琵琶湖の湖底に流れ着いたバスフィッシング関係のいろんな情報をお届けします。中にはヘド
ロの底からすくい上げた情報もあります。このコーナーの情報はすべて信頼の置けるニュース
ソースから発信されたものですが、真偽の程は未確認であることをご承知置きください。  

琵琶湖の湖底から
(2014/08)

←Before          スクラップブックバックナンバー          Next→

14/08/31

■水上バイクとボートが衝突、中1女子重体 大津沖の琵琶湖(京都新聞電子版)
 31日午後1時ごろ、大津市大物の沖合約100メートルの琵琶湖で、兵庫県伊丹市の高校2年女子(16)ら3人が乗る大型水上バイクと、京都市下京区の整体師男性(43)のプレジャーボートが衝突した。水上バイクに乗っていた3人が湖に投げ出され、伊丹市の中学1年女子(13)が意識不明の重体、高校2年女子と伊丹市の中学1年女子(12)が軽傷を負った。プレジャーボートには整体師ら男性2人が乗っていたが、けがはなかった。
 大津北署によると、プレジャーボートの前方左側と水上バイクの前方右側が衝突したとみられるという。

■琵琶湖のほとりでフラダンス…滋賀で「ハワイアンフェス」(京都新聞電子版)
 琵琶湖畔でハワイアン音楽とフラダンスを楽しむ「びわこハワイアンバンドフェスティバル」が30日、滋賀県近江八幡市沖島町の宮ケ浜で開かれた。
 県内で活動するアマチュアのバンド「ほほえみハワイアンズ」メンバーが、野外でハワイアン音楽を楽しめる場をつくろうと2008年に初開催。5回目の今回は県内や京都府内のバンドやフラダンス教室の生徒ら18組275人が参加した。
 背後に砂浜と琵琶湖が広がり、沖島を望む絶好のロケーションの中、参加者はゆったりとしたハワイアン音楽を奏で、優雅なフラダンスを披露した。
 フラダンスで参加した甲賀市水口町北泉の中前千恵さん(34)は「屋外で踊るのは久しぶりで気持ちよかった。天気が良く、いつもより笑顔が出た」と笑顔で話していた。

■湖面駆けるドラゴンボート 滋賀で「大津びわこペーロン」(京都新聞電子版)
 琵琶湖を会場にドラゴンボートの速さを競う「2014びわこペーロン」が30日、大津市由美浜のなぎさ公園サンシャインビーチで開かれた。選手たちは竜の頭を飾ったボートに乗り込んでパドルをこぎ、水しぶきを上げながら熱戦を繰り広げた。
 県内の団体や企業でつくる実行委員会とびわ湖放送が主催する夏の恒例行事。今年は滋賀や京都、愛知などから、「20人こぎ」と「10人こぎ」の各部門に計37チーム、選手約700人が参加した。
 湖上では最大4艇ずつのレースが行われ、直線400メートルのコースのタイムを競った。厳しい残暑の中、選手は太鼓の音でリズムを取りながら息のあった動きで湖面をかき、ゴールを目指した。
 各部門の優勝チームは以下の通り。
 【20人こぎ】一般=bp
 【10人こぎ】一般=琵琶湖ドラゴンボートクラブ▽混合=チーム未来とゆかいな仲間たち▽女子=びわにゃん

■熱帯域の漁獲増加が原因か カツオ大不漁を受け学習会(紀南新聞ネット版)
 カツオ資源に関する学習会「今年のカツオ大不漁について考える」が29日、串本町串本の和歌山県水産試験場であった。研究者による分析発表から、おそらく中西部太平洋(熱帯域)での漁獲増加による来遊量の減少が主な原因であるとの結論に至った。来年のカツオ来遊に対しては、期待できるとの見通しが立てられた。
 東牟婁漁村青年協議会(浦山昌嗣会長)主催。紀南、紀中の漁業関係者約50人が参加した。紀南、紀中でのカツオ漁のシーズンは春と秋の2回に分かれており、うち今春のシーズンは歴史的な大不漁だった。
 開会にあたり、浦山会長は「今年のケンケン(ひき縄)漁によるカツオは大不漁となった。カツオ漁は紀南地方の漁業者にとって主力となる重要な漁業であり、今後のカツオ資源の動向を知ることは極めて重要。学習会が有意義なものとなることを願う」。中西一・県水産試験場長は「今年のカツオひき縄漁は、歴史に類を見ない大不漁となった。この現象は和歌山県のみならず、九州から関東に至る黒潮流域でも同様の現象が見られる。カツオは国際的な回遊魚のため、原因究明は困難な面もある。本日の内容が原因究明に少しでも役立つことを祈念する」とそれぞれ語った。
 このあと、日本人とカツオの関わりの歴史を示した映像を上映。小林慧一・県水産試験場海洋資源部研究員が「和歌山県における2014春季のひき縄漁況」、二平章・茨城大学人文学部市民共創教育研究センター客員研究員が「回遊生態...

■「そーれ」の声で勇壮に競う びわこペーロン(asahi.com滋賀)
 竜をかたどったボートを勇壮にこぐ「びわこペーロン」が30日、大津市由美浜沖の琵琶湖であった。参加者は太鼓の音と「そーれ」のかけ声を合わせ、力強くパドルで水しぶきを上げていた。
 ペーロンは中国の戦国時代(紀元前4〜2世紀)に生まれ、日本には江戸時代に長崎に伝わった。県はペーロン発祥の地とされる中国・湖南省と友好関係を結んでいる。
 今年24回目になる大会には県内外から37チームが参加。湖南省から譲り受けたペーロンを参考に県内企業が製造したボートを使い、10人こぎ、20人こぎの部に分かれ直線400メートルで競われた。

14/08/30

■大洗でカジキ釣り大会開幕(茨城新聞ネット版)
「第8回ビルフィッシュトーナメントin大洗」が30日、大洗町の茨城港大洗港区第4埠頭を発着点に開幕した。31日まで。
ビルフィッシュはクロカジキやメカジキ、マカジキなどカジキ類の総称。大会は2006年に始まり、東日本大震災の影響で中止となった11年を除き毎年開催されている。今回は県内外から62隻のクルーザーが参加した。
初日は、銚子マリーナ所属「リ・オーシャン」号の吉野飛翔英さん(16)が189・4キロのクロカジキを釣り上げるなど、6本が検量式に持ち込まれ、資源保護のためタグ付きでリリースされた7本を含め釣果は13本だった。
東京都文京区から参加した「ミニーマウス」(大洗マリーナ)の児玉桜さん(43)は165・4キロのクロカジキを釣り上げ、「きょうは海が悪くて最初はつらかったが、カジキがかかったのでつらさは忘れた。本当はもう一本釣りたかったけど、あす頑張ります」と話していた。

■全長7メートル「カジキ像」(茨城新聞ネット版)
海面跳ねる姿再現 大洗
大洗町の観光資源として注目を集めるカジキをかたどったモニュメントが完成し、除幕式が29日、同町港中央の大洗マリンタワー前芝生広場で開かれた。モニュメントは上顎が鋭く伸びた全長約7メートルの“大物”で、200キロ超のカジキが水しぶきを上げて海面を飛び跳ねる様子が再現されている。
モニュメントは、30、31の両日に同町を拠点に開かれるカジキ釣り大会「茨城ビルフィッシュトーナメントin大洗」を主催する同トーナメントネットワーク(金成和彦会長)が町に寄贈した。
関係者約50人が出席した除幕式で、金成会長は「大洗がカジキの町と世界に発信していきたい」とあいさつ。小谷隆亮町長は「カジキ料理の開発などに取り組み、町おこしを図りたい」と力を込めた。
同トーナメントと同時開催のイベント「大洗・海の感謝祭」が両日、同所の茨城港大洗港区第4埠頭(ふとう)で実施され、カジキの解体ショーやカジキステーキの試食会など多彩な催しが繰り広げられる。 (小野寺晋平)

■湖沼会議、31日イタリアで開幕 滋賀初会合から30年(京都新聞電子版)
 世界の湖沼が直面する課題について、研究者や行政関係者、市民団体メンバーらが集まり多様な視点から解決策を議論する「第15回世界湖沼会議」が9月1〜5日、イタリア中部のペルージャで行われる。1984年に滋賀県で初会合が開かれて30周年の節目を迎え、幅広い研究と実践の蓄積を世界の水問題や湖沼管理にどう反映させていくか話し合う。(24面に関連記事)
 国際湖沼環境委員会(ILEC、草津市)と、イタリアの科学者でつくるウンブリア科学ミーティング委員会が主催する。テーマは「湖沼は地球の鏡」で、発表者だけでも46カ国から約250人が参加する。滋賀県からも県職員や市民団体が出席し、活動を紹介する。
 分科会は36のテーマに分かれる。ILECが重点的に取り組み、世界に広めてきた「統合的湖沼流域管理」をはじめ、湖沼と人の社会的、文化的なかかわり、生物多様性などの視点で議論される。最終日に成果をまとめた「ペルージャ宣言」を採択する予定。
 滋賀県からは30年間の琵琶湖保全の取り組みの変遷、増加する水草への対応などを報告する。高島市の住民団体「針江生水の郷」のメンバーは地域に残る「川端(かばた)」の価値を分科会で紹介し、守山市のNPO法人の「びわこ豊穣の郷」もポスター展示で参加する。現地のトラジメノ湖の保全に携わる関係者との交流会も予定されている。

■滋賀銀が琵琶湖の生態系保全に寄付(msn産経ニュース)
 琵琶湖の生態系保全に役立ててもらおうと、滋賀銀行は29日、琵琶湖固有種の淡水魚・ニゴロブナなどの放流事業を手がける県水産振興協会に170万円を寄付した。
 滋賀銀は、琵琶湖の環境保全に貢献しようと平成19年度、「カーボンニュートラルローン未来よし」という名称の融資の取り扱いを開始。個人や企業がこの融資を利用して太陽光発電システムなどを導入した場合、削減されたと推計される二酸化炭素量を、EUの排出権取引価格を参考に金額換算。算出された金額分を銀行側が協会に寄付する仕組みを設けた。
 県公館でこの日、大道良夫頭取が、同協会の田口宇一郎理事長に170万円の目録を手渡した。大道頭取が「琵琶湖の生態系を守っていってください」と話すと、田口理事長は「これからも放流を続け、ニゴロブナでつくったふなずしがみなさんの食卓に上るよう頑張っていきたい」と答えていた。
 滋賀銀は協会の放流事業に対し、ニゴロブナについては平成19年度から、ワタカについては22年度から資金提供を続けている。いずれも絶滅の恐れが指摘されている魚種。滋賀銀の支援以降、これまでにニゴロブナ24万匹、ワタカ18万匹が放流された。

■土砂災害・国体などで重点要望 県に3市長(asahi.com滋賀)
 大津、湖南、甲賀の各市長は29日、県庁に三日月大造知事を訪ね、新年度予算編成に向けた重点要望を伝えた。大津市の越直美市長は河川改修や崩落防止対策工事などを要望。三日月知事は広島市の大規模土砂災害を受け、「山間部が市街地に迫っている大津市を重点地域にして対策を進めたい」と応じた。
 越市長は、2012年夏の集中豪雨や昨年秋の台風18号による被害の復旧事業の早期完成を要望。特にたびたび水害に見舞われている大戸川周辺の整備や市内の急傾斜地対策を挙げた。
 また主会場が彦根市に決まった24年開催予定の滋賀国体について、水泳競技の会場を大津市にするよう要望。築40年以上の県立体育館(大津市におの浜4丁目)をびわこ文化公園都市に移転新築することや、朝日レガッタなど全国規模の大会が開かれる琵琶湖漕艇(そうてい)場(同市玉野浦)の建て替えを求めた。

14/08/28

■コカナダモ:南湖で大繁殖 8月上旬「水道水から悪臭」 大津で苦情多数(毎日jp滋賀)
琵琶湖の南湖で外来種の水草「コカナダモ」が大量発生し、8月上旬に一部が腐って水道水から悪臭がする事態が起きた。活性炭を使って臭いを除去したり、水草を回収したりして現在は状況が落ち着いているが、関係者は「水草が増えれば、今後も同じような影響があるかもしれない」と警戒している。
 コカナダモは北アメリカ原産の水草。成長すると、茎や葉などが切れて浮遊し、別の場所で...

■自民選挙費用 飛び交った2億円説(滋賀報知新聞ネット版)
=三日月氏 知事選勝利を追う(7)=
● 政治とカネ
 川端達夫民主党衆院議員は六月二十六日、JR大津駅前での三日月大造氏の出陣式で、本紙記者に「永田町では、自民党本部の石破茂幹事長が自、公が推薦する小鑓(こやり)隆史氏のために二億円を用意したが、勝てるなら何億円でも出すと同党県連にはっぱをかけたという噂(うわさ)が出回っている。それが本当ならうらやましい限りだ」と苦笑した。
 当時、自民党県連政調会長だった佐野高典県連幹事長は「県連に金がどれだけ入って、どれだけ選挙費用に使われたのか、一切知らない」と振り返る。
 小鑓陣営で知事選を事実上仕切ったのは、選対本部長であった吉田清一県議、自民党県連幹事長(当時)の家森茂樹県議、元県議の清水克実自民党県連事務局長の三人である。
 清水県連局長は今月二日の知事選総括会議で「党本部からは一千万円をいただいただけだ」と二億円説を否定した。
●今も残る岩永氏の影
 三氏が知事選を仕切るまでになった理由の一つは、マスコミ対応を独占し情報の集中化を徹底させたことと、岩永峯一元農相から学んだ強権的政治手法であったと見られる。
 湖国の自民党は、一九六〇年代〜一九九〇年代半ばまで、宇野宗佑元首相と山下元利元防衛庁長官による黄金時代が長く続いた。その後を河本英典元参院議員と岩永氏が引き継ぐ。岩永氏は、持ち前の行動力で平成八年〜二十一年まで衆院議員を務めた。この岩永氏に仕えたのが今年一月に酒気帯び運転の容疑で現行犯逮捕された三浦治雄元県議をはじめ、吉田、家森両氏らだった。
 しかし岩永氏は二十一年二月、自身が代表を務めていた自民党県第4選挙区支部などの政治団体が宗教法人「神慈秀明会」から受け取った献金六千万円を政治資金収支報告書に記載していなかったことが全国紙で報じられた。これに対し、岩永氏側は「事務所担当者が個人で借り入れしただけ」と説明し、問題がないとの認識を示した。
 この報道によって、岩永氏が後継候補に三男の裕貴氏を擁立する意向だったのに、裕貴氏が出馬断念し、結局公募候補の武藤貴也氏が後継になった。 
 その武藤氏が同年の総選挙に向け選挙資金として当てにしていたのが、二十年に六千五百万円の総収入があった第4選挙区支部の口座だった。ところが支部役員が調べたところ、二十一年四月に同支部はいったん解散され、同収支報告書では残金がゼロになっていた。結局、一から第4選挙区支部はスタートを切ることを余儀なくされた。
●自、公と組んだ維新
 維新県総支部は、先の出直し大阪市長選などで自民、公明との関係が悪化しているにもかかわらず、あえて小鑓氏を推薦した。
 これについて政界筋では「将来、4区の自民党公認候補に武藤氏に代わって維新の岩永裕貴氏が出ようとする思惑があるからだ」との見方が出ている。
 今回の知事選を岩永峯一氏から薫陶(くんとう)を受けた吉田、家森両氏が仕切ったのも、因縁浅からぬものがある。 (石川政実)

14/08/27

■カツオ不漁は「なぜ」 若手漁師ら和歌山・串本で29日に学習会(msn産経ニュース)
 今期のカツオの漁獲高が大幅に減少したことを受け、県内の若手漁師らでつくる東牟婁漁村青年協議会は29日、不漁について考えようと「カツオ資源に関する学習会」を串本町の県水産試験場学習ホールで開催する。
 紀南地域にとってカツオは春から夏にかけての重要な水産資源。ケンケン漁といわれるひき縄を使って捕獲したカツオを「ケンケン鰹」などとして、ブランド化を進めている。
 県水産試験場によると、県沿岸で最盛期を迎えた3〜5月ごろの田辺、周参見、串本3漁港の漁獲高は、昨年の456トンの6分の1程度の72トンにとどまった。
 主な要因としては、沖縄東方沖の海水温が例年より1〜2度低いためカツオが北上しなかったことや、フィリピン東方沖での大規模なカツオ漁によって紀伊半島沖まで到達しなかったことなどが考えられるという。同試験場の武田保幸資源海洋部長は「県としても重要な水産資源であるカツオの調査などを進めていきたい」と話している。
 29日の学習会は午後2時からで、今年の漁獲高についての説明や、茨城大学人文学部市民共創教育センターの二平章客員研究員が「回遊生態からみた西部太平洋のカツオ資源」と題して不漁の原因などについて講演する。無料で、一般でも参加できる。申し込みは28日まで。問い合わせは県東牟婁振興局企画産業課(電)0735・29・2011。

■ガソリン、2か月ぶり168円台…6週連続下落(YomiuriOnLine)
 資源エネルギー庁が27日発表した全国のレギュラーガソリンの平均価格(25日時点、1リットルあたり)は6週連続で値下がりし、前週より0・6円安い168・4円となった。168円台になったのは、6月30日時点以来、約2か月ぶり。
 イラクなど中東情勢の悪化への懸念が和らいだことに加え、西日本を中心とした台風や豪雨などの影響で、ガソリンの需要が落ち込んだ。都道府県別では、44都道府県で値下がりとなった。
 一方、軽油は0・5円安い146・4円、ハイオクは0・5円安い179・3円で、ともに6週連続で値下がりした。

■ガソリン、6週連続で下落 168円台に(47NEWS)
 経済産業省資源エネルギー庁が27日発表した25日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、18日の前回調査と比べ60銭安い168円40銭だった。値下がりは6週連続。最需要期のお盆を過ぎたことなどから、8週ぶりに168円台へ下落した。
 調査した石油情報センターによると、原油価格の下落で石油元売り各社が卸価格を引き下げるなどしたため、給油所でも値下げの動きが広がった。先行きも「小幅な値下がりになるだろう」と予想している。

■ガソリン、6週連続で下落…レギュラー0.6円安の168.4円(Responce)
資源エネルギー庁が8月27日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、8月25日時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は前週から0.6円下落し、1リットル当たり168.4円となった。
レギュラーガソリンの価格は、6週連続の値下がりとなった。
地域別では、中国で1.0円、中部と東北、九州・沖縄で0.6円、関東で0.5円、近畿で0.4円、北海道と四国で0.2円、全地域で下落した。
ハイオクガソリンは179.3円、軽油は146.4円、いずれも前週より0.5円下落した。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、8月20日のレギュラーガソリンの全国平均価格は160.4円/リットル、ハイオクは171.2円/リットル、軽油は136.1円/リットルだった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができる。
e燃費 URL http://e-nenpi.com/

■カヤックで長浜〜今津30キロ(YomiuriOnLine滋賀)
◇高島の中2「いい思い出になる」
 高島市立今津中の2年生128人が26日朝、長浜市の長浜港からカヤックで琵琶湖横断の旅に出て、同日午後4時頃、対岸の今津町にたどり着いた。
 2008年から続く体験学習の一つで、コースは、「琵琶湖周航の歌」にうたわれた長浜―今津間の約30キロ。「天下無漕」と染め抜いたそろいのTシャツを着た一行は、長浜港を2人一組で20艇のカヤックに分乗して出発。伴走する漁船で待機する次のクルーと交代しながら、まずは長浜市西浅井町の菅浦に向かった。そこで昼食休憩をとった後、保護者らが待つふるさとの湖岸へと進路をとった。
 序盤は船酔いに苦しめられたという藪内華さん(13)は「やめたくなった瞬間もあったけど、きっと中学時代のいい思い出になると思う」と話した。(宮明敬)

14/08/26

■滋賀「ピエリ守山」の運営を完全掌握 大阪の不動産業者(京都新聞電子版)
 全面リニューアルに向け休館中の大型商業施設「ピエリ守山」(守山市今浜町)の運営会社「アンビエントガーデン守山」に出資している大阪市の不動産会社サムティは26日までに、運営会社を実質100%子会社とすることを決めた。子会社化で「リニューアル事業推進の意思決定の迅速化が図れる」としている。
 共同出資している東京都の経営コンサルタント会社の子会社の出資分を来年2月末に譲り受ける。サムティの担当者は「今秋から来年春のオープンを目指す」としており、海外ファッションブランドや食料品など約150店舗が入居予定。

■琵琶湖大橋50周年、初のホコ天に 9月28日に記念式典(京都新聞電子版)
 琵琶湖大橋(大津市−滋賀県守山市)が今年、開通50周年を迎え、9月28日に記念式典が催される。南側橋梁(1・4キロ)を開通以来初めて歩行者天国にし、千人が橋上で並んで手をつなぐイベントなどで祝う。
 琵琶湖大橋は、湖西と湖南・湖東方面を結ぶ「夢の懸け橋」として、産業経済の発展や琵琶湖観光の振興に役立てようと、1964年9月28日に開通した。80年には歩行者自転車道を設置。交通量の増加に伴い、94年7月には北側に新橋を建設し4車線化した。現在は県道路公社が管理し、1日当たり3万台以上が通行する。
 記念事業は、橋の両岸の守山市と大津市など21団体で構成する実行委員会の主催。南側橋梁(守山から大津方面行き)を午前9時半から正午まで車両通行止めにして実施する。開通以来、マラソン大会などで車両通行を止めたことはあるが、歩行者天国とするのは初めて。千人が一直線に並ぶと、ちょうど橋の全長1・4キロになることから、参加者を公募する。全員で手をつないで風船を飛ばし、ラジオ体操をする。
 歩行者天国の橋上を自由に歩けるほか、両岸のピエリ守山港とびわ湖大橋米プラザ港を往復する客船を無料で運航し、湖上から橋を眺めてもらう。管理用の検査路を歩いて橋の裏側を見学するツアーや橋の歴史をたどるパネル展、琵琶湖の特産品の販売などもある。
 千人のイベントは参加無料。事前申し込みが必要(先着順)。9月5日締め切り。申し込みは守山市商工観光課内の実行委事務局TEL077(582)1131。

14/08/25

■琵琶湖で水草大量発生 腐敗し浮遊、水道水に異臭も(京都新聞電子版)
 琵琶湖の南湖で今夏、水草が3年ぶりに大量発生している。大津市南部や滋賀県草津市の沿岸が広くコカナダモなどの水草で覆われ、漂着して悪臭を放つケースも見られる。大津市では上水道の取水口周辺に水草が繁茂して水道水にかび臭が出ており、市は「水草でこれほどの影響が出たのは初めて」と対応に苦慮している。
 水草の調査を行っている琵琶湖博物館(草津市)によると、今年の水草の群落の背丈(平均値)は6月が1・31メートル、7月で1・52メートルに上り、前年の1・9〜2・2倍に達した。いずれも毎月の群落の背丈を測定し始めた2011年以降で最長という。
 芳賀裕樹専門学芸員は「7月まで雨が少なかった影響で日照が多く、琵琶湖の透明度も高かったため、光合成が進んで増殖したのでは」と推測。「原因ははっきりと分からないが、コカナダモが南湖でこれだけ増えたのは初めてでは」という。
 大津市中心部に給水する柳が崎浄水場(同市柳が崎)では、取水口のある沖合まで水草が広がり、一部は腐って浮遊している。市企業局によると、7日には取水口から水草周辺の湖水が入り、使用最大限の活性炭を投入して浄化処理した。水質的には健康に影響のない基準値内に収まっているが、給水地域の市民から「かび臭い」「風呂にためた水が黄色っぽい」などの苦情が寄せられたという。同局は「取水口は移動できない。今後さらに水草が繁茂して腐敗した場合は再び影響を受ける恐れがある」と警戒する。
 県も南湖の広い地域で例年にないコカナダモの繁殖を確認している。コカナダモは7月下旬ごろから自ら根を切って漂流し、繁殖域を広げる特徴を持っており、大津市柳が崎−坂本の琵琶湖西岸にも数多く流れ着き、異臭を漂わせているという。県琵琶湖政策課は「水草の刈り取りに加え、湖岸に流れ着かないように湖面を漂流する水草を回収する作業も進めていく」とし、除去作業に追われている。

■波かき分け、6人一丸で琵琶湖横断 滋賀でリレー水泳大会(京都新聞電子版)
 滋賀県高島市から彦根市まで、琵琶湖を6人で交代しながら泳いで渡る「びわ湖横断リレー水泳大会」が24日開かれた。滋賀、京都、大阪などの20チーム約130人が参加し、穏やかな波をかき分けて約16キロを泳ぎ切った。
 トライアスロンチーム「シャークス」(草津市)や県トライアスロン協会などが主催。参加者らは高島市安曇川町を午前8時にスタートし、泳者以外はチャーター船で待機して、10〜30分交代で泳いだ。多景島や沖の白石を抜け、彦根市松原町の湖岸に近づくと、全員が船から湖面に飛び込んでゴールした。
 3時間34分50秒で優勝した「リトルマーメードビッグ龍鳳(ろんふぁん)」(京都市)の上田亮代表(50)は「チームワークで湖流を読んだ。大きな琵琶湖を泳ぎ切るのは気持ちよい」と喜んでいた。

■琵琶湖の環境考えて 産廃処理業者らが「外来魚釣り」(msn産経ニュース)
 琵琶湖の環境について学ぼうと、近畿の産業廃棄物処理業者の若手経営者らが24日、草津市下物町の琵琶湖博物館で外来魚釣りを体験するイベントを開いた。従業員やその家族らが参加し、同館で琵琶湖の環境について学んだ後、近くの湖岸で外来魚釣りに挑んだ。
 産廃業者の若手経営者でつくる「全産連青年部協議会・近畿ブロック」が主催。ゴミ処理やリサイクルなど、環境問題に関連する仕事だけに、従業員らが環境保全を考える機会を作ろうと企画した。
 この日は、近畿各地から従業員やその家族ら約200人が参加。同館の学芸員から、琵琶湖に外来魚が増加したため貴重な在来種が減少したことや、漁師の生計にも影響がでていることなどを学んだ。
 その後、湖岸に移動し、外来魚釣りに挑戦。釣り糸を垂らし、ブルーギルやブラックバスなどを釣ると、その数に驚きの声を上げていた。

14/08/24

■夏風つかみヨット滑る 琵琶湖でSAILおおつ(京都新聞電子版)
 湖国の夏恒例のヨットレース「第16回SAILおおつ」(京都新聞主催)が24日、大津市柳が崎沖の琵琶湖で開かれた。乗り手たちは弱い風でヨットを進めるのに苦労しながらも、かじと帆を巧みに操り、湖上を滑るように駆けた。
 大会は、1998年から開催。さまざまな種類のヨットが参加でき、今年は滋賀県や京都府、大阪府などから68艇94人が出場した。
 レースは沖合3カ所のブイを回るコースで、一般と小中学生対象のオプチミスト(OP)の2クラスで行った。ヨットにはそれぞれ1〜3人が乗り込み、風を少しでも受け止めようと懸命に白い帆を動かしてヨットを走らせ、競り合いを繰り広げた。
 一般は大津市の林幸成さん(36)、OPは同市の北大路中1年の須田英実子さん(13)がそれぞれ優勝した。

■ブランド牛肉、5万人が舌鼓 大津の催し大盛況(asahi.com滋賀)
 近江や松阪といったブランド牛などを使った料理がずらりと並ぶ「牛肉サミット」が23日、大津市の大津港特設会場で始まった。初日は過去最多の約5万人の来場者が、銘柄牛の料理を味わった。24日まで。
 4回目の今年は北海道から沖縄までの25店が参加。串焼きを始め、丼物やそばなど様々なメニューが300〜1千円で提供された。2店舗以上で買った人は好きな店に投票でき、上位の店は24日に表彰される。収益の一部は東日本大震災の支援金として寄付される。
 母親と弟と一緒に来た草津市立草津中1年の八木くるみさん(12)は30分並んで「岩塩で食べる近江牛のステーキ」を買い、「お肉がやわらかくておいしい」と満足そうだった。

■ブランド牛集合、大津でサミット(YomiuriOnLine滋賀)
 近江牛、松阪牛、米沢牛など全国のブランド牛を味わえる「牛肉サミット2014」が23日、大津市の大津港周辺で始まった。串焼きやステーキなどの牛肉料理に長蛇の列ができた。24日も午前10時〜午後5時に開かれる。
 近江牛の産地・滋賀を盛り上げようと、県内企業などでつくる実行委が2011年から開催。神戸牛を豪快に焼いたビーフステーキや沖縄の石垣牛100%のハンバーガーなど25店が出店し、300〜1000円で販売された。両日の来場者の投票で順位を競う。
 会場には食欲をそそる香りが漂い、お昼時には待ち時間30分以上の店も。家族連れらはテントの下や木陰で肉をほお張っていた。名古屋市の会社員、土肥潤一郎さん(42)は「昨年より料理の種類が増えて食べ応えがある。もう4品も食べてしまった」と満足そうだった。(猪股和也)

■“肉食系”も満腹 大津で牛肉サミット(msn産経ニュース)
 全国から集まった牛肉料理の味を競う「牛肉サミット」が23日、大津市浜大津の大津港中心部で開幕した。ステーキや串焼き、丼などさまざまな牛肉メニューを提供する25店舗が出店。訪れた人たちが各ブースをハシゴしながら料理を堪能している。24日まで。
 「近江牛」の地元・滋賀で牛肉を生かしたまちおこしを−と、県内の中小企業経営者らでつくる実行委が主催し、4回目。毎回、2日間にわたる入場者の投票で「牛肉料理日本一」を選出している。
 昨年優勝の名産松阪肉朝日屋(三重県)は「松阪肉ローストビーフ軍艦巻き」で連覇をねらう。初出店の能勢黒若牛中植牧場(大阪府)は飼育期間を縮めることで霜降りを避け、赤身のうまさを強調した黒毛和牛の串焼きで挑戦した。
 京都市から訪れた男性(52)は「今度はそれぞれの実店舗に行って味わってみたい」と話していた。

14/08/22

■船上で水質検査やミジンコ観察 琵琶湖の環境学ぶ(京都新聞電子版)
 子どもたちが琵琶湖の環境について学ぶ「びわ湖体感学習」が21日、琵琶湖上で行われた。湖水の水質を調べたり、プランクトンの様子を観察し、琵琶湖の成り立ちや現在の状況について学んだ。
 関西アーバン銀行(大阪市)が社会貢献活動の一環として昨年に続いて催し、県内外の小学生と保護者の15組39人が参加した。
 参加者は、大津港から小型客船に乗り込んで北湖に移動。水深50メートル付近でバケツにくみ上げた水の温度13度と、大津港付近でくんだ約30度の水の温度の違いを手をつけて確かめ、検査キットで双方の水の汚れ度合いを調べた。船内では琵琶湖の水を顕微鏡で観察し、丸い形や線状のプランクトンが見えると、「たくさんいて、かわいい」「水の中を歩いてるみたい」と歓声を上げていた。
 母親や弟と参加した小学6年の亀尾遥大くん(12)=大津市鶴の里=は「琵琶湖の水が思ったより汚れていて驚いた。ミジンコの動きが素早くて、目で追うのが大変だった」と話していた。

14/08/21

■9月1日からイタリアで開幕 第15回「世界湖沼会議」(滋賀報知新聞ネット版)
=三日月知事ら湖国の環境政策を発表=
◇全県
 第十五回世界湖沼会議が九月一日から五日間にわたり、イタリア・ペルージャで開催される。県からは、三日月大造知事のほか、赤堀義次県議会議長、発表予定の県職員四人らが出席する。
 同会議は、研究者や行政担当官、NGО、市民らが一堂に集まり、「湖沼は地球の鏡 ―生態系と人間活動の健やかな調和に向けて―」をテーマに、開会式、分科会、フィールドトリップなどを通じて、世界の湖沼や湖沼流域で起こっている様々な環境問題、それらの解決に向けた取り組みについて議論するもの。
 開催国の関係団体と国際湖沼環境委員会との共催で、二―三年ごとに世界九か国(日本、アメリカ合衆国、ハンガリー、中国、イタリア、アルゼンチン、デンマーク、ケニア、インド)で開催されてきた。
 三日月知事は、開会式のほか、県内団体の発表の視察、県の環境行政の発表、意見交換、日本人交流会、閉会式に参加する。また、県職員の発表では「世界湖沼会議開始から三十年間の滋賀県保全の取り組みの変遷」「琵琶湖の恵みの湖たりえるために」「―地域の特性を見つめ直す―住民参加による生物多様性地域戦略の策定」「琵琶湖南湖における沈水植物繁茂とその順応的管理に関する取り組みについて」―となっている。

■自民 謙虚さ忘れた戦略が敗因(滋賀報知新聞ネット版)
=三日月氏 知事選勝利を追う(6)=
●踏んだ虎のしっぽ
 「来賓としてお越しいただいた百四十万県民を代表する知事に対し、あのように失礼な振る舞いをしたことに、同じ政治家として申し訳ない気持ちでいっぱいです」。参加したある国会議員は、電話で嘉田由紀子前知事に詫びたという。
 二月二十二日に開かれた自民党県連の定期大会で、県連副会長の吉田清一県議は嘉田氏を前にして「一昨年、昨年で衆議院と参議院で議席を奪還できたが、まだ道半ば。再生のドラマを起承転結で言うと、これは起・承。転は今夏の知事選。結は来年の統一地方選」と口火を切った。
 県連会長の上野賢一郎衆院議員が「県の未来は新しいリーダー(小鑓隆史氏)のもとでがんばりたい」と宣戦布告すると、会場が割れんばかりの拍手に包まれた。
 嘉田氏はこれ以降、後継者の三日月大造氏(元民主党衆院議員)とタッグを組んで応援に走り回ることになるが、それは鬼気迫るものだった。自民党県連は、四年前に約四十二万票を獲得した「五黄の寅」のしっぽを踏んだのだ。
●一転し現職批判控える
 さすがに自民党県連も「これはまずい」と気づいたのか、四、五月ごろから嘉田氏批判を控える戦略に転換する。
 「それがまた裏目に出てしまった」と語るのは、冨士谷英正・近江八幡市長。
 首長選のスタートは、現職あるいは現職後継候補が知名度などで有利とされる。それだけに小鑓氏などの新人候補は現職を批判し、支持をどれだけ伸ばせるかが勝負になる。
 「しかし、今回は自民党の高い支持率を背景に、当初から新人候補が現職後継候補を上回る異例のスタートになった。このため自民党県連は一転し、現職(嘉田氏)批判を控えて、国政問題の経済再生(アベノミクス)を訴え、県政問題に即した政策論より、イメージ重視の選挙戦略をとった。僕にはなにが言いたいのか、さっぱりわからなかった。この結果、三日月氏は、現職の県政課題を指摘されず、後継者としてダメージを受けずに済んだ。敗因は、新人候補でありながら、県政の政策論を訴える謙虚さを忘れたことだ」と冨士谷市長はバッサリと斬る。
●組織弱体化も敗因に
 県立大学の大橋松行教授は「自民党本部が延べ二百人の国会議員を滋賀県に送り込んだことで、三日月氏は、武村正義元知事、嘉田知事とスクラムを組み、『草の根自治を守ろう』と小鑓氏への批判を展開し、急速な追い上げに成功した」と分析。
 「そこへ原発問題と、七月一日の集団的自衛権行使容認の閣議決定が争点に加わり、小鑓氏には"逆風"になった。組織の弱体化が進む自民党県連には、これを跳ね返す力はもはやなかった」と指摘する。
 冨士谷市長は「自民党県連が長老県議の県議会会派代表辞任で、知事選総括としてお茶を濁すなら、来春の県議選では、現職七人が落ちるだろう」と警鐘を鳴らしていた。(石川政実)

■新消防艇「おおつ」 大津市が愛称募集(msn産経ニュース)
 大津市消防局は、来年3月にデビューする新消防艇「おおつ」の愛称を募集している。応募資格は同市内在住・在勤者。受け付けは31日まで。
 同市の消防艇「おおつ」は、市域の内外を問わず、琵琶湖上や湖岸で事故や火災などが発生した際に出動する。初代おおつは昭和49年に配備され、63年に更新されたが、経年劣化や搭載器機の不具合などが重なり、新造船を決めた。総工費は約3億4500万円。
 3代目「おおつ」は、全長19メートル、幅4・4メートル、重さ19トン。動力はディーゼルエンジンで、高圧水流を噴出して推進する「ウォータージェット」を採用する。消防車4台分の放水能力を持ち、船尾には1トンの重量をつり上げられるクレーンを搭載。災害時の人員・物資の輸送でも活躍が期待される。「力強く、安心感のある愛称を」と市消防局。応募方法などの問い合わせは同局消防総務課(電)077・525・9901。

14/08/20

■ガソリン、5週連続下落 先行きも値下がりか(47NEWS)
 経済産業省資源エネルギー庁が20日発表した18日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、11日の前回調査と比べ20銭安い169円ちょうどだった。値下がりは5週連続。最盛期のお盆を過ぎたことから、今後も下落傾向となる見通しだ。
 調査した石油情報センターによると、イラクやウクライナ情勢を受けた供給懸念が後退し、原油相場が下落。これに伴い卸価格が引き下げられ、給油所でも値下げの動きが広がった。先行きについては「小幅な値下がりになるだろう」と予想している。

■レギュラーガソリン、前週比0.2円安の169.0円…5週連続の下落(Responce)
資源エネルギー庁が8月20日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、8月18日時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は前週から0.2円下落し、1リットル当たり169.0円となった。
レギュラーガソリンは、小幅ながら5週連続の値下がりとなった。
地域別では、中国で0.4円、関東と中部で0.3円、東北と九州・沖縄で0.2円、北海道と四国、近畿で0.1円、全地域で下落した。
ハイオクガソリンは179.8円、軽油は146.9円、いずれも前週より0.2円下落した。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、8月20日のレギュラーガソリンの全国平均価格は161.4円/リットル、ハイオクは171.4円/リットル、軽油は136.6円/リットルだった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができる。
e燃費 URL http://e-nenpi.com/

■琵琶湖遊泳 不明の大学生死亡(滋賀県)(日テレNEWS24)
19日、滋賀県大津市の琵琶湖で泳いでいた男子大学生が行方不明となり20日午前、沖合で発見され死亡が確認された。19日午後3時すぎ、滋賀県大津市南小松の琵琶湖で観光協会の職員から「男の子が沈んだ」と警察に通報があった。行方不明になっていたのは大阪府高槻市の20歳の男子大学生で、友人5人と岸から約30メートル沖合にあるブイの近くで泳いでいたという。警察によるとブイ付近は深さが10メートル以上あり、友人らは「上を向いて泳いでいて、休んでいると思った。気付いたらいなくなっていた」と話しているという。20日朝から捜索が再開され、水中に沈んでいる男子大学生が見つかり死亡が確認された。

14/08/19

■知られざる「ビワパール」 実店舗オープン 50年来の夢、娘が実現(msn産経ニュース)
 滋賀県・琵琶湖産の淡水真珠「ビワパール」を専門に扱う宝飾店が、大津市内に開業した。かつては琵琶湖の水揚げの「稼ぎ頭」だったが、水質の悪化などで現在は激減。わずかな生産量の大半は海外向けで、国内の流通はほとんどない。専門店開業のきっかけは、50年近く実店舗を持ってこなかった取扱業者が抱き続けた「店を開きたい」という夢を、その長女が受け継ぎたいと決意したこと。真新しい店内には、ビワパールとお客さんの笑顔が輝いている。
 ビワパール専門店「神保真珠商店」をオープンしたのは、伊吹敏明さん(69)と長女の杉山知子さん(39)。同店は、昭和41年から官公庁向けに記念品用などとして、店舗を構えずにビワパールを販売してきた。
 ビワパールは、主に人気が高い欧州で販売され、国内の流通はほとんどない。専門に扱う店舗も少なく、得意先に販売されたり、土産物屋に少量が並んだりするだけだった。
 伊吹さんが百貨店の物産展に参加し、ビワパールを並べると、たいてい「琵琶湖で真珠が採れるの?」と驚かれた。「ビワパールを扱う者として責任を感じ、いつか店を構えたいと思い続けてきたが、もういい年齢なので諦めていた」
 そんな折、大阪に住む杉山さんが勤務先を退職。転職も考えたが、父親の長年の思いを実現させようと、専門店の経営に参加することを決意した。
 6月中旬のオープン以降、多くの人が来店している。スイス出身の夫婦は「琵琶湖に差し込む太陽が真珠に色を付けたよう。この淡い色味と光沢がとてもきれいだ」と感激し、ネックレスを購入。「ビワパールは有名だが、琵琶湖産だとは知らなかった」と話す。
 また、父親が養殖業を営んでいたという同県守山市の会社員、田中雅子さん(48)は「久しぶりに見てとても懐かしい。娘の20歳のお祝いにぴったりです」と品定めしていた。
 ビワパールは、昭和初期に琵琶湖周辺の湖沼で養殖が本格的に始まった。最盛期の昭和46年には約6・2トンを生産したが、水質の悪化で「母貝」となるイケチョウ貝が育たなくなったり、安価な中国製品が台頭したりして減少。平成24年には11キロにまで落ち込んだ。現在、養殖業者は県内に数軒しか残っていないが、伝統の輝きを守ろうと地道に生産を続けており、今回の専門店開業を「復活の兆し」と喜んでいる。
 「多くの人に期待されてうれしい。生産者を応援するとともに、琵琶湖産真珠の認知度を高めたい」と杉山さん。伊吹さんは「ビワパールを守る道筋がついた。これで思い残すことはない」と、接客する杉山さんの背に視線をやり、ほほえんだ。

■芸術で湖守れ 滋賀の彫刻家、世界湖沼会議で作品展示(京都新聞電子版)
 9月1〜5日にイタリア・ペルージャで開かれる「第15回世界湖沼会議」で、滋賀県湖南市平松の彫刻家深田充夫さん(58)が琵琶湖や自然をテーマに描いたペン画作品を展示することが決まった。「世界の湖を守るため、芸術家として役に立てれば」との思いを繊細な筆遣いに込めている。
 深田さんはステンレス、石、ガラスなどを素材に、光や風、水など自然や地球環境をテーマに現代彫刻を制作。長浜ドームの巨大モニュメントなど県内外で大作を手がけている。過去に大津市であった第9回世界湖沼会議(2001年)や、京都市での第3回世界水フォーラム(03年)でも、関連行事として開かれた作品展に彫刻を出品した。
 近年はペン画にも取り組み、題材に琵琶湖の魚を描く機会が増えたこともあって、同会議を主催する国際湖沼環境委員会(ILEC、草津市)に「協力できることはないか」と声を掛けた。
 同会議には世界各地の研究者や行政、市民が集まり、環境保全に向けた湖沼管理のあり方や湖沼と人のかかわりなどについて議論する。今回は芸術作品展は予定されていなかったが、ILECは申し出を歓迎し、会場の一角に特別に展示することにした。
 出品するのは、同会議のために新たに制作したペン画数点で、空想上の虹色の魚や、美しい水辺に産卵するトンボなどをボールペンとパステルなどで描いている。「世界の湖が永遠に生き物の楽園であるように」との願いや環境悪化への警告を込めたという。「地球の未来に関わる重要な会議。参加者が会議の合間に目を留め、大事なことに気付いてくれたらうれしい」と期待する。
 ILECの加賀爪敏明事務局長は「人々に湖沼の重要さを理解してもらうのに、芸術的なアプローチは良い方法で、非常にありがたい」と話している。

■近江大橋の交通量45%増 無料化から半年(ChunichiWeb滋賀)
 琵琶湖南部の近江大橋(大津市−草津市)無料化による地域の交通量に変化が起きている。県の調査によると、無料化半年後の六月には、橋上の自動車通行量が45%増。事前予想55%増こそ下回るものの大きく増えた。半面、周辺で期待された混雑緩和は部分的にとどまっている。
 無料化前の昨年十一月十二日と無料化後の六月十二日を比較。いずれも平日で天候は無料化前が曇り、後が曇り一時雨。午前七時〜午後七時の通行量を調べたところ、一万七百台増の三万四千四百台だった。橋西側の近江大橋西詰交差点は12%増の四万一千台、東側の新浜町交差点は16%増の三万三千三百台。
 一方、近江大橋の無料化で混雑が緩和するとみられていた国道1号の瀬田川大橋は8%減の一万九千九百台。瀬田唐橋は4%減の一万三千二百台。名神高速は9%減の五万二千台。名神を除き、思ったよりも減少幅は小さいと県道路課は受け止めている。
 同課は「近江大橋が予測の範囲内に収まったことには安心したが、秋にも二十四時間交通量を比較してさらに詳しく調べる」(担当者)とし、並行する国道1号などの交通量が予測より減らなかったことには「住民の方が近くて使いやすいところを使っている」と分析している。(井上靖史)

■障害者ボート、普及を 大津のNPOが振興計画(ChunichiWeb滋賀)
 障害者ボート競技に関わるNPO法人「琵琶湖ローイングCLUB」(大津市)が、二〇二〇年の東京パラリンピックを目指して競技の普及振興プロジェクトを立ち上げた。競技の認知度を高めるイベントの開催や資金集めのための商品販売をしていく。
 「琵琶湖から世界へ!」を合言葉に「レインボー丸プロジェクト」と命名。「多様な個性を認め、障害のある人とない人をつなぐ架け橋に」(小原隆史代表理事)との思いを込めた。十九〜二十九日には大津市打出浜のコラボしが21で活動紹介パネルや段ボール製模型ボートの展示をする。今後、理念に賛同する企業の商品にプロジェクト名の入った応援シールを貼ってもらい、利益の一部を寄付してもらう。オリジナルTシャツやステッカー、福祉作業所の人たちが作ったクッキーなども販売する計画。
 現在、選手として活動するのは、小原さんの娘を含む十六〜三十八歳の九人。小原さんは「二〇年までに一人でも多くの日本代表選手を送り込みたい。いずれは障害のある子が高齢者を相手に教えるジムも作りたい」と意欲をみせている。
 同法人では、趣旨に賛同する個人、法人の会員を募集している。詳しくは琵琶湖ローイングCLUB=電077(526)8701=へ。(堀尾法道)

14/08/18

■大雨、長浜など76棟浸水(YomiuriOnLine滋賀)
◇大津で国道通行止めも
 15日から17日にかけて、近畿各地で局地的に大雨となったが、県内でも断続的に強い雨が降り、大雨警報などが出た。
 彦根地方気象台によると、15日午前2時から17日午後7時までの雨量は▽近江八幡市228ミリ▽大津市南小松219ミリ▽高島市今津141・5ミリ▽同市朽木平良123・5ミリなど。湿った南風の影響で、大気の状態が不安定になったことが原因とみられるという。16日午後7時過ぎには、大津市葛川地区の148世帯288人に一時、避難勧告が発令された。
 県防災危機管理局によると、この雨の影響で、長浜市や栗東市などでのべ76棟が床下浸水した。大津市葛川中村町付近の国道367号の路面には約100メートルにわたってひびが生じたため、県は現場付近を16日午後から通行止めとした。復旧のめどは立っていない。

■琵琶湖の生態系守るため、外来魚回収「亀ちゃん」奮闘(msn産経ニュース)
 滋賀県の公式ウェブサイト上に、気になるコンテンツを見つけた。「亀ちゃんの外来魚回収ブログ」−。どうやら琵琶湖岸に設置されている「外来魚回収ボックス」に収容された、ブラックバスやブルーギルなどの魚を集める職員が執筆しているらしい。「亀ちゃん3兄弟は元気に回収に励んでいます」「夏は悪臭に悪戦苦闘」「台風でボックスが吹き飛ばされたところもありました」など、回収時の苦労をけなげにつづっている。「亀ちゃん」ってどんな人なのだろうか。回収の様子をのぞいた。(加藤園子)
     ■   ■
 日差しの強いある日の朝8時。県庁の駐車場に、亀ちゃん“たち”がいた。回収担当職員3人のうち、この日いたのは「亀山亀次」「亀山亀三」を名乗る2人。倉庫からポリバケツ7個を出して軽トラックに乗せると、準備完了。早速、湖岸に向けて走り出した。
 最初に着いたのは、大津港(大津市浜大津)の回収ボックス。蓋を開けると…。「ぐ」。ブログにあった通り、確かに悪臭が鼻を突く。まるで生ごみ。中には、約50センチの大きなブラックバスがいる。小さなブルーギルもたくさん。
 「回収は月・水・金曜の週3日。月曜日は土・日曜分が加わるから大量なんだ」と、亀次さんが魚をポリ袋にまとめて重さを量ると、亀三さんは箱の中を新しいポリ袋に取り替える。手際の良さに感心しつつ、次の設置場所へ。
 湖岸のおまつり広場で作業をしていると、「おーい」と明るい声。振り返ると、お年寄りの男性がスーパーの袋にブルーギルを詰めて持ってきた。男性は約10年前に「迷人会」というグループを釣り仲間3人で結成し、釣った外来魚を亀ちゃんたちに渡しているのだとか。亀三さんは「回収作業は大変だけど、協力してくれる人がいるので元気が出る」と、うれしそうだ。
     ■   ■
 別の場所のボックスをみると、魚だけでなく紙パック飲料のごみが入っていた。ごみは、亀ちゃんたちがその都度分別しなければならない。亀次さんは「弁当殻が入っていることも多い。中には紙おむつを捨てる親や、犬のフンを入れる飼い主もいる」と、肩を落とす。ボックスが壊されていることもあり、「一生懸命やっているのに、心ないことをされると最悪や」と亀三さん。
 亀ちゃんたちは、壊れたボックスの管理も任されている。昨年秋に台風18号が襲来した際は、あちこちでボックスが壊れ、修理に追われて大変だった。
 2人はこの日、大津港から反時計回りに瀬田唐橋、琵琶湖大橋を渡って南湖を1周。46カ所に設置されたボックスから、計213・2キロ分の外来魚を回収した。途中で、それぞれの地域の廃棄物処理施設へ集めた魚を持ち込み、午後5時ごろ県庁に戻った。
 この日は、亀ちゃん3兄弟のもう一人「亀山亀助」さんも出勤して別行動を取っており、北湖の湖岸22カ所にあるボックスから計23・6キロ分を回収していた。
     ■   ■
 県は、琵琶湖の生態系を守るため、釣った外来魚を湖などに戻す行為を条例で禁じている。このため、湖岸の釣りスポットなどに、釣った外来魚の回収ボックスを設置。そこへ外来魚を入れるよう、釣り客らに協力を求めている。
 また、外来魚の生息数を減らすため、県漁連に対して外来魚1キロ当たり300〜350円の捕獲経費を補助したり、水中に電気を流し外来魚を気絶させて捕獲する「電気ショッカーボート」を出したりして、駆除を促進している。
 昨年度の外来魚駆除量は172・4トンで、このうちボックスの回収量は約1割の14・2トン。決して多くはないが、県琵琶湖政策課は「生態系回復のため、あらゆる手段で駆除を進めることが重要」と、力を込める。
     ■   ■
 ところが、亀ちゃんたちによると、自分たちが回収している目の前で釣った外来魚を湖に放す釣り客もいる。ボックスに入れるよう声はかけるが、大物は自分だけでなく他の釣り客も釣れるよう湖へ戻すのが、スポーツフィッシングの感覚らしい。
 「車のナンバーを見ると、外来魚を湖にリリースするのは県外客が多い」と亀ちゃんたち。「地元の人たちは協力的だが、多くの人は外来魚がどれだけ生態系を乱しているか分かっていない。固有種と、それを獲る漁師の生活を守るためにも、琵琶湖のルールを守ってほしい」とこぼす。
 亀ちゃんのブログについて県琵琶湖政策課に尋ねると、「外来魚駆除の取り組みに関心を持ってもらおうと、ブログ開設を提案したんです」とのこと。当時、回収作業に当たる人たちを取りまとめていた同課の担当者が「亀甲」という名字だったため、そこから回収作業員の愛称を「亀ちゃん」にしたそうだ。
 ただ、残念ながら「書くことが毎回同じになっちゃうから」(亀次さん)と、今年度から更新を休んでいる。ともあれ、亀ちゃんたちはこれからも、湖の再生を思い描いてひたすら湖岸を奔走し、外来魚がいなくなるまで回収を続ける。

14/08/17

■船渡御中止も神輿唐橋練る 大津・建部大社「船幸祭」(京都新聞電子版)
 大津三大祭りの一つ、建部大社(大津市神領1丁目)の「船幸祭」は17日、本祭りを迎えた。瀬田川の増水で4基の神輿(みこし)が川を下る「船渡御」は行われなかったが、神輿は同大社と瀬田の唐橋の間を練り歩いた。川岸では、神事や神楽の奉納も営まれ、過ぎゆく夏の夜を演出した。
 15日夜からの断続的な大雨で琵琶湖の水位が上昇し、瀬田川洗堰(あらいぜき)が全開となり川の流量が増えたため、祭りの最大の見どころ船渡御は11年ぶりに中止となった。
 氏子が担ぐ大神輿1基と、子どもや女性らが担ぐ小神輿3基は午後5時半ごろ、同大社から瀬田の唐橋の北東岸まで運ばれた。本来なら2隻の御座船に乗せられて約4キロ下流の御旅所まで下るが、神輿を乗せた御座船は停留し、同岸で「御旅所祭」が営まれた。午後7時半ごろ、神職が神輿を前に祝詞を奏上し、神楽が奉納された。終盤には約千発の花火が夜空と川面を彩り、神輿は瀬田の唐橋を往復して同大社へ戻った。
 船幸祭は同大社の祭神の日本武尊(やまとたけるのみこと)が船団を率いて東征した故事にちなむ。1915年に再興され、湖国を代表する夏の風物詩となっている。

■長浜などで70棟床下浸水 JRや道路にも影響 滋賀(msn産経ニュース)
 県内は15日夜から16日にかけて局地的に大雨が降り、長浜市などで住宅計70棟が床下浸水の被害を受けた。この豪雨に伴い、道路の通行止めやJRのダイヤの乱れが相次ぐなど、交通機関にも影響が出た。
 県防災危機管理局などによると、県内各地の降り始めからの雨量(15日午後2時〜16日午後4時)は、大津市南小松=135・5ミリ▽米原市朝日=96・0ミリ▽長浜市唐国=89・5ミリ−など。
 長浜市では、米川など3河川が氾濫し、住宅66棟が床下浸水。水が引いたあと、職員が被害家屋の消毒に当たった。このほか、野洲市久野部で3棟、米原市米原で1棟がそれぞれ床下浸水した。
 また、15日深夜にはJR米原、長浜両駅で、16日午後1時15分ごろには同石部駅で、それぞれ雨量が規制値に達したため、東海道線と北陸線、草津線の一部区間で一時運行を見合わせた。この結果、3路線で上下17本が部分運休するなどして2200人が影響を受けた。
 一方、16日午後1時半ごろには、大津市伊香立途中町の国道367号で、道路ののり面が幅約7メートルにわたって崩れているのをパトロール中の大津北署員が発見。また、この現場から8キロ北でも路肩が崩れているのがみつかった。県大津土木事務所が同国道の一部を通行止めとし、復旧に当たっている。

14/08/16

■滋賀の6市で74棟床下浸水 大津で一時避難勧告(京都新聞電子版)
 滋賀県でも15日夜から16日にかけ断続的に強い雨が降り、家屋の浸水や通行止めなど多くの被害が出た。
 県などによると、同日午後10時現在、長浜市の66戸など6市で計74戸が床下浸水した。けが人などはないという。
 大津市は16日夜、土砂災害の恐れがあるとして葛川学区の全148世帯に避難勧告を一時発令。同学区内の国道367号も一部通行止めとなった。また連続雨量が90ミリに達したため、同市の県道下鴨大津線(通称・山中越え)も通行止めになった。近江八幡市長命寺町では長命寺へ続く林道で幅約6メートルにわたり斜面が崩れた。同市は数日間、通行止めにするという。
 JR線の運行も乱れた。湖西線で上下線計17本、草津線で上下線計10本が運休。東海道線と北陸線でも計8本が部分運休した。
 関西電力によると、雷の影響で守山市の約200軒が約2時間半停電した。
 彦根地方気象台によると、大津市北小松で16日午後9時20分までの24時間降水量が203・5ミリに達し、8月の観測史上最大を記録した。

■当日最大料金設定、公共駐車場で社会実験 大津市、11月まで(京都新聞電子版)
 大津市は、公共駐車場の利用料金に1日当たりの上限となる当日最大料金を設ける社会実験に8月から11月まで取り組んでいる。昨年度の初実験から場所と期間を増やし、駐車場の利便性向上や収入改善に向けた効果などを検証する。
 当日最大料金を設けたのは、昨年度に実験した明日都浜大津(浜大津4丁目、381台)と大津駅南口(逢坂1丁目、117台)に、新しく膳所駅前(同市馬場2丁目、73台)を加えた3カ所の公共駐車場。それぞれ1日最大(入庫後〜翌日午前0時まで)で750〜1050円で設定した。
 昨年11、12月の2カ月間の実験では、明日都浜大津は、前年同期に比べて利用台数は383台減少したが、料金収入は12万4200円増加。大津駅南口は同275台増加し、料金収入も33万2040円増えて約1・5倍になった。市は、両駐車場とも社会実験の効果で収入が増加したと見ているが、さらに詳細に分析するため、新たに1区画当たりの利用率が低い膳所駅前を加え、期間を延ばして実験する。
 市は「観光シーズンと閑散期を含む4カ月間で、当日最大料金によるサービス向上や一時利用台数の増減について検証し、15年度からの本格導入を目指したい」としている。

■障害者ボート普及へNPO発足 大津で支援イベント(京都新聞電子版)
 パラリンピックの正式種目「障害者ボート(パラローイング)」の普及を目指すNPO法人「琵琶湖ローイングCLUB(クラブ)」が大津市に発足し、支援を募る初のイベントを16、17両日、同市におの浜の西武大津店で開く。ボートの盛んな滋賀県で、2020年の東京パラリンピックに向けた選手育成とともに、スポーツの楽しさと交流を広げたいという。
 障害者ボートは肢体不自由者や視覚障害者、知的障害者が競技し、4人のこぎ手と舵手が乗る「舵手つきフォア」、2人でこぐ「ダブルスカル」、1人の「シングルスカル」がある。パラリンピックでは08年の北京大会から正式種目となり、日本は12年のロンドン大会から出場している。
 琵琶湖ローイングCLUBは昨年12月、同志社大ボート部OBで、障害者作業所のクッキー販売などを手掛ける商品企画会社経営の小原隆史代表理事(46)=大津市=が「障害者が活躍できる夢のある舞台を作りたい」と結成した。16歳の高校生から38歳の大学職員まで男女9人が集まって月2回、大津市の琵琶湖漕艇場で練習し、国内の大会にも出場している。
 初のイベントは、ボート競技を疑似体験できる機器「ローイングエルゴメーター」やクイズで競技を紹介する。個人や法人のサポーターや寄付、ボランティアスタッフも募る。午前11時〜午後6時。無料。9月20日は同店でエルゴメーターのタイムレース「市民対抗エルゴ大会」を催し、10月4日に琵琶湖漕艇場である市民レース「かいつぶりレガッタ」にも出場する。
 今後、パラリンピック出場選手を育てる目標に加え、体験教室や中学生以下への普及活動を通し、レクリエーションとして楽しむ参加者の裾野拡大に取り組む。小原さんは「ボートの盛んな滋賀県で、障害者ボートを盛り上げていきたい」と話す。問い合わせは小原さんTEL077(526)8701。

■滋賀・長浜などで床下浸水 JRに遅れ(京都新聞電子版)
 15日夜の大雨の影響で、滋賀県内は長浜市で18棟、米原市で1棟が床下浸水した。JR東海道線と北陸線は計8本に部分運休や遅れが出て約530人に影響した。彦根地方気象台によると、米原市で16日午前0時までの1時間雨量が54・5ミリの非常に激しい雨が降った。

14/08/14

■田辺湾情報図やライブカメラ 釣りに役立つアイテム提供 田辺海保(紀伊民報AGARA)
 田辺海上保安部では釣りに役立つアイテムを提供している。田辺湾内の危険な場所や注意事項を書いた「田辺湾マリンレジャー安全情報図」や潮岬灯台に設置したライブカメラなどがある。
 田辺湾は、漁船や県内外から訪れるマリンレジャー客の船が多く行き交う所。浅瀬や暗礁が多く、海域の状況を調べずに航行したプレジャーボートなどが座礁するケースが結構目立つ。
 情報図は船上で利用しやすいようにA4判でラミネート加工を施した。「航行不可または危険区域」や「干出岩、干出浜」を色分けし、浅瀬の水深0〜2メートルや2〜5メートルなども示している。船の接近が危険なダイビングエリアや養殖いけすの設置場所もマークで分かりやすい。
 また、灯台の位置から田辺湾への安全な入港、出港ルートも線で表している。裏には発航前点検のチェックリストが書かれている。必要な人は田辺海上保安部へ。保安部のホームページ(HP)からダウンロードもできる。
 潮岬灯台のライブカメラは磯釣りにはもってこいだ。保安部のHPの「ライブカメラ(潮岬)」というところをクリックすると見られるようになる。画面下のボタンを押すと2分間カメラのコントロールができる。180度以上のライブ映像が見られ、ズームアップもできる。その下には気象データが表示されている。串本町やその周辺への釣行で活用したい。
 田辺海上保安部のHPアドレスはhttp://www.kaiho.mlit.go.jp/05kanku/tanabe/(海)

■竜巻と断定できず 気象庁機動調査班が速報 和歌山地方気象台(熊野新聞オンライン)
 台風11号が熊野地方に接近した9日に発生した新宮市と串本町での突風被害を受け、 現地調査を進めていた和歌山地方気象台は13日、 結果を発表した。 新宮市三輪崎地区の現象は竜巻の可能性はあるものの特定には至らなかった。 串本町大島地区、 くじの川地区の突風の種類は特定できていない。 発表は速報としてまとめたもので、 後日内容の一部訂正や追加をすることがあという。
 新宮市三輪崎地区では屋根瓦のめくれや樹木の幹折れなどの被害があった。 竜巻である根拠には▽被害がほぼ帯状に分布していた▽強い風が短時間であったとの証言が複数あった―の2点を挙げたが、 目撃情報や耳鳴りなどの体感情報が得られなかったことから竜巻の特定までには至らなかった。
 串本町大島地区では軽量の船舶の破損、 くじの川地区では公共施設のひさしの飛散などの被害があった。 両方とも突風をもたらした現象の種類は特定できなかったとし、 根拠として▽被害や痕跡の分布からは突風現象の種類を特定できる情報が得られなかった▽聞き取り調査からも目撃情報や突風現象の種類の特定に有用な情報を得られなかった―と発表している。
 新宮市、 串本町で起きた突風の強さは、 竜巻やダウンバーストなどの風速を推定するための 「藤田スケール」 でいずれもF0 (約15秒間の平均) と推定している。

■自民4区 小鑓氏の選挙資金のための寄付なのに 交付金で全額支部連協に戻す(滋賀報知新聞ネット版)
=三日月氏 知事選勝利を追う(5)=
◇全県
 企業が正常か、異常かを判断するには、人、モノ、カネの動きを見る必要がある。これは政治団体においても同様だ。そこで先の知事選において小鑓(こやり)隆史候補を推薦した自民党県連の寄付金集め(カネ)を振り返ってみた。
●家森氏が提案
 元経済産業省官僚の小鑓氏では退職金をはたいても選挙資金が足りないため、国会議員や県会議員団がそれぞれ集まり、国会議員百万円、県会議員五十万円を小鑓氏に寄付することを申し合わせた。 それでも足りないということで、家森茂樹県連幹事長(当時)が告示前に「市町議から一人三万円の寄付をお願いしたい」との提案を選対などで行ったという。
 しかし第1選挙区支部長(大津市・高島市)の大岡敏孝衆院議員と第2選挙区支部長(長浜市や彦根市など三市四町)の上野賢一郎県連会長は「市町議員には選挙で一生懸命汗をかいてもらっているのに、これ以上、負担をかけることはできない」と寄付を集めなかった。
●何も知らないと言う清水局長
 自民党県連の清水克実事務局長は「正式な機関決定でもないのに、市議会議員から一人三万円の寄付を募るなんてことはあり得ないでしょ」と当初説明していたが、その後、本紙指摘で県連には第4選挙区支部の寄付金が納められていることを認めた。
 このような状況のため本紙が独自取材を行ったところ、選対本部長(当時)の吉田清一県議が地盤の第3選挙区支部は、草津市支部連協が三十五万円(市議十二人分)、栗東市支部連協が二十四万円(八人分)を小鑓氏の政治資金管理団体「こやり隆史淡海経済産業研究所」に振り込んだ。
 吉田選対本部長の地元、野洲市支部連協は、十万円(市議十人分)を同市支部連協に直接、寄付したにとどまるなど、吉田氏の威光が届いていない。守山市支部連協は、寄付を見送っている。
●4区は別行動
 家森県連幹事長の地盤の第4選挙区支部では、八日市支部連協が三十万円(市議十人分)、甲賀郡連協が三十九万円(市議十三人分)、石部・甲西合同支部(湖南市)が十二万円(四人分)、蒲生郡支部連協の竜王町支部が十五万円(町議五人分)―の計九十六万円を自民党県連に寄付。近江八幡市支部連協と日野支部は、寄付は行っていない。
 不思議なことに4区の寄付金は、小鑓氏の政治資金管理団体でなく自民党県連に納められ、県連から寄付金と同額の交付金が各支部連協に供与されている。
●迂回寄付を懸念
 支部連協関係者は「県連幹部らが県連に寄付してもらえば支部連協に交付金で戻るようにするということで、寄付した議員も多かった。さらに、来春には寄付した議員には、寄付金の約三割の所得税控除があるので寄付してほしい、とのことだった。県連がもし三万円と決めたなら、出していないところがあるのは不公平だ。そもそも小鑓氏の選挙資金が足りないというので寄付したのに、それを交付金で戻すのは、迂回寄付を誘発することにもなりかねず合点がいかない」とバラバラなカネの集め方と支出に憤っていた。(石川政実)

■琵琶湖大橋、無料化すべきか?(滋賀報知新聞ネット版)
=県の研究会で検討スタート=
無料化の議論が浮上した琵琶湖大橋
◇全県
 琵琶湖大橋の無料化について、県は研究会を立ち上げ、検討を始めた。来年一月の同研究会の検討結果を受けて、三月末までに結論を打ち出す方針だ。(高山周治)
関係4市反発「維持管理が困難」
来年3月末まで結論
 これは、道路建設に伴う借入金など未償還額の一括完済が可能な場合、道路料金の徴収を続けるのは不適切とした、外部監査(三月、六月)の結果を受けたもの。
 琵琶湖大橋有料道路(栗東市林〜大津市真野普門町の十五・四キロ)は、有料道路制度に基づいて建設され、昭和三十九年から供用が開始された。総事業費は三百八十億円。
 同制度は、「道路無料公開の原則」の例外として、道路建設の財源不足を借入金で補い、定められた期間内に徴収した通行料金を債務返済に充てることを認めている。完済した後は無料開放し、維持管理費は琵琶湖大橋の場合、県負担となる。国の許可を得れば、維持管理費(整備、修繕など)の確保のため、引き続き通行料を徴収できるが、適用のハードルは高い。
 県計画によると、徴収期間満了は平成三十三年九月。さらに早期の無料化を目指すには、未償還の六十三億円に対して損失補てん引当金を充てることになる。
 第一回研究会では、構成員である関係四市(大津・守山・野洲・栗東)から「周辺道路の整備・維持費用を捻出するため有料を続けるべき」と、無料化に反対する意見が出た。県試算によると、道路区間の維持管理費は年間三億五千万円が必要とみている。
 この一方、利用者である県トラック協会や滋賀経済同友会からは無料化に賛成しながらも、周辺渋滞や維持費の確保を懸念する声もあった。
 ちなみに、昨年十二月に近江大橋が無料化される際、県内十一市長は県へ再検討を促した。提案書では、「県の道路整備率は全国下位にあり、道路橋の補修率も約二%であるなど課題は山積している。この上さらに、近江大橋を一般道路として抱えることになれば、課題はいっそう困難になる」と、道路財源への圧迫を指摘していた。

14/08/13

■ガソリン価格、4週連続で値下がり(YomiuriOnLine)
 資源エネルギー庁が13日発表した全国のレギュラーガソリンの平均価格(11日時点、1リットルあたり)は、前週より0・2円安い169・2円となり、4週連続で値下がりした。
 イラク情勢の沈静化で原油価格が下落し、石油元売り会社が卸売価格を引き下げる構図が続いている。都道府県別では、山形や岡山、新潟など36都道府県で値下がりした。
 来週の見通しについて、日本エネルギー経済研究所石油情報センターは「原油市場は落ち着きを取り戻しており、横ばいか小幅な値下がりとなる」とみている。
 一方、軽油は0・1円安い147・1円、ハイオクは0・2円安い180円ちょうどで、ともに4週連続で値下がりした。灯油(18リットルあたり、店頭)は1940円で横ばいだった。

■ガソリン4週連続値下がり 平均169円20銭(47NEWS)
 経済産業省資源エネルギー庁が13日発表した11日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、前回調査(4日)と比べ20銭安い169円20銭だった。値下がりは4週連続。
 調査した石油情報センターによると、原油相場の下落による卸売価格の引き下げが、小売価格にも波及した。先行きに関しては、台風の影響によるガソリンの需要低迷から小売りが値引きを実施する可能性もあり「横ばいか小幅な値下がりが続く」と予想している。
 都道府県別では、36都道府県で値下がりした。最大の下落幅は山形の60銭だった。

■盆休み、帰省ラッシュ本格化 道路、列車、空の便混雑(紀伊民報AGARA)
 盆休みを迎え、和歌山県の紀南地方は帰省やレジャー客らで混雑し始めた。13日午前中、高速道路の南進は15キロを超える渋滞が発生。田辺市新庄町の国道田鶴交差点でも白浜方面に向かう車が連なった。JRも京都・新大阪から白浜・新宮方面行きの特急列車が混み合った。
 日本道路交通情報センターによると13日午前11時現在、湯浅御坊道路は下り線が井関トンネル(広川町)を先頭に17キロ、阪和道の南紀田辺インターチェンジ(IC)で1キロ、一般道田鶴交差点の白浜方面行きで1キロの渋滞が発生した。
 県警の交通渋滞予想によると、高速道路の南進ピークは13、14日。7月末の発表では海南IC―広川南IC間の井関トンネル付近で最大15キロと予想していたが、13日午前9時ごろに同トンネル付近で16キロの渋滞になった。10日に開催予定だった白浜町の花火大会が台風のため、13日に延期になったことが影響したのではないかとみている。
 一方、北進のピークは高速道路が16日、印南IC―広川南IC間の川辺第一トンネル付近で最大25キロと予想。一般道路では、田辺市の県道田鶴交差点付近で14、15日に7キロ、16、17日に5キロの渋滞を予想している。
 JR西日本和歌山支社によると、13日午前に運行した京都や新大阪からの白浜・新宮方面行き特急列車8本(定期5本、臨時3本)の指定席はほぼ満席。乗客が通路に立つ状況だった。新大阪を午前9時3分に出発した新宮行き特急列車の自由席乗車率は、約200%に達していた。白浜・新宮方面行きのピークは13、14日。一方、新大阪・京都方面行きのピークは16日とみられる。
 日本航空によると13日午前10時すぎ時点で、東京発白浜着の便のピークは13、14日で、13日は3便とも予約で満席。白浜発東京着の便は16〜20日にかけてがピークで、ほぼ予約でいっぱいの状況という。

■串本の突風、種類特定できず 和歌山地方気象台(紀伊民報AGARA)
 台風11号の接近に伴い、9日に和歌山県串本町内の2カ所で発生した突風について、和歌山地方気象台は現地調査の結果、突風をもたらした現象の種類は特定できなかったと発表した。同日に新宮市で発生した突風については、竜巻の可能性があるものの特定には至らなかったとした。
 同気象台の職員8人が気象庁機動調査班として11、12日、串本町と新宮市で2班に分かれて現地調査をした。
 串本町大島では、9日午前3時40分ごろに発生した突風により船舶の損壊などの被害が出た。同町くじの川では同日午前4時ごろに発生した突風で、倉庫のトタンの一部が飛ぶなどした。いずれも、被害や痕跡の分布からは、突風現象の種類を推定できず、聞き取り調査からも目撃情報や有用な情報を得られなかった。
 新宮市三輪崎では同日午前5時半ごろに発生した突風で、住宅の屋根瓦がめくれる被害が複数あり、一部で飛散も見られた。樹木の幹折れも確認された。竜巻の可能性を示す根拠として、被害がほぼ帯状に分布していたことや、強い風が短時間であったとの証言が複数あったことを挙げたが、目撃情報や耳鳴りなどの体感情報は得られず、特定に至らなかった。
 3カ所で発生した突風はいずれも、強い順にF5〜F0の6段階で示す「藤田スケール」ではF0(約15秒間の平均風速が17〜32メートル)であると推定した。

■カミツキガメ無許可飼育、お笑い芸人に罰金(YomiuriOnLine)
 カミツキガメを自宅マンションで飼育したとして、特定外来生物被害防止法違反(無許可飼養)で略式起訴されたお笑いコンビ「どぶろっく」の江口直人被告(36)(東京都世田谷区)に対し、東京簡裁は罰金30万円の略式命令を出した。
 命令は12日付。

■大津港マスコットのガチョウ「ガー子」に5羽の新しい仲間(msn産経ニュース)
 大津市の琵琶湖・大津港で、約20年前から港のマスコットとして親しまれてきたガチョウ「ガー子」に、新しい仲間が5羽加わった。かつて10羽が港ににぎわいを添えていたが、年々仲間が減ってガー子1羽だけになり、「寂しそう」という声が大津港管理事務所に寄せられていた。5羽は生後数カ月の若い鳥のため、現在は外敵を避ける覆いの下で成育中。近く覆いが外され、事務所では「いずれ6羽が仲よく泳ぐ姿を楽しんでもらえそう」と期待している。
 大津港のガチョウは約20年前、観光船運航などを手がける「琵琶湖汽船」の職員らが、港のマスコットにしようと10羽を放鳥。港の一帯で列をなして湖上を泳ぐ姿などが観光客や地元住民らから親しまれていた。
 しかし、年々その数が少しずつ減り、平成24年冬にはガー子だけになった。港付近を散歩している人たちからは「ガー子が寂しそう」「仲間を増やしてやって」などという意見や要望が、同社や県などに寄せられるようになった。
 これを受け、現在は大津港管理事務所の指定管理者となっている同社が今年5月、生後約2カ月のガチョウ5羽を購入。ガー子がよくいる桟橋の近くに、住みかとなる小屋を設置して放し、トンビなどに襲われないよう覆いを張って育てている。
 ガチョウの寿命は約20年とされ、ガー子はかなりの高齢。今のところ、活発に水草を食べたり水中に潜ったりして互いにじゃれ合っている5羽とは少し距離を置き、静かに見守っていることが多いという。
 20年前からガー子を見守り続けてきた同社の桂陽三取締役は「『ガー子』は、いつの間にかこの名が付いたというくらい、みんなに親しまれてきた。新しい5羽もみんなから愛される港のマスコットになってほしい」と話している。

■企画特集1【悪意なき侵略者 北の原生脅かす外来種】(asahi.com北海道)
(7)ニジマス
写真:知床半島を流れる小河川。一時はニジマスが優占種になったと報告されたが、在来種のヤマメやオショロコマが戻り、多数確認されている=1日、羅臼町 拡大知床半島を流れる小河川。一時はニジマスが優占種になったと報告されたが、在来種のヤマメやオショロコマが戻り、多数確認されている=1日、羅臼町
写真:戸切地川の目視によるモニタリング結果(上)と戸切地川のサケ科魚類の割合(下) 拡大戸切地川の目視によるモニタリング結果(上)と戸切地川のサケ科魚類の割合(下)
放流、在来種消えた
 ジャンプを繰り返し、激しくファイトする北海道のニジマス=キーワード=は、全国の釣り師のあこがれの的だ。阿寒国立公園内から流れ出す阿寒川や、滝上町などを流れてオホーツク海へ注ぐ渚滑川など、モンスター級が潜むとされる川は道外からも大勢の釣り師を引きつける。ニジマスは、とても経済効果のある魚なのだ。
 しかし、同じ川で暮らす在来種のサケ科にとってはやっかいな存在のようだ。希少な陸封型サクラマス(ヤマメ)の悲劇がある。
 道内のサクラマスのメスは川で生まれて海へ下り、親になって川へ戻る。生涯を渓流にとどまる個体群の北限は青森県の大畑川とされ、「スギノコ」と呼ばれて保護されている。
 しかし、もともとの北限はせたな町を流れる良瑠石(らるいし)川の上流域だった。1936年の調査記録に個体群の存在が報告されており、80年代の釣りガイドにも登場する。ところが、同年代にニジマスが確認され、今ではそれが高密度にすむ。陸封型サクラマスは絶滅したとみられている。
     *
 絶滅の主原因がニジマスなのかははっきりしない。ただ、北斗市を流れる戸切地(へきりち)川(上磯ダム上流域)で行われている独立行政法人水産総合研究センター北海道区水産研究所の森田健太郎主任研究員による調査を見ると、ニジマスが在来種のサケ科を圧倒してゆく様子が浮かんでくる。
 調査水域には、在来種としてイワナの一種のアメマスが生息。ここに何者かがニジマスとブラウントラウトを放流した。時期は90年代とみられる。2002年の割合はアメマス64%、ニジマス9%、ブラウン27%で、アメマスが半数以上。ところが、12年後の今年、アメマスは5%に。一方、ニジマスは74%で、ブラウンとともに外来種が占拠する川に変貌(へんぼう)した。
 森田氏は「ニジマスがいても在来種が減らない川もある。しかし、エサや生息場所の競争など、在来種にとっての悪影響は考えられる」と話す。
 在来種最大の淡水魚で絶滅危惧種のイトウへの影響も心配されている。産卵期の重なるニジマスの産卵行動によって、先に産卵していたイトウの産卵床が3割前後掘り返されたという調査論文があるのだ。イトウもサケ科だ。
 調査地点は道東を流れる風蓮川水系だ。周辺は牧草地の造成などで河川環境が悪化し、サケ科の産卵に適した玉砂利状の川底が減っている。このため、両種が同じ場所で産卵することが多く、「掘り返し」は避けがたい現象のようだ。
 生態系への影響が明らかになる中、道は昨年4月施行の生物多様性保全条例に基づき、野外に放すことなどを禁じる「指定外来種」の選定に着手。今年度中に1次指定種を決める。これに対し、道内の釣り師らからはニジマスの指定除外を求める2万5027人分の署名が道に提出された。これを含め、5団体・自治体が指定除外を求めている。
     *
 一方、知床国立公園のある羅臼町を流れる小河川では、森田氏らの取り組みが効果を上げ始めている。02年の調査で大量のニジマスが捕獲され、在来種のイワナの一種オショロコマやサクラマスがまったく確認されなかった川だ。誰かがニジマスを放流し、異常発生したとみられる。
 川はその後、調査目的の捕獲や釣り人の持ち帰りなどでニジマスが減少。04年に近隣の小河川からオショロコマを移入したところ、翌年にはその稚魚が確認された。やがてサクラマスも自然に回復した。
 その後、生態系を分断していた2カ所の堰堤(えんてい)に魚道が設置され、海から戻ったサクラマスの親魚が上流まで遡上(そじょう)。13年の調査では、サクラマスの幼魚千匹以上、オショロコマ約100匹が生息すると推定された。ニジマスは08年以降確認されていない。もとの環境が戻りつつある。(神村正史)=おわり
◆キーワード
 <ニジマス> 北米及びカムチャツカ半島が原産のサケ科。釣りの対象として人気が高いが、生態系への影響が大きいとして、国際自然保護連合(IUCN)が「世界の侵略的外来種ワースト100」に指定している。日本には1877年に米国から移入されたとされる。道内へは1926年に初めて摩周湖に放流された。一方、ブラウントラウトは欧州及び西アジアが原産。日本には1892年に移入されたとされる。道内では1980年に初めて日高地方で確認され、急速に分布域を拡大している。

■北潟湖でも外来魚の調査実施へ 県立大グループ(asahi.com福井)
 外来魚のブルーギルに発信器をつけ、若狭町の三方湖で生態を調査している県立大の研究グループが今秋から、同様の被害に悩まされている淡水魚の宝庫・北潟湖(あわら市と石川県)でも調査を実施する。地元からは難敵駆除に期待の声が高まっている。(坂本純也)

14/08/12

■Facebook、2013年お盆のチェックインランキングを発表(マイナビニュース)
Facebookはこのほど、SNS「Facebook」の機能のひとつである「チェックイン」のデータをもとに、日本国内利用者の2013年のお盆シーズンにおけるチェックインランキングを発表した。お盆は夏の期間の中でもチェックインが多くなる時期だという。
発表によると、2013年のチェックインランキングは、レストラン部門は「ガスト」、アウトドアスポット部門は「琵琶湖」、観光名所部門は「東京スカイツリー」が1位。
レストランの2位は「マクドナルド」、3位は「コメダ珈琲」、アウトドアスポットの2位は「富士山」、3位は「多摩川河川敷」、観光名所の2位は「伊勢神宮」、3位は「出雲大社」となっている。
●2013年のお盆シーズンチェックイン「レストラン」トップ10
1位:ガスト
2位:マクドナルド
3位:コメダ珈琲
4位:スシロー
5位:サイゼリヤ
6位:はま寿司
7位:びっくりドンキー
8位:餃子の王将
9位:ココス
10位:すき家
●2013年のお盆シーズンチェックイン「アウトドアスポット」トップ10
1位:琵琶湖
2位:富士山
3位:多摩川河川敷
4位:諏訪湖
5位:逗子海岸
6位:明石海峡大橋
7位:高尾山
8位:白糸の滝
9位:猪苗代湖
10位:浜名湖
◆2013年のお盆シーズンチェックイン「観光名所」トップ10
1位:東京スカイツリー
2位:伊勢神宮
3位:出雲大社
4位:上野恩賜公園
5位:国立科学博物館
6位:富岡八幡宮
7位:小樽運河
8位:善光寺
9位:嵐山
10位:しまなみ海道

■竜巻発生か被害調べる 和歌山気象台が機動調査班 台風11号(熊野新聞オンライン)
 台風11号が熊野地方に接近した9日に発生した新宮市と串本町での突風被害を受け、和歌山地方気象台は11日、野村和典次長(57)はじめ職員8人で機動調査班を結成し、現地で調査した。12日も行われ、結果は近日中に同気象台のホームページで発表する。
 気象台では気象関係で大きな被害があった場合、機動調査班を編成し、現地で職員が実際に状況を確かめ、正確で総合的な判断を下すための資料を集める。今回は突風の種類や規模の大きさなどを分析するため、新宮市と串本町で調査した。
 新宮市では気象台職員4人が市役所の防災担当者から発生した場所や被害状況などの説明を受けた後、同市三輪崎地区で住民から聞き取り調査をした。
 市によると、同地区では一部破損や雨漏りなどで住家32世帯45人、非住家9軒、店舗6軒が被害を受けている。家の屋根の瓦が飛び、2階部分が水浸しになったという男性(54)は「午前5時30分ごろ、ゴーッという音を聞き、2階から外を見ると海の方からごみを巻き上げた風が近づいてくるのが見えた」と話した。職員は被害を受けた部分を確認、写真を撮影するなどしていた。
 野村次長は「現地調査をして改めて突風災害の恐ろしさを感じた。台風だけでなく大気が不安定な状況で起こりやすいので注意や警戒が必要。激しい突風が吹いたことは間違いないが、竜巻か、それ以外かは資料を集め分析して結果を出したい」と話していた。
 串本町では9日発生した突風により大島地区大島漁港でかせ舟5隻と漁船3隻が損傷する被害が出ている。

■臭いと噂のブラックバス おいしく食べるには(アメーバニュース)
ブラックバス――釣りをする人はもちろん、釣りをしない人も名前くらいは聞いたことがあるだろう。淡水での釣りにおいて大人気の魚で、関東では霞ヶ浦、芦ノ湖、河口湖など、関西では琵琶湖がブラックバス釣りの名所として知られる。これまでずっと「キャッチ&リリース」、つまり釣ったらその場で逃してやることが、釣り人の間での常識(条例などで禁止している県もある)となっている。
……が、あえて「キャッチ&イート」、ブラックバスを釣って食べることを実践している孤高の漢がいる。肝心の味はどうなのか、本人に聞いてみることにした。
もともとブラックバスは前世紀初頭、米国から芦ノ湖に移植されて全国に広まった魚。現在は法律で「特定外来生物」に指定されており、飼養や生きたままの移動・放流などが規制されている。つまり、釣ったらその場でリリースするか、さもなくば「殺生」である。
だが、「ブラックバスはおいしくない」というイメージがなぜか昔から流布しているように思う。実は筆者も子供の頃、「食ってもうまくないよ」と伯父に言われたことがある。淡水魚は全般的に独特の臭みがあり、ブラックバスは「とくに臭い」と指摘されたことがおいしくないイメージにつながっているのであろうか。
では、本当においしくないのか。琵琶湖のある滋賀県では、「ブラックバスは食べるとおいしい魚ですので、再放流しないで持ち帰り、食べてみてください」とPRしており、その調理方法まで提案する。また、同県立博物館内にあるレストラン「にほのうみ」では「琵琶バス料理」と題する「バス天丼」などが食べられる。同店でも、「オオクチバス(ブラックバス)はスズキ系の白身魚で、調理を工夫することでとてもおいしく食べられる魚なのです」と説明している。
そのような背景の中、YouTubeでブラックバスを中心に「釣って食うシリーズ」の動画を多数アップロードしているのが「健啖隊」だ。彼(隊長)が地元の川でブラックバス釣りをしている模様や、料理風景、そして完成した料理をお酒と一緒においしそうに食べている様子が見られる。基本的に独りですべてをこなすのだが、釣りの合間に一匹の野良ネコ(健啖隊初のネコ隊員にしてチアリーダーのニャゴラ)も登場する。隊長持参のネコ缶や釣ったばかりの魚を丸ごと狙って来るのだ(エサをめぐってのニャゴラと隊長とのやりとりが面白いので必見)。
なぜブラックバスを釣って食べているのか尋ねると、「私がよく行く川にたまたまブラックバスが多く生息しており、試しに釣って食べてみたら意外においしかったのが事の発端です。また、私の釣りに対する考え方が『釣りは遊びであると共に命を狩り取る漁でもある』ということにも関係しています」と答えてくれた。
「ブラックバス料理」と一口で言ってもたくさんある。なので、ベスト5を挙げてもらった。
1位「塩焼き」
――川魚はまずこれで! その魚の持ち味がわかります。
2位「竹輪」
――調理に手間はかかるが、白身魚の上品な味が生かせる。
3位「鶏の唐揚げ粉で作る唐揚げ」
――淡白な白身は唐揚げとの相性が抜群。
4位「くん製」
――大きいバスは身に多少の臭みがあるものだが、これを消してくれる調理方法はこれ。
5位「蒸してから熱したごま油かけ」
――メジナの調理方法として知られているが、それを同じく白身のバスに応用してみた。
どれもおいしそう。ところで、ブラックバス料理のコツはなんだろうか。
「それはただひとつ。私の動画“ブラックバスを釣って食うシリーズ”の中でも毎回説明していますが、腹の中の浮袋の付け根にある脂を取り除くことです」
この脂が臭みの原因なので、取り除くことでそれがなくなるのだという。(やり方は動画を参照してもらいたい)
そして、釣り方のポイントは。
「釣ろうとする魚を研究してよく知ること。これに尽きます。われわれが他人とお付き合いするのと同じです。相手を知って理解すれば良いお付き合いができますよね。魚釣りもまたしかりです」
なるほど、ごもっとも!
「釣りは良き趣味です。しかし、釣りは別名“遊漁”とも言い、漁(命を狩り取る行為)の側面があるのも事実。たとえ『キャッチ&リリース』であろうがなかろうが遊漁に変わりはありません。釣りにおいて、食う食わないは釣り人の判断に委ねられていますが、リリースが建前の釣りを楽しんでいる皆さんもそのことを胸にとどめて欲しいです。釣った魚を食う人ならなおさらです。“命を無駄にしない”。これが釣りのもっとも大切なマナーと心得てください」
健啖隊隊長の言うとおり、釣りは遊びであると同時に「命のやりとり」でもあることを忘れずに楽しんでもらいたい。そして、おいしく食べよう!(羽石竜示)

■県内に爪跡くっきり 台風11号被害(ChunichiWeb滋賀)
 台風11号が四国や近畿地方を縦断した10日、県内でもほぼ全域に暴風警報と大雨警報が出され、強風の影響で3人が軽傷を負った。彦根市の彦根城天秤櫓(てんびんやぐら)の壁が一部はがれ落ちるなど文化財が破損したほか、農地にも被害が広がった。
 県によると、三人がけがをしたのはいずれも午前中。彦根市中薮で男性(94)が風にあおられ転倒し、顔面を打撲。近江八幡市安土町上豊浦で補修のため屋根に上っていた男性(67)が、風ではしごから転落し後頭部を切るなどした。大津市京町では男性(71)が足を滑らせ傘で頭を切った。
 甲賀市水口町元町では一棟が床下浸水。県内全域では一時、四千二百五十世帯が停電した。約八千三百五十世帯、一万四千百五十人に避難勧告、約四万六百世帯、十万四千人に避難準備情報が出た。
 国重要文化財(重文)の彦根城天秤櫓は、強風の影響で白しっくいの壁二カ所計○・三平方メートルがはがれ落ちた。国重文の旧西川家住宅土蔵(近江八幡市)と国指定史跡の草津宿本陣(草津市)も壁の一部がはがれた。
 農業被害では、計四十八カ所でビニールハウスが破れるなどしたほか、約八十ヘクタールの水田や畑で枝折れ、浸水などの被害が出た。水田ののり面崩壊や、湖魚の養魚池の取水口が土砂で埋まるなどの被害もあった。
 道路は、強い雨で計四十一カ所が通行止めに。高島市朽木栃生で路肩が流出した国道367号など、七カ所で規制が続いている。鉄道はJR草津線や近江鉄道が一時運休した。
 彦根地方気象台によると、長浜で二八・七メートル、甲賀土山で二九・二メートルなど、七カ所で八月の観測史上最大の最大瞬間風速を記録した。(原田晋也)

■台風11号 農業関係施設48件被害(YomiuriOnLine滋賀)
 台風11号が四国や近畿地方を縦断した10日、県内でも全19市町で大雨や暴風警報が発令され、一時最大で5553世帯、1万5025人に避難勧告が出されるなど大荒れの週末となった。
 8日午後の降り始めから10日夜までの総降雨量は、朽木平良(高島市)で360ミリ、土山(甲賀市)で308ミリと2観測点で300ミリを超えた。9日午後3時に日野町が79世帯211人に避難勧告を出したのを始め、県内に最接近した10日正午過ぎには、9市町に避難勧告が発令され、午後11時頃までに全て解除された。
 農業では、長浜、米原、東近江、野洲など11市町でビニールハウスや鳥よけのネットの破損など計48件を確認。13市町の約80ヘクタールの田畑や果樹園で、水没や落果などの被害があった。
 また、県によると、いずれも重要文化財で、近江八幡市の重要文化財「旧西川家住宅」の土蔵の漆喰(しっくい)が約10平方メートル、彦根市の「彦根城天秤櫓(てんびんやぐら)」の漆喰も2か所、計0・3平方メートル分が剥落した。国史跡「草津宿本陣」でも土蔵と土塀で計7か所、計約3平方メートル分、はがれたのが見つかった。

14/08/11

■熊野川氾濫で被害 新宮市内で道路冠水など 台風11号(熊野新聞オンライン)
 熊野地方に大雨をもたらした台風11号は10日、高知県に上陸し、四国を北上した後、兵庫県に再上陸して近畿地方を縦断、北陸沖を経て日本海を進んだ。気象庁は三重県に大雨の特別警報を発令。熊野地方では新宮市熊野川町日足などで熊野川が氾濫し、国道が冠水するなどの被害があった。
 新宮市熊野川町日足地区などで10日午前に熊野川が氾濫。椋呂の発電所前の国道168号熊野川町相須―同町東敷屋、同町能城山本―同町日足の旧国道168号、高田自然プール前の県道が冠水し、通行止めになった。
 新宮市三輪崎で9日午前5時45分ごろ、61歳女性が自宅屋根から滑り、左足の指を骨折したほか、三輪崎で9日午前5時30分ごろ竜巻のような突風が発生し、民家3軒で瓦などに被害があった。
 新宮市は10日午前10時30分、日足260世帯576人、能城39世帯68人、宮井43世帯81人、相須11世帯18人、志古10世帯21人の計363世帯767人に避難勧告を発令。10日午後1時現在で最高81世帯120人が避難した。
 那智勝浦町は色川地区の自主避難者を含め52世帯70人が避難した。那智自動車学校前の町道で冠水による片側通行規制、坂足―鎌塚間の県道で土砂崩れがあった。太地町は多目的センターに避難所を設けたが、避難者はなかった。

■田辺市本宮で積算雨量650ミリ 紀南地方で台風11号の被害相次ぐ(紀伊民報AGARA)
 日本列島を縦断した台風11号により9日から10日にかけ、和歌山県紀南地方でも風雨が強まり、被害が相次いだ。
 和歌山地方気象台によると、1時間当たりの雨量は色川(那智勝浦町)で9日未明に68ミリ、本宮(田辺市)で同日未明に59・6ミリ、西川(古座川町)で同日未明に54ミリ、龍神(田辺市)で10日朝に50・5ミリを記録した。降り始めの8日午後3時から11日午前9時までの積算雨量は、本宮で650ミリ、西川で506・5ミリ、龍神で481・5ミリ、色川で410・5ミリ、護摩壇山(田辺市)で418ミリと多く降った。最大瞬間風速は白浜で35メートル(10日午前5時39分)、潮岬(串本町)で27・6メートル(10日午前6時12分)を記録した。
 この風雨で被害が相次いだ。県などによると、田辺市では本宮町小々森の65歳男性が10日午前8時ごろ、突風にあおられて転倒し、右足付け根部分を骨折した。新宮市では三輪崎の60代女性が屋根の修繕作業中に転落し、左足指を骨折した。
 田辺市では本宮町大居の宅地にある石垣が崩壊、新宮市では三輪崎の民家3戸の屋根瓦が飛ぶ被害もあった。串本町では大島の漁港で小型遊漁船5隻と漁船3隻が損傷。古座川町では楠で民家裏の斜面が崩れた。
 田辺市本宮町切畑の国道168号(旧道)では崩土の恐れがあることから通行止めが続いている。同市龍神村龍神のスカイライン(国道371号)でものり面の崩壊で通行止めとなっている。いずれも復旧は未定。
 関西電力によると、串本町で2720戸、田辺市で2230戸、みなべ町で1530戸、白浜町で60戸、すさみ町で10戸の停電があった。
 避難指示は、田辺市本宮町の伏拝から請川までの5地区(対象計432世帯)と川湯(対象32世帯)で発令された。みなべ町熊岡(対象14世帯)でも出された。
 避難勧告は、田辺市の旧町村や旧市の山間部で計1万世帯以上を対象に発令された。このほか、白浜町の日置川地域と十九渕(対象計2139世帯)、すさみ町周参見の8地区(対象731世帯)、新宮市熊野川町(対象363世帯)、古座川町全域(対象1583世帯)でも発令された。

14/08/10

■台風11号 滋賀県内、風雨強まる 避難勧告や通行止め(msn産経ニュース)
 台風11号の影響で、県内でも9日、風や雨が強まった。土砂崩れや風水害の恐れが高まり、甲賀市や日野町が避難勧告を発令。各地で幹線道路の通行止めも相次いだ。台風は10日午前6時から正午までの間に最も接近するが、県は「一日中警戒してほしい」としている。
 降り始めの8日午後2時から9日午後4時までの総雨量は、甲賀市で163ミリ▽高島市137ミリ▽大津市129ミリ−など。
 甲賀市では午後6時までに、1棟が床下浸水し45人が避難した。また同市の943世帯2520人と、日野町の79世帯211人に避難勧告が発令された。大津市、栗東市、東近江市、愛荘町、多賀町などでは、昨年の台風18号で被害があった地域を中心に避難準備情報が出た。
 幹線道路にも影響があり、新名神高速甲賀土山インターチェンジ−亀山ジャンクション間のほか、国道と県道の計22カ所で通行止めとなっている。

14/08/09

■小型船50m先に乗り上げ 突風か 和歌山(NHK NEWS WEB)
9日朝早く、和歌山県串本町で漁港に係留されていた小型船15隻が壊れたり沈んだりしているのが見つかりました。
このうち1隻は外海の方向へ50メートルほど離れた波消しブロックに乗り上げていて、地元の漁協は突風で飛ばされたとみています。
和歌山県串本町にある和歌山東漁業協同組合によりますと、9日午前5時半ごろ、串本町の田代港に係留していた小型の船15隻が壊れたり沈んだりしているのが相次いで見つかりました。
このうち1隻は、係留していた場所から防潮堤を挟んで外海の方向へ50メートルほど離れた波消しブロックの上に乗り上げていました。
防潮堤の上の部分には船がこすったような跡が残っていたことなどから、漁協は8日夜から9日朝までの間に突風が吹いて、船が防潮堤を乗り越え、飛ばされたとみています。
この漁港では、台風に備えて8日はふだんよりも船を固定するロープの数を増やすなど対策を講じていたということです。
和歌山東漁業協同組合の吉田俊久組合長は「これまで、漁港に係留していた船にこのような被害が出たことはない。防潮堤の内側にあった船が波で流されたとは思えず、突風が吹いたとしか考えられない」と話しています。
気象台などによりますと、和歌山県串本町の付近は8日夜から大気の状態が不安定になり、気象台は9日午前2時18分に竜巻注意情報を出して、突風などに注意するよう呼びかけていました。
また、9日の明け方が満潮時刻で、串本町の沿岸の潮位は通常より1メートル40センチほど高くなっていたほか、波の高さも5メートル前後としけている状態でした

■びわこ大花火 雨中に咲く(YomiuriOnLine滋賀)
 大津市の大津港一帯で8日夜、31回目となる「びわ湖大花火大会」が行われた。雨が降るあいにくの天気だったが、県内外から見物客約31万人が訪れ、湖上に打ち上げられた約1万発の色鮮やかな花火に見入った。
 今年のテーマは「軍師官兵衛の世界〜近江戦国絵巻」。NHKで、豊臣秀吉の軍師・黒田官兵衛が主人公の大河ドラマが放映されていることにちなんだ。
 間断なく打ち上げることで、官兵衛が活躍した賤ヶ岳(しずがたけ)の合戦の激しさを表現したり、青や赤など次々と色を変えるスターマインで戦国乱世の終幕を演出したりした。
 フィナーレでは、花火の大玉が次々と打ち上げられ、観客の興奮も最高潮に。10号玉が轟音(ごうおん)とともに夜空に直径約320メートルの大輪を描くと、浴衣姿の見物客から大きな歓声や拍手が起きた。(佐々木伶)

■琵琶湖に映える大輪1万発(msn産経ニュース)
 滋賀の夏の夜空を彩る「びわ湖花火大会」が8日夜、大津市の琵琶湖・大津港周辺で開かれた。時折雨足が強くなる中、県内外から約31万人の見物客が詰めかけ、次々と打ち上げられる約1万発の光と音の競演を楽しんだ。
 放映中のNHK大河ドラマにちなみ、今年のテーマは「軍師官兵衛の世界」。官兵衛と秀吉の出会いや賤ケ岳(しずがたけ)の戦い、琵琶湖周辺に築かれた長浜城や坂本城など、官兵衛の時代にまつわる地元ゆかりの史実や史跡などを花火で表現した。
 訪れた人たちは、雨具を着用するなど雨中での鑑賞となった。それでも、花火で夜空や湖面が鮮やかに彩られると、一帯から大きな歓声や拍手が起こっていた。

■湖国の夜、1万発の大輪彩る、びわ湖大花火大会(asahi.com滋賀)
 琵琶湖の夏の夜を彩る「びわ湖大花火大会」が8日夜、大津市の大津港一帯であり、家族連れや浴衣姿のカップルら約31万人(主催者発表)が夜空に鮮やかにはじけた大輪の花火1万発に酔いしれた。
 台風11号の影響による雨が降る中、午後7時半、打ちあげ開始。滋賀ゆかりの戦国武将「軍師官兵衛の世界〜近江戦国絵巻〜」をテーマに、1千発の花火を連続で上げるスターマインや、直径320メートルに広がる1尺玉など、多様な花火で官兵衛が生きた戦国時代が表現された。観客からは夜空に大輪の花が咲くたびに歓声が上がった。

14/08/08

■光の大輪、湖面染め 大津でびわ湖大花火(京都新聞電子版)
 湖国の夏を彩る「2014びわ湖大花火大会」が8日、大津市の大津港一帯であり、雨が降り続く中で約1万発が湖上に打ち上げられた。約31万人(主催者発表)の見物客が訪れ、夜空と湖面に咲く光の大輪を楽しんだ。
 31回目の今大会は、NHK大河ドラマにちなんで「軍師官兵衛の世界〜近江戦国絵巻」がテーマ。午後7時半、3号玉が上がって開幕を飾ると、「近江の姫」を表した色鮮やかな花火や、連発のスターマインが続き、戦国時代の城や合戦をイメージしたプログラムを繰り広げた。
 湖岸周辺では、花火が開くたび歓声が上がり、1時間ほどで壮大な光彩のフィナーレを迎えると大きな拍手が沸いた。

■花火見たい…公園の樹木伐採 大津市、管理団体に注意(京都新聞電子版)
 大津市におの浜4丁目のなぎさ公園で、一部区域の樹木の枝が大幅に伐採されている。8日のびわ湖大花火大会に合わせ、隣接するホテルの眺望を確保するためで、市は「花火大会1日だけのため一部の木だけを切るのはふさわしくない」として管理する市公園緑地協会に注意した。
日陰なくなり苦情も
 伐採されたのは、大津プリンスホテル前の湖岸約150メートル間に植わるケヤキやシイなど33本。高さ3〜7メートルほどの高さで幹が切られ、ほとんど枝や葉のない木もある。
 同協会によると、1997年に公園が整備されて以降、毎年花火大会に合わせて、市民会館前から同ホテルにかけて湖岸の樹木を剪定(せんてい)しているが、慣例で同ホテル周辺の樹木は他に比べて枝を短めにしているという。今年も7月下旬に業者が剪定作業をしたところ、市民から「散歩のときに日陰がなくなって暑い」との苦情があり、市の担当課からも「切りすぎではないか」と指摘されたという。
 同協会は「例年と同じように剪定するよう業者に言った。切りすぎたようで反省している」という。市は「通常、公園の樹木は自然な樹形にする。他の事業者から剪定の要望があっても断っており、適正な管理をするよう指導した」としている。

■天然ニゴロブナ、増加の兆し 環境整備など奏功か(ChunichiWeb滋賀)
 湖国を代表する味覚「ふなずし」の材料で、琵琶湖での生息数減少が問題となっていたニゴロブナが、増加傾向にあることが県の調べで分かった。生息数をみると、ここ数年間は養殖魚より天然魚の方が多く、担当者は「安定した生息数を回復する兆しが見えてきた」と喜んでいる。地道な放流や生息環境の改善が背景にあるとみられる。
 七日の県議会環境・農水常任委員会で県水産課が報告した。生後一年未満のニゴロブナを対象にした調査で、十年ほど前には全体の四分の一ほどだった天然の割合が、二〇一〇〜一二年の三年間は七割以上に。生息数も、一九九八年に二十八万尾だったのが、二〇一二年は五百十八万尾と大幅に増えている。
 県水産振興協会では県の補助を受け、三十年ほど前から稚魚を放流。〇三年からは農家の協力を得て、琵琶湖に隣接する水田で稚魚を育てる方法も取り入れ、年に千三百万尾ほどを放流している。養殖魚の体の一部を染色することで、天然と見分けられるようにしているという。
 県でも三十年にわたりニゴロブナが産卵するヨシ帯を造ったり、天敵の外来魚やカワウの駆除に取り組んできた。水産課の担当者は「まだ油断はできないが、漁業者の協力もあって努力の成果が出て来ている」と話し「このまま生息数や漁獲量が増えていけば、人間の手をかけない本来の姿に戻せる」と期待を寄せている。(井本拓志)

■コイの稚魚 すみよい池に 那谷寺(ChunichiWeb石川)
放流前にブラックバス釣り
 国名勝に指定されている那谷寺(小松市那谷町)境内の奇岩遊仙境前の蓮池で、初めてコイの稚魚を放流するのを前に、稚魚を守るため寺職員が池にいるブラックバス釣りに取り組んでいる。(浜崎陽介)
 境内の管理をしている職員の中川孝則さん(67)=那谷町=が七月末ごろから四回釣り、体長一〇〜三〇センチほどのブラックバスが十四、五匹ほど釣れた。バス釣り経験はなかったが、竹を釣りざおにするなどし、ミミズを餌にして釣っている。「きれいな色のコイに成長してほしい。ブラックバスはすぐ釣れる。まだ二十匹ほどいる」と引き続き釣っていく。
 コイの稚魚は、那谷町で生まれ育ち子どものころから境内で遊ぶなど寺に親しんできた本谷重穂さん(71)が「稚魚を入れて、池に活気がでてほしい」と、五日に加賀市の県内水面水産センターから二百匹を購入した。現在は、本谷さん宅の庭の池で育てており、紅葉のころまでに放流したい考えだ。
 寺によると、十年ほど前から池にブラックバスがいる。これまで大きなコイは放流していたが、稚魚を放すのは初めて。

14/08/07

■びわ湖大花火大会:入場・交通規制にご注意 あす、大津港・なぎさ公園周辺(毎日jp滋賀)
 1万発の打ち上げ花火が夜空を彩る「2014びわ湖大花火大会」が8日午後7時半から、大津市の県営大津港一帯で開かれる。約35万人の人出が予想され、有料観覧席が設けられる大津港周辺(浜大津)やなぎさ公園周辺では、混雑回避のため歩行者の入場規制や車の交通規制が実施される。
 歩行者専用になる市民会館から琵琶湖文化館までの観覧区域は、午後4時から入場開始。定員約3万...

■大岡代議士 吉田、家森両氏を名指しで批判!(滋賀報知新聞ネット版)
=三日月氏 知事選勝利を追う(4)=
自民の知事選総括会議で上野県連会長が辞意
「選挙指導の間違いが最大の敗因」
●長崎県知事選の再来
 民主党政権時代の平成二十二年の長崎県知事選で、自公両党が支援した候補が、民主党などが推薦した候補を破った。これ以後、民主党は敗北を重ねて坂道を転げ落ち、逆に自民は反転攻勢をかけて政権を奪取する。それと真逆の滋賀県知事選は、自公推薦の隆史氏が敗れて自民凋落への潮目になる公算が高い。小鑓氏が勝って当たり前の選挙を落とした滋賀県知事選は、まさに「万死に値する敗北」(自民県議)であった。
●批判相次ぐ総括会議
 自民党県連は二日、推薦候補が敗れた七月の知事選挙を総括する会議を草津市内で開いた。
 知事選で唯一、得票数が三日月大造氏を上回った衆院第1選挙区(大津市・高島市)支部長の大岡敏孝代議士は「吉田清一選対本部長と家森茂樹県連幹事長(当時)の選挙指導の間違いが最大の敗因だった。選挙の仕方が古く、情勢分析も不正確だった。どの選挙区が勝っていて、どこが負けているか、選対本部はそれすらわかっていなかった」と名指しで両県議の責任を追及した。
 同代議士は「家森幹事長から『1区は動けていない。集会を開いて、人を集めてほしい』と要請があったがお断りした。1区だけが相手候補(三日月大造氏)を上回る得票だったことからも明らかなように、選対本部の指導の誤りは明白」と断じた。
 さらに「選対本部では、争点にすべき政策や主張が迷走し続けた。チラシやビラでも、最初はNEXT滋賀七つの成長プラン、その後が三本の槍、選挙終盤には“おばあちゃんのきつねうどん”と、なにを訴えたいのかわからなかった」と政策や選挙ツールの失敗を指摘した。
 草津市議の木村辰己氏は「清水克実県連事務局長が選挙プランナーのM氏を連れてきた経緯を説明してほしい」、自民党県連女性部長の辰岡喜美子氏は「選対本部の役員でありながら、選対会議に一度も呼んでもらえなかったのは、まさに女性蔑視だ」と憤った。
●吉田自民党県議団代表、辞職意向
 厳しい意見が相次ぐ中、上野賢一郎県連会長が会長職を、選対本部長の吉田自民県議団代表が代表職を辞職する意向を示した。
 佐野高典県連幹事長は、敗因分析や体制改革のための検討委員会を今月中に立ち上げたいとしている。
●清水氏もA級戦犯!?
 会議に出席したある市町議員は「吉田、家森両県議には、全ての役職を降りて一兵卒になり、謙虚に自省してもらいたい。また選挙プランナーを連れてきた清水県連事務局長も然るべき責任をとるべきだ」と不完全燃焼の表情だった。(石川政実)

■真相、今も闇 放射汚染木くず(滋賀報知新聞ネット版)
=畑・元大阪市立大学大学院教授「再発防ぐため情報公開すべき」=
 高島市の琵琶湖畔に福島第一原発事故で放射能汚染された木くずの不法投棄が発覚して一年余り経過したが、いまだにその全容は明らかになっていない。そこで、行政対応の問題点や、同問題が示唆するものは何か、整理した。
 同問題は昨年三月、福島第一原発事故で放射能汚染された木くず三百八十七立方メートルが、東京都内のコンサルタントの仲介で福島県内から高島市の鴨川河口の河川敷に捨てられたもの。県は、住民から通報のあった四月下旬まで発見できず、発覚後も対応が鈍かったため、厳しい批判にさらされた。
 大津市内で開かれた「放射性チップ問題を考える集い」では、土壌汚染に詳しい畑明郎・元大阪市立大学大学院教授が、同問題をはじめとする、県内で起こった産廃問題を振り返り、「行政による情報隠ぺいが解決を遅らせた」と批判した。
 また、県は木くずの放射能濃度検査で、特別管理(八〇〇〇ベクレル以上)の必要のない三〇〇〇〜三九〇〇ベクレル(九月十七日、十一月二十六日)と発表した。これに対して石田紀郎・元京都大学教授は、県の四倍である一万二〇〇〇ベクレル(十一月二十日)を検出した。
 この違いは、県が木くずに水分(含水率六〇〜七〇%)を含ませたまま測定したのに対して、同氏は自然乾燥後に測定したためである。これについて石田氏は「国立環境研究所のマニュアルにもある通り、乾燥させてから測定するのが正しい」と、県の検査法を疑問視した。
 刑事告発を巡っては、地元住民と石田・畑の両氏が代表を務める市民団体が今年一月三十日、廃棄物処理法と河川法違反容疑で関係者を大津地検と県警に告発。これに押されるように県は三月四日、関係者三人を刑事告発した。
 関係者の氏名や搬出先については、「捜査に支障が出る」として、今も非公表のままだ。
 このような不透明な経緯に、住民の不信感は根深い。現場近くに住む男性は、「県は管理道路の鍵を不用意に業者へ貸して木くず搬入を招いたばかりか、対応の遅れで放射能汚染された木くずを約一年間野ざらしにして住民に不安を与えた。解決を遅らせた責任は重い」と憤る。
 前述の畑氏は「汚染木くずが山梨県など全国に広がりつつある中、県が搬出業者や搬出先などをきちんと情報公開し、問題を適切に処置することが、放射能汚染された廃棄物の全国拡散を防ぐため重要」と、指摘している。(高山周治)

■名神連日10キロ超の渋滞 県警のお盆予想(YomiuriOnLine滋賀)
 県警交通規制課は6日、お盆期間(8〜17日)の渋滞予想を発表した。名神高速道路では、10キロ以上の渋滞がほぼ連日で予想され、16日の大阪方面に向かう栗東インターチェンジ(IC)―彦根ICで、最大25キロに延びる見込み。京滋バイパスや北陸自動車道では、10キロを超える混雑はないとみられる。同課は「休憩を取って、余裕ある運転を心掛けて」と呼びかけている。
 渋滞情報は、日本道路交通情報センター大津センター(050・3369・6625)で提供している。高速道路と一般道の10キロ以上の渋滞予想は、次の通り。
 ◇名神高速道路
 上り(東京方面)
 ▽14日 関ヶ原―彦根(午後4時〜8時、15キロ)▽15日 米原―八日市(午後3時〜10時、10キロ)▽16日 関ヶ原―八日市(午後3時〜8時、15キロ)
 下り(大阪方面)
 ▽8日 栗東―蒲生(午後4時〜9時、10キロ)▽9日 京都東―草津(午後3時〜9時、10キロ)、栗東―彦根(午後4時〜10時、20キロ)▽10日 京都東―草津(午後3時〜9時、10キロ)、栗東―彦根(午後3時〜11時、20キロ)▽11日 京都東―草津(午後3時〜9時、10キロ)、栗東―八日市(午後4時〜9時、15キロ)▽12日 京都東―草津(午後3時〜9時、10キロ)、栗東―八日市(午後4時〜10時、15キロ)▽13日 栗東―彦根(午後3時〜10時、20キロ)▽14日 栗東―八日市(午後4時〜9時、15キロ)▽15日 栗東―八日市(午後4時〜9時、15キロ)▽16日 京都東―草津(午後3時〜10時、10キロ)、栗東―彦根(午後2時〜10時、25キロ)
 ◇新名神高速道路
 上り(三重方面)
 ▽15日 亀山―甲賀土山(午後2時〜翌午前1時、15キロ)▽16日 亀山―甲賀土山(午後1時〜11時、15キロ)
 ◇国道161号
 京都方面
 ▽9〜17日 大津市北比良―高島市新旭町(午後4時〜7時、15キロ)

14/08/06

■琵琶湖大橋、無料か維持か 滋賀県研究会が初会合(京都新聞電子版)
 滋賀県は6日、有料道路の琵琶湖大橋のあり方について、関係する4市や団体と協議する研究会を設け、初会合を開いた。県は外部監査の指摘を受け、早期の無料化を含めて議論の方向性を提示したが、市側は橋周辺の道路整備の財源を確保するために有料道路の枠組みを維持すべきと相次いで要望した。
 琵琶湖大橋有料道路は1964年に供用開始し、現在は県道路公社が管理している。区間は橋の両側の道路を含み栗東市林から大津市真野普門町までの15・4キロ。1996年まで5期に分けて348億円かけて整備された。事業費返済に充てる料金の徴収期間が2021年に終了し、制度上は無料となるが、県の外部監査などでは公社の財政に余裕があり早期の無料化を求める指摘が出ている。
 研究会の座長に選ばれた塚口博司立命館大教授は「いろんな意見があり、幅広い議論が必要」と述べた。県は公社の13年度決算について、事業費の残りの借入金を現在ある資金で完済しても48億円余ると説明する一方、今後の有料道路の維持管理に年3億5千万を要するとの試算を示した。
 これに対して大津、守山、栗東、野洲の4市の担当者が「橋へのアクセス道が未整備で(料金徴収を)終わるのはおかしい」「県の資料は無料化ありき。改築で有料を続ける方針を出してほしい」などの指摘が出た。昨年の近江大橋無料化では、県市長会が県内全域の道路整備の財源に影響が及ぶとして見直しを求めた経過があり、「近江大橋のような時間切れの議論になってはいけない」との声もあった。
 研究会は来年1月までに5回開き、方針をまとめる。

■レギュラーガソリン、前週比0.2円安の169.4円…小幅ながら3週連続下落(Responce)
資源エネルギー庁が8月6日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、8月4日時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は前週から0.2円下落し、1リットル当たり169.4円となった。
レギュラーガソリンは、小幅ながら3週連続の値下がりとなった。
地域別では、北海道で0.6円、東北で0.4円、中部で0.3円、関東と中国、四国で0.2円、九州・沖縄と近畿で0.1円、全地域で下落した。
ハイオクガソリンは180.2円、軽油は147.2円、いずれも前週より0.2円下落した。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、8月6日のレギュラーガソリンの全国平均価格は161.8円/リットル、ハイオクは172.4円/リットル、軽油は137.3円/リットルだった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどを「e燃費」で確認することができる。
e燃費 URL http://e-nenpi.com/

■江津湖:生態系保護、外来魚6種再放流禁止へ 熊本市が条例案作成、根強い反対意見も(毎日jp熊本)
 熊本市は江津湖(同市東、中央区)に生息する在来種の生態系を守るため、オオクチバス(通称・ブラックバス)など外来魚6種のリリース(再放流)などを禁止する条例案を作成した。外来魚6種を釣ったらリリースせず、市が設置した回収箱などに投入するよう定めている。市は市議会9月定例会に条例案を提案する予定だが、バス釣り愛好家には根強い反対論がある。【井川加菜美】
 市によ...

■びわ湖花火にお助けアプリ 会場周辺や撮影ガイド(京都新聞電子版)
 8日に大津市で開かれる「びわ湖大花火大会」にあわせ、より便利に楽しむためのスマートフォン向けアプリが続々誕生している。会場周辺のトイレやごみ箱の位置が分かるものや、花火撮影を手助けしてくれるものなど、いずれも個人やグループなどの有志が手掛けており、制作者らは「多くの人に利用してほしい」と呼び掛けている。
 アプリ制作は、県内のIT関係者らでつくるグループ「コード・フォー・シガ/ビワコ」が呼び掛けた。行政などが持つ情報を自由に活用する「オープンデータ」に関する勉強会を5月から開催しており、その実証実験としてグループのメンバーや賛同する県外のIT関係者が、行政や花火大会実行委員会から提供された情報を基に制作した。
 アプリは5日現在で9種類。京都大工学部4回生の森川慎太郎さん(22)=京都市北区=ら学生5人が作った「びわこ花火ガイド」は、会場のトイレ、ごみ箱、周辺のレストラン、駐車場などが現在地からどの方向に何メートル離れているか、矢印と距離で表示する。
 一方、大阪のエンジニアの男性が作った「びわ湖花火ベストショット!」は、スマートフォンなどのカメラをどの方向に向ければいいかを、画面上の上下左右の三角印で案内し、写真を撮る手助けをしてくれる。
 いずれのアプリも無料。6日午後から花火大会の公式ホームページで公開される。グループの発起人でPRプランナーの筈井淳平さん(32)は「これだけ多くのアプリができるとは思わなかった。県外でも花火大会への関心が高く、多くのクリエーターが協力してくれた」と話している。

■びわ湖大花火大会 会場案内アプリ(YomiuriOnLine滋賀)
 大津市の大津港一帯で8日夜に行われる「びわ湖大花火大会」について、当日、設置されるトイレやごみ箱、会場周辺の飲食店約30店舗の位置などが一目で分かるスマートフォン(スマホ)用の無料アプリが開発された。大津市や実行委が公開した情報を基に、IT(情報技術)に詳しい賛同者らが作った。開発者らは「例年、会場は大混雑となるのでアプリを活用し、円滑に花火を楽しんでほしい」と呼びかけている。(生田ちひろ、高山千香)
 公共機関が持つ情報を誰もが自由に使える形で公開して社会に役立てるオープンデータ構想の一環で、大津商工会議所と県内のIT(情報技術)技術者団体「Code for Shiga/Biwako」(CSB)が取り組んだ。
 開発されたアプリは約10種類。iPhone(アイフォーン)、アンドロイドの両方で使えるものと、いずれかのみに対応しているものに分かれる。地図を表示するものが多く、飲食店情報以外に、周辺にあるトイレやごみ箱の位置情報も提供。臨時設置分も含め、トイレは計39か所、ごみ箱は16か所の位置が示される。
 例えばアイフォーン用だと、地図を読み解くのが苦手な人向けに、現在地から近いトイレや飲食店を一覧表示し、行きたい場所を選ぶと、そこまでの距離と方向をコンパスで示すアプリがある。
 一方、アンドロイド用では、スマホを花火の打ち上げ予定場所に向ければ、美しい写真が撮影できるかどうかを画面に映る記号で表示するアプリがある。
 アプリを取得するためのアドレスは、花火大会のホームページ(http://www.biwako-visitors.jp/hanabi/index.html)に6日に掲示される。
 今回の取り組みについてCSB発起人の筈井淳平さん(32)(草津市)は「今回はオープンデータ活用の第一歩だ。公開情報をより広範に共有できるようになれば、防災や地域交通などの分野でも役に立つアプリ開発が進むはず」と話している。

■ビワパールの魅力知って 大津の直売店(ChunichiWeb滋賀)
 琵琶湖で養殖、収穫される真珠「ビワパール」の直売店「神保真珠商店」が大津市内に開店して一カ月余り。ビワパールを店舗で常時、直接購入できる場は県内にはほとんどなく、生産量が激減したビワパールの魅力を再び多くの人に知ってもらおうと力を入れる。
 ビワパール生産には琵琶湖固有種のイケチョウガイを使う。アコヤガイに比べて大きい玉を作ることができ、核を使わなかったり、丸くない核を使ったりしても真珠を作れるのが特徴。
 最盛期の一九七一年には六千二百四十一キロの真珠が取れたが、八三年の水草の大発生でイケチョウガイのほとんどが窒息死。近年では品種改良した貝で十数キロを生産するのみ。改良の影響で真珠のピンクや紫がかったものが増えた。
 もともと同店は店長の伊吹敏明さん(69)が県庁や学校などでの訪問販売を柱とし、生産量減により廃業も検討していたが、「養殖している人がたくさんいる以上、琵琶湖のシンボルとして真珠を守らないといけない」と決心。物産展などで客が口にする「琵琶湖で真珠が取れるのか」「普段はどこで買えるのか」との言葉に危機感を覚えたこともあって、店舗を構えることにした。
 六月十九日の開店以降、ネックレスやピアスなどを取り扱う。長女の杉山知子さん(39)との二人三脚で「経営はぼちぼち」(伊吹さん)というが、「訪問販売よりも多くの商品が見てもらえる」と対面販売の利点も感じている。
 営業時間は日曜、祝日を除く午前十時〜午後六時。問い合わせは神保真珠商店=電077(523)1254=へ。(山内晴信)

■夜空に流星群 長浜・北びわ湖大花火(ChunichiWeb滋賀)
 長浜市の夏の風物詩「長浜・北びわ湖大花火大会」(中日新聞社共催)が五日夜、同市の長浜港一帯であり、十万人(大会実行委発表)の見物客が夜空を彩る大輪の花火約一万発に酔いしれた。
 長浜港の沖合約五十メートルに浮かべた台船四台と防波堤から打ち上げた。最後を飾る特大スターマイン「天空の流星群金銀大瀑布(ばくふ)」では二千発の花火が次々と打ち上げられ、会場からは大歓声。金銀に輝いた夜空と、湖面に映った花火で会場は幻想的な雰囲気に包まれた。全国各地の花火師十五人による芸術花火や音楽に合わせて打ち上げるミュージックスターマインも会場を盛り上げた。
 奈良県から訪れた小野塚きよえさん(60)は「今までに行った花火大会の中で一番。思った以上にすごくて感動した。一生の思い出になった」と笑顔で話していた。(山中正義)

■「お酒飲んだら運転しないで」 大津北署、琵琶湖で呼びかけ(msn産経ニュース)
 琵琶湖岸でのレジャー客による飲酒運転をなくそうと、大津北署が5日、大津市大物の青柳浜水泳場などで、訪れた人たちに酒を飲んだら車を運転しないよう呼びかけた。
 北海道小樽市の海水浴場で飲酒した男がひき逃げ事件を起こし4人が死傷するなど、海水浴場での飲酒が重大事故につながるケースが相次いでいる。このため、管内に22カ所の水泳場を抱える大津北署は同じような事故が起こらないよう、遊泳客に飲酒運転防止を訴える広報活動を初めておこなった。
 青柳浜水泳場では、訪れた遊泳客約50人に署員が「飲んだら運転しないでください」などと声をかけ、チラシやポケットティッシュを配布。家族4人で訪れた堺市の男性(38)は「子供たちの夏休みの思い出が事故で台無しにならないよう酒は飲みません」と話していた。同水泳場では、遊泳後に近くの温泉施設へ行くレジャー客のため無料の送迎バスを用意し、飲酒運転の撲滅に協力している。

■鏡野・苫田ダム、廃品でブラックバス駆除 岡山(msn産経ニュース)
 廃品などで作った「人工産卵装置」を活用して特定外来生物のブラックバス(オオクチバス)を駆除する試みが、鏡野町の苫田ダムで効果をあげている。駆除が成功して生息数減につながったダム湖は全国でまれだといい、国土交通省中国地方整備局は「先駆的な駆除方法が奏功し、生息数抑制に展望が開けた」と胸を張っている。
 苫田ダム上流に位置する同ダム湖(奥津湖)のブラックバスは、完成直後の平成17年に初めて確認された。在来種を捕食して生態系に悪影響を及ぼすとして、琵琶湖など全国的の湖沼や河川で駆除が行われているが、抜本的な解決は困難とされる。
 調査した同整備局は、産卵に適した砂地が少ない人工湖ならではの地形に着目。駆除のため、人工の産卵床を製作することを思いついた。ホームセンターなどで販売している人工芝(縦60センチ、横45センチで約300円)を「床」とし、金属網(同約100円)の「おもり」を組み合わせたうえで、水中に浮かせる「浮き」として廃品のペットボトルを使用する“省エネ装置”を21年から導入した。
 バスが産卵する春先を見計らって設置し、卵が確認できたら廃棄。孵化(ふか)を阻止することで、個体数を減らす試みだ。在来魚へのダメージもないため、全国の自然保護団体などが利用している手法だが、実際に効果を上げた湖はまれだった。
 今シーズンは約3・3平方キロのダム湖に約40個を仕掛け、5〜6月に駆除作業を行った。その結果、ピーク時(23年)には目視で約800尾だった個体数が約100尾まで激減していたことが判明。同整備局苫田ダム管理所は「増やさずに生息数を抑制する低密度管理という手法がうまく働いた」と話している。
 ブラックバスはルアー釣りのため、輸入・放流されて全国で増殖。日本固有種の稚魚をエサとするなど生態系を乱す存在として駆除が急務とされており、同湖での成功例は注目を集めそうだ。

14/08/05

■琵琶湖外来魚駆除大会(EICネット)
こんにちは、いつもお世話になっております。琵琶湖を戻す会です。
本年度後半駆除大会開始のお知らせです。
http://homepage2.nifty.com/mugituku/2014-09-07/2014-09-07a.html
目的:琵琶湖にてブラックバス・ブルーギルなど外来魚の駆除を行う
開催日:2014年9月7日(日)・・・雨天決行
時間:10:00〜15:00
※随時参加・随時解散といたします
受付:草津市津田江1北湖岸緑地 ※旧志那中湖岸緑地
http://homepage2.nifty.com/mugituku/map/tsudae/tsudae.html
交通:車の場合
 瀬田方面からの場合は南湖東岸の湖岸道路を北上し、琵琶湖博物館の手前約1kmに湖岸緑地パーキング有り。
公共交通機関の場合
 JR琵琶湖線草津駅西口から琵琶湖博物館行きバスで22分、終点「琵琶湖博物館前」停留所から琵琶湖沿いに徒歩約20分。
参加費:大人200円,子供100円(保険料等の実費)
※子供(小学生以下のお子さま)は保護者の方と一緒にご参加下さい。
※団体で参加される場合は事前にご一報いただきますようお願い致します。
駆除方法:エサ釣り
持ち物:釣り道具(特に釣り竿・魚を入れる容器)は出来るだけ各自でご準備下さい。
希望者には餌・仕掛けのみ無料でお分けいたします。
また若干数ではありますが、竿を無料レンタルいたします。
仕掛けを準備出来る方は
サンプル図
http://homepage2.nifty.com/mugituku/photo/sikake.gif
を参考にして下さい。
昼食は各自ご持参下さい。(最寄りのコンビニまで徒歩約15分)
お願い:会場にゴミ箱はありませんので、必ずゴミは各自でお持ち帰り下さい。
主催:琵琶湖を戻す会
当イベントは、参加資格や事前申し込みの必要など一切ありません。
個人での参加や飛び入り参加も大歓迎いたします。
会場は足場もよくトイレもありますので、ご家族・ご友人をお誘い合わせの上、大勢でのご参加をお待ちしております。
※なお団体でご参加いただける場合は事前にご一報いただきますようお願い致します。
このイベントでは「BYスタンプラリー」のスタンプを受け付けています。
お問い合わせ先:琵琶湖を戻す会事務局
masahiko.takada@nifty.ne.jp
もしくは 琵琶湖を戻す会広報
ZXA00545@nifty.ne.jp
まで
琵琶湖を戻す会は農林水産省及び環境省から特定外来生物防除認定を受けています。
http://homepage2.nifty.com/mugituku/prevention/prevention.html

■琵琶湖デザイン婚姻届 大津市、ゼクシィと共同作成(京都新聞電子版)
 大津市は4日、琵琶湖をあしらったデザインのオリジナル婚姻届を、結婚情報誌「ゼクシィ」と共同で作り、受け付けを始めた。オリジナルデザインの婚姻届作成は西日本で初めてで、市は「2人の門出をお祝いすると同時に、ぜひ大津で結婚し、子どもを産んでほしい」としている。
 オリジナル婚姻届は、ゼクシィを手がけるリクルートマーケティングパートナーズ(東京都)が、幸せ応援地域プロジェクトの企画として各地の自治体と取り組んでいる。
 A3判と大ぶりの婚姻届は、夫婦の氏名や住所などを記す欄の外側余白に、琵琶湖の波模様とヨットがデザインされている。また、市役所に提出しない同サイズの「ふたりの記念用婚姻届」は、全体に波模様とヨットが描かれ、2人の氏名などのほかに、相手への言葉や、結婚式の写真などが貼れる欄もある。
 オリジナルの婚姻届は、ゼクシィのホームページ「まちキュン・ご当地婚姻届」から無料でダウンロードできる。

■湖面にダイブ 伊崎の棹飛び(滋賀報知新聞ネット版)
=人々の願い成就へ 僧侶ら10人が「捨身の行」=
◇近江八幡
 琵琶湖に突き出した棹(さお)から湖中に飛び込む天台宗延暦寺支院伊崎寺(近江八幡市白王町)の「棹飛び」が一日、同寺棹飛堂で行われた。
 平安時代から伝わる伝統の仏事で、百日回峰行を修業した僧侶(行者)が、「捨身の行」として飛び込んでいる。
 ことしも全国から三十〜四十三歳までの僧侶と法師ら十人が同行を務め、午前十一時からの法要のあと、祈願を込めた信徒らの名前が綴られた白の浄衣を身にまとった僧侶らが、吹き鳴らされるほら貝を合図に棹飛堂に集まり、一人ひとり順番に高さ約七メートル、湖上に十三メートル突き出した棹先(幅三十センチ)まで一歩一歩近づき、飛び込んだ。
 揺れる棹に動じることなく竿先に向かう経験者や恐る恐る足を進める初めての僧侶など、それぞれようすは違ったが、先端に立つと直立不動のまま手を合わせ、迷うことなく一気に飛び込んだ。
 棹飛堂とその周辺に集まった参拝者や見物人らが、順番に湖に飛び込む修行を見守った。

14/08/04

■ボート、力合わせ快走 大津でびわ湖ドラゴンキッズ選手権(京都新聞電子版)
 ドラゴンボートの速さを競う「第9回びわ湖ドラゴンキッズ選手権大会」(県ドラゴンボート協会主催、京都新聞など後援)が3日、大津市島の関の琵琶湖で開かれた。参加者たちは息をそろえてゴールを目指し、懸命にパドルを動かした。
 大会は水のスポーツの楽しさを知ってもらおうと、同協会が毎年開いている。今年は大津市と宇治市から小学生の部と親子の部計15チームが参加した。ボートにはこぎ手20人と、太鼓役とかじ取り役1人ずつが乗り、直線200メートルの特設コースで2回の合計タイムを競った。
 レースが始まると、こぎ手たちは太鼓の音や掛け声に合わせて力強くパドルを動かした。ボートは水しぶきを上げてぐんぐん進み、湖岸で観戦していた保護者たちは「頑張れ」「ここから」と大きな声援を送っていた。
 親子の部に同じチームで出場した平野小6年藤原隼汰君(11)と同菅原玄君(11)は「楽しくこげた。いいタイムが出てよかった」と笑顔だった。
 小学生の部は「大津スキースポーツ少年団 白龍丸」、親子の部は「平野スポーツ少年団 バドミントン部A」が優勝した。

■びわ湖 生態系のバランス急激に崩れる(NHK NEWS WEB)
びわ湖の生態系を支えている植物プランクトンのうち、一部が1980年代以降姿を消し、びわ湖の生態系のバランスが急激に崩れてきていることが台湾と日本の研究グループの分析で分かりました。地球温暖化が関係しているとみられ、研究グループは、生態系のほかの生物への影響を調べることにしています。
国立台湾大学と立命館大学など台湾と日本の研究グループは、びわ湖の生態系の長期的な変化を調べるため、滋賀県琵琶湖環境科学研究センターが1978年以降毎年記録している植物プランクトンの種類や数のデータを分析しました。
その結果、湖岸付近を中心に生息していた植物プランクトンのうち、「クンショウモ」や「ケイソウ」の仲間など一部が1988年以降20年以上姿を消し、生息が確認されていないことが分かりました。
この生態系の急激な変化は、地球温暖化に伴う長期的な水温の上昇や、湖の中の栄養分の低下などが関係している可能性があるということです。
植物プランクトンは生態系の中で多くの生物を支えているため、研究グループは生態系のバランスが急激に崩れてきているとして、ほかの生物への影響を調べることにしています。
研究グループの1人、国立台湾大学の謝志豪教授は「地球温暖化による生態系の急激な変化はびわ湖だけでなく、世界のほかの湖でも起こっているおそれがある」と指摘しています。

■若者目線で琵琶湖漕艇場調査 国体準備活動(ChunichiWeb滋賀)
 二〇二四年に県内開催を予定する国体に備え、若者の視点を反映しようと県が設けた「子ども・若者参画特別委員会(通称ジュニア・ユースチーム)」による調査活動が三日、大津市玉野浦の県立琵琶湖漕艇場であった。
 委員は公募で選ばれた小学生〜大学生の二十五人。結団式を七月二十四日に開いており、二回目のこの日は複数の班に分かれてボート競技に携わるスタッフや、練習に来た選手らに競技の魅力などを聞き取った。
 実際にボートも体験し、背中を向けた方向へ進む珍しい競技であることやチームワークの大切さも学んだ。委員で長浜市北中三年の田中凌君(14)は「日本一の琵琶湖のある故郷や湖上競技について、少しでも興味を持ってもらえるよう活動したい」と話した。
 委員会は年度末まで八度にわたり、湖上スポーツをテーマに調査。大人が気づきにくい課題や魅力について提言する。来年度以降のテーマはあらためて決める。(井上靖史)

■琵琶湖でドラゴンボート熱戦 大津でキッズ選手権大会(msn産経ニュース)
 ドラゴンボートに乗って、子供たちが速さを競う「びわ湖ドラゴンキッズ選手権大会」が3日、大津市のなぎさ公園沖の琵琶湖で開かれた。参加した子供たちは、家族や友人らの声援を受けながら、湖上で熱戦を繰り広げた。
 大会は、小学生がドラゴンボートに親しむ機会を作ろうと、県ドラゴンボート協会が平成18年に始めた。小学3年生以上が参加できる。ドラゴンボートは中国の古代船が由来とされ、長さ約16メートル。漕ぎ手20人と、パドルを漕ぐリズムを取る太鼓打ち1人、進行方向を決める舵取り1人の計22人が乗り込む。この日の大会には、小学生の部と親子の部の2部門に、県内外の計15チームが参加。湖上に設定された直線200メートルのコースを2回漕いで、その合計タイムを競った。
 太鼓の音に合わせ、漕ぎ手がタイミングよくパドルを漕ぐことができるかが勝利の鍵。漕ぎ手のリズムが合わず加速できないチームや激しく追い上げるチームがあるなど、白熱したレースが展開された。湖岸で見守る家族らからは「太鼓の音をしっかり聞いて」などと大声でアドバイスが送られていた。
 小学生の部で優勝した、「大津スキースポーツ少年団・白龍丸」の白田藤子さん(12)は「みんなで息を合わせ、湖面をすべるように進めた」とチーム一丸での勝利を喜んでいた。

14/08/03

■駐車料金:最大料金を設定 大津市が社会実験、利用増を模索−−公共3カ所で(毎日jp滋賀)
大津市は1日から、市中心部の公共駐車場3カ所で、1日あたりの駐車料金に上限額(最大料金)を設ける社会実験を始めた。利用者が駐車代を把握しやすくするとともに、長時間の駐車で割安感も生まれる。11月末まで実施し、利用しやすく収入増にもつながる...

■湖上で水質調査に挑戦 長浜の児童ら環境ゼミ(ChunichiWeb滋賀)
 琵琶湖汽船(大津市)の環境学習船「メグミ」で琵琶湖の生き物や水環境を学ぶ「北びわ湖調査ゼミナール」が2日、長浜市の竹生島近くの湖上であった。参加した児童らは、琵琶湖の景色を眺めながら学習を楽しんだ。
 県からの補助金を受けて同市の湖北野鳥センターが主催。市内の小中学生と保護者約百人が参加した。学習会は、午前中に低学年向けの基礎コース、午後からは高学年向けの専門コースを実施した。
 基礎コースには小学一〜四年生児童ら六十一人が集まった。環境学習支援に取り組む会社「グリーンウォーカークラブ」(高島市)の青木繁さん(62)と、野鳥センターの植田潤さん(45)が講師を務め、参加者たちは琵琶湖に生息するプランクトンを顕微鏡で観察したり、琵琶湖の水を調査したりした。
 青木さんから顕微鏡の使い方を教わった参加者たちは早速、顕微鏡をのぞき込んだ。ボルボックスやミジンコなどのプランクトンを見つけると「すごい」と驚いた様子。琵琶湖の水質汚染の原因の一つがプランクトンの大量の死骸であることを教えてもらった。
 オープンデッキでは植田さんと一緒に水質調査。専用の道具を使って水の透明度を計ったほか、水深二十メートルの水を採取。長浜港で取った水と比較しながら、水温やにおい、水の汚れを調べた。
 長浜北小学校四年の川崎信吉君(10)は「水深二十メートルの水がとても冷たかったのはびっくりした」と話していた。(山中正義)

14/08/02

■湖上彩る大輪 彦根大花火(ChunichiWeb滋賀)
 第六十五回彦根大花火大会(中日新聞社後援)が一日夜、彦根市の松原水泳場一帯であり、十四万人(主催者発表)が夏夜を彩る大輪の花火を楽しんだ。
 彦根市の人気キャラクター「ひこにゃん」をかたどった花火や次々と湖上に上がるスターマイン、直径三百メートルに広がる十号玉など約七千五百発が打ち上がった。会場は、浴衣姿のカップルや家族連れらでにぎわい、花火が上がる度に大きな拍手と歓声に沸いた。
 同市正法寺町の会社員羽田力さん(48)は「音楽に合わせ打ち上がった最後のスターマインに感動した」と話した。(曽田晋太郎)

■修行僧がダイブ 近江八幡「伊崎のさお飛び」(ChunichiWeb滋賀)
 岸壁から突き出る角材から約七メートル下の琵琶湖に飛び込む伝統行事「伊崎のさお飛び」が一日、近江八幡市白王町の比叡山延暦寺支院伊崎寺であった。
 湖上の漁船に浄財を募るために僧が湖に飛び込んだという故事に由来し、平安時代に始まったとされる。近年は、比叡山で百日回峰行を終えた修行僧が、行や信者の願いを成就させようと飛び込んでいる。
 この日は県内外の三十〜四十三歳の修行僧が参加。一人ずつ長さ十三メートルの角材の先端まで進み、直立して静かに手を合わせて湖面に飛び込んだ。
 現場が望める棹(さお)飛堂から見守った信者は、豪快な水しぶきが上がるたびに、修行僧の勇気を称え、拍手を送った。(前嶋英則)

■伊崎のさお飛び 行者次々と湖に(YomiuriOnLine滋賀)
 琵琶湖の夏の伝統行事「伊崎のさお飛び」が1日、近江八幡市白王町の伊崎寺(上原行照住職)で行われた。全国から集まった行者10人が無病息災や家内安全を祈願しながら、高さ7メートルの地点から突き出た角材のさお(長さ13メートル)の上を歩き、先端にたどり着くと湖面に飛び込んだ。
 同寺は天台宗総本山・比叡山延暦寺の修験道場として知られる。さお飛びは平安時代から続くとされる仏事で、身を清めるための修行に由来するなど諸説ある。正午過ぎ、寺一帯にほら貝の音が響くと、比叡山で百日回峰行を終えた30〜43歳の行者10人が登場。上原住職が清めの塩と酒で安全祈願した後、一人ずつさおの上を渡り、手を合わせ勢いよく飛び込んでいった。
 さおは歩くと風と体の重みで大きく揺れるため、観客ら約200人は、湖岸の崖に築かれた棹飛堂や船から心配そうに見守った。(西井遼)

■伝統のさお飛び行事 近江八幡(asahi.com滋賀)
 近江八幡市白王町の伊崎寺で1日、修行僧が琵琶湖に飛び込む伝統の「さお飛び」行事があった。
 飛び込んだのは天台宗比叡山延暦寺の百日回峰行を済ませた10人の修行僧。さお飛びは修行の一つで「飛び込んで生まれ変わる」とされ、平安時代から続くと伝わっている。
 琵琶湖に突き出た長さ13メートルの角材の上を1人ずつ進み、先端が幅30センチほどのさお先から、それぞれに思いを念じながら約7メートル下の湖に飛び込んだ。

■7メートル下へ飛び込み修行 琵琶湖・伊崎のさお飛び(msn産経ニュース)
 琵琶湖上に突き出したさおから、修行僧が湖面に勢いよく飛び込む夏の伝統行事「伊崎のさお飛び」が1日、近江八幡市白王町の伊崎寺で行われた。
 天台宗の修験道場とされる同寺院で、約1100年前の平安時代に修行の一つとして始まった。
 一時期は地元の若者たちも度胸試しで挑戦していたが、平成18年以降は、僧侶だけが飛び込む本来の形に戻った。
 今回は、比叡山延暦寺で修行を積み、参加資格を得た30〜43歳の僧10人が挑んだ。伊崎寺の堂内で法要が営まれたあと、僧らは湖岸から湖に突き出した長さ13メートル、幅30センチのさおの先端まで進み、手を合わせて次々と7メートル下の湖面にダイビング。船の上や堂内から様子を見守る参拝客から拍手やどよめきが起こった。
 さお飛びに初参加した伊藤賢映さん(30)は「信徒の平穏な生活や家内安全を祈って飛びました」と話していた。

14/08/01

■行者豪快、合掌ダイブ 滋賀・伊崎のさお飛び(京都新聞電子版)
 湖上に突き出た高さ約7メートルのさおから修行僧が琵琶湖に飛び込む伝統行事「伊崎のさお飛び」が1日、近江八幡市白王町の伊崎寺で行われた。
 同寺は延暦寺の支院で、さお飛びは比叡山で百日回峰を終えた行者が行う修行の一つ。平安時代から続き、飛び込むことで生まれ変わる「捨身(しゃしん)の行」とされる。
 関東や山陰など各地から修行僧10人が集まった。東京都昭島市の観音寺から参加した伊藤賢映さん(30)は「信者の家内安全などを思う気持ちも背負って飛びたい」と意気込んだ。
 修行僧は1人ずつ長さ13メートルのさおの先端まで歩き、直立、合掌の姿勢のまま豪快に水しぶきを上げて飛び込んだ。背後の棹飛(さおとび)堂や船上からは信者らが見守り、飛び込むたびに拍手が起こった。

■台風被害乗り越え、貸しボート場1年ぶり再開 京都・大野ダム(京都新聞電子版)
 京都府南丹市美山町の大野ダムで、昨秋の台風18号豪雨の被害を受けて営業を休止していた貸しボート場が、2日から約1年ぶりに営業を再開する。地元住民らは「ダム観光の目玉がようやく復活した」と喜んでいる。
 貸しボート場はこれまで、毎年4〜11月の土日祝日、イベント開催日に営業。主にブラックバスなどの釣り客が利用していた。しかし、昨年9月の台風18号で、増水や流木によって船着き場やボートが壊れ、営業休止に追い込まれていた。
 管理する市は、災害復旧費約1300万円を充て、5月から3カ月をかけて浮桟橋を修復。手こぎボート32隻のうち使用できる24隻と、足こぎボート2隻で営業を再開することになった。遊覧船は船底に穴が開いて使えなくなったため、再開は見送った。
 南丹市の委託で貸しボート業を運営する「ダムパーク・大野」は「台風の被害があまりに大きかったが、再開にこぎ着けほっとしている。できる限り多くのお客さんに戻ってきてほしい」としている。
 営業時間は午前7時〜午後5時。手こぎボートは1時間800円、足こぎボートは30分千円。問い合わせはボートレンタル事務所TEL0771(75)1680か、大野振興会(平日のみ)TEL0771(75)9110。

←Before          スクラップブックバックナンバー          Next→