Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

08/02/09

フィッシングショー
OSAKAの収穫

 2月1〜3日に大阪南港のインテックス大阪で開催されたフィッシングショーOSAKA2008は、業者限定の初日こそ入場者が少なめで場内は空いてましたが、一般公開の2日間はいずれも入場者が昨年より約1割増しで、会場は一時ごった返してブース内を歩き回るのに苦労するほどでした。3日間トータルの入場者は4万9511人に達しました。これは公称目標の5万人にわずかに足りないだけです。パシフィコ横浜の国際フィッシングショー2008が公称目標5万5000人なのにくらべても大健闘と言っていいんじゃないでしょうか。

 今回のフィッシングショーOSAKAでの最大の収穫は、大勢のバスアングラーの皆さんにお会いできたことです。Bassingかわら版はあくまでバスフィッシングのフィールドに密着したネットメディアとして情報をお伝えしています。そのフィールドには有名アングラーもいれば、一般のアングラーもいて、皆が同じようにバスフィッシングを楽しんでいます。その様子をお伝えするのが最大の使命だと思ってスタッフ一同がんばってますが、フィールドではなかなかお会いすることができない人が少なからずいます。その中には、フィッシングショー会場でしか会えない人もいます。そんな人達にお会いできたのが最大の収穫です。

 合い言葉を言っていただいた皆さん、どうもありがとうございました。いただいたメッセージの一部をムービーに編集してアップしてありますので、ごらんになってください。採用できなかった方はごめんなさい。メッセージはショーが終わってからちゃんと見なおしてますので、ご了承のほどをよろしくお願いします。

 会場でいただいた質問で一番多かったのは、琵琶湖の2ストロークエンジン規制はどうなるのかということでした。琵琶湖では今年4月1日から2ストロークエンジンが使用禁止になります。2006年3月以前から所有されていてマリーナを通じて滋賀県に登録したボートに限り2011年3月まで規制が猶予されることになっていますが、そのあたりの実状はどうか、持ち込み艇はどうしたらいいかという質問です。この件に関しては、フィッシングショーが終わってからバイタルスピリットの菱田敬一さんに話を聞いてきました。近くご報告できると思いますので、お待ちください。

 さて、入場者の熱気にくらべてショーの内容はどうだったかと言うと、製品の展示でがんばるのは当然として、それ以外の部分では釣り具不況の影響がありありと見られます。各ブースの女性コンパニオンが少なくなってることは会期中のレポートで報告した通りですが、それだけでなくプロスタッフやモニターの姿もはっきりと少なくなってます。モニターの参加をバッサリとカットしたメーカーもあるぐらいです。それと、メディアの姿もめっきり少なくなってるんですよね。数年前ならうるさいぐらい会場を走り回ってたビデオカメラや写真カメラが本当に少なくなってます。予算がないから大阪まで来てられないってことでしょうか。

 会場では、やはりショーの現場でなくてはわからないことが今年もたくさんありました。アングラーの雰囲気はどうか。今一番熱いメーカーはどこか。壁に当たってるメーカーはどこか。がんばってるアングラーは誰か。しょぼくれてるのは誰か。何が理由かはわからないけど鬼気迫るがんばりを見せてる割に空回りしてる人もいます。ネットクレーマーにびくびくしていまだに動きが取れないままのメーカーもあります。そんなことがわかったのもフィッシングショーの収穫です。今年はさらに、もう一つの収穫がありました。そのことについてはBassingかわら版Editorialでお伝えしたいと思います。

特集フィッシングショーOSAKA2008

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