Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

05/01/05

正月の琵琶湖は
タフコンディション

 滋賀県琵琶湖は大晦日から大雪になって、元日は南部でも雪が残って道路はノロノロ運転。朝早いうちは雪と凍結で四駆にスタッドレスタイヤでないと恐くて走れない所がたくさんありました。西大津バイパスは、走るのをあきらめて路肩に放置した車が多数あって、走ってる車はそれがじゃまでスローダウンするため大渋滞になってました。

 さすがにこうなると、いくら正月休みでバスアングラーは少ないですね。1月2日までは予想より少なめ。3日になってやっと休みらしくなり、4日にはもう終わっちゃってました。琵琶湖のバスフィッシングに関する限り、今年の正月休みは一部を除いていまいち盛り上がりに欠けました。

 バスの釣れ方もぜんぜん盛り上がってません。ごく一部、真冬に定番のエリアで釣れただけで、岸釣りもボート釣りも年末からタフコンディションが続きました。3日お昼過ぎの近江舞子は全体で10人ぐらいの岸釣りアングラーがいたけど、釣れたかどうか聞いてみたら、「今日はぜんぜんですわ」「バス見えませんね」という返事でした。

 中主町吉川港は近江舞子より多くて、20人近い岸釣りアングラーがいました。バスはやっぱり釣れてません。小さいのも釣れてません。エサ釣りの人に聞いても、「今日はあかんねえ」という返事でした。雪を冷え込みが効いたんでしょうか。この年末年始の岸釣りは、釣れないタイミングにドップリはまってしまった感じですね。

 ボート釣りも厳しくなってます。しばらく前ならバスの顔を見ることはできてたのが、年末からこっち釣れるか釣れないか、日によって釣れないアングラーの方が多くなってます。なんとか釣れてるのは南湖の堅田沖、木浜沖、北湖は漁礁や川尻沖のディープエリアなどです。サイズは2日にリブレで3kgオーバーが出たという情報があるんですけど、確認できてません。あとは50cm前後までがボチボチです。

 大津市今堅田のリブレレンタルボートは元日だけ休みで2日から営業してます。2日は4艇が釣りに出たけど全滅。3日は7艇が出て、釣れたバスは2尾という結果でした。この時期、レンタルのバスボートで釣りに出るだけでも根性ものだと思うんですけど、それで2尾釣れたのはまあまあの結果かもしれません。

 中主町吉川港のイシヅカマリンは3日から営業。5艇が釣りに出て、バスは1尾。小田一朗さんのレポートによると、橋本靖男さんが真野の魚礁で約45cmのプリプリのバスをキャッチして、もっと大きいのをバラしたとのこと。新年早々熱い結果ですね。

 これからの琵琶湖はなかなか数は出ないけど、まだまだホットなゲームが続くんじゃないでしょうか。本格的に寒くなって、岸釣りもボート釣りも釣り場はうんと空いてますから、琵琶湖のバスフィッシングが大好きなアングラーにはかえっていい季節かもしれません。正月早々から仕事してるマリーナやレンタルボート店のスタッフは、毎日が寒くてたいへんなんですけど、がんばってくださいね。

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