Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

05/03/22

外来生物法施行規則パブコメ
加藤誠司プロからのお願い

 ジャッカルの加藤誠司プロと小野俊郎プロ、広島県土師ダムで開催されるトーナメントのプラクティスに出発する3月22日になって準備を始めたもんだから、車もボートも倉庫も釣り道具置き場もグチャグチャです。加藤プロは2週間前に1日プリプラクティスに行っただけ。小野プロはプリプラなし。それほどの釣り場じゃないから、いいんじゃないのとのこと。もう無理矢理って感じで、今シーズン最初のトーナメントに出発です。

 小野プロはアメリカ出張から帰ったとたん、スギ花粉症にやられてます。だけど、滋賀にいるときが花粉症は一番きついらしくて、取材に出てるときの方がましだから、広島へ行ったら調子よくなるんじゃないかと希望的観測。このところのバスフィッシングの取材は、加藤プロも小野プロもよく釣れてるから、トーナメントでも釣れるんじゃないかと、こちらも希望的観測。オールスター優勝で昨シーズンを締めくくった余裕でしょうか。今シーズンも本番に強いところを見せてほしいですね。

 加藤プロは、あれがない、これがないと走り回ってました。ボートもバイタルスピリットで前夜仕上がったばかり。あいかわらずのやっつけ仕事ぶりです。先週は会合やら何やらで東京へ行きっぱなし。帰ってからも会社で仕事の片付けをしてましたからね。トーナメントの用意をしてる間も次から次へといろんな用事の電話がかかってくるんですけど、「まとめて電話するから用件聞いといて」と気持ちはトーナメントモードです。それでもまだルアーを一つ作らないといけないとのことでしたから、22日中に出発できるかどうか微妙です。

 2月18日に加藤プロの所へ取材に来たテレビ東京の番組のオンエアーは見てないそうです。「そんなに悪くない、まともな内容だったらしいから、いいんじゃないの」と細かいことは気にしてません。今の状況でバスに関して「そんなに悪くない、まともな内容」っていうだけでも上できなんじゃないでしょうか。なにしろ平均が悪すぎますからね。

 読売新聞の「魔魚狩り」の広告は、関西地区は20日の掲載でした。お知らせでは3月19日掲載となってましたから、見損なった人があるかもしれません。まあ、ぜんぜんどうってことない普通の本の広告です。加藤プロ的には、期待したほどの内容ではなかったから、これからどうするか検討したいとのこと。

 特定外来生物被害防止法施行規則のパブリックコメントについては、何をどう書いたらいいのかわかり難いという話が加藤プロの元へも届いてるようです。そこで加藤プロが気になった要点をまとめてみたから、皆さんにお伝えしてほしいとのこと。「そこまでちゃんとしといたら、トーナメントに行ってもいいでしょ」とのことなので、以下にその要点を掲載しておきます。

要点その1 法施行時点ですでに観賞用、愛玩用等の目的で飼育してる特定外来生物については、6カ月以内に飼養許可を申請することになっているが、告知に必要な期間や申請にかかる手間等を考えれば、12カ月程度に延長した方がよいのではないか。また、施行規則実施にあたっては十分簡便な方法で申請できるようにすると同時に、申請方法等を十分に周知する必要がある。それが不十分な場合、飼育してるバスを逃がすようなケースが多発する最悪の事態になる恐れがある。

要点その2 施行規則で規定する飼養許可条件のうち、個体識別の方法がマイクロチップの埋め込み、タグ、足輪の取り付け、標識、写真の掲示となっているのは魚類にはまったくふさわしくない。一例として、現に漁業権を有する釣り場に放流するためのバスを増殖する場合、卵から孵った稚魚をどのように識別するのか、その数を正確に申請できるものか、釣り場に放流するときの扱いはどうするかなどの点で、実施上問題がある。方針案に記載されていた「技術的に可能な方法」という表現を追加すべきではないか。

要点その3 防除を実施する際の意見聴取で、当該大臣が防除の公示案を関係都道府県に送付し、それに対し都道府県が意見を提出するとしてるのは、防除が行われる地元や利用者の意見聴取を行うことを具体的に明示してない点で不十分。

 これは加藤プロの意見ですので、皆さんも施行規則案をよく読んだ上で、自分の意見をまとめてください。ほかにも問題点が出てくるかもしれません。もし問題点が見付かったら、そのときはできるだけ教え合いましょう。パブコメの締め切りは4月7日です。まだ2週間以上あるから、なんとかがんばって質の高いパブコメを提出しましょう。なんせ、パブコメは数ではありませんからね。

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