Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

03/04/21

連休とスポーニングの好機が
重なりそうな池原、七色ダム

 上の写真は奈良県池原ダムのバッシングポイント池原の桟橋がある湾内で4月19日に撮影したものです。30cmぐらいのバスが水面近くにたくさん浮いて、ときどきいっせいにボイルしてます。湾内には種類が何かはわからないんですけど2〜3cmぐらいの小魚の群れがいて、それを食べてるんですね。池原ダムにもいよいよ春が来たなと思わせてくれる光景です。

 バスアングラーも活動を開始してます。19、20日の週末から、レンタルボートが一気に動き始めました。19日の土曜日は、池原、七色の各店のレンタルボートが半分ぐらい出てました。中には、主なボートはほとんど出ちゃったというレンタルボート店があったぐらいです。前の週末までは、アングラーが増えてると言っても、マイボートを持ち込んで昇降業者を使って降ろして釣りに出てるアングラーが大部分でしたから、いよいよこの週末からはレンタルボート組も動きだしたということですね。

 大きなバスもそこそこ釣れるようになってます。トボトスロープでは4月18日に62.0cm 4520g、20日は62.0cm、5820gがキャッチされています。それ以外に、65cmを超える大きなバスを見付けてるけど釣れないと言うアングラーもいます。そのアングラーの話では、3月末から毎週末釣りに来るたびに60cmオーバーのバスは見付かるけど、釣れたり釣れなかったりだそうです。大きなバスは見えてるけど、まだ今のところはスポーニングベッドを作る状態ではなくて、ベッドにロックしてるバスをサイトフィッシングで釣れるようになるには、あと1週間ぐらいかかるんじゃないかとのことでした。


上の右の写真はトボトスロープの掲示板です。写真をクリックしていただくと
640×480Pixcelの大きな写真(約35KB)が表示されます

 ということは、ちょうどゴールデンウィークが始まる今週末頃から、そういう釣りが本格化することになります。例年のパターンから推測すると、連休が始まるか始まらないかという頃に大きなバスがバタバタと釣れて、連休が始まって大勢のアングラーが詰めかけて釣り場がぐちゃぐちゃになると釣れなくなって、またアングラーが少なくなると釣れるということになるんじゃないでしょうか。今年の連休でレンタルボートや宿の予約がすでに一杯になってるのは、4月26、27日と5月3、4日です。そのことから考えて、4月30日から5月2日の間にアングラーが少ない日がポカッとできるかもしれません。その日が休みの方は、ビッグチャンスになるかもしれませんよ。

 大きなバス以外にも、トップウオーターで30cmクラスから40cm台までがよく釣れたとか、ノーシンカーリグで40cm台まじりに2人で15尾前後釣ったとか、1人で50cm前後を何尾も釣ったという情報があります。その一方で、30cmクラスを1〜3尾しか釣れないというアングラーもかなりいて結果が分かれてます。さすがにノーフィッシュというアングラーは減って、全体の数分の1になりました。つまり、スポーニングが近くなってバスは釣れるようになってるけど、誰にでも簡単に釣れるわけではないということですね。

 池原ダムの水位は1〜2mの上下動はあるんですけど、ここ1カ月ほどは大きくかわってません。今が底で、これから先は増水傾向にかわるんじゃないでしょうか。その増水がいつやって来るかによって、大きなバスが集中的に釣れるタイミングが左右されると思います。現在の釣れ方から考えて、それが連休明けしばらくの間にやってくる確率がかなり高いようです。つまり、5月になってまとまった雨が降った後が要注意ということですね。

 七色ダムは水質がさらにクリアになりました。現在は池原ダムの本流のボディウオーターよりも、七色ダムのボディウオーターの方がクリアなぐらいです。水位は満水からわずかに下がってるぐらいで、ちょうど釣り状態ところです。この週末は池原ダムと同じで、持ち込みともにたくさんのボートが走り回ってました。まだそれでも、本当に満員というほどではなくて、釣りをするスペースはいくらでもあります。これは池原ダムもかわりませんでした。本当に大入り満員になるのは26日からでしょうね。

 ということで、ゴールデンウィークは池原ダムも七色ダムもサイトフィッシング一色になるかもしれません。連休中に釣りの行く予定の方は、覚悟しといた方がいいかもしれませんよ。

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