船大工用具も(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180120000017
 国の文化審議会(馬渕明子会長)は19日、滋賀県立琵琶湖博物館が保管する「琵琶湖の漁労用具及び船大工用具」2437点を、登録有形民俗文化財に登録するよう林芳正文部科学相に答申した。「日本の内水面漁労の展開とそれを支えてきた職業の様子を理解する上で貴重」という。登録有形民俗文化財の登録は滋賀県で初めて。
 漁労用具は、日本最大の琵琶湖で伝統的に行われてきた陥穽(かんせい)漁や定置漁、網漁、突漁、伏せ漁、貝曳漁などで使用される1977点。えり漁の用具、フナやコイを誘い込むように円筒形に竹で編んだウケやタツベ、押網、魚を突くヤス、いけす、近代以降の淡水真珠の養殖用具など、琵琶湖ならではの特色あるものが多い。
 船大工用具は460点。魚介類を捕獲、運搬する木造船を製作するための用具一式で、小型の船から丸子船のような大型船まで多様な船を造ってきた歴史を読み取ることができる。
 県教育委員会は1978年から各地の漁師に用具を提供してもらって収集に乗りだし、96年開設の琵琶湖博物館が資料整理に当たってきた。県教委文化財保護課の担当者は「琵琶湖とともに生きてきた人々の暮らしの在り方を示すものとして貴重」とし、「伝統的な漁具がなくなるかもという危機感から収集が始まった。長年をかけてようやく登録有形民俗文化財となり、感慨深い」としている。
 また、文化審議会は、石川県輪島市で継承されている「輪島の海女漁の技術」や、豊作を祈って手作りのロケットを打ち上げる埼玉県秩父市の伝統行事「秩父吉田の龍勢(りゅうせい)」など6件を、重要無形民俗文化財に指定するよう答申した。3月上旬ごろに答申通り指定され、国の重要無形民俗文化財は309件となる。

18/01/19

■野鳥 鳰海離れ? カイツブリ、琵琶湖から内陸へ(毎日jp)https://mainichi.jp/articles/20180119/k00/00e/040/270000c
◇子育てに波高く
 琵琶湖を代表する野鳥のカイツブリが激減していることを受け、市民らが滋賀県内を大規模に調査したところ、春から夏の繁殖期に琵琶湖から離れた池などで営巣・子育てをする姿が多数確認された。研究者は、琵琶湖の環境が悪化し、カイツブリが繁殖しにくくなっている可能性を指摘している。【大原一城】
 カイツブリは滋賀県の「県鳥」で琵琶湖のシンボルとも言える水鳥。「鳰(にお)」の別名があり、平安時代の文学作品などで琵琶湖は「鳰海(におのうみ)」と称された。1980年代には2000羽超がいたが、近年は500羽前後に減っているとされ、県が希少種に指定している。
 今回の調査は県立琵琶湖博物館(同県草津市)と連携するフィールドレポーター(市民調査員)23人が実施。つがいで繁殖する4〜8月、琵琶湖や河川、池沼などを巡って目視で数え、286地点のうち145地点で計566羽を確認した。このうち約130羽は琵琶湖で確認されたが、その3倍以上の432羽が琵琶湖以外の内陸部だった。県南東部に多く、琵琶湖から南に20キロ以上離れた池沼などでも観察された。
 県が毎冬に実施する調査では琵琶湖周辺での確認が多く、今回の調査は逆の結果になった。冬は群れを形成するなど生態が変わることに加え、調査の手法や着眼点の違いも影響した可能性がある。
 水鳥に詳しい同博物館の亀田佳代子総括学芸員によると、琵琶湖でのカイツブリ減少の原因として、護岸整備や営巣地となるヨシ帯の減少、水質変化やヒナを襲う外来魚など外敵の増加が指摘されている。今回の調査でも大津市街地の湖岸では約10キロにわたって全く確認できなかった。亀田学芸員は「環境の良くない琵琶湖沿岸から移動している可能性がある。内陸部が重要な繁殖場所になっているようだ」と分析する。
 今回の調査で、これまで通説だったヨシ帯付近だけでなく、ヤナギなど垂れた枝の下での子育てを好むことも判明した。調査の中心になった大津市の主婦、前田雅子さん(65)は「かわいらしいが賢い生き物なので、何とか環境に適応しているのでは」と話している。
◇カイツブリ
 成鳥は全長25〜26センチ。体は茶褐色で、日本に生息する種類は黄色い虹彩が特徴。潜水が得意で小魚などを食べる。アフリカ大陸、ユーラシア大陸、アジアの中緯度以南に広く分布する。多くは留鳥だが北方の個体は移動する。国内でも全国に分布するが、琵琶湖は歴史的に知られた生息地。東京や滋賀など複数の都府県で「希少種」「保護生物」などに指定されている。

■フィッシングショー開幕 魅力発進、高校生以下無料(nikkansports.com)https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201801190000326.html
 「JAPAN FISHING SHOW 2018−in YOKOHAMA−」が19日、横浜市のパシフィコ横浜で始まった。釣り具メーカーなど172社・団体が693ブースを出展。最新の商品を展示して、釣りの魅力を発信する。開会式に次いで、今年新たな試みとして近くにある臨港パーク「潮入の池」に地元の幼稚園児らがカサゴの稚魚250匹を放流した。
 今回から高校生以下を無料(前回までは中学生以下)としたほか、学生限定のキャスティング教室など参加型プログラムも充実させている。「心躍る釣り具の数々を工夫を凝らした展示で見てもらい、ディープな魅力とライブな感動を味わってもらいたい」と、主催の日本釣用品工業会・島野容三会長は話していた。主催者側では期間中、4万人の来場者を見込んでいる。また、放流事業の後に行われた会見で、来年も同所で1月18日から20日まで開催されることが発表された。
 今回の開催は21日まで。時間は午前9時〜午後5時。入場料1300円(高校生以下無料)。http://www.fishingshow.jp

■山岳救助が過去最多35件 昨年の大津市、登山ブーム背景(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180119000028
 大津市消防局は、2017年の火災と救助、救急の概況(速報値)をまとめた。救急出動は8年連続で過去最多となる一方、火災発生件数は前年より減少した。救助関連では山岳出動が増えた。
 救急出動は1万7267件で、前年比644件増。理由別では急病が65・7%を占め、一般負傷が15・4%、交通が7・4%と続いた。市消防局は「高齢化を反映して急病や負傷が増えている一方、交通は事故自体が減っている」としている。
 火災発生件数は79件で前年比10件減少した。死者は1人で同3人減、負傷者は14人で同1人増だった。内訳では建物火災が全体の54・4%で、そのうち住居火災が60・5%を占める。出火原因は放火が15件で最も多く、たき火とこんろ、電気関係がいずれも7件だった。
 救助出動は209件で前年比18件減。種別では山岳出動が35件と前年比5件増で統計を取り始めてから過去最高だった。京阪神から近い比良山系への登山ブームが背景にあるという。水難は22件で同1件減だが、「傾向としては増加している。琵琶湖レジャーの多様化が挙げられる」(市消防局)という。

■琵琶湖の水質評価に新指標 県が導入検討(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20180119/CK2018011902000029.html
 県は、琵琶湖の水質を評価する新たな指標として「全有機炭素量(TOC)」の本格導入を検討している。現在の指標に比べ幅広い有機物を測定でき、湖内の環境をより正確に把握できるとの期待がある。国内の湖沼の標準的指標とするよう国にも働き掛けており、県は今後も調査研究を進める。
 琵琶湖政策課によると、国内の湖沼の水質評価指標は、化学的酸素要求量(COD)が標準的。CODは、水中の有機物を薬剤で酸化させ、その消費量から有機物の量を推定する。ただ、この薬剤は全ての有機物に反応するわけではない。
 一方、TOCは九〇〇度ほどの高温で有機物を燃やし、二酸化炭素化して炭素量を測定する。有機物の量を直接測れることから、より正確に水質を評価できる利点がある。
 同課によると、下水道整備や排水対策が進んだことで琵琶湖へ流入する汚濁物質は減っているが、CODでは水質改善と連動した結果が得られないという。一方、TOCでは汚濁量とほぼ一致した結果が出た。
 県は二〇一六年度に策定した「第七期湖沼計画」で、TOCを用いた水質管理手法の検討を位置付け、三カ年計画で調査研究を行っている。一八年度は成果を取りまとめる予定で、県の予算要求でも調査研究費用として約三千五百万円が要求されている。
 TOCは魚の餌になるプランクトン量を把握することにも役立つことから、同課は「良好な水質と豊かな生態系が両立する琵琶湖の実現に貢献できる」と期待する。
 こうしたことから県は昨年十一月、TOCを標準的な水質評価指標とするよう環境省へ要望した。同省水環境課は「琵琶湖で有用性が実証されても、他の湖沼に全て当てはまるとは限らず、課題は多い」としながらも、「TOCの研究は滋賀県が先頭に立ってやってくれている。その成果を見ながら国としても導入を検討したい」と話した。(鈴木啓紀)

18/01/18

■琵琶湖「雪見船クルーズ」始まる 北湖から絶景次々(毎日jp)https://mainichi.jp/articles/20180119/k00/00m/040/095000c
 冬の琵琶湖で恒例の「雪見船クルーズ」の運航が始まった。琵琶湖汽船(大津市)や観光関係者らでつくる協議会で企画し、関係者向けの試乗会が10日にあった。大津市から長浜市まで琵琶湖を南北に縦走。西側の比良山脈や北東側の伊吹山など、雪化粧した山々の絶景が次々と現れ、参加者を楽しませていた。
 200席の客船で大津市の大津港を午前に出発し、正午過ぎに長浜市の長浜港に到着。乗客は同市の黒壁スクエアなどの観光地や近くで開催中の盆梅展を楽しみ、再び午後2時に長浜を出て大津に戻るダイヤ。予約があれば彦根港、おごと温泉港などに立ち寄る。
 通年実施の大型船クルーズは南湖を巡るが、雪見船クルーズは雪景色を求めてより広い北湖まで出向く。船内は暖房が効いて快適で、広い窓から景色が見える。風の冷たいデッキに出れば更に迫力が味わえる。
 予約制で1月は土・日・月と祝日の営業。2月1日〜3月9日は予約人数が一定確保できれば毎日運航する。片道3000円、往復5000円。問い合わせは琵琶湖汽船(077・524・5000)。【大原一城】

■「琵琶湖八珍」発信でフェア 滋賀県、ホテルなどで初開催(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180118000091
 滋賀県は、琵琶湖を代表する魚介8種をブランド化した「琵琶湖八珍」を発信する初のフェアを県内全域で開催している。4カ所のホテルで琵琶湖の恵みを感じられる和洋中のコース料理が楽しめるほか、八珍を取り扱う県内外160店舗のサテライト食堂が逸品を提供する。2月末まで。
 琵琶湖八珍はビワマス、ニゴロブナ、ホンモロコ、イサザ、ビワヨシノボリ(ゴリ)の固有種5種とコアユ、ハス、スジエビの計8種。県立安土城考古博物館(近江八幡市)が来場者アンケートなどを基に2013年に選定した。
 大津市の琵琶湖ホテル、高島市の奥琵琶湖マキノグランドパークホテル、長浜市の北ビワコホテルグラツィエ、守山市のセトレマリーナびわ湖の4ホテルでは、湖岸の風景を眺めながらそれぞれが趣向を凝らしたコース料理が味わえる。料理人が八珍の魅力を語るシェフトークも随時行う。
 サテライト食堂には、八珍を食材や加工品に使う「マイスター」に登録した飲食店や宿泊施設などが参加している。期間中に食事した人にオリジナルグッズが当たる抽選もある。問い合わせはフェア事務局06(6147)8520。

■波乱含みの湖国政界と迫る知事選(6)(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0025495
=共産党石黒委員長『巨額国体で財政破綻に』=
 【全県】 共産党県委員会、県労連などで構成する「明るい滋賀県政をつくる会」は11日、2024年に県で開催される国体整備費の削減を求める8823筆の署名を三日月大造知事に提出した。このうち1034筆は県職員の署名であり、県職員の間でも将来の財政破たんへの不安が募っている。今夏の知事選の本当の争点は、大津市の大戸川ダム建設問題ではなく、実は財政問題なのだ。そこで同会の中心メンバーの共産党県委員会の石黒良治委員長に国体問題や知事選の取り組みを聞いた。(石川政実)
三日月氏の姿勢次第で
「前回とは違った対応も」
 つくる会の松本利寛共同代表は署名提出の折、「大戸川ダム建設や国体施設整備などで土建型県政が(かつての野崎県政のように)復活しないよう求める」と述べた。同会では、国体事業の抜本的見直し、改憲や原発再稼働の反対を軸に前回同様、候補者擁立を目指している。
 「どこの府県でも1巡目の国体と違って、2巡目は既存施設を活用するなどして国体開催経費(表参照)を100億円〜250億円前後の質素なものにしている。そのような中、滋賀県は約600億円と推定され、全国的にも突出している」と話すのは、共産党県委員会の石黒委員長。
 県は昨年6月、26年度までの県財政の収支見通しを公表した。それによれば、国体に向けた施設整備費や社会保障費負担増により、図のように毎年度100億円を超える財源不足が生じ、なんの手だてもしなければ19年度中には県の貯金にあたる基金が底をつくとしている。
 さらに26年度までの累積財源不足は1326億円(中間値では1145億円)にのぼる。この収支見通し時点の国体の想定開催経費は427億円だった。
 しかし、そこにはまだ整備方針が決まっていなかったプール(想定額70億円で、うち県負担は46億円)などの整備費などが含まれておらず、開催経費は最終的に500億円を超えると見られている。まさに財政破たんへまっしぐらと言えるかもしれない。
 石黒委員長は「陸上競技場など国体主会場(彦根市)は現在、使用されている施設(陸上競技場、庭球場、プール、体育館)を壊して整備するもので約200億円かかり、大津市におの浜の県立体育館も同市瀬田地域の山林への移転・新築にともない約100億円と、この2つだけで計300億円に達する。野洲市、竜王町、湖南市にまたがる県希望が丘文化公園など、既存施設を活用することを基本にすれば大幅に削減できるはずだ。県はまず国体開催費用の全体像を明らかにし、財政破たんを招かないために、どの額まで抑え込むのかを決めて抜本的な削減を行う必要がある。国体向けの施設整備費を見直して、社会保障や子育て支援などに優先的に使うべきだ。18年度が国体見直しの最後のチャンス」と指摘。
 また「今秋に自公が憲法改正の発議をする可能性があり、その直前の知事選だけに憲法9条改正に反対する候補者が求められる。もし三日月知事が再選出馬を表明し、国体の抜本的見直しをはじめ、改憲や原発再稼働に明確に反対するなら、つくる会も前回知事選とは違った対応をとることもあり得る。市民と野党の共闘を大切にして、今後、社民党、民進党、市民団体とも知事選について話し合いたい」と含みのある発言も。
 24年の国体開催年の1〜2年前には施設整備を終わらせる必要があるだけに、巨額の開催経費に大ナタを振るえる期間は残りわずかになっている。

■滋賀が誇る湖魚を楽しむ「琵琶湖八珍フェア」開催中(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0025490
=県内各地で2月28日まで=
 【全県】 県は2月28日まで県内各地で、琵琶湖ならではの味わいを集めた「琵琶湖八珍フェア」を開催する。これは、ビワマス、コアユ、ハス、ホンモロコ、ニゴロブナ、スジエビ、ゴリ、イサザの8種類の琵琶湖固有種のおいしさと魅力を広めるもの。県内の4ホテルと、県内外の160店舗が提供するメニューをそれぞれ味わうことができる。
 4ホテルが提供するメニューは「五感で楽しむ琵琶湖八珍食堂」と名付けられ、シェフの創作料理が味わえる。県内外の160店舗が提供する「サテライト食堂」は、飲食店だけではなく、天然鮎のつくだ煮など、湖国ならではの味の購入や宿泊施設も含まれており、より身近で気軽に楽しめるようなものである。
 高島市の奥琵琶湖マキノグランドパークホテルは「琵琶湖八珍のお弁当」(3500円税別)を提供。大津市の琵琶湖ホテルは「湖国フレンチ」(3500円税サ込み)。守山市のセトレマリーナびわ湖は「恵り(めぐり)(10000円税込み)。長浜市の北ビワコホテルグラツィエからは「琵琶の恵み」(8000円税別)がそれぞれ登場する。和食あり、フレンチあり、中華あり、と味わいも多彩だ。
 東近江地域の「サテライト食堂」は、近江八幡市の「飯魚(いお)」、「ふな幸」、東近江市の「日本料理 ますや」などである。
 なお、フェアの期間中、参加店舗で食事や買い物をした人に、抽選で豆皿やはし置きなどのオリジナルグッズが当たる。
 フェアの詳細はインターネットサイト「琵琶湖八珍フェア2018」で閲覧することができる。問い合わせは、県(
TEL077・528・3873)または事務局(TEL06・6147・8520)まで。

■ふなずし、味の違いも魅力 守山で試食会(産経ニュース)http://www.sankei.com/region/news/180118/rgn1801180024-n1.html
 ふなずしの普及に取り組む「守山鮒寿司の会」は17日、会員が各家庭で漬け込んだふなずしを持ち寄って試食する催しを守山市矢島町の玉津会館で行った。参加者は、各家庭で守られてきた伝統の味を楽しんだ。
 琵琶湖の固有種「ニゴロブナ」を発酵させた滋賀の伝統食のふなずしは、各家庭で漬け方が異なるとされる。焼酎や酢を加えることで味わい深くしたり、頭の部分まで柔らかくつけるため魚のエラの部分に酒かすを入れたりなど、さまざまなアレンジがあるという。
 この日は会員が各家庭でつけたふなずし5種類のほか、ニゴイやワタカを発酵させて作ったすしも用意された。会員たちは味の違いを楽しんだほか、漬け方の工夫を情報交換した。
 中塚宗浩会長(62)は「味の違いもふなずしの魅力。各家庭の『こだわりの味』を楽しめた」と話していた。
 同会は来月11日、午前10時半から守山市浮気町のライズヴィル都賀山で一般向けの試食会を行う。会員が作ったふなずしのほか、地酒の味見もある。中学生以上2千円。予約、問い合わせは同会事務局(電)077・582・1130。

■長浜〜竹生島、9往復に増便 琵琶湖汽船が3月から(日本経済新聞ネット版)https://www.nikkei.com/article/DGXMZO25820640X10C18A1LKA000/
 琵琶湖汽船(大津市)は3月から、長浜港(滋賀県長浜市)と琵琶湖に浮かぶ竹生島(同)を結ぶ長浜航路(大人往復3070円)を1日5往復から9往復に増便する。関西だけでなく、中部や北陸地区からの利用客が増加しており、大幅な増便で対応する。
 長浜航路は旅客定員164人の高速船「べんてん」が就航している。近年、パワースポットとして竹生島の人気が高まるなどにより利用客が増加。紅葉シーズンの昨年11月の旅客数...

18/01/17

■ガソリン、2年半ぶり高値 143円20銭、4週上昇(47NEWS)https://this.kiji.is/326242831167554657?c=39546741839462401
 経済産業省資源エネルギー庁が17日発表した15日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、9日時点の前回調査より1円30銭高い143円20銭だった。4週連続の値上がりで、2015年7月以来、約2年半ぶりの高値水準となった。
 灯油も18リットル(一般的なタンク1個分)が26円高い1551円になり、約3年ぶりの水準となった。値上がりは17週連続。暖房シーズンが本格化しており、家計への影響が広がりそうだ。
 調査した石油情報センターによると、原油価格の上昇を背景に、卸売価格が引き上げられた。来週も値上がりが続きそうだという。

■レギュラーガソリン高騰、2年半ぶりの143円台突入(Responce)https://response.jp/article/2018/01/17/304852.html
資源エネルギー庁が1月17日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、1月15日時点でのレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格は、前週比1.3円高の143.2円だった。
レギュラーガソリンの平均小売価格は9月11日の131.3円以来、上昇を続け、2015年7月21日の調査以来、2年6か月ぶりの143円台に突入した。
地域別では東北で1.8円、中部で1.7円、北海道で1.5円、関東で1.4円、四国で1.3円、近畿で1.2円、中国と九州・沖縄で1.0円、全エリアで1円以上の値上がりとなった。またハイオクガソリンは154.0円、軽油は121.2円、ともに前週より1.4円高だった。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、1月17日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は136.5円/リットル(前週比+2.1円)、ハイオクは147.2円/リットル(+3.1円)、軽油は110.2円/リットル(+1.4円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
◆全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができます。
e燃費 URL http://e-nenpi.com/

■生態系守る巨大池建設 人気ユーチューバーも応援 静岡(静岡新聞@S)http://www.at-s.com/news/article/topics/shizuoka/447087.html
 河津町の爬虫(はちゅう)類動物園「iZoo(イズー)」は、飼い主に湖沼や川に放されたミドリガメなどの外来種や自然環境を守ろうと、園内に巨大池を造る事業をスタートした。「緊急SOS!外来生物から日本を守る巨大池建設プロジェクト」と名付けた取り組みで、16日、静岡市葵区の静岡パルコでPRイベントを開いた。人気ユーチューバーのはじめしゃちょーさん(24)=同区=も駆け付け支援を呼び掛けた。
 計画中の巨大池は約150平方メートル。約8千匹のカメを収容できる。2月下旬に着工し、4〜5月に完成する予定。整備の背景には、外来種のミドリガメなどを放してしまう飼い主が多く、生態系に悪影響が出ていることがある。現在の施設規模ではカメの引き取りが困難になったことから、プロジェクトを企画した。インターネット上で資金を調達するクラウドファンディングを活用する。
 PRイベントでは、はじめしゃちょーさんと白輪剛史園長のトークライブで会場を盛り上げた。2人が出会ったきっかけや、はじめしゃちょーさんが撮影のためバナナを大量に“誤発注”した際、白輪園長が引き取り、カメのえさに使ったというエピソードを展開した。体長約30センチのミドリガメも登場した。はじめしゃちょーさんは「完成した巨大池の中で、自分がカメになりきって泳ぐ動画などの撮影もしてみたい」と述べた。

■サンマの水揚げ1トン超 熊野・遊木漁港、2季ぶり(ChunichiWeb三重)http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20180117/CK2018011702000024.html
 熊野市の遊木漁港で十六日、不漁が続いていたサンマの水揚げがあった。一回の漁獲としては二季ぶりの一トン超という手応えある量とあって、待ち望んでいた漁師や加工業者らを喜ばせた一方、今後に期待を寄せる声も上がった。
 漁船四隻が前夜に出港し、うち三隻が串本町大島の沖合約二十キロで取った。午前十時ごろに帰港して約一・三トンを水揚げ。体長二〇センチほどのサンマを網を使って陸上に用意された容器に次々と入れた。
 出船した長栄丸の船主浜中一茂さん(51)は「何日も出ていただけにほっとしている。身ぶりも良い」と満足そう。「(不漁については)黒潮の蛇行の影響を受けていると考えられ、今後も増えてくれることを期待したい」と願った。
 仲買人による競りでは、市内の干物業者が例年より一キロ当たり三百〜四百円ほど高い千百十七円で競り落とした。担当者は「二年も注文を待っている人がいて、仕入れることができてうれしい」と声を弾ませた。
 熊野漁協によると、サンマの漁獲期間は十月〜翌年五月で、二〇〇八年度までは千トンを超える水揚げがあったが、その後は減少傾向。一五年度は二百トン余りに落ち込み、一六年度はゼロになった。今季は十二月二十四日に取れたが、七十キロにとどまっていた。浜田徳光組合長は「ひとまず良かったが、例年並みにはまだ届いていない。春先までに少しでも取れれば良いのだが」と気をもんでいる。(木造康博)

■ミドリガメ飼育協力を…河津の動物園(YomiuriOnLine静岡)http://www.yomiuri.co.jp/local/shizuoka/news/20180117-OYTNT50181.html
池の建設費ネットで募る
 飼いきれなくなった外来種ミドリガメを引き取るための池を建設しようと、爬虫類と両生類の動物園「iZoo(イズー)」(河津町)が、費用をインターネットのクラウドファンディングで募っている。
 イズーは2012年の開園当初から外来種を引き取っている。年間に1000匹ほど引き取るうち、9割はミドリガメで、現在の池は満杯状態という。ミドリガメは今後、飼育が原則禁止される「特定外来生物」に指定される可能性があり、捨てられるミドリガメはさらに増える恐れがある。
 このためイズーは、ミドリガメ約8000匹を飼育できる大きさの池を、5月上旬頃までに設ける計画を立てている。維持費なども含めて約1000万円が必要になり、費用はパルコ(東京都)が運営するクラウドファンディングサイト「ブースター」で募る。1口3000円から申し込みができ、寄付額に応じて動物の写真などのプレゼントがある。
 16日には、静岡パルコ(静岡市)で協力を呼びかけるイベントが開かれ、イズーの白輪剛史園長と、ユーチューブに投稿するオリジナル動画で多くのファンを持つ「はじめしゃちょー」が登場した。はじめしゃちょーは白輪園長と親交があり、「できるだけ多くのカメの命を救いたい」と訴えた。

■ワカサギ 冬の楽しみ 余呉湖(YomiuriOnLine滋賀)http://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20180117-OYTNT50107.html
 長浜市の余呉湖で、冬の風物詩・ワカサギ釣りの本格的なシーズンを迎え、愛好家たちがさおを並べて楽しんでいる=写真=。
 余呉湖漁業協同組合によると、今季のワカサギは例年よりやや小ぶりで体長5〜8センチのものが多いが、1日で1000匹以上の釣果を上げる人もいるという。
 湖畔の桟橋では、多くの人が湖面に糸を垂らし、さお先のしなり具合を見て、慣れた手つきでタイミング良く釣り上げていた。
 湖南市の会社員西川征利さん(33)は「ワカサギ釣りは冬の一番の楽しみ。余呉湖周辺の美しい景色に心が和みます」と笑顔を見せていた。
 営業は午前6時〜午後5時。3月31日まで無休。遊漁料(1日券)は高校生以上1400円、小中学生800円。問い合わせは同漁協(0749・86・3033)へ。

18/01/16

■大阪と横浜で開催! 国内最大規模のフィッシングショー(MotorFan)https://motor-fan.jp/article/10002713
自動車メーカーやビルダーも出展 釣りファンへ直接アピール
ジャパンフィッシィングショー2018 in yokohama、フィッシングショー大阪2018がそれぞれ2018年1月19日(金)〜21日(日)、2018 年2月3日(土)〜4日(日)に開催される。
どちらのイベントも国内では最大規模のフィッシングショーとなっており、出展社の中には東京オートサロン2018に名を連ねていた自動車メーカーやビルダーも参加する予定だ。
年明けに開催される国内最大級のこのイベントは、各メーカーが一押しの最新商品を展示するほか、釣種ごとに区切られたエリアがあり、バス、ソルト、船に加えて、前回から加わった関東地区に?気の高い「へら鮒」コーナーが今年も設置される。
20 日(土)12:00 からの「クール・アングラーズ・アワード表彰式」には、釣りファンの拡大、釣りのイメージ向上に貢献した著名?として工藤静香さんの受賞が決定。
釣りをしたことのない?性や子どもへの間口を広げるため、初心者でも楽しめる、様々な体験型コーナーを用意するほか、グルメコーナーの充実も図り、1日中楽しめるイベントとして、友?同士はもちろん、ファミリーでの来場を促進している。
また、初日(1/19・?)は?般公開時間が 1時間早まり、「HAPPY FRIDAY!」と称して?曜日だけの様々な特典や企画が用意されるほか、今回から?校?以下は入場無料とするなど新たな試みが盛りだくさんとなっている。
1月19日(金)〜21日(日)ジャパンフィッシィングショー2018 in yokohama
『JAPAN FISHING SHOW 2018 -in YOKOHAMA-』
開期:2018 年 1 月 19 日(?)・20 日(土)・21(日)
会場:みなとみらい・パシフィコ横浜(神奈川県横浜市?区みなとみらい1-1-1)
スケジュール:
19 日(?) ビジネスタイム 9:00〜13:00/一般公開 13:00〜18:00
20 日(土)・21 日(日) 一般公開 9:00〜17:00
?場料 :当日 1,300 円(税込)/前売り 1,100 円(税込)
*高校生以下、および障害者?帳をご提示いただいた?とその介護者(1名)は無料
ジャパンフィッシィングショー2018 in yokohama公式ホームページ>http://www.fishingshow.jp/
2月3日(土)〜4日(日)フィッシングショーOSAKA 2018
今年で55回目を迎える「フィッシングショーOSAKA2018」は、「釣り」に関する製品の展示をはじめ、釣りの楽しさを体感&伝えるアトラクションで毎年多くの釣具業界関係者、釣りファンが訪れる「釣りの祭典」だ。
国内最大規模の釣りイベントとしてだけではなく、2月2日(金)を終日バイヤーズデイとしており、釣具店、釣具卸店、釣り関連業者から高評価を得ている。日産自動車も出展予定となっているのだ。EVシフトを加速させる日産自動車がどんな「フィッシングカースタイル」を見せてくれるか楽しみなところだ。
2月3日(土)・4日(日)の2日間は一般客に向けた製品展示が行われ、新製品だけではなく普段店舗では手に取ることができない釣具に触れることができる。
また、魚拓体験やマス釣りができる体験コーナーやスタンプラリー、マグロの解体ショーといったグルメコーナーなど、様々なアトラクションも用意されており、ベテラン釣り人からファミリー層まで楽しめるショーとなっている。
『フィッシングショーOSAKA2018』
テーマ:「水辺で出会う夢・感動」
開催日時:2018年2月2日(金)[業者商談日]10:00〜17:00(一般のお客様は入場出来ません)
2月3日(土)[一般公開日] 09:00〜17:00
2月4日(日)[一般公開日] 09:00〜17:00
会場:インテックス大阪 6号館A・Bゾーン、3号館および4号館(イベント会場)大阪市住之江区南港北1丁目5-102 
入場料:当日一般1,400円(税込)/ 中学生以下無料 前売り一般1,200円(税込)/ 中学生以下無料
フィッシングショーOSAKA2018公式ホームページ>http://www.fishing.or.jp/index.html

■特定外来生物「タイワンザル」県が根絶宣言(わかやま新報ネット版)http://www.wakayamashimpo.co.jp/2018/01/20180116_76169.html
 国の特定外来生物に指定されているタイワンザルの駆除に取り組んできた和歌山県はこのほど、発生源と見られていた和歌山市南東部と海南市北東部にまたがる大池地域約27平方`で「群れを根絶した」と発表した。この5年間、新たなサルが確認されなかったことから判断した。
 長い尻尾が特徴のタイワンザルは、台湾原産の外来種。県ではニホンザルが有田川以南に生息するのみと考えられていたが、平成10年に日高川町でタイワンザルと、ニホンザルとの交雑種各1匹が見つかったことから県が調査。11年度に大池地域で約200匹を確認した。
 野生化したタイワンザルと在来種のニホンザルの交雑が紀伊半島全域に広がるのを防ごうと、県は「県サル保護管理計画」を策定。14年度から同地域で駆除に乗り出した。住民の協力も得て囲いわなを7基設置し、24年度までに366匹の捕獲に成功。24年4月にメス1匹を捕獲したのが最後となった。
 県によると、捕獲が始まった当初は動物愛護の観点から反対意見もあったという。だが17年にはタイワンザル、26年には交雑種も特定外来生物に指定され、15年の間に外来生物に対する認識は大きく変わった。県環境生活総務課自然環境室の横蔵人主査は「ニホンザルを守る生態系保護の観点で取り組んできた。生き物相手の駆除は根絶に至るまで長期に及ぶが、途中でやめたら失敗。ようやく一区切りついた」と話した。

■湖西の日の出をレッツインスタ 高島市が募集(産経ニュース)http://www.sankei.com/region/news/180116/rgn1801160046-n1.html
 湖西に位置し、白鬚(しらひげ)神社など日の出の撮影スポットが多い高島市は、写真共有アプリ「インスタグラム」を使って、市内で撮影した日の出の画像を募るキャンペーン「タカシマノアサヒ」を実施している。
 同市は昨年3月にインスタグラムの公式アカウント「たかP写真館」を開設。「メタセコイア並木」など市内の観光地の画像をアップしてきた。なかでも、白鬚神社の湖上に建つ大鳥居での夜明けなど、琵琶湖の朝をとらえた画像が好評だったことから、キャンペーンを企画した。
 投稿者はインスタグラムに撮影日時と場所を入力した上で、撮影した画像に「#タカシマノアサヒ」を付けて投稿する。加えて「たかP写真館」をフォローすると、投稿した画像が市の広報誌や観光キャンペーンなどに使用されることもある。
 キャンペーンは今月末まで。市は「今は日の出が午前6時ごろと遅く、撮影しやすい。お気に入りの一枚を投稿してほしい」としている。問い合わせは同市企画広報課(電)0740・25・8114。

■希少種の水鳥カイツブリ、ヨシない場所でも木の枝など巧みに利用 琵琶湖博物館調査(産経ニュース)http://www.sankei.com/region/news/180116/rgn1801160048-n1.html
 県のレッドデータブック(平成27年版)で希少種とされている水鳥「カイツブリ」が、水草のヨシの多い場所ほど生息割合が高くなる一方、ヨシのない場所でも木の枝が水面に垂れた場所などを巧みに利用しながら生息している実態が、県立琵琶湖博物館の市民調査で分かった。
 同博物館が公募したフィールドレポーターによる調査。これまであまり知られていなかった夏の繁殖期のカイツブリについて、昨年4〜8月、県内286地点で生息状況を調べた。
 その結果、カイツブリは琵琶湖岸だけでなく内陸部の池や沼などでも確認され、広く県内に分布していることが判明。6月以降は生息地点の約半数で子供の姿も見られた。
 人口が集中する大津市坂本から草津市矢橋にかけての南湖西部と南部周辺では、湖岸でも内陸でもカイツブリの生息は確認できなかった。
 調査地点のヨシ帯の面積を調べると、ヨシ帯が1万平方メートル以上の地点では9割近くでカイツブリが生息していたのに対し、1千平方メートル以上5千平方メートル未満では約8割、100平方メートル以上500平方メートル未満では7割以下に減少。
 カイツブリは、外敵から身を隠したり巣作りしたりするためにヨシを利用するといい、ヨシ帯の面積が小さくなるほど生息する割合が減少傾向にあることが裏付けられた。
 一方で、ヨシ帯のまったくない場所でも、約4割の地点でカイツブリが生息していることが新たに判明した。
 このうち、湖岸の木の枝などが水面に垂れ下がった地点でより多くの生息が確認されたといい、カイツブリはヨシのない場所でも、こうした木の枝の影などを利用して生息していることが分かった。

18/01/15

■大森均の釣れ釣れ草 釣りと釣り具の祭典(大阪日日新聞ネット版) https://www.nnn.co.jp/dainichi/rensai/fishing/180115/20180115031.html
フィシングショー OSAKA2018
釣り具の即売会は連日大盛況
 国内最大規模の釣りの祭典「フィシングショーOSAKA2018」(大阪釣具協同組合主催)が、『水辺で出会う夢・感動』をテーマに2月3日から南港インテックスで開催される。このフィシングショーは、あらゆる分野のメーカーの新製品が一堂に会し、新釣法に欠かせない製品やその釣り方をインストラクターがフィッシングスクールで詳細に解説する。その他、体験魚拓教室など釣りの楽しみや釣技向上に役立つさまざまなイベントが企画されている。
●開催日及び開場時間
 2月3日(土)午前9時〜午後5時
 2月4日(日)午前9時〜午後5時
●会場
 インテックス大阪6号館Aゾーン・6号館Bゾーン・3号館・4号館
●入場料
 大人1400円(税込み)/中学生以下無料、前売り券大人1200円(税込み)
【前売り入場券取り扱い】
◇近畿・中部・北陸・中国・四国の各エリアの有名取扱釣具店有名釣具店
◇「ローソン」各店頭Loppiにて販売。(L―コード 59333)
◇「ファミリーマート」各店、ファミポートでCNプレイガイドから利用。
◇「セブン・イレブン」セブンチケットにて販売中。(セブンコード 060―598)
各種イベントめじろ押し!
▼体験仕掛釣り方教室
 「磯釣り」「船釣り」「アユ釣り」「ソルトルアー」「エギング」は高校生以上、「初めての釣り」「バス釣り」「波止釣り」は資格制限なしで、各ジャンル別 8教室にインストラクターがついてわかりやすくレクチャーする。料金500円(各教室とも。お持ち帰り仕掛けセット付き)。初心者歓迎で先着順。
▼体験マス釣り
 ホールの特設釣り堀で魚の引きが体感でき、釣ったマスは持ち帰れる。参加資格は女性と中学生以下。料金は500円(お持ち帰りクーラーバッグ付き)で3日先着456人。4日先着444人。
▼体験魚拓教室
 参加費無料、1日3回開催され1回の定員20人。先着順。
▼釣り具即売会
 イチバン・エイトグループ、サンライズ、アングラーズグループ、DUNLOP偏光グラス他が出展。海釣り用品からルアータックル、釣り小物まで、豊富な釣り具、釣り関連グッズなどを2日間限りの会場のみの大特価で販売する。

■厳寒のワカサギ釣り日和 余呉湖(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20180115/CK2018011502000019.html
 ワカサギ釣りのシーズンを迎え、長浜市の余呉湖の釣り堀では、週末ごとに釣り客でにぎわっている。
 釣り堀を管理する余呉湖漁協によると、今年のワカサギの大きさは5センチほど。水温が5度前後に冷え込むとよく釣れるとされ、1人で1000匹以上釣り上げる人もいるという。
 14日も多くの家族連れなどが訪れ、雪景色の中で釣り糸を垂らした。近江八幡市の所隆之介君(11)は「ワカサギの天ぷらが大好き。たくさん釣りたい」と笑顔で話した。営業は3月31日まで。(横田信哉)

18/01/14

■琵琶湖に水しぶき 水上スキー初滑り(カンテレNEWS)https://www.ktv.jp/news/articles/6ea9c73a7f594fccb4eda1e3b532ed94.html
滋賀県の琵琶湖では、モーターボートに牽引されて湖面を滑る、水上スキーの初滑り大会が開かれました。
気温3度の琵琶湖に集まった水上スキーやウェイクボードの愛好家たち。
一年の安全を祈願した後は待ちに待った初滑りです。
旗を持って滑る水上スキーのフラッグパレードや、ウェイクボードの華麗な技の数々が披露されました。
【男性】
「めちゃくちゃ寒かったです」
参加者は、豪快な水しぶきを上げながら初滑りを楽んでいました。

■スマホ「ながら運転」厳罰化へ 事故なくても懲役6月以下 道交法改正案(産経ニュース)http://www.sankei.com/affairs/news/180114/afr1801140011-n1.html
 携帯電話などを注視・操作しながら車を運転する危険行為に対し、政府が道路交通法改正で罰則を強化する方針であることが13日、分かった。改正法案は高齢運転者による事故割合が増加している現状を踏まえ、都道府県公安委員会が本人や家族らからの相談に対し情報提供や助言、指導を行う「安全運転相談」に関する規定も新設する。早ければ22日召集の通常国会に改正法案を提出する。
     ◇
取り締まり年100万件
 改正法案は、携帯電話などを操作して交通の危険を生じさせた場合の罰則について、現状の「3月以下の懲役または5万円以下の罰金」から「1年以下の懲役または30万円以下の罰金」に引き上げる。また、軽微な交通違反を犯した際に、反則金を納付すれば刑事訴追されない交通反則通告制度の対象から除外する。
 さらに、直接交通の危険を生じない場合でも、現状の「5万円以下の罰金」から「6月以下の懲役または10万円以下の罰金」に厳罰化する方向だ。
 交通死亡事故のうち75歳以上の運転者による割合は、平成18年には7・4%だったものが、28年には13・5%へと高まった。それぞれの地域・個人の事情に応じた運転に関する相談の充実・強化が課題となっており、道交法に「安全運転相談」を新たに明記して相談に応じていく方針だ。
 政府が「ながら運転」の厳罰化に乗り出したのは、スマートフォンの普及に伴い、メールやゲームなどの画面に目をやりつつ運転することで起きる事故が、大きく増加しているためだ。携帯電話使用などが原因の交通事故件数は23年は1557件だったが、28年には2628件を数えた。
 運転中の携帯電話使用の取り締まり件数は毎年約100万件規模で推移し、28年は全体の交通取り締まり件数の約14%に上った。内閣府が昨年8〜9月に実施した調査でも、「ながら運転」の経験がある人は13%に上る。
 同調査で使用防止の対策(複数回答可)を尋ねたところ、「厳罰化や違反点数の引き上げ」と「警察の取り締まり強化」が50%以上となっていた。

■井の頭池、水抜き大作戦…外来種は8種308匹(YomiuriOnLine)http://www.yomiuri.co.jp/eco/20180114-OYT1T50071.html
 「かいぼり」が行われている東京都立井の頭公園(武蔵野市、三鷹市)で13日、市民ら約100人が水位の下がった井の頭池に入って魚などを捕まえ、外来種と在来種により分けるイベントが行われた。
 厳しい寒さの中、市民らは池底の泥に苦戦しながらも、外来種の駆除に奔走した。
ナマズ取れたよ
 井の頭公園のかいぼりは、2017年の公園開園100周年に合わせ、都などが実施。今回は13、15年度に続く3回目で、先月末から水抜きを行っていた。
 胴長を着用し、網やバケツを手にした市民らは、午前10時頃から続々と池に入った。子供たちは、普段なかなか見ることのない池底の様子にはしゃぎながら、「泥にはまって足が抜けない」と助けを求めたり、「ナマズが取れたよ」と歓声を上げたりしていた。
 杉並区の小学2年(8)は「歩くのが大変だったけど、小指くらいの大きさのブルーギルを捕まえ、エビも取った」と満足げ。一緒に参加した父親の会社員(34)は「水の中の生物に直接触れる機会はないので、子供にとって貴重な体験になった」と話していた。
 池で外来種の駆除活動をしている市民ボランティア「かいぼり隊」の梶山元之さん(70)(練馬区)は「これを機に、池や公園の環境について関心を持ってほしい」と期待を寄せた。
ブラックバスゼロ
 イベント終了後、都は池でこの日捕獲された外来種と在来種を発表した。
 それによると、外来種はブルーギル(93匹)、アメリカザリガニ(7匹)など8種308匹で、13年度に1000匹以上捕獲された北米原産のオオクチバス(ブラックバス)は、一匹も取れなかった。
 一方、在来種はニホンスッポン(5匹)やナマズ(11匹)など10種1670匹で、種類、数とも外来種を上回る結果に。特にテナガエビ(711匹)やスジエビ(654匹)が多く捕獲された。
 都の担当者は「池の一部の採取結果のため傾向はつかめない」としながらも、「エビ類を捕食するオオクチバスやブルーギルがかいぼりにより減少したことで、エビ類が生育しやすい環境が整ってきたのだろう」と分析した。
 イベントは14日も行われ、その後は3月初旬まで池の底を天日にさらす予定。
◆かいぼり
 池の水を抜いて魚などの生物を採取し、ゴミやヘドロなどを取り除いて池の底を天日干しすること。河川の流出入が少ない池は枯れ葉や生き物の死骸などが沈殿した状態が続き、リンや窒素などが水に溶け出してプランクトンが大量発生し、水質が悪化する。天日干しすることで地中の窒素が大気中に放出され、リンが溶け出しにくくなるため、水を戻した後の水質が良くなる。

■長浜・余呉で積雪74センチ 県内各地、今季一番の冷え込み(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20180114/CK2018011402000041.html
 冬型の気圧配置が強まった影響で、十三日の県内は各地で今季一番の冷え込みとなった。
 彦根地方気象台によると、最低気温は甲賀市信楽で氷点下九・五度、米原市朝日で同七・〇度、長浜市で同六・〇度、大津市で同三・四度。県内九カ所の観測地点すべてで氷点下を記録し、うち七カ所で今季一番の寒さとなった。
 長浜市余呉町柳ケ瀬では十三日未明から雪が降り積もり、午後四時現在で七四センチの積雪を記録。住民たちは朝から雪かきに追われた。
 十四日以降の県内は高気圧に覆われ、次第に晴れもようとなる。(大橋貴史)

18/01/13

■厳寒、草木も凍る琵琶湖(ChunichiWeb)http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2018011302000064.html
 強い冬型の気圧配置になった12日、中部地方も多くの地域でこの冬一番の冷え込みになった。滋賀県草津市の琵琶湖岸では波しぶきが草木に着氷する「しぶき氷」が見られ、真冬の湖を神秘的に彩った。
 滋賀県内も12日は寒さが厳しく、大津市の朝方最低気温は平年より3度ほど低い氷点下2.5度。しぶき氷は強風と厳しい冷え込みが重なって起きる現象で、冬の間に数回ほど見られるという。
 草津市北山田町では木の枝に数十センチのつららが付き、自然の造形美が朝日に照らされた。

■豊かな琵琶湖、身近に 県が下物ビオトープ再整備(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20180113/CK2018011302000016.html
 県は、草津市下物町の琵琶湖そばにある「下物ビオトープ(生物生息空間)」の再整備を進めている。琵琶湖の豊かな環境を子どもたちに肌で感じてもらいたいと、職員が手弁当で草刈りなどをしてきた。昨夏に観察会を開いたところ好評を博したため、今年も開催したいという。
 敷地面積約六千平方メートルのビオトープには、広さ二千二百平方メートルの池などがある。県によると、二〇〇八年の設置後、数年間は観察会や調査で活用されていたが、ここ数年は放置されてきた。池には草などが生い茂り、荒れ放題だった。
 県琵琶湖政策課の職員らが活用策を考え、昨春から再整備に着手。鎌や草刈り機を使い、二、三カ月かけて人が立ち入れる状態にまで戻した。昨年八月には子ども連れを招き、生物観察会を開催。フナやドジョウといった日本固有の魚が見つかる一方、外来種のブルーギルが揚がるなど、琵琶湖の課題を投影した結果となった。
 同課の担当者は「予算次第だが、今後はビオトープ内に散策路を設けるなどの整備をしたい。現在は入ることはできないが、通年で開放できるようになれば」と話している。
 県によると、県有地では家棟川ビオトープ(野洲市)や木の岡ビオトープ(大津市)でも定期的に自然観察会が開かれている。(鈴木啓紀)

18/01/12

■草津市 風力発電施設を撤去へ(NHK NEWS WEB)http://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/2063952391.html
草津市は、長らく停止したままになっているびわ湖岸の風力発電施設「くさつ夢風車」について、再稼働を断念して撤去する方針を決めました。
草津市の烏丸半島にある「くさつ夢風車」は、国内最大級の風力発電施設として平成13年に稼働しましたが、羽根の損傷が見つかったあと停止したままとなっていて、ことし耐用年数を迎えます。
市の審議会は去年9月、「撤去すべきだ」とする答申を橋川渉市長に提出し、これを受けて市は市民から意見を募集していました。
その結果、25件の意見が集まり、「再稼働」が4件だったのに対し、「事業廃止」が15件と多数を占めたことから、市は風車の再稼働を断念し、来年度にも撤去する方針を決めました。
撤去には2億400万円かかると見込まれていて、市は来年度の予算要求に盛り込むことにしています。
草津市環境課は、「『くさつ夢風車』に思い入れを持つ市民も多いので、一部を残してモニュメント化することも今後、検討していきたい」と話しています。

■厳しい寒さがつくり出した大自然の芸術。滋賀県(日テレNEWS24)http://www.news24.jp/articles/2018/01/12/07382761.html
守山市の琵琶湖の湖岸では、波しぶきが凍りついてできる「しぶき氷」が幻想的な姿を見せている。
「しぶき氷」は風にあおられた波しぶきが岸辺の樹木に凍りつく現象で、自然がつくる氷の芸術と言われている。絶えず波しぶきがあがり、そのしぶきがすぐに凍るという条件が満たされなければできないため、珍しい現象だという。

■京都・滋賀の山間部で大雪恐れ 14日まで、平地で積雪も(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/economy/article/20180112000087
 京都、彦根両地方気象台によると、強い寒気が流れ込む影響で、14日にかけて京都、滋賀の北部を中心に大雪になるとして、路面凍結による交通障害などに注意を呼び掛けている。
 13日朝までの24時間降雪量は、京都府北部の山間部は多いところで50センチ、府南部の平地で2センチ。滋賀県でも北部の山間部で40センチ、南部の平地で3センチの積雪を見込んでいる。

18/01/11

■琵琶湖の「しぶき氷」きらめく 各地で冷え込み(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180111000158
 強い寒気に覆われた11日、滋賀県の琵琶湖岸では波しぶきが草木について凍る「しぶき氷」が見られた。青空の下で氷がきらめき、冬ならではの湖国の景色を市民らが楽しんでいた。
 この日朝の県内の最低気温は、高島市今津町で今季最低の氷点下2・3度を記録し、大津市でも0・2度などと各地で冷え込んだ。
 守山市木浜町では、湖岸に吹き付ける波しぶきを浴びた木の枝や草から、長さ数センチのつらら状に氷が垂れ下がった。太陽の光を浴びてきらきらと輝く様子に、散策の人たちがカメラを向けていた。

■ガソリン価格141円90銭に 2年半ぶり高値(47NEWS)https://this.kiji.is/324065609862104161?c=39546741839462401
 経済産業省資源エネルギー庁が11日発表した9日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、昨年12月25日時点の前回調査より20銭高い141円90銭だった。3週連続で値上がりし、2015年7月以来、約2年半ぶりの高値水準となった。
 灯油も18リットル(一般的なタンク1個分)で5円高い1525円となり、16週連続の上昇だった。
 調査した石油情報センターによると、石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟国との協調減産の延長が決定した影響が続き、高値で安定している。担当者は、来週も値上がりすると予測している。

■レギュラーガソリン141.9円、4か月間上昇続く(Responce)https://response.jp/article/2018/01/11/304566.html
資源エネルギー庁が1月11日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、1月9日時点でのレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格は、前々週比0.2円高の141.9円だった。
レギュラーガソリンの平均小売価格は9月11日の131.3円以来、4か月間、一度も値を下げていない。
地域別では四国で0.5円、近畿と九州・沖縄で0.4円、中国で0.3円、東北で0.2円、関東で0.1円値上がり。中部と北海道は前々週と同価格だった。またハイオクガソリンは152.6円、軽油は119.8円、ともに前々週より0.2円高だった。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、1月11日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は134.4円/リットル(前週比+0.5円)、ハイオクは144.1円/リットル(+0.1円)、軽油は108.8円/リットル(+0.1円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
◆全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができます。
e燃費 URL http://e-nenpi.com/

■琵琶湖で雪見船運航始まる 湖上から雪化粧の山々(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180110000152
 琵琶湖を周遊して湖国の冬景色を楽しむクルーズ船「雪見船」の運航が10日、始まった。乗船客らが雪化粧した比良山系や伊吹山の眺めを満喫した。
 滋賀県内の観光業者でつくる「びわ湖雪見船協議会」と琵琶湖汽船が毎年企画し、今年が32回目。長浜盆梅展(長浜市)の開催に合わせて運航し、長浜港(同市)と大津港(大津市)を約2時間で結ぶ。
 船内で観光案内を務める細密画家今森洋輔さん(55)は「筆をマイクに持ちかえて、湖国の自然の魅力を伝えたい」と話す。
 運航は1月中が土日月曜と祝日、2月1日〜3月9日は毎日(2月25日は除く)。中学生以上片道3千円、同往復5千円。小学生以下は半額。予約は琵琶湖汽船予約センター077(524)5000。

■波乱含みの湖国政界と迫る知事選(5)(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0025444
=嘉田氏「地域政治は小異を活かし大同に」=
 【全県】 先月の12月定例県議会で、大津市の大戸川ダムの早期着工を求める決議が自民党県議団などから提出され可決された。大戸川ダム凍結に役割を果たしたのが2008年の4府県知事合意。これをリードしたのは当時、県知事であった嘉田由紀子氏。同氏は昨年10月の衆院選で滋賀1区から前衆院副議長の川端達夫氏の後継者として無所属で出馬し惜敗したが、いまも野党共闘立て直しのキーパーソンの一人でもある。嘉田氏に大戸川ダムや同氏が後継者指名した三日月大造知事の評価、野党共闘の再構築などを聞いた。(石川政実)
上下流連携の強化を
 ―12月県議会で4知事合意の撤回を求める決議案が可決されたが。
 嘉田 4府県知事合意は、淀川水系河川整備計画で天ケ瀬ダム(宇治市)再開発や桂川など中・下流の整備を優先させるべきで、大戸川ダムは優先度が低いとして計画に位置づけないよう国に求めたものです。これを受け国は大戸川ダムを凍結し、淀川中下流の改修の進捗(しんちょく)を検証しながら、ダムの実施について検討することになりました。
 ―自民党県議団は、大戸川ダムがあれば、昨年10月の台風21号による瀬田川洗堰(あらいぜき)の全閉は回避できたとの主張だが。
 嘉田 13年9月の台風18号の時には琵琶湖水位が70センチ上がり、そのうち洗堰全閉影響は約10センチと言われています。もしあの時全閉しなかったら宇治川や桂川が溢(あふ)れ人命にまで危険性が及んだかもしれないというギリギリの状態でした。
 また大戸川ダムをつくれば全閉が解消されると主張する人がいますが、大戸川ダムの総貯水容量は2千万トン、しかも穴あきダムです。
 洗堰を全閉して琵琶湖水位が10センチ上がると琵琶湖の貯水容量は約6700万トンと大きく、全閉の意味があるわけです。大戸川ダムを建設しても琵琶湖水位を低下させる効果は単純計算で2センチ程度で全閉解消へ大きな期待はできません。
 そもそも大戸川ダムができることで、全閉が解消されたり全閉時間が短縮されるという説明を知事時代にも私はきちんと事業主体の国から聞いたことはありません。
 確かに13年の全閉操作では琵琶湖周辺が水につかって野菜等が被害を受け、被害総額は1600万円に上りました。幸い湖辺の人家に浸水被害はなく人命には影響がなかった。
 受忍の範囲内なら「上流は下流を守り、下流は上流に感謝する」という上下流連携の関係を工夫していくべきです。
卒原発を一日も早く
 ―11年3月11日の東日本大震災に伴う東京電力福島第一原発事故から7年を迎えますが。
 嘉田 12年ごろはよく「原発をすべて止めれば、電力不足を招き、病院も停電して患者が死ぬ」と脅されたものですが、関西広域連合などが中心となって呼びかけ官民あげて節電に努めたため、幸い深刻な事態は起こりませんでした。
 先月、広島高裁は四国電力伊方原発3号機(愛媛県)の運転差し止めを決定しました。
 関西電力も先月、運転開始から40年近く経過した大飯原子力発電所1、2号機(福井県)の廃炉を決めました。再稼働にかかる安全対策費が高く、採算が合わないからです。
 世界の金融機関も、ゼロ・エミッション企業を優先的に投資しています。
 そんな中、米国のトランプ大統領は地球温暖化対策の国際的枠組みであるパリ条約から脱退し、安倍内閣もガスや石炭の火力発電所の途上国への輸出を支援するなど、2人は世界の流れに逆行しています。日本は自然エネルギー活用へ一日も早く舵(かじ)を切るべきです。
よくやっている三日月県政
 ―三日月県政評価は。
 嘉田 14年の知事選では、三日月知事を誕生させるために『力をひとつに!』を合言葉に選挙を引っぱった政策集団「チームしが」。あれから3年半が過ぎました。先月、「チームしが」の勉強会を開催したが、県議会会派“チームしが”の県議のみなさんは現時点で三日月県政に合格点をつけました。私も同感です。
オール・フォー・オール
 ―昨年の衆院選では自民党が大勝したが、野党共闘の今後は。
 嘉田 昨年10月の衆院選の県内での比例得票数は、自民党が36%、立憲18%、希望17%の構成比で、立憲と希望を足せば35%と自民と互角です。民進党、立憲民主党、希望の党の違いを強調するよりも、長い間、子育て政策を軽視してきた安倍政権でさえ「国難」と言っている少子高齢化問題に立ち向かうには、まさに民進党が強調してきた「オール・フォー・オール」(全世代型福祉)の実現に進むべきです。
 幸い滋賀県は、出生率は沖縄に次いで全国二位、男性寿命は全国一になりました。少子高齢化の改善に糸口を付けるモデルを滋賀県はつくりつつあります。
 地域政治は小異を活かし大同につき、まさに今「国難」といわれる課題に立ち向かい未来世代のために先導すべきです。
 ―知事選については。
 嘉田 チームしがは、国政にかかわらないという内部約束がありましたので、私は衆院選出馬により代表辞任を申し出ました。しかし“全世代型福祉”と“草の根自治”を求める「チームしが」の方針は変わりません。知事選は県民目線で「政局よりも政策」で進めるべきでしょう。

■男性の長寿日本一、ふなずしが効果? 滋賀(産経ニュース)http://www.sankei.com/region/news/180111/rgn1801110019-n1.html
 厚生労働省が先月に発表した「平成27年都道府県別生命表」で、男性の平均寿命が81・78歳と初の全国トップ、女性も87・57歳と前回から順位を8つ上げて4位になるなど、滋賀県は一躍「長寿県」となった。健康意識の高さや腸内環境を改善する効果のあるふなずしなどの食文化の影響もあるとの分析もあり、県などは今後の健康施策などに役立てる。
 同省がこれまでに行った健康に関する都道府県別調査では、県は男性の脳血管疾患による死亡率が全国で最も低かったほか、がんによる死亡率の低さも全国2位だった。
 さらに、喫煙率が全国最低で、食塩摂取量も全国で5番目に低く、県は「生活習慣病予防にいいとされる生活が広がっているとみられる」とする。
 一方、県は琵琶湖周辺では湖魚を食べることで、不足しがちなタンパク質やカルシウム、脂質を補うことができたと指摘する。
 滋賀の食文化に詳しい滋賀大の堀越昌子名誉教授は「ふなずしに代表される発酵食文化が古くから存在し、食事バランスもよい。こうした独特の食文化が県民の食生活の基盤となっている」とコメント。食生活が、平均寿命の向上に影響した可能性もあると考えられそうだ。

■琵琶湖で寒稽古 滋賀大空手道部(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20180111/CK2018011102000018.html
 滋賀大空手道部の寒稽古が十日、彦根市松原町の松原水泳場であった。一〜三年の部員など十二人が雪化粧をした湖北、湖西の山々を背に、湖上で稽古に臨んだ。
 寒稽古は年始めに心身を鍛え直す部の伝統行事。砂浜で男子は上半身裸、女子は黒いTシャツ姿になり、琵琶湖に向かって横一列に整列。正拳突きをしながら一歩ずつ進み、水の中へ入った。
 湖岸から三十メートルほどの場所まで進むと円陣を組んで「一、二、三」「えいっ」と気合のこもった突きを百回。再び正拳突きをしながら湖岸に戻った。
 三年連続の参加となる樋ノ内健吾主将(21)は「湖に入るのは気持ちいいけれども、ちょっと下半身がピリピリします」と震えながらも満足げな表情。
 新成人部員による「二十歳の誓い」もあり、「突きを極める」「稽古に精進する」などと叫び、琵琶湖に飛び込んでいた。(山村俊輔)

■寒さ 吹き飛べ 滋賀大生、彦根で稽古(YomiuriOnLine滋賀)http://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20180110-OYTNT50324.html
 滋賀大空手道部が10日、彦根市の琵琶湖岸にある松原水泳場で恒例の寒稽古に臨み、部員たちは腰まで湖水につかりながら正拳突きを繰り返した。
 50年以上続くという同部の伝統行事。今年は1〜4年の12人(男性7、女性5人)が参加した。浜辺で気合を入れた部員は、男性は上半身裸、女性はTシャツ姿で両拳を交互に突き出して約30メートル沖まで進むと、かけ声とともに100回の正拳突きを行った。
 彦根地方気象台によると、この日の彦根市の最高気温は平年より1.5度高い8.6度。それでも、水は身を切るような冷たさで、部員たちは浜に上がると、たき火を囲んで暖を取った。
 また、20歳の部員たちが「二十歳の誓い」を行い、「有言実行します」「彼女をつくります」などと叫んで琵琶湖に飛び込んだ。
 3年連続参加という3年の樋ノ内健吾主将(21)は「水につかると、ピリピリするような痛さでした。でも、気持ち良かった」と話していた。

■ふなずし in ゼリー(YomiuriOnLine滋賀)http://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20180110-OYTNT50317.html?from=ycont_top_txt
◇飲み心地追求 リンゴ風味
◇高島の団体開発 「ビワイチ」のお供に
 「リンゴ味」のふなずし?――。高島市の商工団体などでつくる「高島地域雇用創造協議会」が、自転車で琵琶湖一周をする「ビワイチ」の“お供”にしてもらおうと、ふなずしを使ったゼリー飲料を開発。スポーツ飲料のような飲み心地を追求したところ、リンゴ風味に仕上がったという。今後の商品化を目指している。(川本修司)
 厚生労働省の委託を受けた実践型地域雇用創造事業「たかしまの未来を創るシゴトおこしプロジェクト」の一環。特産の発酵食を活用した商品として、実践支援員の板楠美津子さん(41)が中心になり、地元の協力企業などと、昨年春頃から開発に取り組んできた。
 名前は、サイクリストに飲んでほしいとの思いから「ビワイチ発酵ゼリー」と命名した。
 原料は、ふなずしの飯ときび糖、酢、酒かす、凝固剤(アガー)。昨年10月に高島市産の酒かすや酢、飯を使用して試験製造を行ったが、果汁は含まれていないのにリンゴのようなフルーティーな味わいになったという。
 キャッチコピーは「ビワイチ専用! サッパリ飲める、滋賀名物ふなずしの飯も入った甘酸っぱい発酵ゼリー」。サイクリングの途中でも飲めるよう、携帯しやすいパッケージにした。
 昨年11月、湖岸沿いの白鬚神社(高島市)周辺で、サイクリスト向けにテスト販売を2日間限定で実施したところ、用意した数十個は短時間で完売。飲んだ感想も「ビワイチ記念で持ち帰れる」などと好評だったという。
 ゼリーは、今月18日に市内企業を対象にした開発商品説明会で披露し、製造や販売を実際に行う企業を募って商品化する。試験販売では1個税込み280円(約150グラム)だったが、商品化後の価格は未定としている。
 板楠さんは「ビワイチで県内の観光が盛り上がる中、発酵食とスポーツを掛け合わせたかった。ご当地ドリンクとして、ビワイチをはじめ観光客の人に楽しんでほしい」と話している。問い合わせは同協議会(0740・25・5731)へ。

18/01/10

■天竜川流域から考える諏訪湖創生 伊那で懇談会(NaganoNippoWeb)http://www.nagano-np.co.jp/articles/26798
県は9日、来年度を初年とする「諏訪湖創生ビジョン」の策定に向け、天竜川流域の意見を聴く懇談会を伊那市内で開いた。上伊那地方の市町村や団体、上下伊那の2漁協などから約20人が出席。水質・底質改善や、漁業資源に影響を及ぼす外来魚、魚食性鳥類の対策強化などを求めた。双方の環境改善が進むよう、諏訪湖・天竜川流域の連携や交流、一体的な取り組みを望む声も目立った。
県側は、水大気環境課や諏訪地域振興局の担当者らが出席。ビジョンについて、水質保全に生態系保全とまちづくりの視点を加え、20年後に目指す姿(将来像)と実現に向けた道筋や施策を示す総合計画だとし、諏訪湖が抱える課題や昨年末に取りまとめたビジョン案を説明した。
上伊那北部〜中部の西天竜幹線水路などでは、釜口水門から流れ出たとみられる外来魚オオクチバスが急増。案では湖の外来魚を年3トン駆除すると目標設定するが、出席者の1人は「魚食性の鳥の対策を含め、もっと厳しくすべきではないか」と指摘した。県側は「達成にはかなりの努力が必要。諏訪湖漁協が現状でも大変な努力をしている」と理解を求めた。
諏訪湖流入河川の河口部にたまっていく土砂や、湖底に堆積したヘドロへの対応に関する質問もあった。
複数の関係者から提案されたのが諏訪湖流域と天竜川流域の連携・交流で、「下流域が諏訪湖のために、上流域が天竜川のためにできることを考え合えれば」との声も。天竜川を含めた施策展開や環境改善のノウハウ交換を望む意見もあり、県は「互いの事をよく知り、考え、行動していくことは大事」として前向きに検討する考えを示した。
ビジョン案は諏訪地域振興局ホームページに掲載。26日まで意見を受け付けている。

18/01/09

■笛吹市の金川でブラウントラウトが依然繁殖(日テレNEWS24)http://www.news24.jp/nnn/news88812144.html
 外来種の淡水魚ブラウントラウトが本来いないはずの笛吹市の金川で繁殖を続けている。県水産技術センターは6年前から駆除を続けているが、在来のイワナとの混雑種も確認されるなど根絶に苦戦している。
 ブラウントラウトは北部ヨーロッパなどが原産地とされるサケ目の外来種で2012年に金川で確認された。定着するポイントが重なる在来のイワナのすみかを奪うだけでなく、本来は存在しないイワナとの混雑種が誕生するなど生態系への影響も確認されている。このため県水産技術センターは、6年前から、電気で魚を気絶させる装置を使い、駆除を行っていた。
 今年度も川の上流部と中流部で計5回実施したが、依然としてブラウントラウト66尾と、イワナとの混雑種3尾が発見された。この中には生後1年に満たない幼魚も含まれ、繁殖が続いていることが分かるという。近くにブラウントラウトの養殖場がないことからセンターは、誰かが卵や稚魚を放流したことが定着の原因と考えている。一度離した外来種の根絶には長い年月と大きな労力が必要となることから、軽い気持ちで放流しないよう強く求めている。

■池の水抜き生物調査 関市の中池、外来種確認されず(岐阜新聞Web)http://www.gifu-np.co.jp/hot/20180109/201801090908_11799.shtml
中池で生息しているギンブナ(手前)などを確認する参加者=関市黒屋
 岐阜県関市黒屋の中池で、「中池いけ干し実行委員会」が池の水を抜いて、池の中の生物調査を行った。
 中池は農業用のため池で、面積9・5ヘクタール。同委員会は、地元の自治会や環境保護グループで構成する。以前は毎年この時期に調査をしていたが、今回は3年ぶり。
 今回約40人が参加した。水門を開き水を抜くと、魚などさまざまな生き物が流れ出てきた。体長40センチにもなるギンブナが50匹以上、そのほかドジョウ、オイカワなど在来魚が確認された。ただ、前回3年前確認された絶滅危惧種のウシモツゴは確認されなかった。
 一方、外来種のブラックバス、ブルーギルやウシガエルも確認されなかった。その後、在来魚は池に戻された。
 調査に同行した岐阜大の向井貴彦准教授は「ウシモツゴは残念だが、外来種がいなかったことは、放流する人がいなくなったことが評価できる。中池は里山の一部で、今後も守られるべき」と話していた。

■琵琶湖の水草で鉄の5倍強度 滋賀県で新素材製造成功(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/environment/article/20180109000027
 琵琶湖で異常繁茂して問題となっている水草から、鉄の5倍の強度を持つ新素材として注目される「セルロースナノファイバー(CNF)」を製造することに、滋賀県工業技術総合センター(栗東市上砥山)が成功した。CNFはあらゆる植物が持つ繊維から製造でき、京都が実用化に向けた先進地。同センターは日本一の湖を持つ県としての行政課題も解決できるとして、「厄介もの」の水草に着目した。担当者は「大半が捨てられる水草から、付加価値の高い新素材を生み出すことができる」と意義を説明する。
 開発を担当したのは、同センター主査の大山雅寿さん(37)。かやぶき屋根の減少から琵琶湖で刈り取られたヨシの需要が減少していることに着眼し、2008年からヨシを使ってCNFの製造に乗り出した。さらに、水草の処分にも困っていることに目をつけ、16年より水草からCNFを製造する研究に着手した。
 水草から繊維だけを取り出すため、薬品処理して不要物を除去し、機械で数十回かけてすりつぶす。液体状になったCNFは、さまざまな素材に活用することができ、同センターでは、滋賀県立大(彦根市)と共同で、CNFを混ぜた強度のあるプラスチック素材の開発にも乗り出している。ほかに企業からは、塗料やフィルムなどにも活用できないかといった要望が寄せられているという。
 CNFは京都での研究が盛んで、京都大と京都市産業技術研究所(京都市下京区)のグループは、CNFで強度を高めた樹脂を低コストで生産できる方法を開発した。大山さんも同研究所の勉強会に参加するなど、連携しながら研究開発を進めている。
 CNFは、原料となる植物が乾燥してしまうと製造しにくくなるが、水草は水分を大量に含み、廃棄物なのでコストもかからないのが活用する利点という。大山さんは「水草やヨシの有効活用は地域課題。企業に興味を持ってもらい、CNFの実用化に向け大きく展開できないか」と夢を描く。
セルロースナノファイバー(CNF)
植物繊維をナノメートル(ナノは10億分の1)まで微細化した素材。鉄に比べて重さは5分の1だが、強度は5倍以上で熱を加えても変形しにくく、優れた補強用繊維として世界的に注目されている。国が産官学の共同開発組織を立ち上げ、製紙大手による量産計画もあるなど事業化に向けた動きが活発になっている。

18/01/08

■防災へ思い新たに 琵琶湖に一斉放水 大津(毎日jp滋賀)https://mainichi.jp/articles/20180108/ddl/k25/040/268000c
大津市の消防出初め式が7日、同市のなぎさ公園おまつり広場一帯で開かれ、市消防局員や消防団員ら約1600人が防災への思いを新たにした。 なぎさ公園おまつり広場ではパレードや博愛保育園幼年消防クラブが踊りを披露、近くの湖岸からは消防車50台と消防艇1艇が一斉放水した。 式の最後で八代進・市消防団長が「ますます複雑・多様化する災害に立ち向かうため、防災関係機関が英知を結集して34万市民の安全確保に全力を傾注する」などとする宣言文を読み上げた。【衛藤達生】

■琵琶湖の魚に興味津々 滋賀短大生が伝統食実習(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20180108/CK2018010802000010.html
 琵琶湖の魚を調理して食べる体験を通して、県ゆかりの食文化の魅力や自然の大切さを実感してもらう「地域伝統食実習」が、大津市竜が丘の滋賀短大であった。
 県と同大、県漁業協同組合連合青年会の三者が連携して主催。フナの南蛮漬けやコアユのしょうが炊き、イサザのすまし汁など、二年生三十七人が固有種をふんだんに使ったメニューに挑戦した。
 学生たちは、浮袋を見て「大きい」「切ってみようか」とはしゃぎ、珍しい魚に興味津々。田宮萌花(もか)さん(19)は「今までは海の魚ばかり食べていたし、触れるのも切り身ばかりだった。今日は南蛮漬けが楽しみ」と話し、ジャリジャリと骨を断つ音をさせながら、手際良く魚をさばいた。
 守山漁業組合の戸田直弘さん(56)は「自分たちが漁をさせてもらえるのは、琵琶湖の魚を食べてくれる人がいるから。湖魚を食べる昔からの文化が途絶えかけているからこそ、湖魚のおいしさ、食べる文化に触れてもらいたい」と語った。(高田みのり)

18/01/07

■テレ東『池の水ぜんぶ抜く』、どの池にもブラックバスがいるのはなぜ?(ORICON NewS)https://www.oricon.co.jp/news/2103734/full/
 テレビ東京の池の水を抜くだけのバラエティー番組『池の水ぜんぶ抜く』。2日に放送されたSPでは、横浜市の池でアカミミガメを捕獲するなど、今回も外来種の問題を提起していた。過去の放送を含めて気になるのは、どこの池でもブラックバス(以下バス)やブルーギルが、一緒にたくさん見つかること。生物が存在しないはずの池に生息していることもあり、そこも疑問であるが、この2種類の魚に限っては毎回「どの池にもいるな。なぜだろう」と感じた。
 そもそも、バスは通常40センチ程度で大きいもので60センチを超える魚。養殖が可能ということで、1925年にアメリカから、釣りや食用の対象として持ち込まれた。
 今回はまず、生息範囲の広さについて「釣り人が持ち帰り、近所に放流しているのでは?」と考えた。釣り師の立場で考えた場合、近所の池にバスが生息していれば、移動時間もなく、気軽に釣りができると思った。しかし、スポーツフィッシングで人気のバスは、その場でリリース、殺処分するのが一般的で、生きたまま持ち帰る人がいるのか。
 国内で合法的に放流が認められている河口湖で、バス釣りの貸しボート業を営む店主に聞くと「外来生物法で重い罰があるから、うちの客で持ち帰る人はいない。昔は、ほかの湖だけど、観賞用に飼う人や食用で持ち帰る人は聞いたことがある。今はそんなことやる人いないかな」といい、近所の池に放流する人については「自分勝手な人はやりそうだよね」と答えてくれた。
 続けて「河口湖はリリースができる湖なので、今の人は釣った魚の口が傷ついていると、傷薬を塗る人もいる。心優しい人が多い」と、昔のマナーの悪い人が原因と指摘。対策について「生きたまま持ち帰るのは、正式な許可がないとダメ。法律で禁止されているから、釣り人のマナーに訴えるしかない。番組のように池の水を抜いてから駆除する方法は、大きな湖だと大変だけど効果的だと思う」と語った。
 また、環境省のホームページでバスは「釣魚として人気種であり、各地で意図的な放流が行なわれてきた可能性も指摘されている。一部の観賞魚店では販売されていた」と記載しており、一部の釣りに関わる人が、各地に放流していた可能性を指摘している。
 バスの生息範囲を拡大しない方法は、番組のように池の水を抜いて駆除する方法や人のマナーに訴えるしかない現状なのがわかった。だが、番組に出演していた伊集院光は「この企画に参加した子どもは今後、ゴミや外来種を捨てたりしない」と話していた。地域の人と協力して、外来種について学ぶ機会を作るのが、一番の解決策なのかもしれない。
 ※国内でバスが合法的に放流されているのは、漁業権が認められている山梨県・河口湖、山中湖、西湖、神奈川県・芦ノ湖の4湖。放流される魚も、国から認定された養殖業者で、運搬する際も許可が必要。

■県庁の仕事始めで知事あいさつ(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0025410
=「高齢化で公共交通充実へ」=
 【県】 三日月大造知事は4日、県庁で県幹部約400人を前に仕事はじめのあいさつで、「今年は1に人の健康、2に自然の健康、3に県職員と財務の健康を目指したい」と“健康”に重点を置いた施策に取り組む意向を示した。とくに今年は、1期(4年)の最終年になるだけに、県職員は「再選に強い意欲を感じた」と受け止めていた。
 三日月知事は「今年は明治維新から150年、平成が30年、私の(知事)4年目の総仕上げと、まさに節目の年」と位置づけ、「滋賀県は、政府や大学の調査で平均寿命も健康寿命も高いことがわかった。少子高齢化が進む中、医療・福祉のネットワークの拡充、スポーツや文化の充実、AIやビッグデータなどを活用した新たなビジネスの創造、公共交通の充実に取り組みたい」と語り、地方鉄道の拡充へ含みを見せた。
 また「二つ目は自然の健康。昨年は、アユが不漁だったが、アユから見た琵琶湖の健康診断を行いたい」と危機感を募らせた。
 さらに「3つ目は、県庁職員の健康と財務の健康のため、健康経営に挑戦する。一歩踏み込んだ行財政改革を行う」と決意を述べた。

18/01/05

■三日月知事 インタビュー 琵琶湖「守るために活用」 レジャー利用者の費用負担も(毎日jp滋賀)https://mainichi.jp/articles/20180105/ddl/k25/010/404000c
 毎日新聞は今年7月に任期満了を迎える三日月大造知事にインタビューを実施した。三日月知事は、琵琶湖の保全と活用を同時に進める施策の構想を示して「琵琶湖新時代を目指し、守るために活(い)かす取り組みを深めたい」と語った。「ビワイチ」などの観光客誘致に精力的に取り組む一方、環境負荷に対し利用者にも費用負担を求める可能性に踏み込んだ。【濱弘明、大原一城、北出昭】
 ◆知事が掲げている「琵琶湖新時代」「新しい豊かさ」とは?
 琵琶湖は日本で一番大きな湖で、世界有数の古代湖でもあり、水鳥たちが羽を休めるかけがえのない存在。未来からも、世界・地球からも預かっている大切な物だ。琵琶湖を中心に置いて県民や滋賀出身者が一つになれる。そのために知事として2017年から示し、よりどころとするビジョンが「琵琶湖新時代」だ。(17年3月30日策定で20年度まで4年間の)琵琶湖保全再生計画に基づき、環境を意識した生活など多くの意味を込めて宣言した。18年が2年目になる。この概念を育てたい。
 「新しい豊かさ」も基本理念だ。今だけ・物だけ・お金だけ・自分だけではない、持続可能な豊かさを目指して琵琶湖を巡る環境、教育、暮らし、健康、交通、観光、交流関連の施策に取り組む。
 ◆17年に国連の持続可能な開発目標「SDGs」への参画を表明した狙いは?
 前途の理念と共に国連のSDGsに準じた取り組みをしている。「誰も取り残さない」という考え方だ。既に経済界の呼応や学生の鋭敏な反応がある。キャンパスでも取り組みがあり、施策提案も受けた。未来に向けた大事な一歩が記せた1年だった。
 ◆理念を踏まえて実現を目指す具体的な施策は?
 琵琶湖保全再生計画に基づき、取り組みを実行に移すステージだ。アユの不漁などがあり、琵琶湖の健康状態の確認がまず課題だ。更に琵琶湖の水位や防災・河川対策、外来生物対策や生態系を戻すことも必要だ。策をしっかり作る。
 また、琵琶湖を守るために活かす取り組みを検討している。釣りやボート、ヨットなど湖岸や湖面の利用を更に広げたいが、一方で必要な費用の分担をどうするか。レジャーの利用者に協力を求めることができれば、県民だけでなく県外の方とも一緒に琵琶湖を守っていくことができる。
 施策実行のためどんなネットワークを作って進めていくのか、編成中の来年度予算で問われるだろう。
 ◆14年に初当選し、7月に任期満了を迎える。1期目をどう振り返り、今後をどう描く?
 4年はあっという間だ。職責を大過なく果たすことができ、周りの支えに感謝する。「一緒にやりましょう」と呼び掛け、多くの協力があった。東京には情報発信拠点「ここ滋賀」を開いた。台風など大規模な自然災害で命を奪われる方はこの間いなかった。安全・安心や防災は今後もしっかり固めたい。
 そのために役割を果たしたい。今の県政に足りない所、私が考えねばならないことを虚心坦懐(たんかい)にうかがいながら、しかるべき時に、次にどうするのかを表明したい。物事には決断の時がある。議会で当初予算をお諮りする時、任期以降の施策を盛り込むとすれば、お答えしなくてはならない。
 滋賀はおかげさまで豊かだ。地の利、水の利、人の和もある。これからは(飛躍の契機になる)天の時もあるのではないか。

■諏訪湖創生ビジョン策定 9日伊那で地域懇談会(NaganoNippoWeb)http://www.nagano-np.co.jp/articles/26627
県諏訪地域振興局などは9日、「諏訪湖創生ビジョン」の策定に向け、天竜川流域の住民や団体を対象にした地域懇談会を伊那市の県伊那合同庁舎で開く。従来からの水質保全に生態系保全とまちづくりの視点を加え、20年後に目指す姿(将来像)と実現に向けた道筋や施策を示す総合計画で、年度内の決定を目指している。このほど作成したビジョン案について上下伊那の意見や要望を聞く。
ビジョン案では、目指す姿を「人と生き物が共存し、誰もが訪れたくなる諏訪湖」に設定。▽水質保全▽生態系保全▽湖辺(ほとり)湖面の活用・まちづくり▽調査研究・学び│の4分野ごとに、今後5年間に実施する主要施策を示している。
水質保全の分野では、夏場を中心に大量繁茂する水草ヒシを除去し、ヒシが吸収した窒素・リンを湖外に出すことで浄化につなげる対策を継続すると明記。繁茂区域でもある沿岸部では適地を選定して覆砂を行い、底泥から砂地へと底質転換を図る施策も組み込む。中止されたしゅんせつについては、来年度に湖底の測量を再度実施し「貧酸素対策や、今後の治水・利水しゅんせつなどの必要性を検討する」としている。
上伊那北部〜中部の西天竜幹線水路(農業用水路)では近年、諏訪湖起源とみられる外来魚オオクチバスの駆除量が急増しており、生態系保全分野も関心を集めそうだ。案では、電気ショッカー船を用いて諏訪湖の外来魚を年3トン駆除していくと目標設定。魚食性の渡り鳥カワアイサ(カモ科)やカワウによる漁業被害は、諏訪湖と天竜川の共通の悩みだ。
ビジョン案は諏訪地域振興局ホームページに掲載し、26日まで住民意見も受け付けている。地域懇談会の問い合わせは県水大気環境課(電話026・235・7162)へ。

18/01/04

■ふなずし風味の和菓子開発 滋賀の協議会、レシピ提供(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180104000070
 酒や酢、ふなずしなど、滋賀県高島市内で作られる多彩な発酵食品の風味を生かした和菓子「湖来糖(こっことう)」を、高島地域雇用創造協議会が開発した。今後、希望する市内の業者にレシピを無料で提供し、高島の新しい土産物として売り出してもらうことを目指す。
 「湖来糖」は煮溶かした寒天に砂糖などを加えて固める「琥珀糖(こはくとう)」の製法で、同市特産の発酵食品を混ぜ込んで風味を付けた一口サイズの干菓子。全部で6種類ある。半透明でしゃりしゃりした食感とともに、口に広がる酸味や甘みなど、発酵食ならではの個性的な味わいが特徴だ。
 安曇川産のアドベリービネガーや日本酒とミカンで作ったリキュールなどを使用し、ふなずし味には漬け込みに使う飯(いい)に白ワインをまぶしてクセを和らげた。赤ワインと相性がいいみそ味など、お茶請けとして以外の食べ方も提案する。
 昨年12月には東京の自然食品専門店と高島市内のホテルで試験販売を実施した。買い物客からは「滋賀のことを少し身近に感じた」「贈り物としてあげたい」などと、おおむね好評だったという。
 発酵食を切り口に、市内の産業振興や雇用創出を目指す同協議会が企画し、市内の和菓子店や料理人とともに開発した。同協議会は「発酵食は持ち運びなどの面でハンディがあるが、手軽なお土産菓子のかたちなら、その魅力を広く知ってもらえる」と話す。
 18日午後1時から、市観光物産プラザ(JR新旭駅前)で市内の事業者対象に説明会を開催。製造、販売に意欲のある業者には契約書を交わした上で、製法や仕様を無料で公開する。参加は20社が上限で、5日までに申し込みが必要。

18/01/03

■琵琶湖畔の空き家保養所、観光拠点に 大津市が規制緩和へ(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180102000074
 滋賀県大津市の旧志賀町地域で多数の企業保養所が空き家となっている問題で、市は新年度にも観光振興に向けた利活用のため規制緩和する方針を固めた。一帯は都市計画法の市街化調整区域で建物の用途変更ができず、所有者が撤退しても市が対応できない状態にある。2020年の東京五輪も視野に、市は琵琶湖の明媚(めいび)な風景と広い敷地を生かし、民間活力による外国人観光客向け宿泊施設の整備促進を図る考えだ。
 本年度に市が行った調査では、現存する保養所は162軒。うち空き家が36軒、利用実態不明な物件が30軒ある。新たな開発基準では、これらの物件や既に更地となった跡地で、建物の用途変更や建て替えを可能にすることを目指す。
 市は現在所有者アンケートを進めており、結果を反映した保養所の利活用計画を来年度に策定し、新たな開発基準を市の開発審査会に諮る。認められれば民間参入によるホテルや旅館、レストラン・カフェなどへの転用を狙う。市は「隣接の京都市ではホテルの建設ラッシュ。市北部地域は景観や地理的条件も良く、需要はあるはず」と見込む。
 市によると、同地域の保養所は1960〜70年代に建てられた。だが、バブル経済崩壊後、業績悪化や余暇意識の変化で廃止する企業が増え、老朽化する物件も出てきた。防犯上の不安を抱える住民は多く、市は2011年に住宅への転用を認める開発基準を設けたが、多くは敷地面積が広く効果は限定的だった。
 一方、好調な訪日観光を受け、大津でも外国人観光客が増加。市内宿泊客は16年に約20万6千人と4年で4・4倍になり、市も欧州・東アジア向け観光誘客の強化を打ち出した。
 欧州の観光客は環境の良い郊外を拠点に周辺を旅行する傾向があり、市は長年の懸案だった企業保養所に着目。昨年8月に庁内横断的なプロジェクトチームを作り、検討を進めてきた。
 越直美市長は「保養所地域の再生は市民からの要望も多く、市の観光振興の目玉にしたい。琵琶湖や豊かな自然がある地域へ世界中から人を呼び込みたい」としている。

■もう日常生活へ、Uターンピーク 県内も高速大渋滞(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20180103/CK2018010302000011.html
 年末年始を古里や行楽地で過ごした人たちのUターンラッシュが二日、ピークを迎え、県内でも高速道路が各地で混雑した。
 日本道路交通情報センターによると、名神高速道路は午後三時半〜四時半ごろ、上り線で瀬田西インターチェンジ(IC)付近を先頭に二十一キロ、午後六時ごろには下り線で大津IC付近を先頭に三十キロにわたって渋滞するなど、午後から激しく混雑した。
 大津市の大津サービスエリアにも県外からの車が次々に出入りした。家族四人で岐阜県大垣市の親戚宅から帰る途中だという香川県宇多津町の樋笠和樹さん(45)は「混み始める前に帰ろうと思ったが、少し遅れてしまった」と苦笑いしていた。
 県内では三、四日夕にも、上り線米原ジャンクション付近を先頭に十五〜二十キロの渋滞が予想されている。(野瀬井寛)

■安全と上達の願い込め 大津・瀬田川でボート初漕ぎ(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20180103/CK2018010302000013.html
 ボート競技の安全と上達を願って一斉に川を下る「新春初漕(こ)ぎ会」が二日、大津市の瀬田川であり、八十艇三百人がオールの感触を確かめた。
 スタート地点の琵琶湖漕艇(そうてい)場には、瀬田川を拠点に活動するボート選手や、年始に帰省したOBらが集合。県ボート協会の奥村功会長による「アテンション・ゴー」の合図で一斉に出発し、一・三キロをゆっくりこいだ。
 今年のえとにちなんで、自作のイヌの衣装を着て参加したクルーも。大津市野郷原の高校教諭山崎有紀さん(37)=瀬田漕艇倶楽部(クラブ)=は「勝ち負けだけでなく、みんなで楽しくボートをこげますようにという願いを衣装に込めた」と言う。
 昨年十月の全日本選手権で三位に入賞した同志社大三年の桜間達也さん(20)は「大勢が集まったので、支えてくれる人の存在を改めて感じた。引き寄せたチャンスをものにする年にする」と飛躍を誓った。(野瀬井寛)

■琵琶湖でボート初漕ぎ 80クルー300人参加(asahi.com滋賀)https://www.asahi.com/articles/ASL12432HL12PTJB002.html
 琵琶湖でボートやカヌーを練習する人たちが集う「新春初漕(こ)ぎ会」が2日、大津市玉野浦の県立琵琶湖漕艇(そうてい)場であった。冷たい風が吹くなか、80隻ほどのボートに乗った約300人が、漕艇場から瀬田川にかけて約1・3キロのコースを漕ぎ進んでいた。
 参加者たちは午前10時、「アテンション、ゴー!」の合図とともに、一斉に漕艇場を出発。「明けましておめでとう」などと手を振って湖岸の観客に声をかけながら、それぞれのペースで川を下っていった。
 チームメートと参加した瀬田工業高校ボート部の森千紘(ちひろ)さん(2年)は、「寒かったけど、今年も1年が始まったなという感じ」と話す。「インターハイに出られるよう、こつこつと練習をしていきたい」
 今年の干支(えと)「戌(いぬ)」にちなんで、イヌの着ぐるみを身につけた人たちもいた。瀬田漕艇クラブの山口妙子さん(32)=栗東市=は、「太陽が時折出ていたので、気持ちよく漕げました。今年もみんなで楽しくボートをしたい」と笑顔だった。(仲大道)

18/01/02

■【水と生きる(1)】湖上の大鳥居、仏教のふるさと比叡山(産経ニュースWEST)http://www.sankei.com/west/news/180102/wst1801020022-n1.html
 湖上にそびえる鳥居の先に朝日が立ちのぼると、訪れた人たちからため息がもれた。昨年12月、滋賀県高島市鵜川の白鬚(しらひげ)神社。カメラのシャッターを切る人、そっと手を合わせる人。鳥居の奥には琵琶湖最大の島、沖島が映り込む。次第に紅に染まる湖面が、祈りをささげる人々を優しく照らし出した。
 厳島神社(広島県)にもなぞらえられる「湖中大鳥居」。「鳥居は神社の象徴」と梅辻春樹宮司(70)。多くの人をひきつける鳥居だが、その由来ははっきりしない。
 江戸期の宝永2(1705)年につくられた「白鬚大明神縁起絵巻」では、天下に異変が起きたとき、妖怪が湖中から石の神門を登場させた、とあり、湖に何らかの建造物があったとの推測がある。そのほかにも、水害の際に湖中に沈んだ鳥居をあがめるようになった、船での参拝の目印として作られた、などさまざまな伝承が残るが定説はない。
 高さ12メートル、湖岸から約58メートルの現在の鳥居は、昭和12年10月、これらの伝承を聞いた大阪の薬問屋、小西九兵衛が寄進した。
 「いろいろないわれがあるが、信仰の気持ちはどれも変わらない。水を大事にしてきた先人の思いの集積だ。今後も皆さんの心に安らぎを与える場所になれば」と梅辻宮司は語る。
   ■   ■
 「近江の湖(うみ)は海ならず、天台薬師の池ぞかし」−。平安時代に編まれた歌謡集「梁塵秘抄(りょうじんひしょう)」の一節だ。天台宗総本山、比叡山延暦寺(大津市)の本尊である薬師如来。東の方角をつかさどり「水の浄土」の教主でもある。延暦寺は東に広がる琵琶湖を浄土と考えてつくられたのだろうか。
 「比叡山が修行場所として適切だったため。琵琶湖との関連は後世に生まれたとされている」と、延暦寺参拝部の星野最宥(さいゆう)主事。その一方で、比叡山と「水」は縁深い。湧き水が少ない山中に百余りが散在する延暦寺のお堂。それぞれのお堂の住職には、水を大事にする生活習慣が残る。
 食事の最後にはお椀(わん)に茶を注ぎ、たくあんで食べ残しをぬぐってきれいにする「洗鉢(せんぱつ)」という作法はその一つだ。
 3月、琵琶湖に春を告げる行事として延暦寺の僧を中心に開かれる「比良八講」は、雪の残る比良山系の打見山で取水した「法水」を湖上に流し、湖水の清浄と湖上の安全を祈る。
   ■   ■
 仏教では「水とは穢(けが)れを除き、病を癒やすもの」として信仰を集めてきた。
 人口10万人あたりの寺院数が228・97と全国1位(文化庁宗教年鑑、平成21年)で、琵琶湖を抱える滋賀県。人々のため身を捨てて、さおから湖面に飛び込む伊崎寺(近江八幡市)の「さお飛び」、湖上を渡る神をあがめる日吉大社(大津市)の「山王祭」など水も信仰の対象となってきた。星野主事は「人間にとって水は切っても切れない。これからもその大切さを伝えられたら」と話す。
    ◇
 近畿1400万人の水がめ、琵琶湖。古来信仰の対象であり、命を支える水源だった。年の始めに、近江と水の関わりを改めて考える。

18/01/01

■白鬚神社避けトンネル化案も 滋賀の国道161号拡幅(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180101000019
 国土交通省は1日までに、国道161号線の滋賀県大津、高島市境で進めている「小松拡幅事業」について、トンネル化を含むルート変更の検討に入った。拡幅区間にある白鬚(しらひげ)神社付近(高島市鵜川)は琵琶湖に張り出して4車線化する計画だが、琵琶湖保全の観点から現実的ではないと判断した。防災面や観光面でも拡幅の必要性が指摘される中、慢性的な渋滞が課題となっている「湖西のボトルネック」の早期解消に向けてルート見直しを進める。
 小松拡幅事業は大津市北小松から高島市勝野までの計6・5キロ。1970年度に事業化され、県が都市計画決定した。74年に白鬚神社北側、88年に鵜川橋付近が部分的に完了し、現在はJR北小松駅周辺で整備が進められている。
 残る鵜川橋付近−白鬚神社間の2・1キロは、琵琶湖岸に張り出す形で現道を広げる計画だが、「琵琶湖保全再生法が施行される中、環境や景観の保全を図る上で琵琶湖の埋め立ては現実的でない」(県幹部)との声が根強かった。
 文化庁の日本遺産の一部に認定されている白鬚神社周辺は、週末を中心に高島市を訪れた観光客らによる渋滞が発生する。自転車で琵琶湖を一周する「ビワイチ」でも、道幅の狭さや交通量の多さから「最大の難所」と呼ばれている。福井県内の原発事故に備えた避難経路にも設定されており、安全性確保のため早期整備を望む声が出ていた。
 ルート変更では、神社前を避けた山手にバイパスをトンネルで通す案が有力視されている。地元関係者は「トンネル化した上で、神社前の現道を観光客や自転車に優しい道として活用できれば」と話している。
 国交省滋賀国道事務所は「現行の計画ルートの課題は認識している。それにどう対応するか県とともに検討している」としている。

■三日月県政1期の総仕上げ 三日月知事に新春インタビュー(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0025374
=“健康”に重点を置き「新しい豊かさ」実現へ=
事故や犯罪減少
 ―この3年4か月を振り返ってもらえますか。
 三日月 私が歴代の知事と大きく違うのは、人口減少局面に入った歴史的転換点で知事を担ったということです。だから、人の生老病死について敏感な県政でありたいとずっと考えてきました。人に絡むことで言えば、この3年間は幸いにも、自然災害で犠牲になられた方が1人もおられなかったことです。また交通事故の発生件数も私が知事になった14年は6598件だったのが、16年には5294件まで減少しています。お亡くなりになった方も14年が63人だったのが、16年には53人と1950年代半ばの水準まで下げることができました。
 また犯罪認知件数も14年が1万2435件だったのが、16年は9573件まで減っています。これは1960年に近い数字です。県警やボランティアなど多くの方の力を結集することで、事故や犯罪を減らすことができました。
 二つ目は、滋賀県に観光で来られた人が県観光入込統計調査によれば2016年に5000万人を初めて超えたことです。ビワイチ(注1)や日本遺産認定(注2)など、いろんな取り組みが芽を出し始めたと受け止めています。三つ目は、人が健やかな滋賀という認識が広まりつつあることです。昨年7月、東京大学大学院は、滋賀県が健康寿命(注3)日本一という研究データを発表しました。その要因はまだ究明中ですが、これらを今の人口減少問題にどうつなげていけるかですね。
来年度予算編成
 ―三日月県政の1期総仕上げとして、来年度の予算編成にどう取り組まれるのか。
 三日月 基本構想の基本理念である「新しい豊かさ」をさらに定着させる来年度予算案にしたいと考えています。予算編成にあたり、四つの柱を掲げていますが、とくに重点を置いているのが「健康」です。いざというときにお世話になれる、お世話ができる、医療や防災のネットワークをはじめ、病気にならないために楽しく暮らせる文化やスポーツ活動、高齢者などの移動手段である公共交通の整備などが私のミッション(使命)だと思っています。
 ―「健康」と言うとシニア施策のイメージが強いですが。
 三日月 現在、人口のボリュームが多いのは団塊の世代を含むシニア層ですが、いわゆる団塊(だんかい)ジュニアを中心とした40歳代も多い。団塊ジュニア世代は働き盛りであると同時に子育て中の人が多く、その人たちの背中を次の世代が見ています。だから、この世代をターゲットにした新しいライフスタイルづくりの施策にも取り組んでいくつもりです。
スポーツと文化で元気に
 ―24年開催の国民体育大会(滋賀国体)・全国障がい者スポーツ大会が間近に迫ってきましたが。
 三日月 今年2月は韓国で平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック、来年は日本でラグビーワールドカップ、20年には東京オリンピック・パラリンピック、21年にはワールドマスターズゲームズ関西と、24年の滋賀国体までスポーツイヤーが続きます。この波に乗って、スポーツや文化で、人生を豊かに、まちを元気にしていきたい。また幸い滋賀には、女子水泳の大橋悠依選手、陸上男子の桐生祥秀選手、プロサッカーの乾貴士選手などみんなが憧れるアスリートが数多くいますし、地域を熱くするプロスポーツチームもありますので、そういった機会を大事にしながら盛り上げていきたいですね。
滋賀を世界にアピール
 ―昨年10月に情報発信拠点「ここ滋賀」を東京・日本橋に開設されました。さらに三日月知事はよく海外に出張して近江牛など県産品のセールス・プロモーションに努められていますが、輸出やインバウンド(訪日外国人観光客誘致)などの戦略については。
 三日月 現代はビジネスにしろ、観光にしろ、文化、教育にしろ、あらゆる取り組みが世界とつながっています。「ここ滋賀」のオープンや、SDGs(注4)の活用に取り組んでいるのもそのためです。私が積極的に海外へ出かけてセールスプロモーションをすることもあれば、海外から来られる視察団の方らとコミュニケーションを図ることで、滋賀を知ってもらうことに努めてきました。
 例えば環境に配慮したものづくりをする姿勢も共有してもらい、ビジネスチャンスを拡大していければと考えています。水環境ビジネスを滋賀に集積させるとともに、企業誘致も国内企業だけでなくて、外資系企業にも広げていきたい。またジェトロ(日本貿易振興機構)が昨年7月、彦根市に「滋賀貿易情報センター」を開設しましたので、これを最大限に活用しながら取り組んでいるところです。
 一方、インバウンドでは、これからは団体よりも個人という流れが加速しますので、Wi―Fi(ワイファイ)(注5)の整備や、24時間体制の多言語コールセンター事業を進めています。
誠信の交わり
 ―昨年10月に「朝鮮通信使」がユネスコ記憶遺産に登録されました。滋賀県出身の雨森芳洲(あめのもり・ほうしゅう)(注6)が日朝友好に貢献したのもそうですが、湖国は古くからアジアとの交流が盛んなところです。これからの国際交流について伺えますか。
 三日月 滋賀県はこれまで湖の縁により米国ミシガン州(1968年)、ブラジルのリオ・グランデ・ド・スール州(80年)、中国湖南省(83年)とそれぞれ姉妹・友好提携を結んできました。ミシガン州との提携は今年で50年、湖南省とは35年を迎えますので、交流の節目を大事にして、さらに発展させていきたい。このほかにも個別分野の交流に力を入れています。例えばベトナムですと、2014年にホーチミン市と経済・産業分野の協力に関する覚書を結んで、相互に技術交流を行っているところです。昨年6月には、同国のグエン・スアン・フック首相が来日された際に会談しました。台湾とは、16年11月に同国で開催された台北国際旅行博に出展しサイクルツーリズムも紹介しています。国際交流は、雨森芳洲先生が大事にされた、互いに欺(あざむ)かず、争わず、真実をもって交わる『誠信(せいしん)の交わり』が基本ですね。
去就表明は2月県会か
 ―この夏には知事選が行われるが、今後の去就については。
 三日月 正月明けから来年度の予算編成を本格的に行いますが、予算案を提出する2月定例県議会には、何らかの考えを明らかにしたいと考えています。
(注1)ビワイチ=琵琶湖を自転車などで1周すること
(注2)日本遺産=日本版「世界遺産」で、県と東近江市など7市の「琵琶湖とその水辺景観―祈りと暮らしの水遺産」、甲賀市と伊賀市の「忍びの里」などが文化庁より認定された
(注3)健康寿命=平均寿命のうち、健康で活動的に暮らせる期間
(注4)SDGs=国連が定めた持続可能な開発目標
(注5)Wi―Fi=パソコンやテレビ、スマホなどのネットワーク接続に対応した機器を、無線(ワイヤレス)でLANに接続する技術のこと。自宅や職場などで利用するには、Wi―Fiルーター(接続機器)がいる
(注6)雨森芳洲=滋賀県出身。江戸時代中期の朱子学派の儒学者。対馬藩に仕え,朝鮮との外交にあたる。朝鮮通信使の江戸行きにも随行した
三日月大造(みかづき・たいぞう)氏
 大学卒業後、JR西日本に入社。2003年に衆院選に初当選し、当選回数4回。14年、滋賀県知事に就任。政策に「卒原発」「琵琶湖新時代」を掲げる。趣味は、テニス、サイクリング、俳句など。46歳。

■琵琶湖北湖、自転車で1周を 滋賀、3月に催し(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20171231000066
 琵琶湖北湖を自転車で一周する「びわ湖一周ロングライド」が3月11日に、滋賀県彦根市を発着点に開かれる。
 滋賀県や沿道の市などでつくる実行委員会が主催し、7回目。琵琶湖大橋を通って反時計回りに北湖を1周する148キロのロングライドのほか、高島市のメタセコイア並木を通る100マイル(160キロ)のセンチュリーライド、長浜港(長浜市)−長命寺港(近江八幡市)間を船で移動する30キロのサイクルージングの3コースを設ける。
 当日は午前5時45分スタート。発着点は彦根市松原町網代口の彦根ビューホテルを予定している。
 小学4年以上が対象。参加費は一般1万1千円から9500円(高校生以下8千円から7千円)。ホームページから申し込む。問い合わせはJTB西日本大津支店内の事務局077(522)4103(1月3日まで休み)。

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