Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

03/07/31

天候は梅雨、釣れ方は
夏っぽくなった池原ダム

 奈良県池原ダムは下流部の水が緑色になっちゃいました。梅雨後半に思ったほど雨が降ってないところへ、水温がすで26度を越えてるので、アオコが発生し始めてるようです。それに伴い透明度もやや落ちてます。まだクリアな感じがなくなるところまではいってないんですけど、いつもの青っぽい水色ではなくて、透明感のある緑がかった水色になってます。

 水位は微妙な上下動を繰り返しながら、ここ1週間ほどは毎日数cmのペースで下がり続けてます。これでいよいよ真夏に突入かと思いたいところなんですけど、天気はどうもすっきりしません。7月末になっても曇ったり雨が降ったりしてます。確か7月26日に近畿地方の梅雨は明けたもようなんじゃなかったんでしたっけ。それにしては頼りない天候が続いてます。

 まあ、夏になっても雨が多いのは、池原では普通のことなんですからね。年によっては7月より8月の方が降雨量が多いことがあるぐらいですから、これから8月になれば雨が降らなくなってダムの水位が下がるなどという世間の常識は、池原、七色ダムに関しては通用しません。それにしても、今降ってる雨が梅雨の雨なのか、いつもの夏の雨なのかは、お天気おじさんに聞きたいですね。

 バスの釣れ方は、さすがに夏っぽくなってきました。ワッキーリグのフォーリングや水深10m以上のディープ狙いがメインです。あとはタイミング次第で、バックウオーター近くのシャローで釣れることがあるとか、朝夕のトップウオーターにけっこういいサイズが出たとか、そういう釣りも楽しめるチャンスがあります。

 大きなバスもまだ釣れてます。トボトスロープでは27日に63cm、4000g、28日に65cm、4660gが釣れてます。それと、お客さんが「釣れない、釣れない」とあんまり言うもんだからスタッフが様子を見に出たら、カットテールワームのノーシンカーリグで50尾以上釣れたそうです。そのスタッフは「あのお客さん達はいったいどこで何やってたんだろう」と言ってました。釣り方や狙うスポットの微妙な違いで釣れたり釣れなかったりするのは、やっぱり夏だと思った方がいいのかもしれませんね。

 7月末になって、平日は池原ダムへ釣りに出るボートがだいぶ少なくなったんですけど、週末の混雑はまだかなりのものです。このままの感じでお盆休みの大混雑に突入するんじゃないでしょうか。8月のボートと宿の予約は、ボートの方はまだ空きがだいぶあるんですけど、近い週末からどんどん埋まっていってる状況です。間際にバタバタと予約が入るのが、この夏の特徴のようです。宿の方は、すでに満室のところもあります。ボートよりも宿の予約の方が早く一杯になってしまうのはいつものことですから、泊まりで釣りをしたい方は今すぐ宿の手配をした方がいいですよ。

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