Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

02/12/27

琵琶湖周辺に積雪
年末年始の釣りに影響必至か!?

 12月25日からの寒波で滋賀県琵琶湖周辺は雪になりました。25日夜から26日にかけては、そんなにひどい雪ではなかったんですけど、27日未明からお昼頃までは大粒の雪が止み間なく降り続いて、湖北から湖南までどこもかしこも真っ白です。

 急な雪で道路が各所で凍結し、あちこちでひどい渋滞が発生しました。琵琶湖大橋が凍結し午前10時頃までノロノロ運転が続いたため、国道161号と477号は琵琶湖大橋の交差点から何kmも渋滞してしまいました。米プラザから大橋へ向かう車で渋滞で入れず、米プラザをぐるっと回って大橋をくぐる所まで数珠繋ぎになってたほどです。

 B.B.C.服部はバスの岸釣りの様子を見に午前8時頃から国道161号を北へ向かったんですけど、ノロノロ運転は北小松付近まで続いてました。トラックが坂でスリップして動けなくなってたり、乗用車が道路脇の溝に落ち込んでたり、あちこちでトラブルが発生してます。知内漁港に着くまでに7台が事故を起こしてました。うちわけは追突が2件で4台、溝に落ちてたのが2台、電柱にぶつかったか何かの自滅が1台です。

 さすがに年末休みの直前にこんなひどい天気になると、アングラーは少ないですね。知内漁港と浜分漁港に2、3人ずつ。大溝の水上警察周辺は0人。近江舞子の石積み突堤は2人だけ釣りをしてたのが見てる前で引き上げてしまって、一瞬0人になってました。舟だまりもヘラブナ釣り師は何人かいたんですけど、バスアングラーはいません。

 バスは知内と浜分で小さいのが釣れてました。知内は下野正希プロらがテレビの取材をしてて、後で聞いた話では、そこそこのサイズも釣れたそうです。浜分は見てる前で15cmあるかないかの小さいのが釣れてました。大きいのが釣れる確率は高くないけど、小さいのはたくさんいるようです。知内で釣ってたアングラーは、雪の中を滑りながら走ってきて、午前4時に着いたんだそうです。「今日は空いてるぞと思いながら、がんばって走って来たら、その通りやった」と言ってました。

 大溝と近江舞子はアングラーがいないので様子がわからないんですけど、近江舞子で数日前に釣りをしたアングラーからの情報によると、あいかわらず舟だまりの中で25cmぐらいまでの小型が数釣れたとのことです。それと、近江舞子で会ったアングラーの話では、湖東の彦根などでも25cmクラスまでなら数釣れるそうです。そのアングラーは、「近江舞子なら大きいのが釣れるかと思って来てみた」と言ってました。

 年末年始のお休みを前にした琵琶湖の岸釣りは、けっこういい感じで釣れるようになったところなんですけど、そこへまとまった雪が降ったわけですから、これがどう影響するかが問題です。琵琶湖の水位は、かなりのハイペースで上昇が続いてます。つまり、川から流れ込んだり湖岸近くに湧き出してる水が多いということです。そこへ1日や2日降った雪が解けて流れ込んでも、意外と大した影響はないかもしれないし、やっぱり影響はあるかもしれません。そのあたりをどう見極めるかが、年末年始の琵琶湖の岸釣りの勝負所になるかもしれませんね。

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