Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

06/09/04

三輪崎漁港の一斉清掃に
参加しました

 9月3日はワイルドキャットが基地にしてる和歌山県三輪崎漁港の一斉清掃です。毎年、秋のお祭りの直前に漁港を掃除します。漁師のおっちゃんや家族だけでなく、港にプレジャーボートを置いてる人達も一部出てきて、自分達のボートの近くの敷地の草刈りをしたり、ゴミを拾ったりします。ワイルドキャットを置いてるキャプテン服部も早起きして行ってきました。

 漁港の清掃ですから、バス釣り場のクリーンアップと違って、平均年齢が高いんですよね。植え込みの草刈りをしてるおばあちゃんなんか、笑った顔がしわくちゃもいいところ。年齢は80歳を越えてるでしょうか。それでも現役の海女さんで、シーズンになったら海に潜ってアワビやサザエを採ってきます。バス釣り場のゴミ拾いのときは平均年齢を上げてるキャプテン服部も、この日ばかりはぜんぜん若い方でした。

 刈った草を焼いてる火の番をしてたおじいちゃん同士の会話。「ええ火、起こってるなあ。あんたも焼いてもろうろたらええねん」「あんたこそ先に焼いてもろたろか。まだまだ燃やすもんあるで」どちらも80歳前後のおじいちゃんで、1人は今でも漁に出てる現役の漁師です。田舎の年寄りは元気ですねえ。

 そんな感じの港の掃除ですから、朝6時頃になったら自然に集まってきて、自然に始まって、自然に終わって午前9時頃には解散します。場所や仕事の分担は何年もやってきてる間に自然に決まってる感じで、始まりも終わりも特に何もありません。ゴミの片付けや火の始末は、漁協の職員や比較的若い漁師のおっちゃん達が後に残ってすませて帰ります。プレジャーボート組はなかなか帰らないで、漁協から支給されたパンと飲み物をいただきながら、例によって釣りの話です。そのあたりはバス釣り場のクリーンアップとかわらないんですけど、さすが古くから続いてる清掃活動だけに歴史が違うなと感じました。

 翌4日、熊野灘は台風12号のウネリが押し寄せて大荒れです。夕方には新宮港の防波堤を越えるぐらいの波になって、とても釣りに出るどころではありません。これでまたしばらく釣りはお休みですね。

 その前の1日、2日は勝浦ビルフィッシュトーナメントが開催されました。2日間とも波が高くて大荒れ。おまけに1日は強い雨と風で午後3時予定のストップフィッシングが正午に繰り上げになるぐらいでした。参加約35チームで2日間にキャッチされたカジキは4尾。うち3尾を一つのチームがキャッチ。ワイルドキャットはもちろん当たりもかすりもせず。

 それでもあきらめませんよ!! まだ9月。確率は低くてもカジキのチャンスはありますからね。言ってる間にカツオが来るかもしれないし……。かくして、Bassingかわら版の夏休みはまだまだ続くのであった。

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