Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

02/03/17

まだ3月中旬というのに
琵琶湖はもう春本番なのか!?

 プリスポーニングパターンが早く始まった年の琵琶湖はスポーニングシーズンを通して釣りにくくなることが多いと3月9日のB.B.C.ホット情報で書いたんですけど、3月12、13日頃からの釣れ方を見ていると、この春の琵琶湖はそんな心配を通り越して春の好シーズンに突入しそうな勢いです。

 まずボート釣りですが、シャローエリアで30cmクラスが急によく釣れるようになりました。それまで大きなバスが単発で釣れてたのが、突然、クランクベイトやロングビルミノーでいい感じで釣れるようになったもんですから、今までどこにいたのって感じです。通常の琵琶湖のプリスポーニングシーズンの釣れ方から考えると、ちょっとイレギュラーな感じがしないでもないんですけど、河畑文哉プロのオフィシャルサイトの報告にもありますし、3月17日に釣りに出た杉戸繁伸プロも同じことを言ってましたから、かなりあちこちのエリアで同様のことが起こってるのは間違いないと思います。それと、杉戸プロのボートでは50cmアップも出たそうです。詳しくは杉戸プロのレポートをごらんいただきたいと思うんですけど、急にいろんなことが起こり始めたって感じですね。

 岸釣りは3月16日に67cmというビッグサイズが上がりました。下野正希プロの家の喫茶店JouJouXのお客さんが釣ってきたんだそうで、写真が届いてたんですけど、スポーニングシーズンらしいでっぷりとした体に傷のない見事なバスです。ポイントはすぐ近くだそうです。写真をごらんになりたい方は、喫茶JouJouXへ行ってみてください。週末なら、このビッグバスを釣った松井悟さんに会えるかもしれませんよ。

 それ以外に、木浜や北山田などの岸釣りで30〜40cmクラスがよく釣れるようになったという情報があります。中には10尾前後も釣ってるアングラーもいます。まあ、時期が時期ですから、釣れる釣れないはタイミング次第なんですけど、もう岸から届くシャローエリアにかなりの数のバスが入り始めてるようです。このまま順調に進めば、あっちでも釣れた、こっちでも釣れたという情報がこれからどんどん多くなってくるかもしれません。そうなったら、もう春本番です。えっ、まだ3月中旬なのに? 本当にそんなに早く? バスアングラーがそんなことを考えているうちに、琵琶湖の春はどんどん進んでるのかもしれません。

 3月9日に三分咲き14日には七、八分咲きになったとお伝えした天神川のサクラ並木は、17日にはもう散り始めました。東京でも15日にサクラの開花宣言があったんですね。これは例年より12日早くて、観測史上もっとも早い開花だそうです。琵琶湖南部周辺のサクラは、まだ咲きかけてもいないのがあったりでいろいろなんですけど、バスの方はえらい勢いでスポーニングに向かっています。このままだったら3月下旬から4月始めごろには爆釣パターンがやってくるかもしれません(詳しくは今月の琵琶湖お手軽スポットのコーナーをごらんください)。バスアングラーの皆さんは、くれぐれも置いてけぼりをくらわないようにご注意ください。

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