リブレのフィッシングガイド、佐藤順一プロが9月13日のガイドで58.5cm、3650gのビッグバスをキャッチして帰りました。釣ったのは佐藤プロではなくガイドのお客さんで、リブレからすぐ近くのポイントでヘビーキャロライナリグにヒットしてきたんだそうです。
8月後半ごろから、琵琶湖のバスフィッシングはかなりスローな状態になっていました。それまでは雨が多く水位が高めで、水温の上昇も遅れ、梅雨の間よりも梅雨明けから8月前半までの方がよく釣れたぐらいです。
ところが、さすがに8月後半ともなると、タフな状態がやってきました。本当なら、完全なサマーパターンのはずなんですけど、真夏の釣りがいまいち成立せず、かといってミドルレンジでよく釣れるわけでもありません。水深2〜3mのウィードエリアで釣りをすれば、次々とアタリがあるんですけど、30cm以下の小バスばかりです。9月に入って雨がよく降るようになってからも、バスの釣れ方はあまりかわらず、大きなバスはどこへ行ってしまったんだ、という状態が続いています。
そんな中で佐藤プロは、けっこういいサイズのバスを持ち帰っていました。得意の木浜沖のブレイクがらみなどで、クランクベイトやスピナーベイト、ラバージグなどを使って、いい仕事をしています。
10月始めに北湖で開催されるJBワールドプロトーナメントのプリプラクティスに出ているプロに聞いてみたところ、北湖では特別大きなサイズを望みさえしなければ、ウィードエリアなどでけっこうよく釣れるようです。ただし、これはワールドプロクラスのアングラーが釣った結果ですから、誰でもというわけにはいかないかもしれません。
9月10日を過ぎて、水位は上昇が続き、水温ははっきりと下がり始めています。そろそろ秋の好シーズンになってなってもおかしくない頃なんですけど、まだしばらく台風も来そうにありませんし、この秋はどうやら、はっきりとしたきっかけがなくズルズルとパターンがかわっていく難しいシーズンインになりそうです。
13日のリブレのガイドで下野正希プロの釣りをしていて、58.5cmのビッグバスをまのあたりにした明石市の守岡直一郎さんからメールと写真が送られてきました。最後にご紹介しておきましょう。
B.B.C.メンバーの守岡と申します。いつもHPを楽しく拝見しております。
私は9月13日に太田氏とともに下野プロのガイドを受けておりました。佐藤プロのガイドで58.5cmをキャッチしたのは明石市の「北焼拓」という名で、私の友人です。下野プロの48cmと並べて撮った画像を私のカメラで撮影しましたので、送らせていただきます。
下野プロに「ライントラブル続きだったけど楽しいガイドでした」とよろしくお伝え下さい。佐藤プロには「北焼氏が、帰りの車内でしつこいくらい感謝してました」とお伝えください(笑)。
しかし本当にデカイ魚ですね。うらやましすぎ……。では失礼いたします。
明石市 守岡直一郎