これまで外国へ取材に行ってインターネットを使うときは、アメリカならロサンゼルスの近くのアーバインっていう街にあるプロバイダーに接続していました。アメリカ以外では、日本まで国際電話をかけて日本のプロバイダーに接続してたんですけど、どっちにしても電話代がバカになりません。
国際電話はもちろんなんですけど、アメリカ国内のロングディスタンスもけっこう高いんですよね。これは、へたな国際電話とかわらないぐらいで、ホテルの電話を使ってちょっと長電話してると、すぐに10何ドルとか20何ドルとかになってしまいます。昨年末からはAT&Tのコーリングカードを使って、ホテルのチャージがかからにようにしてるんですけど、それでも高いことにはかわりません。
今年4月にアメリカへ行ったときのことです。プロバイダーがあるアーバインの隣街のコスタメサのモーテルからインターネットを使ってたんですけど、1月に行ったときまでは局番は市外でも隣街ということで、電話代がかかりませんでした。そのつもりで、3泊した間、インターネットを使いまくりました。最後にチェックアウトするときになって、モーテルの人が「すごく電話代がかかってるよ」って言うんです。請求明細を見てみると、なんと200ドルを超えてるではありませんか。
アメリカの市内電話は基本料金だけで、1分いくらとかの通話料がかかりませんから、モーテルでも市内電話は無料というのが普通です。これがホテルとかになると、市内通話でも1回75セントとかのサービス料がかかります。コスタメサとアーバインはすぐお隣で、去年の前半までは同じ局番のエリア内でした。それが去年の後半に別の局番に分かれたんですけど、モーテルの電話代は今年1月に行ったときまでは市内電話と同じ扱いになっていました。それが4月のときは市外通話扱いにかわってて、隣街なのにこの料金ですからびっくりです。アメリカのロングディスタンスって、本当に高いんですよね。
そこで対策をというわけで、普段使ってるプロバイダーのリムネットがやってる海外ローミングサービスのことをしっかりと調べてみました。これがなんと、アメリカならたいていの街にアクセスポイントがあるし、それ以外の国でもかなり使えそうです。6月24日からカジキ釣りに出かけるグアムにもアクセスポイントがあることがわかりました。場所によっては特殊なコネクトスプリクトを使わないといけないんですけど、これもやってみれば簡単にクリアできました。
というわけで、国際電話を通じてグアムのアクセスポイントに接続はできたので、現地中継の準備は完了です。あとは実際にグアムへ行って使ってみるのと、そのうちアメリカへ行ったときにも試してみたいと思っています。グアムのカジキ釣りの現地レポートをリムネットの海外ローミングサービスでお届けすることができるかどうか、現地からの第一報をお待ちください。