Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

04/12/10

アメリカへ出発前の
加藤誠司プロに聞きました

 ジャッカルの加藤誠司プロはアメリカ・フロリダ州でテレビのお正月特番の取材中です。加藤プロがアメリカへ出発前に聞いたことがいろいろありますので、留守中にまとめてご報告させていただきます。帰ってきたら、また新しい話がいろいろ出てくるでしょうから、その前に片付けておかないと……。本当はもっと早くお届けしたかったんですけど、TBSがバカな番組を放送したおかげで遅くなってしまいました。すみません。

 まずは、11月26日に開かれた特定外来生物バス専門家小グループ第1回会合を傍聴したときの話から。それぞれの委員がまともなことを言ってたのは意外だったとのこと。これなら話し合いになりそうだけど、結論って出るのかなー。時間がかかりそうだねー、とも。

 次に、日本釣用品工業会がワームの素材を自然分解素材に切りかえる方針を決めたことを伝えた京都新聞電子版の11月23日付記事について。10月8日の日釣工理事会で決まったことがなぜ1カ月半以上後になって記事になったかについては、京都新聞の記者が加藤プロの所へ取材に来て、それがずっと置きになってたんじゃないかとのことで、単に紙面スペースの都合かもしれません。それ以上のことは不明。

 「ワームの素材を、自然界で溶けない塩化ビニールから、分解する食物繊維やでんぷんなどの素材に切り替える」と記事にあるのは、生分解性プラスチック素材を外すことを日釣工が決めたわけではなく、記事が生分解性プラスチックを落としてるだけ。「素材にも認定基準を設けて信頼性を高めたい」との記述は、加藤プロはそんなこと言った覚えはないとのことで、記者が勝手に書いたらしい。「本当に信用できないんだから!!」と加藤プロはおかんむりでした。

 それと、「琵琶湖で釣り人が1年間になくすと試算した疑似餌約133万個(約10トン)」という滋賀県のデータは、今年の夏頃に琵琶湖レジャー利用適正化審議会でそういう報告があったそうです。配布資料を見せてもらったら、年間に70万人という釣り人の数は漁業センサスによるとありました。この数字はもう何年も前の調査に基づくもので、リリース禁止以前のデータであることに間違いありません。滋賀県はなんでそんなものを今頃になって出してくるんでしょうかねえ。もしかしたら、審議委員が琵琶湖についてどれぐらい知ってるかのテストか!? って、これは加藤プロが言ってるわけではありません、B.B.C.服部が勝手に書いてるだけですから、お間違いのないように……。

 最後は、リリース禁止条例が守られてないというMainichi Interactive滋賀の11月27日付記事について。琵琶湖ルールが守られているかどうかを滋賀県が琵琶湖レジャー利用監視員に質問したことについては、「本当は琵琶湖レジャー利用調査員なんですよね。まあ、これでいいんですよ」と意味深な笑い。県琵琶湖レジャー対策室が「関係者や県警との連携を強めながらルールの徹底を図り、新しい項目の追加も考えていく」と言ってるうちの「関係者」と「新しい項目」について琵琶湖レジャー利用適正化審議会で何か話が出てないか聞いてみたところ、何の話もないから具体的にはまだ何も考えてないと思いますよとの返事でした。つまり、これから先の条例見なおしに向かって、担当課が今からフリをしてるということでしょうか。

 そんなところで、来週はアメリカから帰ってきた加藤プロをどこかでつかまえて話を聞きます。何が飛び出すか、お楽しみに!!

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