Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

04/06/21

台風接近中の琵琶湖で爆釣続出!!
後のチャンスもありそう

 台風接近中の滋賀県琵琶湖は爆釣のチャンスと言われるんですけど、6号が九州の南に近付いてた6月20日よりも、沖縄の南東海上にいた19日の方がよかったみたいですね。イシヅカマリンでは50cmオーバーが7尾も出てます。20日もイシヅカマリンのメンバーさんで50cmオーバーを3尾、最大54cmをキャッチしたアングラーがいました。エリアは北湖。40cmオーバーは入れ食いだったそうです。

 トップで短時間に連発したという話も聞いたんですけど、いつでもどこでもというわけにはいかなかったようで、フィッシングガイドの河畑文哉プロ杉戸繁伸プロは意外と爆釣してません。ごく普通の結果です。つまり、釣れ方がかわったのかもしれませんね。そのかわった釣れ方をどこかで当ててきたアングラーがよかったということなんじゃないでしょうか。

 さすがに台風が接近中の20日は空いてました。ボートはどこへ行ってもパラパラで、密集してるポイントはありません。赤野井沖やプリンスホテルのはるか沖に10〜20隻が集まってるぐらいのものです。岸釣りアングラーもあっちにポツリこっちにポツリといった感じです。このページの写真はいずれも20日に撮影したものなんですけど、木浜沖はガラガラ、赤野井沖も平日かと思うぐらい空いてます。19日は普通の人出か、ここしばらくの土曜日にくらべるとやや少なめだったそうです。その中でいい釣りしてきたアングラーはラッキーですね。

 天候は19日、20日とも今にも降りだしそうな曇り空だったんですけど、一時パラッと降ったぐらいですみました。風は19日の方が強く、20日は台風が近付いてる割に穏やかでした。風が強い19日の方がよく釣れたということは、風に刺激されたベイトフィッシュが集まるエリアでアフタースポーニングから回復したバスがルアーに反応したということかもしれません。梅雨+荒天の典型的な釣れ方ですね。誰でもよく釣れる、あるいはトップでどんどんヒットしてくるような釣れ方にならないのは、30cm前後から40cm弱までの元気なサイズのバスのやる気がいまいちだからじゃないでしょうか。まあ、梅雨はまだまだ続くから、これからよくなることは大いにありそうです。

 その後、21日朝は風がどんどん強くなってきてます。台風6号は四国に上陸目前で、もしかしたら琵琶湖を直撃するかもしれません。奈良県池原ダム周辺はすでに強い雨が降り始めて、激しく降ったり弱くなったりしてるそうです。琵琶湖周辺もこれからまとまった雨が降るんでしょうか。雨が降って水位が上昇したら、勢いよく放水して水位を下げようとするのはいつものことですから、水の動きが激しくなってバスもベイトフィッシュも刺激されます。台風が通過するのに21日まる1日かかるとして、それから数日後の今週後半から週末頃は面白いかもしれません。問題は、それが長く続いてくれるか、一瞬で終わってしまうかです。

 梅雨時期の増水は、水位を下げるペースも早いから、チャンスが長続きしないことが多いんですよね。これが夏から秋だったら、よく釣れる状態がしばらく続く確率が高いんですけど、そのあたりことは1年前の同時期の状況をチェックしてみてください。

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