琵琶湖の湖底に流れ着いたバスフィッシング関係のいろんな情報をお届けします。中にはヘド
ロの底からすくい上げた情報もあります。このコーナーの情報はすべて信頼の置けるニュース
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琵琶湖の湖底から
(2013/01)

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13/01/31

■アサヒビール、琵琶湖環境保全に寄付(YomiuriOnLine滋賀)
◇「スーパードライ」売り上げ一部
 琵琶湖の環境保全に役立ててもらおうと、アサヒビール(本社・東京)は30日、県の「マザーレイク滋賀応援基金」に、主力商品「スーパードライ」の滋賀での売上金の一部約200万円を寄付した。
 同社が2009年から実施している「『うまい!を明日へ!』プロジェクト」の一環で、缶ビールや瓶ビール1本につき1円を各都道府県に寄付している。滋賀県にはこれまでに計6回(総額2265万円)を贈り、琵琶湖の外来種駆除などに活用されている。
 この日、同社の関島力・近畿圏統括本部長らが県庁を訪れ、嘉田知事に目録を贈呈。嘉田知事は「琵琶湖の維持管理には莫大(ばくだい)な費用がかかり、寄付は大変貴重」と感謝した。
 関島本部長は「水がなければビールはできない。関西に水を提供するため、滋賀は(環境保全に)努力されており、寄付を活用してほしい」と話していた。

13/01/30

■ガソリン平均価格、8週連続値上がり(asahi.com滋賀)
 みずほ総合研究所が30日発表した、レギュラーガソリンの全国平均価格は、1リットルあたり151.2円になり、前週から0.1円値上がりした。値上がりは8週連続だが、為替相場での円安傾向が比較的落ち着いてきているため、週ごとに1円前後上がっていた直近1カ月と比べると、値上がり幅は小さくなっている。
 みずほ総研が資源エネルギー庁の委託を受け毎週発表している。県別では愛媛(0.8円)、宮崎(0.7円)、長崎(0.6円)など21道府県で値上がりした。逆に神奈川(0.9円)、東京(0.7円)、愛知(0.3円)など、給油所が多く競争が激しい地域を中心に19都県で値下がりした。
 暖房に使う灯油は、厳しい寒さで消費が増えているため、1リットルあたり99.6円と前週から0.5円上がった。こちらは9週連続の値上がり。

■ニゴロブナ・ワタカ:滋賀銀職員ら、草津・烏丸半島で放流(毎日jp滋賀)
 草津市下物町の烏丸半島で26日、滋賀銀行の職員やその家族計150人がニゴロブナとワタカ各2000匹を放流した。07年に始まった行事で、今年度はニゴロブナ計3万5000匹、ワタカ計4万匹を放流する。
 同行は二酸化炭素など温室効果ガスの削減につながる投資に融資する「カーボンニュートラルローン 未来よし」を扱っている。客の多くは太陽光発電装置を取り付ける個人客といい、ローン利用実績に応じた温室効果ガス削減量を、同行が排出権取引額などを参考に独自に金額に換算。毎年約300万円を公益財団法人・県水産振興協会に寄贈し、放流事業を行っている。
 この日は職員とその家族がニゴロブナなどが入ったバケツを持って湖岸に並び、バケツを湖面に沈めて水温になじませたりしながら放流すると、魚たちは元気よく湖中に泳いで行った。大道良夫頭取は「当行では植樹などの活動もしており、森の栄養が琵琶湖を育むなどストーリー性のある環境プロジェクトを続けたい」と話した。【石川勝義】

13/01/29

■積雪:県内今季一番 長浜で100センチ、落雪でけが人も(毎日jp滋賀)
 日本列島を強い寒気が覆った28日、県内各地も冷え込んだ。彦根地方気象台によると、県内9観測所全てで氷点下を記録。主な最低気温は▽甲賀市土山氷点下3・7度▽米原市同3・6度▽甲賀市信楽同3・4度など。
 また、長浜市余呉町の柳ケ瀬では、午前5時に今季最高となる100センチの積雪を観測。米原、彦根、高島各市でも一時15〜21センチ積もった。
 長浜土木事務所木之本支所によると、余呉町中河内で164センチ、木之本町の金居原でも88センチの積雪(いずれも午後4時現在)を記録した。国の「特別豪雪地帯」に指定されている余呉町では27日深夜から雪が降り続き、同支所の除雪車が28日未明からフル出動。国道365号などに高く積もった雪を除雪した。昨冬、最高2・71メートルを記録した中河内地区では今冬一番の積雪量となり、住民らが雪に埋もれた民家や道路の雪かきに追われていた。
 長浜市木之本町古橋では、自宅の敷地内で雪かきをしていた無職、高橋繁子さん(68)が屋根から落ちてきた雪に一時埋まり、背中を打撲。木之本署によると、屋根には約40センチの雪が積もっていたという。【桑田潔、村山豪】

■余呉町で積雪100センチ 北部中心に大雪(ChunichiWeb滋賀)
 滋賀県は二十八日、冬型の気圧配置と上空に強い寒気が流れ込んだ影響で、北部を中心に断続的に雪に見舞われた。
 彦根地方気象台によると、同日午後五時現在、彦根市で一○センチ、長浜市余呉町柳ケ瀬で九六センチ、米原市で一七センチ、高島市今津町で一五センチの積雪を観測。彦根市では同日午前十一時に一七センチ、長浜市余呉町柳ケ瀬では同日午前五時に一○○センチの積雪となり、今季最高を記録した。
 多賀町の多賀大社では、足元を気にしながら雪かきされた境内を歩き、雪化粧した拝殿を写真に収める参拝者もいた。彦根市内では、道路が圧雪で覆われたところも多く、慎重に運転する車が目立った。
 二十九日は、北部ではおおむね雲が広がるが、南部では晴れ間が見えるところもあるという。
 二月二日には、日中の最高気温が大津市で一三度、彦根市で一一度と高くなるため、気象台は積雪の多い山間部では雪崩などに警戒するよう呼び掛けている。(辻井勇太)

■アユ確保 対策研究へ 琵琶湖、平年の4割未満(ChunichiWeb滋賀)
 琵琶湖のアユの一月中旬時点の生息数が、平年の四割に満たないことが、県の調査で分かった。琵琶湖から県内の各河川へ遡上(そじょう)するアユの産卵数が、昨年秋、激減した影響を受けたとみられ、県は二〇一三年度、今後の安定したアユ資源の確保のため、アユの増減を引き起こす要因を解明し、対策を研究する新規事業に乗り出す。
 県水産試験場(彦根市)によると、十六、十七日に北湖の沿岸一帯で魚群探知機を使って実施した調査で、アユの稚魚の群れの数や大きさを調べたところ、平年の35・8%の規模だった。昨年同期と比べると31・9%にとどまり、過去十年では最も少なかった。
 アユの生息数が少ない傾向は、昨年末のアユの稚魚・ヒウオ(氷魚)の調査でもみられた。引き網を一定距離引いて採取できた個体を数える調査で、採取されたヒウオの数は、三回の調査の平均で、平年の30・2%にとどまった。
 背景にあるのは、昨年秋の親魚の産卵数の激減。琵琶湖にすむアユの主要な産卵場となっている姉川や野洲川、安曇川など十一河川での調査の結果、平年値の一一二・七億個の6・3%に当たる、七・一億個の卵しか産み付けられていなかった。
 県は、親魚七トンを人工の河川に緊急放流して産卵数を増やしたため、河川放流用のアユとして来春全国に順次出荷されるアユの稚魚は目標の漁獲量を達成したが、湖内全体の生息数を平年並みに戻すことはできなかった。
 県漁業協同組合連合会によると、現時点で漁への大きな影響は出ていないとしているものの、毎年冬には寒さが深まると多くの稚魚が死ぬこともある。
 県は一三年度、新たに五百万円をかけて、アユの生息数が増減する理由を解明し、安定的な資源量を確保するための方策を練る新事業に乗り出す。また、人工河川に放流するアユの量を増やすなどの対策も進める。(中尾吟)

13/01/28

■新芽の成長期待、住民らヨシ刈り(YomiuriOnLine滋賀)
◇草津の琵琶湖岸
 草津市北山田町の琵琶湖岸で27日、地元住民ら約70人がヨシ刈りを行った。
 ヨシには水質浄化や、昆虫や魚の生息場所になるなどの役割があるとされ、各地で保護活動が行われている。同町では、地元住民らでつくる山田21ふるさと健・幸推進委員会(岡進一会長)などが毎年この時期に、ヨシ刈りを実施。枯れたヨシを刈り取ることで害虫が駆除でき、新芽の成長が促されるという。
 この日は1800平方メートルで実施。軍手に長靴姿の参加者は、3〜4メートルに伸びたヨシを鎌で刈り取っていった。刈り取ったヨシは、たいまつにして同日夕、燃やされた他、市社会福祉協議会がはがきに加工するなどして使うという。岡会長は「以前に比べて、茎が太くなり、生育が良くなってきたと実感している。今後も地域でヨシを守っていきたい」と話していた。

■琵琶湖に無人漁船 男性1人が不明 滋賀(msn産経ニュース)
 27日午前11時45分ごろ、彦根市薩摩町の漁業、中村昌二さん(40)が、琵琶湖へ漁に出たまま帰らないと親族の女性(47)から彦根署に届け出があった。同署などが中村さんの行方を捜している。
 同署によると、中村さんはこの日午前7時ごろ自宅を出たが、昼前になっても戻らないため家族らが捜したところ、同市八坂町の琵琶湖沖約1キロに中村さんの漁船が無人で浮いているのがみつかったという。

13/01/27

■クジラ、再び定置網に 体長12メートルのナガス水揚げ 紀宝町鵜殿港(紀南新聞ネット版)
 御浜町阿田和沖で25日、 ナガスクジラが定置網に入り、紀宝町の鵜殿港に水揚げされた。同港では今月中旬にもミンククジラが3年ぶりに水揚げされたばかりで、港内は多くの見物客で活気づいた。
 クジラは体長約12メートル。15日にミンククジラを捕えた阿田和大敷漁業生産組合(古川正和組合長)の漁船が午前8時ごろ、沖合3・5キロで定置網にかかって衰弱しているクジラを見つけた。
 漁港で解体した和歌山県の太地いさな組合の関係者によると、ナガスクジラの水揚げは「数年に一度くらい」で珍しいという。
 太地町の町くじら博物館によると、分布は全世界の海域で、日本周辺でも日本海、太平洋などに生息しているが、頭数が減っているため「なかなか見られず」。絶滅の恐れがある動物で捕獲は禁止されているが、定置網にかかった場合は生産利用できるという。
 港内には一報を聞いた地元住民らが続々と集まり、解体されていく様子を見物するなどにぎわっていた。

■琵琶湖の生態系守れ 彦根、草津でイベント(ChunichiWeb滋賀)
 湖国の食文化を支えている琵琶湖の生態系を守るための催しが26日、彦根市や草津市であった。彦根市の彦根旧港湾付近では、外来魚を釣って減らすイベント「冬の外来魚駆除釣り大会」が開かれ、計27キロを駆除。草津市では、在来固有種の魚の放流式を滋賀銀行が開いた。
◆彦根旧港湾付近で外来魚釣り
 県が主催した外来魚駆除釣り大会には寒空の下、家族連れなど百五十五人が参加し、釣りを楽しみながら湖の環境保全に協力した。
 参加者らは厚いコートに身を包み、釣り糸を垂れ、ブラックバスやブルーギルがかかるのを待った。釣り上げた人には琵琶湖の水草を堆肥にして育てたサツマイモの焼き芋がプレゼントされ、参加者は目当ての外来魚がかかると顔をほころばせた。
 家族で参加した彦根市城北小四年の大森澪奈さん(10)は「たくさん釣れて楽しいので、寒さも忘れる」と満喫していた。
 釣った外来魚は魚粉にして肥料に加工する。会場では外来魚の生態や特徴、魚粉を肥料にする工程などを紹介するパネル展示もあった。
 大会は、外来魚を釣り上げたら湖に戻さないというルールを広めようと、県琵琶湖政策課が開き、年に四回ほど同市や大津市などで実施。冬季は彦根旧港湾付近に外来魚が集まり釣りに適していることから、同市で開催している。(生田有紀)
◆草津湖岸でニゴロブナ、ワタカ放流
 滋賀銀行は、草津市下物町の湖岸でニゴロブナとワタカの放流式を開いた。
 琵琶湖の生態系保全と食文化の育成が目的。行員や家族ら百五十人が参加し、琵琶湖の固有種で、ふなずしの材料になるニゴロブナと、水草を食べるワタカを二千匹ずつ放流した。
 参加者は「元気でな」などと声を掛けながら湖に放した。大道良夫頭取は「固有種の保護に向けて事業を継続していきたい」と話していた。
 同行は二〇〇七年に環境対応型のローンを導入。個人や企業が設置した太陽光パネルなどで削減できた温室効果ガスの量を換算し、この放流事業の費用に充てている。一二年度は予算百七十万円を計上し県水産振興協会を通じて放流用の魚を確保。三月までにニゴロブナ計三万五千匹とワタカ計四万匹を放流する。(倉形友理)

■ニゴロブナ・ワタカ湖へ 滋賀銀、環境保全へ4000匹放流(msn産経ニュース)
 琵琶湖の生態系を守るため、滋賀銀行(本店・大津市)は26日、草津市下物町の烏丸半島で「放流式」を行い、ニゴロブナとワタカ計約4千匹を琵琶湖に放流した。琵琶湖では近年、ブラックバスやブルーギルなどの外来魚が増え、ニゴロブナやワタカなど固有種の絶滅が心配されており、滋賀銀の大道良夫頭取は「放流は環境保全のために大事なこと。心を込めて送り出した」と強調した。
 ニゴロブナは湖国名物・ふなずしの原料などに利用されているが、漁獲量は数十年前と比べて激減。夏場に大量繁殖する水草を食べることで知られるワタカも近年数が減っており、いずれも環境省の絶滅危惧種に指定されている。
 滋賀銀ではこうした琵琶湖の固有種を守るため、平成19年から放流を開始。今年は行員やその家族ら約150人が参加した。
 式ではまず、大道頭取が「『元気でね』『ブラックバスに食べられないでね』などと思いながら、優しく放流していただけたら」とあいさつ。その後参加者は琵琶湖岸に並び、バケツに入ったニゴロブナやワタカを一斉に琵琶湖に放流した。放流には行員の子供も加わり、琵琶湖に送り出された魚を珍しそうに眺めていた。この日は、春に芽を出す新しいヨシの成長を促すため、古いヨシを刈り取る恒例の「ヨシ刈り」も行う予定だったが、例年より琵琶湖の水位が高く中止となった。

■波しぶきの氷花〜県内、厳しい寒さ(YomiuriOnLine滋賀)
 強い寒気の影響で全国的に冷え込んだ26日、県内でも大津を除く観測8地点で最低気温が氷点下となるなど厳しい寒さとなった。
 彦根地方気象台によると、最低気温は今津(高島市)で氷点下1・6度、南小松(大津市)で同0・4度、彦根で同0・2度と、3地点で最も寒い時期を下回った。日中も気温は上がらず、最高気温は米原で1・0度など全観測地点で最も寒い時期を下回った。
 守山市木浜町の琵琶湖岸では、強風で波しぶきが樹木や草に打ち寄せられて氷結する「しぶき氷」ができた。

13/01/26

■厳寒の造形、しぶき氷 琵琶湖岸で観測(京都新聞電子版)
 厳しい冷え込みとなった26日朝、草津市の琵琶湖岸では、波しぶきが岸辺の草木に凍り付く着氷現象「しぶき氷」が見られた。
 しぶき氷は厳しい寒さと強い季節風が重なる朝にできる現象。気温が上がる昼ごろには姿を消す。湖国では1月下旬〜2月ごろに年に数回、発生することがある。
 彦根地方気象台によると、この日は前日から強い冬型の気圧配置が続き、朝の最低気温は県内で軒並み氷点下を記録。やや強い西風も重なった。
 草津市北山田町の琵琶湖岸では、強風に舞う波しぶきが岸辺の草木をぬらし、長さ数センチから20センチほどのつらら状の氷となって、鈴なりに連なっていた。白く輝く様子は沿道からも見て取れるほど。早朝から散策に訪れた人たちが、自然が作る芸術に見入っていた。

13/01/25

■大阪でフィッシングショー 2月2、3日(紀伊民報AGARA)
 釣り具メーカーなど150社が出展する「フィッシングショーOSAKA2013」の一般公開が2月2、3日午前9時〜午後5時、大阪市住之江区のインテックス大阪4、6号館である。当日入場料は一般1200円(前売り1100円)、中学生以下は無料。大阪釣具協同組合主催。
 今回のテーマは「水辺で出会う夢・感動」。50回開催記念としてグルメスポット「まんぷく屋台村」では北海道から九州までのグルメやイベントならではの味が楽しめる。「お楽しみ大抽選会」では釣りの宿ペア宿泊券が2日間で計50組に当たる。また、有料入場券と引き換えで記念品のミニタックルケースがもらえる。
 このほか「こどもお祭り広場」と銘打って楽しいゲームも用意されている。バスやタコ、タイなどのぬいぐるみを釣る「釣り堀ゲーム」(1回200円)やキンギョすくい(同)など。体験魚拓教室やフィッシングスクール、マグロの解体ショーなどもあり、釣り具の即売会には関西有力釣具店が出店する。
 問い合わせは大阪釣具協同組合(06・6531・0987)へ。

13/01/24

■花粉、いよいよ2月中旬から? 気象協会が飛散予想(47NEWS)
 今春のスギ花粉の飛散開始は例年(2003〜12年の平均)並みか例年より遅く、九州や四国、東海など早い所では2月中旬から飛び始めるとの予想を、日本気象協会(東京)がまとめた。
 スギに続いて飛び始めるヒノキと合わせた花粉の量は、九州と四国が例年の8割程度だが、それ以外の地域は例年並みか例年の1・3〜1・6倍とみられる。
 予想によると、近畿と中国地方は2月中〜下旬、関東甲信は2月中旬〜3月上旬にかけて飛散開始。北陸は2月下旬〜3月上旬、東北は2月下旬〜3月中旬とみている。
 北海道のシラカバ花粉は飛散時期が遅く「予測資料がそろわない」とし今回は予想していない。

13/01/23

■円安響き、ガソリン高騰 全国平均1リットル151円台(asahi.com)
 みずほ総合研究所が23日発表したレギュラーガソリン価格の全国平均は、1リットルあたり151・1円になり、8カ月ぶりに150円台をつけた先週からさらに1・1円値上がりした。為替相場で円安傾向が続き、輸入価格が上がっているためだ。
 みずほ総研が資源エネルギー庁の委託を受け、毎週発表している。値上がりは7週連続で、高知と岡山をのぞく45都道府県で値上がりした。離島が多く運搬費用がかかる長崎(157・4円)や鹿児島(155・4円)などが、価格の高い上位県となっている。
 厳しい寒さから、主に暖房に使う灯油も1リットルあたり99・1円となり、前週から1・4円上がった。こちらは8週連続の値上がりで、直近では最も高かった昨年4月の98・2円を超えた。

■冬に菜の花? 守山の琵琶湖岸 滋賀(msn産経ニュース)
 琵琶湖岸にある守山市今浜町の第1なぎさ公園で、早咲きの菜の花「カンザキハナナ」が咲き誇り、対岸にそびえる比良山系の山々の白い冠雪との、真冬と早春の競演が楽しめる。2月中旬まで見頃が続くという。
 公園内の敷地約4千平方メートルには約1万2千本の菜の花が咲き、一面黄色いじゅうたんのよう。市の委託を受けた市シルバー人材センターの職員らが昨年9月に植え、育ててきた。
 訪れた人たちは、寒風に黄色い花を揺らす様子を眺めたり写真に収めたりして楽しんでいる。草津市草津町の会社員、釜渕洋さん(52)は「毎年この光景を楽しみに訪れています」と熱心にカメラのシャッターを切っていた。

■両止池でブラックバス駆除作業 豊橋市『在来種を守れ』(TONICHI NEWS)
 豊橋市は22日、同市岩崎町の両止池で特定外来魚の駆除作業を行った。市職員や地元の土地改良区役員、池の管理業者ら計25人が参加。ブラックバス約30匹を捕獲した。
 同市は07(平成19)年から市内の約30カ所のため池で、護岸の維持管理のために定期的に水を抜く「池干し」の時期に合わせ、毎年3〜4カ所ずつ外来魚を駆除している。
 今年は両止池のほか三ツ池(大崎町)、影色池(雲谷町)、目高田池(細谷町)で2月末までに実施し、在来種の保全を目指す。
 この日は水抜きした池で、行き場をなくした大小のブラックバス約30匹を捕獲。大きなものは45aほどもあった。コイやフナ、メダカなど在来種は、近くにある別のため池に保護した。
 捕獲したブラックバスは焼却処分する。市農地整備課によると、市内のため池で見つかる外来種は駆除を始めてから減少傾向にあるという。

■4月からレジ袋有料に 県内24事業者が協定(ChunichiWeb滋賀)
 県内のスーパーなどでレジ袋の無料提供を一斉中止する計画が進められている。レジ袋を有料化することで、マイバッグ普及を進め、ごみの総量削減につなげるエコな試み。二月十五日に行政や事業者、関係団体が一斉中止に向けた協定を結び、周知期間を経て四月一日から実施する。
 イオンリテールや平和堂、マックスバリュ中部ほか、スーパーなどを展開する県内二十四事業者が協定に参加する。対象店舗は県内の七割に当たる計百四十九店舗となる見通し。現状でも客の五割程度がマイバッグなどを利用し、レジ袋を辞退しているが、協定書にはこの「レジ袋辞退率」を二〇一五年度末までに八割以上に高める目標を盛り込む。
 目標が達成できた場合に、県はレジ袋を年間四千八百万枚、重さ約四百トンが削減できると試算する。一斉中止に伴い、有料となるレジ袋の値段は、参加する事業者がそれぞれ決めるという。
 レジ袋の無料配布中止を検討してきたのは、県と湖南市を除く県内十八市町、県内の事業者や関係団体などで構成する「買い物ごみ減量推進フォーラムしが」(座長・金谷健滋賀県立大教授)。昨年十二月に一斉中止に合意した。二十二日には県庁で詰めの会議が開かれ、今後のスケジュールや協定締結の下準備、県民への周知キャンペーンなどについて話し合った。
 フォーラムしがは二〇〇九年六月に設立。一〇年三月からレジ袋無料配布中止を検討したが、事業者の足並みがそろわずに実施を延期した経緯がある。
 その後、大手スーパーの西友が昨年七月に全国一斉で無料配布を中止するなど、先行する事業者が出て、一斉中止を実施するための環境が整ってきた。
 ただ、フォーラムに参加する事業者のうちホームセンターや百貨店など十二事業者は商品に汚れが生じたり、商品が大きいため持参の買い物袋では対応できないケースもあるなどとして、今回の協定には参加しない方針という。フォーラムは引き続き、参加する事業者を募集している。
 県担当者は「レジ袋無料配布中止は第一歩の取り組み。マイバッグを持参する習慣をつけてもらい、さらに環境やゴミ減量への意識を高めてもらえれば」と期待した。(梅田歳晴)

■買い物袋、忘れずに(YomiuriOnLine滋賀)
◇4月から近畿初、ごみ減量へレジ袋有料化
 県内で食品スーパーなどを経営する24事業者は、レジ袋の無料配布を4月1日からやめることで合意した。県、市町、事業者、県民団体でつくる「買い物ごみ減量推進フォーラムしが」が22日に県庁で開いた会合で決めた。全県で有料化に取り組むのは青森、石川などに次いで全国で9番目で、近畿では初めて。2月15日に協定を結び、3月まで、店頭などで周知のためのキャンペーンを行う。(高山千香)
 協定に参加するのは、平和堂やイオンリテール、バローなど計149店舗。市町では、「温室効果ガスの削減効果が明確でない」などとした湖南市を除く全18市町が加わる。同市は不参加でも、市内にある参加事業所の店舗では有料化される。
 協定書では、各事業者は現在5割にとどまっているレジ袋辞退率を、2016年3月末までに80%以上とすることを目標に、4月からレジ袋の無料配布を中止すると明記。有料化で生じた収益金は環境保全活動などに還元し、レジ袋の削減状況をフォーラムに定期的に報告する。県民団体や市町は買い物袋の持参などについて普及・啓発を行う。
 レジ袋の価格は各事業者が決め、おおむね5円前後になる見込みで、利用した場合、買い物の会計に上乗せされる。
 フォーラム事務局を務める県によると、参加事業者は、県内の食品スーパー・販売店の約7割を占める。レジ袋辞退率が目標の80%を達成すれば、年間約4000万枚のレジ袋が削減でき、ゴミ400トンを減らせるという。
 同フォーラムは2009年に発足。当初は10年3月の有料化実施に向け協議をしてきたが、当時は有料化に取り組む事業者が県内になく、全県での取り組みには広がらなかった。
 昨年7月、大手スーパー西友が県内で初めて有料化に踏み切ったことをきっかけに、事業者の間で有料化の機運が高まった。
 事業者は協定締結後、県、市町などと協力し、有料化の一斉実施までの間に、店舗でチラシを配布するなどのキャンペーンを実施。各市町も広報誌などで周知に努める。
 県循環社会推進課の中村豊久課長は「県では有料化の取り組みなしでもレジ袋の辞退率が5割と非常に高く、協定締結で、県民の意識のさらなる高まりが期待できる。今後も、参加事業者数を増やしていけるよう働きかけたい」としている。

13/01/22

■「冬のびわ湖縦走雪見船」運行開始−今年から彦根港にも入港(びわ湖大津経済新聞)
 県内の観光業者でつくるびわ湖雪見船協議会と琵琶湖汽船(大津市浜大津5)は1月19日から、琵琶湖の冬の風物詩「冬のびわ湖縦走雪見船」を運航している。今年から彦根港にも寄港する。
 運航スケジュール往路は大津プリンス港を9時45分に出発。大津港、おごと温泉港、琵琶湖大橋港、彦根港を経由して長浜港に12時40分に到着。復路は長浜港を14時に出発し、各港に寄港後、大津港に16時50分に到着する。片道での利用も可能。
 運航期間中、長浜市慶雲館(長浜市港町)では「長浜盆梅展」(1月19日〜3月10日)、大津エリア旧竹林院(大津市坂本5)では「坂本盆梅展」(1月26日〜3月3日)も開催される。彦根港寄港により彦根城など彦根観光も楽しめる。
 びわ湖雪見船協議会の榎高雄会長は「彦根寄港を契機に、今後も県内の主要な観光地の港を船で結ぶことができれば、びわ湖の船運を生かした滋賀ならではの旅の魅力が広まるのでは」と期待を寄せる。
 18日には試乗会が行われ 約60人が参加。一足先に冬の琵琶湖クルージングを楽しんだ。あいにくの悪天候で彦根寄港はかなわなかったが、長浜港到着後、開幕前日の長浜盆梅展の見学や、長浜鉄道スクエアの見学など長浜散策を満喫。参加者は「次はお友達や孫を誘って彦根観光にも出掛けてみたい」「船旅と湖北観光が楽しめてとてもお得だった。次は孫を乗せてやりたい」などと感想を述べた。
 1月中は土曜・日曜・月曜に運航(運休日でも20人以上の団体予約で臨時運航)。2月からは毎日運航する(土曜・日曜・月曜・祝日以外は、予約が15人以下の場合運休)。料金は、片道=大人3,000円・子ども1,500円、往復=同5,000円・同2,500円。乗船には予約が必要。申し込み・問い合わせは琵琶湖汽船(TEL 077-524-5000、フリーダイヤル 0120-050-800)まで。

■冬の外来魚駆除釣り大会:キャッチ&肥料化 旧港湾一帯で26日−−彦根(毎日jp滋賀)
 琵琶湖に生息する外来魚を退治するイベント「冬の外来魚駆除釣り大会」(県主催)が26日、彦根市の彦根旧港湾一帯で開かれる。ブラックバスやブルーギルなどを釣り上げて駆除に協力してもらうため、県琵琶湖政策課は参加を呼び掛けている。
 アユなど琵琶湖固有の魚を食べる外来魚を釣り上げても再び湖に戻さない「琵琶湖ルール」を知ってもらおうと、今年は彦根や草津市などで計4回開催する予定だ。旧港湾は冬場でも水温が高く、外来魚が集まる絶好の釣り場といい、平日でも釣りを楽しむ人が多いという。
 当日は午前10時〜午後1時(受付は正午)まで、旧港湾沿い約1キロの両岸に並び、釣りざおを出してもらう。体長20〜40センチ余のブラックバスなどが釣れるといい、毎回、釣り上げた子どもたちが「大きいぞ」と歓声を上げ、多い人は10匹ほど釣り上げるという。外来魚は同市松原町の県立彦根総合運動場駐車場の受け付けに置く回収BOXに入れて駆除に協力してもらう。
 参加料は1人100円(えさ代)。希望者には釣りざお(仕掛け付き)を無料で貸し出す。外来魚を釣り上げて持参した先着200人には琵琶湖の水草を堆肥(たいひ)にして育てたサツマイモの焼き芋がプレゼントされる。
 会場には、琵琶湖の外来魚を解剖して食害の実情を説明したパネルや回収した外来魚を魚粉にして肥料化する工程図などを展示して、県の担当者が外来魚駆除への理解や協力を呼び掛ける。
 県琵琶湖政策課の担当者は「回収した外来魚は魚粉に加工して野菜作りの堆肥に活用します。多くの人に参加してほしい」と呼び掛けている。申し込み不要。問い合わせは同課(077・528・3485)。【松井圀夫】

■ふなずし:給食に 臭くて塩辛くて…おいしいネ 滋賀・東近江市内の小中学校(毎日jp滋賀)
 滋賀県東近江市内の小中学校の給食に21日、県の特産品「ふなずし」が登場。学校給食に「ふなずし」を提供するのは初めてで「おいしい」「臭い」「塩辛い」と児童たちはさまざまな反応を見せた。【斎藤和夫】
 24日から始まる全国学校給食週間にちなんだ同市教委の取り組み。この日は同市内の八日市、永源寺、蒲生の3地区の小中学校16校計5470人に「ふなずし」が提供された。25日には能登川、五個荘、愛東、湖東地区の小中学校でも提供される。
 同市柏木町の市立八日市西小では、校内アナウンスで「今日の給食にはふなずしが出ます」と告げられ、セタシジミが入った「かきあげ」の総菜の脇に「ふなずし」と「日野菜漬け」が添えられた。日ごろ自宅などで「ふなずし」を食べている児童からは「うわっ。ふなずしや。うまそ!」と歓声が上がった。4年生のクラスでは、半数近くの児童が初めてで、恐る恐る箸を付ける児童も。
 4年生の木戸翔太君(10)は「家で時々食べるが、いつもと同じでおいしい。滋賀の特産や、うれしいね」とご満悦。初めて食べた女子児童は「臭くて硬くて塩辛かった」とやや戸惑い気味だった。
 同市教委では、この給食週間に「湖国味めぐり」として、「ふなずし」のほかに「鹿肉カレー」、ブラックバスの「バスバーガー」、「でっちようかん」などの郷土の味を提供する。

■給食に「ふなずし」初登場〜東近江の小中14校(YomiuriOnLine滋賀)
 文部科学省の「全国学校給食週間」(24〜30日)に先立ち、東近江市内の公立小・中学校計14校で21日、学校給食に初めてふなずしが登場し、子どもたちは伝統食を味わった。
 同市では同週間に合わせて「湖国味めぐり〜郷土の歴史を知ろう」というテーマを掲げており、25日まで、ブラックバスを使った「バスバーガー」や「鹿肉カレー」、「でっちようかん」といった郷土食計13品が日替わりで出される。かつてふなずしは、各家庭で気軽に漬け込みがされる地域の定番料理だったが、近年は食卓に載る機会がめっきり減っているという。
 この日、同市沖野の市立八日市南小2年3組では31人の児童に1切れずつが配られた。
 約7割の児童がふなずし初体験で、鼻を近付けてにおいを嗅いだり、はしで感触を確かめたりした。口に含むと、「おいしい」「匂いがやばい」「すっぱい」などと歓声が上がった。
 水谷菜沖君(8)は「家でも食べてみたい」と興味を持った様子で、京田千穂さん(8)は「大人になったらおいしいと思えるかも」と話していた。

13/01/19

■ワカサギ試し釣り大会の参加者を募集…奈良・津風呂湖(大阪報知ネット版)
 奈良・津風呂湖では「ワカサギ試し釣り大会」(主催・津風呂湖観光(株))が27日に開催され、ワカサギの成育状況などの調査に協力できる参加者を募集している。
 参加費は1人500円(餌、仕掛け代込み)。レンタルボート代、入漁料は不要。エレキなどは各自で持参すること。1隻2人の乗船可能。当日、午前7時半に現地の津風呂湖観光(株)で受け付け後にスタート。申し込み、問い合わせはチャプター津風呂湖(紺甚釣具店(TEL0745・53・2589)へ。締め切りは23日。申し込み多数の場合は、締め切り前でも申し込みを終了する場合あり。

■琵琶湖:きょうから「雪見船」運航 湖上から冬景色−−長浜(毎日jp滋賀)
 琵琶湖の冬景色を堪能する「雪見船」が19日から運航を始める。18日の試乗会では、雪の中、接岸した長浜港(長浜市港町)で、19日開幕の梅の祭典・第62回「NGB10(ナガハマボンバイテン)」をPRする同市のゆるキャラ「あぢかもくん」らが乗船客を出迎えた。
 「雪見船」は県内のホテル・旅館の経営者らでつくる「びわ湖雪見船協議会」と「琵琶湖汽船」(大津市)が運営。長浜盆梅展の開催に合わせて毎年運航され、今年は彦根港にも寄港。船上から雪景の山々、島々を満喫する船旅だ。
 運航は3月8日まで。19〜31日は土・日・月曜のみ。2月1日〜3月8日は毎日運航(土・日・月曜、祝日以外で予約が15人以下なら運休)。往路は大津プリンスホテル港(午前9時45分発)−大津港−おごと温泉港−琵琶湖大橋港−彦根港−長浜港(午後0時40分着)。復路は長浜港(午後2時発)から同じコースを戻り大津港(午後4時50分着)へ。料金は片道大人3000円、小人1500円。往復大人5000円、小人2500円。要予約。申し込み・問い合わせは同汽船(077・524・5000)へ。【桑田潔】

■ぶるるっ「びわ湖雪見船」試乗会 滋賀(asahi.com滋賀)
 県内の観光業者でつくる「びわ湖雪見船協議会」と琵琶湖汽船は18日、「雪見船」の試乗会を開いた。寄港した長浜市港町の長浜港では、19日に開幕する長浜盆梅展をPRしようと、藤井勇治市長や市内のゆるキャラの茶々姫、あぢかもくんが出迎えた。
 午後0時40分ごろ、雪が舞う長浜港に雪見船が到着し、60人の参加者が降り立った。藤井市長は「62回の歴史を重ねた湖北の春を呼ぶ風物詩を、ぜひ楽しんでほしい」と歓迎のあいさつを述べた。
 参加者らはマイクロバスで盆梅展の内覧会が開かれている慶雲館に移動し、一足早く盆梅を観賞した。

■外来魚たくさん釣って 26日に釣り大会(ChunichiWeb滋賀)
 県琵琶湖政策課は、二十六日に彦根市松原町の彦根旧港湾付近で開く「冬の外来魚駆除釣り大会」への参加者を募っている。
 釣り上げた外来魚の再放流禁止を周知しようと催す。ブラックバスやブルーギルを釣り上げた先着二百人に、琵琶湖の水草を堆肥にして育てたサツマイモを焼き芋にしてプレゼントする。釣りざおも無料で貸し出す。
 会場では、外来魚の腹を解剖して食害の状況を説明した写真パネルや、回収した外来魚を魚粉にして肥料にする工程図などを展示し、外来魚駆除への理解を深めてもらう。担当者は「たくさんの方に参加してもらい、一匹でも多く釣り上げてほしい」と呼び掛けている。
 午前十時〜午後一時。受け付けは正午まで。荒天中止。参加料は百円(えさ代)。事前申し込み不要。問い合わせは県琵琶湖政策課=電077(528)3485=へ。(辻井勇太)

13/01/18

■ふなずし:琵琶湖の恩恵かみしめて 21・25日、東近江の給食で(毎日jp滋賀)
 東近江市教委は今月21日と25日に同市内の小中学校の給食で滋賀県の代表的な伝統料理「ふなずし」を提供する。今年の全国学校給食週間(24〜30日)に合わせた試みで、同市教委では、児童・生徒に給食で「ふなずし」が提供されるのは県内初でないかと話している。
 県内ではハレの日のごちそうとして欠かせない「ふなずし」。かつては各家庭で漬けられていたが、今では独特のにおいや味が子どもたちに敬遠されがち。食卓に上らなくなった。同市教委は子どもたちに地産地消や命を食べることの大切さを訴えようと、給食に取り入れることにした。
 期間中は▽ふなずし▽鹿肉カレー▽ビワマスを使ったアメノイオごはん▽日野菜漬け▽でっちようかん−−など滋賀の郷土料理も提供する。ただし「ふなずし」は高価なため、一人一切れとなる。
 同市教委の能登川学校給食センターの平木敦子栄養教諭は「子どもたちに琵琶湖の恩恵で食文化が成り立っていることをかみしめてもらえれば」と話している。【斎藤和夫】

■湖岸で越冬 コハクチョウ〜長浜・湖北、飛来ピーク(YomiuriOnLine滋賀)
 長浜市湖北町で、越冬のため琵琶湖岸に飛来するコハクチョウの数がピークを迎え、アマチュアカメラマンらが盛んにシャッターチャンスを狙っている。
 湖北野鳥センター(湖北町今西)によると、毎年10月中旬に繁殖地のシベリアから琵琶湖に飛来し、翌年3月上旬までに400〜500羽が越冬する。
 今季は昨年10月9日に1羽が初飛来し、「クリスマス寒波」で急増。現在、湖北地域に約400羽、琵琶湖全体では約600羽が飛来している。夜明けとともに湖岸の水面を一斉に飛び立ち、稲刈り後の田んぼへ。日中は、雪化粧した山並みを背景に、「コォーコォー」と鳴き声を上げながら、落ち穂などをついばむ姿を、県内外から訪れる写真愛好家らが、カメラに収めている。
 同センターによると、県南部では、ヨシの植栽などで生息環境が悪化し、飛来数が激減している地域もあるが、琵琶湖全体では減っていないといい、「今後の寒波次第で、さらなる飛来も期待できる」としている。

13/01/17

■ミンククジラ:3年ぶり、紀宝・鵜殿港に水揚げ 定置網に体長6.8メートル(毎日jp三重)
 紀宝町鵜殿の鵜殿港で15日、3年ぶりにミンククジラ1頭が水揚げされた。紀南漁協所属の阿田和大敷漁業生産組合が仕掛けた、御浜町沖3・5キロの定置網上部のロープにからまっていたという。熊野灘では、定置網に鯨がかかるケースが続いている。
 体長6・8メートル、体重3トンの若い雄。水揚げした御浜町阿田和、同生産組合前組合長、榎本恵一さん(78)は「弱って動かなかった。漁船(19トン)の起重機では揚がらず、ロープで尾を縛って港まで引っ張った」と話した。
 解体は、捕鯨の盛んな和歌山県太地町の業者に依頼。午前11時から約2時間かけて肉、皮、骨などの部位に分けた後、紀伊半島南部の仲買業者らが競り落とした。
 小型鯨類が専門の阪本信二・太地町立くじらの博物館副主幹(49)によると、ミンクなどの小型鯨は増加傾向にあるという。「個体数を調整したいというのが日本の考えだが、IWC(国際捕鯨委員会)ではなかなか認められない」と指摘。尾鷲市や太地町の定置網にも小型鯨がかかっているといい、佐田美知夫・紀南漁協組合長(68)は「市場は活気づくが、漁業設備の被害などが心配。商業捕鯨を認めてほしい」と語った。
 日本鯨類研究所(東京都中央区)の西脇茂利・調査研究担当参事(56)はミンククジラはサンマやサバなどを追って日本沿岸を回遊しているとし、「『鯨は恵比寿』という縁起の良い言い習わしもある。今回は大きい方で、定置網にかかったものを捕るのは問題ない。鯨が来るのは餌となる魚介類が豊富と考えてほしい」と話している。【汐崎信之】

■ガソリン価格、レギュラー150.0円…8か月ぶりの高値(Responce.)
資源エネルギー庁が1月17日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、1月15日時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は1リットル当たり150.0円となり、前週に比べて1.2円の上昇となった。
レギュラーガソリンが150円に達したのは、昨年5月14日の調査以来、約8か月ぶり。
地域別では、北海道と中部で1.6円、東北で1.4円、関東と九州・沖縄で1.3円、近畿と中国で1.0円、四国は前週と変わらずだった。北海道、中部、中国、九州・沖縄で150円を突破した。
ハイオクガソリンは1.0円上昇して160.6円、軽油は1.2円上昇して129.7円だった。
★e燃費(運営:イード)によると、1月17日のレギュラーガソリンの全国平均価格は143.62円/リットル、ハイオクは154.42円/リットル、軽油は120.50円/リットルだった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
全国のガソリン価格平均推移、価格ランキングなどe燃費のデータは、燃費管理サイトの「カーライフナビ」で見ることができる。
カーライフナビ URL http://carlifenavi.com/

■エビ2種を県指定外来種に追加へ(ChunichiWeb滋賀)
 県環境審議会自然環境部会は、野外放逐などを条例で禁じる「指定外来種」に、いずれも甲殻類のフロリダマミズヨコエビとカワリヌマエビ属の1種の計2種を追加することを承認した。同部会から答申を受けた県は15日、県民意見(パブリックコメント)募集を開始。意見を踏まえ、3月末ごろをめどに追加指定する見込み。
 追加されれば、植物二種、動物十三種の計十五種を指定した二〇〇七年五月以来、初めてとなる。二種を飼う場合の届け出が義務づけられ、野外放逐が禁止される。違反した場合には罰金や懲役などの罰則が伴う。
 二種は、水槽で栽培されていた水草とともに野外に捨てられ、野生化した可能性が高い。フロリダマミズヨコエビは北米原産で、同じヨコエビ目の琵琶湖固有種ナリタヨコエビへの影響が懸念される。カワリヌマエビ属の一種も海外産で琵琶湖在来のヌマエビと生息環境が似ており、生態系への影響と同時に遺伝的交雑の危険性も指摘されている。
 指定は、〇六年に制定された「ふるさと滋賀の野生動植物との共生に関する条例」に基づく措置で、県は条例で決められた県民意見募集を二月十三日まで受け付ける。公表資料は県庁などで閲覧できる。
 提出先は県琵琶湖環境部自然環境保全課野生生物担当。意見は郵送=〒520 8577(住所記載不要)、ファクス=077(528)4846、電子メール=dg00@pref.shiga.lg.jpなどで受け付ける。問い合わせは自然環境保全課野生生物担当=電077(528)3483=へ。(梅田歳晴)

■琵琶湖再生法案の制定目指し(滋賀報知新聞ネット版)
=滋賀・京都・大阪の国会議員連盟=
 来年度の県政課題を巡って、県選出の自民党国会議員と嘉田由紀子知事の意見交換会が十五日、県公館で行われた。
 この中で上野賢一郎衆院議員(滋賀2区)は、環境や生態系を保全する琵琶湖再生法案を議員連盟で国会へ再提出する意欲をみせて県へ協力を求め、これを受けて嘉田由紀子知事も「実質的に保全を支援できる仕組みをお願いしたい」と賛同した。
 上野氏はこの後、報道陣に対して「中身はこれから検討する。方向性としては、環境のメカニズムを明らかにし、琵琶湖再生に必要な事業ができる仕組みをつくりたい」と示した。二月中に滋賀県のほか、下流域の京都、大阪の国会議員にも呼びかけて、党派を超えた議員連盟をつくりたいとした。

■コハクチョウ飛来7羽のみ 草津市内、湖岸工事原因か(京都新聞電子版)
 滋賀県草津市の琵琶湖岸に飛来するコハクチョウが、今冬は累計でわずか7羽にとどまっていることが、地元の環境ボランティア団体「草津湖岸コハクチョウを愛する会」の調べで分かった。同会はここ数年、冬季に行われている湖岸での工事などが原因ではないかと指摘し、16日から市内で始まったコハクチョウの写真展で、減少の実態について紹介している。
 同会の調べによると、同市の湖岸には2005年度には延べ5415羽が飛来したが、08年度以降は延べ200〜300羽台に減少した。
 個体数でみると、今冬は最も多い日でも2羽の飛来にとどまっている。琵琶湖全体では例年並みの626個体が確認されていることから、同会は08年からヨシ植栽などの工事が冬季に行われていることや、今冬の琵琶湖の水位が例年に比べて高く、コハクチョウの餌となる湖底の水草が食べにくいことなどが原因では、としている。
 草津市の湖岸には、多い年で約2万人が見物に訪れるという。16日、大津市から来た竹川幸子さん(65)は「飛来ピークの時季を狙ったが、いなくて残念」と話していた。同会事務局長の吉岡美佐子さん(65)は「毎年、飛来数が増えるようにと環境美化活動に取り組んできたが、年々減っておりショック」と話す。
 水生植物公園みずの森(同市下物町)で始まった写真展「冬の使者」展では、同会会員が撮影した01年からの写真68点を紹介し、コハクチョウの減少について説明している。2月3日まで。入園料が必要。
 また、19、20日には全国の愛好者でつくる「日本白鳥の会」主催の全国大会が草津市内で開かれ、20日午前8時10分からは同市志那町の草津水鳥観察所前で観察会がある。問い合わせは吉岡さん携帯電話090(5663)8086。

13/01/16

■知事、国会議員に県政説明 議員側「琵琶湖再生法」へ意欲 滋賀(msn産経ニュース)
 昨年12月の衆院選で、県内の選挙区から当選した新人や元職の国会議員らに対する県の重点施策説明会が15日、県公館であった。議員と嘉田由紀子知事が県政について意見交換し、今後も意思疎通を重ねて協力し合うことを確認した。
 この日は、選挙区で当選した自民の4議員のうち、所用で欠席した武藤貴也議員を除く3議員と嘉田知事、県幹部が出席した。
 初めに嘉田知事が環境や子育てなどに関する具体的な重点施策を説明。その後、上野賢一郎議員が「県が重点施策とする琵琶湖の環境改善の意識は自分たちも同じ」として、来月にも京都や大阪など琵琶湖・淀川水系流域府県選出の議員による連盟を設立し、琵琶湖の環境改善などを目的とした「琵琶湖再生法」の成立を目指す意向を示した。
 また、自動車取得税など地方税廃止の議論に関しては、嘉田知事が「大変貴重な財源で堅持すべきだ。見直しとなっても最低財源は確保してほしい」と訴え、上野議員が「体を張ってでも地方財源確保に取り組みたい」と応えた。また、知事は「今後もコミュニケーションをとり、県民が望む施策のため国の支援を受けられるようにしたい」と話した。

■コハクチョウ:謎の激減 ヨシ造成「ねぐら」失う? 環境団体調べ、志那浜で今季7羽−−草津(毎日jp滋賀)
 「冬の使者」として親しまれているコハクチョウの草津市近辺への飛来がこの冬、激減している。環境ボランティア団体「草津湖岸コハクチョウを愛する会」によると、観測地である草津市志那浜への今季の飛来は延べ7羽止まり。同会の個体識別調査では実際は2羽程度しかいないという。同会では「コハクチョウの激減に関心を持ってほしい」と、写真展などを企画している。【前本麻有】
 志那浜は県内最南端のコハクチョウの越冬地とされる。同会によると、05〜06年には延べ5421羽の飛来があったが、年々減少し、11〜12年は同236羽だった。
 同会は飛来減の一因として、08年度から始まった近くのヨシ帯造成工事などの騒音や、水辺環境の変化で「ねぐら」を失ったためとみている。人工的に調整している琵琶湖の水位が上がると、餌となる湖底の水草にくちばしが届かないことやプレジャーボートなどが驚かせている可能性もあるという。
 同会の吉岡美佐子事務局長は「ヨシも琵琶湖の大切な植物。工事を責められず複雑な心境だが、コハクチョウを取り巻く環境は多くの問題を抱えている」と話す。19日には同市で「第37回日本白鳥の会研修会」が開かれ、北海道や長野、韓国など国内外のハクチョウに関する研究発表が行われ、同会も現状報告を行う。
 また、16日から同市下物町の市立水生植物公園みずの森でコハクチョウの写真展が開かれ、20日午前8時10分から、同市志那町の草津水鳥観察所で見学も行う。見学の問い合わせは吉岡さん(090・5663・8086)。

■湖岸のコハクチョウ激減 草津「愛する会」調査(ChunichiWeb滋賀)
 越冬のために草津市志那町の琵琶湖岸に飛来するコハクチョウの数が今季、激減していることが、地元の環境ボランティア「草津湖岸コハクチョウを愛する会」の調べで分かった。十五日までの累計が七羽、個体数は二羽にとどまっている。十九、二十日には市内で、全国の愛好家でつくる「日本白鳥の会」の全国大会がある。愛する会の関係者は「大会の年に少ないのはショックだが、全国の人に現実を見てもらう機会にしたい」と話している。
 愛する会によると、市内に飛来するのは毎年十一月下旬〜二月末だが、今季初めて確認されたのは昨年十二月三十日。くちばしの形や顔などで個体を識別している。二〇〇一年の観測以来、ピークは〇五〜〇六年シーズンで、延べ約五千四百羽。一日に最大百四十羽を見られたという。
 しかし〇八年度から始まった県によるヨシの造成工事期間が、飛来時期と重なったことや、琵琶湖の水位を高く管理したため湖底の水草にくちばしが届かなくなったことなどを原因に減少。一一〜一二年シーズンは延べ二百三十六羽で、今季はさらに下回りそう。
 愛する会の事務局長吉岡美佐子さん(65)は「コハクチョウが今後戻ってくるか心配」と話し、大会でも、コハクチョウの減少について全国の愛好家仲間と情報交換する考えだ。
 県内で日本白鳥の会の全国大会が開かれるのは十一年ぶり。十九日には、草津アミカホールで、ハクチョウの生態や飛来状況などをテーマに国内外の十一事例の報告がある。二十日午前八時十分からは現地研修会として草津水鳥観察所(志那町)で観察会があり、午前九時からは水生植物公園みずの森で、愛する会による写真展「冬の使者」(二月三日まで)を見学する。
 二十日の現地研修会と写真展見学は一般参加が可能。問い合わせは、吉岡さん=電090(5663)8086=へ。(倉形友理)

■「ランクル」また被害 県警、盗難対策呼び掛け(ChunichiWeb滋賀)
 県内で十日夜から十五日朝にかけ、海外でも人気が高いトヨタの四輪駆動車「ランドクルーザー」(ランクル)が盗まれたり盗まれそうになる被害が相次ぎ、県警が注意を呼び掛けている。
 被害は、十日夜、いずれも野洲市内で計四件が発生。このうち一件は未遂で、自営業男性(36)のランクルが盗まれそうになった。車の警報器が鳴ったが、ボンネットがこじ開けられ、バッテリー端子が外されていたという。この時、マンション住民が男二人が逃げるのを目撃している。
 十四日夜は、湖南、東近江両市内で計三台の被害があった。
 七台のランクルは、一九九一〜二〇〇一年の年式で、比較的古いタイプ。被害金額は計八百八十万円。
 ランクルは悪路に強く耐久性が高いため海外での需要が大きい。盗難車は解体されるなどして、海外に不正輸出される事件も全国で相次いでおり、県警が連続盗難事件として調べている。
 被害に遭った車両はいずれも施錠してあった。県警生活安全企画課は、車の警報器のほか、駐車場に防犯灯やカメラ、ゲートを設置するなどの対策を取るよう呼び掛けている。

■「ランクル」受難(YomiuriOnLine滋賀)
◇窃盗・未遂被害〜今月、県内8台
 トヨタの高級四輪駆動車「ランドクルーザー(ランクル)」の県内での盗難被害が今年に入って8台(うち1台は未遂)と相次いでいる。甲賀、東近江両署は15日、前夜から同日朝までに両署管内で計3台のランクルが相次いで盗まれたと発表。最新の防犯機能が備わっていない比較的古い年式のランクルが狙われる傾向が出ており、県警は、警報器を設置するなどして自衛策を講じるよう呼びかけている。(西井遼)
 甲賀、東近江両署によると、湖南市中央や東近江市宮川町の住宅駐車場、湖南市下田の飲食店駐車場で14日夜〜15日朝、ランクル計3台(1991〜00年製、計約320万円相当)が盗まれた。いずれも施錠していたといい、被害者らは「鍵をかけていたのに」と困惑しているという。
 県警生活安全企画課によると、県内では今年1月に入ってから、この他にも野洲、湖南両市で10〜12日に、ランクル計4台が盗まれ、また1台が盗難に遭いそうになった。守山、甲賀、東近江の3署管内での被害が目立っており、県警は同一グループによる犯行の可能性が高いとみている。
 被害に遭ったランクルは、2007年頃、標準装備となった、エンジンキーと車載コンピューターの電子暗号が一致しないとエンジンが起動しない「イモビライザー」が付いていない比較的古い年式のものばかりという。
 犯行グループは、鍵穴に合う合鍵をその場で作り、その合鍵で解錠して車を運転して盗み出す手口を重ねているとみられる。いずれの被害現場でも、窓ガラスを割ったような形跡は残っていない。
 ランクルは劣悪な道路事情でも力強い走行を見せることで知られ、日本での新車価格は400万円は下らないとされる。アフリカや中東などでも人気車種として知名度が高く、盗難車両が海外に持ち出されている可能性もあるという。
 同課は「所有者には、今からでも遅くないので警報器を取り付けるなどの対策を取るべきだと呼び掛けたい。センサーライトや防犯カメラの設置など二重、三重の防犯措置が望ましい」としている。

13/01/15

■淡海の川づくりフォーラム:アイキッズ、「なれずし」でグランプリ(毎日jp滋賀)
 身近な水辺との共生を目指した取り組みを発表する「第6回淡海の川づくりフォーラム」が14日、大津市のコラボしが21で開かれ、自治会やNPOなど15団体が参加した。公開審査で、草津市の市民環境団体「エコアイディアキッズびわ湖(愛称・アイキッズ)」がグランプリに輝いた。
 アイキッズは同市のパナソニックのグループ会社を拠点に、地元の小4〜中3の13人が活動。フォーラムでは、ニゴロブナやハス、ニゴイ、カマツカ、オイカワのなれずしを漁師や農家の協力で作り、世話になった人々に振る舞った話を披露した。多くの審査員が生態系と地域文化の両方を学ぶ活動を高く評価した。
 アイキッズに参加している草津市立玉川中1年、陳瑞林君(12)は「これからも琵琶湖の環境を守り、たくさんの魚がいて人気のある湖にしたい」と話していた。【石川勝義】

■早咲きの“春”寒風に揺れ 守山・菜の花畑(京都新聞電子版)
 早咲きの菜の花「カンザキハナナ」(寒咲き花菜)が、滋賀県守山市今浜町の第一なぎさ公園で花を付けだした。寒風吹きすさぶ中、黄色いじゅうたんが揺れ、訪れた人たちを和ませている。
 雪の比良山系と、天候により色を変える琵琶湖をバックにした同公園の菜の花畑は、写真の撮影スポットとしても人気で、シーズン中は多くの人が訪れる。
 市観光物産協会が、約4千平方メートルに約1万2千本を栽培しており、今年は例年よりも一週間ほど早く7、8日ごろから咲き始めた。専門家によると、昨年11月に寒い時期があった影響が考えられるという。
 現在は5〜6分咲きで、2月中旬まで見ごろは続く。問い合わせは同協会TEL077(582)1266。

13/01/13

■近江八景おそうじたい:環境船で名所巡り−−来月11日(ChunichiWeb滋賀)
 琵琶湖をクルーズしながら湖岸掃除や観光名所を巡るイベント「水は恋人・近江八景おそうじたい 環境船『めぐみ』でゆく『比良の暮雪』と『堅田の落雁』編」が来月11日、大津港発着で開かれる。
 主催は市民グループ「水は恋人」。03年の「第3回世界水フォーラム」参加メンバーを中心に06年設立した。イベントは昨秋、「近江八景を五感で満喫しよう」と企画した。

 1回目の今回は、太陽光発電設備を持つ小型船「megumi」で出港後、近江八景の一つ「唐崎の松」を遠望して堅田港へ。浮御堂周辺の掃除を約1時間半行い、「湖族の郷」などを巡る。さらに北湖を周航しながら比良山の雪景色を眺め、船中で喜多酒造の蔵出し新酒で乾杯する。
 ナビゲーターは画家の寺田みのるさん。応募30人以上で実施。大津港午前10時集合、参加費7000円。申し込み、問い合わせは「マチウス・エイト」の前川八洲男さん(077・594・2711)。締め切りは今月31日。【柴崎達矢】

■生物多様性協働フォーラム:豊かな自然、問い直す−−大津(ChunichiWeb滋賀)
 生物多様性を保つための自治体や企業の関わりを考える「生物多様性協働フォーラム」が12日、大津市のピアザ淡海で開かれた。首長や企業関係者が多様性維持に向けた独自の施策や活動を紹介し、こうした取り組みが社会経済活動の発展に役立つという価値観の共有を呼びかけた。
 コーディネーターを務めた嘉田由紀子知事が「人間が自然を差配できると思うのは文明のおごり。自然の奥深さを知って恵みを受け止める、社会の仕組みや文化を今こそ考えなければ」と問題提起。兵庫県豊岡市の中貝宗治市長は40年に及ぶコウノトリの人工飼育や野生化の試みを解説し「コウノトリも住める豊かな自然と文化環境は人間にとっても豊かだ」と意義を語った。
 森林関連企業などでつくる湖東地域材循環システム協議会は、間伐材の有効利用活動などを発表。聴衆約260人が耳を傾けた。
 フォーラムは自治体や企業の交流促進を目的に11年から関西各地で開かれ、今回で6回目。県などが主催し、県内で初開催した。【千葉紀和】

■琵琶湖博物館で26日から=「新琵琶湖学セミナー」開講=(滋賀報知新聞ネット版)
◇草津
 県立琵琶湖博物館(草津市)は二十六日から、毎週土曜日に「湖と人間」をテーマした最新の研究を分かりやすく伝える新琵琶湖学セミナー(全五回)を開催する。
 今年度のテーマは、「ミクロの世界、マクロの世界から学ぶ湖と人間の関わり」で、目に見えない微小生物から、琵琶湖が及ぼす周辺への環境変化まで、実生活と異なった空間スケールで湖と人間を取り巻く環境をのぞいていく。
 参加は無料。定員は七十人。対象は高校生以上。日程は、一月二十六日、二月二日、同九日、同十六日、同二十三日の五日間。応募方法は、参加者名、連絡先の電話番号、参加講演日を電話(077―568―4811)、FAX(077―568―4850)、電子メール(souzou@lbm.go.jp)のいずれかで連絡する。一回のみの参加も可能。

13/01/12

■なるほドリ:湖北の老オオワシって?(毎日jp滋賀)
◇最遠越冬の“元気ばあちゃん” 山本山から50秒・湖面の魚捕獲
 なるほドリ 山本山(長浜市湖北町)の上を飛んでいたら、木の枝に止まった大きなワシを見たよ。いきなり翼を広げて琵琶湖へ飛び立ち、湖面の魚を一気に捕まえたんだ!
 記者 それは山本山をねぐらにしている雌のオオワシだよ。オオワシは国の天然記念物で、絶滅危惧種に指定されているんだ。山本山のワシは翼などの色や形から21歳を超す老ワシで、野鳥ファンからは「湖北のおばあちゃんワシ」とも呼ばれています。毎年11月に北から飛んできて、山本山に定着。98〜02年は琵琶湖北端の葛籠尾崎(つづらおざき)などで確認されましたが、03年に別のオオワシが山本山で死んでから2代目の「山の主」となりました。昨年は11月21日に初飛来。その時、湖北野鳥センター(同町今西)の職員さんらは「10シーズン連続で帰って来た。長旅の疲れを(湖北で)癒してね」と話していました。まるで愛する人が古里に帰って来たみたいだったよ。
 Q どこから飛んで来るの?
 A 繁殖地のカムチャツカ半島やオホーツク海沿岸などを飛び立ち、越冬地の北日本へ。国内では数千羽が越冬するとされ、その多くは北海道に来るけど、東北・中部地方などにも飛んで来て、今のところ、琵琶湖が越冬の南限地とされています。だから、日本ではこの老ワシが最も遠い越冬地を選んでいるというわけさ。北海道でサケをほおばる仲間を横目で見ながら、さらに南へ。湖北の地が好きなんだろうね。ここまで飛んで来る理由について、センターの職員さんは「琵琶湖の魚(ブラックバスなど)が格別おいしいのかなあ? よく分かりません」と話しています。なぜだか、おばあちゃんワシに聞かなくっちゃ!
 Q オオワシの特徴は?
 A まずは魚を捕まえる妙技でしょう。翼を広げた長さは約2・4メートル。山本山から琵琶湖までの約1・5キロの距離を時速90〜100キロのスピードで飛び、狙いすましたように湖の魚を捕まえます。その時間は約50秒。1キロくらい先の魚1匹が山から見えているとしか思えない速さなんだ。魚を探して湖上でもたもたしたりしないよ。

■ランクル盗難、野洲で続発(ChunichiWeb滋賀)
 十日午後五時半〜十一日午前八時半ごろ、野洲市内でオフロード型四輪駆動車の盗難二件と、未遂一件が相次いだ。現場は半径二キロ以内で、守山署は同一犯の可能性もあるとみて、連続盗難事件として調べている。
 署によると、同市久野部の公務員男性(35)の自宅駐車場と、同市冨波乙の会社員男性(54)のマンション駐車場から、ともにトヨタのランドクルーザーが盗まれた。いずれも施錠していた。被害総額は計約二百六十万円。
 十一日午前一時十五分ごろには、同市北野1のマンションに止めていた自営業男性(36)のランドクルーザーも盗まれそうになった。車の警報器が鳴り、マンション住民が男二人が逃げるのを目撃した。警報音を防ごうとしたのか、ボンネットがこじ開けられ、バッテリー端子が外されていたという。

13/01/09

■国道168号 土河屋トンネル 通行再開のめど立たず コンクリートのひび割れ続く(紀南新聞ネット版)
 昨年7月に覆工コンクリートにひび割れが見付かり、通行止めとなっている国道168号の土河屋(つちごや)トンネル(田辺市本宮町―奈良県十津川村/970メートル)では、現在も新しいひびが増えている状況で、開通のめどが立っていない。脇を通る形で迂回(うかい)路となる旧道があり、通行に大きな影響はないが、地域住民からは早期の開通を求める声が出ている。
 同トンネルは平成16年3月に完成の比較的新しいトンネル。奈良県十津川村七色側の坑口からトンネル内に約30メートルから約50メートル入った場所に昨年7月18日、大小4つのクラックが見つかった。長さは2メートルから8メートル前後。最も長いものは、路面付近から天井付近まで斜めにひびが入っていたという。
 県西牟婁振興局建設部は同日午後から同トンネルを通行止めにしている。
 同部によると現在も、新しいひび割れが見付かったり、これまでに発見されているひびが長くなったりしている状況。原因究明に向けてボーリング調査を進めているほか、周辺に地面の動きを感知する「ひずみ計」を設置するなど監視を強めている。
 今後の見通しについて同部では「調査を続行しながら、専門家と相談しながら対策を検討していきたい。現在のところ、通行再開の見通しは立てられていない」としている。
 トンネルにほど近い本宮町萩地区の住民からは「いつ開通するのか」と早期の通行再開を期待する声が出ている。
 和歌山県内では今月3日、橋本市と大阪府河内長野市にまたがる国道371号・紀見トンネル(1・4キロ)で、コンクリート製側壁の一部が高さ約5メートルから落ちる事故が発生している。こちらは老朽化が大きな要因と見られている。

■ガソリン5週連続値上がり(jiji.com)
 資源エネルギー庁が9日発表したレギュラーガソリン1リットル当たりの店頭価格(7日時点)は、全国平均で前週(昨年12月25日時点)に比べ0.8円高の148.8円となり、5週連続で値上がりした。原油価格が小幅上昇しているため。調査を受託しているみずほ総合研究所は「年末年始に進行した円安は織り込めていない部分もあり、来週以降も上昇の余地がある」としている。

■KBC48総選挙:冬の陣 野鳥No.1は? オオワシとコハクチョウ、デッドヒート展開−−長浜・湖北野鳥センター(毎日jp滋賀)
 昨夏「立候補」した野鳥48種の総選挙が行われた湖北野鳥センター(長浜市湖北町今西)で、第2弾「KBC48 選抜総選挙〜冬の陣〜」が人気を集めている。中間集計ではオオワシとコハクチョウがデッドヒートを繰り広げており、14日の投票終了日まで熱い戦いが続きそうだ。
 アイドルグループ・AKB48の人気にあやかり、「湖北」「鳥」「センター」のアルファベットの頭文字から「KBC」と名付けた野鳥の人気投票で、今回が2回目。昨夏の第1回総選挙では入館者(有権者)の投票率28%で、コハクチョウが1位、小差でオオワシが2位となった。
 今回の「冬の陣」では、冬ガモ種を中心に立候補した野鳥48種の選挙ポスターが掲示され、入館者が好きな鳥を1〜5番までランク付けして投票。「1」に5ポイントが加算されるポイント数争いで、昨年暮れにまとめた中間集計ではオオワシが290ポイント、コハクチョウが189ポイントと、前回総選挙とは逆転する状況だ。
 同センターの池田昇平さん(21)は「近くの山本山に飛来した雌の老オオワシが人気を集めているのでは。投票率を上げたい」と呼びかけている。同センター(0749・79・1289)は火曜休館。【桑田潔】

13/01/08

■琵琶湖のまわりに降り注ぐ太陽光、2030年に発電能力100万kWへ(ITmediaスマートジャパン)
滋賀県の面積の6分の1は琵琶湖が占めている。日本最大の湖の周辺は太陽光発電の利用可能量が大きい地域として注目を集め、メガソーラーの建設計画も相次いでいる。県全体で2030年までに太陽光発電の規模を100万kWに拡大する計画を推進中だ。[石田雅也,スマートジャパン]
 滋賀県の再生可能エネルギーと言えば、まず思い浮かぶのが嘉田知事の存在だろう。先ごろの衆議院選挙で「卒原発」を掲げて再生可能エネルギーの拡大を訴えた姿は記憶に新しい。
 県の中央には日本最大の琵琶湖が豊富な水をたたえる一方、県の北側には原子力発電所の集積する福井県が接する。日本で唯一稼働中の大飯発電所をはじめ福井県の原子力発電所の多くは関西電力が運営しており、その電力は滋賀県を含む近畿6府県に送られている。
 電力に関しては複雑な事情を抱えているが、再生可能エネルギーの導入量は意外に少なく、47都道府県のうち44番目である(図1)。今後は知事の掛け声だけではなくて、実現性が問われるところだ。
 すでに具体的な計画づくりは始まっている。2030年に向けて「再生可能エネルギー振興戦略プラン」を策定中で、県民からのパブリックコメントもふまえて2013年3月に完成する予定である。
 このプランの中で最大の導入目標は太陽光発電の拡大だ。2010年の時点で5.3万kWに過ぎなかった発電規模を2017年に42.2万kWへ、2030年には101.5万kWまで増強する計画を立てている。約3分の2は住宅、残りの3分の1は非住宅を想定しており、他県と同様にメガソーラーの誘致や屋根貸しのマッチングなどを推進していく。
 琵琶湖の周辺、特に南側は太陽光発電の利用可能量が大きいことがわかっている(図2)。年間の発電量が60万kWhを超える地域が数多くあり、こうした地域を中心に太陽光発電システムを普及させることによって2030年の目標を達成する方針だ。
 メガソーラーの建設プロジェクトも続々と始まっていて、2013年に運転を開始するものだけで9か所にのぼる。その中には隣の京都府に本社を構える大手電子部品メーカーの村田製作所や京セラグループによるメガソーラーもある。
 9つのメガソーラーの中にはユニークな試みも見られる。琵琶湖の南にある湖南市の物流倉庫の屋根に太陽光パネルを設置するプロジェクトである。太陽光で1MW(メガワット)の発電を可能にするだけではなく、合わせて廃油を使ったバイオ燃料の精製設備も導入して、再生可能エネルギーを最大限に活用する(図3)。
 廃油を活用した取り組みでは、滋賀県が全国の先頭を切って推進してきた「菜の花エコ・プロジェクト」が有名だ。食用油の原料になる菜の花を県内の各地に栽培して、食用に使った後の廃油からバイオ燃料を精製して農耕機械などで利用する。今では全国各地に活動の輪が広がっている。
 菜の花からは燃料だけではなく、油を絞った後のカスも家畜の飼料として使う。その家畜のフンは菜の花の肥料になるほか、フンからメタンガスを生成してバイオマス発電にも利用する。菜の花を中心にした壮大なエコシステムを形成することがプロジェクトの最終的な目標だ(図4)。

13/01/07

■山の雪と湖畔の春(YomiuriOnLine滋賀)
◇守山で早咲き菜の花
 守山市今浜町の琵琶湖畔にある第1なぎさ公園で、早咲きの菜の花「カンザキハナナ(寒咲花菜)」が見頃を迎えた。多くの人が観賞に訪れ、一足早く春の風情を楽しんでいる。
 同公園の花畑(約4000平方メートル)で、市シルバー人材センターの会員らが1995年頃から栽培。今冬は約1万2000本が咲き、花畑一面に鮮やかな黄色が広がった。
 対岸の比良山系が冠雪し、青い琵琶湖の水面も一望できるため、黄と白、青の色の対比も楽しめる。草津市草津の主婦池田佳枝さん(65)は「菜の花や雄大な景色を見ると、寒さを忘れます」と話していた。
 問い合わせは守山市観光物産協会(077・582・1266=平日のみ)。

■消防出初め式:防災へ決意新たに 湖岸に放水アーチ−−大津(毎日jp滋賀)
 大津市の消防出初め式が6日、同市島の関の湖岸で行われた。市消防局職員や消防団員ら総勢約1700人が消防車両約50台とともに参加。防災への決意を改めてかみしめ、新たな1年のスタートを切った。
 なぎさ公園おまつり広場ではパレードが行われ、博愛保育園幼年消防クラブの園児らが踊りを披露した。消防車両や地震体験車の試乗会のほか、東日本大震災の被災地で消防職員が撮影した写真のパネル展示などもあり、家族連れなど多くの市民でにぎわった。
 式の締めくくりは一斉放水。湖岸に並んだ消防車45台と湖上の消防艇から勢いよく放水すると、湖面に壮大なアーチがかかった。一斉放水に参加した大津市消防団中央分団員、大町航也さん(42)の長男円彩(かずさ)君(7)=市立中央小1年=は「思ったより水が遠くに飛んで驚いた。お父さんはかっこ良かった」と喜んでいた。【村山豪】

■琵琶湖に放水 観客から歓声 大津で出初め式(ChunichiWeb滋賀)
 新春恒例の出初め式が六日、各地であり、消防職員や団員が火災予防や安心、安全なまちづくりを誓った。
 大津市消防出初め式は、同市民会館で式典後、なぎさ公園一帯であった。
 訓練には消防職員や消防団員ら1700人が参加した。火災で逃げ遅れた人を救助する想定で、三連ばしごやロープを使った訓練などを披露。消防車両42台と消防艇が一斉に琵琶湖に向かって放水すると、観客からは「水面が真っ白」などと歓声が上がった。
 目片勇消防団長が「安心安全なまちづくりに努力することを宣言します」と誓い、式を締めくくった.
 

13/01/06

■カワウ駆除に森林税 滋賀県、活用検討(京都新聞電子版)
 琵琶湖のアユを食い荒らすカワウの駆除対策で、滋賀県は2013年度以降の対策費に琵琶湖森林づくり県民税を充てることを検討している。国の補助を待たずに財源を確保し、カワウの新しい営巣地対策を迅速に進めるのが狙いという。
◇13年度以降 独自財源、早期対応へ
 県は、葛籠尾崎(つづらおざき)と奥の洲(ともに長浜市)に作られた新しい営巣地で早期駆除を行い、12年秋には生息数をゼロにする成果を挙げた。「専門家からも早期対応が効果的との指摘がある」(県森林政策課)として、13年以降も費用確保と対策を早急に実施できるよう案を練った。
 森林税は06年度に導入した。個人県民税に上乗せする形で県民1人当たり年800円を徴収、法人にも課税している。荒廃した里山の整備や間伐材の利用などに使われるが、森林に営巣したカワウが木々を傷めるため、森林税の活用を検討することにした。
 県は、このほどまとめたカワウに関する特定鳥獣保護管理計画の第2次案で、「早期発見・早期対応」を掲げており、13年度から5カ年で「生息数の速やかな削減」を進める。
 県森林政策課は「森林税を活用した対応策も加え、カワウの削減目標を達成したい」としている。
 第2次案は県のホームページや県庁などで公開しており、パブリックコメントを1月24日まで募集する。問い合わせは県森林政策課鳥獣対策室TEL077(528)3925。

13/01/05

■観光客ら“白銀の世界”楽しむ 湖国で10センチの積雪(京都新聞電子版)
 新年の仕事始めの4日、強い寒気の影響で滋賀県北部は市街地も10センチ以上の積雪となり、松の内の大雪を踏み分けて初出勤や年賀のあいさつ回りをする人や、白銀の景色を楽しむ観光客の姿が見られた。
 彦根地方気象台によると、午前8時の積雪は長浜市余呉町柳ケ瀬で46センチ、高島市今津町で19センチ、彦根市と米原市で16センチ。
 彦根市中心部も一面の雪景色となり、彦根城近くの夢京橋キャッスルロードでは早朝から商店主らが店先の雪かきに追われた。すっぽり雪をかぶった彦根城をカメラに収める愛好家の姿も見られた。
 近江八幡市も10センチ近い積雪で、旧市街の名所・八幡堀が雪化粧。石畳や並木、屋形船にも雪が降り積もった。
 大阪府寝屋川市から夫婦で観光に訪れた丸山晃さん(71)は「雪に驚きましたが、すばらしい眺め」と、橋の上から堀の雪景色を楽しんでいた。

■滋賀県内、各地で冷え込み 彦根市でマイナス1.0度(asahi.com滋賀)
 4日朝の県内は寒気の影響で冷え込み、大津市でマイナス0.1度、彦根市で同1.0度を記録。湖北や湖西では前日から雪が降り続き、午前8時現在の積雪は長浜市余呉町柳ケ瀬で46センチ、高島市今津町で19センチを記録。同町中沼2丁目の高島署では、署員が「仕事始めは雪かきです」と苦笑いしながら玄関前の駐車場に積もった雪を取り除いていた。彦根地方気象台によると、5日も引き続き寒さが続く見込み。

13/01/04

■古里からわが家へ 県内でもUターンピーク(ChunichiWeb滋賀)
 正月休みを古里で過ごした人たちのUターンラッシュがピークを迎えた三日、県内でも交通機関が混雑、高速道路では所々で渋滞が発生した。
 日本道路交通情報センターによると、午後五時時点の渋滞は、名神高速道路上り線で、多賀サービスエリアを先頭に、関ケ原方面に向けて十九キロ発生したのを最長に、大津インターチェンジ(IC)付近で五キロ、草津ジャンクション付近でも一キロの渋滞が起きた。混雑は下り線でもあり、同時刻、関ケ原−米原IC間で二キロ、大津IC付近でも一キロの渋滞となった。(中尾吟)

■第八回外来魚情報交換会[2月2日(土)、3日(日)/滋賀県草津市](毎日jp)
◇名前:琵琶湖を戻す会
◆外来魚防除に関する様々な情報の交換と相互交流
 ブルーギルやブラックバス等の外来魚の防除に関する様々な情報を持ち寄って発表し、お互いの情報を交換することによって外来魚防除に対する意識と知識を高め、お互いの連携を深めることを目的とします。
 外来魚の情報であれば駆除方法や生態などジャンルを問わない。発表者・参加者も滋賀県下にこだわらず広く参加を募る。特に発表者に関しては、一般市民をはじめ、漁業者・行政・研究機関・学者・学生・釣り人等々から広く参加を募り、外来魚の現状、生態、駆除方法から釣り方のコツまで幅広い視点からの情報収集を行う。話し手・聞き手を同じ目の高さにし、発表ごとに質疑応答の時間を設けることで情報交換とともに参加者相互の交流も目指します。
◇開催概要:
●開催日:2013年2月2日(土曜日)午後1時から5時30分まで、3日(日曜日)午前9時30分から12時まで※時間帯は発表数によって変更する場合があります。
●受付:2日午後0時から1時まで、3日午前9時から9時30分まで※9時以前に建物に入ることは出来ませんのでご注意下さい
●会場:草津市立まちづくりセンター3F 301・302会議室
JR琵琶湖線草津駅解s田西口を西に200m(滋賀県草津市西大路町9−6)
●定員:外来魚情報交換会:先着100名、
●参加費:外来魚情報交換会:無料(資料代として500円)、懇親会4000円(予定)
●参加資格:なし
●参加申込み:※事前申し込みが必要です。
「参加者名/ふりがな・所属※あればで結構です/連絡先:(住所)・(電話)(メール)/情報交換会:両日とも参加・2日のみ参加・3日のみ参加/発表:発表する・発表しない※発表する場合のテーマ「」/懇親会:参加する・参加しない」の項目を全て記入の上、メールにてお申し込み下さい。
●お問い合せ:琵琶湖を戻す会
TEL:090−8527−3752、E−mail:masahiko.takada@nifty.ne.jp、ZXA00545@nifty.ne.jp

13/01/01

■近づく紀宝バイパス開通 渋滞緩和、事故減少、地域連携に期待 紀宝町(熊野新聞オンライン)
 東紀州地域と中南勢地域を結ぶ国道42号は、唯一の幹線道路として物資搬送や救急医療などに大きな役割を占めている。しかしながら、紀宝町井田から新宮市大橋通までの5`間は道路幅員が狭小であるにもかかわらず交通量が多く、特に朝の通勤時間帯には、しばしば渋滞に見舞われる。
 この状態から脱却しようと計画されたのが紀宝バイパス。規格は2車線で幅3bの歩道を備えて全幅12bの延長4.5`。1993(平成5)年度までに2.2`が開通した。残りは2.3`。安全安心な地域交通の実現にもバイパス効果が期待される。
 建設が事業化されたのは72(昭和47)年度。74(同49)年度から用地に着手し、80(同55)年度から工事に着手した。全体事業費は175億円。工事は中断もあったが着々と進み、86(同61)年度に0.9`、90(平成2)年4月で1.2`、93(同5)年8月には0.1`が供用され、現在の形となった。紀宝トンネル(678.5b)掘削を開始したのは2008(同20)年9月。11(同23)年2月2日に貫通し、同月20日には貫通式が営まれて、地区民らが喜びを分かち合ったところだ。
 国土交通省紀勢国道事務所の資料によると、紀宝町を通過する国道42号から紀宝バイパスに車の流れが転換することで、成川交差点を渋滞ポイントとする42号の交通渋滞緩和、交通事故の減少、新宮市に通勤や医療などを依存する熊野市、御浜町、紀宝町との連携強化が期待される。特に新宮市立医療センターまでの時間短縮は朗報だ。
 来年度には熊野尾鷲道路も熊野市大泊町まで開通予定。中部圏から熊野への車の所要時間は大きく軽減され、新宮市、那智勝浦町にも足を向けやすくなる。バイパスの利用者が一気に増えることも予想される。
 しかし、地元地区役員には、盆や正月のトンネル内渋滞や盆地となっている鮒田地区の排気ガスによる環境悪化を心配する声もあった。大橋通など新宮市内国道42号の交通事情が改善されない限り、バイパスは新たな渋滞を起こす可能性もある。役員は「早く河口大橋に着手してほしい」と改善策を述べ、「防災を考えると、新しい道路は緊急時の避難に重要。救急車が直走できるのもありがたい」と期待を口にした。
 近づいた紀宝バイパスと熊野尾鷲道路の開通。双方開通の相乗効果はいかに。東紀州地区にとって、新しいページが開かれる。(更田敏明)

■酸素濃度上昇、生物も一息 琵琶湖・北湖湖底(京都新聞電子版)
 琵琶湖の北湖で、湖底付近の水に含まれる酸素の濃度が今冬、2007年度以降では最も高くなっていることが、滋賀県琵琶湖環境科学研究センター(大津市)の調査で分かった。台風や強風で湖水がかき回されたのが理由の一つとみられる。昨年9月には観測開始以降で同月の最低値を記録、生物への影響も懸念されていた。
 センターによると、高島市の今津沖の水深約90メートルの湖底付近で、湖水の溶存酸素濃度が昨年8月から急激に低下した。酸素濃度不足とされる湖水1リットル当たり2ミリグラムを下回り、9月上旬には同1・2ミリグラムにまで悪化した。
 大量増殖した植物プランクトンが分解される際に酸素が消費されたためで、湖底にはヨコエビの死がいがたい積していた。
 しかし、10月からは一転して酸素濃度が上昇した。センターの速報値によると、12月中旬には今津沖中央部で湖水1リットル当たり6ミリグラムに達し、11年度同期を0・9ミリグラム上回った。
 北湖では、昨夏の暑さで表層部の水温が上がり、深層部の湖水と混じりにくい状態が続いていた。酸素濃度が改善した原因の一つとして、センターは「9月末の台風17号の後も例年より強い風が吹き、湖水全体がかき混ぜられて酸素が湖底にも行き渡ったのでは」と推測する。
 昨年12月の調査では、湖底付近でヨコエビやスジエビが多数見られたほか、琵琶湖固有種の魚類イサザも確認された。センターは「酸素濃度の低下が続けば危険だった。現在、生物は順調に育っているようだ」とみる。

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