Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

05/01/27

特定外来生物問題
琵琶湖専門家小グループ会合

 1月27日夜、滋賀県琵琶湖の畔の某喫茶店に20人近くのバスフィッシング関係者が集まりました。メンバーはバスフィッシングガイド、ショップの人、マリーナの人、ボートメンテナンスファクトリーの人、一般のバスアングラーなどいろいろです。

 最初は杉戸繁伸プロとB.B.C.服部が、こんなときだから集まれる者だけでも集まって情報交換でもした方がいいんじゃないのと思っただけなんですけどね。連絡取れる人達だけに声をかけたら、あの人も来てくれる、この人も来たいと言ってるで、4、5人で集まるつもりだったのが、この人数に膨れ上がってしまいました。おかげで会場が狭くてギューギュー詰め。その分、寒くなくて熱気あふれる会合になったんですけど、ちょっと読みが甘かったですね。

 杉戸プロとの電話で会合の話が出たのは、前日の26日午後のことです。それから連絡を取り始めた結果がこれですから、今回ばかりはみんなの意識の持ち方が違うようです。バスの特定外来生物指定に対して、それだけ危機意識が強いということですね。それと、わからないことが多過ぎるということもあると思います。業界の人達でこれですから、一般のバスアングラーはいったい何がどうなってるのか、バスフィッシングの未来はどうなるのか、不安でたまらないんじゃないでしょうか。それを少しでも和らげて、パニックになったり、自暴自棄になったりしないようにするにはどうすればよいか。それが会合を持った最大の目的です。

 バスアングラーを安心させるためには、まず業界人が浮き足立ったりすることのないようにしないといけません。そのためには、正確な情報を手に入れて、それをちゃんと理解することが必要です。さらに、これから自分達は何をどうしていけばよいのかということをお客さんやまわりの人達にきちんと説明できないといけません。ショップやマリーナの人達はお客さんに伝える。ガイドの人達がフィッシングショーに行ったら、メーカーの人達やバスプロ仲間、セミナーを聞いてくれてる人達に伝える。それを聞いた人達が、自分のまわりの何人かに伝えれば、情報の輪がどんどん拡がっていきます。そのための取っ掛かりの会合です。

 情報は表情報、裏情報いろいろです。ホームページには書けないような話もたくさん出ました。会合が終わったのが午後9時半頃で、杉戸プロ達ガイド仲間は、それからレストランへお茶を飲みに行ったそうです。そしたら、ほかのマリーナのガイドの人達も来ていて、一緒にワイワイと話の続きをしたとのこと。B.B.C.服部は遅れてきた人達と午前0時過ぎまでしゃべってました。釣りのこととなったら、みんな熱いですね。その熱さが、今までとはぜんぜん違うような気がします。でなかったら、杉戸プロとのちょっとした話がこんなに膨らんでませんよね。

 今回はジャッカルの加藤誠司プロが東京へ行ってしまってて不参加だったんですけど、次回は来週のフィッシングショーOSAKAの前に、加藤プロにも出てもらって、もう一回集まろうということも決まりました。今回が特定外来生物問題琵琶湖専門家小グループ会合で、次回はそれをもうちょっと膨らませた特定外来生物問題関西専門家グループ会合ってとこでしょうか。その次は、特定外来生物問題専門家会合に発展したらいいですね。このジョークで笑えたら、あなたは会合に出る資格があります。

 幕張メッセの国際フィッシングショーが終わるまでには、全日本釣り団体協議会や日本釣振興会のこれからの活動方針が出そろうでしょうし、ショーに出てた加藤プロやガイドの人達のみやげ話もあるから、いろいろ具体的な話も出てくるんじゃないでしょうか。今回は情報交換だけで終わったから、次の会合でどんな話が出てくるか期待したいと思います。次回、ぜひ出席したいという方は、自分のまわりで誰か、今回の会合に出た人か、その知人を探してください。見付かったら、自分は上のジョークで笑えたから、会合に出る資格があるから連れて行ってくれと言ってください。身内だけの会合や密室会議にするつもりは毛頭ありませんが、ホームページで告知して参加者を募るような性質の会合ではありませんので、その点、よろしくお願いします。

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