Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

05/08/23

なぜにワイルドキャットが
巡視艇に接舷!?

 海上保安庁の巡視艇にワイルドキャットが接舷。ついに漁業調整規則違反の引き縄釣り(トローリング)の現行犯で摘発されたか。

 そうではありません。8月23日に三重県阿田和沖でカジキを探してる最中のことです。潮目に何かプカプカ浮いてるものが……。人形? 使い古しのダッチワイフ? まさかと思いながら近付くと、プーンとひどい臭いが……。こら、えらいこっちゃ。さっそくルアーを回収して、近付いて確認。ルアーを引いたまま近付いて行って、間違ってフックアップしたら嫌ですからね。

 まさかが正解でした。こうなったら、見付けてしまったものは仕方ありません。釣りを中止して海上保安庁へ電話。携帯で118番へかけたら、すぐに船を向かわせるから、現場から離れないようにしてほしいとのこと。どれぐらい時間がかかるか聞いたら、2時間ぐらいで行けるでしょうと軽く返事してくれました。このまま2時間、そばに浮かんで待ってろということです。

 こういうときの2時間は長いですね。ボーッと待ってても仕方ないから、30lbのトローリングタックルにメタルジグをセットして無理矢理ジギングしたけど2回でへこたれました。ルアーを引いて近くを走ってればいいんじゃないかとトローリングを再開したけど現場を見失いそうになってすぐにやめました。結局、ジタバタせずボーッと待ってた方がましだったということを思い知らされて2時間が過ぎようとする頃、ようやく小型の巡視艇が走って来てくれました。

 まず現場確認。そして収容。それが終わってから、ワイルドキャットを巡視艇に接舷して事情聴取。第一発見者は誰ですかと聞かれて、みんなで見付けたんだし、キャプテン服部は船から離れるわけにいかないから、お前行けって感じで1人行かせて、なんやらかんやらでかれこれ3時間ほどかかってしまいました。

 だけど、三輪崎漁港の漁師のおっちゃんに話をしたら、「そら大漁や」とか「ええもん見付けたな」って、みんなが同じように言います。これって、海では縁起がいいんだそうです。それから何年も大漁が続いたとか、なかなか釣れない大きな魚が釣れたとか、そういう例をいくつも聞かせてくれました。みんなが口をそろえて言うからには、本当なんでしょうね。これでワイルドキャットは当分大漁間違いなしですね。

 下野正希プロには知らせてません。「そんなもん、ロープでしばって引いて帰らんかい」って絶対に言いますからね。バブルがはじけた頃、琵琶湖大橋からの身投げが続いて、リブレから釣りに出てるバスアングラーが何回も発見者になりました。みんな自分で警察に言うのは嫌だから、そのたびに下野プロに連絡して後始末をおまかせ。そんなことが続くもんだから、下野プロはしまいにロープでしばってバスボートで引いて帰って来たことがありました。水上警察が来るまで沖で待ってるのは面倒くさいってなもんです。後から考えたら、その年の下野プロのトーナメントの成績がよかったのは、そのせいかもしれませんね。

 と言うわけで、途中3時間つぶれた23日のワイルドキャットは、カジキのストライクが3回あったけど釣れず。1回は1000m巻いた80lbラインがなくなりそうになるぐらいまで走られて、ぎりぎりのところで止まったのをファイトに入ってすぐにスッポ抜けバラシ。1回はルアーに5回ぐらいアタックしてきて最後に食って走ったけどラインが10mぐらい出ただけで止まってしまってフックアップせず。最後の1回は巡視艇と分かれてルアーを引きながら帰る途中にストライクが来て、さっそく福が転がり込んできたかと思ったら、リールが逆転する間もなくバチンとラインブレイク。そばでクジラの群れが笑って見てました。

 15日に今シーズン5尾目のカジキをキャッチした後は、6回釣りに出てストライクが11回もあったのに1尾も釣れず。うちラインブレイク3回、ファイトに入ってからのフックアウトが3回、ルアーのロスト5個。もう、カジキにやられっぱなしのボコボコ状態です。シーズンが終わるまでに、なんとかもう1尾獲りたいんですけど、台風11号が近付いてて明日からしばらく釣りに出られそうにありません。クジラはいらんから、台風の後もカジキ残っててくれよ。たのむでえ!!

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