琵琶湖の湖底に流れ着いたバスフィッシング関係のいろんな情報をお届けします。中にはヘド
ロの底からすくい上げた情報もあります。このコーナーの情報はすべて信頼の置けるニュース
ソースから発信されたものですが、真偽の程は未確認であることをご承知置きください。  

琵琶湖の湖底から
(2017/10)

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17/10/31

■外来マス放流禁止継続 県管理委 在来魚保全へ2年間(山梨日日新聞社電子版)http://www.sannichi.co.jp/article/2017/10/31/00231133
山梨県漁場管理委員会は30日、昨年11月から禁止してきたサケ科の外来魚ブラウントラウト(ブラウンマス)の成魚や卵の放流を、2年間延長することを決めた・・・

■台風で琵琶湖岸に大量漂着物 藻や流木、回収追われる(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20171031000207
 滋賀県内各地に大きな被害をもたらした台風21号の影響で、琵琶湖岸にも大量の藻や流木などが打ち上げられ、県や沿岸自治体が撤去作業など対応に追われている。先週末には台風22号が接近、新たな漂着物も見つかる「台風ラッシュ」に関係機関は頭を抱えている。
 大津市の打出浜からにおの浜の湖岸沿いに広がるなぎさ公園。観光客が散策する「滋賀の顔」とも言える場所だが、10月下旬に台風21号が通過した後、大量の藻が、遊歩道にまで打ち上げられた。
 同市公園緑地課によると、「2013年にあった台風以来の多さ」と言い、10月26日から回収作業を開始。現地で藻を集めていたシルバー人材センターの作業員男性は「10キロ入りの袋が500程度ほど集まるのでは」と話した。
 28日には回収を終える予定だったが、雨天が続いたこともあり、作業は遅れ気味。30日は木枯らし1号も吹き、同市の担当者は、「北風が強く、新たな漂着物もあった。11月1日までには回収を終えたい」と見込んだ。
 県湖東土木事務所によると、彦根市の松原水泳場などの湖岸にも、流木やヨシなどが大量に打ち上げられている。担当者は「この時期はウインドサーフィンを楽しむ人もおり、今後、地元ボランティアと協力して回収作業に当たりたい」と話している。

■木枯らし1号 県内にも 街はすっかり冬支度(毎日jp滋賀)https://mainichi.jp/articles/20171031/ddl/k25/040/458000c
 彦根地方気象台は30日、冬の訪れを告げる「木枯らし1号」が県内など近畿地方で吹いたと発表した。昨年より1日遅い。この日、彦根市では午前7時5分に最大瞬間風速22・9メートル、大津市南小松では午前11時47分に同25・2メートルを観測した。
 JR西日本によると、同日午前5時50分ごろからJR湖西線の堅田−近江今津駅間の4カ所の風速計が規制値に達したため運転を見合わせた。再開された午前11時ごろまでに20本が運休、38本が最大4時間45分遅れ、約1万4000人に影響した。【森野俊】

■アライグマを飼育・放した疑いで書類送検 全国初摘発(asahi.com)http://www.asahi.com/articles/ASKBV43CDKBVUTIL00R.html
 国内への持ち込みや飼育が原則禁じられている特定外来生物のアライグマを自宅で飼い、その後に放したとして、警視庁は大阪府富田林市の女性(43)を特定外来生物法違反(飼養、放出)の疑いで書類送検し、31日発表した。外来生物を放した行為を摘発するのは全国初という。
 生活環境課によると、女性は3月下旬からアライグマ4匹を自宅などで飼育し、9月14日ごろ、同府太子町の山中に放した疑いが持たれている。4匹は3月に女性が勤務する堺市の工場倉庫にあった段ボール箱の中で生まれて間もない状態で見つかり、女性が自宅に持ち帰ったという。女性が勤務する梱包(こんぽう)工場ではアライグマに商品などがかじられる被害があり、駆除用のわなをしかけていたという。
 同法は、専門機関での研究目的などを除き、アライグマを飼ったり移動させたりすることを禁じている。本来は大阪府の防除計画に基づいて市に殺処分してもらうべきだったが、女性は「殺されるのはかわいそうだと思った」などと話しているという。
 女性は子犬用のミルクやドッグフードを4匹に与え、リードをつけて散歩するなどしていた。8月に外来生物に関する捜査に詳しい同課に情報提供があった。捜査員が9月14日に女性宅を訪ねた際、女性は任意の立ち入りを拒否し、その後の家宅捜索の時に4匹はいなくなっていたという。女性は9月14日夜に放したと説明し、「このままだと警察に捕まると思った」と話しているという。(荒ちひろ)

■コクチバス おいしく駆除 上田千曲高(信毎Web)http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20171031/KT171030SJI090006000.php
コクチバスの身を挟んだハンバーガーを頬張る生徒。お味はどう?コクチバスの身を挟んだハンバーガーを頬張る生徒。お味はどう?
 上田千曲高校(上田市)食物栄養科で学ぶ生徒たちが外来魚のコクチバスを食材にした料理を考案し、30日、上小漁業協同組合(同)の組合員を招いて披露した。地元の千曲川水系ではアユの不漁が続き、コクチバスによる食害がその一因ではないかとみられている。漁協が進める駆除に役立てたいと、今夏からレシピを考えてきた。
 上小漁協などによると、千曲川ではここ10年ほどでコクチバスが増えてきたという。市内の川魚料理店「鯉西(こいにし)」社長の西沢徳雄さん(51)が釣りなどで捕らえたコクチバスを食べる「キャッチ&クッキング」を提唱。これを知った生徒たちが協力を申し出た。
 8月下旬、西沢さんが同校に出向いて生徒たちにコクチバスが生態系や漁業に与える影響、魚のさばき方を説明。9月には希望した生徒9人がコクチバス37匹を釣り、西沢さんに引き渡すキャッチ&クッキングの取り組みを体験した。
 その後、生徒自ら班ごとにレシピを考えた。この日は西沢さん提供のコクチバスを使って9品を調理。身を油で揚げて豚肉代わりに使った「酢魚」や、三枚におろして焼いた身をレタスやチーズと一緒にパンで挟んだ「バスバーガー」、小さく刻んだ身を入れた炊き込みご飯やピザなどが並んだ。試食した西沢さんは「種類が多く、どれもおいしい」。3年の神津瑛里さん(18)は「塩焼きで食べるのに抵抗がある人でも、こうして料理に使えばおいしく食べられると思う」と手応えを語った。
 西沢さんは生徒のレシピを参考に、来年4月にコクチバスの料理5品をメニューに加える予定といい、「コクチバスの被害は千曲川以外でもある。食材として活用することを広めたい」と話した。

■渡り鳥、越冬へ 高島の湖岸(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20171031/CK2017103102000005.html
 冬の渡り鳥が飛来するシーズンを迎え、高島市新旭町の琵琶湖岸にはコガモやホシハジロなどを中心に数多くの水鳥が姿を見せている。
 同市饗庭の新旭水鳥観察センターによると、9月半ばから渡来が始まり、今月に入って種類が増え始めた。ピークとなる12月から2月にかけては、留鳥を含め約40種が見られるという。
 鳥たちは波に揺られるように体を休めたり、時折群れで湖上を飛び交っては翼を日に輝かせていた。(横田信哉)

17/10/30

■瀬田川洗堰、全閉で止水 琵琶湖、台風で4年ぶり(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20171030000192
 超大型の台風21号が近畿地方に接近した23日未明、国土交通省琵琶湖河川事務所が瀬田川洗堰(大津市)を全閉し、瀬田川下流への通水を止めていたことが30日分かった。全閉操作は2013年9月以来、4年ぶり。
 河川事務所によると、全閉操作は23日午前1時半に開始。約20分後に10門のゲートすべてを閉じ、午前3半までの約1時間40分間、瀬田川の通水を止めた。全閉による琵琶湖の水位上昇は1センチ未満だったという。
 洗堰の操作規則では、下流の天ケ瀬ダム(宇治市)でダムの最大放水量毎秒840トンを上回る流入量に達した場合は全閉するよう定められている。同事務所は「天ケ瀬ダムの下流の宇治川や淀川の洪水被害を軽減するため、規則に基づき操作した」としている。
 県は洗堰の放流量が制限され始めた22日午後11時ごろ、「沿岸部の浸水被害が懸念される」として全閉操作の回避を同事務所に要請。全閉された23日午前3時ごろにも「県民に多大な影響を及ぼし、遺憾だ」として早期の放流再開を文書で求めたという。
 県流域政策局は「全閉する必要がなくなるよう、引き続き国に対し、天ケ瀬ダム再開発など下流の対策を進めるよう要望を続けていく」としている。

■台風影響で湖西線一部運転見合わせ 東海道新幹線も(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20171030000016
 台風22号の影響により29日、大雨で東海道新幹線が一時運転を見合わせるなど鉄道の運休や遅れが相次いだ。
 JR東海によると、東海道新幹線は大雨のため、午後5時20分ごろから浜松−掛川(静岡県)、午後6時ごろからは掛川−新富士(同県)で一時運転を見合わせた。
 JR西日本によると、湖西線では強風のため午後0時50分ごろから終日、堅田―近江今津間の上下線で運転を見合わせた。その影響で、大阪と金沢を結ぶ特急「サンダーバード」が一部運休し、米原経由にルートを変えた列車で数十分の遅れが出た。

17/10/29

■びわ湖バレイ、営業一部再開 台風21号で被害(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20171029/CK2017102902000016.html
 台風21号の被害で営業を中止していた大津市木戸の「びわ湖バレイ」は二十八日、一部エリアで営業を再開した。
 同施設によると、テラスやカフェ、レストランやスカイウォーカーなどで通常通りの営業を再開した。芝生広場など一部のエリアでは利用を制限しているほか、ドッグランや遊具といったエリアでは、台風被害もあり今季の営業を終了した。
 びわ湖バレイでは、今月二十二〜二十三日に県に接近した超大型の台風21号で建物の壁がはがれたり、ガラスが割れたりする被害が発生し、営業を中止していた。(高田みのり)

17/10/28

■琵琶湖岸に身元不明遺体 大津、釣り人が発見(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20171028000153
 28日午後0時40分ごろ、大津市北比良の比良川河口付近の琵琶湖岸で、女性があおむけで倒れているのを釣りをしていた男性が見つけて110番通報した。女性はすでに死亡していた。
 大津北署によると、女性は年齢50〜70歳代で身長約150センチのやせ形。黒髪で黒色のジャンパーに茶色のズボン、白色のスニーカーを身に付けていた。目立った外傷はなく、同署が身元や死因を調べている。

17/10/27

■JR紀勢線減便に知事激怒 和歌山(紀伊民報AGARA)http://www.agara.co.jp/news/daily/?i=342002&p=more
 和歌山県の来年度新政策について仁坂吉伸知事や市町村長が話し合う懇談会が26日、和歌山市の和歌山商工会議所で開かれた。紀南でJR紀勢線の電車が減便の可能性があること、ケンケン漁などカツオについて「世界農業遺産」にできないかなどが話し合われた。
 県企画部から新政策の説明があった後、各市町村長が意見を述べた。串本町の田嶋勝正町長は、JR西日本から新宮・東牟婁の首長宛てに、紀勢線の白浜駅以南の乗客が少ないとして、地域からの利用促進への協力を数字で示す努力を求められたことを説明。「このままでは近い将来、減便になり、最後はバスになるのではと心配している」と県の考え方を聞いた。
 仁坂知事は「(JRは)生意気だ。事業者として客を増やす努力をしたのか。努力していないのに民間企業の身分で独占的な地位を得ている。(JRに)あなたは何をしたのかと聞けばいい。われわれもそれをやる」と主張。「住民が乗ることと、観光客をJRで連れてくることが大事で、皆で努力しないといけないのに、困っているから縮小するというのはどうか。(減便の)構想は全部反対。一からやり直せというのが県の考え方だ」と語気を強めた。
 すさみ町の岩田勉町長は「ケンケンかつお祭りをやっているが、同様の祭りが全国にあるので、来年3月にサミットをやろうと各地に呼び掛けた」と紹介。その上で「串本を含めた地域がケンケン漁の、印南はかつお節発祥の地なので、世界農業遺産にしたいと思う。指導してほしい」と要望した。
 仁坂知事は「われわれも一生懸命応援したい。連合を組んで頑張りましょう」と快諾した。

■湖上のヨガに解放感 1300人参加 大津市「サップの聖地に」(産経ニュース)http://www.sankei.com/region/news/171027/rgn1710270060-n1.html
 琵琶湖上でサーフボートのようなスタンドアップパドルボート(通称サップ)に乗り、ヨガを行う「サップヨガ」のイベントが大津市の大津湖岸なぎさ公園で行われた。
 約1300人が来場。参加者は湖面に繰り出し、輪になって指導者の実演を見ながら約45分間の湖上ヨガを体験した。揺れる水上でのヨガ体験に「陸でやるより解放感があった」や「不安定な足場で体幹が鍛えられたと思う」などの声があがった。
 同市観光振興課が、琵琶湖を活用した集客を図ろうと初めて開いた。サップヨガは愛好家の間では神奈川県の湘南海岸などが知られるが、西日本ではあまり普及していないといい、大津市は「サップの聖地」化を目指し今後も同様のイベントを開催する予定という。

17/10/25

■台風で琵琶湖岸に波、流失被害 最大15m幅、地形変わる(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20171025000166
 滋賀県は25日、台風21号の被害を受けた大津、彦根など4市にある琵琶湖岸緑地計6カ所を立ち入り禁止にした。強風による波で削られて最大15メートル幅の湖岸が流失し、地形が変わった場所が出た。県は「近年の豪雨でも聞いたことのない被害だ」として対策を急ぐ。
 県都市計画課によると、23〜24日に公園管理業者が現地を見回って被害を把握した。都市公園にあたる湖岸緑地に土砂や倒木、ごみが堆積し、野洲市と守山市を含む4地区の6カ所計29ヘクタールを立ち入り禁止にした。
 流失被害は、彦根市の湖岸の延長約500メートル、大津市和邇の約100メートルで起きた。強風と水位上昇で波が打ち寄せたことが原因とみられる。和邇の一部では、民家に近い市道の間際まで緑地が削り取られ、県は転落防止のロープを張った。
 県は立ち入り禁止期間を「安全確保ができるまで」としている。倒木や土砂を早期に撤去し、流失した湖岸の復旧を検討するという。

■ガソリン、135円60銭 2年2カ月ぶり高値(産経ニュース)http://www.sankei.com/economy/news/171025/ecn1710250033-n1.html
 経済産業省資源エネルギー庁が25日発表した23日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、16日時点の前回調査より10銭高い135円60銭だった。平成27年8月末以来、約2年2カ月ぶりの高値で、値上がりは6週連続。灯油も18リットル(一般的なタンク1個分)で4円高い1409円だった。
 最近の原油価格の上昇や円相場の下落を受け、来週は小幅な値上がりが想定されるという。

■レギュラーガソリン、前週比0.1円高の135.6円…6週連続の値上がり(Responce)https://response.jp/article/2017/10/25/301548.html
資源エネルギー庁が10月25日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、10月23日時点でのレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格は、前週比0.1円高の135.6円だった。レギュラーガソリンの値上がりは6週連続。
地域別では北海道と九州・沖縄で0.4円、中国で0.3円、四国で0.1円値上がり。中部では0.1円値下がり。関東と近畿、東北は前週と同価格だった。またハイオクガソリンは146.3円、軽油は113.8円、ともに前週から0.1円値上がりした。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、10月25日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は127.7円/リットル(前週比+0.5円)、ハイオクは137.7円/リットル(−0.4円)、軽油は102.2円/リットル(+0.9円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
◆全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができます。
e燃費 URL http://e-nenpi.com/

■アユ漁、今季分は確保の見通し 琵琶湖、昨季は歴史的不漁(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20171025/CK2017102502000005.html
 琵琶湖のアユが昨季、歴史的不漁となった問題で、県は二十四日、人口河川に産卵用の親魚を放流するなどした結果、十二月から始まる今季の漁に必要な数は確保できるとの見通しを示した。
 大津市の県水産会館であった県のアユ資源緊急対策会議で、漁業者らに報告した。
 県によると八、九月、例年の二倍超にあたる親魚十八トンを安曇川人工河川(高島市)に放流。その結果、産卵によってふ化したアユの仔魚(しぎょ)三十八億五千匹が琵琶湖へ流下したという。水産試験場による琵琶湖内の調査でも、平均は下回るものの、仔魚が成長した稚魚・ヒウオが一定数確認されている。
 一方、琵琶湖内での産卵数が現在、二・七億粒にとどまっていることも報告。この時期の平均は百億粒で、ここ二十年では最少。昨季は成長が遅い小さなアユが多かったといい、産卵が遅れている可能性もあるため調査を継続する。
 漁業者側からは「魚の量も大事だが、琵琶湖で何が起きているのかを根本的に解明してほしい」との声が上がった。県側は、昨季に不漁となった原因の調査結果を年内にもまとめ、報告するとした。(鈴木啓紀)

17/10/24

■コンクリ柱倒壊のJR湖西線、25日運転再開 山陰本線も(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20171024000166
 JR西日本は24日、台風21号の影響で運休している山陰本線の園部―綾部間について、25日始発から運転を再開する見込みと発表した。強風で電線を支えるコンクリート柱9本が倒れ運転を取りやめていた湖西線の堅田−近江今津間も同日始発から運転を再開する見込み。
 福知山線の福知山―篠山口間は24日夜に運転再開した。一方、舞鶴線の綾部―東舞鶴間は再開の見込みが立っておらず、25日朝から同線沿いでバス代行を実施する。関西線の亀山―加茂間は25日も終日運転を見合わせる。

■琵琶湖のアユ産卵数が激減 過去20年で最少(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20171024000146
 滋賀県は24日、琵琶湖のアユ不漁を受けた対策会議を大津市で開き、現在確認できたアユの産卵数が2・7億粒にとどまり、同時期の平年量(約100億粒)より大幅に少ないことを明らかにした。一方、親魚の放流量を増やしたことで来季の漁が始まる12月分のアユは確保できる、とした。
 県水産試験場によると産卵数は8〜10月、県内の11河川で4回調査した。2・7億粒は過去20年の同時期で最も少ない。昨年はアユのふ化のピークが例年より遅く、産卵時期がずれ込んだ可能性があるといい、今後も調査を継続する。
 県水産課は「時期が遅くなっても産卵数が増える可能性がある」としている。産卵数は7億粒だったが、平年並みの漁獲量があった2012年の例もあるという。
 産卵用の親アユの放流量を、高島市の安曇川人工河川で例年の2倍超の18トンに増やした結果、姉川と合わせて、稚魚38・5億匹が9〜10月に琵琶湖へ出た。順調に生育すれば、養殖業者の需要が高い12月の漁獲量は賄えるという。
 また、活アユの漁獲量が例年の6割にとどまった原因を年内に絞り込み、19年度まで検証する方針を示した。会議に参加した漁業者からは「不漁なだけでなくやせたアユも目立った。根本的な原因を洗い出してほしい」などの声が出た。

■嘉田氏、チーム滋賀代表を辞任 衆院選で落選(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20171024000160
 政治団体のチームしがは24日に役員会を開き、22日投開票の衆院選に滋賀1区から無所属で立候補、落選した嘉田由紀子代表の辞任を了承した。チームしがは国政に関与しない方針のため、嘉田氏は立候補前に辞任する意向を示していた。後任は今後検討する方針。

■衆院選2017 自民「一強」野党「共倒れ」 来夏の知事選にも影響か(毎日jp滋賀)http://mainichi.jp/articles/20171024/ddl/k25/010/564000c
 衆院選の県内4小選挙区は自民が2012年、14年に続き3回連続で全勝し、参院議員も含めて県内選出の国会議員全員(6人)を自民が初めて独占することになった。【大原一城】
 自民4人の合計得票率はほぼ半数の50・07%で、前回から約3・54ポイント上昇し「一強」に磨きをかけた。一方、1区と4区では自民は半数に届かず、合算すると自民に匹敵する得票があった野党側は「共闘」が破綻したことで共倒れとなった側面が否めない。
 自民候補と次点候補の得票率は▽1区=大岡氏47・70%、嘉田氏44・74%▽2区=上野氏50・45%、田島氏40・20%▽3区=武村氏55・34%、小川氏33・76%▽4区小寺氏47・79%、徳永氏38・55%。1〜3区の自民の前職3人は得票率を前回より伸ばした。一方で1区では社民候補、4区では共産候補と次点候補の得票を足すと自民の当選者を上回る。
 また全国的な傾向と同じく、県内でも自民候補に投票した人は有権者全体のうち27・58%と3割に満たないが、4議席を独占する結果になった。
 今回は野党側は比例復活もない完全な敗北で、非自民の象徴的な存在だった前知事の嘉田氏も敗れたことで、衝撃は計り知れない。嘉田氏の後継で旧民主党衆院議員から転身した三日月大造知事は再選出馬を明言してはいないが、来年夏に知事選を控える。自民は対抗馬を擁立するか決めていないが、衆院選の結果を受けて主戦論が高まる可能性があるなど、自民の影響力がさらに増しそうだ。
比例得票率 トップは自民35・61% 立憲、希望は計34・47%
 比例代表の得票率はトップが自民党の35・61%(前回2014年34・23%)で、2位は立憲民主党の17・51%、3位は希望の党の16・95%だった。立憲と希望の合計は34・47%で、前回の旧民主党の22・89%を大きく上回って自民に迫った。
 4位は日本維新の会の11・18%で、前回の旧維新の党の18・39%より減らしたものの一定の存在感を示した。
 5位は公明党の8・64%(前回8・77%)、6位は共産党の8・29%(同11・34%)。共産は小選挙区の1、2区で候補者を取り下げたことが低下に影響した可能性がある。
 7位は今回初めて小選挙区で公認候補者を立てた社民党の1・26%(同1・30%)。最下位は幸福実現党の0・52%(同0・50%)だった。
 なお、前回は他に旧次世代の党が1・58%、旧生活の党が0・95%を得た。【太田裕之】
「身引き締まる」小寺氏が抱負 4区で初当選
 自民党新人として滋賀4区で初当選した元県議の小寺裕雄氏(57)は23日、県庁で報道陣の取材に応じ「喜んでばかりもいられない。職責の重さに身が引き締まる思いだ」と語った。
 この日は台風の被害に配慮して朝の駅立ちは取りやめ、訪問や電話、メールで支援者に感謝を伝えた。「国会議員になるのは本当に名誉で幸せなことだ。商売(コンビニ店経営)や地方議員の経験を生かしたい」と抱負を語った。【大原一城】
◆開票結果
1区(大津、高島市)=選管最終発表
当 84,994 大岡敏孝 45 自前W
  79,724 嘉田由紀子 67 無新
  13,483 小坂淑子 77 社新W
2区(彦根、長浜、東近江<旧愛東町など>、米原市、愛知、犬上郡)=選管最終発表
当 73,694 上野賢一郎 52 自前W
  58,718 田島一成 55 希前W
  11,073 対月慈照 64 無新
   2,576 荒川雅司 42 諸新
3区(草津、守山、栗東、野洲市)=選管最終発表
当 78,724 武村展英 45 自前W
  48,018 小川泰江 54 希新W
  15,502 石堂淳士 43 共新
4区(近江八幡、甲賀、湖南、東近江市<旧八日市市など>、蒲生郡)=選管最終発表
当 80,114 小寺裕雄 57 自新W
  64,617 徳永久志 54 希新W
  22,896 西沢耕一 39 共新

■レストラン屋根めくれ雨降り注ぐ 滋賀県各地で台風被害(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20171024000024
 超大型で非常に強い台風21号は22日夜から23日朝にかけ、滋賀県にも大きな被害を及ぼした。強風による建物被害が相次いだほか、田畑が広範囲に冠水。停電も各地で発生した。住民は朝から片付けや復旧作業に追われた。
 近江八幡市中之庄町の陶芸体験施設「水茎焼陶芸の里」では、鉄板ぶきの屋根が強風にあおられ大きくめくれた。2階レストランの屋根部分からは屋内に雨が降り注いだ。同市新町2丁目にある重要文化財の旧西川家住宅土蔵ではしっくいの大半がはがれ落ちた。
 大津市和邇中の道の駅「妹子(いもこ)の郷(さと)」では、木造平屋建ての建物の屋根がめくれ上がり、大きく損壊した。市は「利用者や地元に迷惑を掛けるが、できるだけ早く復旧させたい」と話した。長浜市では寺院の鐘突き堂が倒壊した。
 竜王町弓削では田んぼ約50万平方メートルや道路が冠水した。金属加工工場内が浸水し、保管していた油2万7千リットルの一部が流出した。近くのJAグリーン近江竜王支店の徳田光彦支店長(54)は「見渡す限り海のようだった」と驚き、清掃作業に追われていた。
 大津市北部と高島市では広い範囲で断続的に停電し、ピーク時には約2万4千軒に影響した。大津市北小松のコンビニでは照明が付かず、レジや冷蔵設備も使えなくなり、店長(57)は「復旧のめども分からない。早く直ってほしい」とうんざりしていた。竜王町西横関の国道8号沿いでは電柱2本が折れて道路をふさぎ、最大で一時750軒が停電した。
 農業関連では、県全域でビニールハウスや鶏舎などの施設1082カ所が破損し、大豆や野菜類などの農作物が約536ヘクタールで被害を受けた。

■自民4議席独占、野党全滅!!22日に投開票された衆院選(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0024886
=嘉田氏、僅差で敗れ去る 来年の知事選にも影響=
 【全県】 衆院選は22日投開票され、1区は元知事で無所属新人の嘉田由紀子氏(67)に競り勝った自民前職の大岡敏孝氏(45)、2区は組織固めを行ってきた自民前職の上野賢一郎氏(52)、3区は地味ながら堅実に実績を訴えた自民前職の武村展英氏(45)、4区は自民を離党した前職の武藤貴也氏(38)の出馬断念で保守一本化に成功した自民新人の小寺裕雄氏(57)がそれぞれ当選を果たし、片や希望や野党統一候補は全敗した。これで湖国の衆院議員は4人(前回6人)となった。県内の当日有権者数は115万1392人で、投票率は東近江市など5市議選が同時に行われた影響もあって56・32%と、過去最低の前回(53・79%)を上回った。
 安倍政治の継続か否かーが最大の争点になった今回の衆院選は、希望党首・小池百合子東京都知事の「排除の論理」で人気が失速し、立憲民主が健闘したものの野党の分裂で自民は逆風から一転して攻めの戦いぶりとなった。
 今後、国政は立憲民主を中心に無所属議員、さらには希望らで新しい野党再編が予想される。また3分の2を占めた自公は、改憲の希望や維新と連携して、来年に憲法改正の発議を行う公算が強まってきた。
 一方、来年夏の知事選に対して、自民は相当強腰で三日月大造知事に嘉田路線からの決別を迫りそうだ。

17/10/23

■台風21号 湖南で市道17メートル崩れる 米原、彦根、長浜で24時間降水量10月最大(毎日jp滋賀)https://mainichi.jp/articles/20171023/ddl/k25/040/427000c
 超大型で非常に勢力が強い台風21号の影響で、22日は県内全域で大雨が降り、各地で大雨洪水警報などが出された。湖南市岩根では市道が幅5・5メートル、長さ17メートル、深さ約10メートルにわたって崩れたが、けが人などはなかった。
 彦根地方気象台によると、24時間の降水量が米原で122・5ミリとなるなど、米原、彦根、長浜で10月の観測史上最大となった。
 23日未明に台風が県に最接近するのを前に、県は22日午後5時から災害警戒本部(本部長・西嶋栄治副知事)の会議を開き、台風の予想進路や警戒事項などを確認。大津や甲賀など15市町でも災害警戒本部が設置され、甲賀市災害警戒本部は22日午後4時、土山と信楽地域の高齢者らに避難を呼びかけた。
 湖南市岩根の市道崩落は午前11時20分ごろに発生し、付近が通行止めになった他、水道管の破裂で約40戸が断水した。現場は住宅街の一角で、道路東側の崖が崩れて路面が崩落し、東側に立っていた電柱が傾いた。近くに住む男性(36)は「この辺りは学校があり、通学路になっている。こんなことは初めてで心配している」と話していた。
 県によると、22日午後5時時点で台風による人的被害は報告されていないが、規制雨量の超過に伴い、甲賀市の国道477号など5路線5区間が通行止めとなるなど交通に影響が出た。【小西雄介、衛藤達生】

■JR湖西線 台風で架線の柱折れる 運転再開めど立たず(NHK NEWS WEB)http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171023/k10011194761000.html
台風21号の影響で、大津市内ではJR湖西線の架線を支える柱9本が折れているのが見つかりました。JR西日本が復旧作業を進めていますが、現場付近での運転再開のめどは立っていないということです。
JR西日本によりますと、23日午前5時前、大津市の比良駅近くにある湖西線の高架橋で、架線を支える柱が相次いで倒れているのが見つかりました。
JRが調べたところ、およそ300メートルにわたって、合わせて9本の柱が根元から折れていて、このうち6本が線路を塞ぐ形で倒れていました。
気象台によりますと、現場近くの大津市南小松では、午前0時半ごろ、44.2メートルの最大瞬間風速を観測するなど、現場付近では22日夜から23日朝にかけて、風速20メートル前後の風が吹いていたということです。
JR西日本が復旧作業を進めていますが、滋賀県内の堅田駅と近江塩津駅の間では運転再開のめどが立っていないということです。
JR西日本は「利用者に不便をかけて申し訳ない。復旧作業に努めたい」とコメントしています。

■JR湖西線、電柱9本折れ終日運休 台風の影響か(asahi.com滋賀)http://www.asahi.com/articles/ASKBR3DZ3KBRPTIL01G.html
 23日午前4時45分ごろ、大津市内のJR湖西線の電柱が折れているのをJR西日本の係員が見つけた。
 JR西によると、比良―近江舞子駅間の高架上にある9本が根元近くで折れ、上り線側の3本が外側に、下り線側の6本が線路上にそれぞれ倒れており、台風による強風の影響とみられるという。復旧のめどは立っていない。
 湖西線はこの日、全線で始発から運転を見合わせ、午後0時15分現在で終日運休するとしている。

■48時間で800ミリ超 新宮市で観測史上最大の雨(紀伊民報AGARA)http://www.agara.co.jp/news/daily/?i=341713&p=more
 和歌山地方気象台によると、新宮市では22日午後10時10分までの48時間に846ミリという観測史上最大の雨量を観測した。ほとんどの観測地点で10月の観測史上最大となっている。
 新宮以外の紀南の48時間雨量(22日午後10時10分まで)は、色川(那智勝浦町)569・5ミリ▽潮岬(串本町)507・5ミリ▽本宮(田辺市)497ミリ▽西川(古座川町)417・5ミリ―など。1時間雨量も新宮74・5ミリ、色川62・5ミリ、潮岬54・5ミリ、本宮51ミリと非常に激しい雨が観測された。

■河川を愛する市民会議29日 よみがえれマザーレイク(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0024871
=〜びわ湖のアユは何処へ〜=
 【大津】 NPO法人瀬田川リバプレ隊は29日午前10時〜午後3時30分まで、大津市のウォーターステーション琵琶で「よみがえれマザーレイク〜びわ湖のアユは何処へ〜」をテーマにした第13回河川を愛する市民会議」を開く。アユの生育環境の変化に着目し、多様性保全に向けた琵琶湖と生態系の関わりについての講演が行われる。
 同会議は2003年に始まり、議論のテーマに水質やゴミの問題、外来種、景観や観光などを取り上げ、琵琶湖とその集水域の自然と人の関わり方について模索してきた。
 今回の内容は、講演として県琵琶湖環境科学研究センターの一瀬論氏による「びわ湖のプランクトンの今」、びわ湖の森の生きもの研究会の藤岡康弘氏による「びわ湖の漁業におけるアユの現状」、ケアシェルKKの山口恵氏による「水の浄化剤としての貝殻」、県立栗東高校の山本賢樹氏による「環境教育について」。講演の後、ディスカッションとして、「私たちはびわ湖をとり戻すために何ができますか」が行われる。
 定員は50人で、参加は無料。昼食として軽食の提供がある。参加希望者は25日までに、ファックス(077・544・4511)、メール(salaamitoh@maia.eonet.ne.jp)のいずれかで申し込む。

17/10/21

■ご当地キャラ博2日目は中止に 彦根(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20171021/CK2017102102000007.html
 彦根市内で二十一、二十二日に予定されていたイベント「ご当地キャラ博in彦根」は、台風21号の接近に伴い、二十二日が中止となった。
 二十一日は予定通り午前九時から開催する。最新情報はイベントホームページで。

■彦根のご当地キャラ博、台風接近のため21日のみ(asahi.com滋賀)http://www.asahi.com/articles/ASKBN53FHKBNPTJB015.html
 全国から郷土自慢のキャラクターが彦根市に集まる「ご当地キャラ博」の実行委員会は20日、台風21号の接近にともない22日の開催を中止すると発表した。21日は予定通り午前9時から開催する。
 また、彦根観光協会は21日午後6時半から予定していた彦根城の夜間特別公開などを中止する。名神高速彦根インターチェンジと市中心部を無料バスで結ぶ22日の「パーク&バスライド」社会実験は中止となった。

17/10/20

■22日のご当地キャラ博中止に 滋賀・彦根、21日は実施(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20171020000092
 「ご当地キャラ博in彦根」実行委員会は20日、滋賀県彦根市で21、22両日に開催する予定だった同博について、22日分を中止し、21日のみ実施すると発表した。台風21号の接近により荒天が予想されるため、としている。
 同博は、同市本町の夢京橋キャッスルロード周辺を会場に、当初は総勢184キャラが参加する予定だった。21日は午前9時から予定通り開く。

■大義問われる解散総選挙〈3区〉連載(5)(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0024852
=優勢の武村氏、追う小川氏 伸び悩む石堂氏=
 【全県】 22日投開票の衆院選挙・滋賀3区(草津・守山・栗東・野洲の4市)では、自民前職の武村展英氏(45)と希望新人の小川泰江氏(54)が激しく競り合い、市民団体と3野党の統一候補である共産新人の石堂淳士氏(43)が独自の戦いで追い上げている。届け出順。
 「徹底した空中戦で浮動票を取り込む」と駆け回るのは、希望新人の小川氏。前回、武村氏との対決で惨敗し、雪辱を晴らすため、3年間、朝立ちをJR各駅で毎日続けて知名度アップに努めてきた。
 選挙戦でも、駅頭などに積極的に立ち、「露出度」を高める。候補本人が練り歩く「桃太郎作戦」は序盤から取り入れ、県内で最も乗降客の多い南草津駅や草津駅の周辺などでアピールを強める。
 訴えは、女性議員を増やすクオータ制導入など、女性活躍を支援する施策など。しかし、政治の師である1区の嘉田由紀子氏が「比例の投票先として『希望の党』を推さない」と、「希望」否定ととれる演説をし、小川陣営幹部は「情勢に影響するかも」と困惑する。
 市民団体と3野党の統一候補で共産新人の石堂氏は「安保法制廃止と立憲主義の回復。争点は共謀罪の採決など強権政治を続ける安倍自公政権の退場」と声を強める。
 公示前の8日には、小池晃・日本共産党書記局長がJR草津駅東口前で街頭演説を行い、石堂氏ら1〜4各選挙区の統一候補が集結し気勢を上げた。支援者ら約1千人が集まったほか、足を止めて聞き入る駅利用者も多くみられた。
 公示後は、毎日20か所、街頭で訴えるほか、市民団体と合同で街頭演説も。陣営は「今までの選挙より市民が立ち止まって聞いてくれている」と手応えを感じ、県比例で12万6千票を念頭に、3区では前回の得票1万4千票の上積みを狙う。
 3期をめざす自民前職の武村氏は「『森友・加計』問題で納得できない人が世論調査で7割に上るなら、そこは丁寧に説明すべき」と、「誠実に、ひたむきに」のキャッチフレーズを地で行く。
「実務家の議員」を自負し、琵琶湖再生法の成立や国道8号・野洲栗東バイパスの着工などの実績を訴えるとともに、滋賀国体に向けた同バイパスと山手幹線の整備推進を掲げる。
 序盤は市議選が重なる野洲市を重点的にテコ入れし、ラストサンデーの15日は地元草津市で集会を開き、後半戦に向けて引き締めた。
 一方で、「1区の前知事と自民前職の競り合いが注目された結果、団体の応援が流れて、ここ3区が手薄になってしまいかねない」と、上滑りを警戒する。(高山周治、古澤和也)
=連載終わり=

17/10/19

■ドローン活用、水生生物調査にも 人が立ち入れない奥地へ(神戸新聞NEXT)https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201710/0010653739.shtml
 兵庫県立大大学院シミュレーション学研究科の土居秀幸准教授(40)らの研究グループが、河川や湖などでドローンを使って水をくみ、水生生物のDNAを分析する生態系調査の手法を確立した。18日付の国際陸水海洋学会の科学誌(電子版)に発表。急流や火山湖など厳しい状況下での調査が可能になる。
 土居准教授らの研究は、1リットル程度の水から生物のふんや表皮から溶け出したDNA(環境DNA)を抽出し分析、どんな生物がいるかを特定する。ブルーギルやブラックバスなどの外来種やオオサンショウウオなどの希少生物の生態調査に活用されてきた。
 今回、ドローンによる採水方法を確立。最大2リットル採水できる容器をワイヤでつなぎ、流れの速い河川や立ち入ることが困難な奥地での調査ができるようになった。
 また、環境DNA調査ではこれまで調査場所ごとに付着物を洗い流す必要があったが、容器の交換だけで済ませることができる。1回で数十分間の飛行が可能という。
 土居准教授は「人の手が届かなかった地域に調査範囲を広げ、希少生物の生態解明などに活用したい」と話す。(井上 駿)

■大義問われる解散総選挙〈1区〉連載(4)(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0024845
=比例復活含め3人当選の可能性もわずかに=
大岡氏と嘉田氏互角の戦い
リベラル元祖の小坂氏が善戦
【全県】22日投開票に向けて衆院選は終盤戦を迎えている。滋賀の4つの選挙区とも自民が順調な戦いぶりだ。このなかにあって1区は超激戦区。3選を目指す自民前職の大岡敏孝氏(45)と引退した民進の川端達夫氏の後継として前知事で無所属新人の嘉田由紀子氏(67)が互角の戦いを繰り広げ、ここに護憲の社民新人で共産など野党3党の統一候補である小坂淑子氏(77)が割って入って善戦している。場合によっては比例復活も含めれば3人が当選の可能性もわずかにあり得るだけに最後まで目が離せない。(石川政実)
●小池氏に決別宣言
 前滋賀県知事の嘉田氏は2日に記者会見し、引退した民進の川端氏の後継者として、衆院選に滋賀1区から無所属で立候補すると表明した。民進の前原誠司代表から希望公認でなく無所属で出てほしいとの連絡があったからだ。嘉田氏は比例では希望への投票を呼びかけると明言。
 ところが11日、大津市瀬田の個人演説会で「比例はどこも推薦しない」と前言を撤回した。その理由として、希望の小池百合子代表の再稼働容認や自民党との連立も否定しない発言を挙げた。この決別宣言は、嘉田氏と共同歩調をとってきた2,3,4区の希望候補に衝撃を与えた。
 「引退した川端氏の議席を落とせない」と川端氏が出身の東レ労組を中心にUAゼンセン滋賀支部(1万2千人)はようやくエンジンがかかり、連合傘下の各産別も引っ張られて動き出した。
 10年の知事選では1区で11万5500票を得票するなど知名度抜群の嘉田氏だけに、前回川端氏の得票数6万9千票に自らの知名度で2万票を上乗せし、連合滋賀の集結で弾みをつけたいところだ。
●型破りな戦法
 「嘉田さんは言うことがころころ変わる。同氏の言動に惑わされず、国道161号線の整備など5年間の実績を訴えていく」と大岡氏は我が道を行く。
 選挙戦術もユニークだ。選挙カーに乗るのは10日と中日の14日、18日〜21日だけ。個人演説会も14日に高島市の2か所、15日に大津市の9会場、17日、19日は大津市での各1会場のみで、後はJR駅での朝夕立ちだ。選挙カーに乗らない日は、企業・団体を訪問する。
 連携する公明の支持母体の創価学会幹部は「嘉田さんは知事時代、学会や公明の催しにほとんど顔を出してくれなかった。嘉田さんを当選させるわけにいかない」と燃えていたが、公明もエンジンがかかってきた。大岡氏は前回の7万8千票を固め、そこに5年間の実績で1万票を乗せて僅差で嘉田氏をリードするがほぼ互角の戦い。
 一方、日本維新の会滋賀県総支部の有志らは14〜16日、党の選挙カーで4選挙区を回り、1区と3区については自民の大岡氏と武村氏の支持を訴えた。1区では、前々回に維新候補者が4万3千票を得票しているだけに、大岡氏応援で上乗せに期待も。
●フレッシュ77です
 「8日のびわ湖放送での立候補予定者討論会で、大岡さんが嘉田さんに『あなたが小坂さんを応援すべきではなかったか』と言ってもらいスカッとした」。13日に大津市内で開かれた個人演説会で小坂氏は嘉田氏を批判した。
 昨年の参院選から市民団体と民進、共産、社民、新社会の4党で野党共闘を目指して協議を重ねてきた。ところが民進は突如として希望に行ってしまい、小坂氏らははしごを外されそうになった。だが「憲法を守ろうとする市民のうねりは、なくしたら絶対あかん」と3野党と市民団体の統一候補として出馬を決意する。嘉田氏に野党統一候補になってほしいと要請したこともあったが、希望へと傾いていただけに擁立を断念した。
 38年間、小学校教諭を勤めてきただけに堅物かと思いきや、「フレッシュ77歳です」とユーモアも忘れない。同氏の義侠心にファンも多く、予想外に善戦。近畿比例ブロックでは、社民から大阪9区の服部良一氏(67)と小坂氏の2人が比例重複であり、小坂氏に比例復活のチャンスが残されている。

■堅田湖族にぎわい市=22日と11月26日=(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0024843
 【大津】 「堅田湖族にぎわい市」が22日と11月26日午前10時〜午後3時に、大津市本堅田の湖族の郷資料館と浮御堂周辺で開かれる。地元農家の新鮮な野菜や新米、湖魚のつくだ煮のほか、屋台などが出店する。地域の特産品が当たるスタンプラリーもある。
 22日には「琵琶湖の絶景とランチ・お茶を楽しむ会」(有料)、11月26日は「観光・健康・ウォーキング」も同時開催される。
 申し込み、問い合わせは大津北商工会の電話(077・572・0425)まで。

17/10/18

■内水面漁業の振興へ 大会宣言を採択(秋田県)(日テレNEWS24)http://www.news24.jp/nnn/news86112585.html
河川や沼や湖で行われる漁業=内水面漁業の振興を図る全国大会が秋田市で開かれました。大会では、国などに対して漁業者の高齢化や外来魚への対策を求める大会宣言を採択しました。
今年は秋田県での開催となった全国内水面漁業振興大会。全国の関係者500人以上が参加する大会で、内水面漁業の現状や課題を共有したうえで、国や自治体に働きかけて政策に反映させるために開いています。県内にも20以上の内水面の漁業協同組合があり、組合員数はおよそ6000人です。大会では・サクラマスの資源回復、鮎などを食べてしまう外来魚やカワウへの対策、水辺での釣り客を増やすための環境整備など7つの議案が提出され全て採択されました。大会では、国などに対して漁業者の高齢化や外来魚への対策を求める大会宣言を採択して閉幕しました。大会のホスト役となった秋田県内水面漁業協同組合連合会では、「2年後には全国豊かな海づくり大会が秋田市で開かれるので、こうした機会を通じて 資源や環境の大切さを知ってもらいたい」と話しています。

■ガソリン、2年2カ月ぶり高値=全国平均135円50銭(jiji.com)https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101800901&g=eco
 資源エネルギー庁が18日発表したレギュラーガソリンの店頭価格(16日時点)は全国平均で1リットル当たり135円50銭となり、前週比60銭高かった。値上がりは5週連続で、2年2カ月ぶりの高値水準。原油価格の上昇や円安で調達コストが増加しており、販売価格に転嫁された。
 地域別では、41都道府県が値上がり。特に石川、熊本、大阪で上げ幅が大きかった。横ばいは高知など4県、値下がりは神奈川など2県だった。調査を担当する石油情報センターは「来週は横ばい」と予想している。

■レギュラーガソリン、前週比0.6円高の135.5円…5週連続の値上がり(Responce)https://response.jp/article/2017/10/18/301232.html
資源エネルギー庁が10月18日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、10月16日時点でのレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格は、前週比0.6円高の135.5円だった。レギュラーガソリンの値上がりは5週連続。この間4.2円上昇した。
地域別では中部で1.0円、近畿で0.9円、九州・沖縄で0.8円、北海道で0.7円、東北で0.6円、中国と四国で0.5円、関東で0.2円、全エリアで値上がりした。またハイオクガソリンは前週比0.6円高の146.2円、軽油は0.5円高の113.7円だった。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、10月18日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は127.2円/リットル(前週比−0.1円)、ハイオクは138.1円/リットル(+0.3円)、軽油は101.3円/リットル(−0.1円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
◆全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができます。
e燃費 URL http://e-nenpi.com/

17/10/16

■幻の水草「ガシャモク」、つがる市で発見(Web東奥)http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2017/20171016029698.asp
 環境省レッドリストの絶滅危惧種に指定され、幻の水草といわれる「ガシャモク」が、青森県つがる市の湖沼群で見つかった。新潟大学教育学部、津軽植物の会、弘前大学白神自然環境研究所による合同チームが生息を確認し、16日に発表した。現存する自然個体群は福岡県北九州市に次いで国内2例目。これまで関東地方とされていた分布の北限を大きく更新した。
 ガシャモクは、ヒルムシロ科ヒルムシロ属の水生植物。長さ2〜3メートルほどで、葉柄が短く葉脈が目立つ沈水葉が特徴という。千葉県の手賀沼や印旛沼、琵琶湖などに分布したが、水質悪化で絶滅。北九州市のため池が国内唯一の自生地とされ、絶滅危惧種のうち最も危険度が高い「1A類」に分類されている。
 合同チームは6月、環境省の湿地調査事業の一環でつがる市を訪れ、その過程で新潟大の首藤光太郎研究員(29)がガシャモクの切れ藻を複数発見。DNA鑑定によって同定し、9月の調査で自生を確認した。
 発見場所の沼の詳細は公表していない。青森県でガシャモクの生息が学術的に確認されたのは初めて。
 発見時に立ち会った津軽植物の会会員の石戸谷芳子さん(69)=弘前市=は「その時初めてガシャモクを知ったが、きれいだと思った。未知の植物が地元にあったんだとうれしかった」と振り返る。弘大白神自然環境研究所の山岸洋貴助教(41)は「非常に貴重な水草で、身震いするくらいすごい発見。ガシャモクを含めた豊かな自然を地元の人たちと一緒に守っていきたい」と語った。
 合同チームはガシャモクの新産地発見について論文にまとめ、現在投稿中。12月11日にはつがる市で、ガシャモク発見の経緯や北九州市の保全活動などを報告、紹介する公開シンポジウムを開く。

■ブラックバスカレー開発 滋賀の大学生、駆除に一役(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20171016000099
 長浜バイオ大(滋賀県長浜市田村町)の学生サークルが琵琶湖の外来魚ブラックバスを使ったカレーを作った。独特の臭みをなくし、淡泊な白身の味わいを生かすよう、スパイスの組み合わせを工夫したという。21、22両日にある大学祭「命洸(めいこう)祭」で100食を販売する。
 学生33人でつくる琵琶湖研究部が、外来魚の駆除に役立てようと、バイオサイエンス学部アニマルバイオサイエンス学科の野村慎太郎教授(63)の指導の下、同市曽根町のインド・ネパール料理店の協力で開発した。
 同部は、琵琶湖や湖北に関わる食品作りなどを進めている。カレーの試作は6月末ごろから着手。身を約2センチの角切りにしてスパイスをまぶし、油で揚げた後、カレーに入れた。改良を重ね、在来魚であまり食用にされていないニゴイも具として入れた。
 部長のバイオサイエンス学科2年亀田森羅さん(21)は「ブラックバスのおいしさに気付いてもらい、食べることで外来魚の駆除につながれば」と話している。

■第十三回「外来魚情報交換会」(EICネット)http://www.eic.or.jp/event/?act=view&serial=35861
こんにちは、いつもお世話になっております。琵琶湖を戻す会です。
恒例の外来魚情報交換会のお知らせです。
開催日:2018年1月27日(土)・28日(日)
受付:(27日)12:00〜12:55
(28日)9:00〜9:30
開催時間:(27日)13:00〜17:30
(28日)9:30〜13:00
※時間帯は発表数によって変更する場合があります。
懇親会:(27日)18:00〜
会場:草津市立まちづくりセンター3階(301・302会議室)
滋賀県草津市西大路町9-6
※JR琵琶湖線「草津駅」西口を西に200m
周辺地図はこちら
http://biwako.eco.coocan.jp/map/kusatsu/kusatsu.gif
テーマ:外来魚を中心に、水辺の外来生物に関する様々な情報の交換と相互交流
目的:ブルーギルやブラックバス等の外来魚をはじめとする水辺の外来生物防除に関する様々な情報を持ち寄って発表し、お互いの情報を交換することによって外来生物防除に対する意識と知識を高め、お互いの連携を深めることを目的とする。
内容:外来魚の情報であれば駆除方法や生態などジャンルを問わない。発表者・参加者も滋賀県下にこだわらず広く参加を募る。特に発表者に関しては、一般市民をはじめ、漁業者・行政・研究機関・学者・学生・釣り人等々から広く参加を募り、外来魚の現状、生態、駆除方法から釣り方のコツまで幅広い視点からの情報収集を行う。話し手・聞き手を同じ目の高さにし、発表ごとに質疑応答の時間を設けることで情報交換とともに参加者相互の交流も目指す。情報交換会と懇親会とのセットで1つのイベントと考えている。
プログラム:27日(土)
12:00〜12:55受付
12:55〜13:00開会
13:00〜17:30情報発表
18:00〜懇親会
28日(日)
9:00〜9:30受付
9:30〜13:00情報提供
13:00閉会
※プログラムは予告無く変更する場合があります。
主催:琵琶湖を戻す会
共催:全国ブラックバス防除市民ネットワーク
後援:滋賀県(申請中)
協力:環境再生保全機構地球環境基金
定員:外来魚情報交換会:先着100名
参加費:外来魚情報交換会:無料(資料代:500円希望者のみ)
懇親会:4,000円(予定)
参加資格:なし
参加申込み:※事前申し込みが必要です。
第十三回「外来魚情報交換会」募集要項
下記の項目を全て記入の上、メールにてお申し込み下さい。
参加者名:
ふりがな:
所属:※あればで結構です
連絡先:(住所)
(電話)
(メール)
情報交換会:両日とも参加・27日のみ参加・28日のみ参加
発表:発表する・発表しない
発表する場合のテーマ「」
※発表テーマは“水辺の外来生物”(国内移入種も含む)に関するものに限ります。
懇親会:参加する・参加しない
◆発表者募集は先着順で受け付け、発表枠数に達し次第締め切らせていただきます。
◆発表時間は一人15分程度を予定しています。
◆同時に複数名申し込まれる場合は全員のお名前と代表者の連絡先をお書き下さい。
問合せ/申し込み先:琵琶湖を戻す会事務局
masahiko.takada@nifty.ne.jp
或いは
琵琶湖を戻す会広報
ZXA00545@nifty.ne.jp
まで
ご参加いただければ、皆さんの外来魚対策活動に必ずお役に立ちます!!
第十三回「外来魚情報交換会」案内&参加申込用紙
PDFファイル版
http://biwako.eco.coocan.jp/exchange/2018/photo/exchange2018a.pdf
Wordファイル版※申込用紙のみ
http://biwako.eco.coocan.jp/exchange/2018/photo/exchange2018a.doc
ダウンロードして自由にご利用下さい。
但し、内容は予告無く変更になる場合があります。
琵琶湖を戻す会は外来生物法の主務官庁(環境省/農林水産省)から特定外来生物防除認定を受けています。
http://biwako.eco.coocan.jp/prevention/prevention.html

17/10/14

■川でごみ拾いをして… 中3男子が溺れ死亡 埼玉(テレ朝news)http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000112141.html
 埼玉県久喜市の川で、川を奇麗にしようとごみを拾っていた中学3年の男子生徒(14)が流されて死亡しました。
 死亡したのは、久喜市に住む中学3年の下斗米春弥君です。警察によりますと、13日午後2時すぎ、授業を終えた下斗米君は同級生の友人と2人でいつも釣りをしている近くの川を奇麗にしようと、橋の支柱につかまりながらごみを拾っている時に誤って流されたということです。下斗米君は約1時間後に橋の近くの川の中から見つかりましたが、搬送先の病院で死亡が確認されました。川は深さが1、2メートルほどあり、濁っていたということです。

■ビワコオオナマズ、シャクナゲ… ナンバー4案に県HPで投票を(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20171014/CK2017101402000034.html
 国交省が来年十月からの導入を予定し、県でも制度の利用を予定している「地方版図柄入りナンバープレート」について、県は十日、図柄案四種類を公開した。県ホームページ内のアンケートで来月六日まで投票を受け付けており、結果を踏まえて導入する図柄を最終決定する。
 図柄案は、ビワコオオナマズやシャクナゲ、琵琶湖大橋にギンブナなど、琵琶湖にまつわる題材が多い。いずれもカラーとモノクロの二タイプずつ公開されており、利用者が県の定める寄付金を支払った場合は、カラープレートが車両に取り付けられる見通しだ。
 寄付金は交通サービスの改善や観光振興といった施策に用いられる予定。県は「プレート導入を通じ、ふるさとへの愛着を育んだり、県のPRにつなげたりしたい」としている。
 アンケート締め切り後は、十一月下旬をめどに図柄や寄付の金額などが決まる。その後、十二月一日までに県が国交省へ図柄コンセプトや寄付金の使い道などをまとめた提案書を提出する予定だ。
 (問)県企画調整課=077(528)3312(高田みのり)

■川に浮いている枝取り除こうと…中3流され死亡(YomiuriOnLine)http://www.yomiuri.co.jp/national/20171014-OYT1T50006.html?from=ytop_main5
 13日午後2時10分頃、埼玉県久喜市菖蒲町の星川で、市立中学3年下斗米(しもとまい)春弥君(14)が流された。
 約1時間15分後、近くの水中(深さ約3メートル)から消防隊員に救出されたが、病院で死亡が確認された。久喜署の発表では、下斗米君は同級生と釣りをするため、川に浮いている枝などを取り除いていたという。

■湖畔で音に酔う 大津ジャズフェス、14日から(asahi.com滋賀)
http://www.asahi.com/articles/ASKBC4RNXKBCPTJB00S.html
真田嶺
 大津市中心部や琵琶湖岸で14、15の両日、「大津ジャズフェスティバル」が開かれる。音楽でまちを活性化しようと、地元のジャズファンらでつくる実行委の主催。今年で9回目。
 琵琶湖岸の大津湖岸なぎさ公園おまつり広場がメインステージ。京阪浜大津駅前や旧大津公会堂など計17会場で、一般とゲスト合わせて約120バンドが出演する予定。
 ジャンルはジャズを中心に、ポップスやファンクなどもある。テナーサックス奏者の西村有香里さんの「西村有香里カルテット」など、ゲストバンドもフェスを彩る。
 実行委によると、昨年は2日間...

17/10/13

■釣りに来ていた中学生が川に流され死亡 埼玉(NHK NEWS WEB)http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171013/k10011177641000.html
13日、埼玉県久喜市の川で、中学3年の14歳の男子生徒が釣りをするために川にたまっていたゴミを取り除いていたところ流され、死亡しました。
13日午後2時ごろ、久喜市菖蒲町上大崎の星川で「男の子が川に流された」と近くを通りかかった女性から通報がありました。
警察や消防が駆けつけたところ、流された場所から5メートルほど下流で、近くに住む、中学3年生の下斗米春弥さん(14)が川に沈んだ状態で見つかり、病院に運ばれましたが、死亡しました。
警察によりますと、下斗米さんは釣りをするために、友人と一緒に橋のたもとにたまっているゴミを取り除いていたところ、捕まっていた橋の橋脚から手を離し、流されたということです。
現場は川幅が12メートルほどで、真ん中付近は水深が深くなり、流れも急になっているということです。

■中3男子が川に流され死亡 橋の下を掃除中 埼玉(asahi.com)http://www.asahi.com/articles/ASKBF7DDGKBFUTNB019.html
 13日午後2時20分ごろ、埼玉県久喜市菖蒲町上大崎の星川で、「友だちが流されたと中学生が言っている」と通行人から110番通報があった。消防が出動し、約1時間後に川の中に沈んでいる少年を見つけたが、搬送先の病院で死亡が確認された。
 県警久喜署によると、少年は久喜市内の市立中学3年生の下斗米(しもとまい)春弥さん(14)。調べでは、この川にかかる橋でよく釣りをしており、友人と一緒に橋の下を掃除中、橋脚に付いたゴミを流そうとして歩いて川に入り、流されたという。

■ビワトロマス 養殖 「天然超えるおいしさに」 バイオ大発、来春にも出荷 長浜(毎日jp滋賀)https://mainichi.jp/articles/20171013/ddl/k25/040/434000c
 長浜バイオ大(長浜市田村町)はこのほど、同大学食品分子機能学研究室(河内浩行准教授)と養殖業者「びわ鮎センター」(川瀬利弥社長、長浜市南浜町)が共同で開発した餌で育てられた養殖ビワマスが来春にも「ビワトロマス」という商品名で出荷されると発表した。「ビワトロマス」の意匠デザインも同時に公開。天然ものを超えるおいしさのビワマスを養殖し、「長浜バイオ大発」のビワマスとしてブランド化を目指す...

17/10/12

■滋賀ナンバー図柄、どれがいい? 国交省が4案(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20171012000151
 国土交通省が導入する図柄入り自動車ナンバープレートの来秋交付に向け、滋賀県は12日までに、「滋賀」ナンバーの図柄案4種を公表した。琵琶湖を中心に、周囲の山々や橋、島、生き物などをそれぞれイメージした。今後、県民アンケートの結果を参考に11月中に1図案に絞る。
 図柄入りナンバーは、交通サービス向上や観光振興などに充てられる寄付金の支払いが必要なカラー版と、寄付金不要のモノトーン版がある。軽自動車用も普通車と同様に白地となり、事業用は周囲に緑色の縁がつく。
 県が考案した4種の図案は、いずれも琵琶湖を基調とし、右肩に「マザーレイク」のロゴを入れた。図柄案1は三上山などの山々にのぞく朝日と琵琶湖大橋を描き、2はビワコオオナマズやカイツブリ、郷土の花・シャクナゲなどをあしらった。3は琵琶湖に浮かぶ島を、4は琵琶湖の水を抽象化した。モノトーン版は図柄全体が薄い青色になる予定。
 11月6日まで県のホームページ上にある「しがネット受付サービス」で県民の意向を調査し、11月中に1図案に絞る。国交省に提案した後、視認性などの確認が行われ、最終図柄が決まる。ナンバーは来年10月の交付開始が予定されている。アンケートの問い合わせは県企画調整課077(528)3312。

■釣って食べて退治・千曲川で親子がブラックバス釣りと試食会(SBC信越放送)http://sbc21.co.jp/news/index.cgi?page=seventop&date=20171012&id=0314774&action=details
千曲川でも増加している外来魚・ブラックバスを狙う釣り大会がこのほど、上田市で開かれました。
釣り大会は上田市の北天神町自治会が、川の現状を知ってもらおうと初めて企画し、小学生や保護者など50人余りが参加しました。
地元の漁業協同組合の指導で狙うのは外来種の「ブラックバス」。
千曲川でも近年増加していて、ウグイやアユの稚魚が食べられてしまうなどの被害がでています。
このため、漁協では5月から毎週、駆除に取り組んでいます。
続いて行われた試食会では漁協が駆除した100匹分のブラックバス料理がふるまわれました。
マリネや天ぷら、塩焼きを食べた子どもたちからは「おいしい」「身が軟らかくて臭みはありません」といった感想が聞かれました。
参加者は旬のアユなども味わったほか川の清掃にも取り組み、千曲川の恵みと現状とを学ぶ貴重な機会になりました。

■ガソリン、2年ぶり高値 中東の地政学リスク背景に 全国平均134円90銭(産経ニュース)http://www.sankei.com/economy/news/171012/ecn1710120042-n1.html
 経済産業省資源エネルギー庁が12日発表した10日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、2日時点の前回調査より1円20銭高い134円90銭だった。4週連続値上がりし、2015年9月下旬以来約2年ぶりの高値となった。
 調査した石油情報センターによると、中東の地政学的リスクの高まりを受けて原油価格が上昇し、元売り各社がガソリンの卸価格を引き上げたことが要因。一方で来週は「石油輸出国機構(OPEC)の増産傾向を背景に小幅に値下がりしそうだ」と説明している。
 47都道府県全てで値上がりした。上げ幅は滋賀の3円70銭が最も大きく、北海道の2円70銭、秋田の2円50銭、茨城の2円20銭、宮城の2円が続いた。
 ハイオクは前週より1円20銭高い145円60銭だった。軽油は1円10銭値上がりして113円20銭。灯油は18リットル(一般的なタンク1個分)が1398円で12円上昇した。

■レギュラーガソリン、134.9円…1か月で3.6円の急上昇(Responce)https://response.jp/article/2017/10/12/300986.html
資源エネルギー庁が10月12日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、10月10日時点でのレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格は、前週比1.2円高の134.9円だった。レギュラーガソリンの値上がりは4週連続。1か月で3.6円上昇した。
地域別では北海道で2.7円、中国で1.5円、東北と近畿で1.3円、中部で1.2円、四国と九州・沖縄で1.0円、関東で0.9円、全エリアで値上がりした。またハイオクガソリンは前週比1.2円高の145.6円、軽油は1.1円高の113.2円だった。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、10月12日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は127.3円/リットル(前週比+1.1円)、ハイオクは137.8円/リットル(+0.4円)、軽油は101.4円/リットル(+2.2円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
◆全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができます。
e燃費 URL http://e-nenpi.com/

■鮒ずし×ポテチ 待望コラボ(YomiuriOnLine滋賀)http://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20171011-OYTNT50186.html
◇カルビー、11月から販売
 大手菓子メーカー「カルビー」は11日、滋賀の特産品・鮒ずしの味を再現した「ポテトチップス 鮒ずし味」を11月から期間限定で販売する、と発表した。
 47都道府県の「地元ならではの味」を開発し、地域に貢献する同社の取り組みの一環。鮒ずし独特の酸味やうまみが再現されており、琵琶湖産のフナを乾燥させて砕いたパウダーもかけられている。
 開発責任者は、同社マーケティング本部で働く大津市出身の篠谷佳菜子さん(39)。県職員らの意見を踏まえ「インパクトのある味で勝負をかけよう」と鮒ずし味に決めた。60回ほどの試作を繰り返したという。この日、同社の社員らが県庁を訪れ、商品の完成を報告。試食した三日月知事は「苦手な人でも食べやすい味付け。県としてPRしたい」と喜び、篠谷さんは「会社としても一つのチャレンジ。商品を通じて鮒ずしファンが増えてくれたら」と話していた。
 商品のパッケージは、鮒ずしの特徴であるオレンジ色の卵をモチーフにした。価格は税込み120円前後。11月13日から近畿2府4県のコンビニで販売が始まる。27日以降はスーパーなどでも購入でき、売り切れ次第終了となる。

■大義問われる解散総選挙連載(3)(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0024805
=〈2区〉=
 【全県】 衆院選(22日投開票)が10日に公示され、2区(彦根市、長浜市、米原市、東近江市=旧愛東・湖東町=、愛知郡、犬上郡)では、自民前職の上野賢一郎氏(52)3期=、前回は比例復活し今回は希望前職の田島一成氏(55)4期=、無所属新人で共産、社民が推薦する対月慈照氏(64)、諸派(幸福実現)新人の荒川雅司氏(42)の4人が立候補し、上野氏と田島氏がしのぎを削っている。
 「希望の登場で厳しい選挙だ」と財務副大臣や国土交通大臣政務官など要職を担った上野氏は危機感を募らす。前回14年の衆院選で田島氏に1万1千票差まで詰め寄られたからだ。
 このため3年前から後援会の拡充に取り組んだ。前回、後援会は旧虎姫町(長浜市)、旧高月町(同)、米原市の三つだったのが、現在は長浜市の旧町、彦根市など約20後援会に。
 さらに彦根市、長浜市の二つで中小企業を中心に「企業後援会」も結成。9日には彦根市で自民公明合同演説会を開き、経済政策の成果を訴えた。事務所は彦根、長浜市に開設。

17/10/11

■「ふなずし味」ポテチ発売へ カルビー、発酵臭あえて再現(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/economy/article/20171011000179
 全都道府県の郷土料理を基にしたポテトチップスの発売を進めるカルビー(本社・東京都)は11日、滋賀県版のチップスを「鮒(ふな)ずし味」に決めたと発表した。ふなずし特有の酸味や発酵臭を再現し、あえて好き嫌いが分かれる自慢の郷土食を選ぶことで、存在感アップを狙う。
 県職員も協力し、「えび豆味」や「アユの飴煮(あめに)味」などの候補から県の特色が強く打ち出せるとして、ふなずしを選んだ。通常の3倍にあたる60回の試作を重ねて独特の風味を再現。袋には琵琶湖をバックに信楽焼きのタヌキなどをあしらった。11月13日から120円前後で近畿圏のコンビニなどで販売を始める。数量限定で、販売終了は12月ごろを見込む。
 カルビーはチップスの消費拡大を目指し、これまでに「しょっつる鍋味」(秋田県)や「ちりめん山椒味」(京都府)など17種類を販売。第2弾で滋賀県や兵庫県などの19種類が登場する。
 11日にカルビー関係者が県庁を訪問。試食した三日月大造知事は「さわやかなふなずしという感じ。香ばしく、ふなずしが苦手な人や子どもにも喜ばれるのでは」と語った。

■4選挙区に13人、託す一票 衆院選公示(asahi.com滋賀)http://www.asahi.com/articles/ASKB904JGKB8PTJB01D.html
 衆院選が10日公示され、県内4選挙区には計13人が立候補を届け出た。安倍政権の是非、憲法改正や経済政策、消費税を含む税の将来像、核武装を進める北朝鮮の脅威に直面するなかでの安全保障のあり方――。多岐にわたる争点をめぐり、各候補はどう訴えるのか。有権者はどの党に政権を委ね、誰に票を投じるのか。注目される投票は22日にあり、即日開票される。

17/10/10

■【衆院選】滋賀 “風”次第では混戦も 前回は自民が全勝だったが…(産経ニュースWEST)http://www.sankei.com/west/news/171009/wst1710090031-n1.html
 22日投開票の衆院選は10日、公示される。県内4選挙区には計13人が立候補する見込み。平成26年の前回衆院選では4区すべてで自民候補が勝利したが、今回は突然の民進党の解党の動きを受け、民進から出馬を目指していた2〜4区の候補者3人が、新党「希望の党」公認を受けるなど波乱の幕開けとなり、“風”次第では思わぬ混戦の可能性もある。立候補の届け出は10日午前8時半〜午後5時、県庁で受け付ける。
1区 
 自民前職の大岡敏孝氏(45)、社民新人の小坂淑子氏(77)、無所属で出馬する前知事の嘉田由紀子氏(67)が、三つどもえの選挙戦を繰り広げる。
 3選を目指す大岡氏だが、民進の川端達夫氏の引退で戦略の見直しを迫られた。後継は知名度抜群の嘉田氏とあって、陣営は危機感を強める。
 街頭演説などでは2期の実績をアピール。「これまでやってきたこととこれからやるべきことの両面を評価してもらいたい」としている。
 共産や社民、市民団体などの統一候補として出馬する小坂氏は“反安倍政権”を明確に打ち出し、反自民票の取り込みを狙う。
 希望との連携を示す嘉田氏については「民進がなくなり今度は希望。憲法を守ろうという人はどこに入れたらいいのか。安倍政権打倒は同じだが内容が違う」と訴える。
 嘉田氏は今回の台風の目。川端氏の地盤や連合滋賀からの支援に加え、抜群の知名度と知事時代の実績を武器に急速に支持を伸ばす。
 訴えの中心は「安倍政治を終わらせる」。駅前などで川端氏や連合滋賀の山田清会長らとともに街頭演説を行い、固い結束力を見せつけている。
2区
 最多の4人が立候補を予定しており、激しい舌戦が予想される。自民前職の上野賢一郎氏(52)と希望の党公認を受けた前職の田島一成氏(55)の対決を軸に、無所属新人の対月慈照氏(63)と幸福新人の荒川雅司氏(42)も支持拡大を目指す。
 上野氏は国交政務官や財務副大臣などを歴任した実績をアピールし、地元経済や観光振興の後押しを訴える。6日には早速、河野太郎外相が応援に駆けつけたが、前回は田島氏に1万1千票差まで迫られており警戒を強める。
 対する田島氏は今回は希望から出馬。民進離党について支持者に丹念に説明し、票固めに力を注ぐ。「忙しいのに給与が増えている実感がない」とアベノミクスを批判、「まずは安倍政権を終わらせるのが第一」と訴える。
 共産、社民、市民団体などの統一候補の対月氏は、自民でも希望でもない第3極として憲法改正や安保法制に反対する。「打倒安倍政権のみを主張する他候補と違い、未来に向けて政策を訴える」と話す。
 幸福の荒川氏も、減税による景気回復や湖北地域の人口減少解消などの政策を訴える。
3区
 自民前職の武村展英氏(45)に希望新人の小川泰江氏(54)と共産新人の石堂淳士氏(43)が挑む展開。人口増加地域の浮動票をいかに取り込むかがカギとなる。
 武村氏は、慢性化する交通渋滞の解消や琵琶湖の環境改善といった地域課題に取り組むとしている。一連の野党再編の動きについては「自分のやってきたこと、やりたいことを訴えるのみ」と話す。
 民進を離党し希望公認で出馬する小川氏は「子供のいる母親として(有権者と)同じ目線でやっていると訴えたい」とし、子育て世代への浸透をはかる。「党名が変わっても訴えてきたことは変わらない」と強調する。
 石堂氏は憲法改正と安保法制への反対のほか、現在の原子力行政を原発再稼働ありきだと厳しく批判。「(税金の使い道を)おおもとから切り替えることが大事」とし、子育て世代や高齢者への国の積極的な支援を訴える。
4区
 自民新人の小寺裕雄氏(57)、希望新人の徳永久志氏(54)、共産新人の西沢耕一氏(39)の新人3人がしのぎを削る展開が予想される。元自民の前職、武藤貴也氏が出馬断念を表明したことで、武藤氏支持票の取り込みが焦点となりそうだ。
 小寺氏はこれまで選挙区内各地に足を運び、支持拡大をはかってきた。「人口減少の中このままでは地方はなくなってしまう」とインフラ整備などを訴える。初の国政選挙だが「一生懸命やって信頼を勝ち取る以外ない」と話す。
 希望から立候補する徳永氏は街頭での反応から「希望の党が注目されている手応えがある」と自信をのぞかせる。安倍政権への反対を真っ向から掲げるほか、地域の問題では琵琶湖再生法に基づいた取り組みに力を入れたいとする。
 西沢氏は、特に長時間労働の蔓(まん)延(えん)や不安定な雇用問題などに悩む若い世代に対する支援が必要と強く訴える。安倍政権については「国民の声を聴こうとしない傲慢な政治をやめなければならない」と強く批判している。

■滋賀の4選挙区に13人届け出 衆院選公示(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20171010000061
 第48回衆院選は10日公示され、12日間の選挙戦が始まった。滋賀県内の4選挙区には午前中、自民4人、希望3人、共産2人、社民1人、諸派1人、無所属2人の計13人(前職4人、新人9人)が立候補を届け出た。候補者数は現行の選挙区割りとなった2003年衆院選以降では05、14年選挙と並んで最も少ない。
 過去2回は自民が全区を制した。昨年の参院選でも自民が議席を取り戻し、政権復帰後は県内の国政選挙すべてで勝利している。前回衆院選で2人が比例復活した民進は希望に合流し、議席奪回を狙う。共産と社民は全区で選挙協力する。
 自民は前職3人、新人1人を擁立し、全区で3回連続当選を目指す。希望は前職1人と新人2人で対抗する。共産は新人2人、社民は1996年の小選挙区制導入後初の候補者を立てた。民進が支援する無所属1人を含め全区で事実上の3極対決となり、激戦が予想される。

■4選挙区で13人が立候補=衆院選が公示、舌戦スタート=(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0024792
 【全県】 衆院選(22日投開票日)が10日告示され、県内4選挙区では前職4人、新人9人の計13人が立候補した。政党別では、自民4人、希望3人、共産(統一)2人、社民(同)1人、諸派(幸福実現)1人、無所属2人(うち1人は統一)で、自民と希望、3野党・市民団体の「統一候補」などが戦う構図だ。
 今回の選挙は、憲法改正、原発問題、消費増税、安保法制、経済政策などが争点になっている。
 自民候補は、安倍政権の実績やアベノミクスの継続などを訴えるのに対して、希望、共産、社民、無所属の候補は、消費増税の凍結や原発ゼロ、経済政策の見直しなどを掲げ、安倍首相の政治姿勢を厳しく問う。
 県内の選挙人名簿登録者数(有権者数)は9日現在で、115万2382人。選挙権が18歳に引き下げられたことで、前回112万1008人と比べて3万1374人増加した。
 また県内では、5市(甲賀市、野洲市、湖南市、東近江市、米原市)で行われる市議会議員選挙と日程が重なり、投票率の行方が注目される。
1区
社民(統一)新人・小坂淑子氏
自民前職・大岡敏孝氏
無所属新人・嘉田由紀子氏
2区
希望前職・田島一成氏
自民前職・上野賢一郎氏
諸派新人・荒川雅司氏
無所属(統一)新人・対月慈照氏
3区
希望新人・小川泰江氏
共産(統一)新人・石堂淳士氏
自民前職・武村展英氏
4区
共産(統一)新人・西沢耕一氏
自民新人・小寺裕雄氏
希望新人・徳永久志氏
※ 統一は野党3党と「市民の会しが」の統一候補

17/10/09

■かわらけ投げが世界選手権に 琵琶湖の竹生島で22日(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20171009000088
 滋賀県長浜市の長浜観光協会は、22日に琵琶湖の竹生島(長浜市早崎町)で開催するイベント「竹生島かわらけ投げ選手権」の出場者を募集している。2014年3月に続く2回目の今回は外国人部門を設け、「世界選手権」と銘打って行う。
 かわらけ投げは、素焼き皿(直径約5センチ)を都久夫須麻神社の龍神拝所から、眼下に見える約15メートル離れた鳥居の2本の柱の間を通すよう投げる。「日本人の部」と「外国人の部」に分かれ、勝ち抜き戦で優勝者を決める。優勝者には各部門それぞれ長浜市内施設の宿泊チケットが贈られる。
 当日は午前10時に長浜港(同市港町)に集合。参加料は日本人2千円(乗船代、昼食代など含む)、外国人は竹生島観光の情報発信などを条件に無料。各部とも先着50人。同協会0749(65)6521。

■慌てん坊の「冬の使者」 長浜、2番目早さ(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20171009/CK2017100902000027.html
 「冬の使者」のコハクチョウが八日、長浜市の湖北野鳥センター前の琵琶湖岸に今季初めて飛来した。
 午前九時前にセンター職員が五羽を確認。昨年より十一日早く、一九八二(昭和五十七)年の観測開始以降でも、二番目の早さとなった。
 職員の植田潤さんによると、今季は全国的に飛来が早く、「天候が安定している影響ではないか」と話した。
 コハクチョウは北極圏からやって来る。センター周辺は近畿地方有数の越冬地で、毎年一〜二月のピーク時は五百〜六百羽が観察できる。(渡辺大地)

■コハクチョウ 早めの初飛来(YomiuriOnLine滋賀)http://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20171008-OYTNT50048.html
 湖国に冬の訪れを告げるコハクチョウの今シーズンの初飛来が8日、長浜市湖北町今西、湖北野鳥センター前の琵琶湖岸で確認された。初飛来は、昨年より11日早く、同センターに記録がある1982年以来、2番目の早さという。
 この日午前8時54分、出勤してきた同センター職員が、成鳥5羽が琵琶湖岸にいるのを確認した。
 コハクチョウは毎年、越冬のためシベリアから飛来する。例年10月下旬から11月にかけて飛来が本格化し、来年1、2月には400〜600羽にまで増える。3月くらいまで、同センター周辺などの琵琶湖岸で観察できる。

17/10/08

■琵琶湖に「冬の使者」飛来 コハクチョウ、今季初(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/environment/article/20171008000079
 琵琶湖の冬の使者、コハクチョウが8日、滋賀県長浜市湖北町今西の同湖岸に今季初飛来した。湖北野鳥センターによると、飛来は昨年より11日早く、シベリア方面からの長旅を終え、優雅な姿を見せている。
 午前9時ごろ、同センター職員が餌を食べている5羽を確認した。飛来直後は周囲を警戒してたが、しばらくすると落ち着いた様子になったという。
 同センターが初飛来の確認を始めて、今季は2番目の早さ。専門員の池田昇平さん(26)は「例年に比べてガン類の飛来が遅かったので、コハクチョウが早かったのは予想外」と話していた。
 同センターによると、来年1月〜2月下旬がピークで、琵琶湖全体で500〜600羽になる見込み。2月下旬〜3月半ばにシベリア方面へ旅立つという。

■琵琶湖の魅力、ぐるっと再発見 オープニングイベントに西川さんら(産経ニュース)http://www.sankei.com/region/news/171008/rgn1710080023-n1.html
 琵琶湖の水辺景観の魅力を発信しようという観光キャンペーン「日本遺産 滋賀・びわ湖 水の文化ぐるっと博」が始まった。7日、比叡山延暦寺(大津市)でオープニングイベントが開かれ、県出身のミュージシャンで滋賀ふるさと観光大使の西川貴教さんらが「イベントを通じて滋賀の魅力を再発見してほしい」と呼びかけた。
 「日本遺産」に琵琶湖周辺の名所や景観が「琵琶湖とその水辺景観−祈りと暮らしの水遺産」として認定されていることを受け、キャンペーンでPRし観光誘致を図る狙い。県などが企画した。
 7日は、西川さんや三日月大造知事らがテープカット。その後、県出身の女優で、しが広報部長の高橋ひかるさんが、滋賀の日本遺産をテーマにした物語の朗読などをした。
 三日月知事は「まず県民に滋賀のことを知ってもらい、県外、世界の方々にも山々や琵琶湖の魅力を感じていただきたい」と話し、西川さんは「イベントをきっかけに県内を回ってほしい」と話した。キャンペーンは来年3月まで。日本遺産に絡めた体験ツアーやイベント、寺社の特別公開などが予定されている。問い合わせはびわこビジターズビューロー(電)077・511・1530。

■琵琶湖の魅力発信 水の文化ぐるっと博開幕(asahi.com滋賀)http://www.asahi.com/articles/ASKB74523KB7PTJB00G.html
 日本遺産「琵琶湖とその水辺景観―祈りと暮らしの水遺産」をテーマにしたイベント「水の文化ぐるっと博」が10月から始まり7日、延暦寺会館(大津市坂本本町)でオープニングイベントが開かれた。
 2015年に文化庁から日本遺産に認定された「琵琶湖とその水辺景観」は、高島市の大溝地区や東近江市伊庭町の水辺景観や比叡山延暦寺などから構成される。水と人の営みが調和した文化的景観として多くの人をひきつけるとして選ばれた。県や、同日本遺産の構成文化財のある7市などで作る協議会が主催するぐるっと博では、この遺産を核に県全体を博覧会の会場に見立て、滋賀の文化を体感できるまち歩きや写経・写仏体験など計約70のイベントを来年3月まで順次開く。「水と暮らし」「水と祈り」「水と食」という三つの文化を体感してもらうことを目指す。
 オープニングイベントでは、県出身のアーティスト西川貴教さん(47)が三日月知事らと琵琶湖の魅力を語ったり、県出身の俳優高橋ひかるさん(16)がバイオリンの演奏に合わせ同遺産の軸となる物語を朗読したり。西川さんは「県外だけでなく、県内の方にも滋賀の魅力を再発見してほしい」。高橋さんは「朝日豊年太鼓踊など自分があまり知らなかった文化も知れた。皆さんも体験していただけたら」と話した。
 ぐるっと博の詳細はWEBサイト(https://nijitabi.biwako-visitors.jp/別ウインドウで開きます)から確認できる。問い合わせは日本遺産「水の文化」ツーリズム推進協議会(077・511・1530)へ。(真田嶺)

17/10/07

■オオヒシクイ 今季初飛来 琵琶湖に6羽 長浜(毎日jp滋賀)https://mainichi.jp/articles/20171007/ddl/k25/040/581000c
 国の天然記念物に指定されている冬の渡り鳥、オオヒシクイ6羽が6日、湖北野鳥センター(長浜市湖北町今西)近くの琵琶湖に今季初飛来した。同日早朝、巡回中のセンター職員が確認した。長旅の疲れを癒やすかのように湖岸で羽を休め、餌をついばんでいる。初飛来は昨年より6日遅い。
 オオヒシクイはガンの仲間で、羽を広げた...

■脂が乗ったトロのおいしさ 「ビワトロマス」滋賀でブランド化(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20171007000040
 滋賀県の長浜バイオ大(長浜市田村町)は6日、養殖を進めているビワマスのブランド名を「ビワトロマス」に決めたと発表した。来春から使う。
 同大学は、市内の業者と共同開発した餌を使った養殖に取り組んでいる。本格出荷を控えてブランド名と商品デザインを学生や教職員から募集していた。
 ブランド名はバイオサイエンス学部アニマルバイオサイエンス学科の和田修一准教授(46)が考案。「マグロのトロのように脂がのっているビワマスのおいしさを表現した」としている。
 商品デザインは、同学科4年の小竹真由さん(22)が、大きな目をしたビワマスが琵琶湖を生き生きと跳ねる様子を描いた。
 2人は「バイオ大発の商品として地域貢献できれば」と話した。
 来年3月から同名で出荷する。商品デザインは出荷パッケージに使い、ブランドとしてアピールしていく。

■天然記念物オオヒシクイ、琵琶湖に今季初飛来(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20171007000039
 国の天然記念物の渡り鳥オオヒシクイが6日、長浜市湖北町今西の琵琶湖岸に今季初飛来した。近くの湖北野鳥センターによると昨年より6日遅い。
 同日午前7時ごろ、野鳥観察をしていた同センター職員の植田潤さん(48)が、つがいとその子どもとみられる4羽の計6羽を確認した。
 オオヒシクイはロシアのカムチャツカ半島から渡ってくるカモ科のガンの仲間で、羽を広げると約1・6メートルある。湖北地域は越冬地の国内南限とされ、琵琶湖ではピーク時に300〜500羽が見られる。
 植田さんは「観察に訪れて季節の移ろいをみなさんに感じてもらえれば」と話している。

■大島で大繁殖…捕獲へ 「キョンとるず」(産経ニュース)http://www.sankei.com/region/news/171007/rgn1710070064-n1.html
 都は6日、伊豆大島(大島町)で大量繁殖したシカ科の特定外来生物「キョン」を捕獲するチームの名称を「キョンとるず」に決め、ロゴマークとともに発表した。
 名称238件、ロゴマーク124件が寄せられ、私立女子学院高3年の大久保美里さんが応募した名称「キョンとるず」と、都立大島高2年の金森仁亜さんのロゴが採用された。小池百合子知事は「メンバーが一致団結して捕獲の取り組みが一層進むことを期待している」としている。
 大島のキョンは昭和45年秋、都立大島公園で飼育されていた十数頭が壊れた柵から逃走し、野生化。現在約1万5千頭が生息しているとみられ、特産物のアシタバの食害などが問題となっている。

■秋深き、オオヒシクイが初飛来 滋賀(産経ニュース)http://www.sankei.com/region/news/171007/rgn1710070043-n1.html
 秋の深まりを告げる渡り鳥、オオヒシクイの親子6羽が長浜市湖北町今西の湖岸に今季初飛来したと湖北野鳥センターが6日、発表した。例年より約6日遅い飛来。親子は長旅の疲れを癒やすように湖上を泳ぎ、羽根を休めている。
 オオヒシクイはガンの仲間で国の天然記念物。羽根を広げると約1・6メートルになる。ロシア・カムチャッカ半島周辺から飛来し、同市は国内越冬地としては南限にあたるという。同市には毎年300〜500羽が飛来する。
 各地で飛来地が減少しており、同センター周辺の琵琶湖岸は貴重な生息地になっているという。同センターによると、過去10年間の初飛来は7回までが9月下旬だった。同センター職員の植田潤さん(48)は「やっと飛来したので安心した」と話している。

■秋本番の風吹く 長浜にオオヒシクイ(ChunichiWeb滋賀)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20171007/CK2017100702000009.html
 湖北地域に秋の到来を告げる渡り鳥、オオヒシクイが六日、長浜市湖北町の琵琶湖に今季初めて飛来した。昨年より六日遅い。来年三月初旬まで見られるという。
 ガンの仲間のオオヒシクイは、翼を広げると一・六メートルにもなる大きな水鳥。国の天然記念物で、絶滅危惧種にも指定されている。長浜市は国内の越冬地では南限。ロシアのカムチャツカ半島周辺から、三百〜五百羽がやって来る。
 六日午前七時ごろ、巡回していた湖北野鳥センター職員の植田潤さんが、センターから南約一キロの湖岸で六羽を見つけた。親子とみられ、水辺で餌を採る様子も見られた。
 センターによると、かつては秋分ごろに初飛来することが多く、今年は過去十年で二番目に遅い。
 植田さんは「なかなか来ないな、と気をもんでいた。理由は分からないが、近年はずれ込むことが増えている」と話した。(鈴木智重)

■オオヒシクイ また会えた 長浜(YomiuriOnLine滋賀)http://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20171006-OYTNT50195.html?from=ycont_top_txt
 国の天然記念物に指定されている渡り鳥・オオヒシクイ6羽が6日朝、長浜市湖北町今西の琵琶湖岸に今季初めて飛来した。昨年(9月30日)より6日遅い。
 湖北野鳥センター(長浜市)によると、オオヒシクイはガンの仲間で体長約90センチ。両翼を広げると1・6メートルほどにもなる。繁殖地のロシア・カムチャツカ半島周辺から越冬のために飛来。国内最南限の越冬地とされる長浜市の琵琶湖岸で、毎年300〜500羽が来年2月頃まで過ごすという。
 この日は同センターの職員が午前7時頃、湖岸を巡回中、羽を休めているところを確認した。担当者は「湖北に秋の深まりを告げる鳥を観察してほしい」と話している。

17/10/06

■びわ湖バレイ、1カ月ぶり営業再開 ロープウエー復旧(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20171006000139
 ロープウエーの不具合で休業中だったびわ湖バレイ(大津市木戸)は6日、修理と安全点検を終え、約1カ月ぶりに営業を再開した。
 ロープウエーは打見山頂(1108メートル)とふもとをつなぐ全長約1800メートル。先月3日、ワイヤの一部に断線が見つかり運転を停止し、以降は全面休業していた。

17/10/05

■連合滋賀、希望3人と政策協定 衆院選、無所属新人とも(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20171005000173
 連合滋賀は5日、衆院選(10日公示、22日投開票)に希望の党公認で立候補を予定する滋賀2〜4区の民進系3人と、1区から無所属で立候補する新人1人との間で政策協定を結んだ。今後、加盟労組に4人の当選に向けた支持拡大を呼び掛けていく。
 協定では、東日本大震災からの復興推進▽経済・産業政策と雇用政策の一体的な推進▽原子力エネルギーに依存しない社会づくり▽労働者の雇用安定と公正処遇の確保−など8点の重点施策に取り組むことを確認した。
 大津市で4人と協定書に調印した連合滋賀の山田清会長は「労働組合が要望していた政策を安倍政権が出しているが、本物だと思っていない。安倍政権を終わらせるために必死にがんばりたい」と語った。
 野党の再編が短期間で進んだため、これまで政党と結んでいた協定を候補予定者個人と結んだ。比例区の投票先は構成労組に委ねる方針。連合本部は2〜4区ですでに推薦決定し、1区でも推薦を申請中という。

■武藤氏「自民から見送り要請」 衆院選不出馬表明(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20171005000181
 無所属の前衆院議員、武藤貴也氏(38)=滋賀4区=が5日、大津市の滋賀県庁で記者会見し、衆院選に立候補しない考えを明らかにした。離党した自民党への復党ができなかったことなどを理由に挙げ、政界復帰への希望も語った。
 武藤氏は、離党の要因となった2015年の金銭トラブル報道について、「情報源となった被告が裁判でうそだと認めたが、負のイメージを払拭(ふっしょく)するには相当の労力と時間がかかる」と説明。「復党して次の選挙に備えたかった。かなわず断腸の思いだが不出馬という結論に達した」と述べた。
 その上で、「捲土重来(けんどちょうらい)を期し、保守政治家として日本を変えるため、がんばりたい」と語り、無所属も視野に国政への再挑戦に意欲を示した。
 会見では、落ち着いた表情で用意した紙を読み上げ、時折目を潤ませる様子も見られた。3日に支持者に立候補見送りを相談したが慰留もあり、会見当日の朝まで悩んだという。自民本部側から見送るように働きかけもあったと明かし、今後も復党を目指すかは「まだ分からない」とした。
 滋賀4区には、武藤氏の後任支部長となる自民新人、希望新人、共産新人の3人が立候補を表明している。

■10月3連休の渋滞はどうなる? 渋滞予報士による予測と「渋滞を発生させない方法」(ねとらぼ)http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1710/05/news028.html
10月の3連休(7〜9日)の渋滞状況を、渋滞予報士が予測。
[石原亜香利,ねとらぼ]
 秋の行楽シーズン定番のお出掛けといえば紅葉ドライブ。でも、毎年懸念されるのが交通渋滞です。巻き込まれるとせっかくの楽しいお出掛けもちょっと憂鬱に。
 そこで2017年10月の連休(7日〜9日)の混雑状況を、NEXCO 東日本の5代目渋滞予報士である外山敬祐(とやま・けいすけ)さんに予測してもらいました。
 ちなみに「渋滞予報士」とは、文字通り渋滞を予測する専門職のことで、NEXCO 東日本で渋滞対策に取り組む担当者しか名乗れない肩書。高速道路を利用する人たちに分かりやすく渋滞について伝え、渋滞を減らすことが使命です。
取材協力
◆外山敬祐(とやま・けいすけ)さん
1985年生まれ。大学院で都市工学を学び2011年修了、同年NEXCO 東日本に入社。道央自動車道(北海道)の管理、観光庁での行政実務研修、圏央道の建設現場勤務などの現場経験を経て、2016年7月から5代目の「渋滞予報士」に就任。
ドラぷら:http://www.driveplaza.com/
 予測は蓄積された過去のデータを使って行われます。例えば過去の同じ時期で直近の渋滞データ、曜日の並びが同じ年の渋滞データを用いて、そこに道路の開通状況、天候や事故などの影響、さらには周辺のイベント状況などの要素を考慮。直近の3年分のデータを重ね合わせて、今年の渋滞がいつ・どこで・どのくらい発生するのかを予測します。
 今年の混雑状況はどうなるのでしょうか。まずは、同じく渋滞が発生しやすい時期である今年のお盆休みの振り返りをしてから、10月3連休のお話を聞いていきます。
今年のお盆休みの渋滞、どうだった?
――今年のお盆休みの渋滞状況はどのような特徴があったのでしょうか。
外山さん:今年のお盆期間は、10km以上の渋滞発生回数で見ると“昨年並み”でした。
 今年は昨年から導入された「山の日」が金曜日となり、3連休となったことから渋滞は増えると予測していましたが、記録的な天候不順による出控え等により、結果的に渋滞回数は昨年並みに落ち着きました。
 1日の平均交通量も昨年並みでしたが、路線別に見てみると、圏央道においては今年2月に茨城県区間の「境古河IC〜つくば中央IC」の開通効果により、昨年比約25%の大幅増となりました。
 このようにカレンダーの曜日の並び、天候の影響、道路の開通状況といったさまざまな要因によって渋滞の起こり方は変化します。特に近年は、圏央道を始めとする環状道路の整備が進み、交通の流れに変化が生じており、渋滞の起こり方も変化してきています。
10月連休の混雑予測
――10月7日(土)〜10月9日(月・祝)の、「体育の日連休」の混雑予測をお願いします。
外山さん:例年、10月の3連休は本格的な紅葉シーズンには早いこともあり、9月の3連休ほどの渋滞は発生しない傾向にあります。しかし今年の9月の3連休は台風の影響により出控えた方も多かったと思われるため、今年の10月の3連休は例年と異なる状況になる可能性があります。
 特に長い渋滞として予測しているのは、連休最終日の10月9日(月・祝)に関越自動車道(上り線)高坂SA付近を先頭に最大40km、東北自動車道(上り線)羽生PA付近を先頭に最大25kmの渋滞です。
 また、この3連休に長野方面におでかけの方は注意が必要です。現在、上信越自動車道の「須坂長野東IC〜信州中野IC」の間でリニューアル工事に伴う終日対面通行規制を行っているため、渋滞が見込まれます。
 特に10月9日(月・祝)は上り線で最大8kmの渋滞を予測しています。この渋滞は、車線が制限されて起こる渋滞であるため、通常の交通集中渋滞(いわゆる自然渋滞)よりも通過に時間を要するため注意が必要です。
渋滞回避のアドバイス
――この10月連休に車で出掛ける人に、渋滞を避ける方法などアドバイスをお願いします。
外山さん:お出掛け前に渋滞予測を活用して、少しでも渋滞が発生する時間、ルートを避けた計画を立てることがポイントです。NEXCO 東日本が提供する「ドラぷらアプリ」を活用すれば、出発ICから目的ICまでの複数のルート・通行料金を検索でき、ルートごとに渋滞予測を加味した所要時間を確認できます。
 また、高速道路に設置されている情報板から常に最新の交通情報を収集し、空いているルートを選ぶのも重要なポイントです。距離としては多少遠回りになっても渋滞をかわすことによって、結果的に早く目的地に到達できるケースもあります。
渋滞を発生させないようにするためにできること
 外山さんによれば、渋滞を回避するだけでなく、自分から渋滞を発生させないようにすることも大切だといいます。
1. 下り坂から上り坂に切り替わる「サグ」で無意識に速度を落とさない
外山さん:高速道路で発生する渋滞のうち、約半分は「サグ」と呼ばれる下り坂から上り坂に切り替わる箇所で発生します。
 サグでは上り坂に変わったことに気付かずに無意識のうちに速度が低下してしまう車が現れます。後続車両はその速度を落とした車と車間距離が詰まるためブレーキを踏みます。ブレーキを踏んだそのさらに後ろの車もブレーキを踏むといった具合にブレーキが掛け算式に後方に伝達していき、渋滞が発生します。
 「この先上り坂」や「速度低下に注意」という標識を見かけたら、そこは渋滞ポイントですので無意識に速度を落としてしまわないように注意して走行してください。
2. 追越・走行車線を均等に利用する
外山さん:高速道路が混雑し始めると、「少しでも先に」という思いで追越車線へ車線変更する車が多くなります。その結果、追越車線に極端に車が集中してしまいます。渋滞の大半は追越車線から発生しています。
 車線を均等にご利用いただくことで渋滞発生を遅らせることができます。この10月には、特に追越車線への集中が激しい箇所である東北自動車道(上り線)の「佐野藤岡IC→館林IC」で走行車線の利用促進による渋滞対策実験を実施します。
 混雑しているときこそ、はやる気持ちを抑えて、走行車線のご利用をお願いします。渋滞を避け、安全で快適なドライブをお楽しみください。

■武藤氏 衆院選に不出馬 負のイメージ払拭できず(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0024766
=「近い将来、捲土重来を期す」政界復帰に意欲見せる=
 【全県】 自民党を離党した無所属前職の武藤貴也氏(38)は5日、県庁で会見し「次期衆院選に4区からの出馬は見送る決断をした。悪意ある週刊誌の報道により、私が犯罪者や加害者であるような誤ったイメージがつけられた。一度つけられた負のイメージを払拭するには相当の時間がかかる現実があった。自民党の復党もかなわず、断腸の思いで5日朝、出馬を断念した」と悔しさをにじませた。
 出馬断念を支持者らに伝えたところ、「『出馬しろ』『がんばれ』の声をいただいたのはうれしかった」とも。
 また自民党復党問題については「(解散前に)二階俊博幹事長室に行って復党願いを出してきたが、いまだに連絡はない。ただ二階幹事長が人を介して『この衆院選は出馬しないでほしい(復党問題は選挙後に審議する)』との話もあったが、非公式で本人からの直接の話でなく、確証は持てなかった」と振りかえった。
 今後の政治活動については「近い将来、捲土重来(けんどちょうらい)を期して滋賀の地でがんばりたい」と政界復帰に意欲を見せた。(石川政実)

■大義問われる解散総選挙〈4区〉連載(2)(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0024759
=自民小寺氏と希望徳永氏が激突 共産西沢氏、市民団体、社民らと共闘=
 【全県】 10日公示の衆院選(22日投開票)は、民進が「希望の党」との公認調整を巡って希望代表の小池百合子東京都知事の「排除の論理」に揺れているが、滋賀4区では、前県議で自民新人の小寺裕雄氏(57)、民進出身で希望に公認された徳永久志氏(54)、「市民の会しが」、共産、社民、新社会の統一候補新人の西沢耕一氏(39)の3極の構図でほぼ固まった。自民を離党した無所属前職の武藤貴也氏(38)の出馬は流動的だ。(畑多喜男、高山周治、古澤和也)
 自民・小寺氏は先月30日、近江八幡市内の事務所開きで、「希望の党」への合流を決めた民進に対して、「考えを180度回転させる政党にこの国を任せられない」と、約120人の支持者を前に闘志をむき出しにした。
 今回の衆院選は、地盤東近江市のほか、甲賀市、湖南市の市議選と同日選のため、自民系候補と個人演説会などを共催し支持拡大の相乗効果を狙う。また今月5日には八日市アピア(東近江市)で決起集会を開き、足元から弾みをつける。
 希望・徳永氏も先月30日、地元近江八幡市内で事務所開きを行い、支持者約100人に希望へ公認申請した経緯を説明するとともに、「安倍政治を終わらせる一点に特化したい」と強調し理解を求めた。
 選挙戦では、3市の市議選で民進系市議が動けないため、最大の支持母体・連合がフル回転する。ただし、希望への党名変更に混乱が予想されるため、「まずは組合員一人ひとりに党名を浸透させるのが先決」と、福本聖一・連合滋賀4区地協議長は気をもむ。
 共産・西沢氏は当初、安保法制の廃止などを掲げ民進などの野党候補一本化を模索していたが、民進の方針転換で、市民団体「市民の会しが」や社民などの統一候補として出馬することに。
 先月30日の「市民の会しが」集会では、メンバーから「自民・希望の保守2大政党でなく、市民中心のリベラルの旗を維持して正々堂々と戦う」と、気勢が上がった。
 同氏は6日、4区市民の会の集会(東近江市蒲生あかねホール)に参加し、共闘態勢を強める。
 無所属の武藤氏は「出馬の取りやめを考えたことはない」とし、解散風が強まりだした先月17日から支援者へのあいさつ回りに奔走し始めた。
 前回の選挙戦は、自民公認だったため自民系市議が「実働部隊」として支えたが、今回は無所属のため後援会中心の戦いとなる。
 しかし、4日の後援会の協議で、無所属の出馬を最終決定する見通し。

■ガソリン133円70銭 5カ月ぶりの高値(SankeiBiz)http://www.sankeibiz.jp/macro/news/171005/mca1710050500006-n1.htm
 経済産業省資源エネルギー庁が4日発表した2日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、9月25日時点の前回調査より1円40銭高い133円70銭だった。3週連続値上がりし、4月下旬以来約5カ月ぶりの高値となった。
 調査した石油情報センターによると、産油国の協調減産に伴う原油価格の上昇の影響で、元売り各社がガソリンの卸価格を引き上げたことが主因。「来週も値上がり傾向が続きそうだ」とみている。
 地域別では、43都道府県が値上がりした。上げ幅は新潟の2円80銭が最大で、香川の2円70銭、福島の2円40銭が続いた。横ばいは茨城、高知の2県。値下がりは2県で、下げ幅は長崎が60銭、岡山が20銭だった。
 ハイオクは前週より1円30銭高い144円40銭だった。軽油は1円値上がりの112円10銭。灯油は18リットル(一般的なタンク1個分)が1386円で11円値上がりした。

■レギュラーガソリン、前週比1.4円高の133.7円…5月以来の高値(Responce)https://response.jp/article/2017/10/05/300696.html
資源エネルギー庁が10月4日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、10月2日時点でのレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格は、前週比1.4円高の133.7円だった。レギュラーガソリンの値上がりは3週連続。5か月ぶりに133円を突破した。
地域別では北海道で1.8円、関東で1.7円、近畿と四国で1.3円、中部と中国で1.2円、東北と九州・沖縄で1.1円、全エリアで1円以上値上がりした。またハイオクガソリンは前週比1.3円高の144.4円、軽油は1.0円高の112.1円だった。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、10月4日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は126.2円/リットル(前週比+1.4円)、ハイオクは137.4円/リットル(+1.8円)、軽油は99.2円/リットル(+0.7円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
◆全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができます。
e燃費 URL http://e-nenpi.com/

17/10/04

■新宮に木質バイオマス発電所 県内初、21年操業目指す(紀伊民報AGARA)http://www.agara.co.jp/news/daily/?i=340797&p=more
 木質バイオマス発電事業に取り組んでいるエフオン(東京都)が、和歌山県新宮市にある新宮港第2期工業用地で発電事業を計画している。「わが国有数の木材産出地であり、燃料確保が充分に見込まれる」などと判断。今後、国から事業計画の認定を受けるなどして、2021年中をめどに事業開始を目指す。
 同社が9月27日、ホームページなどで公表した。県産業技術政策課によると、県内で木質バイオマス発電事業を検討している事業者は他にもあるが、事業者が計画推進を発表したのは初めてという。
 同社グループは大分県日田市と豊後大野市、福島県白河市で計三つのバイオマス発電所を稼働運転しており、19年には栃木県壬生町でも稼働を始める計画を進めている。
 新宮発電所(仮称)は第2期工業用地内の敷地約5万3千平方メートルに、定格出力1万8千キロワットの発電設備を設ける計画で、年間約18万トンの木質燃料を使用する予定。総投資額は約100億円。木質燃料は県内や近隣県からの調達を見込むという。
 同社の計画に対し、第2期工業用地を分譲している新宮市の田岡実千年市長は「正社員が40人、紀伊半島の間伐材や運送業が活性化して周辺の関連企業を含むと約100人の新たな雇用が発生するといわれている。ぜひ成功させたい」と話す。

■「他で捨てるなら殺してください」 生態系と命の大切さを突きつける漫画「環境学習」が心に刺さる(ねとらぼ)http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1710/03/news127.html
「この授業が僕にとって重要なものであったことは間違いない」
 生き物を飼うことの本質を突きつける漫画「本当の環境学習」がTwitterに投稿され、注目されています。あくまでも飼うこと自体は否定せず、命と生態系の大切さを再認識させられる内容です。
 投稿者である不完全人間さん(@imperfect_pp)が小学生時代に受けた環境学習を漫画にしたもの。荒川という場所だったこともあり、遠足気分でカニやバッタを捕まえ楽しむ不完全さん。しかし、持ち帰って飼おうと思った矢先、荒川で環境保護を務めるお姉さんから受けた一言で考え直すことになります。
 荒川の自然に触れた感想を聞きつつ、生き物を捕まえてみた子どもたちに「間違いが起こる前に最初に言っておきます。他で捨てるなら殺してくださいね」「殺すのが嫌なら最後まできちんと飼育してください、その自信も無いなら今すぐこの荒川に戻しましょう」と淡々と語るお姉さん。他の場所で生き物を放すことによる生態系への影響はもちろん、生き物を飼うことそのものの責任を突きつける一言でした。
 この言葉を聞き、不完全人間さんと他の子どもたちは捕まえた生き物を放していったそうです。現在も動物が大好きでウズラと猫を飼っているという不完全人間さんは「当時の僕はなんの知識もないままただなんとなく飼おうとしていて、命や生態系を守ることの大切さを分かっていなかった」「この授業が僕にとって重要なものであったことは間違いない」と振り返っています。
 この投稿には「よそでテキトーに放したら生態系をブチ壊す可能性がある」「最近の多摩川は飼えなくなった生き物の放流で外来種だらけになった」「きれい事を伝えるだけでなく、子供に良質な『傷』をつける教育」などさまざまな意見が寄せられることに。不完全人間さんはSNS映えや見た目のかわいさ、希少さなどを理由に安易に生き物を飼うことは避けて欲しいとも呼びかけています。

■衆院選「排除は勢いそぐ」 武村正義氏「希望」に注文(毎日jp)https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171004/k00/00e/010/272000c
 衆院解散を機に、新党結成の動きが続いている。希望の党へ合流を目指した民進党だったが、希望側が安全保障政策をハードルにして一部の民進前議員を排除。反発した民進の枝野幸男代表代行が立憲民主党を結成し、民進は事実上分裂した。10日の公示を前に情勢は激動しているが、かつて「新党さきがけ」代表を務めた武村正義元蔵相(83)に見方を聞いた。【三上健太郎】
 民進の前原誠司代表が突如表明した、小池百合子東京都知事率いる希望への合流。しかし小池氏は「排除」という言葉を持ち出し、合流者を選別する意図を明確にした。武村氏は「前原さんの大胆な決断は間違っていないと思うが、小池さんは『排除の論理』というか厳しい条件を突きつけた。安全保障関連法に反対の人はだめと言うなら、反対した民進と合流話をすること自体、間違っている」と厳しい。結果、民進は割れたが、その背景を「小池・前原会談の詰めがアバウトだったからでは」と分析する。
 「排除の論理」。1996年、旧民主党結成の際、中心人物の鳩山由紀夫氏が、さきがけの同僚だった武村氏の参加を拒んだ。排除の論理という言葉は当時の流行語にもなった。「武村さんはご遠慮いただきたいとテレビで堂々と言われてね。苦い経験をしているから」と振り返る武村氏。「政党を作るなら、排除よりむしろ、吸収力、求心力を高めないと、強い与党に対抗するパワフルな党は生まれない。排除の一件は、希望の勢いをそいでしまう」と話す。
 一方、「排除」されたことを機に生まれた立憲民主党。リベラルの受け皿としてにわかに注目され、武村氏は「やりようによっては一定の勢力を持つかもしれない」とみる。「リベラルは平等、保守は自由の考え方を強調する政治勢力と思っている。自由と平等は非常に大事な政治スローガンだから、保守政党二つ(自民党、希望の党)だけでは何となく落ち着きませんからね」
 希望の党を巡る一連の動きを、与党側は「野合」と批判するが、武村氏は「自民党も堂々と公明党と野合している。小選挙区で巨大な与党と相対する時、野党が一本になって立ち向かうのは自然」と肯定する。その上で、選挙協力と政権の構築は「二段構え」で考えればいい、と促す。
 生まれては消える新党。結党して時間がたつと、内部分裂するケースが多かった。「自民のような大政党は対立も内部でのみ込み、組織で打ち消す。だが新党は対立がすなわち分裂につながる」。新しい政党に不可欠なのはおおらかさと結束力だと、武村氏は指摘する。
武村正義氏(たけむら・まさよし)
 1934年生まれ。東大経済学部卒。滋賀県知事を経て、86年衆院選で初当選。当選4回。93年に新党さきがけを設立。同年に成立した非自民連立政権では官房長官に就任。

17/10/03

■11万トン級受け入れへ 新宮港改良で重大決定 経済効果 大幅増か(紀南新聞ONLINE)http://www.kinan-newspaper.jp/?p=11717
 クルーズ客船の誘致が好調な新宮港で、11万トン級の船舶に対応できる改良工事が行われることが2日、分かった。平成30年12月末までの完成を目指すという。現在の新宮港の対応可能船舶は5万トン級のため、完成すれば倍以上の乗客定数を持つ船舶が入港可能となり、大きな経済効果が期待できる。
 新宮市が主催し、同市井の沢のユーアイホテルで開いた、「新宮港クルーズ客船受入にかかる広域的取組検討会議」で明らかになった。港湾管理者である県の県土整備部港湾空港局によると、最大で5万トン級船舶の係留が可能な佐野側の岸壁に拡幅や補強を加えた上で、岸壁から離れた海上に係船杭を設置。全長の長い11万トン級の船舶の係留を可能とする。水深は掘らなくても現状で足りているという。
 新宮市の企業立地推進課によると、新宮港に現在入港する最大の船舶である飛鳥Uの乗客定員は872人となっている一方、11万トン級の船舶であるダイアモンドプリンセスの乗客定員は2670人。飛鳥Uの一寄港あたりの経済効果は概算で約1000万円としているため、11万トン級の誘致に成功すれば大幅増が見込めることになる。
 会議は新宮市、田辺市、那智勝浦町、太地町、古座川町、串本町、北山村、紀宝町、御浜町、熊野市、和歌山県、三重県の10市町村2県が集まった。新宮市がクルーズ客船の受け入れなどを通じて、地域振興や経済活性化を図る組織の設立を提案。▽名称を新宮港クルーズ振興広域協議会とする▽会員相互の意見交換や情報共有、クルーズ振興にかかる共同調査研究を行う―などを提示し、全会一致の可決を得た。
 西田健・紀宝町長は和歌山県の担当者に対し、「静穏度(*)は今の状況のままで、11万トン級が停船できるのか」と質問。浅見尚史・県土整備部港湾空港局長は「(新宮港の)防波堤の整備がまだ残っている。岸壁の改良工事と同時並行で(静穏度の)対策を講じていく」と話した。
 田岡実千年・新宮市長は主催者として「新宮港が熊野の海の玄関口として、にぎわいの拠点となり、各自治体や熊野地域全体における産業に寄与できれば」とあいさつ。会議後は「観光客に満足してもらうには、広域の取り組みが必要。熊野地域全体の活性化ができれば」とまとめた。
 なお、県は6月に和歌山県クルーズ振興協議会を設立。和歌山下津港や日高港でも、大型船舶入港に向けた改良工事を施すなど、クルーズ客船誘致に力を入れている。
*静穏度=港湾内の年間における波高が穏やかな日の確率を数値化したもの

■「希望」公認に京都5人、滋賀3人 衆院選(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20171003000148
 希望の党は3日、衆院選の第1次公認を発表し、京都府で5人、滋賀県で3人を選んだ。民進党から公認申請していた京都3人、滋賀3人を全て認めたほか、民進が未申請だった京都1、5区で新人の擁立を決めた。京都と滋賀で新党「立憲民主党」に立候補する動きは現時点で見られず、京都6選挙区、滋賀4選挙区の構図がほぼ固まった。
 京都では、民進系で3区前職の泉健太氏(43)、4区前職の北神圭朗氏(50)、6区前職の山井和則氏(55)の3人を公認した。2区前職で民進代表の前原誠司氏(55)は無所属で立候補する。1区はアナウンサーの嶋村聖子氏(40)を、5区では前防衛省官房審議官の井上一徳氏(55)の新人2人を立てる。
 滋賀では、民進系で2区前職の田島一成氏(55)、3区新人の小川泰江氏(54)と4区新人の徳永久志氏(54)をそれぞれ公認した。

■衆院選2017 嘉田氏出馬表明 「安倍政治、終わらせる」 希望と連携、小池氏に期待(毎日jp滋賀)https://mainichi.jp/articles/20171003/ddl/k25/010/598000c
 10日公示の衆院選で2日、民進党から出馬要請を受けていた前知事の嘉田由紀子氏(67)が滋賀1区から無所属で立候補し、希望の党と連携する考えを表明した。記者会見を開いて「鉛筆一本の勇気で、多くの方に投票していただきたい」などと“嘉田節”を披露。嘉田氏は県内で抜群の知名度を誇り、1区のみならず全県的に影響が広がる可能性もある。また、県内の全4小選挙区で▽自民・公明陣営▽民進・希望陣営▽共産・社民などの野党共闘陣営−−の三つどもえ以上の戦いとなる構図となっている。【大原一城、北出昭】
 嘉田氏は「もったいない」をキャッチフレーズに2006年の知事選で初当選し2期務めた。この日の会見で...

■衆院選2017 嘉田氏出馬表明 野党共闘の候補「乗ってくれず」(毎日jp滋賀)https://mainichi.jp/articles/20171003/ddl/k25/010/600000c
 共産党県委員会、社民党県連、新社会党県本部準備会、「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民の会しが」(略称・市民の会しが)の4者と、「野党共闘」の統一候補に選ばれた4人が2日、県庁で記者会見を開き、立候補への思いなどを語った。解散直前まで共闘を目指してきた民進党の県内小選挙区の立候補予定者が希望の党の公認となるかどうかは不透明な情勢だが、4者は「もう時間切れ」...

■嘉田前知事は「立憲民主党」参加拒否 民進分裂に関係者「残念」(京都新聞電子版)http://kyoto-np.co.jp/top/article/20171003000049
 民進党の枝野幸男代表代行が2日、リベラル系の新党「立憲民主党」を設立する方針を明らかにし、民進の分裂が決まった。京都と滋賀の民進関係者からは「残念」「やむを得ない」といった反応が聞かれた。
 京都府内では民進の前原誠司代表(衆院京都2区)以外の前職3人がいずれも希望の党に公認を申請している。
 京都3区前職の泉健太民進府連会長は、「行動を共にできない仲間がいるのは残念だが、安倍政権打倒に向け連携はしていきたい」と述べた。4区前職の北神圭朗氏は新党設立について「やむを得ないと思う。むしろ、右と左がはっきり分かれた方が国民のためにもなると思う」と淡々と話した。6区前職の山井和則氏は自身の対応について「支持者からさまざまな声が寄せられており、検討中」とした。
 枝野氏と近い関係にある民進選対委員長代理の福山哲郎参院議員(京都選挙区)は、新党に参加するかどうかを「熟慮する」とした。衆院選では「京都の仲間を応援したい」と話した。
 民進滋賀県連の今江政彦幹事長は「これまで一緒に活動してきた仲間が別の道を選ぶのは残念だ」とした上で、「県内から希望への公認を申請している3人は、枝野さんの新党に移ることはない」と述べた。滋賀1区から無所属での立候補を表明した前滋賀県知事の嘉田由紀子氏は、枝野氏からの新党参加の要請を断ったことを明らかにした。

■嘉田氏が無所属で出馬表明(滋賀報知新聞ネット版)http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0024743
=自民の大岡氏、社民の小坂氏の3極=
【全県】 前滋賀県知事の嘉田由紀子氏(67)は2日、大津市で記者会見し、「政治を私物化する安倍政治を終わらせたい思いで出馬する」と衆院選に滋賀1区から無所属で立候補することを表明した。引退した民進党の川端達夫氏(前衆院副議長)の地盤を引き継ぎ、比例代表では小池百合子東京都知事が代表の新党「希望の党」への投票を呼びかける、としている。(石川政実)
 嘉田氏は、川端氏から出馬の要請を受け、民進党代表の前原誠司氏からも直接要請され、9月24日に出馬を決意した。民進党が「希望の党」へ合流する動きの中、嘉田氏は身柄を前原氏に一任していた。
 しかし、今月1日夕に前原氏から「日本未来の党」の代表経験者であることから無所属で出るよう連絡が入った。
 嘉田氏は会見で「(希望の党の公認から外れた理由について)詮索もしたくないし、知りたくもない」と述べるにとどめ感情を抑えた。
 だがイメージカラーである緑色のジャケットを着て現れた嘉田氏に記者から「小池さんもイメージカラーは緑だが、無所属で当選したら希望の党に入るのか」の質問に対し、「私は一貫して(ずっと前から)グリーンです」と切り返す場面もあった。
 保守二大政党の流れが進む中、民進党代表代行の枝野幸男氏らがリベラル新党「立憲民主党」を結成することについて、「枝野氏から誘いがあったがお断りした。私はよくリベラルだと言われるが、環境社会学者として卒原発や女性政策を訴えてきたことがそう受け止められたもの。私は右や左といったイデオロギーでなく、いつも真ん中だ」と中道の立ち位置をにじませた。
 滋賀2,3,4区で民進党から希望の党公認で出馬が予定されている各候補者には「1区から鉛筆1本の勇気が熱伝導となって(支持が)広がっていけたらと思う。比例は希望の党を訴えていく」とエールを送った。
 自民党関係者は「リベラルな嘉田氏を保守改革の小池氏が嫌って排除されたのが実態だろう。嘉田氏が比例で希望の党を訴えるのも、希望候補や川端氏への配慮に加え、小池氏から刺客を出されるのを避けたかったのでは」と受け止めている。
 1区は、自民党前職で3選を目指す大岡敏孝氏(45)と、社民党県連代表の小坂淑子氏(77)が市民団体と共産党など野党3党の統一候補として立候補を表明し3極の争いだ。

17/10/02

■嘉田氏「安倍政治終わらせる」 衆院滋賀1区で立候補表明(京都新聞電子版)http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20171002000174
 10日公示の衆院選滋賀1区に、前滋賀県知事の嘉田由紀子氏(67)が2日、無所属で立候補すると正式表明した。大津市内で記者会見した嘉田氏は「国政の私物化に怒りが湧いた。一にも二にも安倍政治を終わらせる」と述べた。
 嘉田氏は、政界引退を表明した民進党の川端達夫前衆院副議長の後継として、同党から立候補要請を受けた。当初は民進が合流する新党「希望の党」へ公認を求める予定だったが、前原誠司民進代表から「国政政党の代表経験者であり、無所属で決心してほしい」と求められ、公認申請しなかったという。
 民進の枝野幸男代表代行が2日発表した新党への参加も打診されたことを明かし、「原発や琵琶湖政策で私の意見はリベラルと言われるが、私は真ん中だ。誘いはあったが、一緒にできないと断った」と述べた。
 選挙戦は民進県連を中心とした応援態勢で臨む方針で、比例区は希望への投票を呼び掛けるという。嘉田氏は「希望と寄り添いながら安倍政権の政治姿勢を問う。防災や子育て支援など滋賀県政でやったことも訴える」と意欲を見せた。
 滋賀1区は、自民党前職で3選を目指す大岡敏孝氏(45)と、社民党新人で党県連代表の小坂淑子氏(77)が立候補表明している。

■無所属で出馬へ嘉田氏が転換 滋賀1区(ChunichiWeb)http://www.chunichi.co.jp/s/article/2017100290161839.html
 衆院選に滋賀1区から立候補する意向を固めている前滋賀県知事の嘉田由紀子氏(67)が、無所属で出馬することが分かった。民進党からの出馬要請を受け、希望の党への公認申請を検討していたが、保守政党を掲げる同党と嘉田氏について「なじまない」とする支援者らの意見があり、方針を転換した。
 関係者によると、脱ダムや「卒原発」など環境政策を重視してきた嘉田氏はリベラルの印象が強く、支援者から「希望は違和感がある」との意見が寄せられているという。希望が民進党の岡田克也氏ら党首経験者を公認しない意向と伝えられており、国政政党「日本未来の党」で代表に就いた経験があることも影響したとみられる。
 滋賀1区には、社民新人の小坂淑子氏(77)が「護憲勢力」の統一候補として立候補する予定だが、嘉田氏側から候補者調整は求めない見通し。同選挙区では自民前職の大岡敏孝氏(45)も立候補を表明している。

■嘉田・前滋賀知事、希望ではなく無所属で出馬へ(YomiuriOnLine)http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/news1/20171002-OYT1T50039.html
 前滋賀県知事の嘉田由紀子氏(67)が、衆院滋賀1区に無所属で立候補することがわかった。
 希望の党公認での出馬を模索していたが、関係者によると、見送ることになったという。2日午後に正式表明する。民進党に所属していた前衆院副議長の川端達夫氏(72)の引退を受け、同党県連が嘉田氏に対し、後継者として出馬を要請していた。

■嘉田前滋賀知事、希望に公認断られる 無所属出馬へ(asahi.com)http://www.asahi.com/articles/ASKB200YWKB1PTIL011.html
 前滋賀県知事の嘉田由紀子氏(67)が2日午後、衆院滋賀1区から無所属で立候補することを正式に表明する。小池百合子・東京都知事が率いる新党「希望の党」に公認を求めていたが、断られたという。民進党の枝野幸男代表代行が準備を進めている新党には入らない意向だ。
 滋賀1区では前衆院副議長で民進の川端達夫氏(72)が引退を表明。後継として立候補を打診された嘉田氏は、「原発ゼロ」政策を掲げた希望の党に民進を通じて公認を求めていた。
 関係者によると、希望の党からは嘉田氏がかつて国政政党の党首だったことから公認を認められない、との回答があったという。嘉田氏は2012年の衆院選で「日本未来の党」の代表を務め、9議席を獲得した。
 滋賀1区では、自民党前職の大岡敏孝氏(45)、共産党新顔の斉藤幸子氏(60)が立候補を表明。市民団体が社民党の公認候補の擁立を求め、共産などと連携する動きを見せている。

17/10/01

■「小池氏と考え方正反対のはず」希望の党から立候補予定の嘉田氏 地元政界から疑問の声も(産経ニュース)http://www.sankei.com/politics/news/171001/plt1710010092-n1.html
 民進党滋賀県連からの要請を受け、滋賀1区から希望の党公認で立候補する意向を固めている前滋賀県知事の嘉田由紀子氏(67)。リベラル色が強いとみられる嘉田氏と希望の党との政策やスタンスの違いに、地元政界からは立候補を疑問視する声もある。
 「嘉田さんと小池(百合子希望の党代表)さんの考え方は正反対のはず。一緒なのは原発反対くらい」と滋賀1区関係者は首をかしげた。小池氏が公認に際し、憲法改正や安全保障関連法への賛成を「踏み絵」に選別すると宣言していることを踏まえたものだ。
 嘉田氏は平成25年の定例会見で、憲法改正の発議要件の緩和が話題になった際、「慎重であるべきだ」との見解を示した。一方で「(憲法は)制定から60年以上がたち、新しいニーズを盛り込む必要がある。頭ごなしに否定しているわけではない」とも述べ、改憲を全否定しているわけではないとみられる。
 ある民進陣営の関係者は「嘉田氏は(希望の党の公認条件について)あまり考えていない印象だった」と話した。

■ワンダフルなキャッチ 大津(YomiuriOnLine滋賀)http://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20170930-OYTNT50059.html
 大津市におの浜のなぎさ公園プロムナード広場で30日、動物愛護の啓発イベント「ペットのつどい2017〜なぎさのドッグラン〜」が開かれた。
 市動物愛護センターが動物愛護週間(9月20〜26日)にちなみ、29日から10月1日の3日間の日程で開催。会場にはリードを外して犬を遊ばせられるドッグランのスペースが設けられ、市民らが愛犬と楽しい時間を過ごした。
 この日は人が投げたフライングディスクを犬がキャッチする「ディスクドッグ」と呼ばれるパフォーマンスが行われ、華麗なキャッチを見せると、来場者から歓声が上がった。
 愛犬「ベル」と参加した草津市の小学4年・木下陽菜さん(10)は、ディスクドッグの上達法として、犬の目の前で飼い主がディスクで楽しく遊んでみせることを教わり、「この方法なら私にもできそう」と話した。

■たらい舟乗船やヒシの実取り 近江舞子内湖(asahi.com滋賀)http://www.asahi.com/articles/ASK9Z551XK9ZPTJB00R.html
 昔の子どもたちが楽しんだ、たらい舟で琵琶湖の内湖を実感してもらうイベントが30日、大津市南小松の近江舞子内湖であった。家族連れ約30人が参加し、歓声を上げながら楽しんでいた。
 かつて干拓によって数が激減したものの、ヨシなど多様な植物が分布する内湖を知ってもらおうと、NPO法人「子どもと川とまちのフォーラム」(京都市)が同「比良の里人」(大津市)の協力を得て開いた。子どもたちは、楕円(だえん)形のたらい舟に乗って悪戦苦闘しながら1本のろをこいでいた。
 ヒシの実取りもあり、その場でゆがいた実を食べて「結構おいしい」という声も。京都市から両親と参加した小学1年笹沼陽香さん(6)は「全然進まなかったけど、楽しかった」と話した。(松浦和夫)

■琵琶湖畔にドッグラン 大津市で期間限定(asahi.com滋賀)http://www.asahi.com/articles/ASK9Y6RZSK9YPTJB01T.html
 リードを外した犬たちが、琵琶湖岸で遊びまわることができる「なぎさのドッグラン」が大津市におの浜3丁目のなぎさ公園にお目見えした。10月1日まで。
 市動物愛護センターが毎年、動物愛護週間(9月20〜26日)に合わせて催している「ペットのつどい」の中の企画で、同公園プロムナード広場に大型・中型犬用と小型犬用の2区画を柵で囲って作った。つどいは昨年まで、センターで開いていたが、湖岸のにぎわいづくりにつなげようと、市がドッグランを初めて取り入れて企画した。初日の29日には計約500匹、30日は約700匹の犬が訪れた。犬同士がじゃれ合ったり、尻尾を振りながら走ったりする姿が見られた。
 大津市の主婦剱持愛さん(42)は29日、ミニチュアシュナウザーの愛犬「ZIP(じっぷ)」(オス・4歳)と訪れた。剱持さんは「好きなように走れてうれしそう。市内に公設のドッグランがあれば」。ゴールデンレトリバーの「だいふく」(オス・8歳)を連れてきた草津市のパート社員堤由紀枝さん(52)は「他のワンちゃんたちと仲良く遊んでいたので連れてきてよかった」と話した。
 ドッグランの近くでは、災害時に必要なケージやトイレ用品など防災用品が展示されている。自宅でできる簡単なトリミング方法の紹介や、しつけなどに関する啓発コーナーもある。1日には愛犬たちが特技を披露する「ドッグパフォーマンス」(午前11時〜同11時半)も開かれる。入場無料。問い合わせは市動物愛護センター(077・574・4601)へ。(北川サイラ)

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