Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

03/04/25

嵐の前の静けさが漂う
連休直前の池原ダム

 4月25日午後に奈良県池原ダム下のきなりの湯で某釣り新聞社のスタッフに会いました。池原ダムの取材じゃなくて、近くの野池の取材に来てたんだそうです。池原ダムでは22日に68cm、8250gの日本記録クラスのバスが釣れたっていう情報があります。そのことはお互い知ってるはずなんですけど何も言いません。こういうのって、相手メディアが今どういう立場にあるかをうかがうことができて、とても面白いんですよねえ。日本記録かもしれないバスについては、ネットに情報が出てますので探してみてください。

 連休直前の25日の池原ダムは、先週末から続いた混雑と連休の谷間で空いてました。今週の平日にボートが多かったのは、大潮回りだからなんですね。池原ダムのビッグバスシーズンは、連休や週末にアングラーが多いのはもちろんなんですけど、ウィークデーでも大潮回りのときは、へたな週末並みに混雑します。ちょうど水温が上がってきたところへ、その大潮回りがやってきて、連日50隻以上のボートが釣りに出てました。

 大きなバスは坂本筋の上流部と備後筋に多かったようです。最初に書いた超ビッグバス以外にも、60cmオーバーが何尾も上がってます。トボトスロープから釣りに出たアングラーは、18日、20日に続いて22日にも60cm、3950gをキャッチしました。2日に1尾のペースです。その間、釣りに出たボートは前後の日も合わせて100隻ちょっとだそうです。ということは、30〜40隻に1尾の確率で60cmオーバーが釣れてることになります。これって、すごいですよね。

 池原ダムの水位は、少しずつですが上昇してます。そのため、浅い所へ上がってきてるビッグバスの位置が深くなりがちなので、今週の後半はやや釣りにくくなってるようです。そのあたりの対策をどうするかが問題なんですけど、それでもバスを見付けることができるアングラーにとっては、かえって有利な状況かもしれません。あとは、ボートが多いのをがまんできるかどうかですね。

 天気予報は25日の夜から26日の朝にかけて雨風で大荒になるかもしれないと言ってるんですけど、25日夕方現在、まだ雨は降ってません。風も大したことなかったので、夕方いっぱいまで粘ったアングラーが多かったようです。26日は強い風が南寄りから北寄りにかわるので、注意が必要だとのことです。これって、琵琶湖で事故が起こりやすい天候ですよね。池原ダムや琵琶湖だけでなく、26日に釣りに出る予定の皆さんは、くれぐれもご注意ください。

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