Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

05/07/12

梅雨の雨がちょっぴり降った
池原、七色ダム

 九州北部や中国地方はまたまた大雨だというのに、奈良県池原ダムはいまだに水位が回復しません。7月9日に強い雨が降ったけど、降り方が一時的だったため、まとまった雨量にならなかったようです。水位はせいぜい2〜3m上昇しただけ。雨の大部分はカラカラに乾いた山に吸い込まれてしまったみたいですね。流入河川はそれなりに増水して濁ったから、一部エリアに濁りが入ってしまいました。

 瞬間的な雨量はかなりのもので、トボトスロープ周辺の湖岸に雨水が激しく流れて、スロープが一部崩れてしまいました。多少なりとも水位が上昇したから、スロープが何ともなければすぐにでもボートを昇降できるようになるはずだったのに、補修数日かかった間は昇降をストップしたまま。バスの釣れ方も一瞬よくなっただけで、その後は普通に戻っちゃったし、雨が降ったプラスとマイナスを考えれば、もしかしたらマイナスの方が多いかもしれません。「こんな雨やったら、降らんかった方がましや」とトボトのスタッフが言ってました。

 池原ダムの水位はいつになったら回復するのかと言い続けてるうちに、もう7月中旬です。そろそろ梅雨が明けてもおかしくありませんよね。このままの状態で梅雨が明けて夏になったらどうなるか。池原ダムがある紀伊半島の南東岸は、真夏に海からの風がぶち当たって雨が降る特異気候地域ですから、普通だったら雨の望みはあるんですけど、なにしろ異常気象ですからねえ。さてどうなるか。雨を待つしかないのが歯がゆいところです。

 七色ダムは9日の雨で一部エリアに河川からの濁りが入りましたが、大したことはありません。大又筋はいつも通りクリアです。バスの釣れ具合もまずまずですが、ここへ来て釣りに出るボートの数がちょっと少なくなってきました。なにしろ天気予報がよくない日が続いてますからね。ということは、雨覚悟で釣りに行けばチャンスかもしれませんよ。これは池原ダムも同じで、水位は低いけどバスが釣れてないわけではないので、夏になる前に釣りに行っておくのは悪くない判断だと思いますよ。なにしろ空いてますからね。

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