Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

04/04/18

WILD CATで
カツオ釣れました

 4月15日の琵琶湖の湖底からで、今年は和歌山でカツオが不漁だって書いたんですけど、ワイルドキャットでやっと釣れました。17日に最大4.4kg以下、4kg台3尾と1kg台4尾の合計7尾です。「なーんだ、たった7尾か」って言わないでくださいね。漁船でもボーズ続出で釣れても数尾という中での7尾ですからね。漁師のおっちゃんに勝つのは年に1回あるかないかです。

 漁師のおっちゃんが言ってました。「素人に負けてるようではあかんのー」って。今年はそれぐらい釣れてないんですよね。だから素人にもチャンスがあるんですけど、これがよく釣れてるときだったら漁船1隻で数100kg、引数にして何100尾も釣ってきますから、とてもかないません。

 14日と15日はそれぐらいの漁があったんです。台風1号が沖を通過中で大きなうねりが押し寄せてる真っ最中、おまけに14日は雨模様で風も吹いてました。そんな日でも漁師のおっちゃんは出られる限り沖へ出て釣ってきます。そういう日の方が出漁する船が少ないから、釣ってくれば値がいいんですね。多い船は150kg以上釣ってきてました。1kg台の小さいのが多かったんですけど、それでも値がよくて、浜値で1kg1000円ぐらいしてました。

 今年は近くで獲れる新鮮なカツオが少ないから、獲ってくればいい値が付きます。100kg単位で釣ってくれば数10万円の水揚げになります。おまけに荒れ気味の方が食いがいいから、漁師のおっちゃんは少々荒れてても出られる限り出漁するんですね。これが凪になると魚がいても簡単なことでは食ってくれません。ナブラが見えててもぜんぜん食ってこないことがしょっちゅうです。荒れ気味の14、15日はよく釣れたのに、16日になって海が凪いだら、さっぱり釣れなくなってしまいました。多い船でも20kgぐらいです。一瞬だけ釣れて、また元に戻っちゃったって感じですね。

 荒れてた間、様子見してたワイルドキャットは、やっと17日午前4時に出漁しました。午前10時頃まではソウダガツオしか釣れなくて、「こりゃー今日もあかんかなー」と思いかけた頃に、ポロッと1尾、4kgオーバーのカツオが釣れました。「よかったー。おみやげできたねー」ということで、あとはマカジキでも狙うかと、水温が21.5度前後に上昇するまで南下した所でルアーを引っ張ってました。そのうち、南西の風が少し強くなって波気が出てきます。そしたらとたんにポロポロと釣れるようになって、釣り終了の午前11時過ぎまでに7尾釣れてました。

 漁船は朝のうち調子がよくなかったから、正午のセリに間に合うように早めに切り上げて、その頃には帰っちゃってたんです。それで結果、ワイルドキャットの方がよく釣っちゃったということになりました。ですから、荒れてくるのを見越して遅くまでがんばったとか、そういうことではありません。単なるラッキーです。

 アメリカへ行く直前の3月27日に、大きなカツオが6回もきたのに全部バラしてしまった雪辱がこれで晴らせました。これから釣るでー!!

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