Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

03/03/02

リリース禁止まで1カ月の
琵琶湖にバスアングラー戻る

 4月1日からのリリース禁止まであと1カ月というところで、琵琶湖のバスフィッシングがにわかに春めいてきました。大きいのもポロポロ上がってます。上の写真は2月28日に野洲郡中主町のイシヅカマリンからバスボートで釣りに出た西山隆規さんがキャッチした55cm、2798g。場所は膳所沖で、ルアーはサスペンドミノーだったそうです。

 3月2日のJBトーナメントでも大きいのが釣れてるみたいですね。バスをキャッチした選手の割合も約15%までアップしてます。1日の雨で水位がグッと上昇したし、水温も上がってきてますから、いよいよバスがスポーニングに向かい始めてるのかもしれませんね。プラクティス中に40cmクラスをキャッチしたという話を数人のアングラーから聞きました。釣れないと言うアングラーもまだまだ多いんですけど、少なくとも厳冬期のめちゃ難しい状況から脱してるのは間違いないようです。

 3月に入ってバスアングラーも多くなりました。さすがに土砂降りの雨だった1日の土曜日はトーナメント以外の一般のアングラーは少なかったんですけど、2日の日曜日は岸釣りもボート釣りも目立って多くなってます。近江舞子は石積み突堤に数人、舟だまりにも10人ぐらいのバスアングラーがいました。2月のアングラーが少なかったときは、誰もいなかったり1人とか2人、多くても5人までだったのにくらべると、はっきりと増えてます。

 バスの釣れ具合は、石積み突堤はあいかわらずダメとのことでした。舟だまりはマメの活性が一時よりもアップしてるようです。舟だまりの奥の隅に20cm弱ぐらいまでのが浮いてるのがたくさん見えてて、ちっちゃいワームを使ってるアングラーは見てる前で何尾も釣ってました。ドンドン落ちから流れ込む水量が増えて、水温も上がってるので、それがいい方へ作用してるみたいです。ただし、ましなサイズが釣れたという話は聞きませんでした。

 レンタルボートのお客さんも急に増えてます。志賀町小野のレンタルボート店ひさの屋は10隻ほどのボートが出てました。2月中は本当にお客さんが少なくて、こんなに来たのはひさしぶりだそうです。釣果は1尾釣れたとか、ぜんぜん釣れないとかで、お天気がよ過ぎたからなのかどうか、思いのほか難しかったみたいですね。しばらく前には40cmオーバーを1人で5尾釣ったとか、50cm前後を何尾も釣ったアングラーがいたそうなんですけど、いつもそうはうまくいかないようです。

 だけど、フィッシングショーが終わって、3月に入って、休日がいい天気になったら、釣れてるかどうかよりも、とにかく釣り場へ行きたくなるんですよね。この春の琵琶湖は、早いタイミングで大きなバスが大挙して浅い所へ押し寄せて来そうですから、ギャンブルのつもりで早めに動くのは正解だと思いますよ。

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