琵琶湖の湖底に流れ着いたバスフィッシング関係のいろんな情報をお届けします。中にはヘド
ロの底からすくい上げた情報もあります。このコーナーの情報はすべて信頼の置けるニュース
ソースから発信されたものですが、真偽の程は未確認であることをご承知置きください。  

琵琶湖の湖底から
(2011/02)

←Before          スクラップブックバックナンバー          Next→

11/02/28

■秋篠宮さま、希少種繁殖を観察 琵琶湖博物館(京都新聞電子版)
 野生生物の家畜化について研究している秋篠宮さまは28日、草津市の琵琶湖博物館を訪れ、国内で希少な淡水魚を繁殖している水槽などを観察された。
 秋篠宮さまが代表を務める研究会によるコイや金魚の品種化などをテーマにした会議のため、来館された。会議に出席された後、同館の松田征也専門学芸員の案内で、館内の保護増殖センターを見学した。
 同センターでは、カワバタモロコやウシモツゴなど約40種の希少種を繁殖している。松田専門学芸員が、琵琶湖に生息するタモロコは県外のものと違って丸みを帯びた形をしていることを説明すると、秋篠宮さまは「そうなんですか」と驚かれていた。

11/02/27

■民泊で琵琶湖伝統漁体験 東近江市がプログラム(京都新聞電子版)
 東近江市は市内の漁業や農林業の団体と連携し、小中学生対象に琵琶湖での漁業や山林での林業を体験し、農林漁業を営む民家で宿泊をしてもらう事業に、新年度から取り組む。県内で農業体験と宿泊を組み合わせた農家民泊はあるが、「漁師民泊」と言える漁業も体験できる事業は珍しく、28日に地元自治会などと協議会を立ち上げる。
 漁業では、琵琶湖と伊庭内湖で、伝統的な仕掛け漁「エリ漁」で船に乗って網を徐々に小さくし、かかった魚を捕る体験や、外来魚釣りが計画されている。協力する能登川漁業協同組合の田井中一比古組合長(61)は「若い人たちに琵琶湖でも漁業で生活している人がいることを知ってもらい、湖の魚を身近に感じてほしい」と期待している。
 農業や林業でも同様にさまざまな体験プログラムを設けていく。受け入れは修学旅行など学校単位を予定している。
 市は新年度予算案に、事業の補助金として100万円を計上した。昨年5月、県外の児童や生徒が農業と宿泊を体験する事業を行い、市内20軒の農家で66人を受け入れた。住民から好評だったため、事業の幅を広げることにした。協議会が受け入れ先の確保や研修を行っていく。

■琵琶湖岸バラバラ遺体、情報求めビラ 近江八幡署(京都新聞電子版)
 2008年に近江八幡市の琵琶湖岸などで切断された遺体が見つかった殺人・遺体遺棄事件で、近江八幡署は27日、近江八幡市鷹飼町南3丁目のマイカルタウンで情報提供の呼びかけを行った。同日、滋賀県警は解決に結びつく情報提供者へ特別報奨金を支払う期間を1年間延長した。
 この日は署員8人がビラ200部を通行人に配布した。09年2月から特別報奨金制度の対象とし多くの情報が集まったものの、被害者の特定はできていない。
 事件は08年5月に同市牧町の琵琶湖岸で切断された左脚が発見され、その後も県内各地で頭部などが確認された。被害者は40〜60歳ぐらいの男性で、身長170〜180センチ、左目尻下に約1・5センチのコブがあることが判明している。
 特別報奨金の期間は2012年2月26日まで。情報提供は近江八幡署TEL0748(32)0110。

■駆除したブラックバス 大型淡水魚のごはんに 松島水族館(河北新報社Kolnet)
 宮城県松島町のマリンピア松島水族館が、伊豆沼・内沼(栗原、登米市)で駆除された外来魚ブラックバスを大型淡水魚の餌として活用している。26日には、大型淡水魚への餌やり体験やブラックバスの繁殖防止に取り組む伊豆沼・内沼環境保全財団の活動を紹介するイベントを始め、生態系の保護を呼び掛けている。
 水族館は昨年6月、保全財団からブラックバスを無料でもらい、餌として使い始めた。月に1度のペースで譲り受けているという。
 冷凍のブラックバスを切り身にして、アマゾン産のピラルク、レッドテールキャットフィッシュなど大型淡水魚に与えている。量は週に十数キロになる。
 淡水魚担当の松本憲治さん(33)は「淡水魚の餌は入手しにくく、前はアジやイカを餌にしてきた。栄養面でも同じ淡水魚の方が向いている」とブラックバスを歓迎している。
 水族館はアマゾン産淡水魚の水槽前に、ブラックバスを正式名称の「オオクチバス」として解説するボードを設けた。ブラックバスが伊豆沼・内沼の在来魚類の減少を招いている状況や保全財団の活動を説明している。
 26日にはイベント「アマゾンの巨大魚ごはんタイム」がスタート。飼育員や来場者がブラックバスの切り身を水槽の上から入れた。餌やりを体験した来場者は、体長約1.5メートルのピラルクが餌を取る迫力ある様子に驚いていた。
 松本さんは「外来魚が在来種の生態系を脅かしている実態も知ってほしい」と話している。
 「巨大魚ごはんタイム」は平日が午前11時半、土日祝日は午後2時45分にそれぞれ実施している。

■電気ショックで外来魚駆除(中國新聞ネット版)
 三次市の江の川漁協は26日、同市十日市町の馬洗川で、水中に電気を流す手法により外来種の魚を駆除した。広島県内水面漁業協同組合連合会(広島市中区)によると、県内では初の試みという。
 ボートから電極12本を水中に沈め、約500ボルトの電気を流して魚を感電させる。狭い場所で使用でき、機動性も利点という。全国内水面漁連(東京)から借り、県の特別採捕許可を得て実施した。
 組合員は電気を流しながらボートを走らせ、感電して水面に浮かんだ魚を網ですくった。約2時間で、ブラックバスやブルーギルなど約50匹を捕獲。魚はショックで一時的に弱った状態で、外来魚以外は捕獲しない。
 ボートは3月20日まで借りる。辻駒健二組合長(66)は「他の川でも試していきたい」と話していた。

11/02/26

■びわ湖開き:湖上パレードに8792人応募 来月開催、一日船長は瀧本さん(毎日jp滋賀)
◇来月12日開催
 びわ湖大津観光協会が、来月12日に開催される「第56回びわ湖開き」の湖上パレードに400人の招待客を募集したところ、3113通8792人の応募があったと発表した。昨年より約1000通多いという。また、一日船長はNHK連続テレビ小説「てっぱん」のヒロイン・瀧本美織さんに決まった。
 びわ湖開きは、春の到来を告げるイベント。同協会はこれまで、地元の園児らを招待していたが、昨年から「より多くの市民たちに琵琶湖の魅力を感じてほしい」と無料で一般客の公募を始めた。「船上から琵琶湖を楽しみたい」と関東や中国地方など、県外からの応募も多かったという。
 同協会は「びわ湖開きをきっかけに、滋賀の観光地をアピールしたい」と話している。【前本麻有】

11/02/25

■長浜市:菅浦集落一帯、保存へ 新年度予算案計上、整備調査費に200万円(毎日jp滋賀)
 琵琶湖最北端の美しい湖辺(うみべ)に中世村落の名残を残す菅浦(すがうら)集落一帯(長浜市西浅井町菅浦)を保存するため、同市は11年度当初予算案に整備調査費200万円を計上した。2年間の現地調査・保存計画の策定を経て、国(文化庁)指定「重要文化的景観」への仲間入りを目指す。
 菅浦集落(92所帯、236人)は湖最北端半島の入り江にある。中世から集落への足は舟が中心で、「惣(そう)」と呼ばれる自治組織が、浅野家支配下の戦国時代や周辺集落との争いなどをつかさどり、東西南北四つの「四足(しそく)門」で村の出入りを検分。須賀神社所有の「菅浦文書」(重文)には集落の成り立ちや仕組みなどが記され、石垣や漁港などが織りなす景観は奧琵琶湖の名所となっている。
 市は2年間の現地調査でまとめた保存計画を文化庁に選定申請する予定。市文化財保護センターの山崎清和副参事は「菅浦の歴史・文化・自然・漁業などを含めた文化的景観を国の『重要景観』に位置づけたい」と話している。
 県内では「近江八幡の水郷」など3カ所が既に「重要文化的景観」に選定されている。【桑田潔】

■湖面利用、ルール普及へ 河北潟、湖岸に看板(北國新聞ネット版)
 河北潟の動植物を守るため、モーターボート乗り入れや釣りの自粛エリアなどを設けた湖面利用ルールが、運用開始1年で関係者に浸透し、実践の輪が広がっている。住民や行政、利用者など35団体で組織する河北潟湖面利用協議会が自主的に策定した県内初のルールで、同協議会は24日までに、ルールを明記した看板を潟周辺5カ所に設置し、さらに幅広い普及に乗り出した。
 金沢、かほく、津幡、内灘の2市2町の住民有志らで組織する河北潟自然再生協議会が2005(平成17)年10月から、潟で目立つモーターボートの調査を開始。波や騒音が国指定絶滅危惧T類の野鳥「チュウヒ」の繁殖をはじめ動植物に影響する恐れがあるため、09年6月に第1回河北潟の湖面利用を考える集いを開催した。
 昨年2月、第3回の集いに参加したモーターボートを使うバス釣りやウエイクボード、競艇、水上バイク、カヌー、湖岸のフナ釣りなどの関係者や団体、住民や農業、環境の関係団体、行政が参加し、河北潟湖面利用協議会を発足させた。
 参加者が協議して策定した湖面利用ルールでは、河北潟全域共通の▽湖岸近くを高速で走行しない(引き波が湖岸を揺らさない距離を保つ)▽Uターンはできるだけ沖でする− をはじめ、年間を通したモーターボートの乗り入れ自粛や低速走行、野鳥の繁殖期の釣りを自粛するなどのエリアを設定した。
 同協議会は昨年3月から、各団体や釣具店などでルールのチラシ4千枚を配布。各利用者への周知も進み、ルールが尊重、実践されている状況を確認しているという。今月に入り、さらに認知度を高めるため、ルールを明記したアルミ製の看板を金沢市2カ所、津幡町1カ所、内灘町2カ所の湖岸に設置した。
 河北潟自然再生協議会の高橋久事務局長は「ルールを多くの人に知ってもらい、運用が適切かどうかを含めて今後も協議していきたい」と話している。

■関東で春一番 気象庁発表 都心の気温は20度近く(asahi.com)
 気象庁は25日、関東で春一番が吹いたと発表した。同日朝から南風が吹き、午前11時前に東京都心で最大瞬間風速13.6メートルの南風を観測した。午前11時の都心の気温は19.7度で4月下旬の暖かさ。

■琵琶湖白砂の浜復活(YomiuriOnLine滋賀)
 大津市が2009年度から琵琶湖畔に整備中の「柳が崎湖畔公園」(柳が崎)で、市は11年度に散策路や護岸を整備し、同年度末の完成を目指す。元は遊泳場で水質悪化に伴い閉鎖されたが、今では白砂の浜が復元され、一部は既に利用が始まっている。市公園緑地課は「多くの市民が気軽に水辺に集い、憩える公園にしたい」としている。
 同公園の前身は、1925年に開設された市営柳が崎水泳場で、水質悪化などのため93年に閉鎖された。砂浜に雑草やごみが目立つようになり、周辺住民らから改善を求める声が上がったことなどから、市は09年度、「水に親しめる公園」にすることを決めた。
 公園は国道161号と琵琶湖の間の南北に広がる約6・8ヘクタールで、09、10年度に浜辺の砂をふるいにかけ、散策の際に公園内の川や琵琶湖に近づけるよう、川べりや湖岸を自然石の護岸にした。11年度は、駐車場と公園を結ぶ通路や残る護岸などを整備し、公園中央部から南端の観光施設「びわ湖大津館」まで散策路を完成させる。
 また夜間も利用できるよう照明を設置する予定で、11年度当初予算案に4860万円を計上している。

11/02/24

■2015年に供用開始 近畿自動車「田辺―すさみ」(紀伊民報AGARA)
 国が新直轄方式で整備している近畿自動車道紀勢線(阪和道)の田辺―すさみ間(約38キロ)が、2015年に片側1車線で供用開始する見込みとなった。近畿地方整備局がこのほど事業計画を公表した。
 田辺―すさみ間は国が75%、地方が25%の費用を負担する。11年度の予算規模は、83億〜122億円程度を見込んでおり、国会での予算成立後に金額が固まる。
 今回の計画によると、11年度には田辺―白浜、白浜―すさみ両区間で用地買収を進めるほか、トンネル工事などに取り組む。
 23日の県議会一般質問で、中拓哉議員(公明・和歌山市)の質問に対し、仁坂吉伸知事は「国土交通省の事業計画に近畿自動車道の供用予定が15年と示されたことは、これまでの働き掛けの成果であると受け止めている」と話した。
 一方で、京奈和自動車道などを含む本年度の予算が前年度比で約1割削減されたことや、11年度も本年度並みかそれを下回る見込みであることから「道路整備の遅れた和歌山県にとって厳しい状況」と指摘。「終期の明記は評価するが、今後、計画通りに実行されるように国に働き掛けていきたい」と述べた。
 近畿自動車道田辺―すさみ間の総事業費は約1970億円。本年度の予算(当初)は約100億円。暫定的に片側1車線ずつで供用を開始し、将来的には上下2車線ずつにする。通行料は無料。

■矢作川シンポ:外来生物が異常繁殖 被害実態報告、対策提言も(毎日jp愛知)
 豊田市を流れる矢作川で最近、問題化している特定外来生物・カワヒバリガイなど外来生物の影響について考えるシンポジウム「矢作川の外来生物」(市主催)がこのほど、同市内の豊田産業文化センターで開かれた。パネリストの研究者や市民団体などが、水の中で生息しているため「見えにくい」水生外来生物による被害実態や駆除活動を報告したり、減らすための対策の提言などを行った。
 テーマになったのは、中国原産の淡水産二枚貝のカワヒバリガイ、南米原産のオオカナダモ、北米原産のアメリカナマズなどで、この10年余りの間に市内の矢作川で異常繁殖したり、確認されている。
 滋賀県立琵琶湖博物館の中井克樹・主任学芸員が基調報告で、生物多様性危機の原因の一つに外来生物を挙げた。そして、スポーツフィッシングのために導入されたブラックバスがその後問題化した例を紹介し、外来生物の安易な導入を教訓とするよう呼び掛けた。
 市矢作川研究所はカワヒバリガイについて、発生の増減が川の流量に関係していると指摘し、夏場に川の流量を増やせないかと提言した。アメリカナマズの調査、駆除に取り組んでいる市民団体「矢作川水族館」館長で作家の阿部夏丸さんは、「アメリカナマズは1メートルにもなる。えさとして(在来の魚が)どれだけ食べられているか考えてほしい」と活動への協力を呼び掛けた。
 また、オオカナダモの駆除をしている市民団体や、市内の逢妻女川で北米原産のツル植物・アレチウリの駆除に取り組んでいる県河川課がそれぞれ活動内容を報告した。【中島幸男】

■近江大橋:無料化先送りへ 来年9月予定も、大規模補強で困難(毎日jp滋賀)
 来年9月に建設費償還を終えて通行無料になる予定だった近江大橋(大津市)について、嘉田由紀子知事は23日、「(強度の)調査をふまえた補強内容によっては、料金徴収期限の延長もあり得る」と述べ、無料化の先送りを検討する考えを示した。昨春からの橋の強度調査では大規模補強が必要と判明しており、先送りは避けられない見通し。
 県議会一般質問で答えた。74年開通の近江大橋は1日約400万円の通行料収入があり、来年9月25日で建設費196億円の償還が終わる見込み。だが大型車が増えたため、09年秋から補強工事を始めたところ、コンクリート部分で大幅な経年劣化が判明。当初11億円と見込んだ工事費がはね上がるため、予定通りの無料化が難しくなった。県道路課は「巨額の工事費以外に年間1億5000万円の維持費がかかる。無料化すれば税負担となるので慎重に検討したい」と話している。
 同市北部にかかる琵琶湖大橋は21年9月27日に無料化の予定。【稲生陽】

■近江大橋の無料化延期も 知事が可能性示唆(ChunichiWeb滋賀)
 2012年9月に通行料が無料化される予定だった近江大橋有料道路(大津市丸の内−草津市木川町、1・3キロ)について、嘉田由紀子知事は23日の県議会で「補強工事の点検調査中で、結果によって料金徴収期限の延長がありうる」と語り、無料化時期がずれこむ可能性を示した。
 一般質問で山田和広氏(自民)が「通行料の無料化はいつごろか」と尋ねたのに、知事が答えた。
 山田氏は無料化に伴い、道路の維持費が交通料から税負担になると指摘し「県財政に不安が残るのでは」とただした。嘉田知事は「厳しい財政状況の中で、毎年(維持費を)捻出(ねんしゅつ)する必要が生じる。今後、慎重に幅広く議論していきたい」と述べた。
 点検調査は開通から35年以上たったため劣化状況を調べている。県道路課は点検終了時期や、大規模修繕費について現段階で明かしていない。
 近江大橋は、県道路公社が国、県、金融機関から157億3000万円借り入れて1974(昭和49)年9月に建設。2002年までに借入金を返済する計画だったが、利用増加による渋滞緩和のための4車線拡幅工事(39億円)が必要になり、無料化は12年9月に延期。今回も無料化が先送りになれば、2度目の先送りとなる。
 年間維持管理費は6000万円。料金収入は09年度で14億9100万円で、1日の平均通行台数は3万2820台。
 琵琶湖大橋有料道路(大津市真野普門町−栗東市林)は補強工事が5回にわたってあり、総事業費は約348億8000万円に膨らんだ。このため当初、1987年までに事業費が償還される予定だったが、通行料の無料化は2021年9月までに延期されている。(木原育子)

11/02/23

■近江大橋と琵琶湖大橋、通行無料化見送りも 県会で知事(京都新聞電子版)
 滋賀県の近江大橋、琵琶湖大橋の建設費償還後に予定される通行料無料化について、嘉田由紀子知事は23日の2月定例議会一般質問で「通行料でまかなってきた維持管理費が税金での負担となるため、公平性を含めて慎重に幅広く議論する」と述べ、無料化見送りも視野に検討する意向を示した。
 償還終了に伴う無料化は、近江大橋が2012年9月、琵琶湖大橋が21年9月に予定されている。嘉田知事は近江大橋で年間1億5千万円、琵琶湖大橋で3億1千万円の維持管理費が必要なことを挙げ、「無料化すると、厳しい財政の中で毎年多額の維持管理費を税金から捻出する必要がある」と指摘した。
 また、無料化予定が来年に迫る近江大橋については、補強工事計画をまとめるための安全性調査を行っており、計画の工期や費用によっては「(予定時期での)無料化は困難になる」との見通しも示した。
 両大橋は県が建設し、県道路公社が通行料収入で運営している。09年度の収入は近江大橋が14億9200万円、琵琶湖大橋が21億6500万円。

■外来生物による被害、9割が深刻と感じる(nikkeiBPnet)
 外来生物によって日本の生態系や在来生物が深刻な被害を受けていると感じている人が9割を超えることが、環境省の調査でわかった。一般の男女1100人を対象に、外来生物問題に関する認知度調査をインターネットを利用して実施した(期間は2010年12月〜2021年1月)。
 深刻だと感じる外来生物問題を尋ねたところ、全体の92.9%が「日本の生態系や在来の生物が被害を受けている」と回答した。以下、「農林水産業が被害を受けている」(54.6%)、「生活環境や文化財などが被害を受けている」(38.3%)、「人の身体や生命が被害を受けている」(33.0%)の順に多い。「そもそも深刻な問題とは感じない」という人も2.6%いた。
 「外来種」「外来生物」の意味を知っていると回答した人は67.1%いる。年齢・性別で認知度が最も高いのは、男性は60代(90.0%)、女性は20 代(67.1%)。反対に「知らない」という回答が最も多いのは、男性が20代(6.4%)、女性が10代(11.1%)である。
 種名を併記した生き物の写真から外来生物の理解度も調べた。ブラックバスについては89.0%が「外来生物だと思う」と正当したが、アライグマについては正答率が50.1%にとどまる。
 外来種による被害を防ぐための「外来生物法」が施行されて5年が経過したが、一般市民の認知度はまだ十分ではなさそうだ。

11/02/22

■さかなクンが語る三方五湖 福井(msn産経ニュース)
26日に若狭で環境フェア
 豊かな自然を生かしたまちづくりに取り組む若狭町の「環境フェア2011」が26日、県立三方青年の家(若狭町鳥浜)と隣接する若狭三方縄文博物館で開かれる。
 同町を代表する観光地「三方五湖」のラムサール条約登録5周年記念イベント。昨年12月からコウノトリが約50日間同町に滞在し、市民の環境意識が高まったことから「コウノトリが舞う里、山、湖」をテーマに設定。午前9時からはバードウオッチングやたたき網漁体験(要予約)、午後1時からは講演やトークショーなどが企画されている。
 トークショー「発見!びっくり三方五湖」では、魚類学者でタレントのさかなクンが同湖に生息する魚を紹介。ブラックバスやブルーギルなどの外来魚が同湖の生態系に与える影響について特有の語り口で説明する。環境団体の活動報告やペレットストーブの展示実演なども行われ、身近に環境問題を感じられる機会になりそうだ。
 環境安全課は「身近なところから環境への取り組みを始めるきっかけになれば」と話している。午後の講演、トークショーは事前整理券が必要。問い合わせは同課((電)0770・45・9126)。

11/02/21

■琵琶湖が国だったら…クジラを飼おう 船上でフォーラム(asahi.com滋賀)
 琵琶湖(約670平方キロメートル)を領土とする架空の国「びわ湖夢王国」で、どんな夢をかなえようか。4月の建国を前に20日、琵琶湖観光船「megumi」でフォーラムがあり、県内外から集まった約70人が夢を語り合った。
 夢王国は障害者福祉の支援活動に取り組むNPO法人「夢・同人」が企画。国旗、国歌を制定し、憲法、議会、通貨も作る予定だ。国民は1年で365ドリーム(3650円)を税金として払い、その資金で王国を運営する。
 フォーラムには同法人理事長の国松善次・前県知事や、川島信也・前長浜市長らが参加した。「megumi」で琵琶湖を1周しながら、王国でかなえる夢を議論。「琵琶湖沿いをイルミネーションで飾り、宇宙からでも湖の形がわかるようにしよう」「クジラを飼おう」という提案から、「国民を増やすためにホームページを作ろう」など様々な提案が出た。
 姉妹で参加した京都市伏見区の主婦岩本明子さん(46)は「琵琶湖が好きだから来た。世代を超えた交流が出来てうれしい」と話した。国松理事長は「活発な議論ができた。勇気や自信をもらった」と興奮気味に語った。
 夢王国は4月1日に建国記念イベントを予定している。国旗、国歌の発表、国会議員を選出するという。問い合わせは「夢・同人」(0749・22・2353)へ。

■湖上の冬鳥見つけた 草津で探鳥会(京都新聞電子版)
 日本野鳥の会滋賀は20日、草津市下物町の烏丸半島周辺で定例の探鳥会を行った。滋賀や京都、大阪などの愛鳥家らが参加し、湖岸に渡って羽を休めるカモ類などを熱心に観察した。
 同会滋賀は2005年に発足し、定例探鳥会は毎月第3日曜に実施している。この日は会員をはじめ、32人が参加した。
 午前中は、晴天で無風状態と探鳥会には絶好の状態に恵まれた。参加者たちは烏丸半島南側をスタートし、半島一帯を観察した。琵琶湖沖約300メートルから約1キロの湖面に浮かぶ冬鳥たちを高性能の望遠鏡や双眼鏡で眺めていた。
 探鳥会では、湖面で優雅に羽を休めるカモ類のミコアイサやホオジロカモのほか、猛禽(もうきん)類のオオタカなど計52種類が確認された。参加者たちは「多くのきれいな鳥たちを見ることができた」などと話していた。

■県予算作りご覧ください 滋賀県・編成過程HPで初公表(京都新聞電子版)
 滋賀県は「予算の見える化」を目指し、新年度の予算編成過程を初めて公表した。各部局が提案した重点化特別枠の122事業を当初予算案では93事業に絞り、事業費も見積段階から約15%削減した経過を県のホームページで紹介している。
 公表は財政難で事業の見直しや取捨選択が進む中、取り組みを県民に理解してもらうのが狙い。重点化特別枠として担当課が予算化を求めた122事業を対象に、昨秋の知事と部局長の協議から予算見積、今月発表した当初予算案までの額を公表した。
 知事と部局長の協議の結果、見積もりを認められたのは89事業。その後、細分化された事業もあり当初予算案には93事業が盛り込まれた。
 事業費は見積もりで示した計8億4千万円が、当初予算案では7億円まで削減された。ほとんどの事業が減額で、高齢者の事故防止活動を目的にした「思いやりゾーン事業」は内容の精査で4800万円から1400万円に、観光地へのアクセス網を検討する「ビワイチ自転車ネットワーク整備計画策定事業」は1千万円から400万円と半額以下まで減らされた。環境配慮型住宅導入支援事業は見積もりで650万円だったが、「事業効果をさらに検討する必要がある」と予算化されなかった。
 一方、アールブリュット文化アジア拠点推進事業は見積もり1千万円から当初予算案2600万円と2倍以上になった。乳幼児の一時預かり無料利用券の配布事業は市町の声を受けて県が利用券を全額負担するなどして拡充した。県は昨年末以降、ホームページで編成過程を段階的に公開しているが、これまでのところ県民からの反応はないという。
 県企画調整課は「県民の声をどう聞き、いかに見やすくリアルタイムに公表していくか工夫を重ねたい」としている。

11/02/20

■高校野球:球児に食育 安曇川高、部員らに湖魚料理講習会−−高島(毎日jp滋賀)
◇オフの体づくり万全 氷魚やスジエビ漁協提供
 県立安曇川高校(高島市)の野球部員と保護者を対象にした食育と湖魚料理講習会が19日、同市安曇川町公民館で開かれた。「オフシーズンの体づくりを基礎に、強いチームを目指せ」と、部員の保護者らが発案した初めての試み。食育に力を入れる高島市は管理栄養士を派遣し、同市の12漁協でつくる市漁業振興連絡会も湖魚を提供。エプロン姿の球児らが作った地元の伝統料理をみんなで味わった。
 同校野球部は選手11人と女子マネジャー2人の13人。井上雅也監督も加わり、同市マキノ町の百瀬漁協でこの朝揚がった旬の氷魚(アユの稚魚)、スジエビ、ワカサギなどを材料に、同漁協職員の中川美千代さんが指導。氷魚の炊き込みご飯や釜揚げ、甘露煮と、スジエビやワカサギのてんぷらなど9品目を作り、昼食に食べた。
 湖魚を素材にした伝統の家庭料理は今ではあまり作られない。氷魚を見るのは初めてと話す選手や、生の湖魚料理は初めてのお母さんもいた。管理栄養士の長瀬千恵美さんは「スポーツと栄養」をテーマに話し「いくらトレーニングを積んでも食事がおろそかではいい結果は生まれない」と強調していた。【塚原和俊】

■冬の使者まばら コハクチョウ飛来数、草津の湖岸で最少に(京都新聞電子版)
 滋賀県草津市志那町の琵琶湖に飛来するコハクチョウの数が本年度、観測開始以来最少になる見通しであることが、同市の環境ボランティア団体「草津湖岸コハクチョウを愛する会」の調査で分かった。同会は、越冬場所周辺の工事や琵琶湖の水位上昇が原因だと指摘している。
 コハクチョウは同市に11月下旬ごろ飛来。越冬後、2月下旬ごろシベリア方面へ帰るという。同会は2001年度から調査を行っており、05年度には最多の5415羽が訪れた。
 10年度の飛来数は約180羽。1羽も訪れない日も多く、最も少なかった08年度の262羽よりも少ない。
 減少の原因に同会があげるのが、08年度から県が草津、守山市の湖岸一帯で行っているヨシ育成地帯の造成工事。ニゴロブナやホンモロコのすみかや産卵場所を作る目的で、産卵時期や漁期を避け、10月〜翌年2月ごろに工事を行っている。
 工事時期が飛来時期と重なっており、同会は騒音や周辺に巡らされた木柵が「コハクチョウをねぐらから追う結果になった」と指摘している。琵琶湖の水位も冬場にしては高めのマイナス20センチあまりの日が続き、水草を食べるのには深すぎる状態だという。
 県自然環境保全課は、県内全体の飛来数に大きな変化はないとしている。一方、同会の吉岡美佐子事務局長(63)は「このまま減少が続けば二度と訪れてくれなくなる可能性もある」と危惧している。

11/02/19

■湖国の人たち:オピニオン’11 菅井三喜夫警部補(毎日jp滋賀)
◆近江八幡署水上派出所長・菅井三喜夫警部補(54)=近江八幡市
◇「湖のお巡りさん」は天職 住民との交流が魅力
 近江八幡市長命寺町の近江八幡署水上派出所長、菅井三喜夫警部補(54)は県内の各水上派出所での勤務経験が豊富で、琵琶湖上の安全に目を光らせている。琵琶湖で唯一の有人島「沖島」を管内に持つ「湖のお巡りさん」に勤務内容や仕事のやりがいを聞いた。【加藤明子】
 −−大津、大津北署の水上派出所でも勤務されましたね?
 はい。どちらの管内も各地から水上バイクやバス釣りのレジャー客が集まるため事故も多い。大津市(旧志賀町)沖でヨットが転覆・沈没し7人が犠牲になった03年の事故では約2週間、24時間体制で行方不明者を捜索しました。2交代制で小さな警備艇からひたすら湖面をのぞき込む。揺れが激しいので若い捜査員は船酔いし、青白い顔で歯を食いしばって捜索を続けました。高い位置から見る方が水中の様子がよく分かるため、私は操舵(そうだ)室の屋根に乗りますが、操縦士と呼吸を合わせて初めてできること。日ごろの信頼関係が大切です。
 −−沖島は約350人が暮らす全国でも珍しい湖上の島です。菅井さんは島根県・隠岐の島出身。沖島での仕事ではどんな点に気を遣いますか?
 「島の中のことは自分たちで解決する」という意識が強いのは隠岐の島と同じです。島外に比べて不便な面も多く、外に頼れない現実があるからでしょう。うちの警備艇「ひよどり」は5トン未満の小型船で、波が高いと出航できない。対岸の堀切港との間を毎日9〜11往復している通船も悪天候時は止まってしまう。島には医師がいないため、病気やけがをしたら、島民同士で船を出します。結束力、団結力の表れでもあります。
 −−琵琶湖の特徴は?
 長浜署に配属されてすぐ、遠泳大会があり、泳ぎに自信があったので意気揚々と参加しました。泳ぎ疲れて一休みしようと湖面であおむけになった途端、足先からゆっくり沈んでいくのでびっくりしたのを覚えています。海水なら浮力があるので、力を抜いてゆっくり呼吸すれば浮くんですが……。プールとも疲労感はまるで違う。泳ぎが得意だとの過信は禁物です。
 琵琶湖の最大水深は103メートル。竹生島の西側には水深約93メートルの「第一湖盆」と呼ばれる湖底が広がっています。水深20メートルを超えると光が届かない完全な闇。水温も北湖は年中、冷蔵庫並みの7〜8度と低いため、遺体の捜索は困難を極めます。腐敗が進まず、なかなか浮いてこないからです。
 −−仕事の魅力は?
 地元の方と仲良くなれるのが一番。「警察です」と名乗ると緊張されるので、「長命寺の駐在です」と声をかけながら巡回連絡で一件ずつ訪ねる。あちこちでお茶やコーヒーを頂き、おなかがいっぱいになって、公衆トイレに駆け込んではまた次へ。孫の就職の悩みを聞いているうちに1時間たっていることもしばしばです。制服姿の私を見た観光客から「警察官がいるけど、何かあったんですか?」と質問され、地元の方が「お茶飲み友だちです」と返されたこともあります。私は天職だと思っています。
 隠岐の島を出る時、琵琶湖にひかれて滋賀を選びました。こちらに配属され、湖上から見る景色に改めて魅了されました。山が湖に迫る長命寺町。朝日や夕日が湖面を照らし、湖岸に連なる桜並木や紅葉に陰影をつける。息をのむほど美しい。今はここがふるさとです。
==============
提言
◇レジャーは安全と配慮で
 天候が変化すると、プレジャーボートで遊ぶ若者に「もうじき荒れるから早めに帰港して釣りしとってくれるか」と注意します。ただ、楽しんでいる人には強引に言えない。しばらくして、「無事帰ったかな」と探してみたりします。ライフジャケットを必ず着用して安全にレジャーを楽しみつつ、地域住民の暮らしや漁船の運航などにも十分配慮してください。
==============
人物略歴
◇すがい・みきお
 島根県隠岐の島町出身。75年4月、滋賀県警察学校入校。76年4月、長浜署に配属される。大津署勤務中の95年8月、小型船舶操縦士の免許を取得した。07年3月から現職。

11/02/18

■強風で運休や遅れ、JR湖西線(京都新聞電子版)
 18日午前7時ごろ、大津市南小松のJR湖西線近江舞子駅で風速計が25メートルを記録し、同駅|近江今津駅間で運転を見合わせた。約50分後に運転再開したが、同10時20分ごろにも両駅間で運転を見合わせ、約30分後に再開した。
 また同8時20分ごろ、長浜市西浅井町の永原駅などで風速計が20メートル以上を記録し、近江中庄駅|近江塩津駅間で徐行運転を行った。これらの影響で湖西線経由の特急「サンダーバード」が琵琶湖線で迂(う)回運転したほか、湖西線の新快速が遅れ、普通が4本運休するなど約6700人に影響が出た。

■常陸川水門に魚道 自然の水流に近づけるか通水試験(asahi.com茨城)
 国土交通省関東地方整備局は17日、神栖市の常陸川水門に整備中の魚道で通水試験を実施した。自然の水流に近づけるためにブロックをどう配置するかなどデータ収集を経た後、2011年度後半にも本格運用される見通し。
 魚道はコンクリート製の幅2メートルの溝で、全長135メートル。水門の上流と下流をつないでいる。魚道では珍しく、中ほどに逆流防止ゲートが設置されている。また地中部分の魚道には太陽光を光ファイバーを通して照らす照明もある。調査費、工事費などを含めた総事業費は約16億円。
 魚道は常時、10センチから30センチほどの水深があり、ウナギ、シラウオ、ワカサギ、モクズガニなど代表的な9種が行き来できるという。同整備局では今後の課題として「ハクレン、ブラックバスなどの外来魚を排除するためのスクリーンの設置が必要になるだろう」としている。
 通水試験には県や自治体、霞ケ浦・北浦の漁協なども視察に訪れた。ある漁協代表は「ウナギの子が遡上(そじょう)できれば最高だが、果たしてうまくいくのか。水門の開放を検討すべきでは」と話した。
 常陸川水門は霞ケ浦・北浦への海水流入防止などのために1963年に設置された。その後、環境悪化などから水門の開放を求める漁業者や環境保護団体の声が高まっている。(池田敏行)

■飼育困難ペット引き取り 上天草・水族館「シードーナツ」無料で(西日本新聞ネット版)
 上天草市松島町の海中水族館「シードーナツ」(田辺緑社長)がペットとして飼育できなくなった外来種の魚を無料で引き取り、展示している。これまでに体長約3メートルに達する世界最大級の淡水魚「ピラルクー」など約10種類、20匹程度を受け入れている。国内では外来種が増え、在来種の生息を脅かす恐れが指摘されており、同館は「むやみに捨てず、相談してほしい」と話している。
 シードーナツではここ数年、外来種の魚を引き取ってほしいと相談を受けるケースが急増しており「生態系や飼育のエチケットを学ぶ契機にできれば」と、昨年末から本格的に受け入れを始めた。館内に予備の水槽を置いて魚の種類ごとに展示している。
 これまでに持ち込まれたのは、ピラルクーのほか、南米産の大型ナマズ「レッドテールキャット」、古代魚「エンドリケリー」、鋭い歯が特徴で熊本市の江津湖で釣り上げられた「アリゲーターガー」などで「大きくなりすぎて飼えない」などの理由で持ち込まれるケースが多いという。
 ペットを持ち込む人には同館の担当者が最後まで責任を持つことや、むやみに捨てないよう注意している。同館の林郁子飼育管理課長(28)は「県内では、ダム湖で外来種が見つかるケースが多く、在来種の生息に影響が出る恐れがある。行政とも協力し、生態系を考える機会を増やしたい」と話している。同水族館の入館料は大人1300円、中高生800円。同館=0969(56)2570。

11/02/17

■びわ湖夢王国 4月に「建国」(asahi.com滋賀)
 障害者福祉の支援活動に取り組むNPO法人「夢・同人」(彦根市)が、架空の国「びわ湖夢王国」を4月に建国する。琵琶湖を国土として国民を募集。20日に船上フォーラムを開いて、憲法草案などを話し合う予定。計画によると、建国は4月1日で、国民は会費にあたる税金として1日10円、年間3650円を納税する義務があり、夢王国では、集めた税金で環境や福祉に関するイベントを開催する予定。
 20日の船上フォーラムは午前9時半に大津市浜大津5丁目の大津港に集合。10時出港の琵琶湖汽船「megumi」内で開催。4192円が必要。申し込みは夢・同人(0749・22・2353)へ。18日まで。

■「びわ湖の日」 7月で30年  保全の大切さ条例で訴え(京都新聞電子版)
 滋賀県の琵琶湖富栄養化防止条例施行を記念して定められた「びわ湖の日」(毎年7月1日)が、今年30周年を迎える。県は汚濁防止を訴える県民運動が条例に結実した経緯を広めることで、これからの保全で県民の関心を高める好機ととらえ、記念シンポジウムや水源の森林をめぐるツアーなど関連イベントを計画している。
 今年のびわ湖の日前後に実施する制定30周年イベントなどの関連事業費として、新年度予算案で3800万円を見込んだ。
 メーン事業の記念シンポジウムやテレビの特別番組放映で、同条例制定など琵琶湖を守る取り組みを振り返る。県内各地の朝市で湖魚料理やそのレシピを配り、小中学校の学校給食でも湖魚を出すなど、琵琶湖の幸を身近に味わってもらう。
 琵琶湖の水質を守る水源の森林づくり体験ツアー、在来魚の生息に悪影響を与える外来魚の釣り大会では、琵琶湖・淀川水系の下流にあたる京都府、大阪府にも参加を積極的に呼び掛ける。
 また、昨秋に成安造形大の協力で作成した「びわ湖の日30周年」ロゴマークなどを使い、琵琶湖にちなんだ既存事業も含めてキャンペーンする。
 びわ湖の日は1981年、同条例の施行1周年を記念して制定。同条例は、琵琶湖の赤潮大発生の主な要因とされた合成洗剤の販売禁止を、主婦らの「石けん運動」に県が応える形で実現した。現在もびわ湖の日は毎年、県内各地で湖岸一斉清掃が行われている。
 県環境政策課は「琵琶湖を守り続けてきた節目として、これからの保全をどうするべきか考えるきっかけにしたい」と話している。

11/02/16

■高速道路料金:4月から普通車の上限は平日2000円に(毎日jp)
 国土交通省は16日、4月からの高速道路料金制度を発表した。普通車の上限料金を平日は原則として2000円にするほか、自動料金収受システム(ETC)を搭載していない車も新たに上限制の対象に加える。
 新料金制度は、普通車について▽ETCの有無や曜日にかかわらず上限2000円▽ETC搭載車のみに適用している「休日上限1000円」を継続する−−とした。
 また、地球温暖化対策の一環として、ハイブリッド車など免税対象のエコカーに、軽自動車と同じ上限1000円を適用。ETCを搭載し、事前登録するのが条件で、システムの準備に時間がかかるため、実施は夏以降の見通しだ。
 トラックなど中型車以上については、上限を設けず、大口・多頻度利用割引や時間帯割引を継続。首都圏、京阪神圏の大都市近郊区間は、建設費が割高で料金収入を確保する必要があるとして、これまで通り上限制の対象外にする。
 競合するフェリーへの配慮から、他の高速道路とは別料金体系となっている本州四国連絡道路には「乗り継ぎ割引」を新設。ETC搭載の普通車に限り、ほかの高速道路から乗り継いだ場合の上限を平日は2500円にする。首都・阪神高速は、定額料金(東京圏で700円)制から12年以降、上限付きの距離別料金(500〜900円)制に移行する。【寺田剛、高橋昌紀】

■なるほドリ:高島・新旭沖に浮かぶ“軍艦島”は何?(毎日jp滋賀)
<NEWS NAVIGATOR>
◇湖底の砂利や砂、採取する台船 環境保全へ3月末で全廃
 なるほドリ 高島市新旭町の針江浜の琵琶湖上に“軍艦島”のようなものが見えるね。あれは何?
 記者 湖底から砂利や砂を採取する船(作業台船)です。砂利や砂はコンクリートの骨材など建設資材として使われます。台船作業の担当者に聞くと、沖合300〜400メートルの湖上に浮かべ、6〜7メートルの湖底から土砂と水が交じった状態でくみ上げており、砂利や砂だけ分離して運搬船で湖岸に運びます。台船は長さ約40メートル、幅約15メートル、高さ約10メートル。“軍艦島”に見えたのももっともかな。
 Q 高島沖の他でも琵琶湖から砂利や砂を取っているの?
 A 20年もこの台船で作業する担当者は、南湖にはかつて台船が四つくらいあった、と言います。琵琶湖の環境保全のため廃止され、今は高島沖の1カ所だけ。ここも県の認可が切れる今年3月末までで、琵琶湖からの砂利や砂の採取は全廃となります。
 Q 全廃とは歴史的なことだね。詳しく教えて。
 A 県などによると、琵琶湖の砂利(砂を含む)採取は1965年ごろから始まり、採取認可量は80年代〜90年代にかけて年間20万立方メートル(約34万トン)を超えていました。関係企業が協同組合を組織して採取。愛知川砂利採取業▽滋賀総合開発▽大津砂利採取販売▽湖西建設骨材−−の4協同組合です。愛知川は94年、滋賀総合は02年、大津は09年に採取廃止に至りました。
 Q 経緯は?
 A 琵琶湖の環境保全の観点から、県は96年に、湖中砂利採取を段階的に縮小し将来は廃止するとの方針を打ち出しました。採取時に濁水が発生するため、防止対策強化や採取中止の意見が多く寄せられた、としています。県は02年、20年先を視野に入れた県骨材需給基本計画を策定し、これを受けた翌年の「行動計画」で廃止時期を明示。琵琶湖を健全な姿で次世代に継承しよう、とのマザーレイク21計画(琵琶湖総合保全整備計画)1期末の10年度末までの廃止を、事業者の表明の形で具体的計画として提示しました。この時、操業していた大津は一足早く廃止に至り、湖西が最後となりました。
 Q 琵琶湖産骨材は良質だってね。
 A 塩分を含まないうえ採取時に湖水で洗われるからです。JR湖西線(74年開業)の高架コンクリートにも使われ、「コンクリートが危ない」と騒ぎになった新幹線トンネル内壁崩落などの心配はないとの話も聞きました。
 Q 琵琶湖から取れなくなって困らないの?
 A 県などによると、今日では骨材の主役は、岩石を砕いて使う砕石です。06年度の県内骨材供給量総計404万トンのうち砕石が337万トンを占め、川や湖、陸地などで採取する天然骨材は67万トン、うち琵琶湖からは13万トンです。さらに、ビル解体などで発生する廃コンクリートを砕いてリサイクルする再生骨材使用が大きく進んでおり、今日では主流とも言われます。
 Q 湖中砂利採取が全廃になり、琵琶湖は喜んでいるかな?
 A 湖岸の浸食が進む「洗掘」(浜欠け)と湖底掘削の関連が指摘されもしましたが、因果関係は不明とされています。琵琶湖の自然環境保全の要素は水源の山林や河川、生物はじめ多岐にわたり、湖底はその一部。しかし、砂利採取全廃は貴重な自然遺産の保全には前進でしょう。<回答・塚原和俊(高島通信部)>

11/02/15

■琵琶湖漁業の監視役「増強」 県、5代目新造へ(京都新聞電子版)
 滋賀県は、琵琶湖の漁業を監視する漁業指導取締船「あらわし」を2011年度に新造する。現在運航しているあらわしが建造から20年を経て老朽化したためで、5代目にあたる新造船は異常繁茂する水草にも対応できるようスクリューを改良するなど性能を高める。
 新年度当初予算案に建造費1億5千万円を盛り込んだ。今春に設計に取り掛かり、来春の進水を目指す。1990年に建造された現在の船は老朽化でオーバーヒートする恐れがあるため最速40ノットの性能を生かせず、取り締まり対象の漁船をわずかに上回る27ノットまでのスピードで航行している。
 新造船は現在の全長14・6メートル、幅3・7メートルより一回り大きくする予定。通報を受けた際にいち早く現場へ駆け付けるため、最速40ノット以上を検討する。スクリューを水面近くまで持ち上げられる構造にして、繁茂する水草に絡まず航行できるようにする。
 あらわしは、禁漁期間があるアユの沖びき網漁や、船でルアーを引くビワマスのトローリングなどで、県の漁業調整規則が守られているかどうかを監視している。年間の運航日数は30日前後で、1977年5月には巡回中のあらわしが赤潮の大発生を発見した。
 琵琶湖での漁獲量減少に対し、県は禁漁期間の設定や稚魚放流で資源管理を進めている。県水産課は「ルールが守られないと資源管理の意味がない。今まで以上に指導、取り締まりが重要になってくる」としている。

■漁協無許可施設県が行政代執行(YomiuriOnLine滋賀)
米原・天野川
 上多良漁業協同組合(米原市上多良、川森光男組合長)が米原市上多良の天野川に魚の捕獲用の「やな」(1486平方メートル)や「蓄養池」(466平方メートル)を無許可で設置している問題で、県は14日、同漁協が河川法に基づく原状回復命令に応じなかったとして、行政代執行を始めた。県は3月14日に両施設の解体、撤去を終える予定で、費用約600万円については同漁協に請求する。

■ETC無しでも平日上限2千円 4月からの高速料金(asahi.com)
 4月からの高速道路の新料金体系が14日までにまとまった。ETC搭載の有無にかかわらず、普通車は原則として「平日上限2千円」、軽自動車と免税対象のエコカーは「毎日上限1千円」とする。16日の民主党国土交通部門会議で最終決定する。
 2009年3月に始まった軽・普通車の「休日上限1千円」と、本州四国連絡高速(本四)との普通車の乗り継ぎ特例上乗せ料金(500円)は、ETC搭載車だけの適用となる。
 トラックやバスなど「中型車」以上は、現行の距離別料金に割引制度を加える方式を続ける。首都高速と阪神高速は均一料金をやめ、上限のある距離別料金(500〜900円)を導入する。ただ、関係自治体の同意が必要で、4月開始は見送る方向。東京湾アクアラインは、「普通車800円」の社会実験を3年延長する。本四のみの利用は普通車で平日上限2千円。
 新料金の適用期間は3年程度とする。ただし、本四は地元との調整が必要なため当面1年間の適用とする。国の持ち出しは年7千億〜8千億円で、自公政権が予算化した割引向け財源の約2兆円を使う。(鳴澤大)

■コンクリ片から人骨 兵庫・三田の湖、死体遺棄事件で捜査(日本経済新聞Web版)
 14日午前10時45分ごろ、兵庫県三田市小野の千丈寺湖で、釣りをしていた男子高校生(16)が岸に落ちていたコンクリート片の中に人の頭蓋骨のようなものを見つけ、110番した。鑑定の結果、人骨だと判明。県警捜査1課などは死体遺棄事件として捜査を始めた。
 同課などによると、コンクリート片(縦約26センチ、横約35センチ、高さ約17センチ)は一部が欠け、頭蓋骨が露出した状態。周辺から人の顔の骨とみられる破片も見つかった。渇水の影響で水位が通常より4〜5メートル下がり、水中に沈んでいたコンクリート片が出てきたとみられるという。
 県阪神北県民局によると、同湖は貯水池として1988年に完成。ブラックバスなどが生息しているため釣り客は訪れるが、普段の人通りは少ないという。

11/02/12

■阪和道4車線化、海南〜有田間今夏完成へ(わかやま新報ネット版)
NEXCO西日本関西支社(大阪府茨木市、芝村善治支社長)は10日、報道関係者向けに阪和自動車道(海南IC~有田IC間)4車線化工事現場の見学会を開いた。通行する車の安全を確保しながらトンネルを短くするという、全国でも珍しい工事も公開された。同区間は白浜方面下り線が昨年7月に2車線での運用を開始しており、大阪方面上り線の2車線化は現在3分の1程度が終了、今夏の完成を目指している。
加速車線を延ばす必要があり、トンネルを25メートル撤去して加速車線を現在の約130メートルから約210メートルに延長する。
現場は藤白トンネル南側。大型のクレーンを使って、トンネルの屋根にあたるアーチ状のコンクリート(トンネル覆工、一つ約7・5トン)を撤去する作業が報道関係者に公開された。トンネルと道路間には鋼鉄製のプロテクターが設置され、1車線での通行と安全を確保しながら実施。現在までで3分の1程度が終了しているという。また、トンネル内部の照明や換気設備なども大幅に改良していく。
NEXCO西日本は「早期完成を望む利用者の声も多い。安全を確保し、一日でも早く工事を完成させるために鋭意努力していきたい」としている。

■在来生物の宝庫に、三ツ池公園で外来魚駆除へ「掻い掘り」/横浜(神奈川新聞カナロコ)
捕獲された外来魚と在来生物の選別にあたるボランティアら。手の上にあるのはブルーギル=横浜市鶴見区の県立三ツ池公園
 横浜市鶴見区の県立三ツ池公園内にある「中の池」で12日、池の水を抜いて外来魚を一掃する「掻(か)い掘り」が行われた。池の生態系回復を目指す市民団体「三ツ池公園を活用する会」と同公園管理事務所の共同作業。在来生物の宝庫だった以前の姿を取り戻そうと、汗を流した。
 外来魚の駆除活動は、同会が2006年夏から取り組んでいる。これまで69回開催。毎回多くのボランティアが駆け付け、累計で約17万5千匹のブルーギルやオオクチバスを釣り上げるなどしてきた。
 掻い掘りは08年2月、公園内に3つある池のうち、「上の池」で初めて実施。実施後、上の池の外来魚が劇的に減少する効果を上げ、公園内最大の中の池でも試みることにした。
 水抜きは1週間前から徐々に行っており、この日の作業には約80人が参加。所々に残った水だまりに参加者が網を入れて魚をすくい取った後、外来魚と在来生物を選別していった。中には、全長54センチのオオクチバスもいた。
 捕獲は13日も実施。外来魚は公園内に埋めて処分する。在来魚は下の池に放流し、水位が戻る春ごろにも中の池に戻すという。
 同会水辺クラブの天野隆雄代表は「抜本的な対策には、掻い掘りが一番有効。来年か再来年には下の池でも行いたい。よそから生物を入れると、元に戻すにはこれだけ大がかりな作業が必要なことを考えてほしい」と話した。

■琵琶湖の魚介知って 大津・道の駅で取れたて直売(ChunichiWeb滋賀)
 琵琶湖から取れたての魚介類の直売が11日、大津市今堅田の道の駅「びわ湖大橋米プラザ」で始まった。12、13の両日も開催する。
 琵琶湖産の魚介類をもっと知ってもらおうと県漁業協同組合連合会と県水産課が企画。1合升を使ったセタシジミのすくい取りや、ワカサギの天ぷら販売など、旬の湖魚を安く販売している。
 体が透き通ったアユの子「氷魚(ひうお)」も生で直売。鮮度が落ちやすいため生で小売店に並ぶことは珍しいが、朝にとれたばかりのものを袋売りし、釜揚げの試食も実施した。
 県漁連の地村由紀人・流通改善部長(46)は「取れた分だけの限定販売なので、この機会にぜひ食べてみてほしい」と呼びかけている。(滝田健司)

11/02/11

■コハクチョウ飛来数が激減 草津の琵琶湖岸(ChunichiWeb滋賀)
 コハクチョウの越冬地として知られる草津市志那町の琵琶湖岸への飛来数が4年前の10分の1に激減していることが「草津湖岸コハクチョウを愛する会」の観測で分かった。これまで1日に30〜40羽見られたが、今冬は一羽も訪れない日も続く。愛する会は、県によるヨシの造成工事や外来水草が原因として「このままでは一羽も飛来しなくなる」と対策を求めている。
 飛来数は2006年11月〜07年2月に3040羽だったが、09年のシーズンには374羽に激減。今冬は148羽しか観測されていない。会員が朝から夕方までコハクチョウの写真を撮って調べている。
 愛する会が原因の一つとするのは08年度から県が草津、守山市の湖岸4・76ヘクタールで続けるヨシの造成。水鳥や魚の生息場所であるヨシを保全する目的で、周辺で年間10〜20億円を投じて10〜2月に工事し、飛来時期と重なる。会は、クレーン車などで盛り土をした際の騒音、湖岸に巡らせた木の柵がコハクチョウを遠ざけていると指摘している。
 県の担当者は「夏は水位が下がり台風も多い。漁業の時期も避けると工事は冬になる」と説明する。
 愛する会は繁殖力の強い外来水草の影響も懸念する。ボタンウキクサやホテイアオイが湖面を覆い光が届かず、コハクチョウが好む湖底の在来水草のササバモやマツモが不足しているという。
 吉岡美佐子事務局長(63)は「コハクチョウは一度ねぐらを放棄すると二度と戻らない」と訴えている。
 一方、琵琶湖水鳥・湿地センター(長浜市)によると、琵琶湖全体では8日に555羽観測され、過去5年間で最多という。
 日本野鳥の会滋賀支部の植田潤保護研究部長(41)は「コハクチョウは湖西、湖北で観測できるが、本来は分散していた方が良い。コハクチョウが湖南に寄りつかなくなったということは、他の生物にも住みにくい環境だということだから」と指摘している。
【琵琶湖のコハクチョウ】琵琶湖に飛来するコハクチョウは、シベリア北部から10月末に琵琶湖に渡り、2月末まで観測される。1971年から定期的に渡るようになり、長浜市湖北町、高島市安曇川町、草津市志那町の湖岸などで観測される。草津市志那町の湖岸には県内外から2万人が見学に訪れるという。(猪飼なつみ)

■滋賀県、11年度から西の湖の機能調査へ(京都新聞電子版)
 滋賀県は2011年度から、琵琶湖最大の内湖・西の湖(近江八幡市)で、在来魚をはぐくむ役割を果たしてきた内湖の機能を調べる事業に取り組む。周辺の田んぼに放流したニゴロブナの稚魚が、どれだけ西の湖や琵琶湖へと移動したかを追跡し、生存率と成育状況を確認する。西の湖の現状を知ることで、内湖復活の手がかりにする。
 内湖は、田んぼや川から流入した水がいったん貯留するため、琵琶湖の汚濁防止に役立つ。ヨシ原が多く魚のゆりかごとしての役割を果たしてきた。だが干拓工事が進み、県内にあった多くの内湖が姿を消していき、近年は水質悪化や外来魚の増加が指摘されている。
 西の湖では在来魚が多く確認されており、内湖としての機能が残っていることから、実態を調べることにした。新年度予算案に1400万円を計上した。
 計画によると5月初旬、稚魚のニゴロブナとホンモロコ各200万匹を、識別できるよう印を付けて西の湖につながる周辺の田んぼに放流する。6月下旬に田んぼの水が抜かれた後、放流した稚魚が水路を伝って西の湖にどの程度移動したかを確認する。放流と並行して、西の湖ではブラックバスやブルーギルの駆除に取り組む。
 また6〜7月ごろには西の湖に体長2センチのニゴロブナ50万匹を放流し、田んぼに放流した稚魚との比較を行う。県水産課は「大きく成長した放流魚が琵琶湖に多く現れれば、西の湖ではプランクトンが豊富で、外来魚が少ないことが裏付けられる。データはほかの内湖や干拓した内湖の再生にも役立てたい」とする。

11/02/10

■花粉:県内、今春全国2位 大津は昨年の16倍−−環境省予測(毎日jp滋賀)
◇「出ない」スギ、開発急ぐ−−県
 大津市内は昨年の16倍−−。今春、県内のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国で2番目に多くなると見込まれることが環境省の予測で分かった。昨夏に晴天の日が続いたためで、同省は1位の水戸市と並んで全国でも飛び抜けて多くなると予想している。花粉の飛散は今月中旬から始まり、3月上旬にピークとなる見込み。花粉症の人には辛い季節が到来した。【稲生陽】
 環境省は日照量や気温、過去10年のデータなどから花粉の飛散量を予測している。大津市のシーズン中の合計飛散量は昨春の15・8倍の1平方メートルあたり1万3700個と予想した。昨年6〜8月に晴れの日が続いて気温も高かったことが原因といい、全国平均(4854個)の2倍以上となる見通しだ。同省の予測担当者は「どこまで飛ぶかは風の強さ次第だが、花粉生産量の誤差は少ないはず。気象条件の近い県内は大体同じような状況になるのでは」と話す。
 県は花粉の少ないスギ品種の開発を急ピッチで進めている。県森林センターは日野町で見つかった、花粉をほとんど出さないスギ「蒲生1号」の栽培を昨年4月に開始。15年春を目標に販売を始め、県内計約7万8000ヘクタールのスギ・ヒノキ林の3〜4割が伐採対象(樹齢60年超)となる18年度には、次の苗木として使えるようになるという。蒲生1号の開発に携わる同センターの杉山忍主任専門員は「猛暑の度に大量の花粉が飛んではたまらない。木材価格の下落など伐採に課題もあるが、何とか花粉の少ない品種を普及させたい」と話している。

■低気圧発達し大雪の恐れ 3連休、全国的に荒れ模様(ChunichiWeb)
 発達した低気圧と強い寒気の影響で3連休の13日にかけて、西日本(近畿―九州)と東日本(関東甲信、東海、北陸)の広い範囲で雪が降り、太平洋側の平野部でも大雪になる恐れがあるとして、気象庁は10日、積雪による交通障害などに警戒を呼び掛けた。
 東京都心でも11日昼にかけて3センチ程度の降雪を予想、積もる可能性がある。西日本は10日夕から雪や雨が降り始める見込みで、噴火が続く霧島連山・新燃岳(宮崎・鹿児島県)周辺では雨による土石流の恐れがあるという。
 同庁によると、10日夜に九州の南海上に低気圧が発生。12日にかけて急速に発達しながら本州の東海上に達する見通し。西日本から東日本の上空約1500メートルに氷点下6度以下の寒気が流れ込み、11日夜から12日未明には日本海に別の低気圧が発生して東進する見込みで、広範囲で断続的に雪が降るとみられる。
 11日朝までの24時間予想降雪量は、いずれも多い所で北海道40センチ、東北と北陸各30センチ、近畿、中国、四国、九州北部各20センチ、関東甲信10センチ、東海と九州南部各5センチ。降雪量は12日にかけてさらに多くなる恐れがある。(共同)

■凍る余呉湖水鳥姿消す(YomiuriOnLine滋賀)
 余呉湖(長浜市)の湖面約3分の1が、冷え込みで氷に覆われた。例年この時期に羽を休めに訪れる水鳥約1000羽の姿はなく、静寂に包まれている。
 1月下旬からの降雪で湖に氷が張り始め、今月初めには全体が結氷した。長浜市余呉町川並、漁師桐畑博夫さん(74)によると、岸辺の氷は当初、厚さが約20センチあったという。現在も厚さ約10〜2センチの氷が湖面の3分の1に張り、船着き場では浮桟橋が雪の重みで傾いたまま凍り付いている。
 桐畑さんは「湖一面が凍るのは生まれて初めて見た。いつもならカモでにぎやかなのに、姿がない」と話している。
 余呉湖漁協によると、ワカサギ釣り用の桟橋周辺の氷を割って、釣りを楽しめるようにしているが、釣果は芳しくないという。

11/02/09

■琵琶湖の湖底、掃除もできる探査ロボ 立命館大が開発中(毎日jp)
 琵琶湖の湖底遺跡の調査やゴミ清掃に役立てようと、立命館大学が水中ロボットの製作を進めている。愛称は「Coco(湖虎〈ここ〉)」。同大理工学部の川村貞夫教授らが2007年から開発を始めたもので、湖底で泥や廃棄タイヤなどを取ることができる。
 全長70センチの円筒形の本体に長さ60センチのアームが2本あり、2本の「指」で物をつかむ。本体上部には水中カメラがあり、ケーブルを通じて送られる映像を見ながら操作する。総重量は58キロと小型船でも運べる。従来のロボットは水中で不安定だったが、浮きを付けたことで、姿勢を一定に保てるようになった。
 琵琶湖には100以上の湖底遺跡があるといわれ、「Coco」による謎の解明が期待されている。川村教授は「将来は海洋の環境調査や資源の開発にも役立てれば」と話している。(伊藤恵里奈)

■県:新年度事業案 くらし、こう変わる(毎日jp滋賀)
 嘉田県政2期目初となる当初予算案は、市町の抵抗を押し切って実施する一時預かり保育の無料券配布など、知事の意思が随所に反映された予算となった。重点配分したのは(1)育児(2)就労支援(3)地域医療(4)温暖化対策(5)琵琶湖再生(6)産業支援(7)魅力発信(8)防犯防災−−の8点。県は今回、初めて予算の編成過程での評価を公表したが、担当部長段階でゼロ評価となりながら最後の知事査定で「復活」したものもあり、ギリギリまで折衝した様子がうかがえる。
◇育児、就労支援に独自色
 独自色を出した育児や就労支援の分野では、育児不安解消が狙いの一時預かり無料券などのほか、育児による離職率が高い女性の再就労支援の取り組みも新たに打ち出した。
 総務省の調査では、県内では出産・育児のある30代女性の離職率が急増する一方、無職者の半数以上が就職を希望している。新年度予算では母親が仕事と育児を両立できる環境作りのため、10月をめどに近江八幡市の県立男女共同参画センター内に「滋賀マザーズジョブステーション」(仮称)を開設=計3069万円。全国2例目というハローワークや就職活動中の託児室も併設した施設で、職場から最寄りの保育所も紹介する。合わせて男性の育児休業取得奨励金=300万円=も新設した。
 また放課後児童クラブの利用率が低く、子どもの小学校進学を機に離職する人も多いことから、クラブなどの設置促進に計23億4831万円を計上。母親向け以外の就労支援では、国の若者向け相談窓口と一体化し、ニート向けのカウンセリングにあたる臨床心理士を独自に配置する「おうみ若者未来サポートセンター」(仮称)=計770万円=や、若年性認知症患者の社会復帰支援=157万円=も始める。【稲生陽】
◇水質汚濁、貧酸素化解明も
 琵琶湖の再生分野では、外来魚対策や策定30周年となる「びわ湖の日」(7月1日)関連事業に加え、水質汚濁や湖底の貧酸素化影響の解明などにも予算をつけた。
 琵琶湖の外来魚は05年以降、毎年100トンずつ減っているとされるが、その多くはブルーギル。今回は肉食で在来種に被害の大きいブラックバス(オオクチバス)の親魚を狙って、湖岸に産卵する4〜7月の繁殖期に電気ショッカーボートで一網打尽を目指す=2000万円。またタモ網による稚魚捕獲なども含め、外来魚ゼロ作戦として計1億131万円を積み上げる。
 知事査定で復活した湖底の低酸素化影響調査=954万円=では、老朽化で引退する自律式潜水ロボット「淡探」に代わり、ケーブルでつないで船上から操作できる潜水ロボットを配備。水深100メートルの湖底の生物の様子や低酸素の影響を究明する。また94年の大渇水以降、原因不明の水草の大量繁茂が起きている南湖の管理ガイドラインの策定=1861万円=に取り組むほか、水質を悪化させている原因不明の難分解性有機物のメカニズム解明=3209万円=を目指す。【稲生陽】
◇隠れた仏教美術など発信
 県内の国宝や重要文化財の数は全国4位(805件)に上るが、その多くは地域にひっそりと埋もれてきた。新年度予算ではこうした文化財に光を当てようと、隠れた仏教美術などの発信に予算を重点化する。
 まず仏教美術の活用策やそれらを収蔵する琵琶湖文化館の機能継承のための検討委を設置=357万円。合わせて寺社と連携した仏像の修復作業の公開や学芸員同伴の見学会、旅行業者らと協力した探訪ツアーコースなども企画し=計1095万円、ファン定着に力を入れる。
 また、これまで近代芸術がメーンだった近代美術館(大津市)も方針を転換、県内の博物館と連携した初の仏像展「祈りの国、近江の仏像」=200万円=を開催する。観光交流局では今年度実施の「歴女」事業を発展させた「近江路・仏女ブロガー旅紀行」=200万円=を新たに始め、幅広い世代の開拓を狙う。県教委文化財保護課は「京都や奈良とは違う滋賀独自の楽しみ方を発信したい」と意気込む。【前本麻有】
==============
◇主な新規・重点事業
【育児】
 一時預かり無料利用券配布(保育士増員補助含む) 7220万円
【就労支援】
 高校生や大学生向けの伝統産業弟子入り体験 154万円
 複数の障害者作業所の連携による「おこしやす」三方よし仕事おこし支援事業 2838万円
【地域医療】
 12年度開設の草津看護学校への補助 3億544万円
 産科のある県内13病院のうち、助産師外来のない6病院への同外来設置補助 334万円
【温暖化対策】
 低炭素社会づくりへの計画書届出など企業評価方法の検討 1450万円
 電動補助付き自転車の率先購入 286万円
【琵琶湖再生】
 富栄養化防止条例施行を機に制定した「びわ湖の日」30周年関連事業 計3821万円
【産業支援】
 首都圏に拠点がない中小企業にレンタルブースを提供する「県東京ビジネスオフィス」(仮称)の整備 208万円
 10年度で廃止する水環境科学館(草津市)への、国の目指す「日本版ハブ」誘致など水環境ビジネス推進 計1394万円
【魅力発信】
 アール・ブリュットの推進や発信 計3293万円
【防犯防災】
 危機管理センター設置に向けた基本計画策定 計928万円

■出産後の再就職支援、「仏女」ブロガー起用…県の新事業(asahi.com滋賀)
 県は8日、2011年度の当初予算案を発表した。嘉田由紀子知事は、「子育て」「雇用」などの分野ごとに重点テーマを掲げる。主な新事業を紹介する。
働く場への橋架け
◆女性の就労トータルサポート事業(3070万円) 出産や子育てで離職するなどした女性の再就職を支援するため、就労相談や一時保育の実施、職業紹介などの支援をワンストップでできるシステムを整備する。
◆アール・ブリュット推進事業(2620万円) 障害者によるアート展を開催するなどして芸術活動への参加や発表の機会を増やすほか、アール・ブリュット作品の調査や保管、企画展開催を支援。
琵琶湖の再生
◆オオクチバス稚魚発生抑制事業(2千万円) 在来魚の天敵、オオクチバスの稚魚の発生を抑制するため、親魚に特化した効果的な駆除手法を研究する。
◆琵琶湖の低酸素化と生物の関係究明(950万円) 北湖で顕著な低酸素化について効果的な対策を検討するため、湖底の低酸素化が生態系に及ぼす影響予測と評価を進める。
地域の魅力まるごと産業化
◆「食べることで、びわ湖を守る。」推進事業(1570万円) 子どもたちが琵琶湖と共生する農業や水産業について学ぶことで、将来の地産地消を支える人材に育てる。学校給食に地場産物を取り入れ、愛着心を育てる。
◆近江路・仏女(ぶつじょ)ブロガー旅紀行事業(200万円) 仏像が大好きな「仏女」をブロガーとして招き、県内の仏教美術など文化財の魅力をブログで紹介してもらう。

11/02/08

■当初予算案など58件 15日開会の県2月定例会提案へ(京都新聞電子版)
 滋賀県は8日、15日開会の2月定例議会に提案する計58議案を発表した。4983億8千万円の2011年度一般会計当初予算案や、県造林公社の特定調停合意に向けた大阪府などへの支払い14億3千万円を盛り込んだ10年度一般会計補正予算案など。
 条例は22議案で、二酸化炭素半減に向けた県低炭素社会づくり推進条例案、航行規制水域を新設する県琵琶湖レジャー利用適正化条例改正案など。嘉田由紀子知事の2期目の県政運営指針「県基本構想」も提案される。
 また、県議会の議会運営委員会は8日、2月定例議会の会期を3月14日までの28日間と決めた。代表質問は2月17日、一般質問は22〜24日で、25日を予備日に充てる。

■びわ湖夢王国:琵琶湖に架空の王国 NPO法人が4月に建国(毎日jp滋賀)
◇都は沖島、湖固有種も国民…
◇20日フォーラム、憲法素案を発表
 福祉ボランティアを続ける彦根市のNPO法人「夢・同人」は7日、県庁で会見し、琵琶湖上に架空の国「びわ湖夢王国」を4月に建国する構想を発表した。20日に開く船上会議で憲法素案を示し、事業展開を話し合うという。同法人理事長で発起人代表の国松善次・元知事は「立国の基本理念は『夢』『琵琶湖』『福祉』。県民をはじめ、多くの人に参加を呼び掛けたい」と話している。
 びわ湖夢王国の国民には1日10円、年間3650円の納税義務がある。通貨は「ドリーム」。パスポートを発行し、4月1日に開く第1回国会で建国を宣言する。
 首都は琵琶湖中央部に浮かぶ沖島(近江八幡市)が第一候補。国王(女王)や首相、各分野の大臣などへの立候補を求める。国民には琵琶湖の固有種も含まれ、外来生物などにより生態系が脅かされれば「防衛権を行使する場合がある」としている。
 こうした憲法素案は20日に湖上で開く国民フォーラムで紹介する。大津港(大津市)を午前10時に出港する琵琶湖汽船の「MEGUMI」で座談会を持ち、国家繁栄に向けたアイデアを出し合う予定だ。
 夢・同人の理事で画家の寺田みのるさん(64)は「空想から生まれる力を集め、琵琶湖から楽しいイベントを発信していこう」と呼び掛けている。問い合わせは夢・同人(0749・22・2353)まで。【安部拓輝】

■高速無料化:6区間330キロ追加 秋田道など6月から(毎日jp)
 2011年度の高速道路の無料化実験について、国土交通省が決定した計画案の全容が7日、判明した。時間帯を問わず全車種を無料とする区間として、秋田道の北上(岩手県)−秋田中央(秋田県)、大分道の大分−日出(大分県)など、6区間の計約330キロを新たに追加し、6月から来年3月末まで実施。また夜間のトラックなどを対象に、九州道の鳥栖(佐賀県)−鹿児島(鹿児島県)など5区間の計約1500キロを6月から12月まで無料化する。
 現在実験中の37路線50区間の総延長は約1650キロ。追加距離は10年度の約2割にとどまる。50区間の実験は3月末までを予定していたが、満1年となる6月下旬ごろまで延長する。
 計画案は7日の国交省政務三役会議で了承された。9日の民主党国土交通部門会議で提示、正式決定する。
 利便性を考慮し、現在無料化実験を実施中か、無料の自動車専用道路に接続している区間を選んだ。自動料金収受システム(ETC)を利用するか現金払いかを問わず無料とする。

11/02/07

■炎の後に、春そっと 東近江でヨシ焼き(京都新聞電子版)
 湖国に春を告げる「ヨシ焼き」が7日、東近江市の伊庭内湖で行われた。枯れたヨシを燃やして新芽の成長を促す作業で、ゆっくりと燃え上がるヨシ原を前に、参加した住民は春間近を感じていた。
 近年、建築資材などへの需要が低下したヨシは放置されることが多く、自治会や市などでつくる「伊庭の里湖(さとうみ)づくり協議会」が、伊庭内湖の環境保全を目的にヨシ刈りやヨシ焼きに取り組んでいる。
 協議会メンバー約15人が、ヨシ原3ヘクタールを1時間ほどで燃やした。伊庭町自治会長の浮気(うき)美智男さん(67)は「ヨシ焼きをすれば、春先に良い新芽が出る。元気なヨシが生えるのが楽しみ」と話していた。

11/02/06

■嘉田知事、対話の会の政策勉強会に出席(京都新聞電子版)
 滋賀県の嘉田由紀子知事は6日夜、4月の県議選で政治団体「対話でつなごう滋賀の会(対話の会)」が擁立する立候補予定者の政策勉強会に出席し、県政のあり方について語り合った。嘉田知事は、政策の方向性が合致する立候補予定者を県議選で支援する意向を示している。
 知事を支援する対話の会は6日から、嘉田知事と立候補予定者がそろって講演する勉強会、県政報告会を順次開催する。同日の政策勉強会は大津市であり、同市選挙区から立候補を予定する男性の支援者らが集まった。
 嘉田知事は「政策を実現するには県議会が支えてくれないと実現しない。県議選は滋賀の未来を示す大変大事な選挙となる」と呼び掛け、県の新年度当初予算案を編成する方針とした子育てや琵琶湖保全など8分野の考え方を紹介した。

■琵琶湖岸で一斉に水鳥観察会 滋賀(msn産経ニュース)
 「第18回びわ湖一斉水鳥観察会」が5、6の両日、県内各地の琵琶湖岸で開かれた。県内外から訪れた多くの参加者は、琵琶湖の美しさと湖面に浮かぶ水鳥の姿を楽しんでいた。
 「世界湿地の日」(2月2日)にちなみ、県が毎年企画している。会場の1つ長浜市湖北町の尾上漁港では、家族連れら約70人が観察会に参加。湖北野鳥センター(長浜市)指導員の説明に耳を傾けながら、優雅に浮かぶ水鳥の群れの観察をしていた。

■びわ湖毎日マラソン:環境キャンペーン 草津で、こども環境会議(毎日jp滋賀)
◇井戸端会議や活動紹介 北野・明大教授が講演
 楽しみながら環境について学ぶ「第10回草津市こども環境会議」が5日、草津市草津3の同市役所で開かれ、市内の小中学生らが環境への思いや取り組みを語り合った。びわ湖毎日マラソン(3月6日、毎日新聞社・日本陸連など主催)の環境キャンペーンの一環。
 約550人が参加した「こどもと大人の環境井戸端会議」では、「自分の子どもに見せたい場所」や「環境を守るためにできること」などを発表。「草津湖岸コハクチョウを愛する会」で活動する東大津高1年の山本賢樹君(16)は「琵琶湖の白鳥は環境が悪いと来てくれないし、けがをする白鳥もいるので、ごみを捨てないでほしい」と話した。
 環境活動を紹介するブースもあり、光泉中の生徒たちは回収したペットボトルのキャップ8112個で作った戦場カメラマン、渡部陽一さんのモザイク壁画を展示。発展途上国の子どもたちへのポリオワクチン購入に役立てており、生徒会長の荒堀敦弘君(14)は「ちょっとした手間で子ども一人の命が救える」と呼び掛けた。
 また、基調講演をした明治大理工学部の北野大教授(68)は、温暖化や資源問題に対処するためにも「いいものを長く大事に使う」ことを提唱。「欲求を少なくすれば幸福感は大きくなる。『少欲知足』が大切」と話した。【村瀬優子】

■ふなずきんちゃん:ふなずしPR 滋賀県立大に登場(毎日jp)
 湖国(滋賀県)の伝統食品「ふなずし」をPRするキャラクター「ふなずきんちゃん」が県立大(彦根市)で誕生した。同大学交流センターで6日まで開催されている人間文化学部生活デザイン学科の卒業制作展に登場、5日は生みの親の同学科4年、岩佐知美さん(21)=東近江市垣見町=と一緒に愛きょうを振りまき、人気を集めた。
 ふなずきんちゃんは、青色のワンピース姿で、ニゴロブナの頭をイメージした可愛い頭巾(ずきん)をかぶった女の子。ふなずしに合う日本酒の小瓶を入れた小さなショルダーバッグを下げている。「ふな」との語呂合わせで誕生日は2月7日、住む所は琵琶湖。「子持ちのふなずしはおいしい」ことから、妊娠中というイメージ付けがされている。
 「ふなずしが好物」という岩佐さんが、担当教員の指導や彦根市内の水産加工会社の助言を受けながら半年がかりで仕上げた。着ぐるみは体長2・15メートルと大柄のぽっちゃり型だが、仕草は愛くるしい。岩佐さんは「ふなずしをもっと多くの人に知ってもらい、滋賀のPRに役立てばうれしい」と話している。
 「ふなずきんちゃん」は、6日午後2時〜2時半にも会場に登場。19、20の両日には京都市勧業館みやこめっせ(京都市)での卒業制作展でも公開される。【松井圀夫】

11/02/05

■新キャラ彦根に誕生 郷土食ふなずし愛らしくPRへ(京都新聞電子版)
 滋賀県を代表する郷土食ふなずしのPRキャラクター「ふなずきんちゃん」が、ゆるキャラの聖地・彦根市で産声を上げた。「年中無休で発酵中」が口癖で、発酵成分を含む健康食としての一面をアピール。卒業制作としてデザインし、着ぐるみも手作りした県立大(彦根市)の学生は「ひこにゃんのような愛されるご当地キャラに育ってほしい」と愛娘の飛躍を期待している。
 身長2メートル15センチの女の子。ふなずしの材料ニゴロブナの形をした青色のずきんを頭にかぶる。飯(いい)で漬けて発酵させる製法にちなんで、近江米をイメージしたポーチを持つ。
 制作者は県立大4年の岩佐知美さん(21)=東近江市垣見町。自ら愛好する郷土食のため、卒業制作でPRキャラをデザインし、着ぐるみを1月まで約4カ月かけてミシンや手縫いで仕上げた。着ぐるみは今後、ふなずしを製造販売する木村水産(彦根市)がPRに活用する方針。
 岩佐さんは「ふなずしはおなかの調子を整えるため、薬代わりに食べることもある健康的な料理。キャラを通じて臭い、おいしくないという印象を変えたい」と期待する。
 キャラは6日まで、県立大で開催している生活デザイン学科4年生約30人による卒業制作展で紹介し、午後2時から30分間着ぐるみが登場する。19、20日には京都市左京区のみやこめっせでの学外展示会に参加し、早くも初の県外遠征を行う。

11/02/04

■水ぬるむ、春間近 滋賀県内、3月下旬並み暖かさ(京都新聞電子版)
 二十四節気の一つ「立春」の4日、滋賀県内は朝から好天に恵まれ、春を思わせる陽気に包まれた。彦根地方気象台によると、日中の最高気温は大津市で12・3度、東近江市で11・6度と3月下旬並みの暖かさとなったほか、県内に9つある観測点のうち8個所で今年最高を記録した。
 高島市新旭町針江の集落を流れる針江大川では、バイカモ(梅花藻)の花がちらほらと咲き始めた。流れに揺れる直径1センチほどの小さな白い花が、訪れた観光客らの目を楽しませている。見ごろは夏だが、わき水を水源とする針江大川では真冬でも水温が13度前後で安定しているため、この時期でも開花するという。
 同気象台によると、この陽気はしばらく続くという。

■薄氷:「珍しい」 琵琶湖に(毎日jp滋賀)
 大津市のなぎさ公園一帯で3日朝、琵琶湖の湖面が薄氷に覆われた。水鳥が氷上で羽を休めたり、薄氷が湖岸に打ち上げられるなど、珍しい光景に通りがかった人たちが見入っていた。
 この日、大津市では放射冷却現象で午前7時に氷点下1・4度を記録。彦根地方気象台は「風がほとんどなかったことが影響したのかもしれない」と話している。
 琵琶湖汽船取締役で、北湖と南湖で30年以上、船の運航業務に携わってきた桂陽三さん(56)は「琵琶湖に氷が張ったというのは聞いたことがない」。県琵琶湖環境科学研究センターによると、20年ほど前に同市の膳所公園付近で薄氷が張ったとの目撃談が寄せられたことがあるという。【村山豪】

■春到来を告げる「びわ湖開き」湖上パレードに今年も応募殺到−4,000人超(びわ湖大津経済新聞)
「びわ湖開き」で春の扉を開くとされる「黄金の鍵」をびわ湖に投げ入れ春の到来と湖上安全を願う。(写真は昨年のもの)
 びわ湖に春の到来を告げる「びわ湖開き」の湖上パレードに観光客など400人を招待する企画に2月4日現在、4,000人を超える応募が殺到している。主催はびわ湖大津観光協会(大津市春日町)。
 「びわ湖開き」は毎年3月に観光船など約30隻が大津港沖のびわ湖をパレードするイベントで、今春で56回目を迎える。観光船「ミシガン」から春の扉を開くとされる長さ170センチ、重さ6キロある「黄金の鍵」をびわ湖に投げ入れ、春の到来と湖上安全、環境保全を願うもの。今年は、NHK連続テレビ小説「てっぱん」のヒロイン瀧本美織さんらが一日船長として乗船する。
 昨年、同協会が「市民や観客と一緒に安全祈願を行い、びわ湖の魅力を再認識してもらおうと」と無料招待を企画したところ全国から6,400人以上もの応募が寄せられた。今回の当選者は「べんてん」「リオグランデ」「一番丸」など3隻に乗船し約1時間のパレードに参加できるが、1月中旬から告知を始めたところ、既に4,000人を超える応募が寄せられている。
 同協会の松浦康之さんは「昨年同様の反響に驚いている。県外からの応募も多く、少しでもびわ湖の魅力を伝えることができれば」と話す。
 応募は2月15日まで。湖上パレードの開催は3月12日。9時30分から乗船し、「1日船長」の任命式などを行う。

■観光PRや防災 県とイオン連携(YomiuriOnLine滋賀)
 地場産品のPRや商業・観光振興などを図るため、県は3日、大手スーパーのイオン(千葉県)と包括的連携協定を結んだ。琵琶湖産の魚の販売や、県内観光のPRイベントの店内実施など10項目で、防災や食育などの面でも協力。全国の系列店で使える電子マネー用ICカード「しがマザーレイクWAON」の発行により、琵琶湖の環境保全に使われる県の基金に売り上げの一部を寄付する。
 同社の系列店は県内6店舗。県産米を全国の店舗で2006年から販売していることから、協力関係をさらに広げようと協定を結ぶことになった。
 この日、県公館(大津市)で記者会見した嘉田知事は「滋賀は、特に関東圏で知名度が低い。協定を弾みに、滋賀・琵琶湖ブランドを確立したい」と語った。

11/02/03

■滋賀県産品販売や琵琶湖保全へ寄付 県とイオンが協定(京都新聞電子版)
 滋賀県と小売り大手のイオン(千葉市)は3日、県特産品の販売促進や観光振興など幅広い分野で協力する包括的連携協定を締結した。イオンは売り上げの一部を県の基金に寄付する電子マネーカードを発行し、琵琶湖の環境保全に役立てる。
 県認証の環境こだわり米をプライベートブランド(PB)として全国販売しているイオンが、県に協定締結を申し出た。協定は災害対策や環境保全など10項目で、琵琶湖の水産物の宣伝販売や店舗での観光キャンペーン、合同防災訓練などを検討している。
 新規発行する電子マネーカードは「しがマザーレイクWAON(ワオン)」で、利用金額の0・1%を毎年「マザーレイク滋賀応援基金」に寄付する。発行目標は初年度5万枚で、推計約2百万円が基金に入る見通し。
 この日はイオンリテールの村井正平社長が大津市の県公館を訪れ、嘉田由紀子知事と記者会見した。村井社長が「滋賀の特産品を全国、世界の各店舗でアピールしていただきたい」と話すと、嘉田知事は「滋賀、琵琶湖ブランドの向上に努めたい」と期待を寄せた。

■桜、西は早め、東は平年並み 気象協会の開花予想(asahi.com)
 日本気象協会(東京)は2日、第1回の桜(ソメイヨシノ)の開花予想を発表した。西日本では平年並みか早め、東日本と北日本ではほぼ平年並みという。
 桜前線は、3月22日ごろに開花が予想される宮崎市(平年は同25日)、高知市(同23日)を皮切りに北上を開始。福岡市で23日(同26日)、広島市で24日(同29日)、大阪市で26日(同30日)、東京都心、名古屋市で27日(同28日)、仙台市で4月11日(同12日)、札幌市で5月4日(同5日)ごろと予想した。
 同協会によると、桜の開花時期は秋冬の冷え込み後、春先にかけて気温が高くなるほど早くなる。1月に冷え込みが強かった西日本は、2月は平年より気温が高くなると予想されることから、開花も早くなる可能性があるという。

11/02/02

■寒さ、ホット一息 大津、36日ぶり10度超す(京都新聞電子版)
 冬型の気圧配置が緩んで高気圧に覆われた2日、県内各地は久しぶりの陽気に包まれた。これまでの厳しい寒さとは一転して大津市は10・5度を記録し、昨年の12月28日以来、36日ぶりに10度を超えた。
 彦根地方気象台によると、県内の5観測点で今年最高となる気温を記録。東近江市が10・3度となるなど、3月上旬から中旬並みの暖かさとなった。
 大津市打出浜の琵琶湖岸では、この陽気に誘われて散歩する人や釣りを楽しむ人の姿も見られた。
 同気象台によると、2月中旬まで平年を上回る暖かさになる見込みで、積雪の多い地方では雪崩や落雪への注意を呼びかけている。

■ブルーギルで“介護食”(asahi.com滋賀)
【ビタミン豊富 老化防止に】 
 琵琶湖の生態系を荒らす外来魚ブルーギル。骨が多く独特の臭みもあって、食用には敬遠されがちだ。しかし、老化を防ぐ栄養価の高さや白身のおいしさを知り、京都市の介護事業者がお年寄りにも食べやすい調理法を考えた。食用の輪が広がり、環境問題の解決にもつながればと願う。(竹野内崇宏)
【臭み取り、骨ごとすり身も/京都の森さん考案】
 「おいしい! さつま揚げみたい」「思ったより淡泊。食べやすい」
 琵琶湖でとれたブルーギルの試食会が1月下旬、京都市上京区の老人福祉施設であり、介護関係者30人がその味わいに驚きの声を上げた。帝国ホテル大阪の元シェフが腕をふるった。切り身はオリーブオイルで焼き、すり身はスープにしたり、練り物にして揚げたりと多彩だ。
 宮内庁によると、ブルーギルは、天皇陛下が皇太子時代の1960年に訪米した際、食糧難を解決できればと養殖魚として持ち帰った。大津市で2007年にあった環境問題の大会では、異常繁殖によって琵琶湖の漁獲量が減っていることに触れ、「心を痛めています」と述べた。
 この経緯を知った社会福祉法人「市原寮」(同市左京区)理事長の森京子さん(69)が昨年、介護用の食材にできないかと思い立った。管理栄養士でもあり、専門機関に頼んで成分を分析してみると、カルシウムの吸収を高めるビタミンDや、老化を防ぐ効果があるとされるビタミンEが多く含まれていた。
 臭みは白ワインや日本酒、ハーブを使って消した。すり身は骨ごと特殊なミキサーですりつぶし、なめらかな食感で高齢者でも食べやすいように調理した。運営する老人ホームで食事に出すと「おいしい」と好評で、日常的に提供を始めた。ほかの介護施設にも広まればと、試食会も企画した。この春には、レシピ集を出版する予定だ。
 琵琶湖のブルーギルは、ブラックバスなどとともに年間約400トンが駆除され、農家の肥料などになっている。高齢化社会も進むなか、森さんは「介護用で広く食べられるようになれば、環境や食糧自給率の改善にも役立つはず」と期待している。

■ふくしまの自然:外来魚アメリカナマズ、2年で捕獲数5倍に−−阿武隈川(毎日jp福島)
◇生態系、漁業の被害懸念 増殖防ぐ手だてなく、釣ったら放さず食べて
 阿武隈川で北米原産の外来魚「チャネルキャットフィッシュ(アメリカナマズ)」の増加が加速していることが、国土交通省福島河川国道事務所の調査で分かった。同事務所の定期調査による捕獲数は08年12匹から、09年27匹、10年66匹と5倍に。在来種を食べて生態系に影響を与えるだけでなく、体長数十センチもあるため、漁網を破るなどの漁業被害も懸念される。増殖を阻止する手だてはなく、同事務所は「釣ったら放流せず食べてほしい」と「キャッチ&イート」を呼びかけている。【関雄輔】
 この魚はナマズの一種で、71年に食用として日本に持ち込まれた。背びれと胸びれに鋭いとげを持ち、成長すると1メートルを超える場合もある。茨城県の霞ケ浦などでは深刻な漁業被害を引き起こしている。これまでの生息確認は湖やダム湖が主で、川は珍しいという。
 同事務所は毎年、阿武隈川流域10カ所前後で刺し網などをし、1000〜3000匹の魚を捕獲して生息割合を調査している。チャネルキャットフィッシュは05年に須賀川市の森宿地区で初確認され、08年に福島市の信夫ダム周辺でも見つかった。
 昨年の調査では、同ダム47匹▽蓬莱ダム(福島市、二本松市)17匹▽森宿地区1匹−−に加え、初めて両ダム下流の伊達橋(伊達市)近くでも1匹捕獲された。体長10センチ未満の幼魚もいるため、川で繁殖して生息域を広げている可能性が高いという。
 阿武隈川では、コクチバスとオオクチバス、ブルーギルも急増。3種の合計は94年調査では全捕獲数の0・5%だったが、06年7・6%▽07年20・3%▽08年30・8%▽09年31・4%−−と増加し、昨年は38・3%に達した。一方、古くからいるニゴイやウグイ、オイカワの割合が減少している。
 同事務所は「大がかりな駆除は費用面で難しい。チャネルキャットフィッシュもバス類も食べることができると周知に力を入れたい」と話している。

■外来魚 阿武隈川で激増(YomiuriOnLine福島)
 規制対象の特定外来生物に指定されている北米原産のナマズの一種「チャネルキャットフィッシュ」が、県内の阿武隈川で激増していることが国土交通省福島河川国道事務所(福島市)の調査で分かった。今年度は前年度の2倍以上の66匹が捕獲され、下流の伊達市内でも初めて確認された。下流域への分布拡大が表面化したことで、漁業被害も懸念されている。
 同事務所が昨年5月から11月にかけ、阿武隈川流域の10地点でブラックバスなど規制対象の外来魚の生息実態調査をしたところ、体長最大約60センチのチャネルキャットフィッシュが5地点で確認された。最も多かったのは信夫ダム(福島市)の上流域の41匹。下流域の伊達橋(伊達市)付近では、1匹(体長約30センチ)見つかった。
 同事務所によると、チャネルキャットフィッシュは1971年に食用目的で国内に持ち込まれた。大きいものでは体長1メートルを超えるまでに成長、小魚や両生類を捕食し、生態系への影響が懸念されている。同じ外来魚のブラックバスと比較すると大きい上、トゲが鋭く、漁の網を破損させるなど漁業に与える影響が大きいという。
 チャネルキャットフィッシュが阿武隈川流域で初めて確認されたのは2005年8月で、場所は上流域の須賀川市内の地点だった。その後の調査で分布拡大が表面化し、捕獲数は08年度は2地点で計12匹、09年度は5地点で計27匹に上る。もともと、ダム湖に放流されて生息していたが、次第に下流域に流れ出たとみられている。
 阿武隈川では、チャネルキャットフィッシュ以外の外来魚数も増加しており、全魚類に占める外来魚の割合は1994年度の0・5%に対し、2007年度には20%台に、08年度には30%台に突入し、今年度は38・3%に及んでいる。
 チャネルキャットフィッシュを含めた外来魚への対策について、同事務所の佐藤要・調査第一課長は「駆除対策を展開するのは対症療法的で、費用対効果の面から実施は難しい。むしろ、この問題の周知を図り、捕獲した場合はリリースをしないことなどを訴えるしかない」と話している

11/02/01

■大雪:県内で 交通機関の乱れ相次ぐ 長浜、米原の公立学校で休校も(毎日jp滋賀)
 日本海側を中心に大雪に見舞われた31日、県内でも北部を中心に豪雪となり、交通機関の乱れや休校が相次ぐなど影響が出た。
 彦根地方気象台によると、長浜市余呉町柳ケ瀬で同日午後1時の積雪が249センチとなり、84年3月と並んで観測史上最高を記録。また、高島市今津で48センチ▽米原市で61センチ(午後5時現在)となった。
 国土交通省滋賀国道事務所によると、福井県内で国道8号や北陸自動車道が通行止めになった影響で、県内でも昼ごろから、国道8号(長浜市西浅井町塩津浜から)と国道161号(高島市マキノ町野口から)のいずれも福井方面に向かう車線が通行止めになった。
 また、JR湖西線の近江今津−敦賀間と、北陸本線の長浜駅から福井方面へ向かう列車が始発から運転を見合わせた。
 公立学校では、長浜、米原両市で計14の小中学校・幼稚園・こども園が休校。始業・終業時刻の変更は両市で計19校・園(県立高校含む)に上り、うち、県立伊香高は午前10時半で授業を打ち切った。盲学校など4特別支援学校も、スクールバスの運休などで一部家庭学習にした。【村瀬優子、稲生陽】

■米原駅で車内泊「4時間しか眠れず」 大雪で交通混乱(asahi.com滋賀)
 北陸地方を中心に30日夜から31日にかけ、記録的な大雪をもたらした強い寒気の影響で、県内でも北部を中心に雪が降り、各地で交通機関が乱れた。JR米原駅では足止めされた乗客らが列車内で一夜を過ごした。また北陸方面へ向かう国道などでは除雪作業による交通規制などのため長い車列ができた。
 JR西日本では大雪のため、30日午後9時ごろから北陸線の運転を順次取りやめた。足止めされた乗客らのため、午後11時24分に米原駅に到着した快速電車を「列車ホテル」として開放。新幹線から乗り継ぐ予定だった乗客らも合流し、計119人が車内で一夜を明かした。
 ただ、リクライニングできない通勤用車両だったため、JRでは31日朝になって特急「しらさぎ」を休憩所として用意。正午ごろには車内で運行再開を待つ乗客らに駅員らが弁当を配り歩いた。
 さいたま市の自宅から単身赴任先の金沢市に戻る途中だった会社員の林秀行さん(52)は「車内では体が伸ばせず、4時間ほどしか眠れなかった。仕事があったが、会社に連絡して休みにしてもらった」と疲れ切った表情。埼玉県川口市の柴田芳夫さん(70)は福井県越前市である弟の通夜に出席するためこの日朝に新幹線で米原駅に到着したばかりだったが、「もう間に合わない。1泊の予定だったが、このまま帰ろうかと思う」と話した。
 同駅の林隆雄・首席助役は「前日から大雪を予想して準備していたが、想定外だった。多くの乗客に迷惑をかけて申し訳ない」と話した。
 同日午後7時になっても運転は再開されず、乗客の一部はJRが彦根駅周辺に用意したホテルに移動した。
 JR湖西線でも近江今津駅以北が不通となり、同駅で折り返し運転した。
 一方、北陸自動車道では31日朝から、上りが福井―木之本IC間で、下りは長浜―今庄IC間で通行止めとなった。また、滋賀国道事務所では福井県敦賀市内で発生した渋滞の緩和のため、長浜市内を走る国道8号と、高島市内を走る国道161号の上り線を、それぞれ一時通行止めにした。
余呉で積雪249センチ 最深タイ
 彦根地方気象台によると、31日朝の最低気温は彦根市で零下3.9度とこの冬一番の冷え込みとなった。また、米原市で同5.3度、甲賀市信楽町で同5.7度を記録した。
 長浜市余呉町柳ケ瀬では午前11時現在の積雪が249センチとなり、観測史上最深だった1984年の記録と並んだ。

■余呉町柳ケ瀬(長浜)で249センチ 米原市が豪雪対策本部を設置(ChunichiWeb滋賀)
 強い冬型の気圧配置の影響で31日、湖北地方で大雪となった。長浜市余呉町柳ケ瀬では、午後1時に観測史上最も深い249センチを観測した。最深積雪は1984(昭和59)年3月6日と並ぶ記録。
 彦根地方気象台によると、午前10時現在の積雪は柳ケ瀬で244センチ、米原市朝日で65センチ、高島市今津町で54センチ。県長浜土木事務所によると、午前8時に米原市甲津原でも265センチを観測した。
 米原市は豪雪対策本部を設置。区長、民生委員が独居老人の安否を確認した。
 JRは北陸線の長浜以北で、湖西線が近江今津−近江塩津で30日午後9時ごろから運休。31日も同区間で始発から運転を見合わせ、142本が運休し、2万1000人に影響した。
 国道8号は正午ごろから、長浜市西浅井町塩津浜から、国道161号が高島市マキノ町野口から、いずれも福井方面に向かう上り線で、通行止めとなった。
 北陸自動車道は31日午前2時50分から、上りの福井IC(インターチェンジ=福井市)−木之本IC、下りの長浜IC−今庄IC(福井県南越前町)で通行止めになっている。
 気象台によると、1日から冬型の気圧配置は徐々に緩む。2月初旬から最高気温は平年よりやや高めとなり、湖北地域でも晴れ間がのぞくという。(森若奈、滝田健司、山田千尋)

■大雪 長浜・柳ヶ瀬249センチ(YomiuriOnLine滋賀)
 北陸地方を中心に大雪の降った31日、県内でも柳ヶ瀬(長浜市余呉町柳ヶ瀬)で積雪が2・49メートルと観測史上、最も深い記録に並ぶなど北部を中心に大雪に見舞われた。この影響で高速道路や国道の一部が通行止めになり、湖北地方の学校が休校にしたり始業時間を遅らせるなどした。米原市は豪雪対策本部を設置した。
 国土交通省は、福井県内の国道8号で立ち往生した車の排除や除雪のため、同県内の一部区間を同日午前1時半頃から通行止めにした。この影響で、県内でも国道8号上り線や国道161号上り線の一部区間で一時、通行止めとなった。
 長浜、米原両市の学校では電車の運休などのため、休校や始業時間繰り下げなどの措置を取った。
 米原市では市職員が、一人暮らしのお年寄りが多い伊吹地区北部の8集落で、安否確認するなどした。

←Before          スクラップブックバックナンバー          Next→