Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

08/04/22

閉店長はやっぱり
オオカミオヤジか!?

 京都市山科区のバスフィールドという釣具店が引っ越して少しだけ大きくなりました。負けず嫌いの店長が、最初は自分1人だけで荷物を運んで並べると言ってたんですけど、この店長の趣味が釣りだけでなく、お店を釣り具でいっぱいにするのも大好きだったからたいへん。運んでも運んでも、並べても並べても、次から次へと釣り具が出てきて、ぜんぜん減りません。新しいお店が釣り具でいっぱいなのに、古いお店にはまだたくさん残ってます。

 4月21日の定休日を利用して引っ越しをすませ、22日には新装オープンする予定だったのに、21日の夜中になっても片付くどころか、新しいお店は散らかるばかりです。本当はもっと早くから引っ越しを始めないといけなかったんです。それなのに店長は、引っ越しの前の日も悪い仲間にケイタイで呼び出されて朝早くから釣りに行ってしまいました。その釣り仲間は言いました。「引っ越しがどうしても片付かなかったら、いらない釣り具を僕がもらってあげるよ」


 「うーん、困ったなあ。どうしよう・・・」新しいお店の釣り具の山がいつまでたっても片付かないのを見て、店長は途方に暮れました。そこへ応援に来てくれたのが、ゴミ拾い仲間のぐっちーさんと琵琶湖で釣り船の船頭さんをやってるキムケンさんです。さっそく残った釣り具の運搬開始。2人がどんどん運んで、店長が新しいお店に並べていきます。それでもたくさんある釣り具は簡単には片付かず、とうとう朝になってしまいました。

 お話がこの後どうなるかは誰にもわかりません。それでも負けず嫌いの店長は、22日の定刻には新しいお店を開けると言ってます。さてどうなるか・・・。店長のファンの人も、店長が困ってるのを見たい人も、単に怖いもの見たさの人も、新しいお店へ行ってみてください。ただし、道がちょっとわかりにくいから、迷子にならないように気を付けてくださいね。

 日頃店長の釣り自慢を聞かされてる人は今がチャンスです。大きなバスが釣れたら、忙しくて釣りに行けない店長にどんどん知らせて元気付けてあげてください。それが釣り仲間というものです。店長は当分釣りに行けないと思いますから、よろしくお願いしますね。

教訓その1 釣り具をやたらと買い集めるのはやめよう
教訓その2 負けず嫌いも程々にしよう
教訓その3 悪い仲間との付き合い方には気を付けよう
教訓その4 ゴミ拾い仲間は大切にしよう
教訓その5 琵琶湖の船頭さんは働き者だ

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