琵琶湖の湖底に流れ着いたバスフィッシング関係のいろんな情報をお届けします。中にはヘド
ロの底からすくい上げた情報もあります。このコーナーの情報はすべて信頼の置けるニュース
ソースから発信されたものですが、真偽の程は未確認であることをご承知置きください。  

琵琶湖の湖底から
(2010/08)

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10/08/31

■浮御堂の景観保全へ水草除去 大津の会社員ら(京都新聞電子版)
 近江八景の一つでもある浮御堂(満月寺、大津市堅田1丁目)の景観を守ろうと、地元の会社員たちが30日、浮御堂近くの琵琶湖に浮かぶ水草を引き上げた。半日で約2・5トンを取り除いた。
 地元の「大津衛生社」の社員9人が、地元貢献の一環として水草除去を買って出た。浮御堂周辺の琵琶湖は水深1メートルほどだが、水を含んだ水草を湖岸に持ち上げるのに苦労していた。
 伊東竜成社長(33)は「堅田の観光資源を守りたいと思ってやってみた。浮御堂の景観に少しは貢献できたと思う」と話した。引き上げた水草はパッカー車で運び、乾燥させて焼却処分する。
 満月寺によると、夏場に水草が繁殖すると、琵琶湖につき出た浮御堂からの景観が損なわれるうえ悪臭を放つため、参拝客から苦情が出るという。

■台風7号が沖縄直撃 強い勢力で北上(ChunichiWeb)
 強い台風7号は31日午後5時すぎ、沖縄本島の北部を通過した。本島の全域を風速25メートル以上の暴風域に巻き込み、沖縄県伊是名村で最大瞬間風速56・4メートルを観測。気象庁は暴風のほか、大雨や高潮などへの警戒を呼び掛けた。
 那覇や奄美大島を発着する路線で全日空、日航、日本トランスオーシャン航空などの計190便以上が欠航、約2万5千人に影響が出た。
 台風は午後6時現在、沖縄県名護市付近を時速約25キロで北西に進んだ。中心気圧は960ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は60メートル。中心から東側90キロと西側70キロ以内が暴風域となっている。
 沖縄本島や奄美では波の高さ8メートルの大しけになった。九州でも9月1日にかけうねりを伴った高波になる見込み。1時間に50ミリ前後の非常に激しい雨や高潮にも警戒が必要という。(共同)

■31日に沖縄本島接近=台風7号、暴風など警戒を−気象庁(jiji.com)
 台風7号は30日午後から31日未明にかけて、南大東島の南海上を発達しながら北西へ進んだ。気象庁によると、7号は風速25メートル以上の暴風域を伴っており、31日昼前後に沖縄本島に接近する見込み。同庁は暴風や高波、大雨に厳重に警戒するよう呼び掛けた。
 7号は31日午前0時、南大東島の南約200キロの海上にあり、時速10キロで北西へ進んだ。中心気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートル。半径70キロ以内が暴風域で、北東側260キロ以内と南西側190キロ以内は15メートル以上の強風域。
 7号の影響で、沖縄・奄美地方では波の高さが6〜7メートルの大しけとなる。予想最大風速は沖縄本島が30メートル、奄美地方が23メートル。31日午後6時までの24時間予想雨量は、多い所で150ミリ。
 九州でも9月1日にかけてうねりを伴う高波に注意が必要という。

10/08/30

■琵琶湖横断カヤック:カヌーで“周航体験” 今津中生が湖往復−−高島−長浜(毎日jp滋賀)
 高島市と対岸の長浜市を往復する「琵琶湖横断カヤック」約50キロに挑む高島市立今津中2年の123人が29日朝、高島市のマキノサニービーチを元気よく漕(こ)ぎ出した。
 「琵琶湖周航の歌」発祥の今津の子どもたちに周航体験をしてもらおうと、08年から始まり、コースは歌詞にも登場する今津−長浜間。この日、生徒や教職員らはそろいのブルーのTシャツ姿。背中に「加矢駆」(カヤック=駆け抜けること矢の如(ごと)しの意を込め)の文字が染め抜かれ、生徒全員で話し合って文字を決めたという。
 1そうのカヌーを3、4人で漕ぎ、約30分ごとに交代するリレーカヤックで、生徒は併走する大型の支援母船で待機・休憩しながら、小型船で沖合に出て湖上で交代、漕ぎつないだ。東進して長浜市西浅井町菅浦に昼食のため上陸。午後は竹生島を間近に眺めて南下し長浜港へ。30日は同じルートを引き返し、午後、出発地に帰着する予定。【塚原和俊】

■猛暑いつまで 大津・東近江・彦根で35度超(asahi.com滋賀)
 猛暑が衰えない。8月最後の日曜だった29日、最高気温は大津市と東近江市で35.3度、彦根市で35.1度と猛暑日を記録した(彦根地方気象台調べ)。
 草津市矢橋町の矢橋帰帆島公園の「せせらぎ水路」では子どもたちが深さ約10センチの水につかって遊ぶ姿がみられた。家族4人で訪れた彦根市馬場2丁目、城北小2年の武田結侑(ゆう)ちゃん(7)は「水に入れて気持ちよかった」とはしゃいでいた。
 同気象台によると、県内は来週以降も高気圧に覆われ、暑い日が続く見込みという。

10/08/29

■夏ラストスパート 大津の水泳場にぎわい(ChunichiWeb滋賀)
 8月最後の週末となった28日、滋賀県の琵琶湖の湖岸は、大勢の家族連れや若者でにぎわった。
 4キロにわたり砂浜が広がる大津市南小松の近江舞子水泳場では、涼を求める2700人ほどが訪れた。水泳場を運営する南小松自治会は、今夏の客は例年並みの4万人前後と見込んでいる。
 京都市西京区から家族で訪れた古川尊範さん(35)は「子どもたちと夏の最後の思い出づくりに来ました」と水遊びを楽しんでいた。

■池を干し外来魚駆除(東日新聞ネット版)
 豊橋市東小浜町地内の柱大池で29日、豊橋市と地元住民の協働による外来生物の駆除と清掃、現地見学会が開かれ、約80人が参加した。
 市民協働推進補助事業(つつじ補助金)により、中野小のPTAのOBを中心とする「なかの自然を守る会」(増田好則代表)と同市が連携して行うもの。柱大池は、この地域に古くからある広さ約5000平方メートルのかんがい用ため池。周辺住民の散歩コースである半面、ごみ捨て場になっているという問題もある。
 15年ぶりに水が抜かれた池からはこの日、フナやコイなどの在来種やブラックバスなどの外来種を捕獲した。現地見学会で水槽に入れて展示、NPO法人東三河自然観察会理事の天野保幸氏が外来種の及ぼす悪影響などについて説明した。
 増田代表は「この池が住民にとって本当の意味での憩いの場となれば。子どもたちには危険性も含めて自然とうまく付き合えるようになってほしい」と話していた。今後も同池の環境保全に取り組むという。(松井俊満)

■外来ブルーギル次々釣り上げる(YomiuriOnLine愛知)
尾張旭で親子ら
 尾張旭市城山町の複合施設・スカイワードで28日、生物の多様性について学ぶ「親子環境調査隊」が開かれ、約50人が参加した。
 同市の市民団体「地域環境活性化協議会」(高橋賢一代表幹事)と尾張旭青年会議所(伊藤智成理事長)が、10月に名古屋市で開かれる生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)にちなんで開いた。
 参加者は、自然科学機構・基礎生物学研究所の倉田智子特任助教から、メダカやカエルなどの細胞や遺伝子について学んだ後、外来種のブルーギルやブラックバスの増加で、在来種のフナやメダカが減少している様子を知るため、近くの農業用ため池でブルーギルを釣った。子どもたちは釣りざおを入れるたびに掛かるブルーギルに驚いていた。

10/08/26

■コラ〜!! 釣り人 いたちごっこ 姫路城(産経関西)
 世界文化遺産の国宝姫路城の堀で、「魚釣り禁止」の看板を立てかけているにもかかわらず、釣りをする市民が後を絶たず、城を管理する兵庫県姫路市が頭を抱えている。堀には外来種のブラックバスやブルーギルが繁殖しているとみられ、市職員も見つけるたびに厳重注意しているが、“いたちごっこ”の状態。市は市民にマナー順守を呼びかけることも検討している。
 市城管理事務所などによると、姫路城の内堀や中堀では市立公園条例で釣りが禁止されており、違反した場合、5万円以下の罰金が科される。堀近くには「魚釣り禁止」の立て看板があるが、中には看板近くで釣りをする市民もいるという。
 堀は市内を流れる船場川や市川につながっており、環境省が在来種に影響を与えるとして特定外来生物に指定しているブラックバスやブルーギルが流入。堀で水生生物の調査を行っている私立賢明女子学院中学高校の自然科学部顧問、原田正信教諭(53)も「堀には相当数の外来種が生息している」と話す。
 市は1日2〜3回、城周辺を巡回しているが、市や姫路署には地元住民らから苦情の電話が相次いでいる。とくに比較的人通りが少ない城西側の内堀や中堀で、釣りをする人が多いという。
 今月24日には、高校生から20代までの男女4人が釣りをしているのを市職員らが確認し、厳重注意したが、「ほかに釣れるところがない」「ここはよく釣れるから」などと話したという。
 毎日、堀周辺の散歩をするという女性(72)は「禁止なのに、自転車で移動しながら釣りをする人もいる。木に引っかかった釣り糸はそのままだし、マナーが悪い」と憤る。
 姫路城は今春から「平成の大修理」で大天守に登閣できず、堀周辺を散策する外国人観光客も増えているという。市城管理事務所の村田和宏所長は「転落したら危険だし、マナーは守るべきだ。外国人に対してもみっともないのでやめてほしい」と話している。

■湖岸は風でクールダウン効果 ただ大津市で熱帯夜最多 滋賀(msn産経ニュース)
 県内でも猛暑が止まらない。大津市は特に深刻で、7月1日から8月下旬までで、35度以上の猛暑日や、夜間になっても25度以下にならない熱帯夜の日数が昭和52年の観測開始以来、すでに最多を記録した。ただ全国各地で記録的な暑さが続くが、県内は大都会と比べれば過ごしやすいという声もある。琵琶湖近辺では気圧差が生じ、「湖風」や「陸風」と呼ばれる独特の風が吹くため、体感温度を下げる効果もありそうだ。
 彦根地方気象台によると、大津市では7月1日から今月25日までで、35度以上の猛暑日の日数が17日。これまで7、8月の2カ月で最多だった平成6年(14日)を上回った。東近江市も、猛暑日が18日に達し、過去最多となった。
 一方、夜間になっても気温が25度以上の熱帯夜の日数も、大津市では今月24日までで24日となり、平成20年の19日を超えた。彦根市でも、26日になり、平成14年に記録した27日に迫る勢いだ。
 彦根地方気象台によると、例年、東海上にある太平洋高気圧の中心が、日本列島の上空に居座っていることが猛暑の原因で、他府県も状況は同じ。県内は今後1週間も最高気温が32〜33度の日が続く見通しという。
 だが、県内は中央に位置する琵琶湖のおかげで、クールダウン効果もある。
 同気象台の説明では、琵琶湖が生み出す特有の風の影響で、実際の気温よりも涼しく感じることもある。そのメカニズムは、湖水と陸地の間に温度差があるため気圧差が生じ、風が発生する仕組み。日中は琵琶湖から陸地に向かう「湖風」と呼ばれる風が吹き、逆に夜間は陸地から湖に吹く「陸風」が発生するという。
 気象台の担当者は「海辺で発生する浜風と同じ発生メカニズムで、湖に近い場所では風の影響で体感温度が下がることもある」と話している。
        ◇
 関西電力滋賀支店は25日、24日の1日(24時間)あたりの総使用電力量が5196万2千キロワットアワー、1時間あたりの最大電力使用量が同日午後2〜3時に274万キロワットを記録し、いずれも過去最高を更新したと発表した。ともに記録更新は今夏5回目になった。

10/08/25

■気象庁:気温は高め 9月は厳しい残暑に 3カ月予報(毎日jp)
 気象庁は25日、9〜11月の3カ月予報を発表した。太平洋高気圧の弱まりが平年に比べ遅いため、気温は全国的に平年より高めとなる見込み。特に9月の残暑は厳しいと予想している。降水量は沖縄・奄美で平年より多くなる見込み。
 各月の天気は次の通り。
 《9月》北日本は平年に比べ曇りや雨の日が多い。東・西日本は天気は数日の周期で変わる。全国的に残暑が厳しい。
 《10月》移動性の高低気圧の影響で、全国的に天気は数日の周期で変わる。
 《11月》移動性の高低気圧の影響で、全国的に天気は数日の周期で変わる。北・東日本日本海側は、平年と同様に曇りや雨の日が多い。

10/08/24

■日本近海のカツオ、減る恐れ 赤道付近の巻き網影響か(ChunichiWeb)
 中西部太平洋の赤道付近で急増している巻き網漁のため、日本の食卓で親しまれているカツオが減少、日本近海への回遊が減る可能性があるとの勧告を、国際資源管理機関、中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)の科学委員会がまとめたことが24日分かった。
 水産庁などによると、2009年、日本近海へ北上してくるカツオは異例の不漁で、国内のカツオの水揚げ量は前年の6割以下だった。日本の漁業関係者からは「赤道付近で乱獲され、日本へ回遊するカツオが減っているのではないか」との声が上がっていた。
 勧告は、カツオ資源について「(現段階では)持続可能なレベル」としたが、中西部太平洋での資源減少を警告。関係者の間では、近年、同海域の赤道付近で急増する中国資本などの大型巻き網船による大量漁獲をけん制する内容だと受け止められている。
 WCPFCは12月に米ハワイ州のホノルルで開く年次会合で、勧告に基づきカツオ資源の管理の在り方を議論する。(共同)

■「酷・残暑」あと2週間続く? 気象庁が高温・少雨情報(ChunichiWeb)
 気象庁は24日、ほぼ全国的に平年より気温が高く、雨の少ない状態が今後2週間程度続く見込みとして「長期間の高温と少雨に関する気象情報」を発表した。熱中症や農作物の管理に注意が必要だ。
 同庁によると、7月中旬以降、東・西日本は太平洋高気圧に覆われ、北日本も南からの暖かく湿った空気が流れ込みやすく、各地で猛暑となった。今後2週間程度、平均気温は北海道や九州南部、沖縄を除き平年を2度前後上回る見通しで、少雨を解消するようなまとまった雨が降る可能性も低いという。
 九州北部―関東が梅雨明けした7月17日から8月23日までの最高気温の平均値(速報値)は、仙台で31・6度と平年より3・9度も高い。東京は33・3度(平年比プラス2・7度)、名古屋34・1度(同2・0度)、福岡で34・4度(同2・6度)。
 同期間の降水量は、広島が平年の6%の10・5ミリ、福岡は同17%の39・5ミリ。東京が同23%の39・5ミリ、高松は同27%の29・0ミリにとどまった。(共同)

10/08/23

■「処暑」なのに…滋賀県3カ所で今夏最高の暑さ(京都新聞電子版)
 23日は二十四節気の一つ「処暑」。暦の上では暑さが峠を越える時期とされるが、湖国は朝から厳しい残暑に見舞われた。(24面に関連記事)
 彦根地方気象台によると、東近江で37・1、大津で36・6度を記録。県内9カ所ある観測地点のうち、長浜、米原、土山の3カ所で今年最高となった。
 大津市馬場の交差点では、頭上にタオルを載せて歩く高校生や、日傘を差しながら汗をぬぐう買い物客の姿が見られ遠く西の空には入道雲がわき上がっていた。
 同気象台によると、今年は日本列島を覆う高気圧の勢力が依然として強く、この暑さは当分続く見込みという。県内では昨年、一昨年はなかった7〜8月の食中毒発生が今年はすでに4件起きており、県は熱中症や食中毒などへの対策を呼びかけている。

10/08/22

■異常繁茂の水草 飼料化(YomiuriOnLine滋賀)
草津の建設会社 高栄養価、家畜も好む
 琵琶湖の南湖で異常繁茂している水草の飼料化に、草津市の建設会社が取り組んでいる。全国でも初めての試みで、栄養価が高く、家畜にも好まれるとのテスト結果も出ている。水草の除去対策事業に取り組んでいる県も「資源化の幅が広がった」と期待している。
 県自然環境保全課によると、南湖で繁茂する水草の量は約10万トン(乾燥前)で、約15年前の4倍。船舶の航行障害や腐敗臭の発生など、琵琶湖の環境や交通に様々な悪影響を及ぼしている。同課は淡海環境保全財団(大津市)に委託するなどして除去対策を行い、昨年度は2300トン(乾燥前)を刈り取るなどしているが、これまでは土壌改良物として使うのみだった。
 飼料化に取り組んでいるのは、建設会社「白畑建設」。現在、ブラックバスなどの外来魚を利用した飼料を製造しているが、「水草も活用できるのでは」と、今年8月から取り組みをスタートさせた。
 同社によると、琵琶湖岸に引き揚げられた水草を同財団などから買い取り、約100〜150度の乾燥炉で8時間かくはん。その後、1分間ふるいにかけて粉末状にする。
 南湖に繁茂する水草の9割以上は外来種のオオカナダモで、たんぱく質やカルシウム、鉄分が豊富なのが特徴。実際に牛や豚に与えたところ、好んで食べていたという。9月から県内の畜産農家へ本格的に販売する予定。
 同社環境事業部の大塚正昭顧問は「環境保全や高騰する輸入飼料の代替など有効活用につながる。乾燥炉を増設するなどして事業拡大に努めたい」と意欲を見せている。

■長浜・彦根、水上バイク違法利用や浜欠け実態調査(京都新聞電子版)
 琵琶湖岸の水辺利用実態調査が21日、滋賀県長浜市や彦根市などで行われた。環境団体が、ボートや水上バイクの違法利用の有無や、春先に発生した砂浜が削られる「浜欠け」の状況などを調べた。
 びわ湖自然環境ネットワークが2003年の県琵琶湖レジャー利用適正化条例の施行に合わせ、レジャー利用の実態や影響を調べている。この日は琵琶湖市民大学メンバーを加えた8人が、湖北・湖東、湖西の2コースに分かれて実施した。
 湖北・湖東コースは午前9時20分から長浜市の長浜港で開始。駐車場では、ボートや水上バイクを運ぶけん引車付きの乗用車が並び、メンバーはけん引車に必要な車両ナンバーが付いていない違法車両を発見。彦根市の新海浜水泳場では、浜欠けが解消しつつあり、ハマゴウなど珍しい海浜植物が保全されていることを確認した。
 同ネットワークの井上哲也事務局長(46)は「条例により環境に悪影響を与える行為は減っている。一方、外来生物の増加や浜欠けは一時的に解消しているだけの可能性もあるので調査を続けたい」と話している。

■外来魚釣って駆除、大漁(中國新聞ネット版)
 在来魚の生息を脅かす外来魚を駆除する釣り大会が21日、三次市の馬洗川であった。江の川漁協が主催し、親子連れや釣りファン110人が参加。ブラックバス125匹、ブルーギル1631匹を釣った。
 巴橋から上流約5キロまでのエリアで、3時間45分の間に釣った数や大きさを競った。最多はブルーギル229匹、「大物賞」のブラックバスは45・5センチだった。釣った魚は肥料にする。
 長男(8)、長女(6)と参加した広島市安佐北区の会社員谷川総志さん(34)は「河川環境について親子で考えるきっかけになった」と話していた。

10/08/21

■アオコ発生確認 琵琶湖で今年初(asahi.com滋賀)
【県「毒性・臭気なし」】 
 県は20日、大津市際川の琵琶湖岸で、今年初めてアオコの発生を確認したと発表した。県琵琶湖再生課によると、同日午前9時ごろ、県琵琶湖環境科学研究センターの職員が幅約2メートル、長さ約500メートルにわたってアオコが膜状にうっすらと湖面を覆っているのを見つけた=写真、県提供。毒性や臭気はなく、すぐに生活に影響が出る恐れはないという。
 琵琶湖のアオコは1983年に確認されて以来、84年を除き毎年発生している。

10/08/20

■今夏初、琵琶湖にアオコ発生(京都新聞電子版)
 滋賀県は20日、大津市際川沖の琵琶湖で今年初めてのアオコ発生を確認したと発表した。緑色の薄い膜が長さ500メートル、幅2メートルにわたり、湖岸に沿って帯状に広がった。
 県琵琶湖再生課によると、今夏の発生は例年に比べやや遅めで、昨年より約1カ月遅い。アオコは排水に含まれる栄養塩が原因で、夏場の水温上昇で植物プランクトンが増殖して発生する。

10/08/19

■“富士八湖”でクリーン作戦 外来魚554匹を駆除(山梨日々新聞社WEB版Miljan)
 富士吉田市などは19日、明見湖(同市小明見、湖面面積1万3640平方メートル)の水を抜いて一斉清掃を行った。一般市民を含め310人が参加。ブラックバスやブルーギルといった外来魚の駆除、湖底にたまったヘドロの除去をした。富士講信者とかかわりが深い「富士八湖」の一つに数えられる同湖の外来魚を駆除し、同湖固有の生態系を取り戻して、市民が協力して憩いの場をつくる機会にしようと初めて行った。
 環境保全にかかわる団体のメンバー、建設業や漁業の関係者、小中学生、親子連れらが参加。水をくみ上げるため、湖底の一部分を掘り下げた場所に、集まってきた外来魚を網ですくい上げた。体長40センチ近いブラックバスを含め、2時間半ほどで554匹(ブラックバス92匹、ブルーギル462匹)を駆除した。
 水抜きによって現れた湖底にはヘドロが堆積(たいせき)。18日の作業分と合わせてトラック78台分(175立方メートル)を運び出した。また参加者は湖底のタイヤや便器、釣り糸などのごみを次々と拾い出し、可燃物5・5トン、不燃物90キロを回収した。
 市によると、同湖では釣り客が放流したとみられる外来魚が繁殖し、在来種が減少するなど生態系への影響が確認されているという。今後は、遮光幕で覆ったかごを湖に仕掛け、駆除を継続していく。外来魚の放流を禁じる条例の制定も検討する

10/08/18

■温暖化でメバチマグロ減少 米海洋局が予測(Daily Sports Online)
 地球温暖化による海水温度上昇が今のペースで続くと、今世紀末には赤道より北の太平洋でメバチマグロやカジキの仲間など、漁業に重要な魚の量が大幅に減るとのシミュレーション結果を、米海洋大気局(NOAA)の研究グループが19日までにまとめた。
 水温上昇によって、栄養分の豊かな海域が縮小することなどが原因。日本にとって重要な中西部の太平洋を含めたこの海域では、逆にクロタチカマスやアブラソコムツなど、利用価値の低い深海魚の量が増加するとの結果も出た。グループによると、1996〜2006年の漁業データには、一部の海域で既にこの傾向が現れている。
 グループのジェフェリー・ポロビナ博士は「温暖化の進行は、太平洋の国々の食料事情に大きな影響を与える」と指摘している。
 研究グループは、温暖化による海水温の上昇や、それが植物プランクトンの分布、主要な魚種の生息状況などに与える影響を予測するコンピューターモデルを開発。温暖化と海の生態系の関連を解析した。

■北九州の貯水池に外来肉食魚、かみつく危険も(YomiuriOnLine九州発)
 若松区・響灘緑地の頓田貯水池で、北米原産の肉食魚・アリゲーターガーが見つかった。体長は最大3メートルになり、鋭い歯で人にかみつく恐れもあることから、管理する北九州市は付近に看板を立てたり、ホームページに掲載したりして注意を呼びかけている。
 市によると7月末、市民から「体長1メートル以上のアリゲーターガーがいる」と連絡があった。調査したところ、今月3日に体長約0・8メートルの1匹を確認した。アリゲーターガーは人を襲う習性はないが、刺激されるとかみつくこともあるという。国内では観賞用として販売されている。
 頓田貯水池は上水用の水をためており、足こぎボートなども楽しめることから憩いの場にもなっている。4年前にも同様の目撃情報が寄せられたが、水質への影響はなく、かまれるなどの被害も報告されていないという。
 市はペットとして飼われていたのが捨てられたとみており、「絶対にやめてほしい」と訴えている。

10/08/17

■ビワマス:近大院生、発信機付け行動パターンを調査 琵琶湖の環境に一役(毎日jp滋賀)
◇近大院生、ビワマスを追う
 近畿大漁業生産システム研究室の大学院生が昨夏から、琵琶湖固有種のビワマスを追跡調査している。釣り上げた個体に発信機などをつけて放ち、受信機で水深や行動範囲のデータを蓄積。県水産試験場は標識を付けた魚を放流して資源量を推定しているが、魚の生態に主眼を置いた調査は珍しい。県水産課は「資源を管理する上で重要な基礎データになる」と期待している。【安部拓輝】
 県などによると、サケ科のビワマスは川で産卵し、琵琶湖に下った稚魚は深場を回遊して小魚やエビなどを食べて成長する。これまでは漁で網を入れた水深などから生息域を推定しており、1日の回遊パターンや稚魚、成魚の行動の違いなどは詳しく分かっていない。
 昨年夏に北湖で調査を始めた学生らは、6〜7月に釣り上げた魚の腹部に長さ約7センチの発信機を埋め込んだり、背びれ付近に細い標識を付けた個体を48匹放流。今年6月に放流した21匹の半数には水深を測る記録計も加えて放した。データは湖に点在する16機の受信機で、魚が泳いだ近くの水深や水温を蓄積し、ボートで定期的に回収。網に掛かった個体は漁協の協力で漁師が連絡している。
 調査過程で、水深20〜50メートルを1日で移動した魚がいたほか、竹生島南方で放した個体が20キロ以上離れた沖島沖で捕獲されたケースもあった。県水産課は「稚魚や成魚など個別の行動パターンが分かれば乱獲を防ぐ手掛かりになる」と注目する。研究チームリーダーの神村裕之さん(25)は「ビワマスは貴重でおいしい魚。琵琶湖でいつまでも楽しめる環境を作る一役を担いたい」と話す。
 駆除対象のブラックバスの追跡も続けている。一般の釣り人が釣り上げるケースもあるため情報提供を呼び掛けている。連絡は神村さん(080・2413・0618)まで。

■外来魚駆除へ三次で釣り大会(中國新聞ネット版)
 三次市の江の川漁協は、外来魚のブラックバスとブルーギルを駆除する釣り大会を21日、市内の馬洗川で開く。
 一般の部はブラックバスとブルーギルの魚種ごとの総匹数、小学生以下の部は両魚種を合わせた総匹数で、順位を決める。それぞれ3位までに釣りざおなどの賞品を用意。両部門合わせて最も大きなブラックバスを釣った人に大物賞もある。
 鵜飼乗船場で当日午前6時から30分間受け付け。6時45分に競技を始め、10時半までの釣果を対象とする。乗船場から上流4キロが競技エリア。ルアーか餌釣り。魚は回収し、肥料などにする。
 先着100人に参加賞がある。アユの塩焼き約200匹も振る舞う。同漁協=電話0824(62)2744。

10/08/14

■アリゲーターガー?:響灘緑地の頓田貯水池に かみつきにご注意(毎日jp福岡)
 肉食外来魚、アリゲーターガーとみられる魚が、若松区の響灘緑地の頓田貯水池で確認された。同魚は北米などに生息しており、外部から持ち込まれたらしい。最大で体長3メートル、体重140キロになり、人にかみつく恐れもあるといい、管理する北九州市は看板を設置したり、ホームページなどで注意を呼び掛けている。
 市水道局浄水課によると、先月下旬に「体長1メートル以上のアリゲーターガーがいる」と連絡があった。今月3日には職員も体長約80センチの魚を発見した。
 06年にも同様の目撃情報が寄せられたが、かみつかれるなどの被害報告はなく、水質にも変化はなかった。
 同課は「外来魚などを捨てないでほしい」と訴えている。【高橋克哉】

■バスは減ったが… 伊豆沼・内沼、次はブルーギル駆除だ(asahi.com宮城)
 黒の次は青……。生態系を壊す外来魚ブラックバスの駆除対策を進めてきた伊豆沼・内沼(栗原市と登米市)。バスは減ったが、代わって昨年から関係者を悩ませているのが、同じ外来魚で生態系に悪影響を及ぼすブルーギルの増加だ。県伊豆沼・内沼環境保全財団は、群れで行動するブルーギルの習性を利用し、捕獲する網かごに「おとり」を入れておびき寄せる作戦を6月から始めた。
 財団の藤本泰文研究員によると、ブルーギルは両沼に以前から生息していたとみられるが、昨年から増え始めたという。沼に仕掛けた大型定置網1枚当たりの1日の捕獲数は昨年、100匹を超えた。「従来、まとまって捕獲したことはなかった。もっと増えないうちに抑える必要があります」という。
 1996年以降に急激に増えたブラックバスは、両沼の主な漁獲物だった小魚やエビ類を食い荒らし、激減させる被害を与えた。そこで、卵を産ませて引き揚げる人工産卵床の設置などの対策をしたところ、最近はバスが減り、小魚類が復活する兆しが見え始めている。
 ところが、今度は同じように小魚などを捕食するブルーギルの増加にぶつかった。藤本研究員は「バスはブルーギルも食べる。駆除によるバスの減少が、ブルーギル増加の原因として疑わしいが、今のところ決定的な証拠まではない」という。
 6月からのブルーギル駆除には、縦横約70センチの円筒形の網かごを用いている。魚が入れるが出られない形状の入り口がある。かごの中には「おとり」のブルーギルを泳がせる小さな円筒形の網かごを入れている。
 実験の結果、おとりを使わない方法と比べ、「おとり方式」は約7倍の捕獲効果があったという。この網かごをブルーギルが好む比較的浅い水深の場所に50個置いたところ、早くも順調に捕獲できているという。
 財団の悩みは、ブルーギルに限らない。今後、バスを天敵とする北アメリカ原産のアメリカザリガニも増えそうだという。アメリカザリガニも水草や小魚を捕食するため、同沼の生態系への悪影響が心配される。財団は駆除策を検討するため、両沼に生息するアメリカザリガニを捕獲して生態調査を始めた。(掛園勝二郎)

10/08/13

■大津で1時間43ミリの激しい雨 台風4号、交通に乱れ(asahi.com滋賀)
 日本海を横断した台風4号の影響で、県内は11日夜から県南部を中心に大雨が降った。大津市では同日深夜から朝にかけて雷を伴う激しい雨となり、床下浸水や停電などの被害のほか、鉄道ダイヤも乱れた。
 彦根地方気象台によると、大津市南部は同日午前5時から1時間で43ミリの激しい雨を記録。流木で川があふれるなど、市内で6棟が床下浸水した。また、落雷で変圧器が焼損し、同市田上地域の1340戸は午前5時20分ごろから約2時間にわたり停電した。
 JR大津京駅の高架下の市道が冠水。トラックが立ち往生となり、市道が約1時間にわたり通行止めとなった。草津市南笠東1丁目の狼川では護岸の土砂が流出。日野町鳥居平では市道の法面(のりめん)2カ所が5メートルにわたり崩落した。
 また、JR草津線は雨量が規制値に達したため、柘植―草津間の上下4本が運休。三雲―手原間で午前6時40分から約1時間半にわたり徐行運転を続けるなどダイヤが乱れ、約6千人に影響が出た。

10/08/12

■ボート航行特例 打ち切りの方針(asahi.com滋賀)
【県、琵琶湖条例改正へ】 
 未燃焼ガソリンを排出する2サイクルエンジン搭載のプレジャーボートの琵琶湖航行をめぐり、県は11日の県議会環境・農水常任委員会で、条件付きで認めていた航行の特例措置を今年度限りで打ち切る方針を明らかにした。来年度から完全に禁止し違反者には罰則を科すことも検討。早ければ11月県議会に琵琶湖レジャー条例の改正を提案する。
 同条例は06年度からの航行禁止を盛り込んでいたが、環境負荷の低い4サイクルエンジンへの切り替えが進んでいなかったため、県はマリーナなどに管理されたボートを対象に今年度末まで航行を認める特例措置をとっていた。
 県琵琶湖レジャー対策室によると、今年度末には約6割のボートが4サイクルに切り替わるとみている。担当者は「一部からは特例の延長の声があるが、これ以上の延長はすでに転換した人に説明できない」としている。

■「琵琶湖総合保全計画」後半期間の目標を再検討(京都新聞電子版)
 国の「琵琶湖の総合的な保全のための計画調査」(1999〜2020年度)を見直す調査委員会の初会合が11日、大津市におの浜のピアザ淡海であった。水草の大量繁茂など琵琶湖をめぐる環境変化を踏まえ、後半期間の目標を再検討する議論が始まった。
 同計画調査は、利水や治水を中心にした琵琶湖総合開発整備計画の終了に伴い、6省庁が99年に策定。水質保全、水源かん養、自然的環境・景観保全の分野を柱に目標や施策を定めている。
 調査委では来年度から最終年度までの第2期計画期間の目標見直しや進ちょく状況の指標などを議論する。
 初会合では琵琶湖の新たな課題として、水草が計画当初の沿岸部から湖全体に広がっている▽水質のバロメーターのCOD(化学的酸素要求量)が改善されていない▽湖底の酸素濃度の低下−などの現状が報告された。
 委員からは「温暖化への対応策を盛り込むべきだ」「水の濁り具合も、水を利用する上で考えるべき」などの意見が出た。
 調査委は京都大大学院工学研究科の津野洋教授を委員長に学識者9人で構成。12月までの調査委の議論を踏まえ、国は本年度中に第2期の見直し内容を決める予定。

10/08/10

■企画展:湖底を探検しよう 研究成果や再現模型−−草津・琵琶湖博物館(毎日jp滋賀)
 最深部での重金属の溶出などが問題になっている琵琶湖底の姿を知ってもらおうと、県立琵琶湖博物館(草津市)で研究の最前線を集めた企画展「湖底探検」が開かれている。観測の難しい湖底の様子を解説した展示は初めてで、同博物館は広大な北湖の湖底を1メートル単位で再現した模型も製作。「新しい研究成果も盛りだくさん。探検するつもりで来て」と呼びかけている。
 湖底は東岸からなだらかに深くなり、沖島の西から急に深くなる構造。南湖のほぼ半分の大きさがある今津沖の最深部では、近年は地球温暖化などの影響で酸素の多い上層水との混合が弱まり、秋冬の酸素不足が問題化している。貧酸素化から土壌中の重金属が溶け出して生物に影響する恐れもあるため、県も今後定期観測する方針を打ち出している。
 企画展は、湖底の酸素が不足する仕組みや最深部の生物のほか、財政難から運用継続が危ぶまれる湖底の探査ロボット「淡探」なども展示。縮尺2万分の1の湖底模型では、水面下にも島のような隆起が無数にある様子を再現している。製作した芳賀裕樹主任学芸員(陸水学)は「湖底はまだまだ分からないことだらけ。来場した子供らが将来研究してみたいと感じてくれれば」と話している。
 11月23日まで。料金は一般200円、高校・大学生160円、小中学生100円。【稲生陽】

10/08/07

■カミツキガメ出没 捕獲相次ぐ琵琶湖周辺(msn産経ニュース)
 滋賀県の琵琶湖周辺で、法律で販売が禁止されている北・中米原産の特定外来生物「カミツキガメ」が相次いで出没している。これまでに19匹が捕獲されており、水遊びなどをする行楽客が噛(か)まれれば大けがをする恐れも。琵琶湖は行楽シーズン真っ盛りで、県では注意を呼びかけている。
 カミツキガメは、大きいもので体長約50センチ。産卵数が多く、繁殖能力が高い。平成17年に施行された外来生物法で特定外来生物に指定され、販売などが禁止されているが、禁止以前にペットとして購入され、捨てられた個体が琵琶湖周辺で繁殖している可能性もあるという。
 県によると、平成3年に琵琶湖周辺で初めて確認され、これまでに19匹を捕獲。少なくとも4匹は琵琶湖内で見つかっており、琵琶湖から数百メートルしか離れていない川や水田でも確認されている。
 国内では、千葉県の印旛沼がカミツキガメの繁殖地として知られ、沼周辺の水系で少なくとも1000匹以上生息していることが判明。千葉県は環境省に防除を申請して許可を得たうえで、年間約300匹を捕獲している。
 滋賀県はまだ防除を申請していないが、今後さらに捕獲数が増えれば防除も検討していく。
 琵琶湖は行楽シーズン真っ盛りで、シーズン中、湖岸の水泳場には年間60万〜70万人が訪れる。
 県自然環境保全課は「カミツキガメを踏むなどすれば獰猛(どうもう)になり、噛みつかれる恐れもある。琵琶湖の水遊びには十分注意が必要だ」と話している。

10/08/06

■湿地の保全・再生へ宣言採択 高島でラムサール条約関連自治体が会議(京都新聞電子版)
 ラムサール条約登録湿地を有する自治体が集まる「ラムサール条約登録湿地関係市町村長会議」が6日、滋賀県高島市今津町のホテルであり、湿地の保全・再生をうたった琵琶湖宣言を採択した。
 会議には、高島市をはじめ、釧路湿原を有する釧路市、三方五湖のある福井県若狭町など登録湿地を有する計23自治体から首長ら計43人が出席した。
 宣言は「健全な湿地、健康な人々」の理念を基に、湿地の保全活用計画の策定、実施▽湿地の多様な活用法の探求▽専門家やNGOとの学習、交流の発展−の3点を重点的に取り組むとしている。
 会議では、宣言採択のほか、参加者が5日から同市で開催中の「KODOMOバイオダイバシティ」を見学し、本年度事業計画を承認した。
 同会議は全国の54自治体で構成する。1989年以降、3年ごとに登録自治体が持ち回り開催している。

10/08/05

■淀川物語:/21 外来魚・水生植物駆除 官民一体で昔の姿を(毎日jp大阪)
 淀川の生物多様性を回復させようと、府環境農林水産総合研究所「水生生物センター」(寝屋川市)が05年度から、外来水生生物の駆除を進めている。09年度からは国の緊急雇用創出基金事業で雇用した元失業者らと共に活動している。
 センターによると、ブルーギルなどの外来魚は、淀川の本流では93年わずか1%未満だったが、04年には約30%に。本流の脇にある池状の水域「わんど」でも93年には約2%だったが04年には約40%に増えていた。その後も増加傾向は変わらないとみられ、あるわんどで今年6月に地引き網を引くと「80〜90%が外来魚だった」というデータもある。
 サトイモ科のボタンウキクサなど外来水生植物もここ十数年で急増している。外来水生生物は釣り人が国外から持ち込んだり、観賞用植物として国外から入った植物が捨てられるなどした結果、近年急速に増えているらしい。
 センターは調査結果を受け、05年度から対策をスタート。06〜08年度に一部のわんどで地引き網などで外来魚駆除をしてその効果を調べたところ、06年には外来魚と在来魚の比率が8対2だったところが、08年には5対5まで回復した。
 センターは09年度から枚方市の楠葉ワンド群などで本格的に駆除を開始。かつて国の天然記念物「イタセンパラ」の全国有数の生息地だった大阪市旭区の城北ワンド群では昨年12月から、センターが元失業者らと共に「淀川城北ワンド群外来水生生物駆除作戦」を始めた。20〜50代の男女延べ18人が網などを使い駆除を進め、昨年度は外来水生植物約230トン、外来魚約3000匹を駆除した。調査員の田中敏幸さん(54)=大阪市城東区=は「やりがいのある仕事。昔の淀川の姿を取り戻したい」と誇らしげに話す。
 09年度からはセンターが事務局となり、府内の大学、市民、淀川沿いの大手企業が一体となり、守口市の庭窪ワンド群などで外来水生植物の駆除も始まった。センターの内藤馨・主任研究員(52)は「とにかく外来水生生物の数を減らさないとどうしようもない。市民や周辺企業に協力を依頼し、淀川全域で駆除活動ができるようにしたい」と語る。【土本匡孝】

10/08/04

■交通規制、臨時列車運行も 6日、びわ湖大花火大会(京都新聞電子版)
 1万発の花火が夜空を彩る「びわ湖大花火大会」(実行委員会主催)が6日夜、大津市の大津港一帯で行われる。当日は周辺で交通規制が行われ、JR西日本と京阪電鉄が臨時列車を運行する。
 打ち上げは午後7時半から1時間。「お江(ごう)の生涯−近江戦国絵巻」をテーマに、湖国・滋賀の歴史を迫力ある花火で表現する。
 交通規制は、大津港から大津湖岸なぎさ公園一帯の琵琶湖沿いが午後5時から10時まで、中央大通りなどJR大津、膳所両駅と会場を結ぶ道路は午後5時から11時まで歩行者専用道路となる。近江大橋〜草津市下笠町の「さざなみ街道」は、北向き一方通行となる。
 湖上では、琵琶湖大橋〜近江大橋で午後6時から10時まで動力船の航行が禁止される。
 滋賀県警や大会実行委員会は公共交通機関の利用を呼び掛けている。JRは午後5時以降に東海道線で35本、湖西線で4本の臨時列車を運行する。京阪は午後4時以降、京津線で35本、石山坂本線で41本を増発する。
 大津港での有料観覧席当日券(4300円)が、会場周辺の3カ所で販売される。
 レジャーシートなどによる湖岸での「場所取り」は大会当日に限りできる。前日までは禁止で、撤去される。
 小雨決行だが、荒天の場合は10日の同時刻に延期。当日の開催の有無は、音声案内Tel:0180(99)3339。

■びわ湖大花火大会:交通規制を実施−−大津(毎日jp滋賀)
 大津市の琵琶湖岸で6日に開催される「2010びわ湖大花火大会」(荒天時は10日に延期)に伴い、県警は会場周辺と草津市で交通規制を実施する。
 歩行者用道路となるのは▽午後5〜10時、大津市観音寺〜大津プリンスホテル東側交差点▽同8〜11時、国道161号浜大津駅前交差点〜大津港口交差点▽同、島の関交差点〜島の関南交差点▽午後5〜11時、JR大津駅〜島の関西交差点▽同、JR膳所駅〜におの浜2丁目交差点▽同、同市浜町交差点〜浜大津駅前交差点。
 草津市では午後5〜10時、▽湖周道路の下笠町交差点〜新浜交差点▽帰帆島南橋南詰交差点〜北橋交差点−−を北進の一方通行にする。このほか、同6〜10時に琵琶湖大橋〜近江大橋間の湖上航行を禁止する。【前本麻有】

■ツアー検証実験:エコボート、びわ湖「花噴水」を間近で−−大津(毎日jp滋賀)
 琵琶湖観光の新たな目玉にしようと、NPO法人などでつくる「まほまほプロジェクト実行委員会」(御舩(みふね)泰秀会長)は3日、大津市の大津港で、びわ湖花噴水のそばをエコボートで巡るツアーの検証実験を行った。
 実験は、95年に設置され、幅が世界最大級と言われるびわ湖花噴水を、体験型の観光振興につなげられないかと実行委が企画。観光団体の関係者ら10人がボートに乗り込んで港を出発、パドルをこいで噴水を目指した。
 この日は猛暑日となり、同市で最高気温35・6度を記録。参加者は、強い日差しが照り付ける中、噴水の水を浴びて気持ちよさそうだった。びわこビジターズビューローの若山義和副会長(63)は「ノズルから噴き出す水の勢いを体感できて楽しかった」と話した。
 同実行委は今後、来年をめどにツアーの事業化を目指す。御舩会長(49)は「観光客を呼び込むきっかけにしたい。収益を琵琶湖保全に利用するなどの工夫もしたい」と構想を語った。【南文枝】

■事業化へ検証実験 「びわ湖花噴水」ボート体験(ChunichiWeb滋賀)
 大津市浜大津の大津港沖にある「びわ湖花噴水」をボートに乗って間近で体験する観光事業の計画が動き始めた。3日に検証実験があり、県や大津市、地元観光協会の関係者らが、ぬれながらも歓声を上げ噴水を体験し、新しい観光の起爆剤として期待を込めた。
 花噴水は世界最大級の全長440メートルの大きさを誇り、66本の噴射口を持つ。平日は2回、土日には3回、高さ40メートルの水柱を1時間噴き出す。これまでは遠くから眺めるくらいしか楽しむ方法はなく観光への貢献度は今ひとつだった。
 地域の資源を観光振興に役立てようと団体「まほまほプロジェクト実行委員会」の御舩泰秀さん(49)が「琵琶湖は全国的に有名なのに、遊べる場所が少ない。ぬれながら噴水を間近で体験することで、今までにない観光事業をやりたい」と、花噴水を管理する県や市に持ちかけた。
 この日は噴水が噴き出す正午ごろ、関係者10人がボートで沖へこぎ出し、間近で見る新しい噴水の魅力を体験。参加したびわこビジターズビューロー副会長の若山義和さん(64)は「水が噴き出す音が間近で聞こえて迫力があり、暑いのでぬれると気持ちが良かった」と感想を話した。
 御舩さんは「日差しの強い日中には噴水に虹が架かり、夜はライトアップされた噴水が楽しめる。来年には事業化を目指したい」と話している。(滝田健司)

■ボートで涼感を体感 大津・「花噴水」イベント(京都新聞電子版)
 湖国の名物「びわ湖花噴水」の下でボートをこぎ、噴水を体で感じる取り組みが3日、大津市の浜大津港周辺の琵琶湖で行われた。風向きによって噴水がボートへと降り注ぎ、乗船者の体や衣服をびっしょりとぬらした。
 来年度から新たな観光事業として定期的な実施を目指す「まほまほプロジェクト実行委員会」(大津市)が県や市、観光協会の関係者らを招いて検証実験として行った。
 招待された関係者ら10人がボートに乗り、出航。アーチを描く高さ40メートル、長さ440メートルの噴水の周りを約20分かけて進んだ。風が吹くとビルのように高くそびえた噴水から豪雨のように水が降り注いだ。熱くなった体に水を浴び、関係者らは気持ちよさそうな表情をみせた。
 参加した若山義和びわこビジターズビューロー副会長(63)は「遠くからは分からないが、すごい水量で、放水の音も迫力があった。噴水がかかると暑さも飛んでいった」と笑顔で話した。
 同プロジェクトの御船泰秀会長(49)は「世界最大級の噴水を見るだけでなく体で感じてもらい、これまでにない滋賀の感動体験として観光客を呼び込みたい」と話している。

10/08/03

■湿地、湖沼、生き物… 子ども目線で保全議論 琵琶湖で国際交流 5日開幕(京都新聞電子版)
 国内とアジアの子どもが生き物を守る活動を話し合う国際湿地交流「KODOMOバイオダイバシティ」が、滋賀県の琵琶湖で5日から4日間行われる。生き物と湿地の保全に向けたメッセージをまとめ、10月に名古屋市で開催される生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)で発表する。
 水鳥と湿地を保護するラムサール条約を普及するNGO(非政府組織)「ラムサールセンター」と県、環境省などが主催する。
 同センターは昨年4月から国内の条約登録湿地8カ所で、子どもが湿地での保全活動を紹介する交流を開催している。同じ登録湿地の琵琶湖で行う「KODOMOバイオダイバシティ」は、これら各地の活動報告を持ち寄ってまとめる集大成の場となる。
 参加するのは北海道の釧路湿原など国内約20湿地の代表と中国、韓国などアジア4カ国からの計約80人の小中高校生。このうち滋賀からは県事業の「こども環境特派員」を含む22人が参加する。
 期間中は主に高島市で琵琶湖や安曇川、棚田など湖を取り巻く環境を見て回る。湿地とその生き物がもたらす恵み、素晴らしさを子どもの目線で取り上げ、どう守るべきかメッセージにまとめる。
 同センターは「琵琶湖の周りで暮らす人の努力に子どもたちが触れることで、湿地と生き物を大切にする運動について考えてほしい」と話している。
 メッセージはCOP10本会議のほか、関連行事で今月下旬に愛知県が開催する「国際ユース会議」でも発表する。

■’10なごや・COP10:特定外来生物駆除 地引き網で親子40人−−豊田(毎日jp愛知)
<生物多様性条約の締約国会議>
 生物多様性について親子で考える「西三河地域生物多様性親子バスツアー」がこのほど、豊田市京ケ峰の市自然観察の森で行われた。親子約40人が参加し、森の中にあるため池・寺部池で地引き網を使い、ブラックバスなど特定外来生物の駆除をした。
 地引き網は2回行われ、ブラックバス22匹、ブルーギル61匹を捕獲した。一方で、日本在来の魚はモツゴ、ヨシノボリがそれぞれ3匹だけだった。
 指導した谷口義則・名城大学准教授が「もともと日本にいた魚がアメリカ産のブルーギルなどに食べられ、減っている。ブルーギルが海を渡ってきたわけではなく、人が持ち込んだもの。私たちは日本の本来のため池を取り戻そうと駆除している」などと説明した。
 参加した安城市の小学4年、村井文哉君(9)は「(ブルーギルなどが)あんなにたくさんいるなんて。僕が駆除したい」と、特定外来生物の多さに驚いていた。
 ツアーは10月に名古屋で開かれる生物多様性条約第10回締約国会議(C0P10)をPRするため県西三河県民事務所が主催した。5日と10日にも「トヨタの森」(豊田市)などで開催される。【中島幸男】

10/08/02

■やっぱり記録的猛暑の7月、8月も続きそう(YomiuriOnLine)
 今年7月は、下旬に東日本で、上旬は北日本で、それぞれの気温が、統計が残る1961年以降で最高を記録する猛暑だったことが2日、気象庁のまとめでわかった。
 発表によると、7月は太平洋高気圧が日本付近で強まり、厳しい暑さが続いた。
 全国的に猛暑となった下旬は、東日本(関東甲信、北陸、東海地方)の主な観測地点43か所で観測された平均気温が、平年値を2・1度上回り、同時期として過去最高を記録。北日本では上旬の平均気温が平年より2・9度高くなり、78年と並ぶ高温だった。
 同庁によると、8月も前半は、太平洋高気圧の影響で沖縄・奄美地方から東日本にかけて再び厳しい暑さになる見込み。

■7月平均気温:下旬は記録的暑さ 気象庁まとめ(毎日jp)
 気象庁は2日、7月の天候まとめを発表した。下旬の平均気温は関東甲信、東海地方で1961年の統計開始以来最高。北陸、東北地方もそれぞれ統計開始以来2位、3位を記録し、東日本を中心に梅雨明け以降の厳しい暑さを裏付けた。
 月平均気温の最高を更新したのは、仙台市(25.3度、平年差プラス3.2度)と千葉市(27.7度、同3.1度)の2地点。観測史上最高気温を更新したのは、青森県東通村(32.6度)▽栃木県日光市(32.3度)▽同那須町(31.5度)▽群馬県沼田市(37.4度)▽島根県奥出雲町(35.4度)▽沖縄県竹富町(35.2度)−−の6地点で、7月としての最高気温を更新したのは32地点だった。

■こんにちは:木曽三川フォーラム新会長・小野賢悟さん(毎日jp岐阜)
◇外来魚駆除に燃え
 木曽川、揖斐川、長良川の三川流域の環境保護に取り組む民間ボランティアの会「木曽三川フォーラム」は結成5年目を迎えた。今年5月29日の総会で新会長に就任。小野さんを先頭に会員約100人は、昨秋から始めた「特定外来魚駆除実験」を今年も9〜11月に流域3カ所で取り組む。
 駆除対象は、ミシシッピ水系原産のオオグチバスと北米湖原産のブルーギル。9月12日は笠松町長池パターゴルフ場近くの木曽川右岸の湾処(わんど)などで、国交省木曽川上流河川事務所や地元漁協などと連携して進める。川の本流とつながる湾処は流れがなく、水生生物の繁殖に重要な場所。会員以外にも参加を募り、網の中にエサを仕掛けて捕獲する計画という。
 小野さんは「オオグチバスやブルーギルは淡水の池にいて、支流や本流にいるのは大雨や洪水の時に池から流れ出たもの。木曽三川流域の池にはどこでもいます」と説明。「外来魚は池にすむ水生昆虫やオタマジャクシ、ヤゴ、フナやコイの卵など何でも食べてしまう。そのうち子孫が繁栄しなくなる。食べる卵が無くなると、外来魚は自分の卵も食べてしまい、池の水生生物は死滅する。その後どうなっていくか、研究は進んでいません」。流れの速い清流に生息するアユやウグイは被害に遭わないが、流れが緩やかな支流や池にすむ魚たちには天敵だ。
 駆除は昨秋、三川流域の5地点で行ったが、今秋はさらに2カ所で初めて試みる。10月3日に岐阜市正木の長良川支流の伊自良川につながる「正木川排水機場付近」。11月7日は美濃加茂市蜂屋町の木曽川支流の加茂川につながる「太郎洞調整池」。「太郎洞では1週間前から池の水を抜きます。水を浅くしてから子どもたちにタモで外来魚をすくってもらい、一網打尽にする計画です」
 転勤で東京、名古屋、広島、福岡と移り住んだ後、88年12月から岐阜市に定住し、木曽三川流域の環境問題にかかわりを深めた。「金華山と岐阜城、そのふもとには美しい長良川が流れる。私は根っからの岐阜人ではないが、この素晴らしい自然は絶対に守らなきゃいかん国の財産だと思う」と力を込める。名刺の肩書には「岐阜の自然人」と書かれている。【立松勝】
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人物略歴
◇おの・けんご
 木曽三川フォーラム会長。他に長良川河川敷の竹やぶを竹林に整備するボランティア「風と土の会」副会長や、県の地球温暖化防止活動推進員なども務める。元日本石油社員。岐阜市内にある系列会社の役員に出向したのが縁で、岐阜市長良に定住。妻と2人暮らし。74歳。

■「景気上向け」びわ湖大津夏まつり(asahi.com滋賀)
 琵琶湖に面した大津市のなぎさ公園おまつり広場で1日、「びわ湖大津夏まつり」があり、約1万8千人が繰り出した。ステージでは京都や滋賀の学生がダンスやフラメンコを披露したほか、多くの出店が並んで家族連れやカップルでにぎわった。
 まつりのクライマックスは「江州音頭総おどりコンテスト」。19団体約900人が参加した=写真。伝統的な江州音頭に、カジュアルでアップテンポな動きも採り入れながら踊る人たちもいた。滋賀銀行の連を先導した巌本絵美さん(25)は「景気が悪い中でも勢いを持ってもらいたい」と元気な踊りを披露した。

■親子で外来魚釣り 近江八幡・西の湖(ChunichiWeb滋賀)
 琵琶湖の固有種を脅かす外来魚を駆除しようと1日、近江八幡市安土町の琵琶湖最大の内湖・西の湖で「外来魚駆除釣り」が開かれ、県内の小中学生と保護者ら42人が参加した。
 県が2年前から毎年、夏休みに実施している「びわこルールキッズ事業」の一環で、期間中に釣り上げた外来魚を自己申告して釣果を競う。外来魚釣りは事業PRのためで、ことしは大津港(大津市)に続いて2回目。
 参加者は1時間ほどで外来魚のブルーギルばかり200匹ほどを釣り上げた。東近江市青野町の永源寺中1年、中村紗也果さん(12)は「家族で10匹ほど釣れ楽しかった」と話した。
 この後、近江八幡市内の農場で、外来魚の魚粉でつくった堆肥(たいひ)で栽培したトウモロコシの収穫やスイカ割りを楽しんだ。
 同事業は8月末まで。現在、700人ほどが参加しており、県は「親子で琵琶湖に魚釣りに来て、ほとんど外来魚しか釣れない現状や水質の状態を知ってほしい」と呼び掛けている。申し込み、問い合わせは県琵琶湖レジャー対策室=電077(528)3485=へ。(前嶋英則)

■白装束の僧8人が合掌し琵琶湖に 近江八幡で「伊崎のさお飛び」(京都新聞電子版)
 滋賀県近江八幡市白王町の伊崎寺で1日、伝統行事「伊崎のさお飛び」が行われた。
 平安時代から伝わるとされ、琵琶湖を往来する船からお布施を求めて僧が飛び込んだ故事が由来という。以前は一般人も参加していたが、5年前に行事とは別の日に死亡事故があってからは、比叡山延暦寺で百日回峰行を達成した行者のみが実施している。
 この日は兵庫県明石市や愛知県名古屋市など全国から集まった30代の僧8人が参加。白装束に身を包み、「棹飛(さおとび)堂」での法要後、琵琶湖に突き出した幅30センチ、長さ13メートルのさお先まで進み、合掌しながら約7メートル下の湖面に飛び込んだ。大きな水しぶきが上がると、集まった約200人の見物客から大きな歓声がわいた。

10/08/01

■琵琶湖外来魚駆除大会(EICネット)
こんにちは、いつもお世話になっております。琵琶湖を戻す会です。
本年度後半の駆除大会開始のお知らせです。
http://homepage2.nifty.com/mugituku/2010-09-05/2010-09-05a.html
目的:琵琶湖にてブラックバス・ブルーギルなど外来魚の駆除を行う
開催日:2010年9月5日(日)...雨天決行
時間 10:00〜15:00
※随時参加・随時解散といたします
参加費:無料 ← 今回は滋賀県と共同開催のため
※子供(小学生以下のお子さま)は保護者の方と一緒にご参加下さい。
受付:滋賀県草津市志那中湖岸緑地
交通:JR琵琶湖線草津駅西口から琵琶湖博物館行きバスで22分、
終点「琵琶湖博物館前」停留所から琵琶湖沿いに徒歩約20分。
駆除方法:エサ釣り
持ち物:釣り道具(特に釣り竿・魚を入れる容器)は出来るだけ各自でご準備下さい。
希望者には餌・仕掛けのみ無料でお分けいたします。
また若干数ではありますが、竿を無料レンタルいたします。
仕掛けを準備出来る方はサンプル図を参考にして下さい。
昼食は各自ご持参下さい。
お願い:会場にゴミ箱はありませんので、必ずゴミは各自でお持ち帰り下さい。
主催:琵琶湖を戻す会
協力:守山漁業協同組合
滋賀県漁業協同組合連合青年会
当イベントは、参加資格や事前申し込みの必要など一切ありません。
個人での参加や飛び入り参加も大歓迎いたします。
会場は足場もよくトイレもありますので、ご家族・ご友人をお誘い合わせの上、大勢でのご参加をお待ちしております。
※なお団体でご参加いただける場合は事前にご一報いただきますようお願い致します。
このイベントでは「BYスタンプラリー」のスタンプを受け付けています。
琵琶湖を戻す会は農林水産省及び環境省から特定外来生物防除認定を受けています。
http://homepage2.nifty.com/mugituku/prevention/prevention.html

■琵琶湖の外来種 減少(YomiuriOnLine滋賀)
 琵琶湖の生態系に影響を与えているブラックバスとブルーギルがここ数年減り続け、2009年の推定生息量が1400トンと調査を始めた04年の500トン減となっていたことが、県の調査でわかった。毎年1億円以上も計上している県の駆除活動が一定の成果を上げている格好で、県水産課は「徐々にではあるが、琵琶湖から外来魚を追い出せている。危機的な状況は脱したと考える」としている。
 同課によると、県は外来魚による琵琶湖固有種の捕食を防ごうと、02年度から駆除活動を強化。柱になる駆除促進事業費を約1億〜1億5000万円に増額し、それまでは年間11〜277トンだった駆除量を、02年度以降は400〜500トンに引き上げた。
 その結果、04年以降の推定生息量が毎年100トンずつ減少。駆除量も、09年度は400トンと想定していたが、実際は358トンにとどまっており、同課は「駆除活動に投じた費用は変わらないのに駆除量が落ち込んでいるのは、絶対数が減っている証拠」とみている。
 ただ、県水産試験場が09年秋に行った外来魚稚魚の生息状況の調査で、ブルーギルの稚魚には、網にかからない1歳魚が多いことが判明。今年度は個体数が増える可能性もあるという。さらに、10年度の駆除促進事業費は、09年度の実績(358トン)を若干下回る350トン分を想定した約1億円に減額されている。
 同課は「財源的に厳しいが、元の琵琶湖に戻すためには、どうしても今、できるだけ駆除しておかなければいけない」としている。

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