琵琶湖の湖底に流れ着いたバスフィッシング関係のいろんな情報をお届けします。中にはヘド
ロの底からすくい上げた情報もあります。このコーナーの情報はすべて信頼の置けるニュース
ソースから発信されたものですが、真偽の程は未確認であることをご承知置きください。  

琵琶湖の湖底から
(2010/10)

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10/10/31

■南米産の大ナマズ保護(わかやま新報ネット版)
海南市船尾の県立自然博物館に27日、 南米アマゾン原産の大型ナマズ 「レッドテールキャットフィッシュ」 が仲間入りした。
19日、 和歌山市秋月の水路で近所の男性が発見し、 県内で初めて捕獲された。 ペットとして飼育されていたとみられる。 これまで滋賀県で4例、 東京都、 茨城県で1例ずつ捕獲が報告されている。
その名の通り、 赤い尾が特徴。 キャットフィッシュは英語でナマズの意。 体長約58センチ、 体重3・15キロ。 頭部は丸く、 4本のひげがあり、 黒い背中、 白い腹部と色がくっきり分かれている。 丈夫な生き物で飼育しやすいが、 最大130センチにもなる大型種のため、 野外投棄や脱走がこれまでも報告されている。 もし野外に出た場合、 在来種などを食べて生態系を壊す可能性もあるが、 南米産の生き物のため日本での越冬は難しいという。
同館は 「身勝手な投棄はペットにとっても大きな災難。 最後まで責任を持って飼育して」 といい、 啓発の意味も込めて展示する。

10/10/30

■県南部で高波や強風 台風14号、潮岬で風速29・3メートル(紀伊民報AGARA)
 台風14号は30日午前11時、八丈島の西南西約240キロの海上を時速約35キロで北東に進んでいる。和歌山地方気象台によると正午現在、和歌山県南部には波浪警報と強風注意報が発令されており、海岸にはうねりを伴った8メートルの高波が押し寄せている。潮岬(串本町)では最大瞬間風速29・3メートルを記録した。
 台風14号は午前11時現在、中心気圧980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速30メートル、最大瞬間風速40メートル。中心から半径110キロ以内では風速25メートル以上の暴風、中心の東側560キロ以内と西側330キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いている。夜にかけて関東に接近し、北よりの進路をたどれば統計史上2番目に遅い上陸の恐れもある。
 県南部では強風が吹いた。和歌山地方気象台によると、潮岬で30日午前5時43分に最大瞬間風速29・3メートル、栗栖川(田辺市)で午前4時19分に 19・7メートルを記録した。積算雨量は降り始めの29日正午から30日午前9時まで、色川(那智勝浦町)で49・5ミリ、本宮(田辺市)で49ミリ、新宮で47・5ミリ、日置川(白浜町)で44ミリ、潮岬で41・5ミリを観測した。
 強風の影響で停電があった。関電和歌山支社によると、30日午前6時50分から8時32分まで、太地町で40軒、那智勝浦町で2軒が停電した。

■台風14号:上陸の恐れなくなる 関東、東北では警戒続く(毎日jp)
 台風14号は30日午後6時現在、千葉県館山市の南南東130キロの海上を1時間に約45キロの速さで東北東に進んでいる。気象庁は関東地方や東北地方で31日朝にかけて暴風、高波、大雨の恐れがあるとして、警戒を呼びかけている。
 台風14号の中心の気圧は992ヘクトパスカル、最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルで、中心から半径70キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっている。30日夜遅くにかけて房総半島沖を北東に進み、31日明け方には福島県沖で温帯低気圧に変わる見込み。上陸のおそれはなくなった。
 しかし、関東地方は30日夜遅くにかけて、東北地方は31日未明にかけて、1時間に40ミリの激しい雨が降る見込み。最大風速も陸上で15メートルから23メートル、海上で25メートルから30メートル、波の高さは、うねりを伴い最大で、伊豆諸島や東海地方で8メートル、関東地方で7メートル、東北太平洋側で6メートルの見込み。【毎日jp編集部】

■台風14号:きょう夕刻、最接近 彦根気象台予想、各地で催し中止(毎日jp滋賀)
 彦根地方気象台は29日、台風14号による県内への影響予想を発表した。午後6時現在の進路から最接近は30日午後4時ごろで、早朝から風速12〜14メートルの強風と、県北部で1時間20ミリ、甲賀地域で同25ミリの雨が見込まれる。同日夜には関東方面に遠ざかる見通しだが、吹き返しの北風は深夜まで残りそうで、注意を呼び掛けている。
 台風の影響で、31日に開催予定だった第24回2010あいの土山マラソン(甲賀市土山町内)、大津市柳が崎のびわ湖大津館「オータムフェスタ」は、いずれも中止となった。甲賀市信楽町一帯で開かれている「信楽まちなか芸術祭」は30日は予定通り実施するが、大雨・暴風などの警報が出た時点で休止。31日の休止も決めた。
 野洲市北桜の希望が丘文化公園スポーツゾーンで30、31日に予定していた「希望が丘ふれあい広場」は11月13、14日に順延する。【中本泰代、安部拓輝】

■カヌー:風と波強く、復路断念 マキノ東小児童「悔しい」−−高島(毎日jp滋賀)
 湖上往復50キロのカヌー“漕破(そうは)”を目指した高島市立マキノ東小の5、6年生全29人は29日早朝、同市勝野の萩の浜から復路に挑んだが、約7キロ進んだ安曇川河口付近で強い向かい風と波に遭遇。午前9時、同市安曇川町北船木の浜に着岸し、約32キロ地点で前途を打ち切った。
 児童はバスで帰校。全在校生が迎えた帰校式で全員が感想を述べ、口々に「すごい風と大波で進むのが大変だった」「漕(こ)いで帰れず悔しい」などと話した。学校や支援した保護者によると、琵琶湖にせり出した安曇川河口から南は穏やか。同北側から今津町沿岸にかけて荒れたという。【塚原和俊】

■武雄の池ノ内湖 5年ぶり池干し 外来魚を駆除(佐賀新聞ひびのニュース)
 武雄市の武雄温泉保養村にある農業用ため池「池ノ内湖」で30日、池の水を抜き外来魚駆除などを行う「池干し」があった。地元住民らが協力し、生態系への影響が懸念されるブルーギルやブラックバスなどの外来魚と、在来種を選別した。
 池干しは、外来魚駆除やため池の維持管理などが目的で、5年ぶりの実施。今月11日から本格的に水を抜き、水量を減らしてきた。
 この日は午前中から地元住民らがボートに乗り、地引き網を仕掛けて捕獲。参加者は「でかい」「ブラックバスの親分だ」などと大きな声を上げながら、次々とコンテナで魚を運び出し、フナやコイなどの在来種と外来種を分けた。
 池干しは31日も実施。捕獲された外来魚は廃棄処分するが、ブラックバスの一部は天ぷらにして振る舞う。

■台風14号:四国から関東は強風域に イベント中止も続々(毎日jp)
 台風14号は八丈島の西南西を北東へ進んでおり、30日夕方から夜のはじめにかけて関東地方や伊豆諸島にかなり接近し、上陸する恐れもある。気象庁は暴風、高波、大雨に警戒を呼びかけている。
 30日午前9時現在、八丈島の西南西約300キロの海上にあり、1時間に約30キロの速さで北東へ進んでいる。中心の気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルで、中心から半径110キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっている。今後、東海道沖を北東に進み、31日朝には三陸沖に達し、温帯低気圧に変わる見込み。30日午前10時50分現在、福島、東京、埼玉、神奈川、千葉、静岡、愛知、三重、和歌山、宮崎、鹿児島、沖縄の各都県の一部に大雨や暴風警報が出ている。
 東日本や東北地方では、南海上にある前線が北上し活動が活発となり、台風本体の発達した雨雲もかかるため、30日夜遅くにかけて1時間に40〜70ミリの非常に激しい雨が降る見込み。31日午後0時までの24時間予想雨量は、いずれも多い所で、東海地方250ミリ▽関東地方200ミリ▽伊豆諸島170ミリ▽甲信地方150ミリ▽東北地方120ミリ。
 四国から関東地方にかけ、風速15メートル以上の強風域に入り、大しけとなっているところも。31日にかけて東日本、東北太平洋側で予想される最大風速は陸上で15〜20メートル、海上で20〜25メートル。
 また、台風の影響で女子プロゴルフツアーのIDC大塚家具レディース(埼玉・武蔵丘GC)や東京都府中市の東京競馬場で行われる予定だった東京競馬第7日が中止、神宮球場で予定されていた東京六大学野球リーグの早大・慶大戦、さいたま市の埼玉県営大宮公園野球場などで開幕予定だった秋季関東地区高校野球が、それぞれ悪天候のため順延となった。

10/10/29

■台風14号警戒、県内の週末イベント中止相次ぐ(京都新聞電子版)
 強い台風14号の接近を受け、滋賀県は29日、進路などの情報収集を本格化させ、接近に備えている。県内各地で週末に予定していたイベントの中止・延期も相次いだ。
 県庁では同日午前、彦根地方気象台による台風情報の説明会があり、県や大津市の防災、土木担当者ら約35人が出席した。
 気象台によると、台風は滋賀県に30日の昼すぎから夕方にかけて最接近する見込み。出席者は注意報や警報が出る見通しなどを質問し、対応を協議した。
 県は台風情報の概要を各環境・総合事務所や市町に連絡し、最新情報に注意を払うよう呼びかけた。
 台風の接近で、県内各地で週末に予定されていたイベントにも影響が広がっている。
 龍谷大は30、31日に大津市の瀬田学舎で計画していた学園祭や研究室公開などの行事をすべて中止。新名神高速道路土山サービスエリアで30日に開催予定だった近江米、近江牛、近江茶のPRイベントもとりやめになった。児童虐待防止を訴える「びわ湖一周オレンジリボンたすきリレー」も一部延期が決まった。

■台風14号:30日、太平洋沿岸にかなり接近 上陸の恐れ(毎日jp)
 強い台風14号は29日、日本の南海上を北東に進み、30日には紀伊半島から東日本の太平洋沿岸にかなり接近し、上陸する恐れがある。気象庁は暴風、高波、大雨への警戒を呼びかけている。
 気象庁によると、29日午後6時現在、四国沖を時速30キロで北東に進んでいる。中心気圧は965ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル。中心から半径130キロ以内では、風速25メートル以上の暴風となっている。
 今後、速度を上げながら北東に進み、30日午前に紀伊半島に近づき、同日中に東海、関東地方に最も接近するとみられる。同日に予想される最大風速は関東、東海、近畿南部で25メートル、四国で20メートル。
 また、台風の雨雲と日本の南海上にある前線が北上し活発化する影響で30日は、西日本や東日本で1時間に50〜70ミリの非常に激しい雨が降る見込み。30日午後6時までの24時間の予想雨量は多いところで▽東海250ミリ▽近畿南部、関東甲信200ミリ▽四国太平洋側110ミリ▽東北80ミリ。【飯田和樹】

■台風14号:30日夜にも関東上陸の恐れ(毎日jp)
 台風14号は今後、本州の南海上を速度を速めながら北東に進み、30日に西日本から東日本に接近する。予想される進路より北寄りを通った場合、30日夜から31日早朝にかけて関東地方に上陸する恐れも出てきた。上陸すれば、1951年の統計開始以来、90年11月30日に和歌山県に上陸した台風28号に次いで遅い上陸記録となる。
 気象庁によると、台風の接近に伴い、西日本や東日本でも29日夜ごろから雨が降り始める。30日正午までの24時間の予想雨量は多いところで、近畿南部200ミリ▽東海150ミリ▽四国120ミリ▽関東甲信100ミリ。【飯田和樹】

■JR湖西線、強風で運休や遅れ(京都新聞電子版)
 29日午前7時すぎ、大津市南小松のJR湖西線近江舞子駅で、風速計が規制値に達し、同駅−近江今津駅間で約1時間運転を見合わせたほか、志賀駅−比良駅間などで徐行運転を行った。
 この影響で特急「サンダーバード」「雷鳥」の一部を東海道線米原駅経由で運行したほか、普通など計26本が運休または遅れ、通勤・通学客ら約1万人が影響を受けた。

10/10/28

■台風14号北進 高波や風雨に注意(紀伊民報AGARA)
 非常に強い台風14号は28日正午現在、那覇市の南南東約220キロの海上にあって、時速15キロで北北東に進んでいる。和歌山地方気象台によると、和歌山県への最接近は30日と予測している。次第に波が高くなり、風雨も強くなってくるとみられ、海上の船舶などに注意を呼び掛けている。
 台風14号は28日正午現在、中心気圧945ヘクトパスカル、中心付近の最大風速45メートル、最大瞬間風速60メートル。風速25メートル以上の暴風域は全域170キロ、風速15メートル以上の強風域は全域440キロとなっている。31日には強い勢力を保ったまま東海道沖に進むと予測される。
 県南部では30日、陸上で風速15メートル以上の強風が吹く恐れがあるという。波はうねりを伴った6メートルの高波が押し寄せるとみられている。
漁船など避難 週末のイベント中止も 白浜町
 台風14号の接近に伴い、白浜町の古賀浦湾には漁船やプレジャーボートが入り始め、28日朝までに数十隻が避難を終えた。いまのところ台風は週末に紀伊半島に最接近する可能性が高く、自治体や団体によっては予定していたイベントを中止、延期するところも出ている。
 白浜海底観光(同町臨海)は、3隻のうち1隻だけ避難していなかったグラスボートを28日朝、古賀浦に移動させ、同日は朝から欠航とした。28日はほぼ通常営業の三段壁洞窟観光(同町三段)も「台風の動き次第だが、29日昼か夕方には営業できなくなるかもしれない」と話す。
 白浜温泉旅館協同組合によると、宿泊予約のキャンセルに関する問い合わせが入ってきているという。
 和歌山南漁協白浜支所(同町瀬戸)では、31日に瀬戸漁港敷地内で予定していた朝市の中止を決めた。「船が出せず、目玉の地魚が確保できない。開いてほしいという声も頂くのですが」と残念そうに話す。
 白浜町は、30日の暴力団追放町民大会を予定通り開催するかどうかを検討中。すさみ町は、31日に予定していた町民運動会を11月3日に延期した。

■台風14号、29日昼にも奄美に最接近 その後北東へ(asahi.com)
 非常に強い台風14号は28日夜、沖縄本島の東海上にあり、時速約20キロで北東に進んでいる。中心気圧は935ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル。29日昼には、豪雨災害のあった奄美地方に最接近する見通しで、気象庁は強まる風雨や高波に注意するよう呼びかけている。
台風情報
 気象庁によると、沖縄県南城市では28日午後7時ごろ、最大瞬間風速36.3メートルを観測。沖縄本島地方の29日午後6時までの24時間雨量は150ミリとなる見通し。暴風域に入った大東島地方は最接近する29日朝には最大風速35メートル、同24時間雨量は200ミリ、奄美地方は29日にかけて最大風速23メートル、波の高さ7メートル、同24時間雨量は70ミリとなる見通し。奄美地方は先日の豪雨で地盤が緩んでおり、少ない雨でも土砂災害が起きる恐れがあるという。
 台風はその後、勢力をやや弱めながら速度を上げて本州の南海上を北東に進む。太平洋上に停滞する前線が台風の影響で活発化し、本州や四国の太平洋側では29日夜から雨が降り続く見通し。30日午後には潮岬(和歌山県)の南南西約230キロに達するという。

■ブラックバスの魚醤を開発(山陰中央新報ネット版)
 生態系に悪影響を及ぼす外来魚ブラックバスを使った魚醤(ぎょしょう)を、鳥取県産業技術センター食品開発研究所(境港市中野町)が開発した。駆除に追われている同県からの要請を受け、在来魚を食い荒らし、好んで食べる人もいなかった「厄介者」の利用価値を見いだした。
 魚醤用の原料は、鳥取市内のため池で昨秋捕獲した8キロを使用。細かく刻み、発酵を早めるためこうじを混ぜて10カ月間塩漬けにし、今年8月に4リットルを抽出した。味は市販の魚醤と同じという。
 県は実用化の可能性を調べるため、同県岩美町内の民宿のおかみでつくる「岩美郷土料理研究会」に、魚醤を使った料理の試作を依頼。ジャガイモの煮物や焼きめしなどに入れたところ「川魚の臭みがなく、家庭でも料理のアクセントに使える」(同会の福本則子代表)と好評だった。
 同研究所は、廃棄処分されるマグロの内臓やエチゼンクラゲの魚醤開発のノウハウも持っている。このため、ブラックバスの駆除が進み個体がなくなっても、別の魚種で抽出量が確保できるとして、関心のある企業へ技術提供する方針だ。
 県の担当者は「参入する企業があれば、ブラックバスの駆除が加速する」と期待を寄せる。
 県が農業用ため池の所有者を対象に実施した、2006年の聞き取り調査によると、29カ所の池で生息を確認。分布はため池以外にも広がり、鳥取市福部町の多鯰ケ池では、県の特定希少野性動植物種のアカヒレタビラが姿を消した。

■池干し:児童200人が魚捕り参加−−半田(毎日jp愛知)
 半田市緑が丘のため池南廻間池(通称・いなんばさん)でこのほど、池の清掃と生態調査のための池干しが行われた。地元の市立有脇小の3〜6年約200人が水を抜いて干上がった池に入り、タモや軍手で魚を捕まえた。
 「有脇の農地・水・緑を守る会」が主催。同池での池干しは3年ぶりで、捕獲したコイやフナは近くの別のため池に移したほか、一部は校内のプールで飼育・観察し、池に水を張った後で戻す。ブルーギルなど外来魚は駆除した。【三鬼治】

■ブラックバスおいしいよ ランチ売れ行き 通常の2倍 滋賀(msn産経ニュース)
 ホテルピアザびわ湖(大津市におの浜)の和洋レストラン「タントタント」に今月、登場した琵琶湖産ブラックバスのムニエルランチが好評だ。売れ行きは通常の2倍で、急遽(きゅうきょ)10月限定から11月末まで延長した。琵琶湖に繁殖する外来魚で生態系を脅かすとされる“嫌われもの”だが、レストランによると、実は「くせがなく美味」。県内でメニューとする飲食店はほとんどなく、さっぱりした味が高齢の女性らにうけている。
 ホテルは県産の食材を使用したランチを1カ月限定で毎月提供しており、今月「ブラックバスのムニエル」を出したところ、大人気になった。月替わりランチは、通常1カ月で20〜30食注文を受けるが、ブラックバスランチは26日までで40食が売れている。
 県水産課によると、ブラックバスは昭和49年に初めて琵琶湖で確認され、急速に拡大。生態系を脅かすとして、県は平成15年に釣った魚の再放流を禁止する条例を施行し、回収を進めている。有効利用するため、県庁食堂も平成19年7月から今年3月までフライやムニエルなどを提供していたが、仕入れ値が上がり4月に外された。現在、県内でブラックバス料理を常時出す飲食店は、県が把握している限り2カ所だけ。
 ブラックバスメニューの珍しさに目をつけたホテルは、水質がいい沖島周辺でとれたブラックバスを使用。臭みが少ないのが特徴で、さらにあっさりと仕上げるため、レモンバター味のムニエルに仕上げた。
 ランチを考案したホテルピアザびわ湖の北林邦夫総料理長(62)は「ブラックバスは、実はあまりくせがない。食感はスズキに似ていて、ぷりっとしている」と魅力を説明する。
 ブラックバスのムニエルには草津産のなすや、守山産の青トウガラシなどが添えられ、スープ、サラダ、ライス付きで1200円。ランチは午前11時半〜午後2時まで。
 問い合わせはホテルピアザびわ湖((電)077・527・6333)。

10/10/27

■ビワマス:次々ハイジャンプ 遡上始まる−−長浜(毎日jp滋賀)
 長浜市落合町の高時川(姉川上流)で、琵琶湖の固有種・ビワマスの遡上(そじょう)が始まった。30〜50センチの体をくねらせ、水しぶきを上げて次々とハイジャンプ。朝のまぶしい日差しを浴び、逆流に雄々しく挑むように上流域を目指している。
 産卵のため秋雨で増水した川を上る「アメノウオ(雨の魚)」とも呼ばれる。3〜4年湖で育ち、この時期、生まれ故郷の川へ。ふ化した稚魚は翌年の初夏のころ川を下り、湖底付近で生息する。毎年、遡上期の10〜11月は禁漁。県漁業調整規則で25センチ以下の捕獲を禁止するなど乱獲を規制している。県漁連による湖での漁獲高は年20〜40トンで推移しているが、県内河川の汚れなどによる減少を防ぐため、遡上時に捕獲して人工ふ化し、稚魚を川に放流する増殖事業が行われている。湖底のエビなどを食べ、脂がのった身は格別で、県や業者はおいしいビワマスの養殖・県特産品化に力を入れている。【桑田潔】

■魚300匹、児童が引っ越し…和歌山(YomiuriOnLine)
ため池改修で別の池へ
 和歌山県紀の川市貴志川町西山のため池「西山大池」が老朽化のために改修されることになり、工事期間中、魚を別の池に移す「池にごし」が26日、行われた。
 同市立西貴志小6年の児童95人が池に入り、コイやフナなど約300匹の魚を捕獲。半数を占めたブラックバスなどの外来種は駆除して“引っ越し”を完了させた。
 池は江戸時代初期に造られたとされ、周辺の水田に水を供給しているが、最近、水漏れするなどし、改修が必要となった。工事で池の水を抜かなければならず、地元の要望を受けて県が魚を移動させることにした。
 魚が引き網で浅瀬まで引き寄せられると、児童らは池にひざまでつかり、暴れる魚を手で押さえたり、たも網ですくったりして捕まえた。外来種が取り除かれた後、コイやフナは近くの尻棒(しりささぎ)池へ運ばれて放流されたが、工事が終わる2012年3月末には、西山大池へ戻される。
 桐明稜真君(11)は「外来種がたくさんいて驚いた。改修後は日本固有の魚がたくさんいる豊かな池になってほしい」と話していた。

■近畿地方で木枯らし1号 昨年より7日早く(ChunichiWeb滋賀)
 大阪管区気象台は26日、近畿地方で「木枯らし1号」が吹いたと発表した。昨年より7日早く、発表を始めた1955(昭和30)年以降、5番目に早い観測となった。
 彦根地方気象台によると、彦根市では午後6時までに最大瞬間風速21・2メートルの北北西の風が吹いた。冬型の気圧配置が強まり、26日の日中の最高気温は18・7度。27、28日はさらに気温が下がり、11月中旬並みの寒さとなる。
 彦根城では、吹き付ける強い風に落ち葉が舞い上がる中、観光客が身を縮めて歩いていた。(森若奈)

10/10/26

■8分野で戦略、数値目標 滋賀県政基本構想案(京都新聞電子版)
 滋賀県基本構想審議会(会長・佐和隆光滋賀大学長)は26日、2011年度から4年間の県政運営の指針となる基本構想案を嘉田由紀子知事に答申した。人と自然、地と知の力を生かした「住み心地日本一の滋賀」の実現を掲げた。14年度の目標数値も盛り込み、観光客数を09年度の286万人から330万人に引き上げ、4年間で80件の工場立地を目指すとしている。
 4年間で重点的に取り組むプロジェクトとして「安心・安全」「琵琶湖の再生」「子育て応援」など八つの未来戦略を掲げ、具体的な施策の方向性や効果を県民に提示する。20年後を見据えた「長期ビジョン編」と合わせ、社会経済情勢の急激な変化に対応する。
 プロジェクトでは、危機管理センター(仮称)整備計画の具体化をはじめ、水稲作付面積に占める環境こだわり米の栽培面積割合を09年度の33%から45%に、琵琶湖漁業の漁獲量を1300トンから2100トンにそれぞれ引き上げる方針を打ち出した。
 佐和会長は県庁で嘉田知事に答申を手渡し、「滋賀に住む人が幸せだと感じてもらえる社会を目指し、できることから具体化してほしい」と話した。
 県は今後、県民の意見を踏まえ、内容を修正したうえで来年2月議会に提出する。
 審議会は知事の諮問機関。学識者や公募委員ら25人で構成し、8月から議論を重ねてきた。

■湖面幻影、虹の浮島 近畿で木枯らし1号(京都新聞電子版)
 大阪管区気象台は26日、近畿地方で木枯らし1号が吹いたと発表した。昨年よりも7日早く、10月中の観測は2002年以来8年ぶり。近畿各地で強い北風が吹き、秋の深まりを感じさせた。
 京都市内ではこの日、日中は小雨の合間に晴れ間ものぞいたが気温は上がらず、最高気温は平年より2度低い18・9度だった。京都地方気象台によると、27日は最低気温が10度を下回る見込みで、冷え込みは28日まで続く見通しという。
 滋賀県では、気温が下がったことで琵琶湖に浮島現象が見られた。下位蜃気楼(しんきろう)とも呼ばれ、温かい水面上に冷たい空気が入ると光線が屈折して起こる。大津市では琵琶湖大橋が円盤状に浮き上がって見え、比良山系を虹が彩った。彦根地方気象台によると、寒さのピークは27日朝で、山間部では降雪の可能性もあるという。

■奄美、28日以降荒れ模様の恐れ 強い台風14号が北上(ChunichiWeb)
 強い台風14号は26日、沖縄の南海上を北上した。気象庁は、豪雨災害に見舞われたばかりの奄美地方は台風周辺の雨雲がかかり27日夜にも激しい雨が降る恐れがあるとして、厳重な警戒を呼び掛けた。
 台風は26日午後6時現在、沖縄の南海上をゆっくりと北北西に進んだ。中心気圧は965ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで、中心から半径110キロ以内は風速25メートル以上の暴風となっている。
 台風は今後、発達しながら北上する見込み。奄美地方は27日夜に1時間に30ミリの激しい雷雨となる恐れがあり、28日午後には風速15メートル以上の強風域に入る可能性がある。
 奄美のほか沖縄も28日から、九州南部は29日以降、台風の影響で荒れた天気になるとみられる。(共同)

■近畿で木枯らし1号 昨年より7日早く(asahi.com滋賀)
 冬型の気圧配置となった26日、近畿地方に木枯らし1号が吹いた。大阪管区気象台によると、昨年より7日早く、10月に観測されるのは、2002年以来8年ぶりという。
 気象台によると、午後5時までの最大瞬間風速は、滋賀県彦根市で21.2メートルを記録。神戸市16.9メートル▽和歌山市15.8メートル▽京都府舞鶴市15.4メートル▽大阪市13.9メートル▽京都市13.3メートル▽奈良市8.9メートル。
 大阪市内では、マフラーを巻いたりコートを羽織ったりした人の姿が目立った。今季初めてコートを着たという大阪市西区の主婦樫山貞子さん(68)は「急に寒くなったので、慌てて冬物を引っ張り出してきた。急いで冬支度をします」と話した。
 この日は各地で厳しい冷え込みとなり、北海道の札幌、旭川、函館では初雪が観測された。札幌では平年より1日、昨年より6日早かった。
 近畿地方は27日は昼ごろまで冬型の気圧配置が続くが、その後は晴れ間が広がるところもあるという。

■強風で運休、遅れ9500人に影響 JR湖西線(京都新聞電子版)
 26日午前6時ごろ、大津市南小松のJR湖西線近江舞子駅で、風速計が規制値の風速25メートルを記録し、堅田〜近江今津駅間で約3時間運転を見合わせた。
 JR西日本によると、上下19本が運休、2本が最大約2時間50分遅れ、約9500人に影響した。また、特急サンダーバードと雷鳥の一部を、東海道線米原駅経由で運行した。

■知事「魚のゆりかご水田」PR 国際自治体会議、取り組み発表(ChunichiWeb滋賀)
 名古屋市で開催中の世界生きもの会議(COP10)の関連会合「生物多様性国際自治体会議」(愛知県など主催)が25日、同市のホテルで始まった。自治体による生態系サービスの活用をテーマにした分科会で、嘉田由紀子知事が、魚のゆりかご水田の取り組みを発表した。
 知事は1940年代以降、人間の開発により内湖やヨシ原など琵琶湖に生きる魚の産卵場所が失われている状況を説明。90年代以降、魚道を造り、ニゴロブナなど琵琶湖の固有魚が田んぼに戻ってきていることを紹介し「琵琶湖で生態系が損なわれてきている状況は、地球全体を見通す小さな窓。小さな取り組みだが、生き物と社会、人間の精神のバランスがとれた実践例として未来に提案できるプロジェクトだ」とアピールした。
 ほかに、愛知県豊田市やマルメ(スウェーデン)、ワイタケレ(ニュージーランド)などが事例を発表。生物多様性の意識を市民レベルで高め、先進国の例を途上国に生かす方策などを議論した。
 会議は2日間の日程で、30カ国の約130自治体や学術機関、国際機関など計240団体が参加。8分科会の結果を受け、生物多様性保全について、地方自治体が果たすべき役割の重要性を行動計画にまとめ、COP10閣僚級会合に提出、活動をアピールする。(曽布川剛)

■知事、「ゆりかご水田」をPR COP10の名古屋で(asahi.com滋賀)
 国連地球生きもの会議(COP10)が開催中の名古屋市で25日、国内外約200の自治体が参加する「生物多様性国際自治体会議」が開幕し、嘉田由紀子知事がパネリストの一人として参加。生物多様性を保全する滋賀の取り組みを紹介し「生き物、社会、人々の精神のバランスが取れる仕組みづくりを」と訴えた。
 この日の分科会では21団体が発表。嘉田知事は1955(昭和30)年ごろと90年代の琵琶湖の水辺の景色を比べながら、水田の整備が進むにつれてニゴロブナなど固有種のすみかが失われていった経緯を説明した。
 県の取り組みの成功例として、魚が田んぼと排水路を自由に行き来できるようにして産卵場を守る農地づくり「魚のゆりかご水田プロジェクト」を紹介。「魚も子どもも田んぼに戻ってきて地域が元気になった。単に過去を懐かしむだけでなく、未来に対して提案する『懐かしい未来』のプロジェクトだ」と世界にアピールした。
 会議は26日まで。議論の成果は宣言としてとりまとめ、COP10に報告する。

■琵琶湖アユ、産卵数2倍超 天敵カワウ駆除が効果(京都新聞電子版)
 琵琶湖のアユの産卵数が10月中旬までで247億個と、過去10年間の平均の2倍に上ることが25日までに、滋賀県水産試験場(彦根市)の調査で分かった。例年より産卵ピークが遅く、11月上旬までにさらに増える見通し。試験場は、アユを食べるカワウが激減したため親魚が多く生き残ったことなどが要因とみている。
 試験場はアユの主要な産卵場となる11河川を、毎年8月末から4回にわたって調べている。今シーズンは産卵ピークとされる9月下旬までは計115億個にとどまっていたが、10月中旬に同時期の平均の7倍となる132億個を記録した。合計247億個となり、2000年から10年間の平均の1シーズンあたり115億個を大きく上回った。「産卵ピークが遅く、現在も多くのアユが川へ遡上(そじょう)している。まだまだ増えそう」(同試験場)という。
 産卵数が好調な要因として、試験場はアユの親魚が多かったことを挙げる。産卵期直前の8月に魚群探知機で調査したところ、過去10年間の平均の4・5倍もの魚群が確認された。アユを食べるカワウの生息数が、例年の4万〜3万5000羽から今春は2万2000羽と激減。県が昨年度に再開した銃器駆除で、効果が表れているという。8月下旬から雨が多く、川の水量が豊富なことも要因としている。
 ただ、来年以降も同じ規模の産卵数を維持できるかについて、試験場は「アユの寿命は1年で、その年ごとの条件に影響を受けやすい。今年だけの単発的なものではないか」とみている。

■半田のため池を児童200人が掃除、外来魚など捕獲(愛知)(YomiuriOnLine)
 半田市緑ヶ丘の農業用ため池「南廻間池」で、池の水を抜く「かいどり」が行われ、市立有脇小の児童約200人が魚を捕まえたり、掃除をしたりした。住民グループ「有脇の農地・水・緑を守る会」(神谷茂雄会長)が、外来魚駆除と池の水質改善を目的に開いた。
 同池では3年ぶりで、児童らがタモを手にフナ1275匹、コイ52匹のほか、外来種のブルーギル2匹も捕まえた。フナとコイは同校のプールで、来年6月まで飼育した後、池に戻す。

10/10/25

■環境保全、私たちの声聞いて 国際子ども会議、熱い訴え(ChunichiWeb愛知)
 32カ国の小中学生が結集した「国際子ども環境会議」(子どもCOP10)。名古屋市内で開かれた24日の会議には、県内からの参加者が大幅に増え、前日の3倍近い国内外568人の子どもたちが、自分たちが担う地球環境の将来を見据えた熱い議論を交わした。
 「私たちは将来のリーダー。その重要性を理解して議論しましょう」。冒頭でボツワナのマイケーン・ハマルバさん(13)があいさつ。「大人になったときにたくさんの自然が残るように、全世界の人と協力したい」「子どもたちも(環境保全のための)意思決定に参加させてほしい」−。自分たちが引き継ぐ地球環境を意識した積極的な発言が相次いだ。
 県内の子どもからは学校近くの池や川の外来種駆除や、絶滅危惧(きぐ)種の樹木の育成活動などが発表された。海外の子どもからも「地球温暖化防止や生物多様性の保全のために植樹をしよう」「リサイクルをし、ごみを出さない」など自分たちのできることが挙げられた。
 会議後、名古屋市瑞穂区の中根小5年、那波宏哉君(10)は「大人はお金のことより、生きものの命や自然だけを考えて決めてほしい」と、大人のやり方をちくりと批判。世界の友達と植樹を進めるドイツのフィリックス・フィンクバイナー君(13)も「僕らの将来を救いたい。大人は解決できていない。大人になってから行動するのでは遅い」と発言。大人任せでなく、子どもたちで取り組めることから行動に移そうと呼び掛けていた。(片山夏子)

10/10/24

■ボートから転落 36歳の男性が行方不明 名張市滝之原(伊賀タウン情報ユー)
 10月24日午後1時35分ごろ、名張市滝之原の比奈知ダムで、ボートに乗って釣りをしていた男性がダム湖に転落したと、一緒に釣りをしていた別の男性が近くを通りかかった名張署の警察官に通報した。男性の行方はわかっていない。
 同署によると、湖に転落したのは伊賀市久米町に住む無職の男性(36)。男性は同日午前6時から釣り仲間4人と一緒に釣りをしていたという。
 男性が乗っていたボートは長さ約3メートル、幅約1メートル、高さ45センチのアルミ製で、最大積載量は220キロ。同乗者はいなかった。
 名張市消防本部は、2台のボートで湖の底などを捜索したが男性は見つからず、午後5時に捜索を一時中断、明日25日午前9時から捜索を再開する予定。

■COP10に合わせて「水辺の自然再生」シンポ 大崎(asahi.com宮城)
 名古屋市で開かれている生物多様性条約第10回締約国会議に関連したシンポジウム「水辺の自然再生 よみがえる魚たち」が23日、大崎市古川の宮城誠真短大で開かれた。NPO法人シナイモツゴ郷(さと)の会(大崎市鹿島台)、伊豆沼・内沼ドジョウ・ナマズ研究会(栗原市)などの主催で、約130人が参加した。
 県内からの報告には、伊豆沼のオオクチバス駆除に伴うメダカの生息確認、蕪栗(かぶくり)沼周辺で稲刈り後の田に水を張り飛来する渡り鳥と農家の共存に向けた試みなどがあった。
 「種多様性をまもるために」のテーマで講演した三重大生物資源学研究科の淀太我(よどたいが)准教授は「多様性保全の成功例で参考にすべきは方法ではなく、考え方。それぞれ置かれた環境が違うのだから、取り組み方も多様でなければ」と話した。

10/10/23

■湖国のヨシ群落視察 COP10、海外参加の21人(京都新聞電子版)
 名古屋市で開催中の生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)の海外参加者を対象にした1泊2日の琵琶湖視察が23日始まった。参加者は近江八幡市などで琵琶湖の生き物をはぐくむ内湖とヨシ群落を視察した。
 県が主催。海外の政府やNGO(非政府組織)の関係者、学生ら12カ国の21人が参加した。
 同市にある内湖の西の湖で、県立大の学生グループ「DIG’S」と地元の小学生5人から、西の湖でヨシ群落が魚の大切な産卵場所になっており、水鳥のカイツブリも見られると説明を受けた。船にも乗り、内湖の岸沿いに植生するヨシ群落を視察した。
 同市内のヨシ博物館では西川嘉廣館長から、県条例でヨシを守る政策が進むなど「かつての商用から、現在は水の浄化や生態系保全で大切な植物となった」と解説を聞き、博物館内のヨシを加工する納屋を見て回った。
 カナダのラルフ・シンプソンさんは「ヨシを使った環境システムが興味深い。ヨシ群落の保全など、カナダでも環境面と経済面との両立が課題だ」と話し、台湾の陳維立さんは「子どもを含め、地域ぐるみで環境を守る活動に好感を持った」と話していた。
 この日は草津市の県立琵琶湖博物館も視察。24日は高島市新旭町針江のかばたや長浜市西浅井町の山門水源の森を訪問する。

■ぎょ!119センチのコイ 琵琶湖で「日本一」釣る(京都新聞電子版)
 全長119センチの巨大なコイが23日、滋賀県草津市下寺町の琵琶湖岸で、市内の男性に釣り上げられた。
 コイ釣りの記録を管理する全国鯉(こい)釣り協会西日本ブロックによると、さお釣りで上がったコイとしては日本最大記録という。
 釣り上げたのは同市野路2丁目の無職谷口治さん(70)。谷口さんは、22日から3日間の日程で、琵琶湖で行われている鯉釣り大会に参加しており、22日の夕方から同市下寺町の湖岸に釣りざおを仕掛けた。23日午前4時ごろに当たりがあり、約1時間かけて釣り上げた。「コイに藻が絡まって、腕が痛くなるほど重かった」と振り返る。
 同協会西日本ブロックによると、これまでの日本記録は福井県の三方五湖で上がった117・5センチ。コイ釣り歴40年の谷口さんは「釣り人なら日本一の大物は夢。今度は120センチ以上を狙いたい」と、早くも次の大物を狙っていた。
 釣り上げたコイは、24日に釣り大会の主催者の同協会西日本ブロックによって、正式認定される予定。

■生物多様性保全、企業浸透道険し 滋賀銀アンケート(京都新聞電子版)
 滋賀銀行のシンクタンク、しがぎん経済文化センターがこのほどまとめた生物多様性に関するアンケート結果によると、生物多様性の保全に取り組んでいると答えた企業は6・8%にとどまり、企業の理解はまだ十分に進んでいない。
 生物多様性という言葉の認知度は「初めて知った」と答えた企業が44・6%で、「聞いたことがある」の40・6%を上回った。企業規模が小さいほど認知度が低かった。
 具体的な取り組み状況については「わからない」が74・1%に達し、検討中が10・5%だった。「取り組みがある」とした企業は6・8%で、具体的には植栽スペースの設置、使用した水や資材の廃棄方法の改善、原材料仕入れでの固有種の優先などが挙がった。
 同センターは「生物多様性保全は、考え方や取り組み方法が複雑なためビジネスにつなげにくい印象が強い」と分析している。
 県内を中心とする取引先1251社を対象に行い、707社が答えた。回答率56・5%。

■生物多様性保全「琵琶湖から率先」強調 滋賀経済同友会(京都新聞電子版)
 名古屋市で開催中の生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)に合わせ、滋賀経済同友会が23日、湖国での生態系・環境保全の取り組みを報告する公開フォーラムを同市の名古屋学院大体育館で開いた。滋賀の経済人が観光への活用や地域との連携、金融などをキーワードに保全活動の推進を訴えた。
 同友会が昨年4月に宣言した生物多様性保全の「琵琶湖いきものイニシアティブ」を発信し、企業の行動を促す狙い。大道良夫代表幹事は60種類超の固有種がすむ琵琶湖の特徴を紹介し、「生物多様性保全は、琵琶湖のほとりで事業を営むわたしたちが率先して取り組むべき課題」と強調した。
 具体例として、湖西の豊かな自然を生かし、観光誘客を通じて地域の環境保全につなげる仕組みや、生物多様性保全の取り組みレベルに応じて金利を優遇する滋賀銀行の融資制度などを紹介した。
 地域の企業が行政と連携して河川の生物調査を手がける「湖南企業いきもの応援団」の紹介では、桂賢代表幹事が「企業のネットワーク化で資金の負担が減るだけでなく、異業種交流など新たな企業活動にもつながった」と利点を挙げた。
 コンサルティング業レスポンスアビリティ(東京都)の足立直樹代表は「石油資源がなくなっても、持続可能な生物資源を活用できる企業は生き残る。今こそ企業の行動に期待が高まっている」と総括した。

■シンプルに外来魚駆除 東京の環境会社が開発(47NEWS)
 環境調査会社「地域環境計画」が開発したブラックバスとブルーギルの捕獲網「バスギルトラップ」=23日午前、名古屋市熱田区
 外来魚のブラックバスとブルーギルの習性を利用した捕獲網「バスギルトラップ」を、環境調査会社「地域環境計画」(東京)が開発し、名古屋市の生物多様性会議のイベント会場で23日、公開した。
 1メートル四方の発泡スチロール板の下に三枚網を付けたアイデア作。桟橋など構造物の陰で群れ、水面近くに集まる外来魚の習性を利用し、水面に板を浮かせて陰をつくる。電気ショックを与えたり、大掛かりな網で捕獲したりする従来の手法に比べ、在来魚の混獲を抑制できるという。
 「従来の手法と併用すればより捕獲効率は高まる。シンプルな装置を生態系保全に生かしてほしい」と高塚敏社長(51)。

■コハクチョウ今年はお急ぎ(YomiuriOnLine滋賀)
 シベリアからの冬の使者・コハクチョウが、例年よりハイペースで琵琶湖に飛来している。
 湖北野鳥センター(長浜市湖北町)によると、1羽が野洲市に初飛来した13日以降、19日に長浜市で5羽を確認。21日になって89羽が一気に飛来し、琵琶湖全体で計95羽となった。
 通常、10月は1羽から数十羽単位で飛来し、100羽程度の姿が確認されるのは11月中旬になってから。同センター前の湖岸では、86羽が「コー」「コー」と鳴きながら羽根を休めている。
 同センターの清水幸男所長は「10月中に、これほど多くの群れが一度に飛来したのは、1988年の開設以来初めて。シベリアに早く冬が訪れているためではないか」と話している。

■ため池で外来生物駆除(YomiuriOnLine愛知)
 水辺の環境の現状を知るため、国内外の小中学生が参加した自然体験が22日、三重県菰野町のため池で開かれ、参加した子どもたちが外来生物の悪影響などを学んだ。また、愛知県東郷町では、幼児と親たちがペットの動物とのふれあいを体験するイベントが行われた。(八木さゆり)
 三重県菰野町で開催された「国際子ども環境会議」の自然体験(エクスカーション)は、生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)の子ども版として、国連環境計画(UNEP)とCOP10支援実行委員会が協力して開いた。
 アジア、アフリカ、ヨーロッパなど34か国から訪れた小学5年〜中学3年の約80人と、地元の町立朝上小6年の児童111人が参加。農地や森に囲まれた里山にあるため池の水を抜き、網とバケツを手に、泥だらけになりながらオオクチバスやウシガエルなど外来生物の駆除を行った。
 サウジアラビアのルージン・テイバンさん(14)は「自国にはパームヤシしかないので、緑豊かで色々な水辺の生物がいる自然に感動した。この自然の大切さを訴えたい」と語った。
 米国の参加者と一緒だった朝上小の松永実優さん(12)は「言葉は通じないけれど、分かる単語で通じ合えた。大人になっても地域のために協力したい」と話していた。
 子ども環境会議では23、24日にグループ討議を重ねて、提言を発表することにしている。

■本来「違法」サケ釣り観光 資源調査名目、各地で盛況(asahi.com)
 食卓におなじみのサケを食用としてではなく、スポーツフィッシングの対象として楽しむ「サケ釣り」が各地で広がっている。本来は漁業者以外がサケを釣ることは原則「違法」だが、知事が特別に許可した資源調査という名目で行われている。観光の目玉になっている地域もあり、水産庁も「地域振興のためならば」と静観している。
 サケ釣りは8〜10月にかけて各地で解禁になった。太平洋に面した福島県楢葉町の木戸川では、15日の解禁日に全国から約30人の釣り人が訪れ、早朝からさおをふるった。3匹を釣り上げた栃木県の男性会社員(34)は「引きがとても強くて面白い」。サケ釣りは同町の一大イベントで、昨年は約1カ月の期間で全国から約1500人を集めた。
 漁業者以外によるサケの捕獲は、密漁などを防ぐ目的で水産資源保護法によって禁止されている。だが、同法には、知事の許可を得れば資源調査のために調査員がサケを捕獲することができるという例外がある。例えば、木戸川では町と漁協などで構成するサケ有効利用調査実行委員会が調査員を公募、釣り人が調査員になってサケを釣る。釣ったサケは漁協に渡し、体長と体重を測定した後、人工孵化(ふか)に利用する。代わりに釣り人は漁協からオス2匹をもらっている。
 木戸川漁協の渡辺征組合長は「釣り客が来てくれることで飲食や宿泊、土産などで町がにぎわう。サケの産地としての宣伝効果も大きく、これからもっと盛んにしていきたい」と話す。
 資源調査としてのサケ釣りは1995年に北海道標津町の忠類川で始まった。「全国サケつり河川協議会」の藤本靖会長代行は、同川で1シーズンに約9千人が参加し、約2億円の経済波及効果があった実績をあげ「かけがえのない地域振興策だ」と話す。北海道の河川では、旅行会社がツアーを催し、韓国や台湾など海外からも訪れているという。
 現在は北海道と福島県に加え、青森、宮城、山形、新潟、石川の7道県14河川(1河川が休止中)で許可されている。特に07年以降だけで4河川が許可されるなど、観光地として広がりを見せている。
 水産庁によると、日本のサケのほとんどが各漁協の人工孵化・放流事業によるものだ。サケ釣りが解禁されているのは、人工孵化事業が順調で、安定した遡上(そじょう)数が確保できている河川だという。
 同庁沿岸沖合課の担当者は「地域振興のためには、各地の事情にあわせ知事が判断して解禁する現在の状態が望ましい」としている。しかし、あくまでも例外にとどめることが前提で、「捕獲禁止の原則が守れないと乱獲が進み、サケがいなくなる」と指摘する。(大和田武士)

10/10/22

■「タマゾン川」にグッピーなど外来魚200種超 多摩川(asahi.com)
 ペット用などで飼われていた外国産の魚が、日本の河川に放され、生態系を脅かしている。アマゾンになぞらえ「タマゾン川」とも呼ばれる首都圏の多摩川は典型例だ。名古屋市の川にも北米原産の大型外来魚が生息する。世界自然遺産をめざす小笠原諸島も例外ではない。国連地球生きもの会議の作業部会は21日、外来種の取引の管理・監視体制を検討する専門家集団の設立で合意した。
 「熱帯魚にも命があるのにいらなくなれば捨ててしまう」。多摩川で外来魚の監視を続ける川崎河川漁協の山崎充哲(みつあき)さん(51)はそう嘆く。
 外国産のナマズ類、熱帯魚のグッピーやエンゼルフィッシュ――。多摩川でこれまでに見つかった外来魚は、200種を超す。
 「下水処理水の影響で、冬でも水温が24度くらいの場所もある。グッピーは越冬して繁殖している」と山崎さん。魚に病気を広げるウイルスや細菌が外来魚と一緒に侵入していないか心配だという。
 放流行為を防ごうと、山崎さんらが5年前に川崎市内に設置した「おさかなポスト」という専用水槽には、昨年までに3万匹以上、300種近くの魚が持ち込まれた。
 大きくなり飼えないという理由のほか、最近は失職などでお金がなくなり手放す人も目立つという。魚は飼育を希望する「里親」に渡す。
 10月中旬の夕刻。「里親」を志望する愛知県内の20歳代の男性が、車で5時間かけて山崎さんの家へやってきた。「ネットでポストを知った。魚には何も罪はない。かわいそうだから引き取ります」
 全長が50センチを超す外来魚ガーパイクなど5匹を受け取った。自宅で飼うという。
 生きもの会議が開かれている名古屋国際会議場(名古屋市熱田区)。そのすぐ脇を流れる堀川でも、釣り人に人気のオオクチバスや観賞用のアリゲーターガーなど5種の外来魚が確認されている。
 名古屋市は今年5月、「外来生物調査隊」を発足させた。30人のボランティアでつくる。ワニガメや外来魚のアリゲーターガーなど、人に危害を与える恐れがある外来種を発見すれば市に連絡し、専門家が捕獲する。7月、堀川でアリゲーターガーを確認したが、捕獲はまだだ。
 熱帯魚のグッピーは、太平洋に浮かぶ小笠原諸島の川にも侵入している。小笠原自然文化研究所の佐々木哲朗研究員(34)は「父島ではグッピーが繁殖、川を群れになって泳ぐ姿もみられる」と話す。
 神奈川県立生命の星・地球博物館の瀬能宏専門研究員は「各地で続く放流を止めるため、飼育の登録制など法律による規制をすべき時期に来ているのではないか」と言う。
 21日の生きもの会議作業部会で、締約国が設立に基本合意した専門家集団は、ネット取引を含め、外来種取引の監視や規制の方法について検討し、結果を次回の締約国会議に報告する。(久土地亮、山本智之)

10/10/21

■湖底清掃:マナー守りレジャーを 日釣振とダイバー、雄琴港で−−大津(毎日jp滋賀)
 財団法人日本釣振興会と関西で活動するダイバーらがこのほど、大津市雄琴6の雄琴港で湖底清掃を実施した。約80人が参加し、湖底に沈んだ釣り具やペットボトルなど約170キロを回収。マナーを守ってレジャーを楽しもうと呼び掛けた。
 日釣振の提案で今年から開催。7月には長浜港も掃除した。ダイバーらは何度も水中に潜り、釣り糸の絡んだ疑似餌やお菓子の袋などを回収した。初めて参加した大阪府大東市の西井可菜さん(21)は「陸上からは分からなかったけど、湖底にはごみがいっぱい」と驚いた様子。大阪市にあるダイビングセンター「クラブ・ドゥ」の北岡剛マネジャーは「水中に落ちたら拾うのは難しい。今後も協力したい」と話す。
 日釣振は毎年3回程度の清掃を続ける方針で、同会の大藤勲近畿地区支部長は「琵琶湖を大切に思う気持ちを形にする機会にしたい」と話し、広く釣り人に参加を呼び掛けていくという。【安部拓輝】

■中学生が外来魚の生態を学ぶ 解剖して観察(佐賀新聞ひびのニュース)
 佐賀市の城南中の2年生が21日、外来魚のブラックバスやブルーギルの解剖に挑戦した。体内の仕組みや胃の内容物などを調べ、“厄介者”とされる外来魚にも命があることや、食物連鎖など生態系について学んだ。
 生徒は9月、市内で水生生物を調査。在来種に交じって外来種も多いことを確認した。この日は、佐賀大学文化教育学部の嬉正勝准教授が解剖を交え、えらやうろこ、浮き袋、幽門垂など内臓の働きを教えた。
 生徒たちは内臓を丁寧に扱い、胃の中からエビや小魚、釣り針などが出ると、驚きながら観察した。境晋一朗君は「釣りはよくするけど、細かく見たことはなかった。魚の見方が変わった」と話した。
 嬉准教授は外来種が、食料不足や趣味など人間の都合で日本に運び込まれたことを紹介。「悪者のように扱われているが、悪いのは人間。必死に生きてるんだ」と語った。

■琵琶湖の保全活動をCOP10で紹介、県立大生ら(京都新聞電子版)
 名古屋市で開催中の生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)で、会場周辺での交流フェアやイベントを通じ、学生やNGOなどが琵琶湖の生き物の豊かさや保全の取り組み事例を国内外の会議参加者にアピールしている。
 会場の名古屋国際会議場に隣接する白鳥公園では交流フェアが開かれ、約210ブースが並ぶ。滋賀県立大(彦根市)の学生有志8人は、竹からはしを作る体験ブースを開き、犬上川沿いの竹林で取り組む間伐で出た竹を使い、削り方を教えている。「はしが珍しい外国人も関心を持ってくれる」という。
 学生たちは2003年から、竹林を間伐して日当たりをよくする活動を続けてきた。来場者には、シロダモなどの樹木が復活してきた成果を説明している。
 今年8月に高島市で国内外の子ども約80人が集まり、琵琶湖を4日間視察した「KODOMOバイオダイバシティ」を開催したNGOもブースを開設。貴重な生き物として琵琶湖固有種の魚などを描いたイラストと、「守り続けよう、ぼくらの湖(うみ)」とのキャッチフレーズを紹介している。
 環境省は、会議の海外参加者向けイベントで、琵琶湖の外来魚を加工した「ブラックバスバーガー」の試食を企画した。同省の依頼を受け、駆除した外来魚を活用してバーガーを作っている県立琵琶湖博物館(草津市)が材料を提供し、調理法も指導。20日から2日間で計200食を出す。
 イベントでは県の琵琶湖レジャー利用適正化条例も紹介。国が特定外来種を放すことを禁止するより早く、琵琶湖で釣ったブラックバスの再放流を禁止した取り組みを報告する。

■2050年まで 大型魚ほぼ全滅か(NHKニュース)
乱獲や海水の汚染などの影響で、2050年までに世界じゅうのほぼすべての海域で漁獲量が減少し、特にマグロなどの大型魚はほぼ全滅すると予測した報告書を、UNEP=国連環境計画が発表しました。
この報告書は、名古屋で開かれている国連の会議、COP10に合わせて、UNEPが世界の海の生物多様性についてまとめたものです。それによりますと、40年後の2050年までに、世界じゅうのほぼすべての海域で漁獲量が減少し、特にマグロなどの大型魚はほぼ全滅して、漁業の中心は体長が20センチ程度の小型の魚になると予測しています。その原因として、UNEPは、魚の乱獲や気候変動による海面温度の上昇、それに陸地からの排水などによる海水の汚染をあげています。UNEPの事務局では「海の環境がこのままのペースで悪化すると、漁業や観光などの分野が数兆ドルの規模で悪影響を受ける可能性がある。緊急な対応が必要だ」と警告しています。

■琵琶湖外来魚 半年で昨年1年上回る 滋賀(msn産経ニュース)
 琵琶湖で、ブラックバスやブルーギルなど外来魚の回収量が今年度の上半期(4〜9月)、これまで最高だった昨年度同期の12・5トンを大きく上回り、17・1トンを記録したことが、県のまとめでわかった。半年間だけで、1年間の量として過去最高だった昨年度の回収量(18・2トン)に迫っている。県が湖の生態系保全のために始め8年目。これまでの取り組みが成果をあげているといえそうだ。
   ◇
 琵琶湖では、近年、北米原産のブラックバスやブルーギルなど外来魚が大量に繁殖。湖の生態系を保つため、県は平成15年、釣り客らを対象に、釣った外来魚の再放流を禁止する条例を施行。合わせて各地の湖岸近くに回収ボックスや、湖の中などにいけすを設置し、回収を呼びかけてきた。回収ボックスは64カ所、いけすは30カ所で、回収されているのはほとんどがブラックバスかブルーギル。
 この結果、回収量は年々増加。15年度は9・6トンだったが、18年度13・9トン、19年度15・1トン、20年度17・4トンと上昇し、昨年度は18・2トンまで伸びていた。今年度の上半期は、昨年度同期より5トン近く増え、これまでの増え方を大きく上回っている。今年度1年間では、過去最高を記録することはほぼ間違いないとみられている。
 県は回収量の増加の要因として釣り客の増加をあげる。「団塊の世代」が定年退職を迎え、釣り人口拡大の背景になっているという。また、湖内にあるいけすの浮きをブルーシートで覆ったり、回収ボックスを釣り客が多いポイントに移動するなどの工夫も一役買っているとみている。
 県琵琶湖再生課の担当者は「生態系回復のため、今後も多くの人に協力してもらいたい」としている。

■COP10:ブラックバスバーガー、「おいしい」と好評(毎日jp滋賀)
 国連生物多様性条約第10回締約国会議(COP10=名古屋会議)会場で20日、琵琶湖産の外来魚「オオクチバス」(ブラックバス)を材料に使ったバーガーが振る舞われた。生態系に悪影響を及ぼす外来種を紹介する環境省のイベント。
 北米原産のブラックバスは釣り目的で輸入され、日本各地に広がった。琵琶湖では毎年約400トンの外来魚が捕獲され、滋賀県立琵琶湖博物館が03年から一部をバーガーとして販売している。白身フライにタルタルソースをかけた100個を用意。カナダの先住民グループのスチュワート・ワッキさんは「大手ハンバーガー店のフィッシュバーガーよりおいしい」と話していた。【稲垣衆史】

10/10/20

■外来種バーガーいかが 環境省が食べるイベント(47NEWS)

 環境省のイベントでブラックバス189件を使った「バスバーガー」を手にする参加者=20日午後、名古屋市
 生態系に被害を与える外来種の問題を考えてもらおうと、環境省は20日、名古屋市の生物多様性会議で、滋賀県立琵琶湖博物館のレストランがブラックバスを調理して夏限定で販売している「バスバーガー」を振る舞うイベントを開いた。
 揚げたての100食を口にした各国の参加者の評判は「普通のフィッシュバーガーよりおいしい」(カナダ先住民グループのスチュアート・ワトキさん)など上々。同館の中井克樹主任学芸員は「味は普通の白身魚。イメージは悪いが、おいしく食べられることを知ってほしい」と話した。
 ブラックバス189件は繁殖力が強く、在来生物を駆逐するため生態系破壊が危惧されている。ルアー釣りブームで各地に広がり駆除の対象に。同博物館は2003年に販売を始めた。

10/10/19

■釣り大会:県と日釣振、来年共催 外来魚対策で歩み寄り(毎日jp滋賀)
◇「駆除」→「食べる」で琵琶湖の生態系再生
 県は来年、外来魚のリリース禁止などを巡って対立してきた財団法人日本釣振興会県支部と大規模な釣り大会を初めて開催する。駆除対象として焼却処分してきたブラックバスやブルーギルをおいしく食べる施策へと軌道修正し、外来魚をより効果的に減らす考えだ。料理人らも巻き込んだ実行委員会を年内に設立する方針で、両者は広く協力者を募っている。【安部拓輝】
◇2000人規模想定
 釣り大会は来年6月と秋の2回、大津、草津、彦根、長浜などの湖岸を会場とする予定で、これまで駆除釣り大会を実施してきた民間団体とも連携し、2000人規模を想定している。参加を呼び掛ける親子には同会の会員らが釣り方を指導し、バスやギル料理を提案してきたレストラン、居酒屋の料理人や漁師らによる出店ブースを設けて調理方法を実演する。
 県によると、03年度に施行した琵琶湖レジャー条例で外来魚のリリース禁止が盛り込まれた際、同会などから2万通を超える反対意見が殺到。県は同年から湖岸に「外来魚回収ボックス」を設置しているが、約18トンの年間回収量のうち大半を焼却処分しており、釣り人から「魚の命の扱い方として不適切だ」との批判も根強い。
 両者が歩み寄りを見せたのは今年7月。同会が長浜市での湖底清掃を県と実施したのを機に、琵琶湖の生態系保全に向けた釣り大会の共催を県側に打診。同会の中川浩邦県支部長は「外来魚を『駆除』という言葉で悪者扱いせず、有効活用できる方法を提案したい」と話す。県琵琶湖レジャー対策室の青木幸一室長は「対立を超え、今後は琵琶湖を再生する施策を一緒に考えていきたい」として、漁協や自然保護団体などにも協力を求めていく意向だ。

■当地の逸品:バス天丼(琵琶湖博物館内「にほのうみ」)(毎日jp滋賀)
◇「予想外においしい」白身魚 “厄介者”外来魚、食べて減らして
 琵琶湖の生態系を乱すとして厄介者扱いされているブラックバス。県立琵琶湖博物館のレストラン「にほのうみ」(平井芳章店長)では、96年10月のオープン当初から食材に使っている。
 同館の開館にあたり「滋賀らしい料理を」との要請を受けた平井さんは、以前、先輩が釣ってフライにしたブラックバスの味を思い出した。初めはオオクチバスやビワマスを使い、野菜も入れてかき揚げを作っていたが、2種類の魚の区別がつきにくいことから、両者を一切れずつ天ぷらにして丼にした「湖の幸の天丼」に変更。さらに、客から「ブラックバスばかり使った天丼が食べたい」との声が上がったこともあり、04年1月から「バス天丼」をメニューに加え、知る人ぞ知る同館の名物となった。また、現在は夏限定で「バスバーガー」も出している。
 ブラックバスは、そのままだと泥臭さがある。そこで、揚げる前に7種類のハーブと2種類の塩、グラニュー糖を切り身に振りかけ、キッチンペーパーではさんで冷蔵庫で1日寝かす。青じそ、カボチャの天ぷらとともに丼のご飯にのせ、天丼だしをかけて完成。元々淡泊な白身魚、しっかりしていながら柔らかい食感で、知らずに食べればブラックバスだとはまず分からない。食べた客からは「予想外においしい」と言われることもあるという。
 「皆さん、食べずにブラックバスを悪者扱いしているが、まずは食べてほしい」と平井さん。「ここで食べることで、琵琶湖のブラックバスを減らせますよ」とPRしている。
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○ごあんない○
 草津市下物町の県立琵琶湖博物館内。電話077・568・4819。定休日は博物館と同じで、原則月曜。食事は午前11時〜午後4時、喫茶は午前10時半〜午後4時半。「湖の幸の天丼」820円、「湖の幸の天ぷらうどん」780円、バス天丼880円、バスの天ぷら(単品)550円。

■ワニガメ:草津・菰池に 全長86センチ(毎日jp滋賀)
 県は18日、草津市追分町の菰池(こもいけ)で全長86センチのワニガメを捕獲したと発表した。ペットが逃げ出したか、捨てられたとみられ、近く殺処分する。
 地元の農家が池の水を抜いた際に見つけ、草津署に通報。近くの住民や県職員らが胴にロープを回して引き上げた。県内の発見例は06〜09年に3匹あるが、今回が最大。甲羅の長さは50センチあり、80センチ程度まで大きくなるという。
 ワニガメは生態系に悪影響を与えるとして県条例で放流が禁じられ、違反者は懲役1年以下か50万円以下の罰金。【安部拓輝】

■「ガメラ」?体長86センチのワニガメ捕獲 草津(asahi.com滋賀)
 18日午後4時ごろ、草津市追分町の菰(こも)池で、近くの農家の男性が池の底に北米原産の外来種ワニガメ(体長86センチ)がいるのを見つけ、草津署に届け出た。約30分後、県職員や同署員らがロープで縛り上げ引き上げた。
 ワニガメは怪獣映画「ガメラ」のモデルとされ、県自然環境保全課によると県内では2006年6月以降、3匹捕獲されているが、今回のワニガメは過去最大。かむ力が強く、県条例で指定外来種とされ、野外に放つと懲役または罰金刑が科される。通常のペットショップで売られており、ペットで飼われ放された可能性が高いといい、殺処分する方針。

■琵琶湖のバスバーガー、世界デビュー 国連生きもの会議(asahi.com滋賀)
 外来魚のブラックバスを食材にした琵琶湖特産の「バスバーガー」が、名古屋市で開催中の国連地球生きもの会議(COP10)を舞台に世界デビューする。実は県の駆除の強化で供給が細り、地元では夏季限定の珍品になっている。「外来種対策先進地・滋賀」をアピールしようと、特別に世界の研究者らに振る舞うことになった。
 2003年、草津市の県立琵琶湖博物館で外来生物の企画展を開いたのを機に、館内のレストラン「にほのうみ」のメニューに加わった。評判を呼び人気商品となったが、07年以降は7月下旬〜8月末の限定商品となっている。増殖するブラックバスの駆除が功を奏したのか、パテにできる約10センチの切り身の入荷が難しくなったのだ。
 県は02年度から、ホンモロコなど琵琶湖の固有魚を食い荒らすブラックバスの駆除を強化。県水産試験場の試算では、琵琶湖の生息数は03年度の400トンから08年度には300トンに減った。「量だけではなく、サイズも小ぶりになったと漁業関係者からよく聞く」と担当者は言う。
 COP10でバスバーガーが振る舞われるのは、20、21の両日、環境省が主催する「食べて考える、外来種ワークショップ〜日本の外来種問題とその対応」。琵琶湖のブラックバスや奄美大島のマングースなど、国内の外来種対策について研究者らが報告する場に100食ずつ提供。参加者はバスバーガーをほお張りながら報告を聞く仕掛けだ。
 特定外来生物法で、ブラックバスは生きたまま運ぶことが禁じられているため、切り身にしたものを料理発祥の店「にほのうみ」で下味をつけ、会場近くのホテルのレストランに持ち込む。琵琶湖博物館の担当者は「ブラックバスが食材になるほど、琵琶湖の状況がひどいということを世界に訴えたい。めったに食べられない食材になってくれれば」と話している。(高久潤)

■日本初!琵琶湖のバスフィッシングガイドのポータルサイト『琵琶湖ガイドドットコム』オープン!(DreamNews)
イベント制作やアパレルブランドを手掛ける株式会社FKPLANNING(本社:神奈川県相模原市)は、日本初となる琵琶湖のバスフィッシングガイドのポータルサイト『琵琶湖ガイドドットコム』を2010年10月14日(木)にオープン致しました。
2009年、世界記録タイのブラックバスが釣られ、今や世界中のアングラーから注目を浴びている琵琶湖。ブラックバスアングラーの中では、絶対的な釣果、キャパシティーなど、その懐の深さより「マザーレイク」と呼ばれ聖地となっています。琵琶湖には、約60名のバスフィッシングガイドがいますが、ガイドの情報が少ないためどこで頼めばよいのか分からず、釣りの初心者や、初めての人がガイドを依頼するのは困難でした。
そこで、釣りの初心者や初めての方にも琵琶湖のすばらしさをもっと気軽に体験してもらいたいという思いから、日本初のバスフィッシングガイドのポータルサイト『琵琶湖ガイドドットコム』http://www.biwakoguide.comはオープンしました。
『琵琶湖ガイドドットコム』では、ガイド情報やガイドを頼むまでのhow to 、琵琶湖近辺の宿やレストラン情報、交通情報から地元のイベント情報まで、バスフィッシングの初心者から上級者までが楽しめるコンテンツを提供いたします。
サイト概要
タイトル:「琵琶湖ガイドドットコム」 http://www.biwakoguide.com
サイトについて:琵琶湖のバスフィッシングガイドのポータルサイト
動作環境:PC
料金システム:1ヶ月/315円 半年/1,890円 1年/3,780円
決済システム:クレジットカード
オープン:PC/2010年10月14日
【無料コンテンツ】
1.初めての琵琶湖バスフィッシングガイド:バスフィッシングガイドを受けるためのHOW TO、Q&A
2.ガイドナビゲーション:琵琶湖のガイドMAP、各ガイド、マリーナ紹介のリンク集
3.最近の釣果:釣果を写真付きで掲載。
4.琵琶湖トラベル:琵琶湖周辺のホテルプラン、電車・バス・飛行機等のおすすめ交通リンク集
5.ホテル&グルメ:琵琶湖周辺のホテル情報、おすすめ飲食店の情報
6.イベント情報:琵琶湖で行われている釣り大会やお祭りなど、地元のイベント紹介
7.ランカー写真館:会員がガイド中に釣ったランカーの写真を紹介
【有料コンテンツ】
1.マンスリーピックアップ:毎月1人のガイドインタビュー。おすすめルアー、テクニック等紹介
2.琵琶湖リレーコラム:毎月1名のガイド&プロアングラーによるリレー式コラム
3.イベント&セミナー:会員限定セミナーやイベントの開催インフォメーション
4.マンスリープレゼント:各メーカー、ショップからのプレゼントコーナー
5.スペシャルコラボ:オリジナルや、フィッシングブランドとのコラボデザイン壁紙ダウンロード
6.特クーポン:ガイド料金割引チケット、ガイド利用時のプレゼントクーポン等
7.琵琶湖アイズ:有名アングラーによる、季節別、場所別の実釣取材コーナー
株式会社FK PLANNINGでは、注目度の高い今こそ、釣り大会等のイベント化やガイドに焦点を当てたコンテンツで、国内外を問わずより多くの人にこのマザーレイク琵琶湖の素晴らしさを知ってもらい、業界全体及び、地域の活性化、そしてゆくゆくは環境問題への取り組みに少しでも携われたらと思い、このサイトを企画しました。琵琶湖で釣りを楽しみたい方の、痒い所に手が届くポータルサイト作りを目指して行きたいと思っております。
【このリリースに関するお問い合わせ先】
株式会社FK PLANNING / MICROPTERUS
〒252-0234
神奈川県相模原市中央区共和1-4-6-101
TEL 042-718-7310
FAX 042-718-7312
事業内容:各種イベントの企画、立案、制作、運営、実施
WEBサイトの企画、制作、構築、運営
服飾品、装身具のデザイン、企画、製造及び販売
HP:http://micropterus.biz
mail:info@micropterus.biz
BLOG:http://ameblo.jp/micropterus/

■豪州の肉食魚「マーレーコッド」 琵琶湖で初確認(京都新聞電子版)
 滋賀県は19日、豪州産の肉食魚「マーレーコッド」を琵琶湖で初めて確認したと発表した。琵琶湖で見つかった外来魚は36種類目で、無断放流されたとみて調査している。
 14日早朝に長浜市西浅井町沖で漁業者が刺網に1匹かかっているのを見つけ、県水産試験場に連絡した。全長26・2センチ、体重235・7グラムで、1、2年魚とみられる。
 マーレーコッドは、魚類や甲殻類、カエル、小鳥などを捕食する大型淡水魚で、成魚は全長1・8メートルになり、豪州では釣りの対象として人気があるという。外来生物法に基づく規制の対象外だが、県が規則で無許可放流を禁止し、罰則を設けている。

■琵琶湖に新種の外来魚 肉食のマーレーコッド(47NEWS)
 滋賀県は19日、長浜市西浅井町の琵琶湖で、外来魚のマーレーコッド1匹を県内で初めて捕獲したと発表した。体長26センチ、重さ235グラムのオスの幼魚。今月14日、漁師が外来魚の駆除用に設置した網にかかっていた。
 日本では観賞魚として流通しており、県は放流されたとみている。
 県などによると、魚やエビ、カエルなどを食べる肉食の淡水魚でスズキの仲間。体長が最大1・8メートルに達する成魚もいて、原産地のオーストラリアでは釣魚として人気。低水温でも生息でき、日本に定着する可能性が高い。20度前後の水温で6万以上の卵を産む。国際自然保護連合の絶滅危惧種に指定されている。
 琵琶湖など県内の水域で確認した外来魚は計36種となった。県は「琵琶湖にいる在来魚の生態系に悪影響を及ぼす可能性があり、安易に放流しないでほしい」と呼び掛けている。

■要注意外来種「マーレーコッド」琵琶湖で初捕獲(YomiuriOnLine)
 滋賀県水産試験場は19日、同県長浜市西浅井町大浦沖の琵琶湖で、生態系に悪影響を及ぼす恐れがあるとして環境省の要注意外来生物リストに入っているオーストラリア原産の外来魚「マーレーコッド」1匹を初めて捕獲したと発表した。
 国内で鑑賞魚として売られており、同試験場は「飼い切れなくなった人が、放流した可能性が高い」としている。
 推定1、2歳の雄で、体長約26センチ。成魚は約1メートルに成長する。今月14日、別の外来魚駆除のため設置していた刺し網にかかった。

■琵琶湖岸占用 県と和解(YomiuriOnLine滋賀)
レジャー会社側、950万円支払い
 大津市内のレジャー会社「松の浦観光」に不法占用されていた同市荒川の琵琶湖岸で、県が行政代執行によって行った建物などの撤去費用や占用料を、同社役員ら5人に支払うよう求めた訴訟で、県は18日、大阪高裁の和解勧告に基づき、5人全員と和解が成立した、と発表した。
 和解は、役員ら5人が連帯して県に950万円を支払うなどとした内容。県によると、3月から金額面で調整をしていた。
 訴状などによると、同市荒川の湖岸について、同社は、簡易宿泊施設運営などの名目で利用許可を得ていたが、1990年頃から、水上バイク業者に建物を無許可で貸していた。
 県は2006年9月に代執行に踏み切り、撤去費用などを会社側に請求したが、支払われなかったため、08年2月に地裁に提訴した。地裁は県の請求を認め、約1200万円の支払いを命じる判決を出したが、被告側が不服として控訴していた。
 和解について、県琵琶湖不法占用対策室は「最高裁まで争うより、納得できる金額で折り合う方が現実的」としている。

10/10/18

■滋賀・草津のため池から80センチワニガメ(SponichiAnnex)
 18日午後4時ごろ、滋賀県草津市追分町で「農業用のため池の水を抜くと、見慣れない大ガメがいた」と草津署に通報があった。草津市や県の担当者らが約30分後に捕獲した。
 県自然環境保全課によると、体長約86センチのワニガメ。同課は「ペットとして飼育できなくなった飼い主が数年前に捨てたのではないか」とみている。
 県は条例で指定外来種としており、飼育には届け出が必要。県の担当者は「あごの力が強くかまれると大けがをする可能性もある。被害がなくて良かった」と話している。

■営農法人2倍、漁獲量1・6倍 県、農水新戦略原案(京都新聞電子版)
 滋賀県は、2015年度に集落営農型農業法人を昨年度の2倍、琵琶湖での漁獲量を同1・6倍に伸ばす目標などを盛り込んだ「しがの農業・水産業新戦略プラン」の原案をまとめた。農業の安定経営や環境保全など三つの視点を新設し、農業と水産業の持続的成長を図るとしている。
 現行プランが本年度で終了するため、社会経済情勢の変化に合わせた内容に改定する。来年度からの5カ年計画で取り組む。
 現在約800で全国最多を誇る集落営農の広がりを活用し、農地集積の促進や担い手の育成・経営体質強化などに努める。農業法人数は昨年度の76法人から15年度に150法人に倍増させる。
 水利施設の管理運営には新たに資産運用の発想を取り入れ、老朽施設の効率的な更新を進める。
 都市と農村の交流を促進するため、農家の民宿を現在の約20から15年度に100に増やす。近江米や近江牛などのブランド力強化も掲げた。
 水産業では、琵琶湖の環境改善や外来魚駆除、放流の推進などで水産資源の増産を目指す。外来魚生息量は04年度の1900トンから08年度は1400トンまで減少したが、15年度には900トンまで減らす計画を示した。ニゴロブナやセタシジミ、ホンモロコなどの資源回復で、琵琶湖での漁獲量を08年度の1360トンから最終年度は2200トンに引き上げる。
 11月7日まで県民から意見や情報を募集している。来年2月議会に提案する。

■【種の興亡】増やせヨシ原(asahi.com滋賀)
【自然再生へ根付け工夫/半世紀前に戻す 地道な活動】
 大津市和邇中浜の琵琶湖岸。2メートルほど背丈が伸びたヨシが、約50メートルにわたり生い茂る。「ここまで来るのに7年かかりました」。環境団体「びわ湖自然環境ネットワーク」代表の寺川庄蔵さん(66)は言う。一度失われた自然を再生するのは、並大抵でなかった。
 そこはかつてヨシ原が広がっていたが、湖岸の開発で取り払われて砂地になっていた。ヨシは水質汚濁の原因となる窒素やリンを吸収する浄化作用がある。魚や野鳥が卵を産み、すみかにする生きものの宝庫でもある。
 2003年、環境ネットは50本ほどのヨシ株を初めて植えた。冬場に押し寄せる高さ1メートル近くの波から守るため、ヨシ株を竹筒に入れ、沖合15メートルに小枝の束を積み上げた厚さ1メートルほどの消波堤を築いた。
 小枝の堤は何度も壊れ、作り直した。意地があった。行政が造る石の堤で自然の再生はできない。ヨシ原が根付いてしまえば堤はいらない。いずれ腐って自然にかえる堤にこだわった。
 くい打ちを深くしたり小枝の量を増やしたり、改良を重ねた。竹筒も根が出やすいように形を工夫した。08年ごろからようやく根付き、広がり出した。小枝の堤はいま、ヨシの植栽を進める県も採用している。
■ ■ ■
 1953年には261ヘクタールあった琵琶湖のヨシ原が128ヘクタールに半減した92年、県はヨシ原を「育てる」「守る」「活用する」施策を盛り込んだ保全条例を施行した。
 「育てる」の柱は植栽によるヨシ原の再生、拡大。
 「守る」の柱には保全区域の指定を据え、域内の建築物の新築、水面の埋め立てなどに知事の許可取得や届け出を義務づけた。保全区域に指定された高島市の針江地区のヨシは、人の手で植栽しなくても自然増殖するようになった。07年の調査では、91年に比べて1.6倍近く広がっていた。
 「活用する」の眼目はヨシ産業の振興だ。かつてはすだれやヨシぶき屋根の材料として需要があったが、人々のライフスタイルの変化や安価な輸入品に押され衰退している。
 ヨシ職人の竹田勝博さん(67)=近江八幡市=は今秋、草津市の住宅街にある平屋のヨシぶき屋根を修理した。住人の三嶋律子さん(54)によると、昭和初期に義理の祖父が建てたという。
 「30年前に嫁に来た時は、近所に何軒かヨシぶきの家があった」と言うが、いま一帯で残るのはここだけ。黄味がかった柔らかみのある屋根は辺りでひときわ目立つ。
 竹田さんは琵琶湖最大の内湖「西の湖」でヨシを育て、毎年12〜15ヘクタール刈り取り、その跡を焼く。「根や茎を刺激して発育を促すのに欠かせない作業」という。火入れで雑草の種子や害虫も一掃できる。刈り取りは琵琶湖岸でも県事業で実施され、ボランティアによる取り組みも盛んだ。
 刈り取ったヨシをどう生かすか。人々のエコ回帰の流れが昔のようにヨシの需要喚起につながれば、と関係者は期待する。
■ ■ ■
 07年の県の調査で、琵琶湖のヨシ原は169ヘクタールまで回復したことが確認された。半世紀前の260ヘクタール程度まで戻すことを目標に、地道に植栽を続けていく。
 「ヨシを植えさえすれば良いというわけではない」。環境ネットの寺川さんは注文をつける。「渚(なぎさ)をしっかり守り、鳥や魚も含めた生態系をいかに取り戻すのかという視点を忘れないでほしい」=おわり(この連載は板倉吉延、飯竹恒一、堀川敬部が担当しました)

■【種の興亡】広がるカワウのコロニー(asahi.com滋賀)
【森林や魚に害 良薬なく/県鳥カイツブリは希少種】 
 今月初め、長浜市湖北町尾上の漁業松岡正富さん(56)の船に乗り、琵琶湖の北端に突き出す葛籠尾崎(つづ・ら・お・ざき)を目指した。エンジン音に驚いた100羽ぐらいのカワウが一斉に舞い上がった。「あれです」。松岡さんが指さす方を見ると、木々の葉が白く変色していた。営巣するカワウの糞(ふん)の影響だ。
 葛籠尾崎から2.5キロ南の竹生島。上空は数百羽のカワウで黒く染まっていた。島の斜面は糞害でヒノキなどが広範囲で枯死し、草や土も流出して岩肌がむき出しになっていた。
 県は7月、竹生島と伊崎半島に次ぐ第3のカワウの営巣地(コロニー)が葛籠尾崎で確認されたことを明らかにした。竹生島の木々が枯れて営巣できなくなったことや、猟銃駆除から逃れるために集団移動したとみられる。
■ ■ ■
 カワウは全国に分布するペリカン目ウ科の水鳥。高度成長期に工業廃水や農薬による水の汚染で激減したが、1980年代になると水質の改善やアユなど稚魚の放流、テンやイタチなど天敵の減少もあって増加に転じた。
 広大な水辺、豊富なえさ、営巣に適した森林……。格好の住環境が整った琵琶湖は、全国のカワウが集まる聖地となった。2004年春には4万羽を超えた。県は本格駆除に乗り出し、今春は2万3千羽に減ったものの、営巣地やねぐらが分散し、森林被害は拡大する一方だ。
 漁業への影響も大きい。県の試算によると、昨年カワウに食べられた琵琶湖の魚は2397トン、17億円分。琵琶湖の漁獲量は1816トン、12億4600万円分(08年)。人間よりカワウに食べられる魚の方がはるかに多い。
 「生き物にかかわる漁師として、カワウは適正な数にしてもらいたい」と松岡さん。行政はカワウが営巣できないよう木々にネットを掛け、巣の卵にせっけん水をまき、銃器で駆除するが、特効薬は無い。県自然環境保全課の担当者は「何とか4千羽程度に抑えたい」と言う。現状は目標の5倍超が生息している。
■ ■ ■
 増えた鳥もいれば、減った鳥もいる。
 10月の三連休最後の11日、長浜市の湖北野鳥センターは水鳥を観察する愛鳥家や観光客らでにぎわった。「滋賀県の鳥カイツブリは、かつては100羽を超える群れを見ることもありました」。所長の清水幸男さん(59)が解説していた。「しかし、約20年前から大きな群れはめったに見られなくなりました」
 カイツブリは水辺のヨシ原に植物の葉や茎で「浮巣」を作り繁殖する。古名は「鳰(にお)」。古来、琵琶湖は「鳰の海」と呼ばれ、和歌や俳句に多く詠まれた。大津市には「におの浜」の地名が残る。
 80年代半ばまでは1千〜2千羽台で推移したが、88年度に600羽台に激減。その後も500羽程度しか確認できず、県のレッドデータブックで「希少種」に位置づけられる。湖周道路などの開発でヨシ群落が次々に破壊され、すみかを失ったという。
 清水さんは「カイツブリは琵琶湖の今を映す鏡。個体数が増えれば、それだけ環境が良くなったと言える」と話す。
■ ■ ■
 状況に好転の兆しもある。日本野鳥の会滋賀は昨年、県内で1組しか見られなかった猛禽類(もう・きん・るい)「チュウヒ」のカップルを新たに2組確認した。チュウヒはヨシ原の中に営巣する。見つかった場所は、いずれも水辺環境の復元を進めている地区だった。食物連鎖の頂点にいる猛禽類の増加は、そこの環境が改善しつつあることを意味している。

■外来種問題、ブラックバスバーガー食べて考えて 環境省(asahi.com)
 ブラックバスバーガーをかじりながら、日本の外来種問題について考えて――。環境省は、18日に名古屋市で本会合が始まった国連地球生きもの会議で20日と21日の2日間、日本に定着した外来魚のオオクチバス(ブラックバス)でつくったバーガーを無料配布する。外来種対策に取り組む姿勢を世界にPRするとともに、駆除した外来魚を有効利用しようという企画だ。
 琵琶湖でとれたオオクチバスのフライをパンにはさみ、タルタルソースで味付けする。名古屋国際会議場で開かれる環境省主催の外来種問題ワークショップで、参加する海外の研究者やNGO関係者らに配る。1日限定100食。
 ワークショップでは、オオクチバスやマングースといった日本に定着した外来種の現状、法規制などについて、研究者らが講演する。
 バーガーは、滋賀県立琵琶湖博物館(草津市)内のレストラン「にほのうみ」で、ドリンク付き税込み980円の夏季限定メニューとして売られている。白身で淡泊な味が人気という。
 オオクチバスは北米原産。日本各地の湖沼や川に侵入して希少な魚や水生昆虫を食べて問題になっている。日本に入り込んだ外来生物の中でも特に生態系への影響が大きいとして、「特定外来生物」に指定されている。(山本智之)

10/10/17

■大津で世界湖沼フォーラム 生物多様性を考える(京都新聞電子版)
 豊かな恵みをもたらす湖の未来を考える「世界湖沼フォーラム」が17日、大津市内のホテルで開かれた。湖沼の生物多様性について国内外の研究者らが発表し、市民ら約80人が、多様性の意義や保全の必要性を考えた。
 国際湖沼環境委員会(ILEC、草津市)主催で2回目。生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)のパートナーシップ事業。
 滋賀県水産試験場長の藤岡康弘さんは、琵琶湖の魚類は固有種15種を含めて約60種、貝類は同29種を含めて約60種があり、「多様性が際だつ」と話した。
 ところが、内湖や河口などの生息環境の変化でセタシジミの漁獲量が最盛期の50分の1に減ったり、ブラックバスなどの出現で南湖は在来種がほとんどいない危機を強調した。
 ケニア海洋水産研究所キスムリサーチセンター長のジョン・ギッチュキさんは、アフリカ最大のビクトリア湖について、富栄養化が進んで水の透明度が大幅に下がり、交尾相手の選択で影響を受ける魚があると話した。
 「湖の下流のエジプトなど豊かな国は水を使うばかりでなく、上流の東アフリカを支えるべき」と上下流で連携した対策の必要性を訴えた。

■雑記帳:迷惑魚をバーガーに 生物多様性会議に提供へ(毎日jp)
 生態系を壊すため日本では迷惑魚になっている外来魚「ブラックバス」を使ったバーガーが20〜21日、名古屋市で開幕中の国連生物多様性条約第10回締約国会議のイベントで提供される。
 ブラックバスを衣で揚げてタルタルソースを付けたもので、滋賀県立琵琶湖博物館が03年から限定発売している。博物館は、外来種が環境に与える影響を知ってもらおうと、県外初出品を決めた。
 原産地の北米では一般的に食べられ、中国でも養殖されているバス。関係者は味が受け入れられるか気をもんでいるが、人間の評価に振り回される魚の心中やいかに?【稲生陽】

■電気ショックで外来魚駆除 鳥取・多鯰ケ池(asahi.com鳥取)
 ブラックバスなどの外来魚対策として、鳥取砂丘の南側にある多鯰ケ池(たねがいけ)で16日まで1週間にわたり、駆除調査が実施された。水中に電気を流して魚を気絶させる「電気ショッカーボート」を使った県の調査。県内では初の試みだ。
 県公園自然課によると、ボートから約500ボルトの電気を流し、感電した外来魚を網ですくい捕る。網をはって捕まえる方法に比べ、他の魚を傷つけることなく効率的に駆除することができるという。ショッカーボートは全国に8隻しかなく、今回は北海道水産試験場から借りた。
 10日から作業を始め、最終日の16日までにオオクチバス711匹と、ブルーギル933匹を駆除した。外来魚の増加で在来種への被害が懸念されており、同課は多鯰ケ池の生態系への影響を調べ、今後の対策を考えていくという。(西村圭史)

10/10/16

■【種の興亡】駆逐されるホンモロコたち(asahi.com滋賀)
【外来魚から生態系守れ/水位調整は産卵に配慮】
 堅田漁協(大津市)で午前9時、競り人の声が響いた。「はーい、ワカワカ!」。箱いっぱいに入ったワカサギの前に、集まった10人ほどの魚屋が札を置いた。
 この日、堅田漁港の漁船10隻が持ち込んだ魚は全部で210キロ。うち178キロがワカサギだった。10分ほどの競りで全部さばけ、シメて18万円。15年前まで競りの主役だったホンモロコの水揚げはゼロだった。
 前日は5キロ近く揚がった。「本当はもっと取れていい時期なんだけどね」。花染正次さん(39)は嘆く。父治さん(67)について15歳から漁に出た。あのころ、1回の漁で14キロは当たり前に取れたという。
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 琵琶湖の固有種ホンモロコは、コイ科の中でも美味とされ、素焼きのほか、つくだ煮や天ぷら、南蛮漬けにして食されてきた。
 1970年代、漁獲量は琵琶湖全体で年300トンを超えることもあった。それが95年の179トンを最後に激減。2004年には5トンまで落ち込んだ。環境省のレッドリストでごく近い将来、絶滅の危険性が極めて高い「絶滅危惧(き・ぐ)IA類」に分類されている。
 入れ替わるように揚がり始めたのが、もともと琵琶湖にはいなかった外来魚のワカサギだ。戦前、食糧難で琵琶湖に放流したがうまくいかなかった。今になってなぜ増えたかは不明だ。はっきりしているのは、琵琶湖の生態系が十数年の間に激変したことだ。
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 ホンモロコの減少は、95年春の琵琶湖の急激な水位の調整が一因といわれている。県水産課によると、大雨で5月半ばにプラス90センチ超を観測。一帯の治水のため瀬田川洗堰(あらい・ぜき)(大津市)で大量に放水し、10日間で60センチ以上も下げた。急激な下げは孵化(ふ・か)前の卵を干上がらせ、翌96年の激減につながった、という説だ。
 加えて琵琶湖の外から持ち込まれ、60〜70年年代に発見された外来魚のブラックバス、ブルーギルが増殖した。推定千数百トン。ホンモロコやフナずしの材料になるニゴロブナなど固有魚も食い荒らしている。
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 国、県は固有魚の種の保存に動いた。
 03年、瀬田川洗堰を操作する国の琵琶湖河川事務所が水位を一気に下げるそれまでの方法を改め、産卵に配慮して徐々に水位を調整するようにした。同じ年、県は釣り上げた外来魚の再放流(リリース)を禁止する全国初の条例を施行し、湖岸に回収ボックスを設置。外来魚の捕獲1キロあたり300円を漁師に払う県の補助制度も後押しし、今は年間約400トン駆除している。一方、ホンモロコの仔魚(し・ぎょ)、稚魚の放流は毎年実施し、今年もすでに1億匹以上放った。
 堅田漁協には、174平方メートルの大型冷凍・冷蔵施設がある。収容能力35トン。1983年、国や県の補助を受け9100万円かけて建てた。いま、中で凍っているのは飼料業者の引き取りを待つ外来魚ばかりだ。建設当初は大漁でさばききれない食用魚の保存が目的だったが、「そういう魚は、もういなくなった」と、今井政治副組合長(61)は言う。
 一連の取り組みの結果、ホンモロコは08年に10トン水揚げされ、03年以来の2けたを回復した。しかし、3けた取れた往時の湖を取り戻すのは、容易ではない。

■外来魚駆除 やっと効果 足寄「湯の滝」試行錯誤の10年 テラピアやグッピー 根絶は難しく(どうしんウエブ)
 【足寄】十勝管内足寄町と環境省は15日、同町内の国の天然記念物「オンネトー湯の滝」の池で繁殖する外来魚のテラピアとグッピーの駆除を行い、計約9千匹を捕獲した。駆除開始から10年。池では外来魚の姿が減り、ようやく駆除の効果が表れ始めたが、根絶は難しい状況だ。
 温泉水が流れる湯の滝では藻類とバクテリアの作用で水中のマンガンイオンと酸素が結合し、二酸化マンガンを生成。地表でマンガン鉱床が成長する世界唯一の場所とされる。約30年前に何者かが放流した外来魚は藻類を食べるため、マンガン生成に支障を来すとして天然記念物指定を受けた2000年に駆除が始まった。しかし、地引き網で捕獲を試みても大半が逃げるなど試行錯誤の連続。06年から地元の釣りクラブに釣りでの駆除を依頼し、テラピアの駆除数が以前の5倍の年4千〜5千匹に増え魚影が薄くなった。昨年からは大型ポンプで池の水を抜き、底に残った魚を一網打尽にすくい取る方式に。釣りでの駆除が難しいグッピーも1万4千匹捕獲した。
 この方式で2年目となる今年は、約20人でテラピア約1800匹とグッピー約7500匹を捕獲したが、それでも泥の中に隠れた魚は取り切れない状況。作業に当たった足寄動物化石博物館の沢村寛館長は「いったん放流すると原状回復は困難。無秩序な外来魚の放流は絶対に行うべきでない」と話している。

10/10/15

■2011年春の花粉は2010年の2〜10倍、日本気象協会予測(Impress Watch)
 日本気象協会は、2011年のスギやヒノキ、シラカバなどの花粉飛散予測を発表した。飛散量はほとんどの地域で例年より多いか、例年並みになる見通し。
 花粉の飛散量は、夏の気象条件が大きく影響し、一般的に猛暑の夏の翌春の花粉飛散量は多くなる傾向があり、過去2005年には、前年の猛暑の影響で大量に花粉が飛散した経緯がある。2010年の夏は記録的な猛暑ではあったが、気温が高すぎて花芽の形成が抑えられることなどを考慮して、予想は例年並みかやや多めとしている。
 なお、花粉が非常に少なかった2010年の春に比べると2011年の飛散量はおよそ2〜10倍になるという。
 地域別では、九州から東北地方にかけてのほとんどの地域で例年並みか、やや多めの見込み。北海道、九州南部、東北地方の一部では例年より少なめ、近畿地方と東海地方では例年よりやや多めと予想する。近畿地方と東海地方の一部では2010年に比べ約10倍以上になるところもあるという。
 日本気象協会によると、花粉飛散数の平均値は年々増加傾向にあるという。

■大津の途中トンネル無料化で、道路利用2倍以上に(京都新聞電子版)
 10月1日から滋賀県が無料化した途中トンネル有料道路(大津市伊香立途中町)の利用が、前年同期に比べ2倍以上に達していることが15日分かった。週末は1万台を超えた日もあり、無料開放の効果が表れている。
 県は滋賀を訪れる観光客の利便性向上や地元集落の騒音低減につながっているとみている。18日に料金所ブースを撤去し、トンネルの開放作業を完了する。
 1〜14日の通行量は9万6900台で、前月と前年同月のそれぞれ1カ月間の実績をすでに上回った。無料化後最初の週末だった2日の土曜は通行台数が8200台となり、前週の土曜の2倍を超えた。9〜11日の3連休も利用が高水準で、祝日だった11日は1万1千台と無料化後初めて1万台を超えた。平日も6千台前後で推移している。
 回数券の払い戻しは予定を上回るペースで進んでいる。過去6年間の販売枚数と利用枚数の差は普通車換算で2900枚だったが、すでにそれ以上の払い戻し申請があった。1日以降は県道路公社と琵琶湖大橋、近江大橋の両管理事務所で対応しているが、1日数件にとどまっている。

■【種の興亡】水草 止まらぬ繁殖(asahi.com滋賀)
【除去 続くいたちごっこ/外来種が蔓延、魚放す研究も】
 9月末、彦根市南西部の琵琶湖の内湖、神上(じん・じょう)沼に地元の住民ら約70人が船を繰り出し、岸に生い茂る問題の水草を片っ端から引き抜いた。半日かけて約6トン。「たった1年で、これほど増えるのか」。沼は昨年、市が重機で駆除したばかり。メンバーは繁殖力の強さに舌を巻いた。
 南米原産の多年草、ナガエツルノゲイトウが県内で初めて見つかったのは2004年、場所は神上沼。一時は沼一面を覆った。
 「世界最悪の外来植物」。猛烈な繁殖力から、県立大の野間直彦講師(植物生態学)はそう評する。池や河川に蔓延(まん・えん)し、水質を悪化させる。沼は数百メートル西の琵琶湖につながる。「放っておけば琵琶湖をすべて覆い、在来種の生息域を脅かす。駆除はこの数年が勝負だ」と訴える。
 しかし、琵琶湖はすでに外来種のオオカナダモやホテイアオイが入り込み、広範囲で繁殖している。完全駆除は不可能といわれるなか、「最悪の外来種」が追い打ちをかけようとしている。
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 琵琶湖と周辺の内湖の水草は、1960年代まで畑の肥料として使われていた。大量の水草を取ろうと、人々は「藻採り」の解禁日前夜から待機することもあったという。いまは干拓地の近江八幡市の大中(だいなか)の湖は、かつては七つの集落が水草を刈り取っていた。水草の権利を巡り1600年代、2度にわたり集落間で紛争があったと、当時の記録に残っている。
 戦後、藻採りは化学肥料の普及とともに消えた。水草は水中に放置され、琵琶湖は水深の浅い南湖を中心に外来種のみならず、センニンモ、クロモなど在来種も含めた水草の一大繁殖地となった。
 「琵琶湖は人の手が入って生き物のバランスが保たれる、山で言えば里山のような性格の湖。そのバランスが崩れてきている」。琵琶湖博物館主任学芸員の芦谷美奈子さんは警告する。「琵琶湖と共存した先人の知恵を大事にしなければならない」
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 県自然環境保全課などによると、琵琶湖の水草は1994年の大渇水の後、激増した。原因ははっきりしないが、水位が下がって光が湖底まで届き、光合成を促したともいわれる。2002年には南湖56平方キロのうち40平方キロ超にわたり繁茂し、そのまま居着いた。総量は推定約10万トン(乾燥前重量)。船のスクリューに絡まり航行不能となるなどの被害が相次ぐ。
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 県の水草刈り取り船「スーパーかいつぶり2」の担当者は「今年の被害の報告は昨年より少ない」と言うものの、財政難から予算はピーク時の半分に。1年に除去できる水草は2千トンにすぎない。
 繁殖と除去のいたちごっこをどう断ち切るか。
 国や県でつくる「水草繁茂に係る要因分析等検討会」は昨年、刈り取りに加え水草を食べる琵琶湖の固有魚ワタカの放流を提案し、県が取り組む。除去した水草を有効利用しようと、琵琶湖河川事務所は9月、産官学の共同でエタノール抽出の研究を始めた。家畜の飼料化に取り組む民間会社もある。
 だが、どれもまだ試行段階だ。「水草の研究者は少なく、ワタカがどのような水草を好んで食べるかなど、まだ未知の部分が多い」と、県立大の浜端悦治准教授(植物生態学)。「取り組みを続け、知見を積み重ねていくしかない」と言う。

■海、山で生物観察(YomiuriOnLine愛知)
国内外の児童、学生 伊勢湾と亀山で200人
 生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)のパートナーシップ事業として14日、国内外の小学生や大学生たちが伊勢湾と三重県の里山で、海と山の生物多様性についての体験学習を行った。また、ペットボトルのキャップで作ったシロクマの展示や、愛知県庁で育てたミツバチの蜜の試食を行うなどユニークな企画もあり、訪れた人々を楽しませている。(大沢奈穂、増田知基)
 体験学習には、海外から募集した小学生から大学生までの36人と、三重県内の小学生約70人を含む約200人が参加した。同日から18日まで行われる「COP10in三重〜アジア太平洋子ども&ユース生物多様性伊勢湾環境学習」(読売新聞社など後援)の行事で、COP10のパートナーシップ事業としては唯一の洋上イベントとなった。
 児童、学生の参加者のうち半数が、主催した三重大学の練習船「勢水丸」に乗船。約2時間の航海で、参加者の興味を最も引いたのは、船上からの底引き網漁。網を引きあげると、貝や魚、エビなど10種類以上がかかった。中には絶滅危惧(きぐ)種の貝オリイレボラやイヨスダレガイもあり、同大の木村妙子教授(海洋生態学)が特徴を説明した。外国人学生らはうなずきながらメモを取るなどしていた。
 また、参加者の半数は同県亀山市の亀山里山公園で、池の水を抜いて外来種の駆除をしたり、木の実を使った工作を楽しんだりした。
 勢水丸に乗ったタイ・チェンマイ大2年のノッパドン・マクブンさん(26)は「伊勢湾は決してきれいな海ではないと感じた。タイでも海が汚染され、どんどん生物が死んでいる。各国首脳は海を少しでもきれいにできるような施策について話し合ってほしい」と話していた。
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 キャップつなぎシロクマ 県立芸大生が自然保護訴え
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 名古屋市中区の松坂屋本店にペットボトルのキャップでできたシロクマが登場し、買い物客の目を楽しませている。展示は19日まで。
 COP10開催に合わせて同店が県立芸術大学に制作を依頼した。参加したのは同大美術学部の学生10人。店頭で集めた約2万5000個のキャップを使い、8月下旬から作業をスタート。キャップを色分けして穴を開け、発泡スチロールの原型に針金でつないだキャップを飾った。
 完成したシロクマは長さ約2メートル、高さ約1.5メートルの大作。リーダーの同大3年、野崎貴寛さん(21)は「私たちが生きていけるのは自然のおかげ。そのことを、生存が危ぶまれるシロクマで伝えたい」と話している。キャップは、使用後にリサイクルしてポリオワクチン購入費用に充てられる。
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 県庁屋上産蜂蜜が好評 愛知県ブース
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 県庁でとれた蜂蜜の試食は、熱田神宮公園(名古屋市熱田区)で開かれている生物多様性交流フェアの愛知県ブースで行われた。
 県庁屋上では今年5月から、県養蜂協会から寄付されたミツバチ約2万5000匹を飼育。6月に約16キロの蜂蜜を採取した。ブースでは、蜂蜜をクラッカーに乗せて試食してもらったほか、元気に活動するハチも展示した。
 県庁近くにある名城公園周辺のクロガネモチの木の花から出来たとみられる蜂蜜は、さっぱりとした味わいが好評だった。
 ケニアから訪れたNGO関係者のダニエル・コベイさん(39)は「ナチュラルで味わい深い。こんな都会で蜂蜜が出来るなんて」と驚いていた。試食は15日も行われる。

■「冬の使者」野洲に(YomiuriOnLine滋賀)
コハクチョウ、今季初確認
 野洲市で〈冬の使者〉とされるコハクチョウが1羽、県内では今季初めて確認された、と14日、湖北野鳥センター(長浜市)が発表した。昨年より4日遅れと時期的にはほぼ平年並みで、今後、群れで飛来し、年明け頃には500羽程度になる。第一陣は例年、湖北地域の琵琶湖に姿を見せており、野洲市で最初に見つかるのは珍しいという。
 同センターによると、日本野鳥の会滋賀の会員が13日午後2時50分頃、野洲市野田の水田で発見した。コハクチョウは、遠巻きに見守る住民らをよそに、ゆったりと餌をついばんでいる。
 約10年間、コハクチョウの観察や保護活動をしている「琵琶湖草津湖岸コハクチョウを愛する会」事務局長の吉岡美佐子さん(62)は「普通なら琵琶湖に来るのに、いきなり水田に降り立ったのを見たのは初めて」と驚いていた。

10/10/14

■冬の使者“コハクチョウ” 優雅な姿で湖国に飛来(京都新聞電子版)
 優雅な容姿でファンの多い渡り鳥のコハクチョウ1羽が14日までに、滋賀県野洲市野田の水田に初飛来した。過去最も早かった昨年より4日遅い飛来となったが、見かけた市民らに季節の移りかわりを感じさせている。
 湖北野鳥センターによると、飛来したのは近江八幡市に近い水田で、13日午後2時50分ごろ、近くを通りかかった日本野鳥の会の会員がエサをついばむコハクチョウを発見。同日夕、センターに連絡があり成鳥のコハクチョウと確認したという。
 同センターは「飛来した水田は絶えず水がはってあり、普段から野鳥が多いことで知られ、コハクチョウも選んでおりたのでは」といい、「今後、寒さが増すごとに飛来するコハクチョウの数は増え、1月のピーク時には500羽前後になる」という。

10/10/13

■BS放送、チャンネル倍増 ディズニーなどが参入(日本経済新聞ネット版)
新放送枠、新たに5社割り当て
 2011年以降の新BSデジタル放送の参入事業者が出そろった。電波監理審議会(総務相の諮問機関)は13日、米ウォルト・ディズニー系など5社(7チャンネル)に免許を割り当てるよう総務省に答申した。09年の認定分と合わせ、BSデジタル放送のチャンネル数は37とほぼ倍増、有料放送が大幅に増える。各局はBS・CSが受信できるデジタルテレビの普及を追い風に視聴者獲得を目指す。ただ有料放送市場は成長が鈍化しており、事業者間の競争が激化しそうだ。
 BSデジタル放送はNHKや民放系を中心に現在19チャンネルある。11年7月のBSアナログ停波による周波数の空き地などを活用する新BS放送は、既に昨年6月にWOWOWや米FOXなど8社・団体(計11チャンネル)への免許割り当てが決定。11年10月以降の開局を予定している。
 総務省は携帯電話の電波との混信問題が解決し、新たに使えるようになった7チャンネルの放送枠について、今夏に参入希望者を追加募集。12社が計18チャンネルを申請した。電監審は収益計画や過去の実績などを踏まえ、洋画放送のIMAGICAティーヴィや釣りビジョンなど5社に割り当てるのが適当と判断した。前回は落選したウォルト・ディズニーも放送設備の拡充や災害放送への対応などが評価され、2チャンネル分の放送枠を獲得。各社は11年12月から12年7月までに放送を始める計画だ。
 地上波系の総合チャンネルが中心だったBS放送に、映画やスポーツ、趣味・教育など多彩な専門チャンネルが新たに加わる。既存のチャンネルの大半が無料なのに対して、新規参入する18チャンネルはうち16が有料で、BSでも有料放送市場が広がることになる。
 視聴者の拡大に向けてはコンテンツの広がりに加え、地上デジタル放送、BS、CSの3波が受信可能な薄型テレビの普及が後押ししそう。電子情報技術産業協会(JEITA)によると、10年1〜8月の薄型テレビの出荷台数は前年同期比67%増の約1233万台。「エコポイント」効果で単月でも2ケタ増が続いている。
 来年以降の放送開始に向け、視聴者の関心が高まればハードの普及がさらに加速するとみられる。

■なるほドリ:びわ湖検定について教えて(毎日jp滋賀)
 /滋賀
<NEWS NAVIGATOR>
◇「湖国の達人」1級合格は15人 昨年は2、3級含め1045人挑戦
 なるほドリ 「第3回びわ湖検定」(来月28日実施)の募集が行われているね。いつから始まったの?
 記者 ご当地検定は、お隣の「京都・観光文化検定」をはじめ、全国で数十種類行われています。県でも、滋賀の魅力を多くの人に知ってもらい、各地を訪れてもらおうと08年から始まりました。「自然・環境」「歴史・文化」「観光・物産」「人々のくらし」の4分野で滋賀の知識を問います。受験資格は設けていませんが、最上級の1級は2級合格が条件です。
 Q どんな問題が出るの?
 A 2、3級は択一式で、第1回では「びわ湖の湖岸線の総延長は、大津市から((1)神戸市(2)広島市(3)浜松市(4)名古屋市)への距離にほぼ等しい」という問題が出ました。ちなみに正解は(3)。問題の7割以上が出題される公式テキストには「自転車でも1日で完走できなくはない距離」とあります。
 1級は記述式が中心。「大津宮(大津京)へ遷都が行われた歴史的背景についての有力な説を書きなさい」といった具合です。問題は県内の大学教授らが監修しているそうです。
 Q 面白そうだね。どんな人が受験しているの?
 A 初回の08年は1872人が受験しました。予想を上回り、会場の最寄り駅から臨時バスが出る盛況ぶりでした。昨年は1045人が受験。60代(217人)が最も多く、70代も毎年60人を超えています。県内在住者が約86%で京都(5・9%)、大阪(3%)の順でした。
 1級は233人が挑戦し、合格者はわずか15人。主催者は「1級を取れば、滋賀の達人」と太鼓判を押します。2〜3級は、県内のお寺や道の駅など、実行委が指定する計101施設でスタンプをもらうと、最大20点が試験に加算されます。合格者はこうした施設の割引も受けられます。さらに1級合格者は、琵琶湖汽船の定期観光船に3カ月間、無料で乗船できたり、成安造形大付属近江学研究所の「近江学フォーラム」の受講資格を得られるなどの特典があります。実行委の力石伸夫委員長(68)は「合格者には各地域のボランティアガイドや、環境ボランティアとして活躍してもらいたい」と期待しています。
 申し込みは今月20日まで。滋賀の達人を目指して、あなたも挑戦してみてはいかがですか?<回答・村瀬優子(大津支局)>

10/10/12

■隣の貯水池へ魚40トンの輸送大作戦/京畿(chosun Online)
二つの貯水池で水質改善目指す
外来種も撲滅
 都心の大型貯水池の水を抜いて、数万匹の魚を近隣の貯水池に移動させる、大規模な魚の輸送大作戦が繰り広げられる。
 京畿都市公社は、水原市霊通区光教新都市内のシンデ貯水池の水循環システム造成事業のために、12日から15日の三日間、在来種の魚40トン(5 万−6万匹)を約1キロ離れた遠川貯水池に移動させる作業を行う。水循環システム造成事業とは、貯水池の水質を湖沼水(貯水池などにためられた水)3等級のCOD(化学的酸素要求量、mg/l)5以下に抑え、管路を設置し、人工の池など新都市住民の憩いの場として活用する水を供給する工事だ。
 都市公社はすでに昨年10月から、遠川貯水池から魚27トンをシンデ貯水池に移す大規模な輸送作業を進めてきた。今回は、昨年移した魚27トンに加えて、シンデ貯水池にもともといた魚13トンを合わせ、遠川貯水池に移動させることになる。都市公社は魚を捕まえやすくするとともに、水底の沈殿物も除去するため、昨年8月から66万1000平方メートル以上、貯水容量50万トンのシンデ貯水池の水20万−30万トンを大部分放出し、魚の輸送に備えてきた。
 水が抜かれたシンデ貯水池の魚を下流の方に誘導し、底引き網で1次捕獲した後、5トンの活魚車1台を利用して、1日に4回から5回ずつ、遠川貯水池に運び放流する予定だ。フナやモツゴ、コイ、コウライギギのような在来種だけを選んで移動させ、オオクチバス、ブルーギルのような外来種は、廃棄する計画だ。

■外来魚の駆除兼ね生息調査/猪苗代湖(KBF福島放送News)
猪苗代湖の自然を守る会(鬼多見賢代表)はこのほど、猪苗代町の猪苗代湖長浜で、子どもたちと会員が猪苗代湖で地引き網を使って同湖の魚の種類に理解を深める生息調査を行った。
調査は昨年から取り組んでいる。
同湖でも近年ブラックバスなどの外来魚の生息・繁殖増加が懸念されるとし、外来種駆除を兼ねて実施。
会員のほか地元の関係団体や一般参加者らが参加した。
浜から沖合まで地引き網を設置した後、参加者が協力して浜からゆっくりと網をたぐり寄せた。
捕獲した魚のうち、外来魚はコクチバス6匹とタイリクバラタナゴ8匹が確認された。

10/10/11

■外来魚:電流で駆除 60センチ超えのブラックバス捕獲も−−鳥取・多鯰ケ池(毎日jp鳥取)
 生態系に影響を与えるブラックバスなどの外来魚の駆除作業が10日、鳥取砂丘近くの多鯰ケ池で行われた。県から委託を受けたさけます・内水面水産試験場(北海道恵庭市)や県の職員が電気ショッカーボートで作業に当たり、ブラックバス212、ブルーギル331匹を捕獲した。中には全長60センチを超えるブラックバスもあった。
 駆除作業は、ボートの先についたアームから約500〜600ボルトの電流を水中に流し、浮かんできた魚を網ですくって捕獲する。北海道南幌町の親水公園では、電気ショッカーボートを使用し、3年間で外来魚を一掃した成果を挙げたという。
 県公園自然課によると、多鯰ケ池は80年代から外来魚が増え始めたという。同水産試験場の工藤智主査は「ここにはゴクラクハゼやシマドジョウなどの固有種もまだ生息している。しかし、国内には外来魚に食べられ固有種が全くいなくなった池や湖もある。(作業がある16日までに)池全体に外来魚がどのくらいいるのかを把握したい」と話している。【遠藤浩二】

■生きもの会議、名古屋で開幕 192カ国、最多8千人参加(ChunichiWeb)
 微生物から絶滅寸前の動植物まであらゆる生物の保全を協議する「国連地球生きもの会議」が11日、名古屋市熱田区の名古屋国際会議場で開幕した。15日までは、遺伝子組み換え生物が生態系や人の健康に影響を与えた場合の補償措置などを協議するカルタヘナ議定書第5回締約国会議(MOP5)。会議の中心となる生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)は18〜29日に開かれ、熱帯地方の貴重な生物資源の利用の在り方などを探る。
 MOP5では、ナタネや大豆などの遺伝子組み換え生物・作物が輸出先で戸外に漏れ、在来種と交雑するなど生態系に甚大な影響が出た際、企業がどう賠償し原状復帰するかを定める国際ルール(補足議定書)づくりを目指す。鹿野道彦農相が議長を務め、補足議定書が採択されれば、「名古屋・クアラルンプール補足議定書」と名付けられる。
 最高議決機関となるCOP10では、途上国の熱帯雨林に生息・分布する貴重な動植物を先進国が利用する際、商品化による利益を途上国にどう還元し、生態系の復活に役立てるかを決める別の国際ルール「名古屋議定書」案の採択を目指す。議長は松本龍環境相。
 期間中、200超の団体が生物多様性保全の取り組みなどを訴える出展や催しを、会議場周辺の白鳥公園や愛・地球博記念公園(モリコロパーク)などで繰り広げる。

10/10/10

■県南部で激しい雨 新宮で時間雨量80.5ミリ(紀伊民報AGARA)
 前線と低気圧の影響で8日から10日未明にかけ、県南部で激しい雨が降った。新宮では10月としては過去最高となる時間雨量80・5ミリ(9日午前11時40分まで)を記録。積算雨量も316ミリに達し、交通網の乱れや河川の護岸が崩れるなどの被害が出た。
 和歌山地方気象台によると、8日の降り始めから10日午前3時までの県南部の積算雨量は、新宮に次いで色川(那智勝浦町)が多く308・5ミリだった。このほか、本宮(田辺市)200ミリ、潮岬(串本町)159ミリ、西川(古座川町)126・5ミリ、栗栖川(田辺市)110ミリ、日置川(白浜町)107ミリ、南紀白浜(同町)99ミリなど―を観測した。時間雨量はほとんどの地点で20ミリを超えた。
 田辺市街地(田辺市消防本部調べ)では、8日午後3時から10日午前1時までに97・5ミリを観測した。
浸水、交通網に乱れ
 印南町では民家1戸が床上浸水、2戸が床下浸水した。新宮市では民家28戸が床下浸水、佐野の荒木川の護岸が1カ所欠損したほか、市道源ケ林高線で崩土があった。
 JR西日本によると、9日午前11時13分ごろから、新宮市徐福のJR紀勢線新宮駅と由良町の紀伊由良駅に設置している雨量計が規制値に達した。このため紀伊勝浦―新宮間、箕島―御坊間の運転を見合わせた。特急など計43本が運休や一部運休し、最大で3時間35分の遅れが出るなど、約5410人に影響した。
 田辺市内では9日午後1時前から、田辺海上保安部近くの県道文里港線と近くの市道が一時冠水した。

■シンポジウム:西の湖の研究や保全活動を紹介−−近江八幡(毎日jp滋賀)
 近江八幡市にある琵琶湖最大の内湖、西の湖をテーマにしたシンポジウムが9日、同市内であり、研究成果の発表や、地域で保全活動に取り組む人たちの活動が紹介された。
 内藤正明・琵琶湖環境科学研究センター長や浜端悦治・県立大准教授らが「琵琶湖にとっての内湖とは」などをテーマに研究成果を紹介。企業ぐるみで自然環境の保全に取り組むブリヂストン彦根工場の橋本誠工場長や、同市の「水と緑の環境ネットワーク」の木ノ切英雄代表が活動を発表した。
 会場には琵琶湖流域で保全活動を続ける市民団体のメンバーや市民ら約100人が詰めかけ熱心に耳を傾けた。【斎藤和夫】

10/10/09

■和歌山県南部に大雨洪水警報 田辺で1時間41ミリ(紀伊民報AGARA)
 本州南岸の前線などの影響で8日から9日にかけ、和歌山県南部で激しい雨が降っている。那智勝浦町の色川では8日午後5時からの1時間に雨量45ミリを記録した。9日午後0時41分、県南部に大雨洪水警報が発令され、交通機関に影響が出ている。
 和歌山地方気象台によると、降り始めの8日午前11時から9日午後1時までの積算雨量は、色川で269・5ミリ、新宮で261・5ミリと200ミリを超えた。このほか本宮(田辺市)120・5ミリ、西川(古座川町)98・5ミリ、潮岬(串本町)95・5ミリと多かった。
 9日正午までの1時間雨量で多かったのは、色川に次ぎ潮岬で35・5ミリだった。白浜では9日午前11時50分から1時間に32・5ミリを記録した。 田辺市街地(田辺市消防本部調べ)では、降り始めの8日午後2時から9日午後1時までに70ミリを観測した。同日正午からの1時間雨量は41・5ミリだった。

■西日本の淡水ガメ、外来種が固有種逆転 4割占める(msn産経ニュース)
 西日本の淡水ガメの約4割が外来種ミシシッピアカミミガメ(幼体はミドリガメと呼ばれる)で、日本固有種のニホンイシガメを逆転していることが神戸市立須磨海浜水族園の調査で分かり、9日、東京で開かれた日本爬虫(はちゅう)両棲類(りょうせいるい)学会で亀崎直樹園長らが発表した。同園は「危機感を持って輸入禁止など本格的な対策が必要だ」と警戒している。
 水族園は、平成17年から今年9月まで岐阜県以西の11府県の池など210カ所で淡水ガメ約900匹を捕獲、種別を集計した。
 その結果、ミシシッピアカミミガメが42%と最も多く、日本固有種のニホンイシガメは25%程度であることが判明。このほか、固有種かどうか議論が分かれるクサガメが31%、スッポンは2%だった。
 北米原産のミシシッピアカミミガメは1960年代からペットとして大量に輸入され、飼い主に捨てられるなどして国内で急増しているとされている。

■「西の湖」保全、課題討論 近江八幡でシンポ(京都新聞電子版)
地元の関心の高さが感じられた西の湖の自然環境保全を考えるシンポジウム(近江八幡市土田町・市総合福祉センター)
 西の湖の自然環境保全を考えるシンポジウムが9日、地元・滋賀県近江八幡市の市総合福祉センターで開かれた。湖を「賢く利用し、守る」方法について、研究者らパネリスト8人と市民約90人が意見を出し合った。
市民、研究者 熱心に
 西の湖の生態系に詳しい調査会社ラーゴ(近江八幡市)の西川博章さんは「同じように見えるヨシ原の中に全国的に貴重で多用な植物群落がある」と報告。外来種や過度のレジャー利用、ヨシ産業の衰退など保全上の課題を挙げた。
 県琵琶湖環境科学研究センター長の内藤正明さんは「『昔の人は湖を賢く利用していた』と言うが、今は利用すらされていない」と指摘。湖と日常生活がかい離してしまった経済のあり方から問い直す必要があるとした。
 聴衆からは、農業用水路のコンクリート張りなど、地域の利害と自然回復の折り合いについて質問が相次いだ。
 シンポジウムは、まちづくりに取り組む財団法人ハートランド推進財団の主催。生物多様性条約締約国会議(COP10)の18日開始を前に、西の湖に残る貴重な生態系と文化の重要性を考えようと開いた。

■びわ湖検定:もっと知ろう 「うぉーたん」も草津でPR−−来月28日(毎日jp滋賀)
◇申し込み20日まで
 JR草津駅前でこのほど、びわ湖検定のイメージキャラクター「うぉーたん」らが、今年3年目を迎える同検定を通行人にPRした。来月28日に実施され、申し込み締め切りは今月20日。実行委は「検定を通して琵琶湖の環境など、地元の知識を深めてほしい」と呼び掛けている。
 同検定は自然環境や歴史・文化など、4分野で滋賀の知識を問う。「県の魅力を再発見してほしい」と08年に始まり、昨年から取得すれば「滋賀の達人」とされる1級を創設した。出題の基になる「公式問題解説集」(1260円)を読めば、「びわ湖の生い立ち」から、鮒(ふな)ずしの作り方、全国に広まった滋賀の「せっけん運動」など、地元のさまざまな事実を学ぶことができる。
 受験料は1級5000円、2級3500円、3級2000円。問い合わせは実行委(077・524・7168)。【村瀬優子】

■ホンモロコ:今年は大ぶり 出荷始まる(毎日jp滋賀)
 琵琶湖の固有種ホンモロコの季節が到来し、県内各地でつくだ煮などが売り場に並び始めた。地下水を使って水田で養殖する竜王町橋本の養殖業、高津由次さん(69)も8日から出荷を開始。春までに計500キロを出荷するという。
 漁業センサスによると、03年にほとんどなかった県内のホンモロコ養殖業者は08年には20軒に急増。出荷量の統計はないが、養殖業者でつくる県モロコ・フナ養殖研究会によると、ここ数年で少なくとも計10トンほどまで急増しているという。
 高津さんは工務店を経営していた6年前に養殖を開始。当時、同業者はほとんどなく、技術もなかったが、水田養殖が進む埼玉県に足を運んで学んだ。今は工務店をたたみ、敷地内にモロコを格安で出す居酒屋も開いた。「今年は猛暑で水温が上がってヒヤヒヤしたが、大ぶりがそろった。利益はなかなか出ないが、骨ごと食べれば栄養は満点」と話している。【稲生陽】

10/10/08

■ホンモロコあめ煮いかが? 自宅で養殖・調理して販売(asahi.com滋賀)
 東近江市百済寺本町の住宅リフォーム業、山本哲夫さん(61)が、今年も自宅裏の池で養殖したホンモロコのあめ煮の製造、販売を始めた。幼いころはほぼ毎日のように口にした料理が食卓から消えゆくのを憂え、3年前から始めた。「骨が軟らかく、くせがないホンモロコの懐かしい味を楽しんでほしい」と話す。
 大の釣り好きの山本さんは自社工場横の約5千平方メートルの休耕田を利用して、養殖用の池を作った。エサは配合飼料のほか米ぬかやパン粉も与え、費用を抑えた。
 あめ煮も自ら手がける。約7年前に旧湖北町でリフォーム工事した際、依頼主の老夫婦から教わったレシピを改善した。しょうゆと酒、梅酢に水あめやザラメ、地元産のサンショウを加え約1時間煮込む。5〜8センチのホンモロコは骨まで軟らかく、頭ごと食べることができる。
 2008、09年は約500キロ販売。今年はうまくいけば800キロ販売できそうだという。「食べたことがある人は懐かしさ、初めて食べる人はこの魚のおいしさを感じてもらえれば」と山本さん。
 あめ煮は東近江市妹町の道の駅「あいとうマーガレットステーション」で140グラム1千円で販売。個別注文も受け付ける。問い合わせは山本さん(090・3659・4844)。

■絶滅危惧種:ウシモツゴを無許可で捕獲…男を書類送検(毎日jp)
 国などが絶滅危惧(きぐ)種に指定している淡水魚ウシモツゴ(コイ科)を無許可で捕獲したとして、愛知県警生活経済課と一宮署は8日、同県瀬戸市のアルバイトの男(59)を岐阜県希少野生生物保護条例違反の疑いで名古屋地検一宮支部に書類送検した。男は「希少魚が欲しかった」と容疑を認めているという。
 容疑は09年4月上旬〜5月中旬、岐阜県内のため池で、同県が条例で絶滅危惧種に指定しているウシモツゴ75匹を無断で捕獲したとしている。愛知県警によると、男は07年ごろから捕獲を始め、これまで約200匹を自宅の水槽で飼育していたという。
 ウシモツゴは体長6〜8センチで、濃尾平野の池や沼地に生息。ブルーギルなど外来魚による捕食などで減少し、東海3県では条例で捕獲を禁じている。【中村かさね】

10/10/07

■特別賞に海の生ハムなど プレミア和歌山(紀伊民報AGARA)
 優良県産品推奨制度「プレミア和歌山」の第3回認定品83件の内覧会が6日、和歌山市のホテルであった。新設の審査委員特別賞に「海の生ハム」(南紀勝浦漁協食品・那智勝浦町)、「本竹皮包み塩羊羹(ようかん)」(紅葉屋本舗・串本町)、「サバ棒寿司」(笹一・和歌山市)が選ばれた。
 制度は県産のブランドイメージを確立し、産業活性化につなげる目的で2008年に創設。工芸を含めた製造物、農林水産、観光資産の3分野で募集した。
 170件の申請があり、有識者らによる審査員が贈答品としての品格▽独自性▽人々をひきつける物語性などを重視して審査した。認定業者は推奨マークで「プレミア」をアピールできる。期間は3年。認定品は合計404件になった。
 特別賞は認定品の中でも特に優れ、制度全体の認知度向上も担える審査員の「一押し」として選んだ。
 海の生ハムは、勝浦漁港で水揚げされたクロカワカジキを使用した独自性が贈答品として高く評価された。
 南紀勝浦漁協食品の製造加工部、野良繁男主任によると、鮮度の高いカジキをクルミのチップでスモークし、熟成させているのが特徴。「受賞を機に、さらに技術を極めたい」と話した。
 本竹皮包み塩羊羹は明治の創業時から伝わる伝統の製法で完全手作り。「外はサクサク、中はしっとりの懐かしい食感の羊羹は和歌山が発祥。もっと全国にアピールすべきだ」(審査員)という。
 サバ棒寿司は肉厚のサバと煮込んだ昆布、すし飯の一体感が高く評価された。
 一柳良雄審査委員長は「回を重ね、特徴に磨きがかかってきた。課題は制度の認知度。特別賞産品を突破口に、全国に発信したい」と話した。
 県も認定事業者に各種商談会の情報を提供したり、ホームページを改良したりして、製品のPRを支援している。

■漁業者「早く船撤去を」 航行に過失(asahi.com三重)
 事故原因は荒天のなか運航を続けた人為的なミス――。昨年11月、熊野市沖でフェリー「ありあけ」が横転・座礁した事故で、尾鷲海上保安部は6日、運航会社と運航責任者らを書類送検した。捜査には区切りがついたが、船体の一部はまだ、事故現場に残されたままだ。漁業関係者は「一日も早い船の撤去を」と話している。(百合草健二、斉藤佑介)
積み荷方法問題なし
 フェリー「ありあけ」の横転は昨年11月13日早朝に発生。旅客7人、コンテナ約150個など計約2318トンを積んで、鹿児島県の志布志港に向けて航行中だった。
 午前5時6分ごろ、熊野沖で船の左舷後方から大波を受けて、船体は右側に大きく傾斜し、荷崩れを起こした。午前10時前、御浜町沖約400メートルで横転座礁した。
 「船が傾斜を始めたとき、誰にどんな過失があったか」。この点を尾鷲海保は当初から捜査の焦点にしていた。
 当時、沖合は荒天だった。小雨が降り、風速は10メートル超、波高は4〜5メートルで、フェリーは後方からの波にのる「追い波」の状態で時速20・5ノット(約38キロ)で航行。フェリーは4メートル以上の高さに盛り上がった追い波の「山の頂点」で、不安定なまま別方向から波を受けて大きく傾斜したという。
 同海保は、「荒天時に航行を続けた点に人為的な過失があった」とみて、針路の変更や減速をせず、航行を続けた元一等航海士を業務上過失往来危険などの容疑で書類送検した。また、波高4メートル以上なのに航行を中止し、近くの港への避難措置をとらなかった元船長と運航会社の「マルエーフェリー」を海上運送法違反容疑で書類送検した。
 当初、事故原因の一つと考えられた積み荷の縛り方には、問題はなかったとした。
 同社の広報担当者は「正式に書類を見ていないのでコメントできない。事故原因の解明のため、捜査に協力していく」と話した。
休漁中の補償は決着
 フェリーありあけの元船長らの書類送検を受けて、紀宝町の紀南漁協、佐田美知夫組合長は、「とにかく延び延びになった(船体の)撤去作業を1日でも早く済ませ、元通りの海にしてほしいだけだ」と述べた。定置網をする熊野市の恵洋水産、桑原清志社長も同様な思いを語った。
 船体の撤去作業は残すところ、機関室と船尾部分のみとなり、来年1月までには完全撤去される見込みだ。
 同組合では今月1日から伊勢エビ漁が解禁された。事故があった周辺海域1キロ以内の操業は、船体撤去作業が終わらず、漁は禁止されているが、全体の漁に影響はないという。11月には定置網漁が始まる。
 一方、漁業被害を受けたことに関して、フェリー会社と地元漁業者などと協議の場を設けた県漁協組合連合会は、「漁業者が提示した額には至らず、十分な額とは言えないが一応解決できた」として、休漁期間の漁業補償の問題は終わったという。補償額は公表していない。

■損賠訴訟:水上バイク施設の撤去費用賠償 県、業者と和解へ(毎日jp滋賀)
 県は6日の県議会常任委で、06年に大津市内の水上バイク施設を強制撤去した際の費用などを観光業者に求めた損賠訴訟について、業者が県に950万円を支払う内容で和解する方針を明らかにした。議会が同意すれば大阪高裁で和解の予定。
 撤去したのは、同市荒川の松の浦水泳場にあった建物や桟橋。許可を受けた地元観光業者が90年ごろに水上バイク事業者に貸したため、06年9月に県が行政代執行して撤去した。昨年12月の大津地裁判決は観光業者に約1200万円の支払いを命じたが、業者側が控訴していた。県は「債権回収を急ぐために応じることにした」と説明している。【稲生陽】

■雑記帳:ブラックバス持参なら入園料タダ 須磨海浜水族園(毎日jp)
 神戸市須磨区の市立須磨海浜水族園は、ブラックバスの死骸(しがい)1匹を持参するごとに1人の入園料を無料にする。飼育する外来種「ミドリガメ」の餌にするためで11日まで。
 今年8月、在来種のカメの保全のため、一般からミドリガメを受け入れる施設を園内にオープン。約800匹が持ち込まれ、外来種のカメの餌に外来種の魚を使い、生態系を守る狙い。
 今月2日の取り組み開始以降、約150匹が持ち込まれ、ミドリガメは大喜び。国内全体の駆除にはまだまだだが、生態系保護には、カメの歩みのように地道な努力が大事。【吉川雄策】

10/10/06

■カツオ:長門沿岸、9月も豊漁続く カジキも3倍以上(毎日jp山口)
◇海水高温、回遊ルート影響?
 長門市沿岸で8月下旬から水揚げされ始めたカツオは9月も大漁が続いた。猛暑による海水の高温化が回遊ルートに影響したとみられ、9月の漁獲量は前月を1134キロ(約320匹)上回る8848キロ(約2530匹)に達した。南方系のカジキの捕獲も同沿岸で通常の3倍以上で、県水産研究センターは「この時期に経験したことのない大漁」と驚いている。
 同センターによると、9月上旬の萩沖の表面海水温は28・88度で、平年より2・87度高い。8月下旬に続いて64年の観測開始以来、過去最高。その後はやや落ち着いたが、9月中旬は2・64度、下旬は1・89度、いずれも平年より高くなった。
 カツオは日本海で普段あまり取れず、長門市通(青海島)の定置網での8月の漁獲量は過去5年間ゼロ。ところが今年は7714キロ(約2200匹)が水揚げされ、漁協関係者を驚かせた。9月も同じ傾向で、島根県西部の定置網でも取れているという。
 また、南方系の「バショウカジキ」も8月下旬ごろから長門市の同じ定置網で揚がるようになった。外洋回遊性でカジキ類の中では最も沿岸に近づく習性がある。通常4、5匹だが、30、40匹ほど一度に取れる日もあるという。
 気象庁によると、日本海の海面水温は梅雨明け後、平年より3〜4度高い状態が続いた。高水温の海にいるウニが大量発生するなど各地で異変が起きている。同センター外海研究部の河野光久さんは「まだ海水温は平年値より高い状態。カツオが2カ月連続でこれだけ取れるのは初めて」と話す。【井上大作】

■LED灯台、エコでも「見えにくい」戸惑いも(YomiuriOnLine)
 石川県内の灯台で、白熱電球からLED(発光ダイオード)への切り替えが進んでいる。
 二酸化炭素排出量の削減が大きな目的で、今年度中に新たに3基がLED化される予定だ。一方、白熱電球より光の到達距離が短いLEDの特性のため、漁業関係者からは戸惑いの声も寄せられている。
 県内では1992年、七尾港の府中防波堤東灯台が初めてLED化された。9月末現在で、県内98基ある灯台の内、既に7割近くがLEDだ。
 第9管区海上保安本部(新潟市)などによると、LEDは白熱電球に比べて寿命が長く、エネルギーは太陽光発電で供給されるため、二酸化炭素排出量が従来の約10分の1になる。灯台によっては、2か月に1度の点検が1年に1度程度で済む場合もあり、人件費も削減できる。また、灯台まで電気を引くのに使っていた電柱や電線も不要になるため、景観も良くなり、災害時に消えてしまうこともなくなるという。
 一方、金沢海上保安部によると、昨年11月にLED化された安宅港口灯台(小松市安宅町)の光の到達距離は、約26キロから約半分の約14キロへと大幅に短くなった。安宅港付近を行き交う船の9割は、目視だけでなくGPS機能やレーダーなどによって港の位置を確認するため、航行に支障はない。
 しかし、漁船の中には、灯台の光だけを頼りに航行する船もある。県漁業協同組合小松支所の森田誠支所長は「LEDは照らす距離も、点灯時間も短く、光も真っ白で町の光に混ざってしまい見えにくい。もっとわかりやすい光にしてほしい」と話す。
 また、地元の漁師の男性(65)は「船の安全を守るには、レーダーの確認だけでなく目視が基本。10キロ余り離れると光が見えなくなるのは不安」と漏らす。
 現在、LEDの光が届くのは最長で約23キロまで。そのため、約30キロまでを照らすことのできる大野灯台(金沢市大野町)など、沖合を航行する船舶のための大型灯台は、白熱電球の使用を続けている。
 また、最近の灯台は点滅式がほとんどだが、一瞬で明るくなるLEDよりも、緩やかに明るさを増す白熱電球の方が、海上からは見やすいという声も、同海保には寄せられているという。同海保は「距離が短くても、ほかの灯台の明かりが手がかりになるので安全性は変わらない」としており、漁協との話し合いや光の見え方などの調査を並行して行いながら、LED化を推進していくという。

■レジャー条例、環境団体が嘉田知事に提案書(京都新聞電子版)
 滋賀県が本年度内に改正する琵琶湖レジャー利用適正化条例について、環境団体「びわ湖自然環境ネットワーク」は6日、プレジャーボート利用者にマリーナへの登録を義務付けるなどしてルール順守を徹底するよう求める提案書を、嘉田由紀子知事に手渡した。
 同ネットの寺川庄蔵代表らは「事業者の協力で、ルールを守る人だけが琵琶湖を利用できるようにすべきだ」と訴えた。嘉田知事は「思いは共通する。どう実現するかが県政課題だ」と答え、改正では違反者への罰金を検討していると述べた。
 提案は、マリーナ登録を表示するゼッケン着用義務付けや、バス釣り大会主催者への外来魚全量回収義務付けなど。県は条例改正で、環境への影響が大きい2サイクルエンジン搭載艇を完全航行禁止とし、養殖場付近などの航行禁止水域も拡大する方針。

■なるほドリ:台風の季節、今年も水草は押し寄せる?(毎日jp滋賀)
<NEWS NAVIGATOR>
◇90年代後半から爆発的増加 バイオエタノール作る実験も
 なるほドリ いよいよ台風シーズンだね。台風と言えば、去年の今ごろ、大津市中心街の琵琶湖岸に大量の水草が押し寄せたことがあったね。ずっと向こうの方まで水草しか見えなくて、あんなの初めてだったよ。今年もあるのかなあ。
 記者 あれは驚きましたね。市も担当課以外の職員も出動させたりして、みんなで必死にさらいました。押し寄せた水草は約350トン。でも湖岸をびっしり埋めたあれだけの量でも、乾燥させればたったの35トン。南湖の水草に詳しい琵琶湖博物館の芳賀裕樹学芸員によると、南湖全体の水草の0・3%ほどに過ぎません。少し大きな台風が来たら、また同じことが起こる可能性が高いといいます。
 私も漁業者と一緒に南湖を船で走ってみたことがありますが、芳賀さんの言った通り、湖の底はほとんど水草の森のようになっていました。水に沈めた漁網が水草で覆われていたり、船のスクリューが草を巻き込んで何度も止まったりと厄介者でしたよ。
 Q すごい量なんだね。何でこんなに増えたんだろう?
 A 90年代後半から爆発的に増えましたが、原因はよく分かっていません。
 例えば、94年の大渇水が原因という説があります。水位が通常より1メートルも下がって、暗いところまで光が届いて水草の繁殖場所が広がったという考え方ですが、当時はアオコが出ていて水の透明度はむしろ悪かったようです。産業や生活廃水による富栄養化が原因という考え方もありますが、今より汚れていたはずの60年代〜90年代前半、水草は今より少なかったといいます。琵琶湖に次ぐ大きさで、日本有数の富栄養湖として有名な霞ケ浦(茨城県)では、むしろ水草が生えないことに悩んでいますよ。
 Q 原因が分からないと防ぐのも難しいよね。でも水草って何かに使えないのかな。あんまり食べたくはないけど。
 A 昭和30年代ごろまでは、水草は貴重な肥料でした。一方で湖底の水草は魚の産卵場所。肥料としての奪い合いが激しかったため、記録に残る範囲では少なくとも1920年から91年まで、初夏に刈り取り禁止期間を設ける県の規則もありました。
 大津市の琵琶湖河川事務所では先月末から、水草から燃料に使えるバイオエタノールを作る実験を始めました。東近江市の金属加工会社「スリー・イー」が開発した新技術で、高価な酵素を使わず、アルカリ性の溶液を使うことで水草からエタノールを作っています。特許申請中で詳しい仕組みが非公開なのが残念ですが、共同開発した長浜バイオ大の大島淳教授は「アルカリ性にすれば植物繊維を効率よく分解できる。実証実験でも水草3キロからエタノール100グラムが得られた」と評価しています。実験がうまくいけば、今後有効な解決法につながるかもしれませんね。<回答・稲生陽(大津支局)>
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 あなたの質問をお寄せください。〒520−0806(大津市打出浜3の16)毎日新聞大津支局「質問なるほドリ」係(ootu@mainichi.co.jp)

■「総合特区」で内湖再生 財政支援など県、国へ制度提案(ChunichiWeb滋賀)
 地域の自立的な取り組みに対して規制緩和や財政支援を行うため、県は、国が導入を目指している「総合特区制度」の事業例として、現在の干拓農地を元の内湖に戻す取り組みを提案していることが、5日の県議会環境・農水委員会で明らかになった。干拓農地を湖に戻す際の規制を緩和するほか、干拓農地を県に売却した際に生じる税金軽減などを制度化し、琵琶湖全域で在来魚保護などにつなげるのが狙い。
 琵琶湖の内湖は、1940年には29平方キロメートルあったが、戦後の食料増産計画などにより、多くが農地に干拓され、現在、内湖の面積は4平方キロメートルになっている。県は、動植物の生態系保護、地域文化の多様化などを重視し、今まで干拓を進めた方針を見直して内湖再生に取り組んでいる。
 県が提案している内容は、規制の特例措置や税政、財政上の支援措置など9点。具体的には、内湖転用で失われる農地を、国が定める農地確保のための目標面積に算定しないことや、農地を売却した際に地権者にかかる税減免の明確化、関係省庁の枠を超えた予算の一括交付などがある。ヨシの加工販売など、内湖再生を契機とした起業に対する財政支援も国に求めている。
 国は、6月に閣議決定した新成長戦略に基づき、来年度からの総合特区制度の導入を目指しており、そのための制度設計として、全国の自治体やNPOなどから、事業提案を募集していた。(添田隆典)

10/10/04

■アメリカザリガニ増えすぎ 在来種で天敵作り(ChunichiWeb)
 八十年前に日本に入ってきたアメリカザリガニ。その名前がなければ外来種とは思えないほどなじみ深い存在だ。天敵のオオクチバスなどが駆除されるようになったため、アメリカザリガニが増え過ぎて湖沼の生態系にこれまで以上の影響を与えることが心配される。東京大の山室真澄教授らは、日本在来の動物を利用して、その被害を食い止める方法を探っている。オオクチバスに代わる第一の候補はカメだという。 (永井理)
 アメリカザリガニは一九二七年に食用ガエル(ウシガエル)の餌として米国から持ち込まれた。最もよく知られるブラックバスの一種、オオクチバスの国内流入も同時期だった。ともに分布を広げてきたが、外来種被害防止法ができて二〇〇五年、オオクチバスが特定外来生物に指定されて駆除の対象になった。
 アメリカザリガニには「生態系の中に取り込まれているものはなかなか防除し難い」などの議論が出て結局、一ランク下の要注意外来生物に指定した。
 天敵が駆除されることでアメリカザリガニが増えて生態系への影響が大きくなる可能性が指摘されている。
水草食べ水質悪化
 「アメリカザリガニは水底の水草(沈水植物)を食べたり切ったりする。増え過ぎると水質が悪化する」と山室教授は話す。水中の植物が減るとリンやカリウムなどの養分が余り、アオコなどのプランクトンが増えるからだ。
 アオコが増えると水中に光が届かなくなり生態系が大きな打撃を受ける。スペイン北西部のチョサス湖では、湖の面積の97%あった沈水植物が、アメリカザリガニが増えたため、三年で10%にまで減ったという。両生類や水鳥も減った。千葉県や茨城県の湖沼でも水草が切られる被害が出ているという。
 山室教授はアメリカザリガニが何を食べ、何に食べられているかを明らかに示すため、炭素と窒素の安定同位体を調べた。体内の安定同位体の濃度は、エサとなる動植物に左右されるため、食物連鎖が推定できる。
 茨城県土浦市の宍塚(ししづか)大池で動植物を捕らえて調べたところ、アメリカザリガニはイヌタヌキモやヒシなどの水草を食べ、ブルーギルやオオクチバスに食べられていることが示された。
やさしい天敵は?
 アメリカザリガニが増えるからといってオオクチバスを野放しにはできない。減らした後はどうするか。山室教授らは環境研究所と共同で、他生物への影響が少なくバスの代わりになる天敵を探っている。その第一候補がカメだという。「もともと日本にいるカメなら、バスほどの害はないはず」
 効果を試すため、水槽に水草とアメリカザリガニ七匹、カメ一匹を入れ、水草がどう減るかを観察した。比較のため、ザリガニと水草の水槽、水草だけの水槽も設けた。
 その結果、イシガメを入れた水槽が最も水草の減少が小さかった。次にクサガメ、アカミミガメの順。ザリガニだけの水槽は四日で水草がほぼ全滅した。
 カメには(1)ザリガニを食べる(2)動き回ることでザリガニに警戒させて行動を抑える−の二つの効果があるという。アカミミガメは主に(1)、クサガメは(2)を示し、イシガメは(1)(2)両方の効果があることが分かったという。
 「日本固有のほうが、ザリガニを食べたり行動を抑えたりする効果があることが分かった」と実験した同大学院修士課程二年の千谷久子さん。一方で「アカミミガメとの競争や護岸工事で生息場所を奪われるなどして、イシガメも減っている」と懸念する。
 「固有の魚を守ろうとブラックバスだけを退治すると、アメリカザリガニが増える。すると池の底にある藻を食べ、魚の産卵場所がなくなるなどして、かえって数を減らすことにもなりかねない」と山室教授。「個々の生物を守るというだけではなく、生態系の全体を考えた対策が必要」と多様性保護の難しさを指摘する。
●記者のつぶやき
 アメリカザリガニの色はエサや環境で青くも白くもなると知らなかった。子どものころニホンザリガニだと思ったのは、小さくて赤くないアメリカザリガニだったらしい。

■潮岬で1時間76ミリ 県南部で激しい雨(紀伊民報AGARA)
 前線が通過した影響で3日から4日午前にかけて、和歌山県南部で一時激しい雨が降った。和歌山地方気象台によると、潮岬(串本町)では積算133ミリ、1時間76ミリ(3日午後3時半から)の雨が観測された。
 県南部の3日の降り始めから4日午前9時までの積算雨量は、潮岬に次いで日置川(白浜町)100・5ミリ、新宮87・5ミリ、西川(古座川町)74ミリ、南紀白浜65ミリが多かった。時間雨量で20ミリを超えたのは、日置川46ミリ、新宮44・5ミリ、南紀白浜27・5ミリだった。
 田辺市街地(田辺市消防本部調べ)は、降り始めの3日正午から4日午前8時までに53・5ミリを観測した。
電車に運休や遅れ JR紀勢線
 3日午後4時12分ごろから、JR紀勢線串本―紀伊勝浦間の4駅に設置している雨量計がいずれも規制値に達した。そのため周参見―宇久井間で特急など5本が運休。このほか8本に最大3時間18分の遅れが出た。約300人に影響した。4日の始発から通常運転に戻っている。
 串本、古座、下里駅の雨量計の運休規制値は時間雨量70ミリ、紀伊勝浦駅では60ミリ。

■外来生物対策、COP10で情報発信=生態系への影響、理解促す―環境省(jiji.com)
 環境省は3日までに、名古屋市で今月開かれる生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)の参加者向けイベントで、海外から人為的に持ち込まれた「外来生物」の問題やそれに関する日本の対策について情報発信する方針を決めた。外来生物の具体例や、生態系に影響する「特定外来生物」に対する官民の取り組みを紹介。国内外の多くの人に、適切な外来生物対策が豊かな生態系の保全につながることへの理解を深めてもらう考えだ。
 外来生物には在来種を捕食したり、有毒だったり、畑を踏み荒らしたりして生態系や人体、農林水産業に悪影響を与えるものがいる。日本は2005年に外来生物法を施行。従来の植物防疫や感染症予防の観点に加え、生態系の被害に重点を置き、侵略的な外来生物を「特定外来生物」に指定している。
 指定生物の栽培や輸入は規制され、必要な場合には排除などの防除措置が取られる。現在アライグマやジャワマングース、オオクチバス(通称ブラックバス)など97種類が指定されている。イベントではこうした情報のほか、代表的な防除対策事例を発表する。
 例えば全国の湖沼で繁殖し、在来種の生態系を脅かしているオオクチバスやブルーギルについて琵琶湖周辺を例に挙げ、滋賀県のリリース禁止条例の制定や市民団体による駆除目的の釣り大会の開催などの取り組みを紹介。県立博物館による外来魚知識普及啓発活動なども取り上げる予定だ。[時事通信社]

10/10/03

■天気:西日本〜北日本、大雨に(毎日jp)
 気象庁によると、西日本から東日本の太平洋側では4日朝にかけて、北日本では4日夜にかけて、局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降る見込み。このため、土砂災害、低地の浸水、河川の増水などに警戒を呼びかけている。
 日本海西部にある低気圧からのびる温暖前線が、3日夜には北日本に進む見込み。また、低気圧からのびる寒冷前線が九州付近にあって、4日にかけて、西日本から東日本を通過、低気圧や前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定となっている。
 西日本には発達した雨雲がかかり、1時間60ミリ前後の非常に激しい雨が降っており、高知県では、3日午後3時までの1時間に100ミリの猛烈な雨となった所がある。この後も、西日本から東日本では太平洋側を中心に大雨となり、4日朝にかけて、1時間に60〜70ミリの非常に激しい雨、局地的には1時間に80ミリを超える猛烈な雨の降るおそれもあるという。北日本でも3日夜のはじめごろから4日夜にかけて、1時間に30〜50ミリの非常に激しい雨が降る見込み。
 4日午後6時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多い所で、北海道、東海地方200ミリ▽近畿南部180ミリ▽四国太平洋側、近畿中部150ミリ▽近畿北部120ミリ▽東北地方100ミリなど。【毎日jp編集部】

■外来魚:電流で駆除 県内初、多鯰ケ池で試験的に(毎日jp鳥取)
 県は、鳥取砂丘近くの多鯰ケ池で電気ショッカーボートを使った外来魚駆除を試験的に行う。県内初の試み。県内各地でブラックバスやブルーギルといった生態系に大きな影響を与える外来魚が繁殖しており、県公園自然課の担当者は「最も効率の良い対策。外来魚をなぜ駆除すべきなのかの理解も広めたい」とPR効果にも期待を寄せている。【田中将隆】
 外来魚はどう猛な肉食魚も多く、在来魚を食べて駆逐してしまう危険性が高い。多鯰ケ池では、80年代には確認されていたアカヒレタビラが90年代に入って見られなくなったという。鳥取市の湖山池でも外来魚が確認されており、漁業への影響も懸念されている。
 電気ショッカーボートは、04年に北海道で初めて導入された。電流で魚を一時的に痺(しび)れさせ、浮き上がった魚を網で捕まえる。魚を殺さないので、外来魚だけの駆除が可能。県はこれまで多鯰ケ池で定置網などで数千匹規模の駆除を行ったが、繁殖力の強い外来魚の根絶には至っていない。
 また、駆除した魚を有効活用するため08年から調理法をPRする取り組みを開始。ブラックバスは淡泊な白身で、きちんと下ごしらえをすれば臭みもなくなるという。
 県は「外来魚対策ウイーク」(9〜16日)を設定した。鳥取市賀露町西4の県漁協で9日、外来魚問題について滋賀県立琵琶湖博物館の学芸員らが講演。多鯰ケ池で10日、電気ショッカーボートの駆除実演を実施する。県砂丘事務所が11日に行う「多鯰ケ池ぐるり1周 学び&食欲の秋ツアー」では、電気ショックで獲った魚をムニエルやフライにして振る舞う。問い合わせは県公園自然課(0857・26・7872)。

■オオヒシクイ:第一陣が飛来 長浜・西池に1日夕(毎日jp滋賀)
 冬の渡り鳥オオヒシクイ(カモ科)が、湖北野鳥センター(長浜市湖北町今西)近くの琵琶湖に飛来した。野鳥の楽園「西池」(同市池奧町)では2日、7羽がエサを探して潜ったり、岸辺で羽を休めるなど、「超遠距離飛行」の疲れを癒やしていた。
 同センターによると、群れは1日夕、西池に初飛来。2日、いったん琵琶湖に移り、また西池に戻った。
 羽を広げた大きさは約1・7メートル。カムチャツカ半島から越冬のため、毎年数百羽が飛来する。琵琶湖北岸から西池付近が南限とされ、翌年2月中旬ごろまで琵琶湖や湖北地域の池などで冬を越す。
 昨年の初飛来は9月21日と早く、今年は一昨年(10月3日)より2日早かった。【桑田潔】

■琵琶湖 深まる秋 オオヒシクイの飛来確認 滋賀(msn産経ニュース)
 長浜市が運営する湖北野鳥センター(同市湖北町今西)は2日、同市池奥町の西池や琵琶湖で、秋の深まりを告げる渡り鳥「オオヒシクイ」の飛来を確認したと発表した。毎年9月下旬から10月初旬に、ロシアのカムチャツカ半島方面から南下し、2月上旬には再び帰っていくという。
 オオヒシクイはガンの仲間で、体長約90センチ。羽を広げると約180センチになる。くちばしの先がオレンジ色になっているのが特徴で、琵琶湖を南端とした北日本の水辺に飛来。昭和46年に国の天然記念物に指定されている。
 今回確認されたのは7羽で、1日夕に地元の男性が西池で発見。2日朝にはセンターの職員が琵琶湖でも確認した。センターによると、湖北地域には1月ごろをピークに飛来するが、年々数が減っているという。
 センターの担当者は「近畿でオオヒシクイを見られるのは県内だけ。安心して冬を越せる環境をつくっていきたい」と話している。

■外来魚を家畜飼料に 熊本市で東海大生ら捕獲(くまにちコム)
 外来魚テラピアの家畜飼料化に取り組む東海大農学部(南阿蘇村)の飛岡久弥教授(62)の研究室が2日、熊本市の江津湖近くの農業用水路で、テラピアの捕獲作業を行った。
 飛岡教授の家畜飼養学研究室は、スーパーで廃棄される魚のあらを飼料化する研究を進めてきた。テラピアの利用は、江津湖近くに住む同大産業工学部(熊本市)の嶋村清教授(53)の相談がきっかけ。昨年、近くの農家に「テラピアが異常繁殖している」と知らされて駆除を始めた嶋村教授が、捕獲したテラピアの有効活用を持ち掛けた。
 そこで飛岡教授は、テラピアの身のミンチを発酵させて飼料を試作。ニワトリ(ブロイラー)へ与えたところ、これまで試作していた魚のあらの飼料などよりもよく成長する結果が出たという。このため駆除と原材料の確保を兼ねて捕獲作戦を始めた。
 この日は同市画図町下無田に学生のほか、嶋村教授や地元農家も集合。用水路の水面を竹でたたいて仕掛けた網へ追い込むと、体長5〜30センチのテラピアが15キロ分が獲れた。
 飛岡教授は「在来の生物保護の観点から外来魚駆除は大事。飼料化は環境保全に役立つと思うので、製品化の道筋を探りたい」と話した。(宮崎達也)

10/10/02

■初水揚げは500` 三輪崎でイセエビ漁解禁 新宮市(熊野新聞オンライン)
 新宮市の三輪崎で1日、イセエビ漁が解禁された。初水揚げは約500`で、海野益生・三輪崎漁業協同組合長は「量も大きさもほぼ例年と同じ。三輪崎港は春のカツオと秋のイセエビの時期が一番活気づく」と話した。同港のイセエビの年間水揚げ量は約1d。漁は来年1月いっぱいまで続く。
 組合員約20人は1日午後3時30分ごろ、漁船10隻に乗り込み出漁。港近くの岩場に長さ約85b、幅約1bの網を8つ仕掛け、翌2日早朝に引き上げた。港にあがった組合員たちは網に掛かったエビを触覚や脚を折らないよう丁寧に外した。
 エビの大きさは体長約20〜25aで重さ約200〜300c。15、16aの小さいものは海へ返す。海野組合長は「三輪崎のイセエビは磯が浅く、波が荒いので身が締まっていて、足が太いのが特徴」と話していた。
 イセエビは10日(日)午前10時から、同港内で開かれる朝市で、地元で獲れた鮮魚などと一緒に販売される。売り切れ次第終了。鮮魚は前日の漁の都合により出品できない場合あり。

10/10/01

■猛暑日、全国46地点で新記録 9月、スーパー残暑裏付け(47NEWS)
 前半を中心に厳しい残暑となった9月、全国154の気象台や測候所などのうち46地点で、気温35度以上の「猛暑日」数が、1961年の統計開始以来最多記録を更新したことが1日、気象庁のまとめで分かった。過去最多タイも9地点。
 札幌や岐阜など9地点は、月平均気温が観測史上最高(過去タイ含む)。歴史的な酷暑だった今夏(6〜8月)に続く「スーパー残暑」がデータで裏付けられた。
 気象庁は、夏に異常高温をもたらした太平洋高気圧の勢力が、9月に入っても強いままだったことなどが原因と分析している。
 猛暑日数が最多となった主な地点は、甲府と埼玉県の熊谷の10日、奈良と広島県の福山の8日など。青森県の八戸や長野県の飯田など「9月として初の猛暑日」を記録した地点もあった。
 30度以上の「真夏日」数は宮崎県の延岡(21日)など42地点で、最低気温25度以上の「熱帯夜」数は熊本県の牛深(15日)など65地点でそれぞれ統計史上最多(いずれも過去タイ含む)だった。

■途中トンネル道1日から無料 大津の国道367号(ChunichiWeb滋賀)
 大津市伊香立途中町の国道367号の途中トンネル有料道路(延長500メートル)が1日から無料開放される。県道路公社は、周辺道路の混雑解消や京都方面からの観光効果を期待する。日野町日田と甲賀市水口町水口を結ぶ国道307号の日野水口有料道路(7キロ)も5日から無料となる。
 途中トンネルは1988年から供用開始。普通車150円、大型車570円の通行料が必要で、建設に伴う県や国からの出資金を2018年4月に完済する予定だった。
 通行料支払いを避け近くの市道へ迂回(うかい)する車が多く、住民から混雑や騒音への苦情が出ていた。県や市などが08年に無料化社会実験をした際に、市道交通量が7割減る一方、トンネル通行量が2倍になったため、今年2月に無料開放を決めた。償還金の残り2億2500万円は県と市が折半する。
 公社の担当者は「昨年度で1日約2600台だったトンネル利用車両の倍増が予想される。京都と琵琶湖や日本海方面をつなぐスムーズな交通の流れが期待できる」と話す。
 日野水口有料道路(普通車200円、大型車730円)は、予定された30年の有料期間を終えて無料化される。(曽布川剛)

■大津の途中トンネル、無料通行開始(京都新聞電子版)
 大津市伊香立途中町の「途中トンネル有料道路」が1日から無料になった。
 途中トンネルは京都市境近くの国道367号にあり、延長約500メートル。滋賀県は2018年4月に無料化する予定だったが、市道への迂回(うかい)による渋滞や騒音を解消するため、前倒しした。
 この日、作業員が料金所の看板にテープをはり、料金表示を隠した。乗用車やトラックが次々と無料になったトンネルを通過していた。

■総合特区で内湖再生 県、国へ制度提案(京都新聞電子版)
 琵琶湖の内湖再生を検討している滋賀県は30日までに、国が創設を目指す総合特区制度について、自然再生事業での土地取得にかかる税軽減や農地を転用しやすい特例措置など、内湖再生を実施する際に必要な規制緩和、財政支援の仕組みを提案した。
 県は在来魚の産卵場確保など生態系復元のため、戦後の干拓で失った内湖の再生を目指している。嘉田由紀子知事は30日の9月定例県議会一般質問の答弁で「(時代の)ニーズが変われば自然を元に戻せる仕組みが必要だが、法律や国の制度が変わらないと容易ではない」と、総合特区の制度設計に提案した理由を説明した。
 提案では、土地取得を道路建設などで認められている税率軽減の特措法対象とするよう求めた。優良農地確保のため、国が設定する数値目標に、内湖転用で減少する農地を算定しない特例も盛り込んだ。
 通常は産業廃棄物として扱われる刈り取った水草やヨシ、駆除した外来魚などを、地元住民、企業が地域活性化のための資源再生に利用しやすいよう、産廃の移動制限などの規制緩和も訴えた。
 総合特区制度は、政府の新成長戦略で挙げられ、地域活性化策として規制緩和や財政支援を行う。来年度の導入を目指し、国が自治体や民間から制度設計へ提案を募っていた。

■戦後食糧増産で干拓 内湖復活目指す(YomiuriOnLine滋賀)
 県は、戦後の食糧増産計画による干拓で消滅した琵琶湖全域の内湖を復活させるため、検討を始める。7月の知事選で再選を果たした嘉田知事はマニフェストで「内湖再生」を掲げていた。内湖が復活すれば、フナなど在来種の魚が増加することなどが期待される。
 嘉田知事はマニフェストに「琵琶湖の環境を保全し再生するための内湖のあり方と再生方法について検討」と明記。30日の県議会一般質問で、内湖について「豊かな生態系が確保され、多くの在来魚の繁殖場としての機能を持つ自然生態系の宝庫」などと述べ、公約を実行に移す方針を示した。
 県琵琶湖再生課によると、内湖は1940年には37(計2902ヘクタール分)あったが、国の食糧増産計画で水田に埋め立てられた結果、現在では23(425ヘクタール分)にまで減っているという。
 嘉田知事は、〈1〉在来魚の復活がどの程度図れるか〈2〉再生のための費用対効果〈3〉国との連携が図れるか――などについて調査を進め、復活させる内湖を特定する考えだ。
 県は2001年度、長浜市の早崎内湖の干拓地89ヘクタールのうち、17ヘクタールに琵琶湖の水をまく実験を開始。5年間調査した結果、約400種類の植物を確認したほか、開始直後に3種類だった魚類も23種類(在来魚19種類を含む)が確認された。
 琵琶湖再生課の担当者は「財源的な問題はあるが、早崎内湖の経験を生かして内湖再生を進めていきたい」と話している。

■ブラックバス持ち込んでと水族園(京都新聞電子版)
 神戸市立須磨海浜水族園は2日から11日まで、外来魚のブラックバスを持ち込んだ来園者を入場無料にする。駆除の研究用に飼っているミドリガメの餌にするためで、代わりに釣った場所を教えてもらい、バスの駆除にも一役買いたい考えだ。
 ミドリガメは外来種で、正式名はミシシッピアカミミガメ。ブラックバスとともに日本固有種の成育環境を荒らしているとされる。水族園は「外来種の駆除と餌のコスト削減の一石二鳥になる」と期待を寄せている。
 水族園は8月、ミドリガメの駆除方法を研究する施設「亀楽園」を開設。ミドリガメを持ち込めば入場無料になるキャンペーンで800匹余りが集まった。餌の魚粉やシシャモ代は1日約4千円で、ラッコやイルカと並んでトップ級だという。
 外来生物法はブラックバスを生きたまま持ち運ぶことを禁じており、水族園は「死んだ状態で持ち込んでほしい」としている。12日以降も持ち込みは受け付ける。(共同通信)

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