Vol.66 ビワコオープン2007最終戦

Ocfober 28, 2007

 10月28日(日)、ビワコオープン最終戦を迎えることに。今年は全3戦での開催となり開幕戦こそ3位入賞と悲願の年間優勝に格好のスタートが切れましたが、一番の自信があるアーリーサマーシーズンの第2戦は狙い過ぎてまさかのノーフィッシュ。今回の最終戦は自分でも得意なのか不得意なのかよくわからない(笑)フォールシーズンの試合。はてさてどう戦いましょうか?

 このところのガイドで最も調子がよかったのは3/4oz、5/8ozクラスの大型スピナーベイトを用いた表層早巻きパターン。しかしこのパターンにはすでに多くのアングラーが気付いており、反応するバスが日に日に少なくなってきており、またトーナメント前日の雨もようの天候から一気に晴天となった状況から考えると厳しいのはわかっていましたが、やはり爆発力は捨て切れずに朝イチのメインパターンに。バックアップパターンとして晴天時に強いカナダモエリアでのヘビテキと、徐々にバスの気配が増え始めた南湖西岸4〜5mラインの比較的水深があるエリアをフィッシュドクター&スティールベイト4inのジグヘッドリグを準備してトーナメントスタート。

 開始早々スピナーベイトでキーパーサイズギリギリをキャッチするも後が続かず。快晴ベタナギの天候で想像以上にバスが口を使ってくれず、バックアップパターンのヘビテキ、ジグヘッドとも不発で終了。無念のワンフィッシュでのウエイインとなりました。

 そんな私の苦戦ぶりを尻目に、この日の優勝は私と同じく山ノ下湾ガイドグループに所属する大仲正樹プロ。3尾6210gをウエイインして見事優勝。同時に年間優勝も獲得という快挙も成し遂げ、しかもウイニングルアーは自ら開発に携わったガンジグ・コアヘッドということでプロとして最高の仕事をしたのではないでしょうか。

 大仲プロは今シーズン山ノ下湾ガイドグループ中、最多出艇回数を誇っており、圧倒的な時間を誇るフィールドワークとバスフィッシングに対する人一倍の探求心から生み出される状況分析能力は、10歳も年上の私もときには「ドキッ!」とするほどの鋭さを持っており、フィッシングセンスによさは数多くの人が認めています。これかがら楽しみな若手プロの1人です。

 そんな若手の活躍もうれしいことはうれしいのですが、来シーズンのビワコオープンではチョイおやじガイドの意地を見せて、もちろんフルエントリーで頑張りたいと思っています。では、また。

■使用タックル
スピナーベイト
ロッド がまかつ・ラグゼサーミス677
リール シマノ・メタニウムMg7
ライン サンヨーナイロン・ナノダックス16lb
ルアー デプス・Bカスタム5/8oz、3/4oz
ヘビーテキサスリグ
ロッド がまかつ・ラグゼサーミス676
リール シマノ・ニューメタニウムXT
ライン サンヨーナイロン・ナノダックス20lb
フック がまかつ・ワーム316 #3/0
ルアー ZBC・スーパーホッグ、ブラッシュホッグ
ジグヘッドリグ
ロッド がまかつ・ラグゼサーミス444S
リール ダイワ・セルテート2500
ライン サンヨーナイロン・アプロードGT-R FC5lb
ジグヘッド がまかつ・ラウンド25 1.8g #2
ルアー ZBC・フィッシュドクター、スティールハント・スティールベイト4in
偏光グラス タレックス・イーズグリーン(zealフレーム)

関根健太(せきね・けんた)

琵琶湖では青の王子様号を駆るバスフィッシングガイド。嵐山フィッシングエリアではトラウトゲームの伝道師。海へ行ったら青物、シーバス、根魚、アジ、サバ、イカからタイやヒラメの舞い踊り、グチ、ホウボウのカラオケ大会まで何でもこなすオールラウンドプレーヤー。テレビ、雑誌、新聞でマルチアングラーとして活躍するその正体は、子供の頃からの釣り好きがとことん煮詰まった筋金入りのプロアングラー。1971年生まれ。滋賀県大津市在住。スポンサーとガイドのお客さん募集中。


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