琵琶湖の湖底に流れ着いたバスフィッシング関係のいろんな情報をお届けします。中にはヘド
ロの底からすくい上げた情報もあります。このコーナーの情報はすべて信頼の置けるニュース
ソースから発信されたものですが、真偽の程は未確認であることをご承知置きください。  

琵琶湖の湖底から
(2014/12)

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14/12/31

■年末の帰省緩やかに 年始は2、3日がピーク 渋滞に注意(熊野新聞オンライン)
 年末年始の帰省ラッシュが30日、ピークを迎えた。正月をふるさとや観光地への行楽で過ごそうとする人や車の姿が見られる。昨年に続いて最大9連休の大型連休となる今年は29日が月曜で、下りの混雑は分散傾向がみられる。
 当地方の幹線道路、国道42号でも、なにわ、和泉、岐阜、三河ナンバーなど関西圏、東海圏を中心に他府県ナンバーの車が見られ、新宮方面行き特急列車の予約率も上がっているという。
 JR新宮駅では、30日午前中に新大阪・京都方面、名古屋方面からの特急がそれぞれ1本ずつ到着。大きな荷物を抱えた帰省客らが次々と改札を通り、迎えに来た家族の車に乗り込む姿が見られた。親が新宮出身で盆と正月の年2回新宮で過ごしている男性(48)は「今年は2日までこっちにいるつもりです。親とゆっくり正月を過ごせれば」と話していた。
 日本道路交通情報センターによると、1月4日(日)までの年末年始期間中は高速道路や一般道の交通量が増加し、高速道路を中心に激しい渋滞の発生が予測される。上りのピークはUターン時の2日(金)、3日(土)で、下りは全体に分散傾向にあり、渋滞発生は例年より少ない見込み。一般道では各地の初詣スポット周辺での渋滞が予想される。
 和歌山県警では、年末年始の渋滞予想を発表し、余裕を持った運転計画を呼び掛けている。南進は31日(水)から3日にかけて阪和道井関トンネル付近で5〜10`、南紀田辺IC付近を先頭に約5`。北進は2日〜4日に川辺第一トンネル付近から10〜15`、大阪府泉南市の高倉山トンネルから5〜10`、一般道では田辺市田鶴交差点付近から3〜5`の渋滞が発生する見込み。

■琵琶湖清掃の補助金使い道、不透明 大津の11自治連(京都新聞電子版)
 7月1日の「びわ湖の日」前後に行われる琵琶湖市民清掃をめぐり、大津市が2013年度に交付した補助金のうち、11学区の自治連合会の計約90万円分に領収書が添付されていないことが、京都新聞社の取材で分かった。12年に補助金不正疑惑が発覚したあと、市は学区自治連の実績報告書に領収書などの添付を義務づけたが、補助金が学区自治連から末端組織の自治会へと渡るなかで、使途の透明性が失われている。
 琵琶湖市民清掃は、大津市自治連合会などでつくる「琵琶湖を美しくする運動実践本部」が、市の補助金で主に運営している。13年度は補助金約560万円のうちの約379万円を、市内の全36学区の自治連に世帯数に応じて分配し、各学区自治連はごみを入れる袋などの購入に充てた。
 13年度の各学区自治連の実績報告書によると、堅田や石山など11学区が補助金の一部をさらに学区内の自治会に分配した。例えば、南郷学区自治連は11自治会に助成金として8千円ずつ渡していた。実績報告書には、各自治会の受取日や受取印が押された一覧が添付されている。しかし、各自治会が何に使ったかを証明する領収書はなかった。
 他の学区自治連も同様だった。11学区自治連が各学区内の自治会に渡した総額は約90万1千円に上る。
 琵琶湖市民清掃をめぐっては、青山学区自治連の元会長が清掃と無関係の日用品を補助金で購入した疑いが12年12月に発覚し、市は13年度、領収書など支出を裏付ける資料の添付義務を明確化した。しかし市環境政策課は「自治会が使った分までの領収書提出は求めていない。資料が膨大になり、事務量が増えるためで、良識に任せている」と説明する。

14/12/30

■地産地消で正月準備 盛況見せた三輪崎港朝市(紀南新聞ネット版)
 新宮市の三輪崎漁港で28日、三輪崎漁業協同組合(海野益生組合長)による今年最後の海産物朝市が開かれた。新鮮な魚介類を格安価格で販売。大勢の人が訪れ、多くの商品が売れた。
 5年前から毎月行われている朝市。当日はイセエビ50キロ、ビンチョウマグロ50キロ、ウニご飯300個をメーンに、地元で取れた海産物を多数用意。イセエビは例年人気のため、今回は一人1袋限定とした。このほか正月前の目玉として、佐賀県の養殖場から仕入れた本マグロ100キロも販売した。
 ウツボの佃煮とマグロの切り身を買ったという小山宏さん、裕子さん夫妻は「お正月前で活気がある。何とかマグロは買えたけど、後ろのほうに並んでいたので他の販売所を見て回れなかった」と人の多さに驚いていた。
 海野組合長は「今年から新宮市産地協議会(田岡実千年会長)を立ち上げ、共催とした。正月前ということもあって、商品をそろえるのに苦労したが、大勢のお客さんに来ていただきよかった」と盛況を喜んだ。

14/12/29

■琵琶湖疏水の観光船 来年3月から試験運航(滋賀報知新聞ネット版)
=大津〜蹴上間の下り=
◇大津
 琵琶湖疏水を活用した観光船の運航を検討している京都市と大津市は、来年三月下旬から試験運航を実施することを決めた。かつて通船が行き交った琵琶湖疏水に再び観光船を運航させることで、新たな観光の目玉にしようと、今年一月から両市で協議が続けられてきた。
 実行委員会(両市と鉄道事業者で構成)に出された案によると、運航区間は疏水事務所大津分所(大津市)〜蹴上船溜まり(京都市左京区)の七・八キロの下り。
 民間委託により、事前申込みで乗客を募り、五月の大型連休まで実施する。船は、長さ七メートルのモーターボートで、八人乗りを予定している。
 実施案は、来年一月、二月にも開かれる実行委員会で再検討され、二月には最終決定する。
 なお、琵琶湖疏水の観光船プロジェクトを巡っては、昭和六十二年にも大津市が京都市へ提案したが、当時は京都市側が「安全確保が難しい」と難色を示した経緯がある。
 今回は、琵琶湖疏水の産業遺産として価値に着目し、観光船による集客効果への期待が、両市で一致した。行程の半分を占めるトンネルの安全性については、京都市の調査で「安全」とされた。

14/12/28

■帰省ラッシュ始まる 和歌山県紀南地方(紀伊民報AGARA)
 年末年始の大型連休初日となった27日、正月をふるさとや行楽地で過ごす人たちの帰省ラッシュが和歌山県紀南地方でも始まった。ホテルや旅館は予約でほぼ満室。白浜町で今月生まれた双子の赤ちゃんパンダ目当ての観光客も多いという。
 白浜町堅田のJR白浜駅は午前中、大阪方面からの特急電車が到着すると、大きな荷物を手にした家族連れや若者グループらで混雑した。
 家族4人で訪れた大阪府四條畷市の会社員、二神一彦さん(41)は「白浜にはたまに来る。双子のパンダが生まれたアドベンチャーワールドへ行くのが楽しみ」と話した。
 白浜駅によると、27日の白浜・新宮方面行き特急の予約率は44・7%(25日時点)。午後1時15分着のくろしお9号の予約率が80%で最も高い。ピークは31日で、予約率49・2%。Uターンのピークは1月3日で、55・2%となっている。
 南紀白浜空港の東京(羽田)―白浜便は、東京発は30、31日がピークでいずれも3便中1便が満席、白浜発は1月2〜4日がピークで3日と4日は全3便が満席となっている。
 日本道路交通情報センターによると、27日午前11時半現在、県内の高速道路で目立った渋滞はないという。
 最大9日間の大型連休で、宿泊客も増えている。白浜温泉旅館協同組合によると、加盟22宿泊施設は27日から1月3日にかけて満室の所が多い。
 白浜町のあるリゾートホテルでは、27日から1月2日まで満室。アドベンチャーワールドの入園券をセットにしたプランは、双子の赤ちゃんパンダが誕生してから申し込みが増えたという。
 田辺市本宮町の熊野本宮観光協会によると、協会加盟32施設は1月1日、2日がほぼ満室。12月31日や1月3日も8割が埋まっている。例年より早く29日から混み合っているという。
 本宮町では、増水の影響で休止していた川湯の巨大露天風呂「仙人風呂」が26日から再開。協会は「年始にかけて飛び込みのお客さんもいるので、満室を期待している」と話している。

■Uターン2日から渋滞予想 名神高速(ChunichiWeb滋賀)
 年末年始の帰省ラッシュが始まった二十七日、県内では高速道路の一部が混雑したものの、渋滞はなく、車の流れはスムーズだった。年内は帰省客が分散し、十キロを超える渋滞は起こらない見通しだ。
 NEXCO西日本によると、二十八〜三十日は午後三〜七時、名神高速道路下り線草津ジャンクション(JCT)−大津インターチェンジ(IC)間で、瀬田西IC付近を中心に最大五キロ、二十分の渋滞が発生するとみられる。
 Uターンラッシュは名神高速道路で上下線ともに一月二日午前十時ごろから始まり、四日夜まで十〜二十キロの渋滞が予想されている。新名神高速道路でも二日午後一時ごろから四日深夜まで十キロほどの渋滞が相次ぐとみられる。最新情報は、日本道路交通情報センター大津センター=050(3369)6625=で確認できる。(原田晋也)

■帰省ラッシュ本格化 大津SAにぎわう(YomiuriOnLine滋賀)
 県内で27日、帰省ラッシュが本格化し、高速道路のサービスエリア(SA)や主要駅などは、年末年始を古里で過ごそうとする家族連れらでにぎわった。
 県警などによると、帰省ラッシュは分散傾向にあるが、名神高速上りにある大津市の大津SAは、休憩を取る帰省客らで混雑。
 富山県の祖父宅に帰るという香川県宇多津町の小学2年、前川知聖さん(7)は「久しぶりにおじいちゃんに会えるので楽しみ。雪で思いっきり遊びたいな」と話していた。

14/12/27

■ふなずしの旬に新説 江戸時代は冬に漬けた?(京都新聞電子版)
 古来、夏に漬けて長期間発酵させたと考えられてきたふなずしに近年、「江戸時代は冬に漬けた」などの新説が登場、議論が盛り上がっている。ふなずしの謎に迫った。
 ふなずしは一般的に、春に捕れた子持ちのメスのフナを1匹丸ごと塩漬けし、夏に飯に漬けて4カ月以上発酵させる。この調理法が古来から続いてきたと考えられてきた。
 定説に疑問を投げかけたのが、名古屋経済大短期大学部教授の日比野光敏さん(54)。1689(元禄2)年の料理書に「江州鮒(ふな)のすしは寒の頃に漬ける」との記述を見つけ、1993年に発表した。卵や漬ける期間の記述はなく、「今ほど子持ちを重視せず、特筆するほど長期間漬けてもいなかった」と推測。「今と昔で漬け方が違ったのでは」と問題提起した。
 これに呼応したのが、大谷大非常勤講師の櫻井信也さん(54)。さらに時代をさかのぼって史料を調べた結果、奈良−平安時代にアユなどフナ以外の魚を漬けたことや、飯に漬ける期間にも長短があることを見つけた。「現在のふなずしを古代のすしと同じものとみて論じるのは改めるべき」と主張する。
 琵琶湖博物館学芸員の橋本道範さん(49)は、室町時代の貴族の日記から、近江産ふなずしの贈答のピークが6〜8月だったことを突き止めた。「フナ漁の旬は春から初夏。すぐ漬けて食べる『ナマナレ』のふなずしだったのでは」と老舗の湖魚料理店に尋ねると「『そんなに早く発酵しない。ありえない』と一蹴された」と苦笑いする。ただ、「1匹丸ごと漬けると無理かもしれないが、切り身なら十分できる。かつては切り身の方が一般的だったのかも」と想像を巡らせる。
 さらに現在でも、家庭によっては塩を大量に入れることで発酵を遅らせ、翌夏に食べる−などの例が確認された。橋本さんは「考えられてきた以上に、ふなずしの漬け方は多様なのでは。バリエーションの豊かさこそ滋賀のふなずし文化の特徴として掘り起こしていきたい」と意気込む。
 多様さは漬け方だけではない。京都華頂大教授の堀越昌子さん(68)によると、ふなずしを含むなれずしの文化は全国各地にあるが、琵琶湖の魚なら何でもなれずしにするのが滋賀の特徴という。フナのほかにドジョウやアユ、カマツカ、コイ、ハス、ウグイ、オイカワ、ホンモロコ、ナマズ、イサザ、ビワマス、そしてブラックバス…。「多くは神事の中で作られ、だからこそ伝わってきた」と堀越さん。
 その起源について、守山漁業協同組合の戸田直弘さん(53)は「ありえへんと言われているけど」と断ったうえでこんな話をしてくれた。守山市にある弥生時代の集落跡・下之郷遺跡からはゲンゴロウブナの骨が大量に見つかっている。「遺跡からはコメも出ているんやから、ふなずしを作って食べていたんちゃうか。そう考えるとロマンがある」

■ふなずしキャラメル、アイス… 怖いもの見たさでどうぞ(京都新聞電子版)
 滋賀県を代表する伝統食品、ふなずしを食べやすくしようと、県内でさまざまな加工商品が生まれている。
 大津市の食品製造会社「いのうえ」は昨年、ふなずし味のキャラメルを作った。滋賀の特産を使ったキャラメルをと、草津メロンや愛東ブドウ味などふなずし味を含め全部で7種類作った。年間の売り上げ約1万個のうちの半分はふなずし味が占めるといい、井上修司取締役(41)は「観光客が怖い物見たさで買うみたい」とにんまり。
 パイを作ったのは、守山市の洋菓子店「モンレーブ」。チーズのような風味が絶妙で、中西隆彦社長(71)は「ワインのおつまみにどうぞ」と話す。
 彦根市の川魚店「魚幸商店」は2006年にクッキーを商品化。長浜市に工場を持つ食品開発会社「星野科学」(京都府宇治市)はアイスクリームにふなずしを入れた。「ふなずしの味を知らない若い人にも食べてほしい」

14/12/26

■大津で震度4 震源は滋賀県北部(京都新聞電子版)
 26日午後10時半ごろ、滋賀県北部を震源とする地震が発生し、大津市で震度4を観測した。気象庁によると、震源の深さは約10キロ、マグニチュード(M)は4・2と推定される。
 各地の震度は次の通り。
 震度4=大津市▽震度3=長浜市、高島市、野洲市など▽震度2=草津市、近江八幡市、京都市左京区、右京区、福知山市など▽震度1=彦根市、甲賀市、舞鶴市、宇治市など。

■滋賀南部で震度4(ChunichiWeb)
 気象庁によると、26日午後10時30分ごろ、滋賀県南部で震度4の地震があった。震源の深さは約10キロ。地震の規模はマグニチュード(M)4.2と推定。
 震度3以上の地域は次の通り
 震度4=大津市▽震度3=長浜市、野洲市、高島市、福井県(小浜市、おおい町)
この地震による津波の心配はなし。

■Uターン渋滞2〜4日 県警予測(YomiuriOnLine滋賀)
 県警交通規制課は年末年始(26日〜来年1月4日)の渋滞予測を発表した。帰省ラッシュは26日午後、Uターンラッシュは2〜4日に集中する見込み。最長20キロの渋滞を予測しており、「路面凍結など思わぬ事態もある。ゆとりをもった計画を」と呼びかけている。
 詳しい情報は日本道路交通情報センター・大津センター(050・3369・6625)で提供する。
 【名神高速道路】(ICはインターチェンジ、JCTはジャンクション)
 ◆上り ▽2日 大津IC〜大山崎IC(午前10時〜午後6時、15キロ)、米原JCT〜八日市IC(午後3時〜3日午前0時、15キロ)▽3日 大津IC〜大山崎JCT(午前9時〜午後10時、20キロ)、竜王IC〜瀬田東JCT(午前9時〜午後9時、10キロ)▽4日 大津IC〜京都南IC(午前10時〜午後6時、10キロ)、関ヶ原IC〜八日市IC(午後3〜9時、20キロ)
 ◆下り ▽26日 大津IC〜竜王IC(午後3〜8時、15キロ)▽2日 京都東IC〜瀬田東JCT(午前10時〜午後2時、10キロ)、栗東IC〜蒲生スマートIC(午後4〜9時、10キロ)▽3日 大津IC〜栗東IC(午後3〜6時、10キロ)、栗東IC〜彦根IC(午後3〜10時、20キロ)▽4日 栗東IC〜蒲生スマートIC(午後5〜8時、10キロ)
 【新名神高速道路】
 ◆上り ▽2日 亀山JCT〜甲賀土山IC(午後1時〜3日午前1時、10キロ)▽3日 同(午後2時〜4日午前1時、10キロ)

14/12/25

■ガソリン150円割れ 1年11カ月ぶりの安値(47NEWS)
 経済産業省資源エネルギー庁が25日発表した22日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、前週(15日)より3円30銭安い149円10銭だった。150円を下回るのは昨年1月以来、約1年11カ月ぶり。原油価格の下落が続いているためで、値下がりは23週連続だった。
 欧州や中国の景気減速に加え、石油輸出国機構(OPEC)の減産見送りによる、世界的な原油需給の緩和が寄与した。調査した石油情報センターは、今後のガソリン価格に関し、一段の値下がりを予想した。
 地域別で見ると、3週続けて47都道府県すべてで値下がりとなった。

■レギュラーガソリン、下げ幅3円超で2年ぶり150円割る 23週連続で値下がり(産経ニュース)
 経済産業省資源エネルギー庁が25日発表した22日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、前週(15日)と比べ3円30銭安い149円10銭だった。2013年1月上旬以来、ほぼ2年ぶりに150円を下回った。
 値下がりは23週連続で、この間に下げ幅が3円台となったのは初めて。3週連続で全47都道府県で値下がりした。
 世界経済の減速懸念や米国のシェールオイルの生産増などを背景とした原油安が主な要因だ。調査を行う石油情報センターは「来週以降も値下がりが続く」とみている。
 都道府県別の値下がり幅は鳥取の4円80銭が最大で、静岡の4円50銭が続いた。
 ハイオクは160円ちょうど、軽油は129円30銭だった。

■レギュラーガソリン、値下がりが加速…約2年ぶりに150円を下回る(Responce)
資源エネルギー庁が12月25日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、12月22日時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は前週から3.3円下落し、1リットル当たり149.1円となった。
レギュラーガソリンの値下がりは23週連続で、150円を下回るのは2013年1月7日以来、約2年ぶり。3週間前と比較し8.3円安となるなど、価格の下落が加速している。
地域別では、関東と中国で3.6円、近畿と北海道、九州・沖縄で3.3円、東北で3.0円、中部で2.7円、四国で2.2円と、全エリアで大きく値を下げた。
ハイオクガソリンは3.2円安の160.0円、軽油は2.9円安の129.3円だった。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、12月25日のレギュラーガソリンの全国平均価格は136.3円/リットル、ハイオクは148.0円/リットル、軽油は115.8円/リットルだった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができる。
e燃費 URL http://e-nenpi.com/

14/12/24

■バス料理 消えるメニュー(YomiuriOnLine滋賀)
◇仕入れ減、確保難しく/駆除成果、飲食店困惑「名物出せず」
 琵琶湖で繁殖し、生態系を乱している外来魚を食べて減らそうと、県内のレストランなどでご当地メニューとなっていたブラックバス料理が、材料不足で一部提供できない事態が起きている。県が進める駆除の成果が表れたともいえるが、元々、「湖の厄介者」は漁の対象ではなく、一定数を確保するのが難しいという事情があるようだ。(小野圭二郎)
 県立琵琶湖博物館(草津市下物町)のレストラン「にほのうみ」は、1996年のオープン当初から湖魚料理などとバス料理を提供。かき揚げから始まり、天丼、天ぷらそばなど徐々にメニューを増やした。物珍しさもあって評判になり、バス目当ての来店者も多い。
 名神高速道路の大津サービスエリア(SA)ではバスのフライを挟んだ「びわ湖BASSバーガー」などを販売。沖島漁協ではバスのミンチを揚げた「沖島よそものコロッケ」を取り扱うなど、一部では名物として定着している。
 大津SAを運営する西日本高速道路サービス・ホールディングスの担当者は「変わり種のご当地料理ということで、客には興味を持ってもらえている」と手応えを語る。
 県も一般の釣り人向けに、バスやブルーギルの空揚げやマリネなどのレシピを紹介。「キャッチ・アンド・リリース」ならぬ「キャッチ・アンド・イート」を呼びかけている。
     ◇
 しかし、今年は「良型」が少なく、「にほのうみ」では仕入れがストップ。在庫も尽き、8月中旬に開店以来初めて提供を中止する事態になった。
 これまで、在来魚の漁に交じって水揚げされたものを県漁連から入荷。肉厚で料理に適したものを選んで頭と尾を落として25センチ以上あるものを調理してきた。その後、個々の漁師に交渉して何とか計20キロを調達、11月5日に再開したが、バス丼など3種類は提供できないまま。平井芳章店長は「来年以降の見通しは立っていない」という。
     ◇
 県の駆除は1985年に始まり、漁業者と連携してブラックバスとブルーギルを例年300トン以上、駆除してきた。増殖を続けていたが、推定生息量は2006年の約1900トンから13年に916トンまで減少。昨年度には初夏の少雨で魚の動きが鈍ったこともあり、駆除量が200トン程度まで減り、今年も少なくなる見通しだ。
 漁業者が駆除した後は大半が肥料や飼料用の魚粉に加工され、料理用はごく一部。県漁連によると、「小ぶりなバスはまだ多く捕れるが、さばく手間に対して実入りも少なく、採算が合わない」ため、料理用に回せないという。
 これまで県内各地で商品化が図られたが、頓挫することが少なくない。県庁食堂では07年からバスのかき揚げなどを出していたが、仕入れ値の上昇などで10年に中止。道の駅草津(草津市下物町)では地元業者の作ったギルのなれずしを販売したこともあったが、現在は取り扱っていない。
 県漁連は「以前は商品化の申し入れは山のようにあったが、ブームは去った」と淡々。漁業者としては、湖魚料理を食べてもらうのが本望で、「外来の肉食魚が減るのは良いこと」との思いもある。
 県も商品化となると「本来いてはいけないものが役立つと思われても困る」(水産課)と、旗振り役になることには難色を示す。
 平井店長は「環境には良いことだが、バス料理目当ての客は多く、外来魚料理の老舗としてはあきらめきれない」と困惑している。

14/12/23

■元日〜4日に渋滞ピーク 京都府警と滋賀県警予測(京都新聞電子版)
 京都府警と滋賀県警は年末年始の高速道路と主要幹線道路の渋滞予測をそれぞれまとめた。渋滞は元日から4日にかけて集中する見通しという。
 京都府警によると、名神高速道路の上りは、1月2〜3日午前9時〜午後10時、大津インターチェンジ(IC)を先頭に最長20キロ、4日午前10時〜午後6時に10キロと予想。2日午前10時〜午後3時は大山崎ジャンクション(JCT)−豊中ICで10キロ。下りは2日午前10時〜午後2時、京都東IC−瀬田東JCTで10キロを見込む。
 京滋バイパスは、上りで2〜3日午前9時〜午後10時、笠取IC−久御山JCTで15キロ。京都縦貫自動車道は、下りが2日午前10時〜正午、丹波IC−園部ICで5キロと予測している。
 国道1号は1〜3日午後3〜8時、久世橋−堀川五条で4キロ。国道9号は1〜3日の午後1〜7時、五条西小路−樫原秤谷で5キロ。
 滋賀県警によると、名神高速道路の上りが4日午後3〜9時に関ケ原IC−八日市ICで20キロと予想。2日は大津ICと米原JCTを先頭に最長15キロと予測している。下りは3日午後3〜10時に栗東IC−彦根ICで20キロを見込む。新名神高速道路は2〜4日、上りの亀山JCT−甲賀土山ICで最長10キロ。
 国道161号の京都方面は12月26日〜1月4日の午後4〜7時、大津市北小松−高島市鵜川で5キロ。国道306、307号は1〜4日正午〜午後4時、彦根方面は多賀町多賀−甲良町池寺で5キロ、東近江方面は多賀町多賀−彦根市正法寺町で5キロ。
 渋滞情報は、日本道路交通情報センターTEL050(3369)6626=京都府内、TEL050(3369)6625=滋賀県内。

14/12/22

■流出重油は2500リットル 滋賀・東近江市が訂正(京都新聞電子版)
 滋賀県東近江市の躰光寺川などに19日夜、重油が流出した事故で、市は22日、流出量を当初発表の約3千リットルから約2500リットルに訂正した。原因施設の重油の使用量とタンクの残量から判断したという。
 同市は20日からの3日間で油混じりの汚水103トンを回収。今後も吸着マットで回収作業を続ける。下流の伊庭内湖では21日以降、湖面などに油は見られないが、船着き場の吸着マットからは微量の油を確認した。内湖の水質と土壌検査を早急に行うとしている。
 同市によると、重油が漏れ出した市やわらぎホールの冷暖房用重油タンク配管は1987年設置と古く、何らかの衝撃で亀裂が入ったとみている。

14/12/21

■滋賀・近江大橋の交通量1・5倍 無料開放から1年(京都新聞電子版)
 滋賀県は、昨年12月の無料開放から1年を経た近江大橋(大津−草津市間)の車両通行量が、無料化前の1・5倍になったとする調査結果をまとめた。通行量の増加に伴い、周辺の一部交差点で渋滞が激しくなっており、県は右折レーンを延ばすなどの対策を検討している。
 調査は10月28日に実施し、無料化前の2013年11月12日時点の交通量と比較した。
 近江大橋の12時間通行量(午前7時〜午後7時)は3万5400台で、無料化前に比べて1万1700台(49%)増えた。24時間交通量は4万6600台で、1万5600台の増加だった。県は無料開放前に24時間交通量が4万8千台になると推計しており、「ほぼ想定通りの交通量だった」(道路課)とみている。
 一方で、近江大橋以南の瀬田川にかかる橋は軒並み交通量が減少した。瀬田の唐橋の12時間通行量は1800台(13%)減の1万1900台となったほか、国道1号瀬田川大橋は1500台(7%)減の2万台、京滋バイパス側道も1千台(7%)減の1万3700台となった。
 周辺では、近江大橋につながる道路の交通量増加が目立つ。草津市側の新浜町交差点付近で7500台(26%)増の3万6100台となったほか、大津市側の近江大橋西詰交差点でも5300台(15%)増えて4万1700台だった。草津市の矢橋中央交差点では、大津市方面からJR南草津駅方面へ向かう右折車両が長く連なり、直進レーンにはみ出すなど渋滞が発生している。
 県は「日曜や通勤時間帯に混雑の度合いが増している。調査結果を踏まえ、右折レーンの延長など円滑な交通を確保できる策を検討していく」としている。

■重油流出3千リットル、琵琶湖には至らず 滋賀・東近江の躰光寺川(産経ニュースWEST)
 滋賀県東近江市躰光寺町の躰光寺川で19日夜、異臭を感じた付近の住民から119番があり、東近江消防本部や東近江署が調べたところ、重油が幅8メートルの帯状に約2キロ先まで川面に浮いており、一部は約3キロ下流の伊庭内湖に達していた。生物や人家などへの影響は確認されていない。
 その後の調べで、河川近くの市立施設「市やわらぎホール」にある空調用重油タンクの送油管に亀裂が見つかり、そこから重油が流出したとみられる。施設を管理する市教委によると、流出量はタンクの容量などから約3千リットル、亀裂は設備の老朽化が原因とみて、吸着マットやオイルフェンスを使い重油の回収や拡散防止に当たっている。

■琵琶湖の敵 骨格標本に(YomiuriOnLine滋賀)
◇ブラックバスやブルーギル
◇京大などグッズ 売り上げ、駆除に貢献
 京都大農学研究科の豊原治彦准教授らが、琵琶湖の生態系を荒らす外来魚ブラックバスやブルーギルの稚魚から精巧な骨格標本を作り、商品化した。動物の体の組織を透明化し、骨を観察できるようにする技術を応用。ボールペンや置物などとして販売を始めており、売り上げの一部は外来魚の駆除に役立てたいとしている。
 豊原准教授らは、標本教材の作製を手がける京大発ベンチャー企業「エーアンドゼット」(京都市伏見区)と共同で、アルカリ溶液で筋肉などを透明にする標本の作製技術を改良。
 体長2〜3センチの稚魚を透明化した上で、骨を赤、軟骨部分を青に染色し、粘度の高いグリセリン溶液に入れた。瓶詰めの標本のほか、飾りとしてボールペンの本体に封入した商品を開発した。
 さらに、透明なエポキシ樹脂の中で固めることにも成功。体長4〜5センチのブルーギルなどを封入した置物を作り、ネックレスやピアスなども試作した。
 県は、琵琶湖でブラックバスやブルーギルを捕獲した漁業者に対して1キロ当たり300円の補助金を出し、肥料や飼料として利用する事業を進めている。
 琵琶湖の外来魚の推定生息数は、2006年の1914トンをピークに減少。13年は916トンと、04年の算出開始以来初めて1000トンを下回ったが、依然、固有種などの脅威になっていることに変わりはない。
 エーアンドゼットの担当者は「商品化を進めることで駆除に貢献するとともに、多くの人たちに外来魚の問題を知ってもらうきっかけにしたい」と話している。
 ボールペンは1500円(税別)、瓶詰め標本は1200円(同)、置物は2000〜数万円(同)。京都大百周年時計台記念館(京都市左京区)の売店や大阪市立自然史博物館(大阪市東住吉区)などで販売している。売り上げの一部は県を通じて駆除費用に充てる。アクセサリーは近く、大阪市内の装飾品店などで発売予定という。

■アユの産卵、2年で10倍 県水産試験場が調査(asahi.com滋賀)
坂田達郎
 県水産試験場(彦根市)が9〜10月、県内11河川で琵琶湖のアユの産卵数を調べたところ、平年の約65%にあたる71億粒を確認でき、過去最低だった2年前の7億粒から回復傾向にあることがわかった。試験場は、産卵数が激減した原因や生息に適した環境を調査している。
 主要な産卵場の野洲川や安曇川、姉川など11河川で9月1日〜10月29日、5回にわたり調べた。2004年以降、10年に252億粒を記録するなど年平均110億粒で推移。しかし、12年は7億粒と激減し、13年は45億粒となっていた。
 アユは産卵期の9月初めごろ遡上(そじょう)する。今年は台風で川が増水。遡上に適した水温まで下がったため、平年より半月ほど早い8月半ばに遡上が確認されていた。川にはアユを食べるカワウが多いため、産卵への影響が懸念されたが、9月半ばの3日間に37億粒が確認されるなど71億粒を確認できたという。

14/12/20

■重油3000リットルが川に流出 滋賀・東近江「漁できず」(京都新聞電子版)
 19日午後9時45分ごろ、滋賀県東近江市躰光寺町の市能登川支所周辺で「油のにおいがする」と住民から消防に通報があった。近くの躰光寺川で約2キロにわたって油膜が確認され、東近江行政組合消防本部や県が吸着マットなどで回収を進めているが、一部は下流の大同川や伊庭内湖にも流れ出しているという。
 東近江署によると、同支所に隣接する市やわらぎホールの冷暖房用重油タンク配管に亀裂が見つかった。流れ出した重油の量は約3千リットルとみられるという。
 20日朝に汚染の状況を確認した能登川漁業協同組合の伊関照男組合長(70)は「約50ヘクタールの内湖の3分の1くらいまで油膜が広がり相当深刻だ。正月用のフナやコイの漁期だが、漁ができない状況」と話している。

■<セシウムチップ事件>問題長期化 県10人注意(YomiuriOnLine滋賀)
◇「説明不足県民に不信感」
 高島市の鴨川河川敷に放射性セシウムが付着した木材チップ(木くず)が投棄された事件で、県は19日、約1年に及ぶ放置を招き、県民への説明も不十分だったとして、土木交通部と琵琶湖環境部の部長ら10人を口頭注意とした。再発防止に向け、対策も強化する。(小野圭二郎)
 2012、13年度の両部の部長と次長、高島環境事務所の所長と次長、高島土木事務所の所長、副所長、次長。部局間の連携不足などで結果的に木くずが長期間放置される状態になり、県民に不安感を与えた責任を問うた。
 木くずは昨年3〜4月に東京都中野区の男性が約310立方メートルを投棄。同12月〜今年2月に県外に撤去された。地裁は今月2日、男性に対し、廃棄物処理法違反で懲役1年6月、保護観察付き執行猶予3年、罰金100万円の有罪判決を言い渡した。男性は控訴せず、刑が確定している。
 判決や県循環社会推進課などによると、木くずは男性が自主撤去。中間処理の施設に運搬後、県職員が北関東の企業敷地内で野積みされているのを確認した。
 木くずの撤去者について、県は昨年12月、「投棄者の関係業者が行う」としていたが、その後、「第三者の業者」と説明を変更。搬出先も公表していなかった。
 これに対し、県は「早期撤去を優先し、非公表を求めた男性の意向を受け入れた。撤去者は公判までは男性と確認できなかった。説明が不十分で県民の不信感を招き、申し訳ない」と陳謝した。
 県は再発防止に向け、県外で発生した産業廃棄物の流入を把握する事前協議制度の導入を検討。国に処理の仕組みの見直しも求めるとしている。

■汚染チップは北関東に 投棄の社長、有罪確定で県発表(ChunichiWeb滋賀)
 高島市の鴨川河川敷で発覚した汚染木材チップ放置事件で、県は十九日、現場から撤去後の木材チップが北関東の企業敷地内で山積みになっていると明らかにした。投棄に関わった東京都のコンサルタント会社社長(42)の有罪判決が確定したことを受け、発表した。県は撤去先を公表していなかったが、公判の中では北関東に運ばれていたことが判明していた。
 県の説明によると、昨冬の搬出後、県外の産廃処理施設で破砕され、北関東の業者の敷地内に持ち込まれたことを確認。地元自治体に情報提供した。ただ、所在地や業者名などは「風評被害の懸念」を理由にこの日も明らかにしなかった。
 また、これまで説明してきた「第三者による撤去」について、公判では社長自らが撤去したと指摘されており、「撤去を優先するため、第三者とする社長の要求を受け入れた」と説明した。
 県は、再発防止策として、職員の意識改革と地方機関の連絡調整機能の強化▽初動調査マニュアルに放射能汚染に関する調査の追加▽関係機関との連携の強化−などを列挙。併せて「放射性物質に汚染された廃棄物の処理制度に大きな課題がある」として、国に基準設定の妥当性についての周知や基準値以下の廃棄物の円滑な処理が進むような広域処理施設の確保などを要望するとした。
 三日月大造知事は「初動対応に不十分な点があり、早期撤去を優先させるため撤去作業者や搬出先などの情報をお知らせできす、不信感を招いたことをおわび申し上げる」とのコメントを出した。
     ◇
 県は十九日、県民の不信感を招いたなどとして、土木交通部と琵琶湖環境部の計十人の男性職員を口頭注意処分にしたと発表した。
 処分されたのは二〇一三年度当時の土木交通部長、同次長(二人)、琵琶湖環境部長、同次長、高島土木事務所長、同副所長、同次長、高島環境事務所長、同次長。放射性物質への懸念を住民から指摘されながら現場確認や連携など初動対応が遅れたことを踏まえた。(安永陽祐、井上靖史)

14/12/19

■汚染木くず搬出先なお非公表 滋賀県、総括も「風評おそれ」(京都新聞電子版)
 滋賀県高島市の鴨川河川敷で放射性セシウムに汚染された木くずが放置された問題で、滋賀県は19日、経過の総括文書をまとめた。搬出先の処理施設の所在地は引き続き公表せず、施設から木くずを引き取った北関東の企業の敷地内に置かれているのを確認したとしている。放置した会社社長の要請で撤去に関する情報が非公開となった経緯も明らかになった。
 この問題では、放置した社長を県などが廃棄物処理法違反で3月に告発。社長は福島第1原発事故で放射性物質に汚染された木くずの不法投棄を認め、今月2日に有罪判決を受けた。
 県は判決を受けて総括を公表し、担当者が記者会見した。木くずは現在「破砕されて野積みされている」とし、放射性物質の量の確認や今後の対応は「管轄の行政機関が判断し、調査される」と述べた。野積みされている場所や、当初の搬出先を明示しない理由については「風評被害のおそれがある」とした。
 総括では昨年12月、撤去を担う企業を社長自身から提示されながら、県が「第三者の企業」が撤去すると公表資料で説明し、社長と無関係と受け取れる表現を使った点に関しては、両者の関係について「確証を得ていなかった」とした。非公表を求める社長との調整の結果、情報公開に消極的になったのは「早期撤去のためやむを得ない判断」と釈明した。
 このほか、放置直後の昨年3月下旬、高島環境事務所の職員がパトロール中に現地の木くずを発見しながら、関係機関に相談せず初動が遅れたことも初めて明らかにした。
 三日月大造知事は文書で「県の対応に不信感を招き、心からおわびする」とし、職員の感度を高めるなどして再発防止を図るとした。監督責任を問うとして、2013年度の琵琶湖環境部、土木交通部の各部長と次長、出先機関の責任者ら計10人に19日、知事が口頭注意した。
反省見られぬ
 業者による木くずの撤去作業の監視を続けた高島市の市民団体「見張り番滋賀」の澤忠起代表(75)は、県の総括を受け「木くずの早期撤去や風評被害を防ぐため情報を公開しなかったというのは県の言い訳だ。情報を公開すれば逆に住民の不安を解消できた。これでは県に反省は見られない」と憤った。

■高知県四万十市のトンボ公園で黄金ナマズを20日から展示(高知新聞ネット版)
金運祈り水槽前に鳥居
 金運呼ぶか、黄金ナマズ現る―。高知県四万十市具同のトンボ自然公園内の生物展示施設「四万十川学遊館あきついお」で20日から、金色のイワトコナマズ1匹が展示される。1月12日まで。
 琵琶湖や淀川水系の固有種。通常は黒褐色だが、まれに金色の個体が確認され、財宝の神、弁財天にちなみ「弁天ナマズ」とも呼ばれる。何らかの理由で、黒の色素が減少するためと考えられている。
 公園の指定管理者「トンボと自然を考える会」によると、金色の個体は今年7月、京都市の水族館から譲り受けたもの。当初は体長約25センチでやや黄色がかっている程度だったが、成長につれ色が濃くなり、やがて頭部の一部を残し、全身が金色に染まった≠ニいう。現在の体長は約35センチ。
 考える会は「小金持ち程度なら狙える御利益があるかも」と、水槽前に小さな鳥居も設置。全国的には黒褐色に戻った例もあるといい「今後どう変化するか分からない。金色のうちに見に来て」と呼び掛けている。

■金運呼ぶ?黄金ナマズ展示 四万十川学遊館(asahi.com高知)
菊池均
 「黄金ナマズ」の特別展示が四万十市具同の四万十川学遊館で20日から始まる。滋賀県の琵琶湖固有種のイワトコナマズを飼育しているうちに、黒褐色から変化したという。自然界でも時折見つかり、その体色から弁財天にちなみ「弁天ナマズ」とも呼ばれる。
 同館によると、今夏、京都市の水族館から譲り受け、一般公開せずに飼育していた。当初は全長約25センチで通常個体より少し黄色い程度。徐々に黄色が増して、35センチに育った現在は全身がほぼ黄色に変わり、頭の一部に黒い斑紋を残すだけになった。
 「大金持ちは無理でも小金持ちなら狙えるご利益があるかも」と、同館は水槽に小さな鳥居を設けた。展示は来年1月12日まで。入館料は大人860円、中高生430円、4歳以上320円。問い合わせは同館(0880・37・4111)へ。(菊池均)

■南進ピークは1月2日 年末年始の渋滞予想(紀伊民報AGARA)
 和歌山県警交通規制課は、年末年始(12月27日〜1月4日)の幹線道路の交通渋滞予想をまとめた。
 阪和道の南進のピークは、1月2日午前9時〜午後2時で、海南インターチェンジ(IC)―広川南ICの最大10キロ。北進は2日午前11時〜午後8時と3日午前10時〜午後9時で、印南IC―広川南IC(川辺第1トンネル付近)の最大15キロ。
 一般道の最大は1月2日午前11時〜午後7時、田辺市新庄町の田鶴交差点付近で、北進5キロ。
 そのほかの主な渋滞予想は次の通り。
【南進】
 阪和道海南IC―広川南IC(井関トンネル付近)=27日午前9時〜10時に5キロ、31日正午〜午後5時に5キロ、1月2日午前9時〜午後2時に10キロ、3日午前10時〜正午に5キロ
 阪和道みなべIC―南紀田辺IC=31日と1月2日は午前9時〜11時に5キロ
【北進】
 阪和道印南IC―広川南IC(川辺第1トンネル付近)=4日午後3時〜6時に10キロ
 田辺市の田鶴交差点付近=29日正午〜午後7時に3キロ、30日午前11時〜午後7時に3キロ、31日午前11時〜午後6時に3キロ、1月3日午前11時〜午後7時に3キロ
 阪和道和歌山北IC―泉佐野JCT(高倉山トンネル付近)=2日午後4時〜6時に10キロ、3日午後3時〜7時に5キロ
     ◇
 交通規制課は、余裕をもった計画的な運転と早めに休憩を呼び掛けている。
 交通情報は、日本道路交通情報センター(050・3369・6630)か県警交通管制センター(073・476・1620)まで。

■琵琶湖疏水船下り:試行運航へ 実行委発足、来春乗船希望者募る(毎日jp滋賀)
琵琶湖疏水(そすい)」に小型観光船を就航させる計画で、大津、京都両市などが18日、来春の試行運航に向けた「琵琶湖疏水船下り実行委員会」を発足させた。長さ7メートルの屋形船を使い、花見シーズンに合わせて来年3月上旬に乗船希望者を募集、同...

■西大津バイパスで13台絡む事故 滋賀(京都新聞電子版)
 18日午後8時から同9時45分ごろにかけて、大津市下阪本3丁目などの国道161号西大津バイパスで、大型トラックや乗用車など計13台が絡む事故が7件発生した。男女計6人が軽傷を負い、同バイパス上下線坂本ランプ―滋賀里ランプ間が同10時から19日午前7時まで通行止めになった。事故はいずれも路面の凍結が原因とみられる。

■滋賀・草津の湖岸にコハクチョウ 昨年より1カ月早く(京都新聞電子版)
 滋賀県内全域が雪化粧に覆われた18日、渡り鳥のコハクチョウが、草津市志那町の琵琶湖沖に飛来したのを、環境ボランティア団体「草津湖岸コハクチョウを愛する会」が確認した。昨年より1カ月ほど早いという。
 午前7時半ごろ、コハクチョウ6羽が姿を見せた。そのうち4羽は30分後に飛び立ったが、2羽は湖上を優雅に泳いでいる。同会によると、2羽はつがいで、07年から毎冬飛来しているという。
 昨日から冷え込みが厳しくなったため、高島市沖にいたコハクチョウが草津市に移動したとみられる。同会の吉岡美佐子理事長(67)は「今年も来てくれてほっとしている。静かに見守ってほしい」と語る。

■滋賀・草津の琵琶湖岸にコハクチョウ初飛来、昨冬より3週間早く(産経ニュース)
 草津市志那町の琵琶湖岸で18日、コハクチョウ6羽が飛来しているのが確認された。例年とほぼ同じ時期で、昨冬に比べて約3週間早い初飛来となった。草津市の琵琶湖岸は、同湖でのコハクチョウ飛来の南限とされる。湖岸で観察を続けてきた住民グループ「草津湖岸コハクチョウを愛する会」のメンバーらがこの日朝、湖面に飛来してきたのを確認した。
 やってきたコハクチョウは、雪の舞う湖面を優雅に浮かび、羽を休めて長旅の疲れをいやしていた。来年2月いっぱいまでこの湖岸で過ごしたあと、シベリア方面へ飛び立つ。
 吉岡美佐子理事長(66)は「コハクチョウの姿を間近で見られる貴重な場所なので、多くの人に観察に来てほしい」と話している。

■雪で事故154件 学校や議会、開始に遅れ(ChunichiWeb滋賀)
 全国的に寒波に襲われた十八日は県内でも厳しい冷え込みとなり、北部を中心に広範囲で積雪があった。交通機関が乱れて多くの人が足止めされたことで、学校や議会の開始時間が遅れるなどの影響が出た。
 彦根地方気象台によると、同日は強い冬型の気圧配置となり寒気が増した。上空の風向きが北寄りとなり、雪雲が南部まで入り込んだため、平地でも雪が降り積もった。
 各地の最大積雪は、同日午後四時現在、長浜市余呉町柳ケ瀬で七三センチ、高島市今津町弘川で一四センチ、彦根市城町で一三センチ、米原市朝日は九センチ。また、県内九カ所の観測地点で氷点下を記録、大津市南小松、同市萱野浦、東近江市桜川東町の三カ所では今季最低となった。
 県警によると、十八日午前零時から正午までに県内で雪の影響とみられる事故が百五十四件あり、十四人が負傷。大津市の国道161号上り線では午前五時五十分から六時にかけ、トラック同士の追突など三件の事故が別々に発生し、午前六時五十分から藤尾南ランプ−皇子山ランプ間が四時間半にわたって通行止めになった。JR琵琶湖線は雪の影響で最大三十分遅れた。
 こうした影響で、県議会は本会議再開を三十分繰り下げ。県教委によると、大津市の北大津高校と堅田高校が始業時間を十〜二十分遅らせた。長浜養護学校は全校生徒を、県立盲学校は一部生徒を家庭学習とした。
 東近江市の林業田川篤史さん(41)は間伐作業のため愛荘町の山に入ったが、雪が膝元まで積もり、身動きがとれず「仕方なく引き返した」という。彦根市の彦根城は今季初の雪化粧。天守に続く石段にも雪が積もり、観光客は慎重に歩を進めていた。

■雪と風県内ブルッ(YomiuriOnLine滋賀)
 強い冬型の気圧配置となった影響で、18日の県内は全域で雪模様となり、県内全9か所の観測地点で最低気温が氷点下を記録した。
 彦根地方気象台によると、18日午後5時現在、最低気温は大津市で氷点下1・7度(平年2・3度)、東近江市で同2・2度(同0・5度)と今季最低を記録。積雪は長浜市余呉町で最大73センチに達し、高島市今津町で15センチ、彦根市で13センチ、米原市で10センチとなった。
 大津市山上町の西大津バイパス上り線の山上トンネル付近では、午前5時40〜55分、乗用車やトレーラー計7台が絡む追突事故が3件発生。午前6時50分から約4時間半、国道1号との接続部まで3・8キロが通行止めとなった。大津署によると積雪によるスリップなどが原因という。
 県警交通企画課によると、県内では18日午前0時から正午にかけ、雪による交通事故が154件発生、14人が軽傷を負った。また、北陸自動車道は午前1時40分過ぎからチェーン規制が行われた。
     ◇
 大津市内は17日深夜から降り始め、18日早朝には中心部も屋根や道路にうっすらと粉雪に覆われた。JR大津駅前では通勤客らが足元に気を付けながら、北寄りの強い風で斜めに吹き込む雪を傘で遮り、先を急いでいた。昼過ぎになっても雪と風が続き、同市唐崎の無職天野幾雄さん(86)は「まだ12月なのに、肌を刺す真冬のような寒さ。大津に住んで30年になるが経験がない」とかじかむ手を温めていた。
 長浜市内でも朝までに約10センチの積雪があり、観光スポットの「黒壁」周辺の商店街では、スコップなどを手にした店主らが店先の除雪作業に追われた。建設会社の男性は「12月に雪かきをするのはここ数年なかった。子どもたちは喜んでいるけど、師走の忙しい時にうんざり」と話していた。
 県のまとめでは、交通機関の乱れのため、県立2高校と私立1高校、同1中学校で始業時間を最大25分遅らせ、県立特別支援学校2校が家庭学習とした。
 同気象台は、雪は北部、南部とも18日夜まで降り続けるが、19日には移動性高気圧に覆われ、晴れ間もみられるとしている。

■彦根城、この冬初の雪景色 大津でも積雪(asahi.com滋賀)
 冬型の気圧配置が強まり、県内でも18日、北部を中心に雪が降り続き、大津市内でも雪が積もった。彦根地方気象台によると、長浜市余呉町柳ケ瀬で積雪73センチを観測したほか、高島市今津町15センチ、米原市10センチなどとなった。
 彦根市金亀町の国宝彦根城は、今冬初めて雪景色に。大名庭園「玄宮園」では、観光客が雪化粧した天守や松などの風景をカメラに収めていた。市内では17日深夜から雪が積もり、18日昼には積雪13センチを観測。最低気温は零下1・5度を記録した。

14/12/18

■京都大、駆除した外来魚で透明標本グッズを商品化(産経ニュースWEST) 
 琵琶湖で駆除されたブラックバスやブルーギルといった外来魚の筋肉などを透明にした標本を活用したグッズ販売を、京都大大学院農学研究科の豊原治彦准教授らのグループとベンチャー企業「エーアンドゼット」(京都市伏見区)が始めた。外来魚の問題に関心を持ってもらうことが狙いで、売り上げの一部は駆除に活用したいとしている。
 豊原准教授らは、特殊な薬品を使って魚類の筋肉などを透明にする一方、骨や軟骨を赤や青で染色したうえで、樹脂で固める技術を開発した。この透明標本を使い、同社が文房具やインテリアなどとして商品化。京都大時計台記念館(京都市左京区)や大阪市立自然史博物館(大阪市東住吉区)などで今秋から販売している。
 現在、琵琶湖のブラックバスやブルーギルを活用したボールペン(税別1500円)やオブジェ(税別2千円程度〜数万円)を販売。今後、ネックレスといったアクセサリーも発売するという。
 豊原准教授らは「本来は捨てるはずの駆除した外来魚を有効活用できる」と話している。

■ブラックバス標本、ペン彩る 京大発ベンチャー商品化(京都新聞電子版)
 琵琶湖で駆除したブラックバスの骨格標本を組み込んだボールペンなどを京都大発ベンチャー「エーアンドゼット」(京都市伏見区)がこのほど商品化した。赤や青に着色した骨格の造形美を手軽に観察できる。
 ボールペンは、透明な柄の部分に2〜3センチ大のブラックバスの稚魚の骨格標本を粘り気のある透明の液体とともに封入した。他にアユの稚魚のボールペンや、ブラックバスなどの骨格標本の瓶詰めも作った。全て駆除や養殖の際に死んだ魚を使っている。
 同社は、京大農学研究科の研究者らのグループとともに、動物の骨格標本の製造技術を開発。他の魚や動物でも樹脂で固めた理科教材や置物、アクセサリーの商品化を予定している。
 ボールペンは1500円(税別)で、京大百周年時計台記念館(左京区)の売店などで販売。売り上げの一部を滋賀県の外来魚駆除事業に寄付することも検討する。同社は「子どもたちの生き物への関心を高めるとともに、生態系の保全に貢献したい」としている。

■琵琶湖外来魚グッズ/京大准教授ら標本技術応用(YomiuriOnLine京都)
 京都大農学研究科の豊原治彦准教授らが17日、琵琶湖の生態系を荒らす外来魚ブラックバスやブルーギルの稚魚から精巧な骨格標本を作り、商品化したと発表した。動物の体の組織を透明化し、骨を観察できるようにする技術を応用した。ボールペンや置物などとして販売を始めており、売り上げの一部は外来魚の駆除に役立てたいとしている。(今津博文)
 豊原准教授らは、標本教材の作製を手がける京大発ベンチャー企業「エーアンドゼット」(伏見区)と共同で、アルカリ溶液で筋肉などを透明にする標本の作製技術を改良。体長2〜3センチの稚魚を透明化した上で、骨を赤、軟骨部分を青に染色し、粘度の高いグリセリン溶液に入れた。瓶詰めの標本のほか、飾りとしてボールペンの本体に封入した商品を開発した。
 さらに、透明なエポキシ樹脂の中で固めることにも成功。体長4〜5センチのブルーギルなどを封入した置物を作り、ネックレスやピアスなども試作した。
 滋賀県は、琵琶湖でブラックバスやブルーギルを捕獲した漁業者に対して1キロ当たり300円の補助金を出し、肥料や飼料として利用する事業を進めている。琵琶湖の外来魚の推定生息数は、2006年の1914トンをピークに減少、現在は約1200トンとみられる。ただ、琵琶湖で捕獲される魚の大半は、この2種が占めたままだ。
 エーアンドゼットの担当者は「商品化を進めることで駆除に貢献するとともに、多くの人たちに外来魚の問題を知ってもらうきっかけにしたい」と話している。
 ボールペンは1500円(税別)、瓶詰め標本は1200円(同)、置物は2000円〜数万円(同)。京都大百周年時計台記念館(左京区)の売店や大阪市立自然史博物館(大阪市東住吉区)などで販売している。売り上げの一部は滋賀県を通じて駆除費用に充てる。アクセサリーは近く、大阪市内の装飾品店などで発売予定という。

■ピエリ守山/オープン初日は4万3000人が来館(流通ニュース)
滋賀県守山市の商業施設「ピエリ守山」の運営事務所は12月18日、グランドオープン初日である17日の来館者数が4万3000人だったと公表した。
オープン日は、悪天候のため、屋外でのオープニングセレモニーが中止になるなど、不利な天候だったが、予想以上の来客数を確保した。
滋賀県内のほか、大阪、京都、名古屋など、遠方からの来店者も見られた。
事務所によると、リニューアルオープンに向けて10月から開始した、公式キャラクターによるツイッターでの情報発信で集客効果があったという。
公式キャラクターのアユちゃんは、「もう廃墟とはいわせない。」をキャッチフレーズに、アユ@脱・廃キャラ活動の名称で情報発信を継続。現在、「もう廃墟とはいわせない。season2」として、さまざまな情報を発信している。
もう一人の公式キャラクターのナズマ船長は、17日の再オープンにともないピエリ守山の館長に就任。ツイッターの名称もナズマ@ワシが本物から、ナズマ@ワシが館長に変更した。
個性の異なる2人の公式キャラクターによる情報発信を今後も継続していく方針だ。
アユ@脱・廃キャラ
https://twitter.com/ayu_pieri
ナズマ@ワシが館長
https://twitter.com/nazuma_pieri

■ピエリ守山、滋賀県下最大級のショッピングモールとして復活−4万3000人が来店(びわ湖大津経済新聞)
 ピエリ守山(守山市今浜町、TEL 077-584-1000)が12月17日、リニューアルオープンし4万3000人が来店した。
 10時のオープン前には各店に長蛇の列ができ、オープニングセレモニーも行われた。主催者を代表し、サムティの森山茂会長は「新たにオープンするにあたり3点を意識して取り組んだ。その1はテナント構成。従来の小規模のテナントが200以上ある構成から高感度な海外ブランド大型店を核に100点ほどに絞り込んだ。琵琶湖岸に心斎橋が来たような感じだ。その2として、フットサルコートや来春オープンのアスレチックなど体験型施設もお買い物以外にも楽しんでいただける魅力を作っていく。その3として、ゆくゆくは温浴施設やホテルなど日本一の琵琶湖に隣接するロケーションも生かした展開も図りたい。二度とピエリ守山の灯を消さないように取り組んでいく」とあいさつした。
 来賓の宮本和宏守山市長は「今回のピエリ守山リニューアルオープンは守山市民みんなが喜んでいるうれしいこと。政府が推し進める地方創生の先駆けでもある。守山、滋賀はもとより、全国からお客さんが来ていただけるような場所として発展していくよう祈念している」と祝辞を述べた。その後、関係者と地元カナリア保育園の園児、キャラクターのナズマ館長・アユによるテープカットが行われた。
 オープン後は、ターゲットとしているヤングファミリーを中心に買い物客でにぎわった。京都市山科区から車で来た植野里佳さんと北本沙知さんは共に幼児を抱え、全品50%引きのOLDNAVYのレジ待ちの列に並んでいた。「ネットや滋賀の友人からオープンを知った。まとまっていて買い物しやすい。ガソリンはかかるが一日いられるのでいい」とほほ笑む。近江八幡市から子ども服を買いに来たという川村英梨香さんと太田智子さんは、H&MやGAPの袋を持ってZARAの会計を済ませていた。「レジが少ないため子どもがぐずったが、この後フードテラスで昼食をとるつもり」と一段落した様子だった。
 年間来場者1100万人を目標とする同施設。平日にもかかわらず閉店まで駐車場も満員のまま多数の来場者が訪れた。
 営業時間は、専門店・フードテラス=10時〜21時、レストラン=11時〜22時。

■ピエリ守山「明るい廃虚」返上へ 滋賀県内初店舗そろえ新装開店(産経ニュース)
 店舗内のすさまじい閑散ぶりから「明るい廃虚」と呼ばれた守山市今浜町のショッピングモール「ピエリ守山」が17日、リニューアルオープンした。関西初進出10店舗、県内初42店舗など、計110のテナントをそろえた。訪れた買い物客らは、廃虚からの変貌ぶりに目を見張っていた。
 施設は2階建てで、売り場面積は約4万4千平方メートル。「H&M」「ZARA」といった外資系人気ファッションブランドなど、県内初出店のテナントは42にのぼる。また、ライオンやフクロウなどが間近で見られる室内動物園やフットサルコートなども設置。若い家族連れを主なターゲットに、競合する周辺の商業施設と差別化を図った。
 開店に合わせ、関係者らがテープカットで祝福。このあと、県内から4万人以上の買い物客が詰めかけ、店舗内のあちこちで精算待ちなどの行列ができる盛況ぶり。友人と買い物に訪れた草津市大路の主婦、小林麻衣子さん(30)は「ほしいブランド服の店が県内にないため、県外に行くことが多かった。前回のオープン時と比べ、若い世代向けの店がかなり充実している」と絶賛した。
 一方、冷静な意見も聞かれた。大津市膳所の会社員、田井中邦彦さん(39)は「客の入りが一部の店に集中していた。もし、そうした人気店が撤退するようなことがあれば、すぐに冷めてしまいそうだ」と、この日の熱気がいつまで続くか、心配していた。
 運営会社は「来年3月頃にはテナントを140店舗にまで増やし、この灯を二度と消さないようにしたい」と話している。
 ピエリ守山は平成20年9月、約200のテナントでオープン。しかし、直後のリーマン・ショックで運営会社が資金難に陥ったのに加え、近隣に競合店が相次いでオープンして客足が遠のき、テナントの撤退が続出。施設内の営業店舗が1ケタ台にまで減っていった「廃虚」ぶりがネット上で話題を呼び、今年2月に一時閉鎖した。

■ピエリ守山“復活”オープン 新装初日、にぎわい再び(ChunichiWeb滋賀)
 今年二月から休館していた守山市今浜町の大型商業施設「ピエリ守山」が十七日、新装オープンし、午前十時の開店と同時に大勢の買い物客でにぎわった。新店のコンセプトは「琵琶湖 パワースポット」。いったん活気が失われた施設ゆえ「元気を提供できる施設に」との思いを込めた。
 同施設は二〇〇八年に開店したものの、近隣商業施設との過当競争のあおりでテナントが相次いで撤退。インターネット上では「明るい廃虚」として話題になっていた。
 売り場面積は、四万四千平方メートル。県内初出店となる外資系ファッションブランドを核に百四十店舗が入居する。琵琶湖岸の立地条件を生かし、フットサルコートも設営。来春にはアスレチック施設もオープンする。年間六百五十万人の来場と百五十億円の売り上げを目指すという。
 開店前に行われたオープニングセレモニーでは、不動産会社サムティ(大阪市)の森山茂会長が「今後二度とピエリの灯を消さないように支援をお願いします」と話し、宮本和宏市長が「守山にとって明るいニュース。多くのにぎわいが生まれることを期待したい」とあいさつした。
 早速買い物に訪れた守山市金森町の大学生青木彩華さん(21)は「どんなふうにピエリが変わったのか興味があって来た。思っていた以上に買い物客が多くてびっくりしました。今度は長く続いてほしい」と話していた。
 同施設の近隣にはイオンモール草津や三井アウトレットパーク滋賀竜王など大型商業施設がある。(倉形友理)

■琵琶湖大橋無料化、3月までに判断 知事示す(ChunichiWeb滋賀)
◆県議会本会議
 県議会十一月定例会議は十七日、本会議を再開し、六議員が一般質問した。琵琶湖大橋有料道路の料金徴収について三日月大造知事は「年度内をめどに方針を出したい」として、来年三月までに無料化するかどうか判断する考えを示した。佐藤議員がただしたのに答えた。
 県道路課によると、県を含めた周辺自治体担当者らでつくる料金徴収在り方研究会は一月中に方針を示す予定。この方針を基にあらためて県としての考え方をまとめる。研究会はこれまで三回開かれ、今月一日の会合では事務局の県が利用者アンケートの結果を公表。回答者の七割が無料化を望んだ一方、周辺市担当者らからは懐疑的な意見が上がっていた。
 県はこのほか、昨年十二月に無料化した近江大橋の通行量が、この一年で一・五倍に増えたことから、草津市の新浜交差点や矢橋中央交差点の改良を検討していることを説明した。
◇きのうの質問者 
 生田邦夫(自民)
 佐藤健司(同)
 九里学(チームしが)
 成田政隆(同)
 粉川清美(公明)
 木沢成人(無所属)

14/12/17

■極寒、琵琶湖の波しぶき凍る 沿岸で「しぶき氷」観測(京都新聞電子版)
 厳しい冷え込みとなった17日、波のしぶきが岸辺の木の枝に凍り付く「しぶき氷」が、滋賀県守山市木浜町の琵琶湖沿岸で見られた。
 しぶき氷は、冷え込みと強い季節風が重なる時期に発生する着氷現象。琵琶湖岸では、年に数回発生することがあるという。
 彦根地方気象台によると、この日は朝から冬型の気圧配置が強まり、大津市の朝の気温は0・3度を記録。強い西風も吹いた。
 草津市から守山市にかけての湖岸では、強風で打ち寄せられた波が凍って木の枝やヨシの茎などからつららのように垂れ下がった。昼ごろには、日差しを受けて、ガラス細工のような造形が白く輝く光景が湖岸の道路からも眺められた。

■滋賀各地で今季最低気温 長浜市に大雪警報(京都新聞電子版)
 急速に発達した低気圧の影響で、滋賀県では17日夜から冷え込みが強まり、甲賀市信楽で氷点下2・5度、米原市で同2・1度、大津市で同0・5度まで下がり、各地で軒並み今季最低気温を観測した。
 また長浜市余呉町柳ケ瀬では午後10時現在で24時間降雪量が15センチを記録。積雪量は61センチに達し、彦根地方気象台は同市に大雪警報を発令した。山地の降雪量は24時間で最大60センチを予想している。

■大型店の集客に期待 滋賀、ピエリ守山が再開(京都新聞電子版)
 滋賀県守山市今浜町の大型商業施設「ピエリ守山」が17日、リニューアルオープンした。6年前に開業したが、テナント撤退が相次いで今年2月に閉館。再生できるか注目を集める中での再開に、詰めかけた買い物客から「今度こそ成功してほしい」との声が上がった。
 ピエリ守山は2008年9月、県内最大級のショッピングモールとして開業したが、リーマン・ショックの影響や県内に大型商業施設の開業が相次ぎ、10年に開発業者が倒産。テナントが次々に撤退し、閑散とした館内の様子が「明るい廃虚(はいきょ)」と話題になっていた。
 リニューアルでは、スウェーデンの衣料品店「H&M」など外資系ファストファッションの大型店舗6店を核に、関西初の10店を含む約140店が出店。年間売上高150億円、来客数650万人を目指す。
 再生を手掛けた大阪市の不動産会社サムティは、車で約20分圏内の6万6千世帯を基本商圏に設定、外資系ファッションは県全域からの来客を見込む。森山茂会長は「大変な集客力のある大型店舗がそろい、心斎橋や表参道にもひけを取らない」と強調。今後、温浴施設やホテル建設なども視野に入れているという。
 初日は午前10時の開店と同時に買い物客であふれ、レジの順番を待つ長い行列があちこちにできた。高島市の看護師木津君子さん(65)は「開業当時から来ていたが、さびれていた間はイオンモール草津へ行っていた」。守山市の主婦仲田敦子さん(46)は「きれいな建物や広い駐車場があるのにもったいないと思っていた。滋賀になかった人気店もたくさん入ったので、今度こそ頑張ってほしい」と話した。

■ガソリン152円台に下落 灯油も1年5カ月ぶり安(47NEWS)
 経済産業省資源エネルギー庁が17日発表した15日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、前週(8日)より2円90銭安い152円40銭だった。昨年7月以来、約1年5カ月ぶりの低水準。値下がりは22週連続。原油価格の下落を反映した。
 灯油も一般的なタンクの18リットル当たり1760円で、40円値下がりした。1リットルに換算すると97円80銭で、約1年5カ月ぶりに100円を割った。
 石油輸出国機構(OPEC)の減産見送りや、世界経済の先行きへの懸念を背景に、原油価格は下がり続けている。石油情報センターは「来週も値下がりする」と予想。

■レギュラーガソリン152.4円、2週間で5円値下がり(Responce)
資源エネルギー庁が12月17日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、12月15日時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は前週から2.9円下落し、1リットル当たり152.4円となった。
レギュラーガソリンの値下がりは22週連続。2週間前と比較し5円安となるなど、価格の下落が加速している。
地域別では、近畿で3.2円、北海道と関東、四国で3.0円、中国と東北で2.9円、九州・沖縄で2.8円、中部で2.7円と、全エリアで3円前後値を下げた。
ハイオクガソリンは3.0円安の163.2円、軽油は2.7円安の132.2円だった。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、12月17日のレギュラーガソリンの全国平均価格は140.8円/リットル、ハイオクは152.0円/リットル、軽油は119.9円/リットルだった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができる。 e燃費 URL http://e-nenpi.com/

■ブラックバス、困った「大漁」 浅野川上流のため池で確認(北國新聞ネット版)
 金沢市の浅野川上流のため池で、ブラックバスの稚魚が大量繁殖していることを金沢漁業協同組合が初めて確認した。アユ釣りの名所である中流域でブラックバスが見つかったことを受け、発生源との見方が強かった上流のため池を2年間調査した。1日で3千匹超の稚魚が網に掛かったこともあった。ため池は広大で、水を抜くなどの抜本的な対策を講じるのは費用、時間の面から難しく、関係者は対応に苦慮している。
 浅野川の中流では、2011年、金沢市田井町の鈴見橋付近とその約2キロ上流に当たる田上町の下田上橋周辺で約140匹のブラックバスが確認された。12、13年も姿が消えず、今年の夏も約50匹が見つかった。
 金沢漁協では、上流の俵町にある、ため池から稚魚が流れ出たのではないかと推測した。13年から、ため池の排水口に網を仕掛けて、ブラックバスの流出を防ぐとともに、どれくらいの稚魚が流れ出ているかを本格的に調べた。
 網の設置は13、14年の5〜9月に合計約70回行った。1日で3千匹の稚魚が入っていたことについて組合員は「予想以上の多さ」と驚く。漁協によると、掛かった稚魚の数は日によってばらつきはあるが、雨が降り、排水口の流れが激しい日には750〜2100匹を記録し、卵の塊が入っていたこともあった。
 金沢漁協では、ブラックバス根絶のため、ため池の水を抜くなどの対策を考えたが、多大な費用が掛かることや、ため池の水が農業に利用されていることなどから実現できていない。来年度は、丈夫なステンレス製を導入するなど、網による対策を続けていく方針である。
 現在のところ、アユが食い荒らされるなどブラックバスによる甚大な被害は確認されていないが、八田伸一組合長(69)は「網では根本的な解決にはならないことは分かっている。それでも、アユを守るために続けていかなければならないだろう」と話した。

■「明るい廃虚」返上なるか!? あの「ピエリ守山」再オープン 開店前から列(産経ニュース)
外資系FFや動物園、フットサルまで
 店舗内のすさまじい閑散ぶりから「明るい廃虚」と呼ばれた滋賀県守山市のショッピングモール「ピエリ守山」が17日、リニューアルオープンした。
 「H&M」「ZARA」といった外資系人気ファッション店など同県初出店のテナントをそろえた。また、ライオンやナマケモノなどが間近で見られる室内動物園やフットサルコートなども設置。若い家族連れをターゲットに、競合する周辺の商業施設と差別化を図った。
 施設は2階建て、約4万4千平方メートルの売り場には計110店舗が並び、訪れた買い物客らは、廃虚からの変貌ぶりに目を見張っている。運営会社は「来年3月頃には140店舗にまで増える見通し。この灯を二度と消さないようにしたい」と話している。
 ピエリ守山は平成20年9月、約200のテナントでオープン。しかし、直後のリーマン・ショックで運営会社が資金難に陥ったのに加え、近隣に競合店が相次いでオープンして客足が遠のき、テナントの撤退が続出。施設内の営業店舗が1ケタ台にまで減っていった「廃虚」ぶりがネット上で話題を呼び、今年2月に一時閉鎖した。

■「明るい廃墟」と話題になったモール、再オープン 滋賀(asahi.com)
 琵琶湖のほとりに、大型ショッピングモールが17日、再オープンした。こうこうと照明がともる大きな建物の中、かつては営業するのが数店だけで、「明るい廃虚」と話題になったことも。10カ月間の改装工事を終え、大型衣料店を中心に「イメチェン」を図って再生をめざす。
 すぐそばに琵琶湖大橋がかかる「ピエリ守山」(滋賀県守山市)。この日は朝から、寒波の到来で冷たい風が吹きつけた。それでも開店を待つ買い物客の列ができていた。
 2階建てで、売り場面積は約4万4千平方メートル。衣料品を中心に関西初出店も多い。スーパーやフードコートもあり、計約140店が入る。空き区画も約10カ所残るが、入居の交渉が進んでいるという。

■商業施設:「廃虚」から復活、再オープン 滋賀・守山(毎日jp)
 滋賀県守山市の琵琶湖岸に17日、大型商業施設「ピエリ守山」がリニューアルオープンした。同県内最大級の商業施設としてオープンしたが経営不振で9割以上の店舗が撤退し、広大な敷地の閑散とした様子がインターネット上で「明るい廃虚」と話題になっていた。外資系衣料品店など約140店舗が出店し、「廃虚」からの復活を目指す。
 ピエリ守山は2008年9月オープン。敷地は琵琶湖岸の約13万3000平方メートルで、鉄骨2階建て延べ7万5000平方メートルの施設に衣料品や飲食など約180店舗が入居し、開業当初は大勢の来客があった。しかし、同種の大型商業施設との競争に敗れ客足が激減。テナント撤退も相次ぎ、一時閉鎖した今年2月には4店舗しかなかった。人影がまばらな施設内の様子がネット上に投稿され、話題を呼んでいた。
 再出発を手がけた不動産業「サムティ」(大阪市)の担当者は「廃虚としての知名度を生かそうと名称も変更しなかった。再挑戦する姿を見せることで地元を元気にできれば」と話している。【田中将隆】

■ピエリ守山「廃虚」から再生なるか ネットで話題、初日にぎわう(京都新聞電子版)
 滋賀県守山市今浜町の大型商業施設「ピエリ守山」が17日午前、リニューアルオープンし、朝から多くの買い物客でにぎわった。
 ピエリは2008年9月に開業したが、県内に大型商業施設の開業が相次ぎ、集客が伸びずテナントが撤退。閑散とした様子が「明るい廃虚(はいきょ)」とネットなどで話題になり、今年2月末から休館していた。
 リニューアルでは、スウェーデンの衣料品店「H&M」など外資系ファストファッションの大型店舗6店を核に、関西初の10店を含む約140店が出店。寒さの中、長い行列ができ、午前10時の開店と同時に多くの人が目当ての店に駆け込んだ。
 約2時間前から並んだ先頭の東近江市の会社員猿渡美紀さん(36)は「H&Mにひかれて初めて来た。滋賀初のブランドがたくさんあるので、いろいろ見たい」と話した。
 オープニングセレモニーでは、運営する大阪市の不動産会社サムティの森山茂会長が「二度とピエリ守山の灯を消さないよう頑張る」と述べた。

■ピエリ守山きょう新装(YomiuriOnLine滋賀)
◇H&Mなど140店 年650万人目指す
 6年前に県内最大級のショッピングモールとしてオープン後、開発業者の倒産を機に店舗撤退が相次いで2月に閉店した「ピエリ守山」(守山市今浜町)が17日、新装開店する。県内初出店となる外資系ファッション店を核に、フットサルコートなども新設。年間650万人の来客と150億円の売り上げを目指しており、かつてのにぎわいを取り戻せるか注目される。
 2008年9月、琵琶湖大橋東詰に無料駐車場3000台を備えて開業し、当初は約200店が軒を連ねた。しかし、10年に開発業者が経営不振で倒産。近隣に大型商業施設などの開店が相次ぐ中、核テナントスーパーが撤退し、他店舗も続いた。数店が営業する状況でも全館運営し、インターネットでは「明るい廃虚」などと呼ばれて話題となったが、閉館に至った。
 大阪市の不動産会社「サムティ」などが土地と建物を取得し、約4万4000平方メートルを改装。元気をよみがえらせる「琵琶湖パワースポット」を基本理念に、大型植栽と採光を生かしたデザインとし、入り口と通路を増設した。H&M、ZARAなどの外資系ファッション店を中央に配し、県内初出店のクリスピー・クリーム・ドーナツやバーガーキングのほか、書店、雑貨店など計140店が入る。
 屋外には、人工芝のフットサルコート(3面)を設け、来春にはアスレチック施設も整備する予定。
 17日午前9時半からのセレモニー後、同10時に開店する。

14/12/16

■NY原油、一時53ドル台 5年7カ月ぶり安値(ChunichiWeb)
 【ニューヨーク共同】16日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は続落し、指標となる米国産標準油種(WTI)1月渡しが一時、2009年5月以来、約5年7カ月ぶりの安値水準である1バレル=53・60ドルを付けた。
 世界経済の減速で需要が落ち込んでいることに加え、石油輸出国機構(OPEC)による減産は当面ないとの見方が広まり、原油価格の下落に拍車が掛かった。
 ガソリンや灯油の価格が下がり、家計の負担が軽減されるため、日本経済には良い影響を与えそうだ。

■「廃虚」とさえ呼ばれた施設がファミリー向け店舗で新装開店(産経ニュース)
 照明は消えていなかったがテナントが少なくなり「明るい廃虚」と呼ばれた滋賀県守山市の商業施設「ピエリ守山」が新装開業する。若い家族をターゲットとし、ファストファッションと呼ばれる比較的安いカジュアル衣料の店舗をそろえた。17日にオープン。2階建ての施設に約110店でスタートし、来年3月ごろには約140店で埋める計画だ。改装に関わった開発業者は「『廃虚』の知名度を生かしていきたい」と述べた。
 目玉は、いずれも滋賀県初進出となるスウェーデンの「H&M」、スペインの「ZARA」など外資系ファストファッションの6店。ファミリー向けに子どもや幼児向けの衣料を充実させた。
 体験型施設にも力を入れ、ライオンやナマケモノを間近に見られる室内動物園を備える。今後、敷地内の琵琶湖岸でバーベキューを楽しめるようにする。
 ピエリは平成20年に開業したが、リーマン・ショックなどで客足が遠のき、ことし2月に閉鎖した。

■ピエリ守山、12月17日オープンを前に内覧会−キャラクターもイメチェン(びわ湖大津経済新聞)
 ピエリ守山(守山市今浜町、TEL 077-584-1000)は12月17日のリニューアルオープンを前に、同15日に内覧会を開いた。
 同施設は2008年9月のオープンから間もなく、隣接市への競合モール出現、リーマンショックによる経営破綻などの影響を受け、集客や店舗の売り上げが減少し撤退する店舗が相次いだ。店舗が存在する限り照明や空調を止めるわけにいかず、「明るい廃虚」とインターネットで話題となった。
 2013年6月、現在のサムティが同施設を買い取り、双日商業開発が運営会社として再生を図った。H&MやZARAなどの外資系ファストファッションブランドが都市部での展開が落ち着き、郊外大型店舗を探していたため声を掛けたところ「面白い。他に追随できないものになる」と好感触を得て出店が決まったという。今年2月には完全閉店し、リニューアル工事を行ってきた。
 基本商圏は車で20分圏内、外資系店舗への集客としては県全域を設定し、年間150億円の売り上げと650万人の集客を見込んでいる。アクセス改善のために、琵琶湖大橋を渡って最寄りのJR堅田駅からの路線バスを3年ぶりに復活させたほか、車の渋滞解消のため近隣の土地を駐車場として確保した。
 リニューアルコンセプトを「琵琶湖パワースポット」と掲げ、「パワーアップリニューアルで元気を提供できる施設」を目指す。郊外型モールでは国内最大級の店舗面積となる外資系を中心としたファッションブランドの集結、外資系や熟成肉など人気飲食店の導入、食品スーパーと大型店舗による訴求とともに、ヤングファミリーをターゲットにキッズスペースを多数設けたフードテラスの設置、ライフスタイル型店舗の導入を図った。新たにフットサル場とバーベキュースペース、アスレチックランド、地元企業による室内動物園「めっちゃ触れる動物園」を設置するほか、施設ファンの創出のためにハウスカードの導入、ホールでの音楽などのライブや湖畔の公園を拡充することによる屋外イベントや催事など、地元との連携にも取り組む。
県内最大級のショッピングモールである同施設。エントランスを5カ所に増設し、目的の店舗に行きやすいよう整備した。1階はメーン動線を2本、2階は3本に追加し、回遊性を追求した。天井各所からはイメージキャラクターの光宗薫さんのビジュアルがつり下げられ、エントランスの中央周辺では核となるH&Mなど外資系ファストファッションショップが出迎える。
出店する140店舗の中には、クリスピークリームドーナッツやソフトプレッツエルを販売するアンティ・アンズなど、米国からの上陸当初は長蛇の列で話題となった店舗、撤退から再上陸を果たして7年となるバーガーキングなどがあり、にぎわいが予想される。関西初出店が10店、滋賀初出店が42店あり、県内人気スポットとしての復活が期待される。
サムティ不動産事業部の大川二郎さんは「ピエリはびわ湖のロケーションが良く建物も素晴らしい。ポテンシャルがある」と期待を込める。同社開発事業部の内田隆志さんは「『ピエリ』という名前はクルージングモールとしての意味で継承することにした。動物園も『こんなんないやん』と言える体験型にしてみた」と意欲を見せる。双日商業開発社長の近藤哲生さんは「埼玉で同規模のショッピングモールの運営にも成功した。日本有数のショッピングモールへのチャレンジに成功する自信はある」と意気込み、同社ピエリ守山総支配人の山崎和義さんは「ネットでの評判も応援としていきたい。地元から多数の期待の声を頂いているので、競合があっても共に来ていただければ」と呼び掛ける。
営業時間は専門店・フードテラス=10時〜21時、レストランパーク=11時〜22時。オープン当日は9時35分より、オープニングセレモニーとして地元の和太鼓や保育園児による演奏などが行われる。

■ピエリ守山、脱「明るい廃虚」 17日リニューアルオープン(京都新聞電子版)
 滋賀県守山市今浜町の大型商業施設「ピエリ守山」が17日にリニューアルオープンするのを前に15日、内覧会が開かれ、外資系ファストファッションの大型店舗などが報道陣に公開された。
 新施設は店舗面積約4万4千平方メートルで、関西初の10店を含む約140店が出店。核テナントとなるスウェーデンの衣料品店「H&M」とスペインの人気ブランド「ZARA」は1、2階の売り場をつなげたメゾネット方式で集客を図る。
 琵琶湖岸の立地を生かしたフットサルコートなどの体験型施設や、同市で移動動物園を運営する「堀井動物園」によるライオンやワニ、ウサギなどの動物園も開設。大阪市の不動産会社サムティが開発を手がけ、双日商業開発が運営。年間売上高150億円、来場者数650万人を目指す。
 ピエリは2008年9月に開業したが、県内に大型商業施設の開業が相次ぎ、集客が伸びずテナントが次々に撤退し、今年2月末に休館した。休館前の様子が「明るい廃虚(はいきょ)」とネットなどで話題になった。
 名前を受け継いで再生することについて、サムティの内田隆志・開発事業部チーフマネージャーは「広く認知されている名前を生かしたい。いったん元気がなくなった施設から元気を提供できる『パワースポット』をリニューアルのコンセプトにした」と話した。
 17日は午前10時から営業を始める。

14/12/15

■ピエリ守山/目標年商150億円、体験型施設で差別化訴求(流通ニュース)
サムティは12月17日、滋賀県守山市に商業施設「ピエリ守山」をオープンする。15日、報道関係者向けに内覧会を開催した。
ピエリ守山は2008年に約200店の商業施設で開業したものの運営会社の破綻などもあり、今年2月に全面リニューアルのために休館していた。
店舗面積は約4万4000uで旧店舗とほぼ同様の規模を維持。開業当初は約110店でオープンし、来春までに約140店で営業する。駐車台数は約3000台で、目標年商は150億円とした。
リニューアルコンセプトは、「琵琶湖パワースポット」で、海外ファストファッションを中心としたアンカーテナントの強化、ヤングファミリーへの訴求、体験型施設の導入による差別化を行った。
商圏設定は、同心円ではなく、独自の見方で設定。基本商圏は車で約20分圏内を対象とした。滋賀県初出店も多い、外資系ファストファッションは滋賀県全域を商圏とした。
施設外観は、従来の「琵琶湖に浮かぶ船」のイメージから、「存在感と温かさ」が感じられる外観に変更。5か所のエントランスを増設し、目的のショップに行きやすいように施設動線を改善した。1階はメイン動線を2本、2階はメイン動線を3本に追加し、買い回り、回遊性を追求した。
関西初出店となる「OLD NAVY」、「H&M」、「GAP/GAP Kids」、「Bershka」、「Stradivarius」と「ZARA」を加えた高感度海外ブランド大型店を核店舗として、合計で、関西初出店10店、滋賀県初出店42店をそろた。
室内外に大型の植栽を配置して環境を整備し、やすらぎの空間を演出。子どもづれに配慮したフードコートを目指し、キッズスペースを併設。テーブル席から子どもを見ながら食事ができる工夫をした。
琵琶湖湖岸という自然豊かなロケーションを活かし、アウトドアライフをコンセプトにした体験型付帯施設を併設。旧駐車場用地を3面のフットサルコートに変更。来春にはバーベキュー施設を併設する。
来春を目途に、アスレチック施設として「びわこスカイアドベンチャー」(仮称)をオープン。高さ4mと8mのアスレチックコース、琵琶湖を眺めながら滑走するジップライン、8mの高さからダイブするミニジャンパーを設置する。
そのほか、体験型テナントとして、本物のライオン・ワニ・ナマケモノ、ヒヨコ、ウサギなどを配置した、めっちゃさわれる動物園を導入した。
リニューアルにあたり、クレジットカード機能を持つ「PIERI CARD」の募集を開始する。入会金無料、初年度年会費無料(次年度以降1250円)のカードで、200円の利用につき2ポイントを付与。毎週月曜日、水曜日にポイント2倍デーを実施するほか、年回で12日間のポイント5倍デーを計画する。
車で約20分圏内の基本商圏のお客をポイントカードで囲い込み来店頻度を高める。外資系店舗を中心に低めのプライスラインの設定で、幅広い客層の来店を促し、体験型施設の利用者の固定化を狙う。
守山市の観光客が増加する夏場は特に、広域からの集客も期待でき、超広域商圏からの集客も可能とみている。
目標年商は、旧店舗の実績数値を加味しながら、積み上げた数値で、固めの数字とした。ピエリ守山本来の商業施設としての魅力を訴求し、より高い売上を目指したいという。
施設概要
所在地:滋賀県守山市今浜町2620-5
店舗面積:約4万4000u
店舗数:約140店舗
駐車場台数:約3000台
運営会社:双日商業開発
営業時間:物販10時〜21時、飲食11時〜22時
ピエリ守山 http://pieri.sc/

■中日本高速 年末年始の渋滞予測(滋賀報知新聞ネット版)
=発生回数は96回=
 中日本高速道路株式会社(名古屋市)は、年末年始(二十四日〜来年一月四日)の高速道路での渋滞発生の傾向と、十キロ以上の渋滞が予測される場所、通過所要時間をまとめた。
 ピーク日は、下りは二十七日、一月三日、上りは一月二日、一月三日。十キロ以上の渋滞回数は、下りは三十七回(うち三十キロ以上四回)、上りは五十九回(同八回)だった。
 滋賀県近隣の主な渋滞予測の区間とピーク時刻は次の通り。
 ▽東名阪上り亀山IC〜四日市IC=二十五日午後五時(十五キロ)、二十六日午後四時(同)、二十七日午後四時(同)、二十九日午後四時(同)
 ▽東名阪下り桑名東IC〜鈴鹿IC=二十七日午前八時(二十キロ)
 ▽東名阪下り桑名IC〜鈴鹿IC=二十八日午前九時(十五キロ)、二十九日午前九時(同)
 ▽伊勢自動車道上り芸濃IC〜四日市IC=一月一日午後二時(二十キロ)
 ▽名神上り養老JCT〜一宮IC=一月二日午後五時(二十キロ)
 ▽名神上り八日市IC〜米原JCT=一月二日午後五時(十五キロ)
 ▽名神上り関ヶ原IC〜一宮IC=一月三日午後六時(二十五キロ)
 ▽名神上り八日市IC〜関ヶ原IC=一月三日午後五時(二十キロ)

■滋賀県内の投票率、初めて6割切る 過去最低53・79%(京都新聞電子版)
 14日投開票された衆院選で、滋賀県内の小選挙区投票率は53・79%で、初めて6割を切り、過去最低となった。前回の61・76%に比べ7・97ポイント低下し、これまでの最低だった2003年の61・42%からも7・63ポイント下回った。
 アベノミクスの是非を争点とした与党の優勢が序盤から伝えられ、他の政策課題が争点化しなかったことなどが、投票意欲を弱めたとみられる。期日前投票は前回より増えたが、投票日当日は県北部で大雪警報も出されるなど厳しい冷え込みも影響したとみられる。
 選挙区別では1区が54・96%(前回62・67%)、2区が51・71%(同60・06%)、3区が53・19%(同62・69%)、4区が54・92%(同61・50%)だった。3区の下げ幅が9・5ポイントで最も大きく、2区も前回に比べ8・35ポイント低下した。
 全市町で前回よりも下がった。市町別では、最高は多賀町の62・26%で、6割を上回ったのは同町と高島市の2市町にとどまった。最低は前回と同様に愛荘町で、48・64%と唯一5割を切った。男女別では、男性が55・18%、女性が52・47%となった。
 期日前投票者数は12万8703人で、前回より20%増えた。県内の当日有権者数は111万9712人で、前回より4403人増えた。

■全4選挙区を自民が独占 衆院選滋賀(京都新聞電子版)
 第47回衆院選は14日に投票、即日開票された。滋賀県の4選挙区はいずれも自民党候補が勝利し、前回に続いて県内の選挙区議席を独占した。民主党は前回に続いて全敗となった。4区で選挙区当選を目指した維新の党と、新人4人が挑んだ共産党も敗れた。投票率は前回から8ポイント近く下がって過去最低の53・79%だった。
 1区は自民前職大岡敏孝氏が再選を果たした。党国対委員長の民主前職(比例近畿)川端達夫氏は終盤に追い上げたが届かなかった。共産新人佐藤耕平氏は及ばなかった。
 2区は自民前職上野賢一郎氏が堅い保守地盤に支えられて3選を決め、知名度を生かして猛追した民主元職田島一成氏を抑えた。共産新人中川睦子氏は大差をつけられた。
 3区は自民前職武村展英氏が地方議員らの組織力を基盤に無党派層を取り込み、前知事嘉田由紀子氏の支援を受けた民主新人小川泰江氏を引き離した。共産新人西川仁氏は伸び悩んだ。
 4区は自民前職武藤貴也氏が再選された。維新前職(比例近畿)の岩永裕貴氏と民主新人徳永久志氏が共倒れする結果となった。共産新人西沢耕一氏は支持を広げられなかった。

14/12/14

■淀川の上流、下流の環境研究機関が来月に包括連携協定締結へ(滋賀報知新聞ネット版)
=記念シンポ「水の恵みを琵琶湖から大阪へつなぐ」も=
◇全県
 地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所と県琵琶湖環境科学研究センターは来年一月三十日、大阪府立国際会議場で、琵琶湖・淀川水系の環境保全研究の充実のために包括連携協定を締結する。
 この包括連携協定は、淀川の上流と下流は、大気や水でもつながっており、(1)化学物質のリスク(2)生態系の保存(3)獣害対策―など共通の課題について、連携することで研究の充実を図ろうとするもの。
 また締結後には、同会場で記念シンポジウム『水の恵みを琵琶湖から大阪へつなぐ』が開催される。
 シンポでは、大阪産業大学の津野洋教授が、琵琶湖から淀川そして大阪湾の水環境をめぐる、これまでの歴史や課題について講演する。専門の立場からわかりやすく解説する予定だ。
 また、琵琶湖環境科学研究センターからは、約千四百五十万人が生活用水として利用している琵琶湖の水質を守るために実施しているプランクトンの変遷と沿岸帯の機能に関する研究を、環境農林水産総合研究所からは外来生物の駆除によるイタセンパラ(淀川の天然記念物)復活の取り組みを例に在来魚が生息する良好な水環境を守る研究について、それぞれ紹介する。
 締結協定記念シンポジウムの参加希望者は一月二十八日までに、FAX(072―956―9790)か、WEB(大阪府立環境農林水産総合研究所ホームページ)で申し込む。定員は百人で、先着順。無料。
 問い合わせは、県琵琶湖環境科学研究センター(TEL077―526―4800)へ。

14/12/13

■琵琶湖の植物プランクトン異変 少数派減、生態系に懸念(asahi.com)
編集委員・永井靖二
 琵琶湖の生態系を支える水中の植物プランクトンの分布に異変が起きていることが日本と台湾の研究グループの解析で明らかになった。過去約30年の間に少数派のプランクトンが次々と姿を消していた。専門家は「温暖化の影響で他の湖沼でも同様の変化が起きている可能性があり、調査が必要だ」と語る。
 滋賀県琵琶湖環境科学研究センターの一瀬諭さんらが、1978年から湖水1ミリリットルに含まれる植物プランクトンの種を顕微鏡で数えてきた。78〜87年には140種確認できたが、98〜2006年には24%減の106種になっていた。
 これが単なる種の減少にとどまらないことが、台湾大学海洋研究所の謝志豪教授や大学院生の蔡政翰さん、立命館大学の熊谷道夫教授らの解析で判明した。

■半日の間に車上狙い11件 県南部4市(ChunichiWeb滋賀)
 県警は十二日、栗東市や湖南市など県南部の四市で十一日夕から十二日朝にかけ、車上狙いが十一件相次いだと発表した。手口が似ていることなどから同一犯の可能性もあるとみて調べている。
 県警によると、草津市と栗東市の国道1号沿いのマンションなどの駐車場で、乗用車六台から千円とカーナビやサングラスなど十四点(十万六千円相当)が盗まれた。うち二台は窓ガラスを割られていたが、四台は窓枠ごと取り外されていた。
 湖南市と甲賀市の県道沿いのアパートなどの駐車場では、五台が被害に遭い、カーナビのほか電動工具など計九十三点(百五十万円相当)が盗まれた。いずれも後部座席の窓ガラスが窓枠ごと取り外されていた。
 また、これらとは別に守山署は十一日、十日午後七時から十一日午後四時半までの間、JR守山駅に近い守山市勝部で四台の車上狙い被害があったと発表した。
 署によると、車は三角窓などが割られており、十万円やゴルフセットなど計七点(七十七万円相当)が盗まれた。四台はそれぞれゴルフセットを積んでおり、別々の駐車場に駐車中だった。ゴルフ用品を狙った犯行とみて調べている。
 十月三十日には、JR草津駅周辺でゴルフ用品を積んだ六台が被害に遭い、ゴルフクラブやバッグなど百三十九点(百三十万円相当)が盗まれている。

14/12/12

■連続車上荒らし、滋賀県南部で11台被害 国道1号沿い集中(京都新聞電子版)
 11日午後4時から12日午前10時ごろにかけ、滋賀県草津、栗東、湖南、甲賀の計4市にあるアパートや月極駐車場で、乗用車やワゴン車計11台から、カーナビゲーションや電気工具など計103点(約160万円相当)が盗まれる被害があった。草津署と甲賀署が連続窃盗事件として調べている。
 県警によると、大半は後部の窓のパッキンを切断してガラスが取り外されており、運転席のガラスが割られた車もあった。被害は国道1号周辺に集中しているという。

■2014衆院選:候補者アンケート 4区(毎日jp滋賀)
(届け出順)
◇質問
 質問(1) 安倍政権の2年を評価しますか、評価しませんか。その理由を教えてください。
 質問(2) 原発再稼働について、立地自治体以外の同意を必要としない現行の仕組みについてどう思いますか。
 質問(3) 集団的自衛権に賛成ですか、反対ですか。行使を認める場合、改憲が必要ですか。
==============
◇徳永久志候補=民新
 (1)評価しない。2年間で大切なものを失った。アベノミクスで株価は上がったが実質賃金15カ月連続マイナス、GDP2期連続マイナス、物価上昇で悪いインフレ。その結果、国民生活は疲弊し格差は拡大。米価下落で農家は悲鳴。介護保険要支援切り。社会保障費は半減。これら安倍政権2年間の失敗を隠すための大義なき解散だ。
 (2)立地自治体だけでなく国の地域防災対策の範囲である半径30キロ圏内に含まれる周辺自治体による原発再稼働についての同意や立ち入り調査などを必要とする仕組みにすべきだ。あわせて住民の安全確保のため避難計画も国の責任を明確にする制度も整備すべきだ。滋賀県も引き続き立地自治体並みの権限を求めていくべきだ。
 (3)戦後40年以上にわたって維持された憲法解釈を一内閣の閣議決定で変更することは憲法の規範性、法的安定性を損なう。国際情勢の変化、東アジアの厳しい安全保障環境を踏まえると、議論は避けられないと認識している。しかし、そのような状況を想定したとしても、憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使一般は許されない。
◇西沢耕一候補=共新
 (1)アベノミクスは、異常な金融出動で大企業と大資産家に富を、国民には物価高と生活苦のみを生み出すものとなっています。そのうえ、憲法違反の集団的自衛権の行使容認、多くの国民が反対している原発再稼働、TPPの推進、さらに沖縄知事選での県民の意思を踏みにじる辺野古基地移設など、評価できるものはありません。
 (2)「現行の仕組み」以前の問題として、再稼働そのものを認めるべきでありません。政府は、川内原発を皮切りに再稼働を推し進めようとしていますが、新規制基準をクリアしたからと言って安全なんて言えません。それは、規制委員会委員長も認めていることです。したがって、再稼働などもってのほかです。
 (3)集団的自衛権の行使容認は絶対に反対です。憲法9条に反する閣議決定の撤回を求めます。集団的自衛権とは、日本の国を守ることでも、国民の命を守ることでもありません。日本の防衛と関係なく、アメリカと一緒に海外で戦争する国にするものです。このような集団的自衛権の行使容認は認めません。
◇武藤貴也候補=自前
 (1)評価します。アベノミクスによって、株価上昇や雇用の改善、賃上げ等、デフレ脱却を目指す日本にとって景気回復への着実な道筋をつけました。また、外交面においても、慰安婦問題、北朝鮮による拉致問題等にも積極的に自国の立場を主張してきました。国際舞台での発言力を徐々に回復しつつあります。
 (2)原発を再稼働する際には、地元の状況を考慮することが欠かせませんが、必ずしも影響の及ぶ全自治体と合意を取り付ける必要はないと考えています。しかし、自治体はじめ国民への理解を得るために、国は、当該原発が世界で最も厳しい安全基準を満たすことを丁寧かつ十分に説明することが求められます。
 (3)集団的自衛権は、国家に当然認められた自然権として国連憲章にも明記されています。近隣各国と協力して平和的に戦争を抑止していくため、集団的自衛権にかかる法整備は必要です。それが東アジアの勢力均衡を保つことにもつながると考えます。よって、安倍政権の集団的自衛権の行使を容認する閣議決定に賛成です。
◇岩永裕貴候補=維前
 (1)安倍政権は約束した国会議員の定数削減を放り出し解散してしまった。経済政策の方向性は支持するが、金融緩和を除けば省庁縦割りによる非効率なバラマキに終始し、成長戦略は規制緩和に踏み込めず成果が見られない。結果、実質賃金は15カ月連続で減少。大企業と中小企業、大都市と地方の格差が広がってしまった。
 (2)原発再稼働にあたっては、新しい安全基準をクリアすることは無論であるが、原発ゴミの最終処分問題を解決するメドがついていること、30キロ圏内自治体の了解が得られること、実効性ある避難計画の策定をすることが前提条件である。そうした条件の揃(そろ)わない時点での原発再稼働はいっさい認められない。
 (3)武力攻撃を受けてない場合でも、攻撃を受ける蓋然性が極めて高い場合の武力攻撃は、憲法の許容範囲内と考える。しかし安倍政権の憲法解釈がこうした限定された武力攻撃なのか、与党内で意見の隔たりがあり不明確である。与党協議の内容を明らかにし、いわゆる他国防衛としての集団的自衛権行使にあたるのか明確にすべきだ。

■警備艇「ちくぶ」一新 県警(YomiuriOnLine滋賀)
◇連続航行2倍に
 県警は、地域課水上警察隊大津分駐所に配備している警備艇「ちくぶ」を今月から新しい船に更新した。
 1994年に導入された先代のちくぶが老朽化したため。全長14メートル、10トン、定員14人で旧艇と大きさはほぼ同じだが、燃料タンクを1600リットルと大きくし、連続航行距離は487カイリと従来の2倍近くになった。
 今月3日に配備され、主に琵琶湖大橋から南側の南湖で、水難救助や不明者の捜索、船舶の取り締まりなどにあたる。
 同課の米森昌一警部は「性能が大幅に向上し、迅速かつ長い時間動けるようになった。新戦力として大いに期待している」と話している。

■滋賀県警警備艇「ちくぶ」20年ぶり更新、性能大きく向上(産経ニュース)
 琵琶湖での水難救助や巡視活動などに当たる県警の小型警備艇「ちくぶ」が現行船の老朽化に伴って更新され、新艇が大津市浜大津の水上警察隊大津分駐所に配備された。
 ちくぶは、昭和51年に初めて琵琶湖へ配備された。その後、平成6年に2代目が就役してから20年が経過したため、警察庁が5千万円をかけて3代目を建造し、県警に無償貸与した。
 新しいちくぶは、全長14メートル、排水量10トンと、大きさは2代目とほぼ同じ。しかし、定格出力が1千馬力(旧艇=570馬力)、最高速度が40ノット(同=32ノット)などと、性能は大きく向上した。また、燃料タンクも旧艇の1・5倍の容量とし、航続距離は2・5倍に伸びた。
 水上警備隊では現在、大型警備艇(排水量20トン以上)を1隻、小型警備艇(同20トン未満)を5隻所有。このうち、ちくぶは、琵琶湖大橋から南側の「南湖」部分をエリアとして1日1回、湖上をパトロールしている。また、今年1月から今月11日までに水難事故や船舶事故などのため、計31回出動した。
 同隊は「警備艇の性能がアップしたことで、現場に到着する所要時間が短くなって活動領域も広がり、救助やパトロールなどの質が向上する」としている。

14/12/11

■アベノミクス解散総選挙(下)<1区>(滋賀報知新聞ネット版)
 自民が三百議席を上回る勢いで、滋賀選挙区でも自民の堅調が続いている。比例復活も含めて自民四議席は確実な見通しだ。ところが民主の各候補はここにきて、嘉田由紀子前知事の応援などで猛烈に追い上げムードが高まっており、比例復活を含めて一〜二議席の公算も。片や維新候補も追い上げているが、前回ほどの力強さはない。終盤戦の情勢を追ってみた。
大接戦の大岡氏、川端氏 大型新人 佐藤氏が大健闘
川端達夫氏(69)民前<9>
佐藤耕平氏(32)共新
大岡敏孝氏(42)自前<1>
 先行の大岡候補に川端候補が底力を見せて大接戦になっている。それを新人の佐藤候補が追っており、予断を許さない展開だ。
●振り向かずゴールへ
 「大岡候補のいいところは、いいことはいい、ダメなものはダメとはっきりと言えることだ」。五日に大津市のパルコ前で小泉進次郎・復興政務官は大岡候補を持ちあげた。
 だが選対本部長を務める佐野高典・自民党県連幹事長は「福井県の原発に隣接する農村地帯の高島市でも、原発は再稼働すべきとし、農協改革も主張する。正論は正論だが、もう少しオブラートに包めばいいのに」とハラハラドキドキだ。
 選挙戦術も大胆である。個人演説会は六、七、八の三日間のみで、それ以外の日は企業・団体の挨拶回りや街頭演説を繰り広げる。大岡候補は「横も見ず、後ろも振り向かずゴールだけを見て走っていく」と自信をみなぎらせていた。
●唯一の組織内候補死守へ
 「滋賀1区は非常に重要な選挙区だけに、“チームしが”の草の根民主主義で三日月知事を誕生させた原点に立ち戻って、川端候補を勝たせてほしい」と民主党の海江田万里代表は八日、大津市内のスーパー前で訴えた。
 川端候補は二十八年前に民社党の故西田八郎氏からバトンを引き継いで以来、文部科学大臣、総務大臣を歴任するなど、まさに民主の『顔』であるからだ。
 同候補を支える連合滋賀は「川端候補が唯一の組織内候補であり、何としても落とせない」と、山田清会長らが連日、単組回りに奔走している。古賀伸明連合会長も十一日午後六時からJR石山駅で開かれる決起集会に駆けつける。
 嘉田票の取り込みが勝敗を左右しそう。
●自衛隊員守ります
 滋賀の1〜4選挙区のうち、共産候補で大健闘をしているのが1区の佐藤候補。久方ぶりの大型新人で、無党派層にも食い込む。
 各紙の世論調査では、共産の躍進が報道されているが、佐藤陣営の長田茂事務長は「二年前からの都議選、参院選の流れがいま出ているもの」と胸を張る。
 小選挙区では、三十二歳の若者なので、知名度は否めないため、街頭演説を重視し、スポットは一日十八回にものぼる。
 地域別の訴えでは、高島市の場合、TPPと米価対策だが、ユニークなのは集団的自衛権行使容認の問題。「共産党だけが自衛隊の皆さんを守ります」と独自の訴えをしているのだ。なお山下芳生書記局長が十三日十一時、大津市のパルコ前で演説する。【石川政実】

■アベノミクス解散総選挙(下)<2区>(滋賀報知新聞ネット版)
上野氏を予想外に猛追する田島氏
独自の戦いの中川氏
田島 一成氏(52)民元<3>
中川 睦子氏(56)共新
上野賢一郎氏(49)自前<2>
 「国体開催までの十年は彦根市にとって正念場。チャンスを生かすも生かさないも政治家の力次第だ」。上野候補は、彦根市での個人演説会で政権与党の強みをこうアピールした。
 上野候補は支持層をほぼ固めた。2区で前回、みんなの党の候補を擁立し二万六千票を獲得した同党の主力メンバーの支援も取りつけた。
 さらに二年間の実績と国体と絡めたインフラ整備を前面に掲げ、自民県議・市議と連携して、田島氏の地盤に攻勢をかける。
 一方、激しく追い上げる田島候補は、「上野氏は国体で話をはぐらかせている。訴えるべきことは他にある」と突っぱね、安倍政権の経済政策や集団的自衛権行使容認の閣議決定、農業問題などへ批判を強める。
 選挙戦では大物が相次いで応援に入る上野陣営とは対照的に、党幹部に頼らず自民候補を破った七月の知事選の流れを目指す。 十二日には、地元彦根市のひこね市文化プラザで千人規模の総決起集会を開き、出身の彦根東高校の後輩で元党幹事長の細野豪志氏が応援に駆けつける。
 中川候補はラストサンデーの七日、紙智子・共産参院議員を応援弁士に迎え、長浜市で政談演説会を開き、支持者約三百人から激励を受けた。後半戦に入った今週は、湖東地域を重点的に回る。
 山田満・選対本部長は「原発再稼働反対や消費増税中止でよい反応が出ている。子育て世代や若者向けのビラを急きょ作成し、駅頭と全戸配布で支持を広げたい」と意気込む。(高山周治)

■アベノミクス解散総選挙(下)<3区>(滋賀報知新聞ネット版)
堅調武村氏に小川氏の風吹く
やや苦戦の西川氏
小川泰江氏(51)民新
西川 仁氏(67)共新
武村展英氏(42)自前<1>
●女赤穂浪士の討ち入り
 小川候補は、後援会長の嘉田氏頼みの選挙戦を展開し、猛烈な風が吹き出した。嘉田氏と小川候補は六日、草津市の商店街を練り歩いた。嘉田氏が「私の跡取りです」と商店主らの小川候補を紹介すると、笑顔の渦。JR草津駅では嘉田氏は「赤穂浪士の討ち入りの十四日には、小川さんを東京(安倍政権)へ討ち入りに行かせて下さい」と声を張り上げた。
 さらに嘉田氏は八日のJR草津駅での街頭演説会に続いて、十一日には午後六時過ぎからJR守山駅でマイクを持つ。また2、3、4区の民主候補者の選挙ポスターには、嘉田氏のシールが貼られ、知事選での「チームしが」をほうふつとさせている。
 一方、連合滋賀も九日、JR南草津駅で集会を開いた。
 また三日月大造後援会会長の山本勇作会長もげきを飛ばし、「ひょっとすれば」とのムードが漂う。
●お粗末な“未来の党”
 武村陣営は六日、守山市で女性の集いを開いた。県出身の有村治子女性活躍担当相(参院議員)は「二年前の日本未来の党を立ち上げた嘉田氏はあまりにお粗末。公約を実現せず、投票した人を愚弄(ぐろう)した」と嘉田氏を厳しく批判した。
 総括責任者の奥村芳正県議は「嘉田氏と小川候補の練り歩きを見たが、三日月氏のそれとは雲泥の差」と余裕を見せる。
 さらに奥村氏は「今回の投票率は、五五%程度(前回六二・六%)になるのでは。前回の五万七千票に、三日月票と維新票の一部を上積みしていきたい。草津市は六割がまとまり、後半戦は守山市での演説会を増やし、小川候補の地元に攻めのぼる」と鼻息が荒い。
●署名運動と連動へ
 「共産の比例が伸びるという報道があったが、最後まで何があるか分からない。風頼みではだめだ」と語るのは、選対委員長の石堂淳士・同党湖南地区委員長。
 比例で二万四千票を優先目標に、共産支持層以外への支持を広げるため、支持者と後援会と連携して、医療充実や原発再稼働反対の署名運動に関わった人への声掛けを展開している。
 先週の六日は野洲市を中心に街宣し、夕刻、野洲プラザで近畿ブロックの宮本岳志衆院議員と合流し、守山市で演説会を行った
 七日の日曜日は、有権者の関心を上げるため、選挙区を街宣カーで一巡。
 各行政区での個人演説会では、消費増税中止などを訴えて支持を広げる。(石川政実、高山周治)

■アベノミクス解散総選挙(下)<4区>(滋賀報知新聞ネット版)
武藤氏追い上げる徳永、岩永両氏
西沢氏に浮動票の流れ
徳永久志氏(51)民新
西沢耕一氏(36)共新
武藤貴也氏(35)自前<1>
岩永裕貴氏(41)維前<1>
 ドタバタの序盤戦から、中盤戦に入ってようやく陣営の態勢が整った。有権者の反応もやや冷めていた序盤戦に比べ、関心の度合いも徐々に高まってきた。陣営内の固定票を固めつつ、高齢者・障がい者・子育て世代などの社会的弱者や、第一次産業従事者・中小企業経営者といったアベノミクスの効果を実感していない人、若者や非正規労働者など無党派層の獲得、他党支持者の取り崩しが激化する。
 徳永候補は、与党政権の強引な押しつけ政治に「NO」を突き付け、夏の知事選で勝利した滋賀県有権者のエネルギー再燃で「暴走政治にブレーキ」をねらう。武村正義氏・嘉田由紀子氏の4区入りで、起死回生の風を呼び込む。
 西沢候補は、自公政権だけでなく民主・維新も国民を裏切ったと批判。自民圧勝報道でまちの雰囲気が変わり共産党にチャンスが来ていると、比例区から大波を起こして選挙区での票獲得につなげ、近畿での議席増に持ち込みたい。
 武藤候補は、自民圧勝報道にも夏の知事選での経験から最後まで何が起こるかわからないと陣営を引き締める。国政二年間に、信楽高原鐵道復興、琵琶湖逆水電気代助成、日野川直轄化など地域課題解決に向けた成果や実績も強調する。
 岩永候補は、弱い組織力を地元での日頃の地域活動に活路を見い出し、国政二年間の活動で人柄や行動力にも好感を寄せてもらえた有権者に訴え、その成果をこの選挙で花咲かせたい。十一日には橋下徹代表が応援に駆けつける。(松村好浩)

■2014衆院選:候補者アンケート 3区(毎日jp滋賀)
(届け出順)
◇質問
 質問(1) 安倍政権の2年を評価しますか、評価しませんか。その理由を教えてください。
 質問(2) 原発再稼働について、立地自治体以外の同意を必要としない現行の仕組みについてどう思いますか。
 質問(3) 集団的自衛権に賛成ですか、反対ですか。行使を認める場合、改憲が必要ですか。
==============
◇小川泰江候補=民新
 (1)国民生活に大きな影響が出ています。多くの人は物価が上がっても賃金が上昇せず生活必需品などが値上がりし家計を直撃しています。「要支援切り」での介護サービスの低下、集団的自衛権行使の閣議決定による武力行使の拡大懸念、特定秘密保護法の強行採決などにより国民の不安が増していることを考えると評価できません。
 (2)福島原発事故では立地自治体以外にも避難が必要となり汚染も拡大し甚大な被害がでました。「電源の代わりはあるけれども、びわ湖の代わりはない」という現実から、再稼働に向けては立地自治体並みの同意条件を求めます。また国が責任をもって事故時の住民の安全確保をする避難計画がなければ、再稼働すべきではありません。
 (3)憲法は公権力が暴走しないよう縛るルールであり、歴代政権から受け継がれてきた憲法解釈を国会での議論もなく閣議決定で変更することは、国会と国民を無視するものです。また新たな集団的自衛権の3要件はあいまいで、「専守防衛」の原則を逸脱し、海外での自衛隊による武力行使にもつながりかねないので撤回を求めます。
◇西川仁候補=共新
 (1)アベノミクスがもたらしたのは、格差拡大と景気悪化だけだ。アベノミクス2年でGDPも2期連続マイナス。この間株価が上がり100億円以上資産を増やした富裕層は100人以上。一方、庶民には物価高と実質所得の低下で、貧困と格差が広がっただけ。10%増税を先延ばししてもアベノミクスでは景気は回復しない。
 (2)原発再稼働そのものに反対であり「同意」や「仕組み」の問題で原発の危険性は解決しない。「核のゴミ」の安全な処理技術もなく、異質の危険性がある。5.21福井地裁判決に立ち、再稼働は断念すべきだ。
 (3)集団的自衛権は「自衛」と名前がついていても、国や国民の命を守るものでない。同盟国・アメリカと海外で戦争することになる。集団的自衛権の行使容認は憲法違反であり断じて反対であり、撤回を強く要求する。
◇武村展英候補=自前
 (1)経済再生についてはあらゆる施策を総動員してデフレ経済からの脱却を図る一方で、財政再建との両立を目指す取り組みは妥当と考える。また、戦略的な外交を展開する一方で、国民の生命と財産を守るための法整備を行うための取り組みも必要不可欠なものであり、評価できるものと考える。
 (2)いかなる事情よりも安全性を最優先し、原子力規制委員会によって新規制基準に適合する場合はその判断を尊重して原発の再稼働を進めることが妥当と考える。再稼働は国が前面に立ち立地自治体の理解と協力を得る必要があると考えるが、事業者が周辺自治体との十分な協議を行う前提で現行の枠組みも評価できると考える。
 (3)閣議決定に賛成する。集団的自衛権は国家に認められる自衛権であり、集団的安全保障とは異なる。我が国に対する攻撃を未然に防止する限定的行使を認めなければ国民の生命を守ることはできない。自衛権についての憲法解釈はこれまで何度も変更されており、行き過ぎたこれまでの解釈は是正する必要があると考える。

14/12/10

■2014衆院選:候補者アンケート 2区(毎日jp滋賀)
(届け出順)
◇質問
 質問(1) 安倍政権の2年を評価しますか、評価しませんか。その理由を教えてください。
 質問(2) 原発再稼働について、立地自治体以外の同意を必要としない現行の仕組みについてどう思いますか。
 質問(3) 集団的自衛権に賛成ですか、反対ですか。行使を認める場合、改憲が必要ですか。
◇田島一成候補=民元
 (1)評価しない。三党合意は破棄され、身を切る改革を反故(ほご)にした。経済政策は、中小企業と消費者を苦しめ、実質賃金は15カ月連続で低下。非正規労働者が増え、格差はますます拡大。集団的自衛権の行使容認、特定秘密保護法等、国民の声を聞かず与党単独で推し進めている。生活者に寄り添い、地域の声を聞いていない。
 (2)原発30キロ圏内などの隣接する自治体にも立地自治体並みに住民の安全を確保することが必要であり、国の責任も明確にし、原発事故時の責任ある避難計画がなければ、再稼働は認められない。
 (3)立憲主義・法治主義の基本から憲法に違反するとする歴代政府の見解を、安倍政権は閣議決定によって覆した。解釈の変更は許されるものではなく、専守防衛に徹し、他国に脅威を与えない基本理念を堅持する。
◇中川睦子候補=共新
 (1)評価しません。アベノミクスは異常な金融出動で大企業と大資産家に莫大な富を、国民には物価高と生活苦をもたらしました。また立憲主義に反する集団的自衛権の行使容認、多くの国民が反対する原発再稼働、TPPの推進、さらに沖縄県知事選が示した県民の意思を踏みにじる辺野古基地建設など評価できるものはありません。
 (2)「仕組み」以前の問題として、原発再稼働そのものを認めるべきではありません。新しい「安全基準」をクリアしたと言っても、それが安全を意味するものでないことは規制委員長自身が認めています。依然として12万人以上の福島県民が避難生活を余儀なくされ、原因究明もされていないのに、再稼働はもってのほかと言えます。
 (3)集団的自衛権の行使容認は断じて反対です。憲法違反の「閣議決定」撤回を強く要求します。そもそも集団的自衛権の行使容認とは、日本の国や国民の生命を守ることではありません。アメリカと一緒に日本が海外で戦争する国にすることがねらいです。現行憲法に反するこのような集団的自衛権の行使容認は認められません。
◇上野賢一郎候補=自前
 (1)評価します。2年前、デフレ、行きすぎた円高で日本経済はどん底の状態でした。強い経済を取り戻すため、大胆な金融政策等で就業者数や失業率等も大幅に改善させました。デフレ脱却の出口は見えています。中小企業や家計の支援等きめ細かな対策で日本経済は必ず復活。東アジアの緊張の中、国を守る毅然(きぜん)とした外交も評価。
 (2)あれだけの惨事を引き起こした原発は将来的に廃止を目指すべきだと考えます。再稼働については、原子力規制委員会の厳格な審査をクリアした場合、検討の余地がありますが、当然の前提として立地自治体や近隣自治体の意向が反映される仕組みが必要です。とりわけ、福井県に近接する滋賀県北部の住民の意向は重要です。
 (3)憲法に掲げる平和主義は我が国が保持しなければならない理念です。一方、近年、東アジアの安全保障環境は極めて不安定化しており領海侵犯も増加の一途です。現行憲法下で万が一、武力攻撃が発生し我が国の存立や国民の生命・自由などが根底から覆される明白な危険がある場合に、必要最小限度の措置として必要と考えます。

■エルニーニョ現象が発生 今夏から継続、状態弱い(47NEWS)
 気象庁は10日、南米ペルー沖の太平洋東部赤道海域で海面水温の高い状態が続き、世界各地に異常気象を引き起こす「エルニーニョ現象」が発生しているとみられるとする監視速報を発表した。今年夏には始まっていたと分析している。
 エルニーニョ現象の発生は、2009年夏〜10年春以来となる。
 ただ、海面水温の上昇による水蒸気の発生など、エルニーニョ現象の発生に伴う大気の特徴については「明瞭には現れておらず、弱い状態で継続している」と指摘した。
 気象庁によると、エルニーニョ現象が冬に発生した場合、日本では東日本や西日本などで平均気温が高くなる傾向がある。

■1年5カ月ぶり155円台 ガソリン、原油下落で(47NEWS)
 経済産業省資源エネルギー庁が10日発表した8日時点のレギュラーガソリンの全国平均小売価格は1リットル当たり155円30銭で、前週(1日)より2円10銭下がった。値下がりは21週連続。155円台は昨年7月16日以来1年5カ月ぶり。原油価格の下落を反映し値下がり傾向が続いている。
 47都道府県すべてで値下がりし、全国平均小売価格は4月の消費税増税後初めて前年同期を下回った。
 石油輸出国機構(OPEC)の減産見送りで原油価格は今後も下落が見込まれている。調査した石油情報センターは「ガソリン価格は来週も引き続き下がる」と予想している。

■レギュラーガソリン、1年5か月ぶりの155円台…前週比2.1円安(Responce)
資源エネルギー庁が12月10日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、12月8日時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は前週から2.1円下落し、1リットル当たり155.3円となった。
レギュラーガソリンの値下がりは21週連続。155円台をつけるのは、昨年7月16日の調査以来、1年5か月ぶり。
地域別では、四国で2.6円、中部と九州・沖縄で2.2円、関東で2.1円、中国と東北で1.9円、近畿で1.8円、北海道1.3円と全エリアで大きく値を下げた。
ハイオクガソリンは2.0円安の166.2円、軽油は1.9円安の134.9円だった。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、12月10日のレギュラーガソリンの全国平均価格は143.7円/リットル、ハイオクは155.2円/リットル、軽油は121.8円/リットルだった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができる。
e燃費 URL http://e-nenpi.com/

14/12/09

■2014衆院選:候補者アンケート 1区(毎日jp滋賀)
 毎日新聞大津支局は衆院選滋賀1〜4区の立候補者13人に、(1)安倍政権の評価(2)原発再稼働(3)集団的自衛権−−について考え方を聞いた。選挙区ごとに回答を紹介する。(届け出順)
◇質問
 質問(1) 安倍政権の2年を評価しますか、評価しませんか。その理由を教えてください。
 質問(2) 原発再稼働について、立地自治体以外の同意を必要としない現行の仕組みについてどう思いますか。
 質問(3) 集団的自衛権に賛成ですか、反対ですか。行使を認める場合、改憲が必要ですか。
◇川端達夫候補=民前
(1)
 GDPは2期連続マイナス。物価上昇に賃金は追いつかず、非正規雇用者は増え格差が拡大。中小企業は円安倒産が急増。公共事業のバラマキが復活し、被災地のみならず全国で人手不足や入札不調を招き、かえって民間を圧迫。成長戦略は一握りの企業を優遇するだけで、国民の暮らしに回復の実感はない。今こそ政策の転換が必要。
(2)
 2030年代に原発ゼロを可能とするよう、あらゆる政策資源を投入する。事故時の住民の安全を確保するため避難計画について国の責任を明確にする制度を整備し、責任ある避難計画がなければ、原発を再稼働すべきではない。また国際原子力機関の基準であるUPZ(=30キロ圏内)に準じ、周辺自治体の意向を反映する。
(3)
 「集団的自衛権を保有するが、それを行使することは憲法上許されない」という長年の政府の見解を、国民の理解・納得がないまま、国会でも議論することなく一内閣が閣議決定で憲法解釈を変更するのは許されない。
◇佐藤耕平候補=共新
(1)
 評価できない。安倍政権は、憲法違反の集団的自衛権行使容認、原発の再稼働の推進、TPP交渉への参加、沖縄県民の意志を踏みにじる辺野古基地建設など国民の多数の声に反する施策を進めてきた。アベノミクスは、大企業・大資産家に富を集中させる一方で、庶民には物価高と実質所得の減少をもたらし、格差の拡大を招いた。
(2)
 被害が及ぶ全自治体、住民の同意が必要なのは当然だ。そもそも現行の「仕組み」は原発再稼働推進が前提となっており、規制基準についてもこれをクリアしても安全を保障するものではないことは規制委員会委員長も認めるところだ。福島事故の原因究明、収束もされていない中で原発の再稼働はすべきでない。
(3)
 集団的自衛権の行使は、日本を守るためでも国民のいのちを守るためでもない。アメリカと一緒に「海外で戦争ができる国」にしようとするものだ。憲法の平和主義に反する集団的自衛権の行使には断じて反対だ。この国の形を変える重大な決定を国会にもかけずに行ったことは立憲主義に反するもので認めることはできない。
◇大岡敏孝候補=自前
(1)
 評価します。特に、経済、雇用、外交においては大きな成果が出ました。倒産や事業縮小のニュースばかりだった2年前と比べて、日本経済は明るさを取り戻しました。失業者は34万人減り、高卒・大卒の内定率は大きく上昇するなど、雇用も改善しました。東京オリンピックの招致に成功するなど、外交でも成果を出せました。
(2)
 現行の仕組みで良いと思います。同意を必要とするということは、拒否権を与えることと同じ意味であり、周辺市町村にまで拒否権をばらまいたら収拾はつかず、立地自治体の立場もなくなります。一方で、周辺市町村に対する説明や情報提供は立地自治体と同等とし、避難対応などは国が責任を持つ体制をつくるべきだと考えます。
(3)
 賛成です。独立国として当然の権利です。少ない軍備で国民と領土、国益を確実に守るためには、友好国との連携が不可欠であり、そのためにはお互いに義務を果たす仕組みが必要です。当面は自衛隊法などの改正で対応し、いずれは憲法改正によって、国を守る自衛権を明記し、民間船や航路を防衛することも認めるべきです。

■東商取 原油急落、2年4カ月ぶりに一時5万円割れ(産経ニュース)
 9日の東京商品取引所で、中東産原油の先物が大幅下落し、1キロリットル当たりで一時約2年4カ月ぶりに5万円を割った。灯油やガソリンの先物も売り込まれた。いずれも急激な下落に伴い、一時的に取引を停止する「サーキットブレーカー」が発動された。
 日本や中国の景気回復が遅れるとの懸念が広がり、エネルギーや石油化学製品向けの原油需要が減るとの観測につながった。

■原油、5年ぶり安値 OPEC総会後、下落続く(47NEWS)
 【ニューヨーク共同】週明け8日の原油先物相場は一段安となり、米国産標準油種(WTI)は1バレル=62ドル台、欧州の代表的な原油指標である北海ブレント原油先物は65ドル台まで一時値下がりし、いずれも約5年ぶりの安値となった。
 石油輸出国機構(OPEC)が総会で減産見送りを決めた11月末以降、下落基調が強まっている。需要先行きを不安視した石油メジャーの一部は来年の設備投資削減を発表した。
 市場関係者の間ではWTIは、1バレル=60ドル程度までは値下がりするとの見方が多い。60ドル程度に下落すると米国で減産が始まり、原油価格は下げ止まるとの見方も出ている。

■彦根で初氷(産経ニュース)
 彦根地方気象台は8日、今冬の初氷を観測したと発表した。前日までの寒気が県内上空に残っていたのに加え、晴れて放射冷却現象が起こったため。平年より5日遅く、昨年より1日早かった。
 県内各地のこの日朝の最低気温は、大津市=0.2度(平年3.3度)▽彦根市=0.7度(同3.8度)▽甲賀市信楽町=氷点下4.9度(同氷点下1.3度)−など。同気象台は「しばらく続いた厳しい冷え込みは、いったん落ち着きそう」と話している。

■ビワパールの復興へ養殖作業手伝い 草津の児童ら(asahi.com滋賀)
 かつて盛んに養殖された琵琶湖産の淡水真珠(ビワパール)の復興を目指して、母貝に真珠のもとを埋め込む作業が草津市志那町であった。
 住民らでつくる「真珠養殖専門小委員会」と市が、市内の柳平湖で取り組むプロジェクトの一環。先月29日には、地元の子どもたちも作業に加わった。
 淡水真珠は、母貝のイケチョウガイに、5ミリほどに切った別のイケチョウガイの外套膜(がいとうまく)を入れてつくる。核を使わないため、様々な形と個性的な輝きを持った真珠ができるという。

14/12/08

■森と湖の関係探る 大津でびわ湖セミナー、水際の再生訴え(京都新聞電子版)
 滋賀県琵琶湖環境科学研究センターの市民向け講座「びわ湖セミナー」が7日、大津市打出浜のコラボしが21であった。琵琶湖の生態系と周辺の森林の関係性を探るのがテーマで、研究者や漁業者がそれぞれの見地から湖の豊かな資源を取り戻す方策を話し合った。
 基調講演で大津市出身の田中克・京都大名誉教授は、長年研究する有明海が諫早湾干拓事業で人為的に森と分断された結果、アサリの漁獲量が1986年から10年余りで30分の1に激減したと説明。同様にシジミが30分の1に減った琵琶湖も似た構造とし、「問題は森と湖の結節点である水際の再生。これから大事になるのは水質よりも底質」と訴えた。
 パネル討論では、同センターの研究員が人工護岸になり、さらに砂防ダムの整備などで以前よりも湖へ土砂が流れず、シジミが生息しにくくなった可能性を指摘。
 中央森林組合の山根晶子さんは水源の森づくりが進む現状に触れ、「今後は地域の奥山、里山に合わせた森林整備が必要」と提言した。
 野洲市の漁業者、松沢松治さんは漁を始めた50年前と比べ「今の琵琶湖は(生態系が)激変した」と強調。びわ湖の水と地域の環境を守る会代表として活動してきた経験を踏まえ「人間ができるのは魚が生きられる環境をつくること。環境が良ければ魚はいくらでも増える」と語った。

14/12/07

■本宮で初雪、熊野古道も雪化粧 新宮は4度、強い風 この冬一番の冷え込み(紀南新聞ネット版)
 日本列島付近に強い寒気が到来。紀南地方でもこの冬一番の冷え込みとなり、田辺市本宮町では6日朝、初雪を観測。熊野古道も雪化粧した。
 5日夜には上空5000メートル付近で、大雪の目安となるマイナス30度の寒気が関東腹部から近畿の中部、中国地方を覆った。アメダス新宮では、6日午前1時19分に4度ちょうどを観測した。朝から風も強く吹く事があり、午前11時7分には北西の風16・8メートル毎秒を記録している。
 寒さの影響で和歌山県南部でも山間部では雪が降り、一部では積雪も見られた。午前10時ごろには路面の雪は解けたが、日陰になる場所や土の上などには雪が残っていた。
 発心門王子もほんのり雪化粧し、普段とは少し違う雰囲気に。朝から観光客を案内していた熊野本宮語り部の会の富岡秀清さんは「素晴らしい雪景色が見られてお客さんも喜んでいた」と話していた。

■彦根など初雪観測余呉では50センチ(ChunichiWeb滋賀)
 県内は六日、冬型の気圧配置が強まり、県北部を中心に雪が降った。 彦根地方気象台によると、彦根市で初雪を観測。平年より七日早く、昨年より八日早い。長浜市余呉町柳ケ瀬では同日午後六時に五〇センチ、米原市朝日では八センチの積雪があった。(12月7日)

■長浜・余呉 積雪51センチ(YomiuriOnLine滋賀)
◇県北部スリップ事故相次ぐ
 強い冬型の気圧配置となった6日、県内では長浜市余呉町柳ヶ瀬で51センチ、米原市で13センチの積雪を記録した。両市を含む県北部では車のスリップ事故も相次いだ。
 彦根市でも今季初の降雪を記録。平年より7日、昨年より8日早い観測となった。
 最低気温は、甲賀市の信楽で氷点下4.1度、東近江市で氷点下1.5度、大津市で0.3度と各地で今冬一番の冷え込みとなった。
 県内の北陸自動車道でチェーン規制が行われるなど、交通にも影響が出た。彦根地方気象台によると、雪の降りやすい状態は7日午前まで続くが、以降は冬型の気圧配置が緩んでいくという。(小野圭二郎)

14/12/06

■滋賀・長浜に大雪警報(京都新聞電子版)
 彦根地方気象台は6日、滋賀県長浜市に大雪警報を発令した。7日午後6時までの24時間の最大積雪量を山間部で40センチと見ており、路面凍結などに注意を呼び掛けている。

■フィッシングショーOSAKA2015、来年2月7、8日開催(スポーツ報知)
 釣りファン待望のイベント「フィッシングショーOSAKA2015」=写真はポスター=は来年2月7、8の2日間、大阪市住之江区南港のインテックス大阪3、6号館で行われる。
 (株)がまかつ、(株)オーナーばり、マルキユー(株)などの各メーカーが自信の新製品を紹介。さまざまな釣り用品や関連商品も幅広く紹介され、日本で一番早い2015年の新製品公開となる。時間は、いずれも午前9時〜午後5時。
 釣具の即売会、空くじなしのお楽しみ大抽選会、ジュニア&レディース体験マス釣り、救命胴衣無料点検、各ジャンルの有名講師によるフィッシングスクール、スタンプラリー、こどもお祭り広場での釣り堀ゲーム、福袋釣りなどイベントも開催。また、全国のご当地グルメを集めた、恒例の「まんぷく屋台村」、マグロの解体ショーも登場する。
 入場料は一般1400円、中学生以下は無料。前売り券(1200円)は取扱釣具店やコンビニなどで発売。公式ホームページ(「フィッシングショーOSAKA」で検索)や携帯サイト、公式フェイスブックではイベント情報など最新ニュースを公開している。

■Xマスまでイルミネーション 草津・水生植物公園(ChunichiWeb滋賀)
 草津市の市立水生植物公園みずの森で五日、夜間の特別開園イベントが始まった。二十五日まで。通常通り午後四時閉園後、五時に再び開園、八時まで無料で開放する。
 普段と違う夜の雰囲気を楽しんでもらおうと、青や白、ピンクの発光ダイオード(LED)四千球で園内を飾り付け。夜に咲くスイレンが楽しめる温室などをイベント初日から幻想的に彩った。
 大津市の主婦斉藤泉美さん(34)は「夜になって花が見られるのがうれしい」と話していた。(中村千春)

■アベノミクス解散総選挙(中)(滋賀報知新聞ネット版)
=3区妖気漂う注目選挙区=
なるか?知事選の再来
 七月の知事選の後遺症が焦点になっている。人口増加が続き、無党派層が多い3区(草津市、栗東市、守山市、野洲市)には、再選を目指す自民前職の武村展英氏(42)に、知事に転身した三日月大造氏の後継に選ばれた民主新人の小川泰江氏(51)と、共産新人の西川仁氏(67)が挑む三つ巴の戦いとなっている。ここの戦況が他の三選挙区に波及するだけに、目が離せない注目選挙区である。
●背後霊との戦い
 「うちが戦っているのは、小川氏でなく、同氏の背後霊のように後に控える三日月知事と嘉田由紀子前知事だ」と武村陣営の総括責任者、奥村芳正県議は背広の胸ポケットから手紙を取り出した。
 『私は、共に歩み、共に行動してきた同志が、国政で奮闘してくださることを、滋賀県のためにも活躍して下さることを期待しております』。三日月知事は、小川氏らへの支援を求める手紙を自らの後援会などに約二万四千通郵送したのだ。
 奥村氏は「三日月知事が定例会見で『知事として中立』と答えていたはず」と憤る。また、嘉田氏については「知事を辞めて大学の学長になったばかりなのに、選挙にのめり込みすぎ」とも。一日の代表質問では、手紙問題が取り上げられた。
 前回の衆院選では、武村氏が三日月氏に約四千五百票上回る約五万七千票で当選。しかし先の知事選では3区は、自民推薦の隆史氏が、三日月氏に約一万三千票差で負けた。
 奥村氏は「小川候補に約一万三千票差をつけられてのスタート」とし、無党派層への攻勢を強める。このため公示後の個人演説会は一日一か所程度にとどめ、午後六時から九時まで駅立ちを行って、「アベノミクスで経済再生」を訴える。先月三十日にはJR南草津駅で菅義偉官房長官が応援演説をするなど、知事選をほうふつとさせるように大物弁士が相次いで駆けつける。
●来ました!政治の母
 まさにシンデレラウーマンである。三日月氏の知事転出で空席になった民主の3区。いきなりの解散を前に、候補者が見当たらず、来春の県議選に意欲を示していた前守山市議の小川氏に白羽の矢が立った。同氏は、嘉田氏の地域政党「対話の会」に所属し、嘉田氏が塾長の未来政治塾の事務局長も務めるなど、嘉田氏の秘蔵っ子だが、知名度不足は否めない。
 小川氏は先月二十九日、地元守山市からキックオフ集会を開いたが、同氏の後援会長の嘉田氏が初めて応援に駆けつけて、「(小川氏の)政治の母として来ました」と支持を呼びかけた。
 さらに三十日には、JR草津駅で未来政治塾の塾生らが小川氏とリレートークを行ったが、ここにも嘉田氏が顔を出した。
 その塾生の一人は「塾生の先輩である女性市議が野洲市の自民党県議からパワハラを受けたとされる問題で、同党の野洲連協から、被害を受けた女性市議を党紀委員会で除名処分すべきとの要請を受けた武村氏(3区支部長)が同党県連役員会に諮ったが、一蹴されて支部に差し戻された。女性として武村氏に勝たすわけにいかない」と腕をぶす。
 民主・連合滋賀、三日月後援会、三日月知事を誕生させた「チームしが」、未来政治塾生、勝手連など、ごった煮の集団が連動するかが鍵。三日月後援会に火がつけば、3区から民主に風が吹くことも。
●個人演説会を再評価
 市議八期、県議一期の実績を誇る共産の西川仁氏が、前回同様、衆院選に挑んでいる。
 「今回の選挙の争点は、一番目は経済対策で、アベノミクスの破たんから抜け出すためにも消費増税をきっぱりと中止すること。二番目は集団的自衛権を許さず憲法九条を守ること、三番目が原発再稼働に反対すること、四つ目が政治とカネの順」と語るのは共産党湖南地区委員会の石堂淳士委員長。
 3区にある同党の三十数支部を中心に、後援会員五千人に呼びかけて、西川候補と市会議員十一人がミニ集会や街頭演説を展開中だ。
 石堂氏は「3区は無党派層の若者が多いだけに、街頭では『戦争をする国になるのは嫌だ』『非正規雇用に歯止めをかけて、働く者のためのルールづくりを』といった切実な声をよく聞く」と言う。
 今回、大きく戦略を変えたのは個人演説会を重視したことで、一日二〜三会場ペースで開催している。集団的自衛権やアベノミクスの破たんなど、分かりにくいテーマを丁寧に説明していくためだ。
 党本部も滋賀に力が入る。公示日の二日、市田忠義同党副委員長がJR大津駅で訴えたのに続き、3区では六日夜、守山市の市民交流センターで比例近畿候補の宮本岳志氏を迎えて共産党の演説会を行う。比例は二万四千票(比例)が目標だ。(石川政実)
4区 武藤・岩永・徳永の大混戦
比例ねらう西沢も参戦
 滋賀4区(近江八幡市、旧愛東町・旧湖東町を除く東近江市、甲賀市、湖南市、日野町、竜王町)は、自民前職の武藤貴也氏(35)と維新前職の岩永裕貴氏(41)、元参院議員で民主新人の徳永久志氏(51)、共産新人の西沢耕一氏(36)の四氏の立候補で、県内一の激戦区に。民主と維新の野党間調整もないままのガチンコ勝負突入で、有権者にとっても選択肢の多さが、はたしてどの陣営に有利に働き、どんな結末が待っているのか、注目される。
 前回トップ当選の武藤氏は、支援企業や団体、後援会など組織票を固め、動員のかけられる個人演説会や十二日に開く大集会で二年間の代議士活動の実績を訴える。
 岩永氏は、前回の比例復活当選では、選挙区の対応が十分にできなかった悔しさから、今回は選挙区での当選を目指す。徹底した地域密着。街頭で有権者に訴え、声を聞く。
 参議院から鞍替えの徳永氏は、甲賀・湖南で引き継ぐ民主の地盤に地元近江八幡で上積み、連合との政策協定に、知事選を制したチームしがとの化学反応で、議席奪還狙う。
 比例重視の西沢氏は、消費増税中止で「自共対決」をアピール。前回票に八千票上乗せの約二万票を目指す。街頭の訴えと電話作戦で、従来の支持層以外への拡大を図る。(松村好浩、高山周治)

14/12/03

■ピエリ守山、12月17日オープンに向け新店舗続々−光宗薫さん起用も(びわ湖大津経済新聞)
 ピエリ守山(守山市今浜町)が12月17日のリニューアルオープンに向け、新店舗情報、モデル・女優として活躍する光宗(みつむね)薫さんをイメージキャラクターとして起用することなどを発表した。
 海外ブランド大型店舗を核に、国内外のアパレル、雑貨、書店、飲食店、食品スーパーなど幅広いジャンルの店舗を集積し、ワンストップショッピングを可能にすることを目的とした同施設。現在出店予定140店舗のうち96店舗が明らかとなっている。フードコートには、テーブル席から子どもを見守りながら食事を楽しむことができるキッズスペースを設置するなど子ども連れにも配慮する。
 オープニングイベントとして、地元との協力企画でペットボトルのキャップを使ったビワコオオナマズの製作・展示、12月20日には京都のFMラジオ局・αステーションDJの谷口キヨコさんを迎えた公開生放送を予定する。
 同施設事務所・ピエリパートナーズ管理統括部マネジャーの小宮山武典さんは「今までの集大成となるリニューアルオープン。いい意味でも悪い意味でもずっと見てきたからこそ成功させたい。たくさんの人に来ていただきたい」と明るい笑顔を見せる。
 営業時間は物販=10時〜21時、飲食=11時〜22時。

■高知県の早明浦ダム湖でオオサンショウウオが釣れた(高知新聞ネット版)
 釣果は70センチ超の国の特別天然記念物―。高知県土佐郡土佐町の早明浦ダム湖でこのほど、バス釣り客がオオサンショウウオを釣り上げた。体長約72センチ、体重約3・9キロの成体。一般に渓流で見つかることが多く、2日、調査に訪れた「わんぱーくこうちアニマルランド」(高知市)の渡部孝園長は「県内のダム湖で見つかるのは初めてではないか」としている。
 釣り上げたのは、土佐市宇佐町の会社員、小川修司さん(40)。11月30日午後、ダム湖にボートを浮かべてバス釣りをしていたところ、水中に黒い物体を発見した。
 ルアーを投げ込んだところ、パクリ。引き上げると、大きくておとなしいオオサンショウウオだったという。
 国の特別天然記念物のため、嶺北漁協(長岡郡本山町本山)がいったん保護。高知県内で生息調査をしているアニマルランドに連絡した。
 渡部園長らによると、嶺北地域では吉野川支流で過去3度、同じ個体が捕獲されたことがある。調査済みの個体には追跡調査できるよう体にマイクロチップを埋め込んでいるが、今回見つかった個体にはなく、初確認の個体とみられる。
 渡部園長は「健康状態はいい。よく育っており、10年以上は生きている」とし、詳しい検査のため持ち帰った。
 オオサンショウウオは近年、京都府や三重県で人為的に持ち込まれた中国種との雑種が大量に確認されており、在来種が脅かされている。このため、アニマルランドは専門機関に検査を依頼し、在来種と確認できれば、元の場所に戻す予定。

■ガソリン、1年ぶり安値 原油安で20週連続値下がり(47NEWS)
 経済産業省資源エネルギー庁が3日発表した1日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、11月25日の前回調査より90銭安い157円40銭だった。値下がりは20週連続。世界的に原油価格が下落しているためで、157円00銭だった昨年12月2日以来、1年ぶりの低水準となった。
 値下がりの期間としては、2006年9月から07年3月の25週連続に次ぐ過去2番目の長さとなった。石油輸出国機構(OPEC)の減産見送りで原油価格は今後も下落が見込まれる。調査した石油情報センターは「ガソリン価格も来週は1円以上の下げ幅となる」と予想している。

■ガソリン価格、20週値下がり 9カ月ぶり157円台に(産経ニュース)
 経済産業省資源エネルギー庁が3日発表した1日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、前週(11月25日)と比べ90銭安い157円40銭だった。値下がりは20週連続。2006年9月〜07年3月にかけての25週に次ぐ長期値下がりで、約9カ月ぶりに157円台となった。
 世界経済の減速懸念や米国のシェールオイルの生産増加などを背景とした原油安が主な要因。来週以降は、石油輸出国機構(OPEC)が11月27日の総会で原油の減産を見送ったことによる価格急落が反映されるため、調査を行う石油情報センターは「さらに値下がりする」とみている。
 都道府県別では、横ばいの高知と滋賀を除く45都道府県が値下がり。値下がり幅は神奈川の1円80銭が最大で、徳島と福岡の1円50銭がこれに続いた。

■レギュラーガソリン、9か月ぶりの157円台に…前週比0.9円安(Responce)
査によると、12月1日時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は前週から0.9円下落し、1リットル当たり157.4円となった。
レギュラーガソリンの値下がりは20週連続。157円台をつけるのは、3月3日の調査以来、9か月ぶり。
地域別では、中部と中国で1.1円、九州・沖縄で1.0円、関東で0.9円、東北と四国で0.8円、北海道と近畿で0.6円、全エリアで値下がりした。
ハイオクガソリンは0.9円安の168.2円、軽油は0.8円安の136.8円だった。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、12月3日のレギュラーガソリンの全国平均価格は147.8円/リットル、ハイオクは157.8円/リットル、軽油は124.0円/リットルだった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができる。
e燃費 URL http://e-nenpi.com/

■伊吹山・比良山系がうっすら雪化粧(産経ニュース)
 彦根地方気象台は2日、伊吹山(標高1377メートル)と比良山系の蓬莱山(同1174メートル)で、それぞれ今シーズンの初冠雪を観測したと発表した。伊吹山は、昨年より19日遅く、平年より16日遅い。また、比良山系では昨年より18日遅く、平年より13日遅かった。
 同気象台によると、冬型の気圧配置が強まり、県内上空に強い寒気が入り込んだため。初冠雪は、同気象台の敷地内から職員が双眼鏡を使って目視で確認する。この日は、午前9時ごろにうっすら雪化粧しているのが観測された。
 この日朝の最低気温は、米原市=3.6度(平年2.6度)▽大津市南小松=3.0度(同4.4度)▽甲賀市信楽町=1.9度(同氷点下0.5度)−だった。

14/12/02

■セシウム汚染木くず投棄に有罪 大津地裁「被害を拡散」(京都新聞電子版)
 滋賀県高島市の鴨川河川敷に放射性セシウムに汚染された木くずを放置したとして、廃棄物処理法違反の罪に問われた東京都中野区若宮1丁目、コンサルタント会社社長田中良拓被告(42)の判決が2日、大津地裁であった。赤坂宏一裁判官は「震災復興には国民全体で痛みを分かち合うことが必要だが、今回は単なる被害の拡散・拡大で、責任は軽視できない」として懲役1年6月、保護観察付き執行猶予3年、罰金100万円(求刑懲役2年、罰金同額)を言い渡した。
 赤坂裁判官は、投棄された木くずは琵琶湖の環境に影響を与える危険性があり、多くの人に不安を与えたと指摘。「電力会社の金を使い、放射性物質を各地に拡散させ利益を得たとみることができ、復興事業への不信が募る可能性も否定できない」と述べた。
 一方で、被告自身が2千万円以上を払って木くずを撤去していることから執行猶予が相当とした上で、木くずの処理に努めるよう促し、保護観察を付けた。
 判決によると、田中被告は2013年3月中旬〜4月末、福島第1原発事故で放出した放射能セシウムに汚染された廃棄物の木くず310立方メートルを、滋賀県が管理する高島市安曇川町の鴨川河川敷に投棄した。
 判決を受け、三日月大造知事は「判決確定後に事案の経過や県の対応、再発防止策などを含む事案の総括を行い、公表したい」とのコメントを出した。

■琵琶湖の淡水真珠、多彩な輝き 大津の専門店にお目見え(京都新聞電子版)
 今年水揚げされた琵琶湖産の淡水真珠がこのほど大津市内の専門店にお目見えした。ほんのりしたピンク色や紫色をしており、なかには緑色がかかったものもある。琵琶湖の淡水真珠は生産量が長年、大きく落ち込んでいるが、近年は復活の兆しもあるという。販売店は「多様な表情を持つ琵琶湖の真珠を多くの人に知ってほしい」と話している。
 大津市中央3丁目の神保真珠商店は今年6月、琵琶湖産真珠専門の実店舗を開いた。1966年に創業以来、店舗は持たず県庁や市役所で販売してきたが、代表の伊吹敏明さん(70)の長女杉山知子さん(40)が昨年、エンジニアリング会社を退職したのを機に2人で店を構えた。
 琵琶湖産の真珠は、無核と別の貝を核にして真珠層を作らせる有核があり、有核だと真円に近い丸や小判のような平たい形ができる。無核は貝まかせの自然な造形になり、十字架や鳥のような形が偶然にできることもあるという。
 伊吹さんらは30年前の在庫を「ビンテージ」と名付け少しずつ売り出すなど、琵琶湖産真珠の魅力をPRするため独自の工夫を凝らす。「良い玉は輝きが失われないし、増すものもある」。
 一方で琵琶湖の真珠は長い間生産が低迷。農林水産省によると、最盛期は年間6トンだったが2013年は12キロにとどまった。しかし、県水産課によると「母貝となるイケチョウガイの成育が改善され、ここ数年は真珠生産も上向きの傾向だ」という。
 伊吹さんは11月に守山市の養殖業者から約1キロを仕入れた。「今年はたくさん仕入れることができた。琵琶湖が元気な印」と話す。杉山さんは「生産年を冠するワインのように、2014年の真珠として売り出したい」と張り切っている。

■セシウム汚染木くず投棄で有罪 コンサル社長に大津地裁(京都新聞電子版)
 滋賀県高島市の琵琶湖近くの河川敷に、放射性セシウムに汚染された木くずが不法投棄された事件で、廃棄物処理法違反の罪に問われた東京のコンサルタント会社社長田中良拓被告(42)に大津地裁は2日、懲役1年6月、保護観察付き執行猶予3年、罰金100万円(求刑懲役2年、罰金100万円)の判決を言い渡した。
 赤坂宏一裁判官は「木くずは腐ったり琵琶湖の水に危険を与える可能性もあり、関係者に不安を与えた」と指摘。
 判決によると、田中被告は2013年3〜4月、東京電力福島第1原発事故で汚染された木くず約310立方メートルを福島県内から持ち込み、高島市の河川敷に許可なく投棄。

■セシウム汚染投棄事件で有罪判決 コンサルタント社長に大津地裁(47NEWS)
 滋賀県高島市の琵琶湖近くの河川敷に、放射性セシウムに汚染された木くずが不法投棄された事件で、廃棄物処理法違反の罪に問われた東京のコンサルタント会社社長田中良拓被告(42)に大津地裁は2日、懲役1年6月、保護観察付き執行猶予3年、罰金100万円(求刑懲役2年、罰金100万円)の判決を言い渡した。
 赤坂宏一裁判官は「木くずは腐ったり琵琶湖の水に危険を与える可能性もあり、関係者に不安を与えた」と指摘。
 判決によると、田中被告は2013年3〜4月、東京電力福島第1原発事故で汚染された木くず約310立方メートルを福島県内から持ち込み、高島市の河川敷に許可なく投棄。

■セシウム汚染投棄事件で有罪判決 コンサルタント社長に大津地裁(47NEWS)
 滋賀県高島市の琵琶湖近くの河川敷に、放射性セシウムに汚染された木くずが不法投棄された事件で、廃棄物処理法違反の罪に問われた東京のコンサルタント会社社長田中良拓被告(42)に大津地裁は2日、懲役1年6月、保護観察付き執行猶予3年、罰金100万円(求刑懲役2年、罰金100万円)の判決を言い渡した。
 赤坂宏一裁判官は「木くずは腐ったり琵琶湖の水に危険を与える可能性もあり、関係者に不安を与えた」と指摘。
 判決によると、田中被告は2013年3〜4月、東京電力福島第1原発事故で汚染された木くず約310立方メートルを福島県内から持ち込み、高島市の河川敷に許可なく投棄。

■セシウム汚染木くず投棄、コンサル社長に有罪判決 大津地裁(産経ニュース)
 滋賀県高島市の琵琶湖近くの河川敷に、放射性セシウムに汚染された木くずが不法投棄された事件で、廃棄物処理法違反の罪に問われた東京のコンサルタント会社社長、田中良拓被告(42)に大津地裁(赤坂宏一裁判官)は2日、懲役1年6月、執行猶予3年、罰金100万円(求刑懲役2年、罰金100万円)の判決を言い渡した。
 田中被告は起訴内容を認めていた。
 起訴状などによると、田中被告は平成25年3〜4月、東京電力福島第1原発事故で汚染された木くず約310立方メートルを福島県内から持ち込み、高島市安曇川町の河川敷に許可なく捨てたとしている。
 11月6日の公判で検察側は、田中被告が24年12月から25年10月、福島県の製材業者から木くず約5千トンを搬出し、東電の損害賠償制度を利用して約1億円の利益を得ていたと指摘。高島市だけでなく、関東や九州にも木くずが運ばれ、現在も放置されているとした。

■滋賀4選挙区に13人が届け出 衆院選公示(京都新聞電子版)
 第47回衆院選は2日公示され、14日の投開票に向けて12日間の選挙戦がスタートした。
 滋賀県の4選挙区には午前中、自民、民主、共産が4人ずつ、維新1人の計13人(前職6人、元職1人、新人6人)が立候補を届け出た。候補者数は現行の選挙区割りとなった2003年衆院選以降、郵政解散となった05年選挙と並んで最も少なく、最多だった前回から5人減っている。
 前回は民主政権批判を追い風に自民が全区を制した。昨年の参院選でも議席を奪回したが、今年7月の知事選では推薦候補が敗れた。民主は政権陥落後の低迷が続いたが、知事選で実質的に支援した候補が勝っており、各選挙区で激しい争いが展開される。
 自民は当選1、2回の前職4人を擁立し、選挙区での連続当選を目指す。民主はベテランの前職や中堅の元職ら4人が勢力回復をかける。前回3候補を出した維新は前職1人が4区で選挙区初の党議席を狙う。共産は4人中3人が前回と同じ顔ぶれで、党勢拡大に力を注ぐ。
 公明や社民など他党は選挙区に擁立していない。

■ブラックバス・伊豆沼侵入阻止 上流駆除作戦(河北新報ONLINE NEWS)
 栗原市一迫柳目のため池「葉の木沢」で11月30日、地域住民が特定外来生物の魚オオクチバス(ブラックバス)の駆除に当たった。川でつながる下流の伊豆沼(栗原、登米市)を含めた生態系維持が目的。参加者は広域的な環境保全の大切さを感じていた。
 地元の大館環境保全会が企画し、住民ら約50人が参加した。県伊豆沼・内沼環境保全財団が協力した。
 池は集落から離れた山あいにあり、事前に1週間かけて水を抜いた。参加者は胴長姿でタモを手に池に入った。ぬかるみに足を取られながら、水たまりで大量の魚をすくった。
 捕獲したバスは652匹で、体長は最大42センチ。在来種はコイ約120匹、ヘラブナ1100匹などだった。5年前の駆除時点よりバスは増え、増殖の実態が再確認された。
 財団の藤本泰文研究員(水産学)によると、伊豆沼上流にはバスの生息が確認されたため池が34カ所あり、数年前から延べ十数カ所で駆除している。ことしは今回で4カ所目となる。
 伊豆沼のバスは1990年代半ばから増え、在来の小魚の漁獲量は3分の1に激減した。駆除によって伊豆沼自体のバスは2005年をピークに10分の1に減ったが、上流から入り込む例が増えており、藤本さんは「流域単位の生態系保護が重要」と指摘する。
 保全会の佐藤吉男会長(81)は「昔はエビをたくさんすくっていたが、マブナなどとともに見なくなった。子どもたちには環境保全の大切さを知ってほしい」と話した。
 参加した栗原西中2年伊藤駿君(13)は「バスは思ったより多く、在来種の魚を大切にしなければならないと感じた」と語った。

14/12/01

■衆院選2014 4小選挙区13人予定(YomiuriOnLine滋賀)
◇あす公示 党重鎮相次ぎ応援
 衆院選は2日、公示される。県内全4小選挙区では既に13人が出馬を表明。全区で自民党、民主党、共産党が対決し、4区は維新の党も加わり、激戦の様相だ。各党は党本部の重鎮を次々と投入するなど、支持拡大に努めている。
 県内では今回、2012年の前回選で全小選挙区を制覇した自民党が議席を維持するか、他党が勢力を伸ばすかが最大の焦点だ。
◇自民党
 自民党は前議員4人が引き続き出馬し、他党を迎え撃つ。30日には菅官房長官が大津市や草津市の駅前などで立候補予定者と演説。「この2年で雇用は100万人増えた。経済こそ最優先」と政権与党としての成果とアベノミクスの継続を訴えた。野党からは「唐突な解散」との批判もあるが、党の支持率は依然高く、党県連関係者は「積極的に候補者が街頭に立ち、票の掘り起こしにも努めたい」と力を込める。
◇民主党
 前回、全4議席を失った民主党は、5月に繰り上げ当選した前議員と元議員、新人2人を擁立する。岡田克也・党代表代行、前原誠司・元党代表ら重鎮が次々に来県。30日には2区で菅直人・元首相が街頭に立った。「安倍政権は生活を厳しくした」と訴え、組織の引き締めを図る。3区では7月の知事選で連携した嘉田由紀子前知事も応援に入り、党県連幹部は「与党批判の受け皿となり、議席を奪還したい」と意気込む。
◇維新の党
 維新の党は前回、比例復活し、初当選を果たした4区の前議員が小選挙区での勝利を目指し、活発に活動している。前回戦った1、3区を含め3小選挙区で立候補者が決まっていないが、2年前は県内で自民党に次ぐ比例票を得ており、引き続き支援を求めていく。党県総支部幹部は「地元をくまなく回り、国民の声を聞いてきた。地域に根ざした人物であることを訴え、議席を死守する」と話している。
◇共産党
 共産党は前回に続き、全区で新人を擁立。うち2人が30歳代で、若者の雇用環境改善など同世代にも政策をアピールする。解散後は山下芳生・党書記局長が大津市に駆けつけたほか、公示日には4小選挙区の候補者が合同で出発式を行い、市田忠義・党副委員長が参加する予定だ。党県委員会幹部は「民意に反した安倍政権にストップをかけるには、共産党の躍進しかない。小選挙区でも風穴をあけたい」としている。

■熱気球で空の旅 高島で琵琶湖横断(ChunichiWeb滋賀)
 熱気球で空の旅を楽しむ熱気球琵琶湖横断が三十日、高島市安曇川町であった。
 愛好家でつくる実行委が毎年開いている。三十八回目の今年は全国から三十四チームが参加した。
 二十九日から二日間の日程で、同町の近江白浜水泳場から琵琶湖を横断する予定だったが初日は雨で中止。この日は晴れたが、風の方向が横断に向かないと判断し、町内飛行となった。
 真っ青な空に多くのカラフルな熱気球が空に浮かぶと、声もなく見つめる人、はしゃぐ子どもたち、熱心にシャッターを切るカメラマンなどそれぞれが空のショーを楽しんでいた。
 各自が自由な時間と場所から飛び立って用意されたターゲットを目指し、マーカーを投下してどれだけ近付けたかを競う競技「フライイン・タスク」もあり、京都フライトスタッフチームが一メートル六十二センチで優勝した。近くの青柳小学校では体験搭乗会もあり、多くの子ども連れが短い空の滞在を楽しんだ。(山口哲)

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