Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

07/08/17

シイラとカジキの
両立は難しい

 8月17日の朝早くワイルドキャットで釣りに出ようと港へ行ったら、消防車両が来て消防隊員が何人も海を見てます。これは誰かが溺れたのかと思ったら、津波警戒だそうです。16日にペルーで起こった地震の津波が17日朝に到達するとのことで、もし何かあったらいけないと警戒に出動したとのこと。チャーターのゲストとの待ち合わせが午前6時だったので、しばらく様子を見てたけど、大丈夫そうだったので岸壁に船を回して予定通り出港しました。

 この日のゲストの希望は親の敵コースじゃなくてシイラ釣り。だけど、2日前にカジキのストライクがきてリーダーを切られて逃げられたばかりなんですよねえ。悔しいからなんとか釣ってやろうと、シイラのポイントになる流木や潮目を探す間はカジキのルアーを引きながら走ろうと提案して、オーケーをもらいました。こうなったらこっちのものです。

 まずは朝一、港のすぐ前のブイでシイラ狙い。釣れそうな気配がないのを見て、すぐにカジキ釣りに切りかえたら、30分できました。港の東沖3.5マイル付近で、ロングリガーのルアーにワンタッチしてアウトリガークリップが外れたと思ったら、すぐに同じルアーにストライクしてきて猛烈にラインが走り始めました。カジキ釣りが初めてのゲストには何が何だかわかりません。400mぐらい走ったところでストップ。ファイティングチェアに座ってファイトを開始しますが、なかなか負けません。どんな引きかと3人のゲストが交代でファイトすること約10分、急に軽くなってフックアウトです。

 あとはルアーを引けども引けどもストライクなし。カジキどころが、シイラ用に引いてる小さなルアーにも何もきません。流木を見付けてルアーをキャストしてみても、小さなシイラが追い掛けて来るけどなかなか掛からず。3人でなんとか1尾、70cmぐらいのをキャッチしただけです。シイラは少ないから難しいと覚悟はしてたけど、これほどとは思いませんでした。それでもゲストは、カジキのストライクと派手なジャンプ、強い引きを経験できて満足してました。カジキのストライクに助けられた1日でした。

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