<Bassingかわら版/環境問題のコーナー>

青野ダムゴミ拾いOLM98年度活動報告

ポイ捨て込みとめいわく駐車が問題となっている兵庫県青野ダムで、ニフティーサーブの釣りフォーラムなどのメンバーが中心となってゴミ拾いOLMが開催されているのはBassingかわら版でたびたびお伝えしている通りだ。97年春5月にスタートした同OLMは開催のたびに参加者が多くなり、大きな成果を上げながら、98年に入っても休むことなく続けられている。ここでは98年に入ってからの活動について、OLMの幹事連の1人である立柳晋平さんからいただいたレポートを紹介しよう。

98年9月20日/第5回ゴミ拾いOLMレポート
98年3月22日/第4回ゴミ拾いOLMレポート
97年度活動報告

クリーンアップ青野ダムホームページの紹介
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地元と多くの団体に広がるゴミ拾いの輪
清掃活動の浸透によりゴミの量は過去最少
第5回ゴミ拾いOLMレポート

開催日=98年9月20日(日曜日)

活動時間=8:30〜10:00をゴミ拾いの時間としました。

参加人数=38名(飛び入りで参加してくれた方もおられました)

活動内容=6名程度のグループを6グループ編成し、青野ダムの大半の地域をカバーする様、分散してゴミを拾いました。この会に関するアンケートを参加者にお願いしました。後日アンケートの集計が済み次第、皆様に御報告させて戴きます。

ゴミの散在状況、種類など=今回は今までで一番ゴミの量は少なくなりました。これは沢山の方々が普段から清掃活動を行われているからです。シルバー人材センターの方が週に数回、また地元の方々も地道に清掃活動を行われているようです。今回目立ったゴミは捨てラインでした。これは釣り人でないと見落としやすいのかもしれません。その他は相変わらず空き缶、ペットボトル、コンビニの袋などが多かったです。季節柄、花火の燃えかすなども見受けられました。

所感=まずは今時の天候不順まっさかりの中、雨にも降られず、足元が悪い中、事故も起こらず、無事活動が終了できてほっとしています。暑い中参加していただいた皆様、本当にありがとうございました。また、告知などでご協力いただいた皆様、いつもながらのご支援ありがとうございました。

 我々の活動も始めてから2年がたち、5回目を迎え、運営体制の強化のため、幹事を増員しました。快く新幹事に就任いただいた方のおかげで各自の負担が減り、効率よく運営できるようになったと思います。

 前述のようにこの青野ダムでは見た目上ごみも減り、釣り禁止に一気に突入という危機は避けられたと思いますが、ボート禁止にもかかわらず相変わらずのボートの数、条例違反のエンジン船、そして東播野池では、釣り禁止の池がさらに増えているようです。そんな中、我々の活動が少しでも多くの人の目に触れ、少しでもその意義を考えてくれればと思います。そしてそのためにも、少しずつでも、長く続けていかなければと思います。

 今後は幹事も増えましたので、来年のごみひろいに向け、どうパワーアップしていくべきかを検討していきます。ご意見、ご提案があれば遠慮なくおっしゃっていただければ幸いです。

 今後も変わりない皆さんの御協力、御支援のほどよろしくお願い致します。

1998年9月26日

*******青野ダムゴミ拾いオフ幹事連********

萩原 亨/山田 隆弘/大原 久典/高藤 和英
恩藤 優/高階 学/綾原 高作/立柳 晋平


98年に入っても参加者の熱意は衰えず
42人の仲間が2tトラックに山積みのゴミを回収
第4回ゴミ拾いOLMレポート

開催日=98年3月22日

活動時間=7:30〜9:00をゴミ拾いの時間としました。

参加人数=42名(飛び入りで参加してくれた方もおられました)

活動内容=5名程度のグループを7グループ編成し、青野ダムの大半の地域をカバーする様、分散してゴミを拾いました。この会に関するアンケートを参加者にお願いしました。

ゴミの散在状況、種類など=集められたゴミは2トントラックが山盛りになるほどの膨大な量となりました。これは現在、湖が1メートルほど減水しているため、水面下に沈んでいたゴミが現れてきたためだと思われます。いつものように空き缶、ペットボトル、コンビニ袋などが落ちていますが、今回は捨てラインが気になりました。水面下にあったラインは木の根のように土の中に埋まっていました。その他にはテレビ、タイヤ、バッテリー等、不法投棄したとしか思えないものもありました。

所感=97年5月に第1回を開いてから約1年間で4回のオフを開催することができました。そして参加人数は今回が最多となりました。これは皆様の御支援、御協力の大きさが表れた結果であると考えております。この場をお借りして深くお礼申し上げます。しかし、残念ながらゴミの量は減るどころか、今回が一番多くなりました。この様な状況ではまだ当分活動をやめるわけにはいきません。

 平成9年度、兵庫県は『青野ダム湖利用適正化推進会議』という会を発足させました。この会議は管理側、周辺住民、そして利用者の代表などが集まり青野ダムの利用を適正化する目的で設けられました。今年の3月でこの会も一旦解散されますが、近日中に報告書が公開されるそうです。私たちのオフは「釣り人の良心を表明する場」として活動してきましたが、推進会議の報告書の内容は大変気になるところであります。

 オフに参加して戴いた方には毎回アンケートを記入して戴いておりますが「楽しかった。」という意見をいつも戴いています。他人の捨てたゴミを拾うなどという、気の滅入る行為も皆でやれば何の抵抗もなく行えてしまうのです。このオフは楽しくゴミ拾いをすることをモットーにしています。今後もゴミ拾いだけでなく、お楽しみの企画も盛りこんだ皆さんに楽しんで戴ける会にしたいと考えております。

 活動を始めて約1年が過ぎましたが、だんだんと輪が広がってきた感じがします。この輪が際限なく広がるように願って活動を続けていきたいです。今後も変わりない皆さんの御協力、御支援のほどよろしくお願い致します。

1998年3月25日

*******青野ゴミ拾いオフ幹事連:立柳 晋平/大原 久典/高階 学*******

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