Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

02/12/20

下野正希プロ
初めてのジギング

 たくさんのタックルを並べて、うれしそうに釣りの準備をしてるのは下野正希プロです。「なんかいつものタックルと違うぞ!!」と思ったあなたはスルドイ。そうです。急にジギングに行くことになって、その準備をしてるんです。

 磯釣りの取材から帰ってきた下野プロは、琵琶湖でフィッシングガイドの予定が入ってたんですけど、それが急にキャンセルになりました。ドタキャンって言うやつです。「これで原稿が締切までに届くぞ。やれやれ」と思った出版社のスタッフの皆さんは、まだまだ甘い。その急にできた貴重なオフの日に、たまたま杉戸繁伸プロとB.B.C.服部が京都府養老へジギングに行く予定になってるのを知って、「一緒に行く」って言いだしました。「これも仕事の勉強のためや」って小さな声で言ってたのは、誰に向かってだかよくわかりません。

 それで上の写真です。下野プロはジギングがまったく初めてなんですけど、なぜかタックルはいっぱい持っていて、冬の丹後半島沖で使えるタックルだけでも5セットもありました。「どれにしようかな。えーい、5セットとも全部持って行け」って感じです。家に置いていくことにしたタックルはその倍以上ありましたから、全部合わせると15セット以上あります。ジギングをやったことなかった下野プロが、なんでこんなにたくさん持ってるのかは謎です。

 12月19日の丹後半島沖はハマチがわいてました。ハマチだけ狙うんだったら、ずっと入れ食いです。ポイントをかえてヒラマサとメジロを狙いに行ってるときにもハマチが釣れるし、場所によってはハマチが入れ食いになってしまって、ポイントをかえないといけないぐらいです。14日に行ったときは、ハマチが何回か入れ食いになってもそんなに長く続きませんでしたから、状況が一変した感じですね。

 下野プロも思い切り釣ってました。ハマチにあきたらボトムでメタルジグを動かして、ラバージグでバスを釣るみたいにして大きなガシラ(カサゴ)を釣ってました。ハマチがあんまりたくさん釣れるもんですから、午後になった頃から「腕が痛い」と言いながら、それでも釣りは最後までやめません。5セット持って行ったタックル全部で魚を釣ったそうです。

 丹後半島沖のジギングの状況ですが、ハマチが数釣れるようになったかわりに、ヒラマサは少なくなってます。その前からメジロも少なくなってたので、ほとんどハマチの数釣り一色になりかけてる感じです。これからまたヒラマサが帰ってくるか、メジロも釣れるようになるかは微妙なところなんですけど、季節的には水温も下がってきてますから、ハマチの数釣りにときおりメジロがまじるかどうかという状況に向かう確率が高いんじゃないでしょうか。

 杉戸プロとB.B.C.服部は年末年始にもジギングの予約をしてるんですけど、19日に乗ったハピネスIIの船長に聞いたら、「お正月は出られることが少ないね」とのことでした。そろそろ年末年始の予約がいっぱいになってるルアー船も多いようですし、なんとかいい天気になって出てくれないもんですかね。

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