Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

04/06/04

6月に入ってにわかに
活気付く池原、七色ダム

 上の写真は奈良県池原ダムのレンタルボート店、バッシングポイント池原の桟橋から撮影したものです。30cmぐらいの雄バスがネストを守りながら、雌バスが産卵に来るのを待っています。その先の水深5mぐらいの所には、40cmぐらいのバスが何尾も見えてました。こちらが雌でしょうか。ほかに25〜30cmぐらいのバスもたくさん見えます。

 バッシングポイント池原の桟橋の下には生まれてからちょっとたった2cmぐらいの小バスの群れが見えてました。その下をよく見ると、40cmぐらいの雄バスがときどき浮いてきて小バスを見守ってます。七色ダムでもバスのネストを見付けたんですけど、こちらはしばらく見ててもバスの姿は見付かりませんでした。もしかしたら誰かが釣っちゃったのかもしれませんね。

 今シーズンの池原ダムは50m台後半は釣れても、なかなか60cmを越えなかったのが、5月30日頃から急に60cmオーバーがバタバタと釣れ始めました。まあ、釣れてるとは言っても、各昇降業者やレンタルボート店で日によって釣れてる所もあれば釣れてない所もあって、中には何日も続けて釣れてる昇降業者があったり、1日に2尾とか3尾とか釣れることもあるかなというぐらいの釣れ方なんですけどね。それでも5月中旬までにくらべたら、かなりよく釣れるようになってます。

 トボトスロープでは5月30日に56cm、58cm、62.5cm、6月1日に61cmと65cm、2日に57cmと61cmといいペースで大きなバスが釣れてます。60cm越えてるのに3kgなかったり、61cmで4.4kgとか65cmで4.5kgとか、プリやらアフターやら中間やらが入りまじってる感じです。そういうことで、5月末から掲示板がまた急ににぎやかになりました。

 釣れ方はそんな感じなんですけど、水深5mからもうちょっと深い所に見えてる大きなバスは確実に増えてるそうです。これは、水質がクリアになったのと、大きなバスが上がってきたタイミングが重なったからのようです。5月26日のB.B.C.ホット情報の予想は、当たりだったのかもしれませんね。去年までにくらべたら、まだいまいち爆発的な釣れ方にはなってないんですけど、水位は5月末から安定してるし、気温が高く日射しの強い日が多くなって、水温も一段と上昇してるから、かなりいい感じにはなりつつあります。もしかしたら今週末あたりにはバババンと釣れるのかもしれません。

 そういうことを予想してか、あるいは釣り新聞や雑誌の情報にあおられてか、バスアングラーはまた多くなってます。3日は池原ダム全体で100隻以上のボートが釣りに出てました。レンタルボートがよく動いてるし、持ち込みのマイボートも一時より増えてます。そんな調子ですから、今週末はちょっとした混雑になるかもしれません。それで、せっかく調子よくなった大きなバスが引っ込んでしまわなかったらいいんですけどね。「今度こそ釣れてくれよと」とレンタルボート店や昇降業者のスタッフは祈ってます。やっぱり平日だけじゃなくて、週末や連休に釣れないと面白くありませんもんね。

 七色ダムもアングラーが多くなってきてます。3日は全体で70〜80隻のボートが釣りに出てました。平日なのに駐車場がいっぱいいっぱいの昇降業者もあったぐらいです。水質がよくなってきてるのと、七色ダムは毎年今頃からよく釣れるようになるので、それを期待して釣りに来てるアングラーが多いようです。バスのそれに応えて、よく釣れるようになってます。1人20〜30尾ぐらい釣るアングラーがけっこういて、その情報が流れてるから、今週末あたりはけっこうな混雑になるんじゃないでしょうか。池原、七色ダムともに6月に入って面白くなってきました。

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