Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

04/06/09

梅雨入り後も好調続く
池原、七色ダム


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 奈良県池原ダムでは今、バスの稚魚がどんどん卵から孵っています。上の写真はレンタルボート店、バッシングポイント池原の桟橋で撮影したものなんですけど、おびただしい数の1.5cmぐらいのバスの稚魚の群れが桟橋とボートの陰に付いていて、45cmぐらいの親バスがその下でウロウロしてました。

 桟橋のまわりにはバスの稚魚の群れがいくつも見えます。ということは、近くで孵ってるはずなんですけど、いつどこで産卵して、いつの間に孵ったのかさっぱりわかりません。帰りがけに桟橋の近くで釣りをするアングラーもけっこういるんですけどね。見えないぐらい深い所にスポーニングベッドを作ったのか、あるいは何かの物陰に隠れながら卵を孵したのか、いずれにしてもバスの方が一枚上手みたいです。今シーズンはバスのタナが深くてサイトフィッシングがやりにくいと言うアングラーが多いんですけど、その結果、バスが守られたのだとしたら、ある意味いいことなのかもしれません。

 大きなバスの好調はまだ続いてます。トボトスロープでは5月30日、6月1日、2日に続いて5日と7日にも60cmが出てます。上の写真は5日に中川さんがキャッチした60cm、3140gです。ほかのレンタルボート店や昇降業者でも60cmオーバーがいいペースで釣れてますから、今シーズンでは一番の釣れ方と言っていいんじゃないでしょうか。

 数の方は多いアングラーで1人5〜10尾ぐらいで、よく釣れてたときにくらべるとちょっとムラが出てきました。6日に近畿地方が梅雨入りして、池原ダムもいかにも釣れそうな天候の日が多いんですけど、その割に簡単によく釣れると言える状況にはなってません。これから数釣れるとしたら、さらにまとまった雨が降って水が出たときのバックウオーターでしょうか。

 天気予報が雨、雨って言ってる割にまとまった雨は降ってなくて、水位は少し下がってます。これからが本当に雨がよく降る時期ですから、それに備えてるんでしょうね。山はたっぷり水を含んでるから、まとまった雨が降れば敏感に水位が上がるはずです。雨の降り方によっては、水位の変動が激しくなるかもしれません。これからは、水位の上下に合わせて釣り方を考えないといけない季節です。あるいは、一気にドカンと大雨が降って、今のいい感じの状況が崩れちゃうかですね。こればっかりはお天気の神様に聞かないとわかりませんから、今釣れるうちに釣っとくのがいいんじゃないでしょうか。

 七色ダムも水位がちょっと下がりました。水質はあいかわらずクリアで、バスはいい感じで数釣れる状況が続いてます。多いアングラーは20〜30尾ぐらい釣ってるから悪くありません。これからの季節、数釣りだったら七色ダム、そんなには釣れないけど40〜50cmクラスのそこそこのサイズまじりにドカンと一発も狙いたいのなら池原ダムというのは、毎年のパターンです。それと、雨後の爆釣狙いですね。

 5日、6日の週末を過ぎて、バスアングラーの動きはちょっとスローになってます。と言うよりも、天気が悪過ぎますよね。これから先は週末でもレンタルボートの空きが多いそうです。天気がよくなりそうだったら、あるいは雨でもがまんするつもりなら、さっと動いて釣りに来てみるのも悪くないんじゃないでしょうか。週末なのに意外と空いてて、気持ちよく釣りができることがあるかもしれませんよ。ただし、これがもうちょっとたったら、大きなバスが釣れたというニュースが流れて、大勢のアングラーが詰めかけるかもしれませんから、あくまでタイミング次第ということで……。

 それと、そろそろ夏休みのレンタルボートや宿泊施設の問い合わせが多くなりかけてます。宿は満室の日も出てきてます。夏休みの予定を決めるんでしたら、どうかお早めに。

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