Vol.73 与那国島に行ってきました

January 19-22, 2008

 1月19日(土)から与那国島に行ってきました。台湾まで100km少し、日本最西端の島として知られる同島ですが、最近はドラマ「Drコトー診療所」のロケ地としても注目を集めました。アングラーにとってはカジキ釣り場としても人気ですが今回、私が狙ったターゲットはライフワークであるエギングで狙うアオリイカ。はるばる国境の島まで行ってエギをしゃくるアングラーはそうそういないかと思うのですが…

 初日、神戸空港からまずは沖縄・那覇空港を経由して石垣島に到着して1泊。翌朝、再び飛行機に乗りようやく与那国島に到着。時間も費用もかかる旅です。到着時、風は強いものの青空も見え、まずまずの天候。予報では下り坂の予報だったため、天気のよいうちに島を1周するべくレンタカーで出発。カメラを抱えポイントの下見を兼ねてあちこち眺めながら1周28kmの島をのんびり回ります。

 夕まずめ、ここと思うポイントでエギをキャストすると、さっそく最西端アオリイカをキャッチ。このままイケイケモードを思ったのも束の間、天候が急変。強風と強い雨が降りだしたためこの日は撤収。

 翌日のお昼には雨は上がりましたが、強風が吹き続け、海は大荒れ。風裏で頑張ってロッドを振りましたが、滞在した2泊3日の間、アオリイカ2杯のほか、合間にジグをキャストして小型のチビキとミーバイをキャッチして与那国島での釣りは終了となりました。

 釣果的にはイマイチで終わった与那国島釣行ですが、野生の与那国馬や放牧された牛たちが人を恐れることなく草を食べるのんびりとした島の雰囲気、魚介類、牛、豚、地の野菜などの美味しい食べ物、個人的にはかなり気に入りました。おそらくまた行くことになるでしょう。

 そうそう、ちょっと信じられないかもしれませんが島の南面となる険しい磯場で釣りをしていたとき、数100m沖でカジキが跳ねる姿を見ることができました。4、4回跳ねたのですが、カジキ特有のツノもはっきりと見えたので(私の目のよさはガイドのゲストさんならご存知のはず)間違いなくカジキかと。岸からカジキの姿が見られるなんて、まったく凄い所です与那国島は……。

■使用タックル
エギング&ジグ
ロッド がまかつ・ラグゼソルテージEG-TUNE S82MH-F
リール シマノ・ツインパワー2500S
ライン サンヨーナイロン・アプロードソルトマックスエギングPE0.6号
リーダー サンヨーナイロン・GT-R FC12lb
エギ ヤマシタ・エギ王Q浅3.5号
ジグ プリズムデザイン・ジョーカー30g、ジャクソン・ギャロップ30g
偏光グラス タレックス・イーズグリーン(zealフレーム)

関根健太(せきね・けんた)

琵琶湖では青の王子様号を駆るバスフィッシングガイド。嵐山フィッシングエリアではトラウトゲームの伝道師。海へ行ったら青物、シーバス、根魚、アジ、サバ、イカからタイやヒラメの舞い踊り、グチ、ホウボウのカラオケ大会まで何でもこなすオールラウンドプレーヤー。テレビ、雑誌、新聞でマルチアングラーとして活躍するその正体は、子供の頃からの釣り好きがとことん煮詰まった筋金入りのプロアングラー。1971年生まれ。滋賀県大津市在住。スポンサーとガイドのお客さん募集中。


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お知らせ
08/01/18
フィッシングショーOSAKAウスグモブース内オンスタックルデザインコーナーで2月2日と3日のいずれも午後1時からワインドセミナーを行います。ソルトの話を生でする機会はあまりありませんので、ぜひご注目ください。
07/12/23
ケンタが青の王子様号でご案内する琵琶湖のバスフィッシングガイド、ただいま冬休み中です。2008年は3月から再開、2月下旬から予約受け付け開始予定。詳しくはホームページをご確認ください。冬季ガイドを行う可能性あり。お問い合わせください。
07/02/07
関根健太オフィシャルホームページが新しいU.R.L.へ移動しました。ブログも好評!!

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