Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

03/01/28

加藤誠司プロの高笑いには
二つの理由がある

 ジャッカルの加藤誠司プロがいつになく晴れ晴れとした表情をしてるのには二つの理由があります。一つは、皆さんもお察しの通りです。加藤プロが審議委員をしてる滋賀県琵琶湖レジャー利用適正化審議会の第2回の会合が1月24日に開催されたんですけど、風向きがずいぶんかわってきてるようです。加藤プロに言わせれば、やっと努力の成果が出てきたってところでしょうか。

 もう一つの理由は、審議会が終わったその日の夜に加藤プロはニュージーランドへ出発しました。そして釣ってきたんですよね、22kgのヒラマサを……。その魚を氷詰めにして持って帰ってきたもんだから、28日のジャッカル琵琶湖研究所は大騒ぎになってました。こんな大きなヒラマサはめったに見られるものではありませんから、大きな写真(480×640pixcel、約46KB)もごらんいただきましょう。

 24日夜にニュージーランドへ出発した加藤プロは、25〜27日の3日間釣りをして、すぐに帰りの便に乗って28日に帰国する一杯一杯の日程だったんですけど、現地の天候が悪く27日だけしか釣りができなかったんだそうです。それでも釣ってくるのはさすがですね。こんな大きなヒラマサを見せられると、若狭や丹後半島沖で釣ってるヒラマサがツバスかモジャコに見えてしまいます。

 小野プロも九州へバスフィッシングの雑誌取材に行ってます。CS釣りビジョンの新番組が始まったし、サンテレビの方もあるし、雑誌取材はあいかわらず途切れることがないし、加藤プロも小野プロも会社に腰を落ち着ける暇なく出ずっぱりです。おまけにフィッシングショーが近付いてるから、スタッフの人も大忙しで走り回ってます。

 フィッシングショーで発表される新製品については、今回は異例とも言えるほど準備万端で、すでにジャッカルスタイルで一足お先に発表されてます。いつもの締め切りぎりぎりのバタバタぶりはどこへ行っちゃったんでしょうねえ。なんか寂しい気がしないでもないんですけど、順調なのはいいことです。まあ、新製品だけでもものすごい数ですから、それでもけっこうバタバタしてることにかわりはないんですけど……。

 年末に発売されたマスク90は、いまだになかなか手に入らない状態なんですけど、出荷は順調に続いているので、2月頃には事態はかなり改善されて、そこそこ手に入れることができるようになるだろうとのことです。従来のハードプラグほど思い通りに出荷できなかったことで、初期の需要にまったく追い付かなかったんですね。それが、ある程度コントロールできる見通しが立ってきたようです。

 次なるモデルであるマスク100の開発は順調に進んでます。今のところの見通しでは、フィッシングショーで皆さんに見ていただいて、その後間もなく発売ということになりそうです。ただし、前回のマスク90のときもそうだったんですけど、予定日直前の発売延期なんてことがないとは言えませんが……。

 マスクシリーズはその後もいろんなモデルが発売される予定で、シャローランニングモデルやリップレスモデルなどの開発が進められています。それにハードプラグも加わって、とにかくいろんなプロトモデルの開発が同時進行で抜きつ抜かれつの状態なので、どれが早く発売されるかとかはちょっとわかりません。スタッフの人に「マスク100の次は?」「硬いのはどうなってるの?」と聞いても、「うーん。こっちが知りたいですね」という返事でした。

 ジャッカル琵琶湖研究所内1階ショールームの大水槽にニジマスがいるのは皆さんもご存じだと思うんですけど、よくなれてますねえ。水槽に人が近付くと、「ごはんちょうだい」と集まってきます。バスと違ってニジマスはエサをあげられるから楽しいんですよね。ペレットのエサをあげると、次々と水面に身を躍り出してうれしそうに食べます。ニジマスがエサを食べてるのを下の方で見てたバス君が、たまらず水面にドッカーンと飛び出してエサを横取りします。

 そんなことして遊んでたら、夕方近くなって雑誌の取材スタッフがジャッカル琵琶湖研究所へやって来ました。ニュージーランドから持って帰ってきたヒラマサをどうするかで、あちこちへ電話かけまくってた加藤プロは、仕事を再開する間もなく次の取材先へ連行されて行きました。

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