Presented by B.B.C./Biwako Bass Communications

02/11/10

11月上旬に雪景色
パターン激変の琵琶湖

 滋賀県琵琶湖は周囲の山に雪が積もって、もう見るからにさぶーって感じです。湖東の伊吹山は10月末に雪が積もったんですね。これって、例年より1カ月以上早いんだそうです。11月に入って湖北の賤ヶ岳や湖西の比良山にも雪が積もりました。景色は完全に真冬みたいです。それでもバスアングラーは釣りに来てます。連休やトーナメントが開催されてるときみたいに多くはないんですけど、10日の日曜日は寒くて風が強かったにもかかわらず岸釣りもそこそこ来てたし、ボートもけっこう出てました。本当にバスフィッシングが好きなアングラーが来てるんでしょうね。

 バスフィッシングのパターンは完全にかわりました。11月2日頃までは北湖のシャローエリアで30cmぐらいまでのがミノーやクランクベイトなどで数釣れてたのが、猛烈寒波の強風と冷え込みの影響で一気にスローになってしまいました。今はやや深い場所でソフトベイトのライトリグがメインです。

 ボートが集まってるのは南湖西岸の堅田から名鉄にかけてのエリアで、水深3〜4mラインが中心です。水温が一気に下がったためにバスが深い側へ動いたのが、そのあたりで止まって密度高く集まってるようです。魚は多いんですけど釣り方が難しくて、ウィードエリアの釣りなんですけどピンスポットを釣るつもりでていねいに狙わないと、アバウトな釣りではまったくバスの反応がありません。それぐらい難しい釣りなんですけど、魚はいるから、釣るアングラーと釣れないアングラーの差がとてもきつくなってます。

 近江舞子は有料駐車場の営業が終わったみたいです。浜側の駐車場の入り口も開放されてます。その意味ではオフなんでしょうけど、バスの岸釣りはこれからがシーズンで、アングラーは大勢来てます。バスが岸近くに集まりだしたっていう情報が、やっと伝わったのかも知れませんね。10日は1週間前の連休中よりも多いぐらいのアングラーでにぎわってました。

 バスの釣れ方は、ちょっとスローなようです。石積み突堤の先端付近の足元には20〜25cmぐらいのバスがいっぱい見えてるんですけど、釣れ方はポロポロです。舟だまりの中でエサ釣りをしていたアングラーに聞いたら、「今日はエビのエサでも釣れません」とのことでした。水温が急に下がった影響でしょうか。バスの数は多くなってるみたいですから、これからの天候次第でよくなってくるのかもしれません。と言うか、例年ならまだまだこれからよくなっていく時期ですから、一時的な天候の変化にだまされないように気を付けた方がいいのかもしれませんね。

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