Satoshi Okumura's
ぶちょうウィークリー
Vol.8

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Jnne 10, 2008 ノーフィッシュ地獄からの生還

 はるばる、「さがけん」から「しがけん」にお越しいただいたゲスト、Fさん。この春に7年ぶりにバスフィッシングに復帰され、いきなりの琵琶湖チャレンジ! ですが、さすがに、琵琶湖独特のパワーフィッシングに躊躇され、なんと、あろうことか、午後3時までノーフィッシュ。このときばかりは、正直、ガイドもゲストも五里霧中・・違った・・十里霧中状態に。


 ところで、この時期のノーフィッシュは、半端なく凹みますね。経験してみてわかりました。お昼ご飯時に健ちゃんガイドと同席したのですが、「ええのが釣れんへんねん」と嘆いていた健ちゃんが、途方もなくうらやましく感じましたからね。「ええのが釣れへんだけで、ちゃんと釣れているやん・・・ええなぁ〜」、琵琶湖のプロガイド!なんて、いちびったこと言っていますが、釣れなきゃ、ただのおっさんですからね〜。


 しかし、そのときは突然やってきました。それまでは、琵琶湖らしいバスを釣っていただこうと、ディープホール界隈でかなりしつこくテキサスリグでカナダモを狙っていたのですが、緊急事態ってことで、木浜沖のハス&コアユを追うバスを手っ取り早く、ジグヘッドリグやノーシンカーリグで狙いだしたのです。すると、あっという間に30クラスが1尾釣れてくれました。そして、遂に・・・。


 琵琶湖初チャレンジ、2尾目が、ななななんと!60cmです!5年間足繁く通っていただいているゲストさんですら、まだ釣っていただけていないのに、初チャレンジ、2尾目でロクマル。Fさん、もしや、ものすごーい引き運の持ち主なのかも? ってことで、無事にノーフィッシュ地獄から生還できました。めでたし、めでたし♪

おくむら・さとし

1971年生まれ。滋賀県大津市在沖。CS釣りビジョンの番組「進め!西日本バスクラブ」で部長役を務めたことにより、愛称が「ぶちょう」になりました。どこかの会社の部長ではありませんのであしからず。琵琶湖とは、オカッパリアングラー時代やトーナメンター時代を経て、現在はフルタイムガイドとしてお付き合いさせていただいています。お付き合いは、三つの時代を合わせて、かれこれ30年になりますが、まだまだ琵琶湖の「イロハ」をすべて把握するには至っておらず、試行錯誤の日々が続いています。そんな試行錯誤から生まれた琵琶湖に関する「よもやま話」や、ガイドでの様々な「出会い」、さらには開発に携わるルアー達の「内緒話」などなどを綴っていきますので、どうぞよろしくお願いいたします(ぺこり)


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