Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

04/01/27

高橋哲也さんに
会いました

 ジャンケン大会でがんばってるのはグレ釣り名人の高橋哲也さんです。下野正希プロは自分が仕切ってジャンケン大会するときは強いくせに、賞品を狙ってジャンケンしたら弱くて1回戦敗退ばかりなんですけど、高橋さんは釣り大会のゲストなのに本気で勝負して勝ち残ってました。賞品がもらえるところまで勝ち残って、うれしそうに賞品をもらいに行こうとして、「哲チャンはゲストやからやらへん」と言われてました。

 1月17、18日に和歌山県串本大島で開催されたグレ釣り大会の一コマなんですけど、この大会のゲストがすごくて、高橋さんのほか関東から鵜澤政則さん、四国徳島からは山元八郎さん、立石宗之さんら有名どころがズラリとそろってました。この人達の名前を皆さんはご存じでしょうか。バスフィッシングで言ったら、下野正希、田辺哲男、今江克隆クラスが顔をそろえたのとかわらないぐらいすごいメンバーですから、知らないと言ったら笑われてしまいます。

 大会の表彰式を見に行ったのは、別に豪華ゲストを見たかったからではありません。高橋さんに会いたかったからなんですね。高橋さんのことは、皆さんご存じでしょうか。グレ釣りの名人であることは最初に書いたんですけど、バスフィッシングも大好きで、ヤンマーのコマーシャルや広告に出てるかっこいいアングラーと言ったら、おわかりいただけるかもしれませんね。

 高橋さんとは、彼が三宅島で磯釣りのガイドをしていたときからのお付き合いです。ここ数年は、なかなか会える機会がないんですけど、フィッシングショーで会ったときに立ち話したり、メールをやり取りしたりしていました。

 高橋さんは三宅島の火山が噴火してからは、全島避難で島を離れて長い間帰れないでいます。それが、もうすぐ帰ることができるかもしれないんだそうです。そこで、帰ったら何をやろうかと考えました。磯釣りは最初のうちはちょっときついかもしれないけど、船釣りだったらすぐにでも再開できそうだから、トローリングのカジキ釣りかジギングを三宅島でやったら面白いことになるんじゃないかと、こういう発想は海釣り全般を知り抜いてて、ルアーフィッシングも大好きな高橋さんならではです。ただし、ジギングのことならわかるけど、トローリングの具体的なことはわかりません。それを誰に教えてもらおうかということで、ワイルドキャットキャプテンのB.B.C.服部のところへメールが届いたわけです。

 メールが来て、それならワイルドキャットで一緒に釣りをしようとなったまではよかったんですけど、なにしろ忙しい人ですから、すぐに釣りに来るなんてとてもできません。今回の大会は開催地は串本ですから、ワイルドキャットが基地にしてる新宮市の三輪崎漁港から車で40分ぐらいの近さなんですけど、ちょっと寄る時間も取れないんですよね。この大会が終わったら、すぐに関空まで車で走って、飛行機で東京へ帰って、翌日はヤンマーの写真撮影があるとのことでした。会えたのは釣りから帰ってきてから表彰式が終わるまでの1時間足らずの間だけです。おみやげのトローリングルアーを受け取った高橋さんは、フィッシングショーでの再会とワイルドキャットへ釣りに来ることを約束して、バタバタと車に乗って出発していきました。

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