Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

Editorial
Vol.50(05/08/27)

9.11衆院選に向けて

 バスアングラーが国政選挙で何ができるかを考えていただく意味を込めて、ここに釣魚議員連盟名簿を掲載する。連盟所属の衆議院議員は34人。全議席数からすれば決して多くないし、とても全選挙区をカバーできる人数でもない。つまり、あなたの選挙区に所属議員がいればラッキーと言えるぐらいのものだし、たとえいたとしてもその議員がバスアングラーの考えに無条件に賛成してくれるとは限らないことをお断りしておく。さらには、バスアングラーへの支援を表明しているにもかかわらず連盟に名を連ねていない議員もいるし、議員連盟と言うからには元議員や新人でバスフィッシングに理解を示す候補者もここには含まれない。もちろん今回の選挙の争点の一つである郵政民営化法案に賛成した議員もいれば、反対の議員もいる。これらのことを承知の上で投票の参考にしていただきたいと思う。

No 役職 氏名 衆・参 政 党 選挙区 44衆 自民公
(8/26現在)
HP
1   麻生 太郎 自民党 福岡県8区   麻生 太郎
2   井上 義久 公明党 比例区東北   井上 義久
3   伊吹 文明 自民党 京都府1区   伊吹 文明
4 事務局次長 今村 雅弘 自民党 佐賀県2区 未・無(県連推薦) 今村 雅弘
5 事務局次長 小渕 優子 自民党 群馬県5区   小渕 優子
6   梶山 弘志 自民党 茨城県4区   梶山 弘志
7   金子 恭之 自民党 熊本県5区   金子 恭之
8   上川 陽子 自民党 比例区東海(静岡1区)   上川 陽子
9   亀井 善之 自民党 神奈川県16区   亀井 善之
10   川端 達夫 民主党 滋賀県1区   川端 達夫
11   北橋 健治 民主党 福岡県9区   北橋 健治
12   高村 正彦 自民党 山口県1区   高村 正彦
13   後藤田 正純 自民党 徳島県3区   後藤田 正純
14   近藤 基彦 自民党 新潟県2区   近藤 基彦
15   斉藤 斗志二 自民党 比例区東海(静岡5区)   斉藤 斗志二
16   桜田 義孝 自民党 比例区南関東(千葉8区)   桜田 義孝
17 事務局長 佐田 玄一郎 自民党 比例区北関東(群馬1区)   佐田 玄一郎
18   佐藤 勉 自民党 栃木県4区   佐藤 勉
19   左藤 章 自民党 大阪府2区 左藤 章
20   菅 義偉 自民党 神奈川県2   菅 義偉
21   自見 庄三郎 自民党 福岡県10区 未 ・無 自見 庄三郎
22   園田 博之 自民党 熊本県4区   園田 博之
23   竹本 直一 自民党 大阪府15   竹本 直一
24   谷垣 禎一 自民党 京都府5区   谷垣 禎一
25   原田 令嗣 自民党 静岡県2区   原田 令嗣
26   平沼 赳夫 自民党 岡山県3区 平沼 赳夫
27   藤井 孝男 自民党 岐阜県4区 未・無 藤井 孝男
28   保利 耕輔 自民党 佐賀県3区 未・無(県連推薦) 保利 耕輔
29   堀内 光雄 自民党 山梨県2区 未・無 堀内 光雄
30   町村 信孝 自民党 北海道5区   町村 信孝
31 事務局次長 山口 泰明 自民党 埼玉県10   山口 泰明
32   原田 義昭 自民党 福岡5区   原田 義昭
33   福島 豊 公明党 大阪府6区   福島 豊
34 会長 綿貫 民輔 自民党 富山県3区 未・国民新党へ 綿貫 民輔
             
35   小野 清子 自民党 比例区   小野 清子
36   後藤 博子 自民党 大分   後藤 博子
37   高野 博師 公明党 埼玉   高野 博師
38   橋本 聖子 自民党 比例区   橋本 聖子
39   保坂 三蔵 自民党 東京   保坂 三蔵
40   山崎 力 自民党 青森   山崎 力

 34人の議員の所属政党は自民党が圧倒的に多い。その割合からして、名簿の掲載が自民党を応援してるのと同じことになる可能性があるのは事実である。それゆえ掲載には慎重な意見もある。「うちではちょっと掲載するわけにいかないからBassingかわら版でなんとかお願いできないか」「だったらEditorialでそういうことも説明した上で掲載するのがいいんじゃないかなあ」「うん、それはいいねえ」「どこにも名簿が出てないより、どこかに出てる方がいいしね」「そうだよねえ」「そうだ、そうだ、そうしよう」というようなことで掲載することになった次第であるから、皆さんも名簿はあくまで参考に、1人1人が有権者として、つまり大人として各自責任ある判断の上で投票していただくようにお願いする。このページを見てるバスアングラーなら、それぐらいのことは言わなくてもわかってるよね。

 あなたの1票を誰に投ずるべきかを真剣に考えようとするのであれば、こんなホームページを見てお手軽に決めるのではなく、該当選挙区の全候補者の意見や考え方をいろんな手段を通じて確認するべきである。バスフィッシングの問題に関しても然り。これはと思う候補者がいれば、集会に参加したり選挙事務所へ出向くなどして考えを確かめるべきである。選挙区ごとに誰かがそういうことをして、その結果をホームページに発表してもいいし、みんなで手分けして調べてもいい。そういう行動を通じて、本当に自分達を助けてくれる政治家を選ぶべきである。

 本来なら選挙のときに限ってにわかにそういうことをするのではなくて、普段から政治に参加するのが筋というもの。普段の政治活動の実績をもとに信用できる政治家を選び出し、選挙の際には自分が集めたバスアングラーの選挙人名簿を提出する。行ける者は手弁当で選挙活動を応援する。自分が応援したいと思う政治家がいれば、それを知り合いのバスアングラーに紹介する。政治家との付き合いとは、そういうことだ。それを選挙があるときに限ってバタバタと何かしようとするから、誰に投票すればいいかわからないなんてことになる。

 まあ、なかなかそこまでできるものではないが、今のようなときに選挙で何もできないのであれば、未来永劫何もできるわけがなかろう。ならば、今回の衆院選はバスアングラーが選挙民として有効な行動ができるようになるかどうかのリトマス試験紙みたいなもの。バスフィッシングの未来を信じつつ、自分が正しいと思う人に投票しようではないか。それにはまず投票所へ行くこと。9月11日は釣りに行くという方は、不在者投票という手もある。今まで投票しなかったバスアングラーが投票するようになるだけでもたいへんな違いだから、まずはそこから始めよう……なんて今頃こんなこと言ってるから、政治家からなめられるんだけどね。まあ仕方ないから、とにかくウダウダ言ってないで投票することから始めよう。

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