Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

08/03/08

日本で3番目の高速道路
新名神を走ってみました

 2月23日に開通したばかりの新名神高速道路を走ってみました。高速道路としては名神、東名に次いで日本で3番目。日本に自動車専用道路数あれど、正式に高速道路と呼べるのは名神、東名、新名神だけなんだそうです。

 さすがに新しくできた高速だけのことはありますねえ。カーブがとても緩やかで走りやすい。おまけに亀山ICから鈴鹿トンネルを抜けてしばらくの間は3車線になってるし、ほかのトンネルも道幅だけは3車線分あります。それを2車線しか使ってないのは、将来3車線にするのに備えてトンネルを掘ってあるんですね。今は制限時速100kmだけど、将来は120kmになる予定で、設計上は140km対応というのも、走ってみればわかる気がします。

 土山パーキングは上下線共用にうまく作ってあります。渋滞情報の掲示板は液晶表示でリアルタイム。いかにも最新設備って感じです。駐車場にはたくさんの車が停まってて、売店やレストランもとてもにぎやか。1日平均の交通量が2万5000台以上で予想を1万台以上上回ってるというのが実感できます。実際の交通量が計画を大幅に下回ってる道路があちこちにあるのとは大違いですね。なんでこんな道がもっと早くできなかったんでしょうか。と言うよりも、日本道路公団を民営化しなかったらもっと遅れてたのかもしれません。つまり、琵琶湖のバスアングラーにとっては湖西道路の無料化に次ぐ恩恵かもしれないということですね。

 名阪道と分かれる亀山ICから名神高速につながる草津ICまで約30分。三重県方面から琵琶湖最南部へ行くには抜群に便利で早くなりました。ところが琵琶湖大橋方面へ向かうとなると、草津ICから折り返して栗東ICへ向かわないといけません。これは大した時間ではありませんが、ちょっと遠回りです。おまけに栗東ICで降りても日中はそこから先が渋滞の巣窟で、せっかくいい道を走って来たのに最後のところでイライラさせられます。通行料金と引きかえにするだけのメリットがあるかどうか、新名神の開通で国道1号が空いてるかもしれませんから、これからじっくり観察した方がいいんじゃないかと思いました。

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