琵琶湖の湖底に流れ着いたバスフィッシング関係のいろんな情報をお届けします。中にはヘド
ロの底からすくい上げた情報もあります。このコーナーの情報はすべて信頼の置けるニュース
ソースから発信されたものですが、真偽の程は未確認であることをご承知置きください。  

琵琶湖の湖底から
(2015/05)

←Before          スクラップブックバックナンバー          Next→

15/05/29

■7月に開通 近畿道「田辺―白浜」(紀伊民報AGARA)
 国土交通省紀南河川国道事務所は28日、整備中の近畿自動車道紀勢線のうち、和歌山県の田辺―白浜間(14キロ)を7月中に開通させると発表した。夏休み期間にも高速道路を使えるようになったことで、利便性が高まるとしている。「一日も早い開通」を要望し続けてきた地元は喜んでいる。
 具体的な開通日時は、舗装や電気設備、看板の設置など残っている工事状況を見て近く決める。
 白浜―すさみ間(24キロ)は、これまでと変わらず「(9月の)国体開催まで」に開通させるとしている。
 田辺―白浜間の開通を先行させたのは、既存の道路を使って工事現場に入れる場所が多かったことや、白浜以南と比べてトンネルが少ないという工事の進めやすさがあったという。
 27日には白浜町の井澗誠町長ら高速道路田辺・西牟婁整備促進協議会のメンバーや観光関係者が上京し、夏の観光シーズン前の開通を陳情していた。
 田辺―すさみ間は片側1車線ずつ(暫定2車線)の無料通行区間。制限速度は時速70キロ。中央分離帯はなく、ラバーポールが並ぶ。
 整備により、国道42号に代わる幹線道路ができることになる。所要時間の短縮や渋滞緩和、観光など経済面での効果が期待できる。
 井澗誠白浜町長の話 7月と8月で70万人ほどの観光客が訪れる白浜町にとって、夏休み期間までに間に合うのは大きい。白浜だけでなく周辺市町にも相乗効果があるのではないか。宣伝活動により力を入れるとともに、白浜温泉への案内看板を立てるなどして受け入れ態勢を充実させたい。
◆小出隆道上富田町長の話
 開通時期の決定を待っていただけに、夏休みにも間に合う田辺―白浜間の開通はうれしく思う。町内では国道42号の渋滞緩和などにつながるし、大いに期待できる。
◆インター名も決定
 紀南河川国道事務所は、田辺―すさみ間にできる五つのインターチェンジ名も合わせて発表した。上富田(上富田町朝来)▽南紀白浜(白浜町十九渕)▽日置川(白浜町大古)▽すさみ(すさみ町周参見)▽すさみ南(すさみ町江住)になる。
 路線名は「紀勢自動車道」(紀勢道)とする。

■伊豆沼 バス駆除隊始動(河北新報ONLINE NEWS)
 栗原、登米両市にまたがる伊豆沼で、ボランティアらが参加して外来魚を駆除する「バス・バスターズ」の活動が始まった。伊豆沼・内沼環境保全財団が2004年から取り組んでおり、ことしで12年目。初日の17日は人工産卵床の引き上げなどが行われた。
 仙台市や登米市から29人が参加。昨年は23万個の卵を処分したことを担当者が報告した後、産卵床150基、定置網2基、籠30個を引き上げた。この日はブルーギル1匹が定置網に入っていただけで、産卵は確認されなかった。
 ブラックバスなどの外来魚は4〜6月ごろ浅瀬の砂利に産卵するため、浅瀬に人工産卵床や定置網を設置するなどして駆除している。定置網にはモツゴなどの在来魚やエビが多く入った。財団の藤本泰文研究員は「活動が実を結んでブラックバスなどの外来魚が減ったため在来魚が増えた」と分析する。
 それでも、水中に放電し、気絶したブラックバスを捕獲する方法ではこの時期、1日当たり30〜90匹が駆除される。財団はさらに駆除を続ける方針で、バスターズの活動は毎週日曜、6月28日まで続けられる。
 伊豆沼では1970年代にブラックバスの生息が確認され、90年代に爆発的に繁殖が進んだという。

15/05/28

■琵琶湖で子育て カンムリカイツブリ(ChunichiWeb滋賀)
 滋賀県長浜市湖北町の琵琶湖畔でカンムリカイツブリが子育ての季節を迎えた。同市湖北野鳥センターが二十五日にふ化を確認。二十七日には親鳥が背中に乗せたひなにえさを与える愛らしい姿が見られた。
 体長六〇センチほどに育つカイツブリ科最大の鳥で、頭の黒い飾り羽が特徴。冬の渡り鳥として知られるが、一九九〇年ごろから一部が琵琶湖で繁殖しており、ふ化後二週間近くはひなを背負って外敵から守る。
 名古屋市守山区から訪れた主婦松本道子さん(73)は「ひなが親鳥の背中から顔を出したり泳いだりする姿がかわいい」と双眼鏡を手に目を細めていた。

■琵琶湖大橋「有料継続を」 県市長会、県などに意見書提出へ(ChunichiWeb滋賀)
 有料か無料かが議論されている琵琶湖大橋をめぐり、県市長会は有料継続を求める意見書を県と県議会に提出する。大津市内で二十七日あった臨時会で決めた。
 意見書では、無料化すれば年間三億五千万円の維持管理費が必要になると指摘。県全体の道路財源を圧迫し、県内道路網の課題解決にならないと主張する。橋周辺の渋滞解消のための四車線化も必要だとしている。
 一九六四年開通の琵琶湖大橋は通行料による収益で建設費用を償還できる状態。償還を終えた有料道路は無料化するのが原則だが、管理者の県は維持管理費用の捻出方法などについて有識者にも意見を求めて対応を検討している。三日月大造知事は県議会六月定例会議初日の同月二十四日に方針を示すと表明している。(井上靖史)

15/05/27

■琵琶湖大橋、有料継続を 滋賀県市長会が意見書(京都新聞電子版)
 滋賀県市長会(会長・冨士谷英正近江八幡市長)は27日の会合で、料金徴収を続けるか無料化するかを県が近く決定する琵琶湖大橋有料道路について、橋につながる道路を改修し、利用者から引き続き負担を求めるのが望ましいとする意見書をまとめた。
 県知事と県議会議長あての意見書では、無料化により渋滞が悪化すると指摘し、年間約3億5千万円の維持管理経費が必要になり県の道路財源を圧迫するなどと問題点を挙げた。
 橋の周辺地域では今後も人口増加が見込まれ、企業立地の可能性もあるとして、橋の両端でつながる道路との立体交差化や4車線化が「将来を展望した極めて有効な対策」と主張し、こうした整備を進めて料金徴収を継続すべきとした。
 琵琶湖大橋有料道路(栗東市林−大津市真野普門町間15・4キロ)は、建設費を賄う枠組みでの料金徴収が続いている。三日月大造知事は26日の定例会見で、県議会6月定例会議の初日に検討結果を表明する意向を示している。

■ガソリン価格、5週連続値上がり=原油価格上昇で(jiji.com)
 資源エネルギー庁が27日発表したレギュラーガソリン1リットル当たりの店頭価格(25日時点)は、全国平均で前週比0.6円高の142.7円と、5週連続で値上がりした。原油価格が引き続き上昇したことが主因だ。
 神奈川(3.7円高)、石川(2.9円高)など38都道府県で上昇した一方、愛知(0.7円安)や栃木(0.2円安)など4府県で低下した。5県は横ばいだった。
 足元では原油価格が下落に転じた一方、輸入コスト上昇につながる為替の円安が進んでいる。調査を担当する石油情報センターは「来週は横ばいか、小幅な変動を見込んでいる」と説明した。

■レギュラーガソリン、前週比0.6円高の142.7円…5週連続の値上がり(Responce)
資源エネルギー庁が5月27日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、5月25日時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は前週の調査から0.6円値上がりし、1リットル当たり142.7円となった。
レギュラーガソリンの値上がりは5週連続となる。
地域別では、北海道で0.9円、関東と中国で0.8円、中部と東北、九州・沖縄で0.6円、近畿で0.5円、四国で0.2円、全エリアで値上がりした。
ハイオクガソリンは0.7円高の153.6円、軽油は0.5円高の121.5円だった。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、5月27日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は134.4円/リットル(前週比+0.9円)、ハイオクは144.5円/リットル(同−0.1円)、軽油は109.1円/リットル(同+1.5円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができる。
e燃費 URL http://e-nenpi.com/

■琵琶湖大橋:無料か有料継続か 知事、来月議会で表明(毎日jp滋賀) 
琵琶湖大橋:無料か有料継続か 知事、来月議会で表明 /滋賀  大津、守山両市を結ぶ琵琶湖大橋を巡り、三日月大造知事は26日、無料化か有料継続かについて、来月24日から始まる県議会6月定例会冒頭の提案説明で表明する方針を示した。琵琶湖大橋は建設費償還のため通行料(普通車200円)を徴収しているが、県道路公社が積み立てた損失補填(ほてん)引当金を充て...

■指定外来種12種に 道候補、観光資源に配慮(どうしんウエブ)
 道は26日の外来種対策検討委員会で、生態系保護のために、自然界へ放つことなどを禁じる「指定外来種」の第1次候補として、チョウセンシマリスやアメリカザリガニなど12種を示した。地域が観光資源として活用しているニジマスとカブトムシ、ゲンジボタルの3種は除外した。道は生物多様性保全条例に基づいて、本年度中に指定外来種を正式決定する。
 12種は《1》道内で既に定着し希少な動植物を圧迫するなど緊急性がある《2》今後道内に入れば生態系に影響を及ぼす―ことの2点に該当する動植物を選んだ。緊急性のある種としたチョウセンシマリスは既に定着し、在来種のエゾシマリスと交雑する危険性がある。ニホントカゲは、いったん侵入すれば在来のヒガシニホントカゲと見分けがつかず、防除が困難だと判断した...

15/05/26

■今年最高気温、清涼キラリ 滋賀県内3カ所で更新(京都新聞電子版)
 日本各地で真夏日となる地点が相次いだ26日、滋賀県でも、大津市が30・0度と今年2度目の真夏日を記録した。彦根地方気象台が計測する県内9カ所中3カ所で今年の最高温度を更新し、6月下旬から7月中旬の暑さとなった。
 大津市では午前中から温度がぐんぐん上がり、県庁前でも、上着を脱ぎ袖をまくる県職員や、強い直射日光を避けるため日傘を差して足早に目的地に向かう女性の姿がみられた。
 同気象台によると、県内は27日以降も高気圧に覆われ、気温が高い晴天の日が続くとみられる。

■ニゴロブナの仔魚20万尾放流(滋賀報知新聞ネット版)
=東近江市小川町の水田で=
◇東近江
 水田を活用した種苗生産の一環として、ニゴロブナのふ化仔魚の放流が二十日、東近江市小川町東小田地域の水田で行われ、社会福祉法人「八宮会」八宮保育園の四、五歳の園児五十三人が、田んぼへ仔魚を放流した。
いのち育む安心安全の田
八宮保育園の園児53人が
  「ふなずし」の原材料ともなるニゴロブナが減少傾向にあることから、きれいな水を求めて再び琵琶湖に多くのニゴロブナが生息することと、河川などの環境浄化を目的に開かれ、今年で三回目。
 小川営農組合と水田耕作者四人が中心となり、同園園児たちのほか、公益財団法人滋賀県水産振興協会琵琶湖栽培漁業センターと滋賀県水産試験場の協力で実施された。
 放流前に同試験場の藤岡康弘さんから、一年後、成長したニゴロブナは卵を産みに帰ってくることなど、ニゴロブナの生態や習性が園児たちに伝えられた。
 園児たち一人ひとりが持つバケツに、五ミリほどになるふ化したばかりの仔魚が入れられ、園児たちは「大きくなってね」や「元気になってね」と声をかけながら、約七千平方メートルの田んぼに二十万尾の仔魚を放流した。
 放流された仔魚は、田んぼに生息する動物プランクトンなどを餌に育ち、約一ヶ月後の田んぼの中干し時期の落水で、近くを流れる大同川(一級河川)へ流下する。
 耕作代表者の薗博さん(68)は、「環境学習も踏まえて子どもたちに体験してほしかった。小川町の自然環境を守っていくためにも今後も活動していきたい」と話した。

■8月7日に「びわ湖大花火大会」 7月1日から有料観覧券販売(産経ニュース)
 湖国の夏の風物詩「びわ湖大花火大会」が8月7日午後7時半から、大津市浜大津の大津港周辺で開かれる。1時間にわたって約1万発の花火が打ち上げられ、真夏の夜空と湖面を鮮やかに彩る。
 今回は、文化庁の日本遺産に「琵琶湖とその水辺景観−祈りと暮らしの水遺産」が今年4月、認定されたのにちなみ、「日本遺産ビワイチの旅」をテーマとした。3〜10号玉や速射連発の「スターマイン」などを打ち上げる。
 大会実行委は、約35万人の人出を見込み、湖岸の大津港管理用通路や修景緑地、シンボル緑地などに、有料観覧席1万7000席を設置する予定。7月1日から観覧券を販売する。料金は前売り3900円、当日4400円。小雨決行で、荒天の場合は8月10日に延期する。販売方法などの問い合わせは実行委事務局(電)077・511・1530。

■愛敬ある顔、正面から 「水辺の肖像」原画展(asahi.com滋賀)
 琵琶湖に生息する魚を正面から描いた絵などを展示する「水辺の肖像」原画展が、草津市下物町の県立琵琶湖博物館で開かれている。30日まで。
 上越教育大学芸術系コースの安部泰准教授(40)の作品41点。うち35点が魚の顔を正面からアクリル絵の具で描いたものだ。ゲンゴロウブナ、ホンモロコなど、琵琶湖に生息する20種類も正面から描かれている。安部准教授は「人間は表情を見て会話する。魚とも正面から向き合うことで、会話をしているような錯覚をおこしたい」と正面から魚を描き続けているという。
 同博物館の金尾滋史主任学芸員(35)は「顔に愛敬がある、と人気を集めている。よく似た魚でも表情が違うと感じてもらうことで、琵琶湖の水辺や生き物を考えてもらうきっかけになる」と話している。

15/05/25

■ごみゼロ大作戦:湖岸きれいに 市民1000人清掃 大津(毎日jp滋賀)
ごみゼロ大作戦:湖岸きれいに 市民1000人清掃 大津 /滋賀  大津市の琵琶湖岸などで23日、市民が清掃活動をする「ごみゼロ大作戦」があった。「ごみゼロの日(5月30日)」を前にしたイベントで、約1000人が参加し、ペットボトルやたばこの吸い殻などを拾った。県民総参加で環境美化活動を進めようと、県が1992年度...

■漁師さんと行くエリ漁ツアー(滋賀報知新聞ネット版)
=参加者募集中=
◇草津
 琵琶湖博物館(草津市)は、七月四・五日開催の「漁師さんと行くエリ漁ツアー」の参加者を募集している。
 船上で漁師から話を聞いた後、エリ漁を体験する。当日は午前九時半に同博物館うみっこ広場に集合し、同十時に出発、正午に船着き場にもどる。
 参加費は大人千円、中学生以下五百円。保険料を含む。定員は各日五十人。応募多数の場合は抽選。
 申し込み方法は、電子メール(event@lbm.go.jp)または往復はがきで参加希望行事名、参加希望日、参加希望者全員の氏名、年齢、住所、電話番号を記入し、六月二十四日までに〒525―0001草津市下物町1091、琵琶湖博物館(TEL077―568―4811)へ。

■琵琶湖の魚、味わって 守山の漁協が試食会(asahi.com滋賀)
 琵琶湖でとれた魚を使った料理を多くの人に味わってもらおうと、守山市今浜町のショッピングモール「ピエリ守山」で24日、湖魚料理の試食会があった。
 地元の守山漁業協同組合が、湖魚の消費拡大を目指して企画。婦人部のメンバーらが、買い物に訪れた親子連れらに「食べてみてください」「おいしいよ」などと声をかけ、揚げたてのアユの天ぷらや、甘く煮たえび豆、アユのつくだ煮を振る舞った。市内の会社員花田賞一さん(67)は「どれも本当においしい」。孫の山中湖葵さん(4)は「天ぷらがおいしかった」とほほえんだ。
 漁協は、6月27日までの毎週土曜日午前8時半から、同市木浜町の漁協事務所でアユやフナ、エビなどを販売する朝市を開いている。売り切れ次第終了で、荒天時は中止。問い合わせは守山漁協(077・585・1023)へ。

15/05/24

■学習船「うみのこ」:乗船児童数50万人突破(毎日jp滋賀)
 県の学習船「うみのこ」の乗船児童数が、18日の米原市立米原小と長浜市立長浜北小の5年生計約170人の利用で50万人を突破した。
 うみのこは1983年就航。県内の小学生は5年になると、船内で1泊し、琵琶湖の生態系や環境保全の取り組みなどを学ぶ。
 米原小と長浜北小の児童は長浜港から出発して大津港で、「50万人乗船」などと書かれた横断幕のある船をバックに、記念撮...

15/05/22

■水田からびわ湖へ(滋賀報知新聞ネット版)
=ホンモロコ放流=
◇近江八幡
 西の湖に近い近江八幡市安土町常楽寺地先の水田で16日、ホンモロコの放流体験会が開かれた。
 水田を利用して西の湖とその水域にホンモロコを回復さす県の試みで、親子連れなど約40人がふ化したばかりの稚魚(体長約5mm)約1万匹を放した。
 県の試験放流では、水田のプランクトンなどを餌に1か月後には、体長2.5cm前後に成長。夏期の中干しで水田の水を抜く時に一緒に川に流れ、放流量(1反3万匹)の約3割が、びわ湖につながる自然環境の中で成魚になるという。
 西の湖周辺での取り組みは3年目を迎え、ホンモロコ増加の効果が出ている。

■FRP魚道で田んぼの魚増やせ 積水化学と滋賀県、設置呼びかけ(京都新聞電子版)
 琵琶湖や河川の魚類が近くの水田で産卵や生育がしやすいようにと、積水化学工業滋賀栗東工場(滋賀県栗東市野尻)と県は、繊維強化プラスチック(FRP)を使った魚道の設置を進めている。同工場で排出されるFRPの切れ端を活用し、高島市など県内3カ所で既に導入。木製の魚道より耐久性が高く、同工場と県は利用拡大を期待する。
 同工場はFRPを材料にして、鉄道の枕木や下水処理場のふたなどを製造しており、「加工時の切れ端を環境保全に役立てたい」と県に提案。県が県内の農業関係の団体などに希望を募り、2014年度に甲賀市甲賀町小佐治、東近江市栗見出在家町、高島市安曇川町の水田にFRP製の魚道が設置された。
 高島市内の農家でつくる「たかしま有機農法研究会」は2月、安曇川町四津川の水田に取り付けていた木製の魚道をFRP製と取り換えた。同研究会は「以前の魚道はスギやヒノキの間伐材で3、4年で作り直していた」といい、更新の省力化に期待する。
 同工場は「水につかった状態でも10年以上は使えるのでは」といい、県農村振興課は「今後も農業の研修会などで設置を呼びかけたい」としている。
 県はFRP製の魚道などをPRしようと、6月7日に「豊かな生きものを育む水田体験ツアー」を開く。大津港から船で近江八幡市の沖島を訪ねた後、同研究会の魚道を見学する。無料。定員30人で応募は25日まで。多数の場合は抽選。問い合わせは県農村振興課TEL077(528)3963。

15/05/21

■マガモの口ばしに釣り針(山梨県)(日テレNEWS24)l
 甲府市の千代田湖で、口ばしに釣り針がささったマガモが見つかった。県が保護を試みているものの、警戒心が強く難航している。
 県によると先月9日、甲府市上帯那町の千代田湖で泳ぐマガモの口ばしにルアーの釣り針が刺さっていると通りがかった女性から通報があった。
 県鳥獣センターは21日までに4回捕獲を試みたが、警戒心が強く、失敗に終わっている。釣り針は今のところマガモに大きな影響を与えてはいないというが、水辺を利用するマナーを守るよう釣り人に注意を呼び掛けている。県は今後もマガモの保護を試み、治療して元の湖に戻す予定。

■琵琶湖など舞台に映画「マザーレイク」 公開オーディションへ(産経ニュース)
 琵琶湖など滋賀県を舞台にした映画「マザーレイク」を、同県在住の俳優・戸田有三さんらが製作する。県内4会場で公開オーディションを開き、地元キャストを採用するほか、県内各地でロケもおこなう。来年夏の完成予定で、7月に県内で先行上映し、9月に全国で公開する。
 映画は、母親との関係に悩む小学5年の少年が、琵琶湖で恐竜「ビワッシー」を目撃する−という話などが盛り込まれた冒険物語。約90分間の予定で、監督は地域コミュニティーをテーマにした作品を数多く手がけてきた瀬木直貴さんが務める。
 出演者については、プロの俳優陣に加え、6〜7月に実施する公開オーディションで地元キャストを採用する。募集しているのは、高校生以上10人、中学生以下50人。演技経験の有無は問わない。
 ロケは8月上旬から約3週間かけ、大津市や湖南市、長浜市、近江八幡市の沖島など、県内各地で実施。来年7月に県内で先行ロードショーの後、9月に全国で公開する。
 戸田さんは「子供たちが滋賀に誇りを持ち、滋賀に住み続けたいと思えるような映画にしたい」。瀬木さんは「映画を通じて、夢を追い続けることのすばらしさを大人にも伝えたい」と話している。
 オーディションの日程は、6月27日、28日=サンライフ甲西(湖南市)▽29日=U☆STONE(大津市)▽7月4日=草津市立サンサンホール▽5日=沖島コミュニティセンター(近江八幡市)。参加は無料で、申し込みは6月19日まで。問い合わせはマザーレイクの会事務局(電)0748・69・6707。

15/05/20

■ガソリン4週連続値上がり 142円10銭(産経ニュース)
 経済産業省資源エネルギー庁が20日発表した18日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、11日の前回調査より1円10銭高い142円10銭だった。値上がりは4週連続。原油価格の上昇が響いた。
 外国為替市場で前週よりも円安が進み、石油元売り各社の輸入コストが上昇したことも影響した。調査した石油情報センターの担当者は「来週も値上がりが続くだろう」と話している。
 地域別にみると、45都道府県で値上がりした。上昇幅が最も大きかったのは和歌山の3円10銭で、栃木の2円60銭、愛知の2円50銭、静岡の2円20銭が続いた。横ばいは高知のみ。値下がりしたのは香川だけで下落幅は20銭だった。

■レギュラーガソリン、前週比1.1円高の142.1円…4週連続の値上がり(Responce)
資源エネルギー庁が5月20日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、5月18日時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は前週の調査から1.1円値上がりし、1リットル当たり142.1円となった。
レギュラーガソリンの値上がりは4週連続となる。
地域別では、中部で1.4円、関東と中国で1.2円、近畿で1.1円、九州・沖縄で1.0円、東北で0.9円、四国で0.6円、北海道で0.5円、全エリアで値上がりした。
ハイオクガソリンは1.1円高の152.9円、軽油は0.9円高の121.0円だった。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、5月20日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は133.5円/リットル(前週比+1.5円)、ハイオクは144.6円/リットル(同+1.8円)、軽油は107.6円/リットル(同+1.0円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができる。
e燃費 URL http://e-nenpi.com/

■強風でサンダーバード米原経由に 昼から夕方までの上下線(福井新聞ネット版)
 JR西日本は20日午前9時5分現在、湖西線で強風が見込まれるため、次の特急サンダーバード号は琵琶湖線:米原経由に運転経路を変更する。各駅到着には30〜40分の遅れが見込まれる。
【大阪・新大阪・京都⇒福井・金沢方面】
サンダーバード25号(大阪駅14時12分発)〜33号(大阪駅17時12分発)まで
敦賀駅以降、福井・金沢方面の各駅到着時刻に30〜40分の遅れ見込み。
このため、金沢駅での北陸新幹線には通常通りの乗換えはできず、後続の新幹線を利用する場合もある。
【金沢・福井⇒京都・新大阪・大阪方面】
サンダーバード24号(金沢駅12時53分発)〜36号(金沢駅16時13分発)まで
京都駅・新大阪駅・大阪駅の到着時刻に30〜40分の遅れ見込み。
このため、京都駅・新大阪駅で東海道・山陽新幹線には通常通りの乗換えはできず、後続の新幹線を利用する場合もある。

■「ゆりかご」にニゴロブナ稚魚放流 滋賀・彦根の児童(京都新聞電子版)
 滋賀県彦根市甘呂町の城陽小の児童たちが19日、学校近くの水田にニゴロブナの稚魚4万匹を放ち、田んぼが魚のゆりかごになっていることを学習した。
 地元の彦根市南部土地改良区や湖東地域みずすまし推進協議会などが2005年から催し、水田内で稚魚を育てている。
 この日は、5年生42人が参加し、2日前にふ化した体長約5ミリの稚魚を水田約1200平方メートルにバケツからゆっくりと放った。一部は学校でも育てる。
 授業で児童は、水田が稲作だけでなく、エサになる豊富なプランクトンがいて、ブラックバスなど天敵がおらず、幼魚が育つ重要な場所であることを学んだ。
 1カ月後には水田内で2センチほどに成長した稚魚を近くの用水路から琵琶湖に放流する。種村亮汰(りょうた)君(11)は「まだ小さいが1カ月後にどのくらい大きくなるのか楽しみ」と話していた。

■彦根の水田でニゴロブナ放流(asahi.com滋賀)
 彦根市甘呂町の水田で19日、近くの市立城陽小の5年生42人が生まれたてのニゴロブナ約4万匹を放流した。田んぼが様々な生き物が生きる場所であることを学んでもらうため、地元の土地改良区が主催。県湖東農業農村振興事務所が指導にあたった。
 ニゴロブナは琵琶湖の固有種。皮や骨が柔らかいので、鮒(ふな)ずしの材料として重宝される。水田にはえさになるプランクトンが多く、水温も高い。天敵のブラックバスなど外来種もいないため、生育環境としては理想的だ。だが、水路が整備され、琵琶湖から親魚が上がってこられない田んぼが増えている。
 児童たちは、数日前に孵化(ふか)したばかりで体長5ミリほどのニゴロブナをバケツに分けてもらい「大きく育て」とかけ声をかけて田んぼに注いだ。

15/05/19

■天竜川でバス釣り大会 80人が参加 72尾37キロを釣りあげる(伊那谷ねっと)
北米原産の外来魚、ブラックバスの生態調査を兼ねたバス釣り大会が17日辰野町から箕輪町にかけての天竜川で開かれました。
一番大きなバスを釣ったのは、辰野町赤羽の相ノ山康信さん(40)で、47センチ・1.85キロでした。
今回で4回目の大会には上伊那や諏訪地域などから約80人が参加しました。
17日につり上げられたブラックバスは、コクチバスのみの72尾37キロで、県水産試験場に送り、食性などを調べます。
天竜川漁協関係者によりますと、去年と比べ大型化が懸念されているということです。
ブラックバスは、戦後に日本に入り、在来種を食べてしまうなどの影響が各地で出ています。
天竜川漁協では、「から揚げにすると非常においしい魚だとして、キャッチ&イートを今後も呼びかけていきたい」としています。

■県舞台に映画「マザーレイク」 地域キャスト募集(asahi.com滋賀)
 この夏、滋賀を舞台にした映画「マザーレイク」が県内で撮影される。監督は、地域に根ざしてふるさとへの愛情をテーマに撮影を続ける瀬木直貴氏。8月に撮影予定で、出演する地域キャストを募集している。
 映画は、主人公の小学5年生の少年が琵琶湖で恐竜「ビワッシー」を目撃。恐竜騒動とともに、少女との恋や母親との確執などを経て繰り広げられるひと夏の成長の物語。近江八幡市の沖島や湖南市などが舞台になるほか、県の環境学習船「うみのこ」も登場する。主要キャストは8月までに公表される。
 草津市で子ども向けのスポーツスクールを運営する戸田有三さん(58)が、大分県宇佐市で撮影された瀬木監督の映画「カラアゲ☆USA」(2014年)にオーディションを受けて出演。「地域を盛り上げる映画を滋賀でも作ってほしい」と呼びかけ、瀬木監督が応じた。
 瀬木監督は、15日に県庁であった制作発表会で「滋賀には琵琶湖をはじめすばらしいものがある。土地や風景のにおい、自分の生を受けた地域を誇りに思い、深く考えることが通奏低音のように流れる作品を、県民皆さんと一緒に作っていきたい」と抱負を述べた。

15/05/17

■『2015びわ湖大花火大会』(滋賀報知新聞ネット版)
=八月七日午後七時半〜=
◇大津
 びわ湖の夏を華麗に彩る『2015びわ湖大花火大会』(主催=同実行委員会)が八月七日午後七時半〜八時半まで、大津市浜大津の大津港沖で開催される。約一万発の花火が打ち上げられる。なお荒天の場合は、同十日の同時刻に延期される。観客は、約三十五万人が見込まれている。

■地域活性化へ活動PR 県立大、学生が公開プレゼン(ChunichiWeb滋賀)
 彦根市の県立大で十六日、地域活性化に取り組む学生二十一チームによる「公開プレゼンテーション」があった。上限五十万円の助成がある同大独自の教育事業「近江楽座」への選定を目指し、学生が活動をアピールした。審査結果は、二十二日に同大ホームページで発表される。
 一チーム四分の持ち時間で各代表が、これまでの経緯や今後の計画を発表。琵琶湖の外来魚駆除、菜の花栽培で資源循環、空き家の有効活用、東日本大震災被災地の人々との交流などの活動に対し、学内外の審査員五人が質問や助言をした。
 近江楽座は二〇〇四年に始まった。この十一年で延べ二百四十五の活動を選定し、延べ四千七百人の学生が携わってきた。(河辺嘉奈子)

15/05/16

■映画「マザーレイク」、6月にオーディション開始(ChunichiWeb滋賀)
 滋賀県を舞台に来年7月公開を目指す映画「マザーレイク」の製作発表会が15日、県庁であり、瀬木直貴監督(51)は「滋賀という地に生まれたことを素晴らしく思える映画にしたい」と意欲を見せた。全編滋賀ロケになる予定で、せりふや役名のある出演者10人前後はオーディションで選ぶ。撮影は8月上旬から。
 映画は、二十年前に少年が湖上の体験学習で正体不明の「ビワッシー」を目撃し、沖島に語り継がれる竜神伝説と絡めて騒動になったことを思い出す物語。映画企画製作会社社長の戸田有三さん(58)=草津市=が「故郷にこだわる作品」を撮り続けてきた瀬木監督に依頼して実現した。
 戸田さんは県内市町に協力を求め、親交のある谷畑英吾湖南市長や同市の地域おこし協力隊員らが製作を側面支援する「マザーレイクの会」を組織。同会PR大使のミュージシャン川本勇さんは「地域映画の枠を超えた地域ぐるみ映画。封切りするころには県民全てが知っているくらいになれば」と期待を寄せた。瀬木監督は「滋賀を世界に届けるのが私の使命」と語った。
 十八日に公式サイトができ、六月二十七日から始まるオーディション情報などが確認できる。(問)マザーレイクの会事務局(湖南市地域おこし協力隊内)=0748(69)6707(堀尾法道)

15/05/15

■滋賀県民出資映画「マザーレイク」 瀬木監督ら制作発表(京都新聞電子版)
 滋賀を舞台に、県民の出資や出演でつくる映画「マザーレイク」の制作発表会が15日、大津市の滋賀県庁であり、メガホンを取る瀬木直貴監督らが「夢を持ち、人を信じ、故郷があるすばらしさを次世代に伝えたい」と意気込みを語った。
 映画は、琵琶湖に住む謎の生物「ビワッシー」を目撃した男児が、沖島(近江八幡市)に伝わる龍神伝説などをヒントに存在を実証しようと奔走する。家族や友人との交流や葛藤を織り込むヒューマンドラマで、小学5年が対象の航海学習「フローティングスクール」も登場する。出演者の多くは県内で行う公開オーディションで起用する。
 制作は県民有志の「マザーレイクの会」がサポート。制作費は企業協賛と、県内の上映館で鑑賞券として使える「製作協力券」(1枚千円)の販売などで賄う。今夏に撮影を始め、来夏の県内先行上映を目指す。
 大分県宇佐市が舞台の「カラアゲ☆USA」(2014年)など地域発の作品を多く手がける瀬木監督は、知名度が低い滋賀の現状に触れ「全国、世界に滋賀を発信したい」と話した。オーディションなど問い合わせはマザーレイクの会事務局TEL0748(69)6707。

15/05/13

■ガソリン3週連続値上がり 141円、原油上昇で(産経ニュース)
 経済産業省資源エネルギー庁が13日発表した11日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、7日の前回調査より40銭高い141円ちょうどだった。値上がりは3週連続。原油価格の上昇が響いた。
 原油市場では世界的な供給過剰が解消の方向に向かうとの見方が出ている。調査した石油情報センターの担当者は「来週も値上がりが予想される」としている。
 地域別にみると、36道府県で値上がりした。上昇幅が最も大きかったのは沖縄の2円60銭で、高知の2円40銭、石川の2円10銭、鳥取の1円80銭が続いた。東京、新潟、福岡などの10都県は横ばい。値下がりしたのは愛知だけで下落幅は20銭だった。
 ハイオクは30銭高い151円80銭、軽油は20銭高い120円10銭だった。

■レギュラーガソリン、4か月ぶりの高値に…前週比0.4円高の141円(Responce)
資源エネルギー庁が5月13日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、5月11日時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は前週の調査から0.4円値上がりし、1リットル当たり141.0円となった。
レギュラーガソリンの値上がりは3週連続。141円台をつけたのは、1月13日の調査以来、約4か月ぶり。
地域別では、北海道で1.2円、四国で0.9円、中国で0.8円、中部と近畿、九州・沖縄で0.3円、東北で0.2円、関東で0.1円、全エリアで値上がりした。
ハイオクガソリンは0.3円高の151.8円、軽油は0.2円高の120.1円だった。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、5月13日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は132.0円/リットル(前週比+0.4円)、ハイオクは142.8円/リットル(同+0.8円)、軽油は106.6円/リットル(同−0.7円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができる。
e燃費 URL http://e-nenpi.com/

15/05/12

■弱いエルニーニョが継続=「冬に終息」の見解修正−気象庁(jiji.com)
 気象庁は12日、昨年夏に発生した弱いエルニーニョ現象が今年冬にいったん終息したとの見解を修正し、継続していたと発表した。4月の日本や世界の天候にはっきりした影響は表れていない。今後、秋(9〜11月)にかけて続く可能性が高いという。
 エルニーニョは太平洋赤道域東部の海面水温が平年より高い状態が続く現象。水温が大幅に上昇したり、長期化したりすると異常気象の要因となる。
 監視海域の海面水温は今年2月と3月に基準値を0.2度上回るだけだったが、4月は0.8度上回った。このため5カ月移動平均値が上昇。気象庁は、エルニーニョ発生の目安とする同移動平均値0.5度以上が続いていたと判断した。

■現場から記者リポート:イサザ、2期連続豊漁 25年前の水準回復 コアユ激減、影響か? 新探知機導入、生態調査へ(毎日jp滋賀)
◇県試験場など
 琵琶湖固有種のイサザの豊漁が2期連続となり、漁業関係者や研究者が注目している。漢字で「〓」と書くほど元々漁獲量が少ない魚だが、県水産試験場の2013年の調査では約25年ぶりの水準に回復。試験場や県琵琶湖環境科学研究センターがその理由を探っている。【石川勝義】
 イサザは低水温を好む魚で、30メートルより深い湖底を中心に生息している。春になると水深50センチ〜...

■交通ルールはゆるくないよ! 滋賀のゆるキャラ、交通安全訴え(京都新聞電子版)
 春の全国交通安全運動が11日に始まった。滋賀県内でもパトカーなどが出動するオープニング式や、湖国のゆるキャラによるPR活動、交通安全の看板コンクールなどが開催された。20日までの期間中、県内各地で事故防止に向けたさまざまな取り組みが行われる。
 滋賀県長浜市湖北町の道の駅「湖北みずどりステーション」では、湖北のゆるキャラが集まり、ドライバーに交通安全を呼び掛けた。
 浅井三姉妹の「茶々姫」「初姫」「江姫」のほか、県警のマスコット「けいたくん」など6体。長浜地区交通安全協会や伊香交通安全協会のメンバーとともに、飲酒運転撲滅などを呼び掛けながら、啓発ティッシュやチラシを配った。
 また、県や県トラック協会が初めて取り組んだ琵琶湖を一周する「交通安全びわ湖キャラバン隊」の一行も訪れ、トラックや白バイで交通安全や無事故を訴えた。

■琵琶湖博物館と中国の研究所が協力協定更新 魚類共同研究(産経ニュース)
 滋賀県立琵琶湖博物館と中国科学院水生生物研究所との間で締結されている相互協力協定が更新され、有効期間が5年間延長された。引き続き、東アジアにすむ魚類に関する共同研究プロジェクトなどを進めていくことにしている。
 両施設は、琵琶湖固有魚「ワタカ」のルーツが中国原産種「カワヒラ」とされるなどの縁で交流を始め、平成14年に相互協力協定を締結。協定で有効期間を決めており、今回2回目の更新となった。
 協定などに基づき、琵琶湖博物館では水生生物研究所の協力を得て、カワヒラを展示。これまでに、東アジアに生息するコイ科の魚類をテーマにした共同研究プロジェクトも手がけてきた。
 協定の更新に伴い、両施設は引き続き、共同研究プロジェクトなどの交流事業や資料の交換などを進める。さらに、研究者やスタッフの人事交流、専門技術などの情報交換も積極的におこなっていく。

■琵琶湖「ヤンマーカップ」に49艇(産経ニュース)
 初夏の琵琶湖を快走するヨットレース「ヤンマーカップ」が、琵琶湖の北湖コースで行われた。県内のレースで最大規模となる49艇が参加。選手たちは、風を巧みに帆で受けながら進み、湖上で激しいデッドヒートを繰り広げた。
 守山市水保町の「ヤンマーマリーナ」が主催。琵琶湖では近年、50艇が参加する大きな規模のレースが開かれていないことから、主催者側が、20回目を迎えた今年はにぎやかなレースにしようと計画。県内ほとんどのマリーナやヨットクラブに参加を呼びかけたところ、49艇がエントリーした。
 レースは、琵琶湖大橋の北側をスタートし、ポイントを2つ回る約20キロのコース。各チームは、横風が吹くとヨットが傾かないように帆の角度などを調節し、追い風を受けると新たに別の帆を張ってスピードを増すなど、巧みな操帆技術を見せていた。
 レースを湖上の近くで楽しむための観覧船も出て、約150人が乗り組み、間近で激闘を観戦。守山市吉身の会社員、渡辺共則さん(38)は「白だけでなく、赤やピンクなど色鮮やかな帆のヨットが、琵琶湖に浮かぶ眺めはとてもきれいで迫力があった」と話していた。

■びわ湖島ぐるっと巡ろう 琵琶湖汽船、11月まで運航(ChunichiWeb滋賀)
 琵琶湖汽船(大津市)は、琵琶湖にある四つの島を巡る企画「ぐるっとびわ湖島めぐり」を始めた。十一月二十九日までの土日祝日に運航する。
 往路は大津港を午前九時半に出港。おごと温泉港に寄港後、沖島、沖の白石、竹生島を見学し、午後二時十分に長浜港に到着する。復路は午後二時二十分に長浜港を出港。多景島に上陸後、白髭神社などを見学し、午後五時二十分ごろにおごと温泉港、四十分ごろに大津港へ帰港する。
 案内人として画家・イラストレーターの今森洋輔さん=高島市=らが同乗。ヨシ笛演奏や工作体験のイベントもあり、琵琶湖の生き物を今森さんが描いたポストカード「大人のぬり絵」が記念品としてもらえる。
 乗船料は往復コース大人八千九百五十円など。案内人は三人による交代制で、五月中は今森さんが乗船予定。(問)予約センター=077(524)5000

15/05/11

■初夏の風受けヨット快走 滋賀・琵琶湖でレース(京都新聞電子版)
 琵琶湖のヨットレース「ヤンマーカップ2015 in BIWAKO」が10日、滋賀県守山市の琵琶湖大橋以北の北湖コースで行われた。県内の10マリーナから49艇が出場し、初夏の風を帆に受けて湖面を滑るように進んだ。
 ヤンマーマリーナ(同市水保町)が主催。近年、琵琶湖では50〜100艇規模の大きなヨットレースがないことから、同湖でのマリンスポーツへの関心を高め活性化を図ろうと初めて企画した。
 レースは午前11時にスタート。県内をはじめ京阪神から236人が出場し、クルーザークラスとレーサークラスの2部門(いずれも総距離約20キロ)で着順を競った。参加者は風の動きをとらえて巧みに帆を操作し、湖上を快走していた。
 レースを近くで観戦できる観覧船も守山市のピエリ守山の桟橋から出航し、親子連れの市民ら約150人が乗り込んで、波間に連なるヨットの光景を楽しんでいた。

■遡上願い注ぐ愛情(YomiuriOnLine滋賀)
◇米原市ビワマス倶楽部代表 中村 幸雄おさん 62
 天野川支流の丹生(にゅう)川(米原市上丹生)に足を入れた。魚影に注ぐ目が優しい。3月に市民らと放流したビワマスの稚魚。「大きくなって帰ってこい」。心でささやいた。
 丹生川の近くで生まれ育った。醒井峡谷や鈴鹿山系などに源を発する清流。子どもの頃によく遊んだ。「夏でも冷たく、5分とつかっていられなかった」。イワナがおもしろいほど釣れた。
 高校を出て栗東市の会社に5年間勤め、彫金の家業を継いだ。
 天野川ではかつて、産卵するビワマスが琵琶湖から15キロ上流まで遡ってきた。しかし、県内を含め各地に甚大な被害を及ぼした伊勢湾台風(1959年)の後、えん堤が築かれ、天然遡上(そじょう)がほとんど見られなくなった。
 米原市が2011年、「天野川ビワマス遡上プロジェクト会議」をつくると、共鳴した市民が翌12年8月に「米原市ビワマス倶楽部(くらぶ)」を結成。迷わず加わり、代表に選ばれた。
 「まずは琵琶湖から7キロ、丹生川との合流地点まで遡上させたい」。この間には高さ70センチ〜1メートル30のえん堤が5か所あり、ビワマスにとっては「巨大な壁」。緩い傾斜の通り道が必要だ。倶楽部が中心となって、鉄板の簡易な魚道を設けた。県が工事を進めるコンクリート製の本格魚道は、16年度に整う。
◇孵化取り組み
 県漁連や県醒井養鱒場(米原市)と協力し、人工孵化(ふか)の実験にも取り組んでいる。ペットボトルに卵の粒を入れ、家庭の冷蔵庫で冷やす。昨年度は市内6小学校の児童36人も参加し、「ビワマスが身近に感じられた」と好評だった。支流も含め、天野川に放流する年間約8万匹の稚魚には、こうして育てた分も入っている。
 倶楽部のメンバーは12人。学習会や川の清掃など地道な活動もいとわない。ビワマスが遡上する秋は、禁漁期。巡回し、悲しい光景に心を痛めたこともある。
 40匹ほどの群れが魚道のないえん堤を越えられず、雨で水かさが増すのを待っていた。ところが、翌日には姿を消していた。密漁だ。ビワマスは臭みがなく、淡水魚の中で格別においしいとされ、それだけに狙われる。
 秋は、ビワマスが最もあでやかになる季節でもある。「赤みを帯びて、次々と水しぶきを上げながらえん堤をジャンプする。それが奇麗で」。シャッターを切る。
     ◎
 さて、設置した魚道の効果はどうなのだろう。
 「遡上する数は確実に増えている」。誇らしげに言い切った。昨秋、えん堤の深みを水中カメラでのぞくと、成長したビワマスがわんさといた。100匹近くに及んだと話すメンバーもいる。
 今後は自然産卵ができるよう、砂地を作ろうと考えている。ゆくゆくは「琵琶湖に注ぐほかの川でも、元気に遡上する姿が見られるようになれば」。県内の仲間とつながり、活動の波を広げたいと願う。(黒川武士)
 メモ ビワマスは琵琶湖固有種で、「淡海(おうみ)の宝石」と呼ばれるサケ科の淡水魚。3〜5年で成魚となり、雨による増水時に遡上することから「アメノウオ」(アメノイオ)とも言われる。1匹を丸ごと炊き込む伝統料理「アメノイオご飯」は、県選択無形民俗文化財。
 主に、水温が低い北湖の深部に生息する。琵琶湖の漁獲量は、1900年代前半まで年平均80トン程度だったが、えん堤整備や水質悪化で60年代以降は同20〜30トン前後に激減。県醒井養鱒場で養殖が行われている。

15/05/08

■京都府と滋賀県が微妙な関係って本当? 府民と県民に聞いてみた(マイナビニュース)
日本を代表する古都・京都府に、日本一の大きさを誇る湖・琵琶湖を有する滋賀県。隣り合うこの府県が、実はお互いを微妙に意識しあう関係らしい……といううわさが。実際のところはどうなのか、京都府と滋賀県出身のマイナビニュース会員にそれぞれ聞いてみた。
滋賀県民は「壁を感じる」?
まずは滋賀出身者の意見を。滋賀県出身のマイナビニュース会員87名に「京都府や京都府民についてどう思いますか? 」とたずねたところ、以下のようなコメントが得られた。
優雅な印象
・「上品なイメージ」(女性 / 26歳 / 食品・飲料 / 販売職・サービス系)
・「確かに優雅でうらやましい」(男性 / 27歳 / 学校・教育関連 / 事務系専門職)
・「街がきれいでうらやましい」(女性 / 27歳 / 金属・鉄鋼・化学 / 技術職)
・「お茶の匂いできれい」(女性 / 27歳 / 印刷・紙パルプ / 営業職)
・「方言が可愛い」(女性 / 28歳 / 医療・福祉 / 専門職)
お高くとまっている
・「ちょっとかっこつけている」(女性 / 27歳 / 小売店 / 営業職)
・「チャラい」(男性 / 26歳 / 通信 / 技術職)
・「プライドが高い」(女性 / 25歳 / 電力・ガス・石油 / 秘書・アシスタント職)
・「態度がでかい」(男性 / 37歳 / 医療・福祉 / 営業職)
・「気取っている感じがする」(男性 / 22歳 / 学校・教育関連 / 専門職)
・「壁を感じる」(女性 / 30歳 / アパレル・繊維 / 事務系専門職)
・「滋賀県人とは、絶対に一緒にされたくないと思っている」(女性 / 27歳 / 小売店 / 営業職)
・「なんか馬鹿にされることがおおい気がする」(女性 / 22歳 / ホテル・旅行・アミューズメント / 秘書・アシスタント職)
琵琶湖に感謝してほしい
・「琵琶湖の水を飲んでいる」(女性 / 36歳 / 学校・教育関連 / 専門職)
・「琵琶湖の水を使っていることを感謝してほしい」(女性 / 28歳 / ホテル・旅行・アミューズメント / 営業職)
・「琵琶湖が水源になってることを感謝してください」(女性 / 28歳 / 食品・飲料 / 技術職)
調査時期: 2015年4月20日〜2015年5月7日
調査対象: マイナビニュース会員(滋賀県出身者限定)
調査数: 87名
調査方法: インターネットログイン式アンケート
京都府民からは「琵琶湖県」の声も
続いて、京都府出身者のコメントを見てみよう。京都府出身のマイナビニュース会員123名に「滋賀県についてどう思いますか? 」とたずねたところ、以下のような声が上がった。
滋賀県=琵琶湖
・「琵琶湖がある」(男性 / 33歳 / 金融・証券 / 事務系専門職)
・「琵琶湖だけ有名」(女性 / 24歳 / 情報・IT / クリエイティブ職)
・「琵琶湖しかない」(男性 / 25歳 / 建設・土木 / 技術職)
・「琵琶湖県だと思います」(女性 / 32歳 / 医療・福祉 / 専門職)
・「琵琶湖が大きい」(女性 / 31歳 / 情報・IT / 営業職)
・「琵琶湖と彦根城しかイメージにない」(女性 / 25歳 / 電機 / 事務系専門職)
控えめな印象
・「何も無さそう」(男性 / 27歳 / 電力・ガス・石油 / 事務系専門職)
・「人はやさしいが、発展途上」(男性 / 25歳 / 機械・精密機器 / 技術職)
・「イマイチ同じ近畿圏内だとはおもえない」(女性 / 27歳 / 小売店 / 販売職・サービス系)
・「控えめ。あまり存在感はないが、一方で身近にも感じる」(女性 / 26歳 / 団体・公益法人・官公庁 / その他)
・「地味だけど暮らしやすい」(女性 / 28歳 / 農林・水産 / 事務系専門職)
琵琶湖に感謝
・「水源になってくれてありがとう」(女性 / 25歳 / 金属・鉄鋼・化学 / 事務系専門職)
・「水源なのでありがたいです」(女性 / 28歳 / 食品・飲料 / 技術職)
・「水をいつもありがとうございますと思う」(女性 / 26歳 / 金融・証券 / 事務系専門職)
・「水は頼りにしている」(男性 / 33歳 / マスコミ・広告 / クリエイティブ職)
調査時期: 2015年4月17日〜2015年5月7日
調査対象: マイナビニュース会員(京都府出身者限定)
調査数: 123名
調査方法: インターネットログイン式アンケート
総評
実際に聞いてみると、滋賀県民の京都に対する印象はさまざま。「上品」「優雅」といった"はんなり"したイメージを持つ人もいれば、「ちょっとかっこつけてる」「壁を感じる」など少し近寄りがたい印象を抱いている人もいた。琵琶湖疎水によって琵琶湖の水が京都市に流れていることから、「琵琶湖の水を使っていることを感謝してほしい」という人も。
一方で、京都府民が滋賀県に抱くイメージは「琵琶湖」が多数を占めた。やはり日本一の湖は印象が強いようだ。それ以外の意見では「控えめ」「静か」などおとなしい印象を抱いている人が見られたほか、「水源になってくれてありがとう」などやはり琵琶湖に関するコメントも目立つ。「琵琶湖に感謝してほしい」という意見があった滋賀県とはある意味"両思い"と言えそうだ。
やはりお互いを少なからず意識している様子の京都府民と滋賀県民。そのイメージは人によりさまざまだが、同じ琵琶湖の水を分け合う仲間という事実に変わりはない。

■ホンモロコの産卵ピーク 東近江の養殖池(ChunichiWeb滋賀)
 東近江市百済寺本町の養殖池で、ホンモロコの産卵が最盛期を迎えている。水面では藻に見立てたネットに数十匹が群がり、水しぶきを飛ばしながら勢いよく卵を産み付けている。
 ホンモロコは琵琶湖固有種で大きさは八〜十三センチほど。八年前から養殖に取り組む山本哲夫さん(65)方には二十八面の池があり、年間水揚げ量は一・二トンを見込む。
 今年は例年より一週間ほど早い四月二日に産卵が始まり、六月いっぱい続く。産卵は見学できる。(問)山本さん=090(3659)4844(中村千春)

15/05/08

■琵琶湖 湖岸道路から車転落、65歳死亡(滋賀県)(日テレNEWS24)
8日午前、滋賀県草津市で乗用車が琵琶湖脇の真珠養殖場に転落し男性1人が死亡した。午前11時15分ごろ、滋賀県草津市の湖岸道路を走っていた乗用車が道路わきの防護柵を突き破り約5メートル下の琵琶湖に隣接する真珠養殖場に転落した。警察と消防が現場を捜索し水没した車の中から運転していたと見られる草津市の寺井正信さん(65)が心肺停止の状態で見つかり、病院に搬送されたが死亡が確認された。現場にはブレーキをかけた跡がなかったといい、警察が転落の原因を調べている。

15/05/06

■アマゴが「外来魚」に変身!イワナを襲う 渓流の生態系乱す「密放流」はNG(産経ニュースWEST)
 ゴールデンウイーク中、普段はなかなか行けない渓流に出かけ、釣りを楽しむ人もいるはず。お目当てはイワナ、ヤマメ、アマゴ…。そんな清流の川魚でも勝手な放流を行うと生態を乱す恐れがある。
 渓流釣りの盛んな滋賀県で、アマゴが本来生息しない河川に釣りを楽しむため「密放流」されたとみられるケースが見つかった。ブラックバスなど見るからに異質な外来魚と違い、日本固有種のアマゴを放流する行為に悪意は感じづらいが、体の大きいアマゴが在来のイワナを襲うことがあるという。専門家は「たとえ清流の魚といえども、本来そこにすんでいない場所へ放流するのは生態系破壊につながる」と警告している。(江森梓)
イワナの個体数が減少
 密放流があったとみられるのは、琵琶湖につながる滋賀県高島市マキノ町の知内川上流。平成26年6月、県水産試験場の職員がイワナを捕ろうとしたところ、イワナとアマゴの交雑種2匹と、アマゴ14匹が見つかった。
 本来、そこはイワナの生息地でアマゴはすんでいない場所。17年に同地点で実施した調査ではイワナ73匹が捕れたが、この日はたった13匹だけで、試験場は「アマゴと生息域が競合した結果、イワナの個体数が減少した可能性がある」と結論づけた。
 イワナもアマゴも同じサケの仲間。試験場によると、ともに肉食性で、小型魚類や水生昆虫など似たような生物をエサにしているが、アマゴの方がイワナより強いため、イワナを食べる恐れがあるという。
  試験場ではこのままではアマゴがイワナの生存を脅かすと判断。昨年6〜10月にかけ、水中に電気を流し外来魚を気絶させて捕獲する「電気ショッカーボート」を使い、アマゴ30匹を駆除した。
 アマゴの卵が孵化(ふか)して稚魚に育つこの春から夏にかけ、試験場では知内川上流を調べ、アマゴを完全に駆除できたかどうか判断する。
相次ぐ密放流
 知内川上流で見つかったアマゴの中には、胸ビレがこすれて破損している個体があった。試験場は「狭い養殖場で育った養殖魚」とみている。また、放流場所は誰でも立ち入りできるため、「自分だけの釣りスポットを作るため、何者かが養殖アマゴを密放流した」と推測する。
 密放流といえば、ブラックバスやブルーギルなどの外来魚が問題視されてきた。環境省によると、繁殖力の強いブラックバスやブルーギルは戦前、食糧難解消のため日本に導入された。しかし近年、バス釣り愛好家らが全国の河川や湖などに放したため、生息量が各地で爆発的に増えた。
 滋賀県の琵琶湖でも昭和50年代以降、外来種のブラックバスやブルーギルが密放流などによって大繁殖。これに固有種のニゴロブナやホンモロコが食べられ、湖魚の漁獲量が激減した。
 県は、県漁業調整規則でブラックバスやブルーギルの密放流を禁止する一方、捕まえた外来魚の回収ボックスを湖岸に設置したり、外来魚を対象にした釣り大会を開いたりして、駆除に取り組んでいる。
 ところが県内でアマゴの密放流が確認されたのは今回が初めて。同規則では、アマゴやイワナについては放流に許可が必要と定めていない。試験場は「ブラックバスなどと違い、悪いとは思わずアマゴを放しているケースもあるとみられる。今後は、アマゴがすんでいない場所での放流はいけないと広く知らせていく必要がある」(担当職員)といい、知内川上流付近に魚の放流禁止を呼びかける看板を設置した。
山梨では逆パターンも
 一方、山梨県では、イワナがアマゴを駆逐するという今回とは逆のケースが過去にあった。平成21年8月、アマゴの生息する河川でイワナが数十匹以上見つかったのだ。イワナは、養殖されたニッコウイワナで、生息していたアマゴよりも一回り大きく、同県はアマゴの生息を脅かすと判断し、イワナの駆除を進めた。さらに、23年10月には、イワナやアマゴ、ヤマメを放流する際には申請を義務づけた。
 滋賀県でアマゴなどの放流を規制しようとすれば、まずは漁業調整規則を変える必要があり、同試験場は「今は釣り人らに注意を呼びかけるしかない」としている。

15/05/05

■琵琶湖の研究未来へ 30日、大津で環境科学研10周年シンポ(京都新聞電子版)
 今年で開設10周年を迎えた大津市の琵琶湖環境科学研究センターが30日、記念のシンポジウム「琵琶湖∞(無限大)未来」を同市浜町の琵琶湖ホテルで開く。今年2月に完成した県の新調査船「びわかぜ」の一般公開もあり、参加者を募っている。
 同センターは2005年に琵琶湖研究所と衛生環境センターが統合し、世界レベルの湖沼研究機関として誕生した。
 シンポジウムでは、天気キャスターとして活躍する気象予報士の天達武史さんや、びわこ成蹊スポーツ大の西野麻知子教授が気象や琵琶湖をテーマに講演する。センター職員による湖底環境の分析などの報告もある。午後1時半〜同5時まで。
 びわかぜの一般公開は同ホテル前の大津港であり、船内が見学できる。申し込み不要。午前10時〜午後4時。ともに参加無料。シンポジウムは定員500人で、事前申し込みが必要。同センターTEL077(526)4800。

15/05/04

■映画『ろまんちっくろーど 〜金木義男の優雅な人生〜』5/10、十三シアターセブンにて凱旋上映!!(CINEMA TOPICS ONLINE)
帰って来た!!「ろまんちっくろーど〜金木義男の優雅な人生〜」
昨年、十三シアターセブンでの上映で爆笑と感動を巻き起こした『ろまんちっくろーど〜金木義男の優雅な人生〜』。
反響が反響を呼び各地に飛び火!
映画を愛する有志達が京都、滋賀、岡山、東京と各地で昨年10月から自主上映。
その勢いで、4月には大倉山ドキュメンタリー映画祭、神戸元町映画館で上映。
今、最も熱を帯びた映画が十三シアターセブンで、コラアゲンはいごうまんを招き凱旋上映する。
今井監督は、各地での反応が様々で面白かったと語る。
「大阪、京都といった都市部の人たちは、映画を見て涙を流す人が多く、日頃抑圧されているのかなと。地方の人たちは、笑うだけの人が多かったですね。都市部の人より充実した生活をしているのでは」
「劇中にブルーギルという外来種の魚を釣ってリリースするシーンがあるのですが、滋賀での上映では、そのシーンを見て金木さんに注意する中学生の女の子がいたんです。聞くと、滋賀では琵琶湖の生態系を守る為に外来種は釣れると廃棄するみたいなんですが、金木さんは川に返しているから、“オッチャン、川に逃がしたらアカンやん!って”(笑)」
「京都の上映では、金木さんを「親鸞だ!」と言う、おっちゃんがいて、金木さんもタジタジしてました。僕らはそのおっちゃんを「親鸞のおっさん」と呼んでいるんです」
「他にも岡山の奉還町商店街や、神戸・元町商店街の人の温かさに支えられました」
「しかし、やはり大阪は、スクリーンに“ツッコム”お客さんがいて、さすが大阪だなぁと(笑)」
そして今回の凱旋上映では、芸人のコラアゲンはいごうまんさんをゲストに招き『ろまんちっくろーど』上映後にスペシャルトークを行なう。
自ら取材しその体験をネタにするコラアゲンさんは、言わばドキュメンタリー芸人だ
そして、コラアゲンさんはドキュメンタリー映画が上映されるとゲストに呼ばれている芸人でもある。
そのドキュメンタリー芸人がどう『ろまんちっくとーど』を切り取るかが見もの。
スペシャルトークの後は、映画音楽を担当した【よしこストンペア】によるミニライブ。
透明感と独特の世界観のある滋賀の夫婦ユニットだ。
映画とトークで笑った後、ライブで心を浄化して、ゴールデンウィークの疲れを癒していただければ。
9ヶ月各地を疾走した「ろまんちっくろーど〜金木義男の優雅な人生〜」が十三シアターセブンで凱旋上映する!!
会場 十三 シアターセブン(大阪市淀川区十三本町1-7-27 サンポードシティ5階)
日程 5月10日(日)
時間 18時〜
料金 前売:1,800円 当日:2,000円 シアターセブン会員:1,500円
チケット予約はこちらから
http://www.theater-seven.com/2015/b1_150510-2.html
ろまんちっろーど公式サイト
http://chomok.info/romankaneki/
予告編
https://www.youtube.com/watch?v=A5SAXGtblMk

15/05/03

■名神高速など各地で渋滞発生(ChunichiWeb滋賀)
 大型連休後半に入った二日、県内の道路も行楽地に繰り出す車などで混雑し、一部で渋滞が確認された。
 日本道路交通情報センターによると、午後五時半ごろ、名神高速道路下り線の草津ジャンクション−瀬田西インター間で五キロ、大津市の蝉丸トンネル付近で三キロ、一般道も大津市逢坂の国道1号など市内数カ所で一キロほどの渋滞が見られた。
 県警は事前の予測で、六日まで名神高速の上下線で十キロ以上の渋滞が発生すると見込む。高速道路の渋滞予測は西日本高速道路(NEXCO西日本)のホームページで確認でき、最新情報は日本道路交通情報センター大津センター=050(3369)6625で。(井上靖史)

15/05/02

■名神:GW混雑を直撃、相次ぎ事故(毎日jp)
 2日午前8時20分ごろ、滋賀県竜王町小口の名神高速下り線竜王インターチェンジ(IC)付近で、乗用車3台が絡む玉突き事故と、2台による追突事故が相次いで発生した。東近江消防本部や県警高速隊によると、子供4人を含む計8人が病院に搬送されたが、いずれも命に別条はないという。
 現場は片側2車線の直線道路。この事故で蒲生スマートIC−竜王IC間で追い越し車線が約1時間半にわたって規制され、14キロの渋滞が起きた。【竹下理子】

■爽快!湖上の散歩 滋賀・近江舞子に新レジャー(産経ニュース)
 水圧を利用して空中散歩が楽しめる新しい水上レジャーが、琵琶湖に登場する。水を噴射する機器を両足に装着する「ジェットブレード」と、噴射機器を背負う「ジェットパック」の2種類。兵庫県尼崎市のマリンスポーツ企画会社が、大津市の近江舞子・南浜水泳場付近で営業を始めるのを前に1日、体験会を開いた。
 ジェットブレードは高さが15メートルにまで達するなど操縦に技術を要し、ジェットパックはバランスが取りやすく初心者向き。いずれも米国生まれで、「空を飛ぶ感覚が楽しめる」と話題になり、近畿では初登場。
 体験会では、初心者がコツをつかんでさっそく空中散歩を楽しんでいた。料金は、ジェットブレード(30分間)が8500円、ジェットパック(40分間)が1万4500円。5月中は割引がある。問い合わせは「ジェイアンドエフ」(電)070・5263・4188。

15/05/01

■湖上警備:船舶・水難事故防止へ 県警、出動式(毎日jp滋賀)
 大型連休中の琵琶湖の船舶・水難事故防止に向け、県警は30日、大津市の大津港お祭り広場で「水上取り締まるDay」の出動式を開いた。6日まで警備艇が毎日出動し、湖上で釣りやレジャーを楽しむ人たちに注意喚起する。...

■びわ湖大花火大会、今年は8月7日開催(京都新聞電子版)
 琵琶湖の夏の風物詩「びわ湖大花火大会」の実行委員会は30日、今年の大会を8月7日に実施すると発表した。会場は大津市の大津港沖で、「日本遺産ビワイチの旅」をテーマに、スターマインなど約1万発を盛大に打ち上げる。
 県やびわこビジターズビューローなどでつくる実行委が毎年主催している。例年8月8日に開催しているが、今年は同日が土曜日で観客数増が予想されるため、交通や安全面に配慮して1日早めた。観客数は例年並の約35万人を見込んでいる。
 午後7時半から約1時間。荒天の場合は8月10日に延期する。7月から有料観覧席を販売する。大会の詳細や販売場所は後日、ホームページなどで発表する。

←Before          スクラップブックバックナンバー          Next→